【84】誘惑だらけのパーティー

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俺が部屋を取って会場に戻ってくると
入口付近ですぐに♡を見つけた。

でも…


誰かと話してて、俺に気付いてない。

つーか誰だ??



福)あの…
♡)はい。
福)すみません、急に呼び止めて…
♡)いえ…
福)あの、どうしても気になって…
♡)??
福)ちゃんと聞いておけば
  良かったなって思って
  探してたんです。
♡)私ですか??
福)はい。
♡)……
福)あの…登坂さんとは
  お友達なんですか?
♡)え!!…えっと……
福)……
♡)あの…えっと、違います…
福)…彼女さんですか?
♡)えっと…
福)ごめんなさい、
  答えにくいですよねw
  …わかりました。
♡)……
福)そうですよね…
♡)あの…
福)ちゃんと聞けて良かったですw
  ありがとうございました!!
♡)は、はい!!
福)それじゃあ…、失礼します。
♡)はい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)おい。
♡)きゃあ!!!!
臣)そんなびっくりする?w
♡)急に肩たたかれたから
  びっくりした!!!
臣)……
♡)……
臣)今の会話、何?
♡)え??
  臣くん、ずっといた??
臣)いた。
  お前全然気付かねぇんだもん。
♡)ごめん。


話してたから気付かなかった。


臣)で?
♡)え?
臣)いつの間に福士くんと
  知り合いになってたわけ?w
♡)あ、さっきね、
  迷子になってる時に
  少しだけ話したの。
臣)ふーん。
♡)……
臣)なんでお前はすぐ
  付き合ってるって言わねーの?
♡)え!!!
  言ってよかったの??
臣)はい?
♡)言いたかったけど…
  そんな簡単に言っちゃ
  いけないのかなと思って…
臣)なんでだよ!w
  連れてきてる時点でわかんだろ!
  普通に言えよw
♡)だって…
  福士くんはお姉さんと来てたし
  みんな奥さんとか彼女ってわけじゃ
  ないのかなって思って…
臣)そんなん気にしなくていいから
  普通に言え!
♡)はい…


臣くんはそう言うと
また私の頭をポンポンしてくれた。


そっか…
付き合ってるって、言っていいんだ…

なんか嬉しい…///


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)あ、なんかデザート出てんぞ。
♡)うそ!!
臣)取って来れば?
♡)うん!!♡♡
臣)ここにいるから迷子になんなよ?
♡)わかった!!


そう言うと♡は
嬉しそうにデザートのところに
走って行った。


C)登坂さんいたぁ~~♡
臣)え?
C)もう、探しましたよぉぉ♡♡


げ!!
さっきのおっぱい!!


C)えいっ♡♡
  

いやいや、えい!じゃねぇって!!
また腕に抱きついてきたし!!


臣)ちょ、離して!
C)なんでですかぁ~!
  いいじゃないですかぁ~♡♡
臣)いや、よくない!マジで!


♡、拗ねてたし…
こんなとこ見られたら
絶対アウトだろ!!


臣)ほんとに離して!!
C)や~ん!♡


♡)臣くん??


臣)あ。


終わった。


臣)お帰り…
♡)……
C)誰ですかぁ?♡


とか言って
俺の腕に胸を押し当てんな!!
やーめーろーーー!!!


臣)離せって!!!


俺はCの手を思いきり振りほどいた。


C)やだっ、ひどーい!
♡)臣くん、誰?
臣)えーと…


ヤバい…
♡の声が怖い…


C)Cっていいます♡♡
  あなたは…?
♡)……
臣)俺の彼女!!!!
C)えっ!!!!


だからとっとと消えてくれ。


C)こんな綺麗な彼女さん
  いたんですかぁ??
臣)そ!
C)ショックです~~~泣


え、泣いた??
嘘泣き??
え?え??


グイッ


臣)おわぁっ!!
C (じゃあ今度♡
  彼女さんに内緒で遊んでくださいね♡♡)


Cは俺の腕を思いきり引っ張って
俺の耳元でそう呟くと

ウインクしていなくなった。


ふざけんなマジでーーーー


臣)…っ


恐る恐る隣を見ると…
♡は無表情。

こえぇ!!!


臣)えーと…
♡)……
臣)あの…
♡)……


ヤバい…怒ってる??


臣)……
♡)臣くん…
臣)は、はい!!
♡)おっぱい見てたでしょ。
臣)え!!!
♡)見てたでしょ!!
臣)見てません!!
♡)嘘だっ!!
臣)見てねぇ!!
♡)嘘つき!!
臣)いや、だって…見たっつーか
  出てんだもん!!目に入んだろ!!
♡)何それ!!
  開き直ってるー!!最低!!!
臣)最低って…
♡)信じらんない!!ばかぁ!!
臣)いや、違うんだって!ごめん!
♡)きらい!
臣)いや、ほんと
  そんなんじゃねぇんだって!!
♡)知らない!
臣)おっぱいなんか興味ありません。
♡)そんなわけないでしょ!
臣)えーと…
  お前以外、興味ありません。
♡)……
臣)ほんとに。
♡)……
臣)ほんとに!!!!
♡)……
臣)お前じゃなきゃ無理。
♡)……
臣)俺が抱きたいのは
  お前だけだっつーの!!
♡)……//


♡が少し俯いて、口を尖らせた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


♡)でも見てたもん…
臣)え?
♡)おっぱい。
臣)……
♡)……
臣)ごめんなさい。
♡)……
臣)本当にごめんなさい。
♡)……
臣)もう見ません。
♡)あれ以上に露出してても?
臣)え!!あれ以上?!!!
♡)……
臣)見ません!!
♡)……
臣)絶対!!!!
♡)……


はぁ…
そんなこと言ったって…

あんな露出してる子いたら
私でも見ちゃうのに

男だったら絶対見ちゃうもん。


絶対見ないとか…
そんなの嘘だってわかってるけど


でも…
なんか一生懸命な顔して謝ってる。


あ~~~~~
もうほんとにやだよぉ泣
おっぱいのばかー!!!


♡)……


臣くんがJさんに
「触んな」って言ったみたいに…

私も…
「臣くんに触らないで!!!」
って言いたい…


ほんとに触らないでよぉ!!!
もう~~~~
やだーーー!!!泣


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)……♡?


百面相してる♡の顔をのぞくと

それに気付いた♡は
じっと俺を見上げた。


臣)まだ怒ってる…?
♡)もういいよ。


そう言うと♡は拗ねた顔をして
俺のジャケットの裾を掴んできた。


臣)……//


なんだこれ…
可愛いな…


三)登坂くん、お疲れさま。
臣)え?


振り向くと三木監督がいた。


臣)わ!!お久しぶりです!!
三)久しぶりだね~w
臣)すみません!!
  ご挨拶遅くなって。
三)いや、全然いいよそんなのw
臣)あ、監督。
♡)え!!
三)どうも初めまして。
♡)は、は、初めまして!!
  あ、あ、あの!!
三)はい?
♡)ホットロード、大好きです!!
三)あははw
  ありがとうございます。
  って僕が言うのもおかしいけどw
♡)陽だまりの彼女も
  僕等がいたも
  キュンキュンでした!!
三)わぁ!観てくれてるんですか?
♡)はいっ♡♡
  もうキュンキュンしすぎて
  死んじゃうかと思いました!!
三)あっはははw
臣)お前めっちゃ泣いてたもんなw
♡)だって感動したもん~~//
三)いや~ありがたいねw
  え~と、登坂くんの彼女??
臣)はい、そうです。
三)そっかぁ!!
  いや~実は…
  ずっと見てたんだよね、彼女w
臣)え??


ずっと??


三)最初会場に入ってきた時、
  一瞬で空気変えたでしょ。
臣)……
三)最初、すごいカッコイイ子が
  入ってきたなぁと思って
  びっくりしてたんだけど…
  なんかそれだけじゃない気がして
  気になって見てたら…
♡)……
三)笑うとすごい可愛いし
  どんな表情も魅力的で…
臣)……
三)なんていうか
  何色にも染まれるような
  透明感があるなって。
  あ、見た目じゃなくて
  雰囲気がね。


三木監督がすごく嬉しそうに
♡を見てる。


三)こーゆー子…
  撮ってみたいなぁって
  すごい思って…
  実はずっと見てましたw
  ごめんね?
♡)いえ…!!!
三)こんな子あんまり
  見たことないからさー
臣)監督…色んな女優さんとか
  アーティストさんとか
  撮ってきてるのに…、ですか?
三)うーん…もちろんみなさん
  魅力的なんだけどね?
  なんか違うものを感じるんだよな~
♡)アーティストさん??
臣)あ、うん。
  監督、MVとかもたくさん撮ってるから。
♡)そうなんですか?
  あ、ごめんなさい!!
  知らなくて…
三)いえいえw
  良かったら今度見てみてください。
♡)はい!ぜひ!!

女)三木さーん!!

三)はい!
女)ちょっとこっち、いいですかー?
三)はい!今行きます!
  あ、ごめんね。
  じゃあ失礼します。
  登坂くん、ありがとね。
臣)あ、いえ!!
  ありがとうございました。
三)えっと…じゃあ、いつかどこかでw
♡)え!!


三木監督は
♡とガッシリ握手をした。


三)それじゃ。


そう言って小走りで
違うテーブルに向かった。


♡)すごく優しそうな監督さんだね♡
臣)うん…
♡)臣くんが
  すごく良い人って言ってたから
  どんな人だろうって思ってたけど
  挨拶出来て良かった♡♡
臣)うん。


つーか…
そんなに♡のこと見てたんだ…
監督が…

なんかすげーなこいつ…


臣)あ、危ねぇ!
  後ろぶつかる。


♡が後ろの人にぶつかりそうになって
俺が背中を支えると
男の人が振り返った。


阿)あれ?さっきの。
♡)あ!!!
  あの…っ、すみませんでした!
阿)いえいえw
♡)本当にありがとうございました!!
阿)どうも~


え!!!
阿部さんじゃん!!!
え!!!

阿部さんは♡に会釈すると
そのままいなくなった。


臣)え?さっきって??
♡)あ、あのね…
  ちょっと迷惑かけちゃって…
臣)え??
♡)お酒拭いてくれたの。
臣)はい??


岡)あ、いた!!
  すみません。
♡)え?
岡)あの…
♡)わ!!
  岡田くん!さん!!!
岡)いや、どっちでもいいですってww
  あはははww
♡)あ…ごめんなさい//


え?え?え?
岡田さん???

どーゆーこっちゃ!!


岡)あの、これ…


岡田さんは♡の手を取って
手のひらにメモを乗せると

そのまま握らせて
手を離した。


え!!!?


♡)あの???
岡)あ、さっき…話、途中っていうか…
  何か言いかけてたから
  ずっと気になってて。
♡)え?
岡)え?
♡)…あ!!!
岡)……
♡)あの…!!
  すみません…//
  岡田さんのサインが欲しくて//
岡)え??
♡)私の親友が岡田さんの
  大ファンなんです//
岡)あ!!!
  そーゆーことですか!!
♡)はい…//
岡)えーと…


岡田さんは戸惑った様子で
♡から視線を外すと

隣にいた俺に気が付いた。


岡)あ、登坂くん。
  お疲れさまです。
臣)お疲れさまです。
♡)あの…
  書いてもらえますか?


♡はポーチから
小さい色紙とサインペンを出した。


臣)お前はなんでそんなもん
  持ってんだよ!w
♡)だって…//
  Kちゃんが仕事抜け出して
  買ってきたんだもん~~
臣)あいつ…w
岡)えーと…
♡)あ、ごめんなさい…
  やっぱり失礼ですか?
岡)あ、いや、全然いいんだけど…
♡)??
岡)登坂くんと来てたんですか?
♡)え?私ですか?
岡)はい。
♡)はい、そうです。
岡)えっと…彼女さん?
♡)はい♡♡


♡はさっきと違って
今度は嬉しそうに笑って答えた。


岡)そうだったんですか!!
  すみません!!


岡田さんは♡の手を取って
さっき渡したメモを取り返して
色紙とペンを受け取った。


♡)??
岡)サイン書きますね。
  名前はKさん?でいいですか?
♡)はいっ!!!
  わぁ♡♡♡
  ありがとうございます!!!


岡田さんはKの名前を入れて
サインを書いてくれて…

♡はめっちゃ喜んでる。


でも俺は…

そのメモが気になってるんですけど!!
それ絶対番号書いてあったっしょ!!


岡)はい、どうぞ。
♡)本当にありがとうございます♡♡
岡)それじゃ。
♡)はい♡♡


岡田さんはスマートに去っていった。


♡)わぁわぁ♡
  Kちゃん絶対喜ぶよぉ♡♡
臣)……
♡)岡田くん本当に良い人だね♡♡
臣)うん…、てゆーか…
  いつの間に知り合いに…
♡)あ!そっか!
  あのね?さっき助けてくれたの。
臣)はい???
♡)なんか変なおじさんが
  しつこくて困ってたら
  岡田くんが助けてくれたの。
臣)え!!!!
♡)本当に優しいなー♡


えーと…えーと…
え?????


なんか俺の知らない間に
色んな事が起きすぎてて…

俺…、おっぱいなんかに
誘惑されてる場合じゃなかった!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)もう離れんな。


臣くんが私の腰に手を回してきて
心配そうにそう言った。


♡)???
臣)隣にいろ。
♡)うん…


どうしたんだろ??


でも…

腰に回された手が
「俺の」って言われてるみたいで

なんだか少し嬉しかった///


もう変な女の子が
寄ってきませんように。


♡)なんか…のど渇いちゃった…
臣)え?
♡)ウーロン茶もらってくる…
臣)俺も行く!
♡)え?飲みたい?
臣)え、そうじゃなくて…
♡)すぐ戻ってくるから待ってて♡


私は臣くんから一旦離れて
バーカウンターに向かった。


♡)すみません。
  ウーロン茶いただけますか?
男)はい、かしこまりました。
  すみません、少々お時間
  いただいてもよろしいでしょうか?
♡)はい??


なんだろ…
ウーロン茶、切らしてるのかな?


伊)あっれ~
  キレイな子がいるー♡
♡)え?


振り向くと見たことある人がいた。


誰だっけ…
えっと…えっと…

海猿の人!!!

でも…
名前…忘れちゃった。


伊)お茶飲みたいなら、これどうぞ?
♡)え?
伊)ウーロン茶じゃないけど
  美味しいフレーバーティー♪
♡)え、いいんですか?
伊)うん。
♡)ありがとうございます。


喉が渇いてたから
もらったお茶を一気に飲み干した。


♡)わ、甘くて美味しい…
伊)でしょ?
  いい飲みっぷりだねw
  すいませーん、同じのもう一つ。
♡)え!!あ…すみません。
伊)これね、俺のオススメなの。
♡)そうなんですか…
伊)あ、きた。
  はい、どうぞ♡
♡)どうも…
  なんのフルーツだろ…
  なんかすごくいい匂いしますね。
伊)そうそう。
  ちょっとあっちで飲もうよ。
♡)え!!


私は男の人に手を引かれて
テーブルまで連れていかれた。


♡)あの、離してください!
伊)あ、ごめんごめんw
♡)あの、私、失礼します。
伊)ちょーっと待ってよw
♡)え…っ


また捕まった。


伊)少しくらい一緒に飲もうよ。
♡)あの…
伊)ドレスすっごくキレイだね。
  似合ってる…


そう言って
上から下まで見られて…


なんか…怖い…


伊)ほんとキレイ…
♡)……
伊)抱きたくなる。
♡)え!!??
伊)……


え!え!!
なんか…じっと見てくる!!
やだー!!!


「抱きたくなる」って…

臣くんに言われたら
あんなにドキドキしたのに

違う人に言われたら
こんな怖いなんて…


伊)ねぇ、部屋行かない?


や、やだ!!


男の人が
私に手を伸ばしてきた瞬間、

誰かが間に入ってくれた。


優)ちょっとにーさん
  飲み過ぎですよ~~~
伊)え??
  なんだ優子じゃん。
優)もう~~


あ!!
大島優子ちゃんだ!!


伊)いいじゃんたまには。
優)それにしても飲み過ぎです~


私が戸惑ってると
優子ちゃんが目で合図してくれた。


優(もう行っていいですよ!)
♡(でも…)
優(早く!)


私が困ってると
海猿の人は持ってたお酒を一気飲みして
優子ちゃんに絡み始めた。


伊)だったらお前も一緒に飲もーよ♡
優)ちょっと…!!


優子ちゃんが
抱き寄せられそうになった瞬間、

誰かが男の人の手を掴んで
間に入った。


臣)大丈夫?
優)あ、はいっ


臣くん!!!


伊)あっれ~~
  登坂くんじゃーん♡
臣)お疲れさまです。
伊)なーにすんだよ~~
臣)すみません。
伊)あ、ATSUSHI、元気~?
臣)え?
伊)最近会ってねぇな~~
  元気にしてる?
臣)はい。元気です。
伊)そっか~~


臣くんは話しながら
優子ちゃんの背中を軽く押した。


臣(行って。)
優(はい、すみません。)


私たちはとりあえずテーブルから離れた。


♡)あの…
  ありがとうございました。
  ごめんなさい。
優)いえ!私こそ…
  結局助けられちゃった…
♡)……
優)登坂さん…大丈夫かな…


優子ちゃんは
心配そうにさっきのテーブルに
目をやった。


♡)臣くん…
優)え?
♡)……
優)ちょ、大丈夫ですか?
♡)……
優)わ!わ!!


いきなり頭がフラフラして
立っていられなくなって…


優)とりあえず座りましょ。


優子ちゃんが
椅子があるところまで
連れていってくれた。


♡)ごめんなさい…
優)いえ…
♡)なんだろ…急に…


すごい…目眩がする…


優)このお酒じゃないですか?
♡)え?
  あ、違います。
  これは…フレーバーティーだって…
優)ちょっといいですか?


優子ちゃんは私が持ってたお茶を
一口飲んだ。


優)やっぱり。
  これアレだ!!
♡)え?
優)すっごく飲みやすくて
  味も…そう、
  フレーバーティーみたいなんですけど…
  実はすっごい強いお酒なんです。
♡)え!!!!!


うそ…っ


優)前…、私も飲んじゃったことある。
♡)え…っ
優)気をつけないとダメですよ。
♡)そうだったんだ…


頭が…どんどんクラクラして…
優子ちゃんが…ぼやけてきた…


臣)おい!どうした!


あ…、臣くんの…声…


優)あ、登坂さん!すみません!!
  さっきはありがとうございました。
臣)あ、全然です。
  かばってくれて
  ありがとうございました。
優)え?
臣)間に入ってくれたでしょ?
  こいつの。
優)ああ!
臣)お前どうした?具合わりーの?
♡)……


臣くんの…手が…
額に触れた。


優)なんかすごく強いお酒
  飲まされちゃったみたいで。
臣)え!!!
優)大丈夫かな…
臣)ちょっと水もらってくるから
  お前ここにいろよ?
♡)…うん…


そう言うと臣くんは
走っていなくなった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺が水を探してると
いきなり後ろから腕を掴まれた。


臣)え?
女)あの…
臣)あ、さっきの。


俺に気がありそうだった女!


臣)なんですか。
女)これ…


女はポケットに何か入れてきた。


女)いつでも連絡して下さい♡
臣)は?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


クラクラ…滲む視界の向こうで…

臣くんが…

また女の子と話してるのが
うっすら見える…


♡)…っ


また触られてる…


やだ…

触んないで……


優)大丈夫ですか?
  大丈夫ですか?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ポケットに手を入れると
番号が書かれた名刺みたいのが
入ってた。


女)それじゃ♡
臣)ちょ、待って。
女)え?
臣)連絡しないから。
女)えっ


俺は名刺を女につっかえして

急いで水をもらって
♡のところに戻った。


臣)え!!
優)なんか…寝ちゃいました…
臣)マジか…


♡はもう目を閉じてて…


優)大丈夫ですかね?
臣)うーん…
  って、すみません大島さん。
優)え?
臣)見ててもらって
  ありがとうございました!
  もう大丈夫です。
  ほんとすみません。
優)全然ですよw
  じゃあ…私行きますね?
臣)はい。
  本当にありがとうございました。
優)それじゃ。




ー続ー

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