(121)運命

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岩ちゃんたちと飲んで帰ってきて。
 
 
順番に風呂に入って、
寝る前のまったりタイム。
 
 
♡)今日楽しかったねーー♡
 
 
♡がソファーにもたれながら
ニッコリ笑った。
 
 
♡)ほんと健二郎くんって面白いよねー♡
臣)生粋の関西人やなw
♡)あははは♡
 
 
俺にくっつきながら、楽しそうに笑う♡。
 
 
♡)あーーーっ!!
臣)どうした!!
♡)大変!!
臣)なに!!
♡)岩ちゃんにおめでとうって言うの
  忘れちゃった!
臣)はい??
♡)EXILEになっておめでとうって!
臣)ああ!
♡)まだ一週間も経ってないのにー!
臣)……
♡)会ったら絶対言おうって決めてたのにー!
臣)そうなの?
♡)うん!
  だってほんとに感動したんだもん!!
臣)……
♡)LINEしてみようかな…
  もう寝ちゃったかな?
臣)いや、起きてんじゃない?
♡)よっし!!
 
 
♡はせっせと携帯とにらめっこ。
 
 
♡)よし!送ったー!♡
臣)ご苦労さんw
♡)あ!間違えた!!
臣)は??
♡)スタンプに夢中になっちゃって…
臣)え?
♡)「EXILE加入おめでとう」って
  入れたかったのに
  「EXILEおめでとう」に
  なっちゃった……
臣)ぶっw
♡)これじゃあなんのこっちゃだよね…
臣)だな、ぶくくくw
♡)あーん!もう〜〜!
臣)お前らしくていいんじゃないw
♡)え〜〜〜!
  あ、返事来た!!
臣)……
♡)えへへー♡
 
 
なんて来たのか、ちょっと気になる…。
 
 
♡)EXILEの新曲、楽しみだな〜〜♡
臣)……
♡)岩ちゃんたちは
  どのポジションで踊るんだろ。
臣)うん。
♡)ドキドキ♪
  楽しみだね〜〜!♡
臣)うん。
 
 
無邪気に笑う♡が
俺の膝にコロンと転がってきた。
 
 
♡)臣くんの膝枕〜〜♡
臣)かたいしょ?w
♡)え、そんなことないよー?
  えへへーー♡
 
 
フワフワの髪の毛を、そっとなでる。
 
 
臣)……
 
 
今日…
岩ちゃんの話を聞いて…
 
俺だって最初は、運命的だと思った。
 
 
そんな出逢いあるんだ、って…
岩ちゃん頑張れ、って…
そう思った。
 
 
まさかそれがこいつだなんて
思わなかったけど…。
 
 
でも…
もし出逢う順番が違ってたら…
出逢うタイミングが違ってたら…
 
俺と付き合ってなくて
今日同じように岩ちゃんと出逢ってたら…
 
こいつは岩ちゃんを好きになったんだろうか。
 
 
何も知らなかったら、
運命の出逢いだって
俺も岩ちゃんのことをただ素直に
応援したりしたんだろうか…。
 
 
臣)……
 
 
そんなこと考えても、仕方ないんだけど
 
もしもって考えると…
 
 
今こうしてこいつといられんのが
奇跡みたいに思えてくる…。
 
 
♡)どうしたのーー?
臣)んー?
♡)真面目な顔して…
臣)俺はいつだって真面目ですーw
♡)えーー?w
臣)なんか…
♡)……
臣)不思議だなと思って…
♡)…何が…?
 
 
♡が澄んだ瞳で俺を見つめる。
 
 
臣)……運命って。
♡)運命??
臣)うん。
♡)……
臣)不思議。
♡)……
臣)出逢う順番とかタイミングが違ったら
  人生変わるじゃん?
♡)…うん。
臣)だから……
♡)でも私、それも運命だと思うな♪
臣)え??
♡)出逢う順番とかタイミングも
  ぜ〜〜んぶひっくるめて
  「運命」だと思う。
臣)……
 
 
全部…ひっくるめて…?
 
 
♡)あの時こうしてれば…とか
  もっと早く出逢ってたら…とか
  色々考えたりすることも
  みんなあると思うけど…
臣)……
♡)それも全部運命だと思うんだ。
臣)……
♡)だから私が臣くんと出逢ったのも、
  出逢ったのがあの時だったのも、
  今こうして一緒にいるのも、
  私がこんなに臣くん大好きなのも、
  ぜ〜〜んぶ運命なのっ♡♡
 
 
そう言って♡は俺にぱふっと
抱きついてきた。
 
 
♡)えへへーー♡♡
臣)…ふはっw
 
 
難しいこと考えんのが
アホらしくなるくらい、
無邪気な笑顔。
 
 
臣)アホ面…w
♡)えっ!!ひどいっ!!//
 
 
運命、かぁ……
 
 
臣)……
 
 
俺がこんなに大事にしたいと思えるくらい
人を好きになれたのも、
 
その相手がこいつだってのも、
 
 
全部……。
 
 
♡)chu♡
臣)……//
♡)chu♡
臣)何すんねん//
♡)運命のチュー♡
臣)なんじゃそりゃ!!w
♡)あははは♡
 
 
…ったく。
 
こんな可愛くチューされたら、
どうなるかわかってるよな?
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)よし、寝るか!!
 
 
臣くんは張り切ったようにそう言うと、
寝室に走って行って
ベッドにダイブした。
 
 
♡)子供みたーいw
臣)あ〜〜〜〜〜
  気持ちぃ。
 
 
枕にスリスリしてる。
 
 
臣)早くこーーいーー♪
 
 
うつ伏せになったまま
隣をポンポン叩いてるから
 
私も毛布の中に潜り込んで、
臣くんの隣にくっついた。
 
 
臣)ん。
 
 
当たり前みたいに
差し出してくれる腕が嬉しくて。
 
 
♡)////
 
 
すぐにぴょんと飛びついた。
 
 
臣)来た来たw
♡)んーーー♡♡
臣)いい子いい子w
♡)あはははw
  おやすみなさい♡
臣)……
 
 
臣くんに抱きついたまま目を閉じると
手のひらが服の中に入ってきて…
 
 
♡)え…?
 
 
背中をなぞられる感触。
 
 
♡)え…え…臣くん…?//
 
 
その感触は次第に広がっていって…
 
 
♡)臣くん…っ!
臣)んー?
♡)何してるの?///
臣)触ってる。
♡)…っ
 
 
それは…わかるんだけど…
 
 
臣)誰が寝かせるって言った?
♡)えっ…あ…っ、あ、や…ぁっ///
 
 
離れようとすると、
頭を抱え込まれるように、キスされて。
 
 
♡)ん、…んっ、…ふ…っぅ//
臣)……っ
♡)…っ、ぁっ
 
 
あっと言う間に激しくなって、
とろけちゃいそう…。
 
 
また…頭が…
 
フワフワしてくる…。
 
 
♡)は…ぁ…、っ…はぁ…//
 
 
そんな…目で…
 
…見ないで……
 
 
♡)……、あっ//
 
 
「好き」って、
痛いくらいに伝わって来るような…
そんな視線…。
 
 
♡)あっ、…んっ…、んん///
 
 
触れられる度に、
身体が火照っていく。
 
 
臣くんの指先から
熱が伝わってきて…
 
愛しくなって…
 
 
臣)気持ち…いい?
 
 
私の頬に触れながら
臣くんが優しくそう聞いた。
 
 
♡)////
 
 
答えられずにいると、
また肌に与えられていく、甘い熱。
 
 
♡)あっ…、んっ、や…ぁんっ//
臣)可愛い……
♡)…や、やだっ///
  見ない…で…っ
臣)なんで……
♡)恥ずかしいから…見ないで//
臣)手、よけて…、ほら
♡)あっ、やぁ…っんん//
臣)気持ちいい…?
♡)……っ、…あぁっ///
臣)ああ…、すげぇ可愛い///
 
 
臣くんが愛おしそうに
私を抱きしめた。
 
 
♡)恥ずかしい…よ…//
臣)うん…、
  ……すげぇ興奮する…//
♡)えっ…
臣)可愛すぎて…
♡)……っ
 
 
ぴくんっ
 
 
♡)あっ…//
臣)……
♡)ん……、んんっ//
 
 
あ……また……
頭が…フワフワして…、
 
 
臣)俺まで気持ちイイ…
♡)え…?//
臣)こんな…感じてくれたら…
♡)あっ…や、…あぁぁっ///
 
 
身体の芯が、熱くなる。
 
 
♡)やっ、臣くん…っ
  ぎゅって…して…っ///
臣)ん…
 
 
抱きしめてくれる臣くんの身体も、熱い。
 
 
♡)は…ぁ……、っは…ぁ//
臣)我慢しないで、
♡)あっ、んんんっ…//
臣)もっと…声…、聞きたい…
♡)やぁっ…///
 
 
臣くんの声が…
耳元で優しく響いて…
 
 
♡)はぁ…っ、は…ぁ…//
  も…おかしく…なっちゃ…う//
臣)うん…
♡)も…、だめ…、っ//
臣)…なんで…w
 
 
臣くんの腕をぎゅっと掴むと
優しく笑う、甘い瞳。
 
 
臣)もう…だめ?
♡)うん……///
 
 
そんな優しい目で、
ほっぺ…撫でないで…///
 
 
臣)じゃあ…
♡)……あっ!
臣)大丈夫?
♡)う…ん……//
 
 
ドキドキドキ、鼓動が速くなる。
 
 
♡)………あっっっ///
 
 
ぎゅ…っっ
 
 
身体ごと、抱きしめられた。
 
 
♡)は…ぁ……/// …臣…くん…、っ
臣)んー?
♡)…好…き…っ
臣)うん…。
♡)あっ…んんっ…//
  好き…っ
臣)うん…
♡)大好き……!
臣)……俺も。
 
 
臣くんと一つになって
好きって気持ちが溢れ出す…。
 
 
夢中で臣くんを感じて…
 
乱れていく二人の呼吸が
たまに重なって…
 
 
心も、身体も、
 
臣くんでいっぱいになる…。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡)は…ぁ…、…はぁ…//
 
 
チュッ…
 
 
♡)ん……//
 
 
まだ肩で息をしてる♡に
軽くキスをした。
 
 
臣)水飲む…?
♡)う…ん…//
 
 
抱き起こして水を渡すと、
今日は自分で飲めたみたいで。
 
 
♡)あり…がと…//
臣)ん。
 
 
そのあと俺が一気飲みすると
♡は驚いたように俺を見てる。
 
 
臣)なにw
♡)そんなに飲むの??
  はわわ…//
臣)激しい運動したからねーw
♡)……っ///
 
 
あ、隠れたw
 
 
臣)おーいw
 
 
ベッドに入って、身体ごと抱き寄せる。
 
 
♡)やぁんっ//
臣)何そのエロい声。
♡)えっ!//
臣)俺また誘惑されてんのかな。
♡)ち、違うっ!///
臣)ははははw
♡)もう…//
臣)ほら、こっち来い。
♡)……//
 
 
♡が素直にぎゅっと、抱きついてきた。
 
 
ぷにぷにのほっぺを触ってると
照れたように俺を見上げてきて。
 
 
♡)ねぇ…
臣)んー?
♡)エッチで死んじゃう人って
  いないの…?//
臣)ぶっっww
  何それ!いきなり何!!w
♡)だって……///
 
 
唐突な質問だなw
 
 
♡)頭がぽわぽわしてね?
  なんか…あっつくなって
  おかしくなっちゃって…
  死んじゃう人…いないのかなって…//
 
 
か、可愛すぎる…www
 
 
臣)そんな気持ち良かった?
♡)えっっ!!////
臣)死んじゃいそうなくらいw
♡)え、え、違うよっ!!
  私じゃなくて…っ///
臣)なーんだ…。
  じゃあ全然気持ち良くなかったー?
♡)えっ/// な、な、なんで…っ
臣)おーしーえーてーーw
♡)そ、そういうこと…っ、
  言わせ…ないで…っ!///
臣)なんで。
♡)すっごく…恥ずかしいんだからっ///
臣)ぶくくくw
♡)意地悪っ!!///
臣)はいはいw
 
 
わかってるけど…
可愛いから言わせたくなる。
 
 
♡)あの…ね…?//
臣)んー?
♡)幸せ…だよ…?//
臣)え?
♡)臣くんと…一つになれるの…
臣)……///
 
 
ぎゅっっ!
 
 
♡)きゃあっ///
臣)俺だって死ぬほど幸せだっつーの!
♡)えっ…//
臣)…ほんとに……。
♡)……///
 
 
抱きしめても、抱きしめても、
足りない…。
 
 
何度抱いたって、欲しくなる。
 
 
♡)だいすき…♡♡
臣)……
 
 
素直にそう言ってくれるのが
いつも嬉しくて…
 
本当に、心が洗われてく。
 
 
好きだとか幸せだとか
 
そもそもそんなに
言葉にするタイプじゃないのにな、俺。
 
 
でも…
 
♡がいつも素直に伝えてくれるから…
 
俺も自然に出てくる。
 
 
♡)んーーー♡♡
 
 
またぎゅっと抱きついてきて。
 
 
ああ、ほんとに…
 
好きだなぁ……。
 
 
臣)今日はすぐ寝ないんだな…w
♡)……え?
臣)あ、寝てた?w
♡)…うぅん…、寝てなぁい…
 
 
って言いながら
目はトロンとしてる。
 
 
臣)寝ていいよ?
♡)う…ん……
 
 
頭を撫でてやると
俺にすり寄って、目を閉じた。
 
 
♡)…ねぇ…
臣)んー?
♡)電気…いつもごめんね?
臣)え?全然いいけど…
♡)……私、大丈夫かも…。
臣)え?
♡)……
 
 
だって…
 
 
臣)怖いんだろ?
♡)……うん…、…でも……
臣)……
♡)臣くんが…ぎゅってしてくれてたら…
  暗くても大丈夫な気がする…。
臣)え?
♡)……
臣)無理…しなくていーよ?
♡)うん…。
臣)……
 
 
だって…
お父さんのことがあるし…
 
真っ暗になった時、
あんなに怯えてたのに…
 
 
♡)消して…?
臣)いいの…?
♡)うん。
臣)……わかった。
 
 
俺は最後のフットライトも全部消して
暗闇の中、♡をぎゅっと抱きしめた。
 
 
臣)大丈夫か?
♡)…うん…っ…
 
 
ぎゅうっっ
 
 
♡が俺にしがみつく。
 
 
臣)怖い…?
♡)……臣くんの…
臣)え…?
♡)心臓の音…、聞こえる…。
臣)……
♡)……
臣)……
♡)…だから…、怖くないよ…。
臣)……
 
 
無理して…ないのかな…。
 
 
とくん…
 
とくん…
 
 
♡が少しでも安心できるように、
全身で抱きしめながら
 
ずっと頭を撫でてやった。
 
 
♡)初めて…消せた…
臣)…え?
♡)電気……。
臣)……
♡)あり…がとう……
臣)……ん。
♡)臣くん……だいす…き……
 
 
腕の中の柔らかい身体から
ふっと力が抜けていって…
 
♡が眠りに落ちたのがわかった。
 
 
臣)……
 
 
初めてって…
今までは一度も消せなかったってことだよな。
 
 
誰と…一緒にいても…?
 
 
臣)……
 
 
俺が…側にいることで…
少しは安心できるんだろうか…。
 
 
こんな風に抱きしめてやることで
♡の心が少しでも落ち着くなら
 
いつでも抱きしめていてやりたい。
 
 
側にいて…抱きしめて…
 
♡が失ったものを…
埋めてやりたい。
 
 
♡が感じる寂しさとか不安とか…
そーゆーのを全部、包んでやれるくらい…
 
 
お父さんの代わりになんて、なれないけど…
 
でも俺が、
ずっと側で…。
 
 
 
………ぎゅっ。
 
 
 
こんなぬくもりを…
 
あったかい気持ちを…
 
 
♡が教えてくれたように。
 
 
 
………俺がずっと、守るから。
 
 
 
 
 
ーendー

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