〈61〉尽きない幸せ

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日経エンタメの撮影が終わって、
そのまま続けてPopteenの撮影に入った。
 
 
カ)目線伏せてくださーい。
 
 
パシャッ、パシャッ
 
 
カ)次、カメラ目線でー、
 
 
パシャッ、パシャッ
 
 
カ)いいですね。
臣)はい。
 

 
またモニターでチェックして…
とりあえず俺はOKが出たから休憩。
 
 
S)臣、インタビュー受けちゃって。
臣)はーい。
女)すみません、よろしくお願いします。
臣)お願いしまーす。
 
 
どの雑誌も聞かれることは似たり寄ったり。
2015年の振り返りと、2016年の展望。
 
一応全部真面目に答えてる。
 
 
女)男性アーティストが表紙になるのは
  今回がPopteen初なんですよ!
臣)え、そうなんですか?
  ありがとうございます。
女)10代の女の子たちに
  何かメッセージはありますか?
臣)えー、なんだろ…。
  最高の10代を過ごしてください、とか?
  ありきたりかなw
女)いえいえ!
臣)そこに僕らの音楽があればより最高!
女)あははは、ありがとうございますw
 
 
ライターさんは笑いながら資料をめくった。
  
 
女)では次に…、
  初デートで可愛いと思う女の子の服装を
  教えてください♡
臣)えーーー、、
 
 
出たよ、これ系の質問。
 
 
臣)なんだろ…。
 
 
なんでもいいんだけど…
 
あ、そーだ。
最近♡が着てた白のニット可愛かったな…。
 
 
臣)タートルネックのニット。
女)ほほぅ!
臣)自分で着るのも好きなんですけど、
女)はいはい。
臣)女の子らしい白とかを
  大きめサイズでゆるっと着てたら
  可愛いかなーって。
 
 
萌え袖もめっちゃ可愛かったし。
首元がゆったりしたタートルで
うなじの後れ毛がなんかエロくて
可愛かったんだよなー。
 
 
女)誰か想像してます…?w
臣)えっ!いえ、そんなことは!///
女)では次の質問ですw
  春に初デートするなら
  どこに連れて行ってくれますか?
臣)えーー、春かーー。
  しかも初デート…。
 
 
10代の女の子は何が嬉しいんだろ。
 
 
臣)海!
女)おおっ…
臣)バイクに乗せて連れて行って
  あげたいですねー。
女)いいですねぇ!w
 
 
♡とドライブとかしたいなー。
 
 
臣)冬の海は寒いし、夏は暑いから
  春がちょうどいいかなって。
  風に吹かれながら
  彼女とのんびり過ごしたいですねー。
女)彼女と!?
臣)はっ!
 
 
しまった!
 
 
臣)いや、えっと…
  彼女がいたら、ですけど…w
 
 
やべ。
 
 
女)ふふふ、そうですか、
  ありがとうございまーすw
 
 
めっちゃ笑われてる…。
バレバレじゃん…俺…///
 
 
隆)ふぅ、疲れたーー。
岩)お疲れさまー。
 
 
隆二と岩ちゃんも戻ってきて
撮影もインタビューも全員終わると、
Sさんがとっとと橘を帰らせてくれた。
 
ふぅ、一安心。
 
 
S)じゃあ隆二と臣を送ってから
  岩ちゃん現場連れてくねー。
岩)あーい。
臣)岩ちゃんまだ仕事あんの?!
岩)うん、ハイロー撮影。
隆)岩ちゃん毎日ハイローやってない?!
岩)うーん、やってるかも…w
隆)マジでお疲れ…w
臣)あ。
 
 
車に乗り込んで携帯を見たら
MちゃんからLINEが来てた。
 
 
『撮影終わって、今先輩を送り届けました!
 今日手越くん相当しつこくて
 先輩プリプリしてたので
 登坂さん、癒してあげてくださいね☺️』
 
 
臣)はぁ!?
 
 
俺はすぐに返事をした。
 
 
臣『しつこかったって何?』
M『なんかもうとにかくチャラくて
  あのまんまです。
  ご飯行こーカラオケ行こー
  番号教えてーLINE教えてー🤘
  って、すごかったです😂』
 
 
なんだと…
手越め…。
 
 
M『でも先輩は嵐の時と一緒で
  三代目の登坂さんが好きー!
  って宣言して逃げて帰ってきたので
  ご安心を💕笑』
 
 
えっ…
 
 
M『頑張って戦ってたので
  ほめてあげてください✨』
臣『了解👍』
 
 
よし、帰ったらいっぱいぎゅーしてやろう。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)ただいまー。
 
 
あ!臣くんが帰ってきたーー!♡
 
 
♡)おかえりなさーいっ!♡
 
 
玄関まで迎えに行くと、
臣くんは私をスルーして手洗いうがい。
 
 
♡)臣くん♡臣くん♡
臣)まぁ待ちなさいw
♡)臣くん♡臣くん♡
臣)はいはい♡
 
 
タオルで手を拭いた臣くんは
やっと私をぎゅーしてくれた。
 
 
臣)インフル流行ってるらしいからさー。
♡)うんっ。
臣)ちゃんと風邪予防しなきゃねー。
♡)うんっ♡
臣)ってお前もう聞いてないだろw
♡)えへへぇ♡
 
 
臣くんだ♡ 臣くんだ♡
 
 
臣)なーに。夕方まで
  あーーーんなイチャついてたのに
  もう俺が足りないわけぇ?w
♡)うんっ
臣)えっ…
♡)臣くん、大好き///
 
 
ぎゅぅぅぅ。
 
 
臣)////
 
 
臣くんにめいっぱいしがみついたら
臣くんは優しく私の頭を撫でてくれた。
 
 
臣)あ、お風呂もうあんの?
♡)うん!
臣)一緒に入るか♡
♡)えっ…///
臣)本日二度目の一緒にお風呂〜〜w
♡)……入る///
臣)はは、じゃあ入ろw
 
 
臣くんは笑いながら
私のおでこにチュッてキスしてくれた。
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
臣)ふぁ〜〜〜〜
  いい湯だなぁ〜〜〜w
♡)ちょっと、目瞑ってってば!///
臣)ああ、はいはいw
♡)絶対見ないでね?ねっ!?
臣)わかってるってw
 
 
私は身体を隠しながら
そーっと湯船に足を踏み入れた。
 
シャワー中も臣くんに見られないように
隠しながら大変だったんだから。
 
 
臣)お前はいつまで身体隠すの?w
♡)えっ…
 
 
お湯に沈めた身体が
臣くんにぎゅっと包まれた。
 
 
臣)いつまで恥ずかしがるのかなーってw
♡)だって…///
臣)散々見てるよ?もうw
♡)それとこれとは別なの!///
臣)そうなん?w
♡)そうだよっ!
  だって!じゃあ臣くん!
  私がいつも裸でうろうろしてたら
  どうするの!?
臣)えー?w
♡)そんな恥じらいのない女子になっても
  いーのっ!?
臣)うーん、お前ならなんでもいい♡
♡)もう…ばか…///
臣)お前がいつも裸でうろついてたら
  俺たぶんその度に襲うわw
♡)////
 
 
ほんとに襲われそう…。
 
 
臣)ああ、でも…
  確かに友達も言ってたかも。
♡)え?
臣)もう結婚してるんだけどさ、
  奥さんが風呂上がりとか
  バスタオルも巻かずに平気でうろついてて
  女として見れなくなってきたってw
♡)ほらーー!
臣)そういうこともあるのかねぇ。
♡)あるんだよ!
臣)俺は嬉しいけどなー。
  お前の裸祭り。
♡)お祭りじゃありません!///
臣)あはははw
♡)嬉しいのなんて最初だけで
  そのうち女として
  見れなくなっちゃうんだよ!
臣)えー、俺がぁー?
♡)うん!
臣)お前をー?
♡)うん!
臣)それは絶対ないわw
 
 
臣くんは自信満々に言い切った。
 
 
臣)そんな日は一生来ないね!
♡)ええっ…
  じゃあ…じゃあ…、もしも!
  私がすっごく太っちゃったら?
臣)えー、想像できん。
♡)ぐーたらして
  だらしないおばさんになったら?
臣)絶対なんないじゃんw
♡)わかんないでしょっ!
  努力はするけど、そうなったらの話!
臣)えーー、デブなおばさん?
♡)そうだよ!
臣)うーん…、うーん…、
  いや、お前はなんない!
♡)もぉっ!w
臣)でも俺、ほんと自信ある。
  お前には一生欲情し続けると思う。
♡)なんの宣言なの!///
臣)ほんとに!絶対!!
♡)もう、知らない///
 
 
私はプイッと顔を逸らして少し前に出た。
 
 
臣)あー、なんで離れんのー。
  離れるの禁止ー。
 
 
ぎゅむ。
 
 
♡)////
 
 
禁止されちゃった…///
 
 
臣)ねぇ。
♡)なぁに?
臣)今日どうだったの、手越。
♡)また呼び捨てだ!w
臣)うん。で?
  どうだったの?
♡)……別に、普通だよ。
臣)普通?
♡)うん。普通に撮影して対談して終わり。
臣)ほんとに?
♡)うん!
 
 
ほんとのこと言ったら
臣くんまた心配しちゃうもん。
 
 
♡)私はピシーッと仕事して
  帰ってきたのですよ!
臣)ぷっw
  そっかそっか、頑張ったな。
♡)うん。
臣)いい子いい子♡
♡)……///
 
 
臣くんが優しくなでなでしてくれてる。
 
 
臣)男をあしらうスキルは
  どんどん磨きなさい♡
♡)え?
臣)あ、そーだ。
♡)ん?
臣)あのな、安心しろ。
  絶倫なのは俺だけじゃなかったぞ。
♡)急になんの話?!///
  はっ…もしかして、
  JさんとMちゃんのこと!?
臣)はい??
  そうなん?そこも絶倫なん?
  って俺が知るわけないだろ!w
♡)あれ…///
  じゃあ誰の話…?
臣)今市さんと岩田さん。
♡)えっ!!
臣)やっぱバレンタインとかイベントって
  燃えちゃうんだな〜、みんなw
♡)////
 
 
そうなのか…、、
 
じゃあ…♧さんも◇ちゃんも…
大変なことになってたのかな…///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)お前は?
  身体大丈夫か?
♡)うん!全然大丈夫だよ!
臣)ん?全然大丈夫だから
  まだまだHしたいって?w
♡)そうは言ってないでしょ!///
臣)あはははw
 
 
あーあ、この後れ毛…可愛いなぁ…。
色っぽいなぁ…。
 
 
臣)お前ってほんとうなじ綺麗だよね。
♡)え…?
 
 
チュッ。
 
 
♡)わ、びっくりした…///
 
 
思わずうなじに口付けたら、
♡は恥ずかしそうに振り向いた。
 
 
♡)急に…なぁに?///
臣)ん?別に急じゃないよ…?
  いつも思ってるもん。
♡)え…?
臣)お前のうなじ綺麗だなぁ…
  色っぽいなぁ…って。
♡)え…っ
臣)この間ゆるいニット着てた時も
  思ったし…
  特に浴衣とかだとほんと最高だねー。
♡)そう…ですか…///
臣)今年も浴衣デートしたいね。
♡)したいっ!♡
臣)花火もしたいねー♪
♡)したいっ!♡
 
 
♡は嬉しそうにまた振り向いた。
 
 
♡)えへへ、楽しみっ♡
臣)うんw
 
 
あーあ、ほんと可愛いなぁ。
 
 
♡)臣くんの浴衣…大好きだもん…♡
臣)え?
♡)色っぽくて…カッコイイんだから///
臣)そう…ですか…///
♡)はぁ、楽しみ…♡
臣)俺も楽しみ。お前脱がすのが。
♡)はい?
臣)浴衣って燃えるよね〜〜〜
♡)なんの話なの、もう!///
臣)お前知らないの?
  浴衣なんて脱がすためにあるんだぞ。
♡)そんなわけないでしょ!///
臣)あるんだって。
♡)もう…浴衣着ない…///
臣)はぁ?!約束したばっかりだろが!
♡)臣くんのエッチ…///
臣)エッチな俺が好きなくせに。
♡)////
 
 
あれ、否定しない。
 
 
♡)臣くんは…?
臣)え?
♡)エッチな私も…好き…?///
臣)えっ、うん…、///
 
 
なんだ急に…
ドキッとすんじゃん…///
 
 
♡)ほんと…?
臣)うん、好き///
  エッチなお前、大好き///
♡)……良かったぁ///
臣)なんで?
♡)本当は臣くん、
  ひいてるんじゃないかなって…
臣)なんでだよ!
♡)最近の私…、ほんとにエッチだから…///
臣)////
 
 
エッチっていうか…
可愛いよ、すごく。うん。
 
 
臣)エッチなお前は大歓迎だって
  何回も言ってんじゃん…///
♡)////
臣)お前ならなんでもいーの!
  なんでも好き、///
♡)////
 
 
後ろからぎゅーっと抱きしめると、
♡は小さく俺の手を掴んだ。
 
 
♡)私も…、///
臣)え…?
♡)どんな臣くんでも…大好き、///
臣)…っ
♡)大好きだよ…?///
臣)////
 
 
……はぁ、可愛い…。
たまらん///
 
 
♡)あれ、臣くん…///
臣)大きくなってます!
♡)…っ///
 
 
先に言ってやったもんね!
 
 
臣)えい。
♡)こらーー!///
  ピタピタしないのー!///
臣)えい。えい。
♡)こらーー!///
臣)あんなに一つになってたのに…
  ♡ちゃん、冷たい…。
♡)えっ…
臣)息子の声。
♡)あははは、やだー!w
 
 
♡は無邪気に笑いながら
俺から離れて向かい合った。
 
 
臣)僕のこと、嫌いなの、♡ちゃん。
♡)え?w
臣)息子の声。
♡)まだ喋ってるの!?w
臣)そうだよ。
♡)嫌いじゃないよーw
臣)じゃあ好き?
♡)うんっ♡
臣)ほんと?
♡)大好きだよー♡
臣)大好きなのかよ///
♡)えっ…、はっ///
  えと、そういう意味じゃ…、///
臣)息子も喜んでるわ。
♡)////
 
 
♡は恥ずかしそうに両手で顔を覆った。
 
 
臣)♡ちゃん、こっちおいでよ。
♡)えっ…
臣)息子が呼んでる。
♡)え…っと、///
臣)離れてたら寂しいって。
♡)そ…っか…、じゃあ…、うん///
 
 
また俺のところに戻ってこようとした♡を、
グイッと抱き上げて、座らせた。
 
 
♡)何するの?!///
 
 
俺は立ち膝で、♡の胸に顔を埋めた。
 
 
♡)臣くん!?
  え、ちょっ…、待っ…、///
臣)大好きだって言ったじゃん、僕のこと。
♡)また…この子が喋ってるの…?///
臣)そーだよ。
♡)えっと…、大好きだけど…、///
臣)ほら、お前がそんなこと言うから…
♡)え?
臣)我慢出来なくなっちゃったんだって。
♡)!!!
 
 
♡の手に触らせたら、
♡はピクンと身じろいだ。
 
 
♡)熱くて…おっきぃ…///
臣)うん。
♡)あっ、///
 
 
俺はもう一度♡の胸に顔を埋めた。
 
 
臣)はぁ…、///
 
 
すっげ柔らかい…。
 
 
またここで抱きたい。
昼にそうしたように。
 
 
♡)あっ、…あっ…、ん…っん///
 
 
ああ…♡の甘い声に、リバーブがかかる。
 
 
♡)…は…ぁ、…っ、……臣…くん、…っ///
臣)はぁ…、っ///
 
 
♡のこの可愛い声も、
気持ち良さそうな表情も、
全部が俺を興奮させるんだ。
 
 
臣)♡…、っ
 
 
俺は吸い付くように♡の唇を塞いだ。
 
 
♡)ん…、っ、…はぁ…っ、///
 
 
♡は俺のキスに応えるのに必死で…、
 
この湿度の高さが、
余計に俺たちの欲情を煽る。
 
 
臣)♡…、舐めていい?
♡)////
 
 
この甘い身体を、味わいたい。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
どうしてこんなことになってるのかな…。
 
 
♡)あ、…っん、…ん…っ///
 
 
お昼にも、ここでこうしてHしたのに…。
また同じことしてる、私たち。
 
 
♡)……や…、臣くん…っ///
臣)気持ちぃ…?
♡)はぁ、っ…///
 
 
熱く、とろとろに…、溶かされていく身体。
 
 
臣)♡…、立てる…?///
♡)んん…、///
臣)このままがいい…?
♡)立…てる…、///
臣)ん、///
 
 
ゆっくり立ち上がって壁に手をついたら、
臣くんが後ろからぎゅっと抱きしめてくれた。
 
 
臣)♡…、///
♡)////
 
 
耳元で名前を呼ばれて…
臣くんの熱のこもった声に、
またドクンッて身体が反応する…。
 
 
臣)ほんと俺…、限度なくて…ごめんな?///
♡)…うう…ん…、///
 
 
臣くんだけじゃないもん…
 
私だって…こんなに欲しくなってる、
臣くんのこと…///
 
 
臣)♡…、///
♡)ぁ…ぁ…、ぁ…っ!///
 
 
身体の中に、臣くんがゆっくり広がっていく。
 
臣くんで、満たされていく…。
 
 
臣)はぁ…、気持ちぃ…、///
 
 
たまりかねたように、熱く息を吐いた臣くんが
私のうなじに、小さくキスをした。
 
 
臣)何回抱いても愛しいんだけど…///
♡)////
 
 
それは私も…一緒だもん…///
 
 
♡)……んっ、…んっ…、…ぁっ…///
 
 
熱い熱い、二人の身体が…
また甘く甘く、溶け合い始める。
 
 
臣)♡、気持ちいい…?///
♡)……(こくんっ)///
臣)ほんと…?///
♡)……(こくんっ)///
 
 
気持ち良すぎて、頷くしか出来ない…っ
 
 
濡れた肌が、ぶつかり合って…
お湯が波打つようにパシャパシャと音を立てる。
 
 
臣)♡、愛してる…///
♡)んんっ…!///
 
 
臣くんの全部を受け止めたくて…
 
 
♡)もっと…もっと…、っ
  いっぱい…してっ、///
臣)…っ///
 
 
私は夢中で臣くんに溺れて、
夢中で臣くんを求めた。
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
「ほら、つかまって、///」
 
 
「座れるか…?」
 
 
「俺がやってやるから。」
 
 
「水飲むか?」
 
 
「大丈夫?」
 
 
「♡…?」
 
 
 
あれ…?
 
 
 
臣)大丈夫…?
♡)…臣…くん…?
 
 
ここは…ベッドの上…?
 
 
臣)このまま朝まで寝ちゃうかと思った…w
♡)え…?
 
 
臣くんは安心したようにベッドに入ってきて
私をそっと抱きしめた。
 
 
確か私…、ふにゃふにゃになっちゃって…
 
お風呂上がって…
なんとかお顔にぺちぺちして…
髪は臣くんが乾かしてくれて…
 
 
いつベッドに来たのかは…思い出せない。
 
 
臣)のぼせちゃった…?ごめんな?///
♡)ううん、大丈夫だよ…///
 
 
のぼせたというより…
…えっと…、その…、///
 
 
♡)すごく…気持ち良かったから…///
臣)えっ…///
 
 
はぁ…、まだ身体の芯が熱いような感覚…。
頭がポーッとする…///
 
 
♡)ん…ん…、///
臣)えっ…何してんの?!///
 
 
私は臣くんにすりすり、すり寄って…
臣くんの身体をペタペタ触った。
 
 
♡)はぁ…///
 
 
あったかい…臣くんの身体…。
 
もっと…肌と肌で…触れ合いたい…。
 
 
臣)え、ちょっ…、///
  脱げば…いいの…?///
♡)(こくんっ)///
臣)ん、///
 
 
臣くんはゆっくり起き上がって、
ガウンの紐を解いてくれて…
 
その間に私も、
自分のガウンを肩から落とした。
 
 
臣)えっ…、♡…!?///
♡)ん…っ///
臣)わっ…///
 
 
私は臣くんを押し倒すように、
肌と肌を重ね合わせた。
 
 
♡)はぁ…///
 
 
直接触れ合う身体が、すごく気持ちいい…。
 
 
♡)あの…ね、///
  …まだ…身体が…熱いの…///
臣)…っ///
♡)まだ…離れたく…ない、///
 
 
繋がってたい。臣くんと…。
 
 
♡)…私…、おかしいかな…?///
 
 
こんなに臣くんのこと、求めてばかり…。
 
 
♡)ん…、///
臣)あ…っ、///
 
 
……臣くんもまだ、こんなに熱い…。
 
 
臣)待って…、///
♡)や、///
臣)…っ///
♡)ん…、ん…、///
臣)♡…っ、///
 
 
やっぱり私、おかしいのかもしれない。
 
臣くんと離れてる方が、変な感じがするの。
 
 
♡)臣くん…、いーい…?///
臣)////
♡)我慢…できない…///
臣)////
 
 
臣くんは優しく私のほっぺを撫でてくれた。
 
 
臣)ん、上おいで…、///
♡)////
 
 
愛しさに、胸がぎゅーっとなる…。
 
 
臣)いいよ、おいで…///
♡)……ん…ん…、っ///
 
 
もう…、ずっとこのままがいいの…。
 
臣くんと一つになったまま、
ずっとこうしてたいの。
 
 
♡)はぁ…、///
 
 
私は臣くんの上にぴったり倒れた。
 
 
臣)はぁ……、///
♡)……臣くん…、呆れてるの…?
臣)え、なんで…?
♡)ため息…、ついたから…。
臣)ため息じゃないし///
  これは幸せを噛み締めてんの!
♡)そうなの…?///
臣)そ!
  お前が可愛くてたまんねぇなって///
♡)////
臣)呆れるわけねぇだろ!
♡)…だって…、、
  私がすごく…エッチだから…///
臣)どんなお前も大好きだって、
  言ったじゃん…///
 
 
とくん…とくん…///
 
 
臣)俺ばっか…お前のこと
  欲しがってんじゃないかなって…
  いつも心配になるから…
  こんな風に欲しがってくれんの、
  すげぇ嬉しいよ…?///
 
 
とくん…とくん…///
 
 
臣)エッチなお前、すげぇ可愛いもん…///
 
 
とくん…とくん…///
 
 
さっきから幸せすぎて…
ずっと胸がトクトクしてる…///
 
 
♡)臣くん…大好き…///
臣)俺も大好きだよ…///
 
 
チュッ。
 
 
優しい唇が、こめかみに触れた。
 
 
臣)ほんと可愛い…ほんと大好き!///
♡)きゃっ///
 
 
髪をわしゃわしゃにされた!!
 
 
臣)ははっw
♡)うう…///
 
 
優しく頭を撫でてくれる臣くんの手が
あったかいの…。
 
 
臣くん、大好き…。
大好き…。
 
 
臣)こんな風に俺のこと襲っちゃうお前も
  可愛いし…
♡)えっ…///
臣)俺のことメロメロにしといて
  全然動かないお前も可愛いし…w
♡)はっ!えっと…、動いた方がいい?///
 
 
一つになれて、満足してた///
 
 
臣)いいよ、まだこうしてよ…w
♡)……うん///
 
 
臣くんがもう一度ぎゅってしてくれた。
 
 
臣)このまま寝ちゃったら…
  どうなるかな…?w
♡)朝までずっと繋がってるって
  臣くんが言ってたよ…///
臣)はははは、言ったねーw
 
 
それでもいいくらい、臣くんが好き。
 
 
臣)♡…、キスしよ…?
♡)えっ///
 
 
改まって言われると、ドキッとする。
 
 
臣)いっぱいしたい。
♡)……うん///
 
 
嬉しくて、胸が高鳴る。
 
 
臣)ん…、っ
♡)…ふ、ぁ…っ///
 
 
優しく想いを伝え合うように、
 
 
♡)…ぁ…、っ///
 
 
舌と舌が、甘やかに絡み合う…。
 
 
♡)ふ…、っ、……///
 
 
息をするのも忘れて、夢中になるの…。
 
 
♡)……はぁ、///
 
 
ほっぺが熱くて…、身体もジンジンしてる…。
 
 
臣)気持ち良く…してほしい?
♡)もう…気持ちいいよ…?///
 
 
ずっとキスしてたいもん…。
 
 
臣)キスだけで…足りんの…?
♡)……///
 
 
臣くんの指先が…優しく私の耳をくすぐった。
 
 
臣)ちゃんと最後まで…欲しがってよ。
♡)////
 
 
私を見つめる臣くんの目が
あまりに色っぽくて…
胸を射抜かれたみたいに、ドキドキする。
 
 
臣)ほら…、
♡)…っ!…あっ、…あっ…///
 
 
体温がジリジリ上がっていくみたいに、
また、熱くなっていく…。
 
 
♡)あっ、ん…っ、臣くん…っ!///
 
 
跳ね上がる身体と、壊れそうな心臓。
 
 
深く、深く、感じ合って…
幸せが…尽きないの…。
 
 
こんなに求め合ってしまう夜が
あっても、いいよね…?
 
 
だって明日はまた、別々だから。
臣くんの体温を…感じられない夜が来るから。
 
その分も、今いっぱい…愛して欲しいの…。
 
 
臣)♡…、愛してるよ…。
 
 
そんな甘い囁きが聞こえて来る頃には
もう外が明るくなり始めてた気がする。
 
 
骨まで溶かされたみたいに
力が入らなくなった身体は、
大好きな人の腕の中に、そっと包まれて。
 
 
私も愛してる。
 
 
言葉にならなくて、心の中でそう呟いたの…。
 
 
 
 
 
 
ーendー

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  1. もも より:

    何か、こんな時期だからか幸せなお話しを読んで明るくなります♪
    しかも、キュンキュンしまくりです! 更新有難うございます。

    • マイコ より:

      そう言ってもらえると嬉しいです(❁´ω`❁)ありがとうございます♡♡

  2. のんちゃん より:

    ♡ちゃんいっぱい臣くんに癒やしてもらって心も体も満たされたね。暫くまた離ればなれだけど、臣くんもう大丈夫だよね?Rも行くんだよね。まさかの暗黒期はさすがにもう来ないよね〜でもマイコさんだから・・・展開がよめない〜マイコさんやっぱりRが○ーラを感じるのは私だけ(笑)

    • マイコ より:

      ちょっとーー!w
      Storyに先に「R」を登場させてたのにその後にローラが出てきてイニシャル変えれば良かったと後悔してる作者だよ!w

  3. ひな より:

    ♡ちゃん臣くんで癒されてよかった!!ラブラブな2人は最強です\(//∇//)\
    更新ありがとうございます♡

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