俺はとりあえず隣に座って
♡の頭を膝に乗せた。
大丈夫かな…
強い酒って…
そんなもん女に飲ませんなよ!
ってか
どうにかする気だったのかな
こいつのこと…
マジ危ねぇんだけど…
これからも…
俺がいない時とかに
こんな目に遭われたら
俺、守ってやれねぇじゃん…
はぁ……
もう~~~~~~
♡)ん…っ
臣)あ。
♡)……
臣)起きた?
♡)臣くん…?//
♡がゆっくり目を開けた。
臣)大丈夫か?
♡)うん…//
臣)顔めっちゃ赤いな…
♡)クラクラ…する…//
臣)立てる?
もう部屋行くか。
♡)うん……//
立ち上がった♡はフラフラで…
俺は♡を支えながら
会場を出て、エレベーターに乗った。
♡)ん~~//
臣)どうした?
♡)あたま…フワフワする…//
エレベーターを降りても
♡はフラフラだったから
俺は♡を担いで
部屋まで連れて行った。
♡)わっわっ//
臣)大人しくしてろ。
ピッ。
ガチャッ。
部屋に入ると
俺は♡をベッドに座らせて
ジャケットを脱いで
ソファーにかけた。
臣)大丈夫か?
♡)だいじょーぶ…だよ…//
臣)……
こんな酔ってる♡、久々に見た。
俺はミネラルウォーターを2本取って
1本開けて♡に渡した。
臣)ん。
♡)ありがと…//
もう1本を開けて
一口飲むと
♡が俺の服の裾を引っ張ってきた。
臣)どうした?
♡)……//
臣)ん?
潤んだ目で…
俺のこと、見てる。
♡)キス…して…?//
臣)えっ!!
♡)……//
なんだよいきなり…//
チュッ…
額にキスすると
♡の手が力なく、また俺の服を掴んだ。
♡)や…ぁ…//
臣)……
♡)そこじゃ…ない…//
臣)……//
チュッ…
熱く火照った頬に
そっと触れながら
唇にキスをすると…
♡はまだ物足りなそうに
俺を見上げた。
♡)……//
臣)……//
その目、何だよ。
♡)もっと…
臣)…っ
♡)もっと…、して?//
臣)え?!//
♡)そんなんじゃなくて…//
臣)…っ
♡)…たりないよぉ//
臣)えーっと…
なんだこれは…///
♡)ねぇ…//
♡が俺の手を握った。
♡)…臣くんと…Hしたい///
臣)は!??///
い、今…なんて……
ボトッ…
臣)…っ!!
俺はびっくりして
持ってた水を下に落とした。
臣)やっべ。
慌てて拾って蓋をする。
♡)ねぇ…ダメ?//
臣)え?
まただ、この目。
臣)……//
ダメだ、しっかりしろ、俺。
臣)んな赤い顔して、何言ってんの。
冷静を装ってそう言うと
♡が俺の手を掴んで
自分の頬に当てた。
臣)…っ
柔らかくて…すべすべで…
熱く火照った、♡の頬。
長いまつ毛がゆっくり上がって
甘い上目遣いに、また捕まった。
♡)ダメ…?//
臣)…っ
いや…
最初はそのつもりだったけど…
臣)ダメっつーか…
♡)おねがい…//
臣)えっ
♡)……//
赤い頬に、潤んだ瞳。
臣)酔ってるしょ//
♡)酔ってないよ…//
臣)絶対忘れんだろ…
♡)忘れないから…//
臣)…っ
♡)ねぇ…お願い//
ヤ、ヤバい…
なんだこれ…///
甘く潤んだ目で俺を見上げる♡に…
掴まれた腕に…
ドクン、ドクン、、
身体が脈打つのを感じた…
臣)……っ
いや、ダメだろ…
こんな状態の時に…
でも…
こんな可愛く
お願いとか言われたら…
さっきから谷間見えてるし…
このドレス…
露出度高いから
なんか色んなとこ触りたくなるし…
ヤバい…///
うわ~~~~///
♡)おみくん…っ//
♡が俺の腕を引っ張ってきて
臣)おわっ!
体勢を崩した俺は
♡をベッドに押し倒した。
臣)わ、ごめん!//
♡)……//
慌てて起き上がろうとするけど…
臣)……//
♡)……//
♡の瞳が…
やっぱり俺を、誘惑してる。
臣)そんな顔で見んな//
♡)ねぇ…//
臣)…っ
♡が俺に…手を伸ばしてきて…
♡)もっとキス、して…?//
臣)////
ヤ、ヤバい…
もう…理性、吹き飛ぶ…
♡)んっ……ふぁ…///
キスから漏れ出た
甘い声に…
俺はもう、
理性と戦うことを諦めた。
♡)ふ…っ、ぁ…っ//
ああ、もうダメだ…
止まんねぇ…っ
♡)臣…くん…、あ…っ//
夢中で唇を重ねて…
臣)ああ…w
♡)は…ぁ…//
♡の頬に触れると
とろんとした瞳が、俺を見つめた。
臣)結局俺が脱がすんなら…
最初のドレスでも良かったなw
♡)んんっ…、あ…っ//
♡の白い肌が
少し赤く染まってる。
すげー綺麗…
♡)や…ぁ、ん…っ//
臣)お前…、身体熱いな?
♡)あ…っ// おみ…くんっ…
臣)ん?
♡)……っ///
俺の頬に
♡の熱い手のひらが
優しく触れた。
♡)なまえ…よんで?//
臣)え…?
♡)んっ、///
臣)♡?
♡)あっ…//
臣)♡……、
♡)もっと…
臣)……
俺が♡を抱きしめると
俺の耳元で…
♡の甘い吐息が
どんどん乱れていく…
♡)やぁ…っ// おみ…くん…//
臣)…ん、
♡)もっと…さわって…?//
臣)え…//
♡)いっぱい…
……さわって?///
臣)////
なんだろ…
酔ってるからなのか?
♡がいつもと違う…
激しく俺を求めてくる…
♡)あ…っ//
おみ…くんっ…//
乱れた髪が…
感じてる声が…
エロすぎて…
臣)は…ぁ…//
こんなん…
マジでヤベぇ…
♡)は…ぁ…っ//
涙目で…
俺のことが欲しくて
仕方ないって顔してる…
可愛すぎんだろ…
なんだよこれ…///
こんな目で見られたら…
もう他の事なんか考えらんねぇくらい
俺で満たしてやりたくなる…
臣)♡……
俺は…
♡が求めて来るまま
夢中で♡を抱いた。
ー続ー
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