[18]「こんなの初めて」(岩&◇Side)

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岩)髪乾かしてきましたーー!!♡
◇)……//
岩)ベッド入ってい?♡
◇)……いいよ?


許可がおりて飛び込むと
むぎゅっと顔を挟まれた。


岩)何これ…
◇)Hはしないよっ!//
岩)じゃあ何すんの…?
◇)お喋り…?//
岩)お喋り…?


お喋りか……


そうだ。

そういえば。


岩)ねぇねぇ…
  俺のこと、いつ好きになったの?


◇の隣に座って
ベッドのヘッドボードに並ぶ
ふかふかクッションに、背中を預けた。


◇)いつって…//
岩)出会った時から好きだったー?♡
◇)んなわけないでしょ!!!
岩)…そうですよね。


なんてったって…
あんな出会いですし…


◇)…そう聞かれると…わかんない。
岩)……
◇)剛典に…流されてるだけな気がしてきた…
岩)えっ!!!


何それ!!!


◇)いっつも…剛典のペースで…
  剛典に振り回されて…
  ドキドキさせられて…
岩)……
◇)気付いたら…気になって…
  好きに…なってたんだもん//
岩)……
◇)気のせいなのかも…
岩)おいっっ!!!!w
◇)……あははっw


◇が悪戯に笑って
俺の肩にちょこんと、頭を乗せた。


◇)ね、剛典……
岩)ん…?

◇)あたし、こんなの初めて…//
岩)…っ

◇)こんな嬉しい誕生日、初めてだよ…

岩)……フライングだけどね?

◇)くすくす♡


◇の肩に腕を回して、抱き寄せた。


◇)本当にありがとう♡
岩)ん♡


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あたしの肩を優しくさする、
剛典の大きな手があったかい。


チュッ…


◇)…っ///


チュッ…


◇)////


あたしのこめかみ…、ほっぺ…


左側から、チューの嵐。


◇)なぁに…//
岩)何って何。
◇)……//


いっぱい…チューしてくるから。


岩)彼女が可愛くて
  チューが止まんない。
◇)は?!// か、彼女!?///
岩)えっ…
◇)////


「彼女」って…


岩)え、彼女じゃないの?
  ここに来て俺の独りよがりだったとか
  そんなオチ、やめてね?
◇)…っ


彼女って…

彼女って…


◇)////
岩)もしもーーし…


剛典の手が、目の前でヒラヒラしてる。


岩)聞いてる?w
◇)うん…//
岩)え、ちょ…、「彼女」で…いいんだよね?
◇)…(こくん)///
岩)焦らせないで…w
◇)だって…//


なんか…


◇)「彼女」って響きが…
  慣れないんだもん…//
岩)……


なんか…恥ずかしい//


岩)何それ…
  可愛すぎんだけど…


またほっぺにチュッと、キスされた。


◇)「彼女」…なの…?//
岩)そうでしょw
◇)剛典は…「彼氏」なの…?
岩)違うんかーいw
◇)……//
岩)……


なんか…
両想いって実感が改めて湧いてきて

嬉しくなる。


◇)ううう///


両手で顔を覆うと
剛典が呆れたように息を吐いた。


岩)はぁ…もう…///
◇)……?
岩)だから…お前のそれは…
  計算なわけ?//
◇)え…?
岩)あ〜〜!もう!可愛いっ!
◇)ひゃぁっ!///


ヘッドボードにもたれて
二人で並んでたのに

剛典にもみくちゃに抱きしめられて

気付けばベッドの上で
二人で向かい合ってた。


◇)もう…髪ぐちゃぐちゃー//
岩)はははっw


剛典の綺麗な指先が
あたしの髪を梳いていく。


岩)サラサラ…
◇)……//


愛おしそうに、髪に触れる。

そんな剛典の表情に
あたしの胸はまた、キュンとしてしまう。


しばらくあたしの髪を梳いた後
両手であたしの頬を包んだ剛典は

無邪気な子犬みたいな顔で
笑って見せた。


……好き。


あたしも…
剛典の頬に、そっと触れる。


そのまま見つめ合えば
重なる視線は、熱を持ち始める。


岩)キス…したい。
◇)……


あたしも、したい。


岩)でも、したら止まんない。
◇)……


あたしも…そんな気がする。


◇)はぁ…//
岩)……なに?
◇)こんなの…初めて…//
岩)…っ


あたしがそう言うと
剛典が目を細めて、唇を開いた。


岩)お前のそれ、わざと…?
◇)え…?
岩)「こんなの初めて」ってやつ。
◇)えっ…
岩)それ、言われると…
  男は興奮するんだけど…
◇)…っ///


あたし…
そんなに言ったっけ??

そう言われると、恥ずかしくなる。


岩)ちなみに…今度は何が初めてなの?
◇)……//


俯いたあたしの顎を引いて
「ん?」って顔をする剛典。

その優しい瞳に、また頬が熱くなる。


◇)……2回も…するの…//
岩)……
◇)……
岩)…あはっww


剛典が笑いながら
あたしの頭を撫でる。


岩)2回、シたことないの?ww
◇)ないよ…//
  あ…、朝と夜とかは…あるけど…
岩)……
◇)2回続けてなんて…
岩)…うん、いいや。
  もう言わないで。妬くから。
◇)……///


妬くの…?
あたしの過去なんかに…?//


岩)想像したくない。
◇)…っ
岩)……
◇)剛典は…あるの…?
岩)え?
◇)2回……
岩)2回どころか5回くらいあるけど…w
◇)!!!!


なんか…聞いて後悔した。


◇)もう言わなくていい。
岩)……
◇)……
岩)ねぇ、それ何なの//
  ほんと可愛いんだけど//


そう言って剛典にほっぺをつつかれて
あたしは無意識に頬を膨らませてたことに
気付く。


岩)妬いたの…?w
◇)想像したくない。
岩)俺と一緒じゃん。
◇)……
岩)……


剛典が優しく笑って
あたしをそっと、抱きしめた。


岩)何かと比べるとかじゃなくて
  俺たちだけの
  「こんなの初めて」、作ろ?
◇)……


あたしたち…だけ?


岩)……
◇)……


あたしの肩に触れる、剛典の手も
見つめ合う瞳も

なんだか熱い。


その熱に…浮かされたくなって…
静かに目を閉じると


柔らかく、唇が触れた。


大事なものに触れるみたいに
優しく優しく、重なる唇。


肩から首筋をなぞる手のひらに
あたしの身体は、素直に反応して

もっと…
触れてほしくなる。


キスの隙間から、
二人の吐息が漏れ始める頃には

頭はもうフワフワしていて

とろん…と、夢見心地。


◇)は…ぁ……//
岩)……


剛典の頬に手のひらを添えた。


◇)あたし…、
  キスだけでこんなに気持ちイイの…
  初めて…


ぽわんとした状態で
素直にそう伝えると

剛典は少し驚いて
その後すぐに、口元を緩ませた。


◇)ううん、キスだけじゃなくて…
  剛典が…すごく気持ちイイの…///
岩)…っ////


もっと…してほしくて…
唇を近付けると…


岩)あのさ…、///
  すげぇエロいこと言ってる自覚、ある?
◇)え…?


…だって、


◇)剛典が…二人だけの
  「こんなの初めて」…作ろうって…
岩)……うん//
◇)だから…
  初めてなこと…伝えたくて…
岩)////


剛典はそんなあたしの言葉を
キスで塞いで、


岩)あんまり興奮させないで…///
  俺もこんなん、初めてだから…


そう言って、あたしを抱きしめた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


トロンとした表情で
俺を見つめる瞳は…うるうる潤んでて…

紅潮した顔で
そんな可愛いこと…可愛く言われたら
ほんとたまんないから///


本人無自覚なのが、余計にタチが悪い///


◇)ん、…っ、ん…っ//


お前がこんな興奮させたんだから…
責任取れよ?


◇)んぅ…っ、んんっ//


息が出来ないほどの深いキスは

息苦しいようで、気持ちイイ。


何も考えられないくらい
二人の意識が、キスに集中してて

甘く絡み合う舌は
とろけそうに柔らかくて


本当に…気持ちイイ。


◇)は…っぁ…//


◇の吐息一つにも、興奮が止まらない。


◇)どうにかなりそう…//
岩)……ん、俺も……


また、重なる唇。


◇)んぅ…っ//
岩)…っ


キスだけでこんな気持ちイイなんて
俺だって初めてだよ…


次に進みたいような…
まだキスに溺れていたいような…

そんな甘い葛藤を
先に壊したのは、◇だった。


◇の白くて柔らかい腕が
俺の首に巻きついて…

二人の身体がグッと近付けば

もう、止まらない。


お互いの身体に触れたくて
もどかしい手のひらが…指先が…

互いの身体を行き来して…


◇)ん…っ、…剛…典…っ//

岩)◇…、っ


夢中で、求め合う。


上昇していく、二人の体温。


触れ合う肌は、次第に汗ばんで…

早く一つになりたいと、
俺たちを急かす。


◇)剛典……


俺の頬に伸びてきた手を、そっと握ると…


◇)こんなに…欲しいって思うの…
  あたし、初めてだよ…


可愛い唇が、小さくそう告げた。


岩)だから…あんま煽んないで…///


たまらなくなって、抱きしめる。


さっきから◇は…
すげぇ素直で…可愛くて…

もう…俺をどうする気なんだよってくらい…


岩)俺だって…こんな余裕ないの…
  初めてだから…///


暴走しそうな気持ちと身体が忙しくて
追いつかない。

自分の手に負えないくらい
本能で…求めてて…



◇)んっ/// ……や…ぁっっ///



ああ…


その甘い声に…

お前の熱に…


簡単に…溶けてしまいそうになる。



岩)は…ぁ…っ//



一つになった身体は…

どこまでも…熱く…熱く…


昇り詰める。




ーendー

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