臣くんがシャワーに行って
私は髪を乾かして、荷物の整理。
今回、福岡に行くのに
間違えて一日分多く着替えとか
持って行っちゃってて…
そのおかげで明日の服もあるから
丁度良かった。
♡)ふぅ……
荷物の整理を終えて
リビングに戻ってきて、
一人でソファーに座った。
なんか…
まだ…
夢見てるみたい…。
頭が…身体が…
なんだかふわふわする…///
私…ちゃんと臣くんに
好きって言えたんだよね?
いっぱいいっぱいぎゅってした。
キス…も…
♡)~~~////
うわぁぁーーん!!///
ばふばふばふっ!!!
は、恥ずかしいよぉっ!!!
死んじゃうっ///
臣くんのキス…
すっごく柔らかくって
優しかった…。
……はっ!!
私ってば何思い出してるの!!
えっち!!///
♡)うわーんっ!!///
だって…だって…
臣くん、
キスしたすぎて死ぬって…
ほっぺにもいっぱいチューされて…
ううう///
いっぱい好きって言われて
臣くんの気持ち、
いっぱい伝わってきて…
私を見つめる臣くんの目からも
好きって気持ち…
いっぱい伝わった…///
私の…気持ちも…
ちゃんと伝わったからって
言ってくれて…
やっと…言えた…
臣くんに…好きって。
好きって言っただけで
想いが溢れて
涙が止まらなくって…
……臣くんも…泣いてた…。
私…
こんなに誰かのこと
好きって思ったの、初めて。
臣くんのこと…
絶対絶対、大事にする。
だって…
ほんとにほんとに
大好きなんだもん…っ
♡)…臣くん……
ほんとに大好きだよぉ……
♡)うわーんっ
ばふばふっ!!!
臣)何暴れてんの?
♡)えっっ!!!
慌てて振り返ると
バスタオルで頭を拭きながら
私をじっと見てる臣くん。
♡)きゃあ!!!
臣)え、きゃあって…
♡)なんでいるのー!///
臣)いや、俺んちだし…w
♡)~~~///
ばふばふしてるところ見られた…
恥ずかしい///
臣)髪乾かした?
♡)うん…///
臣)なんか飲むー?
♡)あ…ううん、大丈夫。
臣くんはキッチンで美味しそうに
お水をごくごく飲んでる。
♡)(じーーーっ)
臣)なに。
♡)えっ!!
臣)見てっから…
♡)な、何でもないっ///
思わずじっと見ちゃってた…
恥ずかしい///
な、なんか…
そわそわして落ち着かないよぉ!!
私だけ…かな…?
臣くんは全然普通だし…
臣)お前明日普通に仕事?
♡)えっ
臣くんが隣に座ってきた。
♡)う、うん…//
…臣くんは?
臣)俺、明日は昼から。
♡)そうなんだ…
臣)うん。
♡)……あ!私もお昼からだった!
臣)へ??
♡)キックオフの振り替えで
午後出社だった!
臣)マジで?
♡)うん。危ない…
忘れて普通に行くところだった…
臣)じゃあゆっくりできんじゃん。
♡)うん…
臣)……
♡)……
ど、どうしよう…
なんか…緊張して…会話が出てこない…。
♡)あ、あのっっ!!
臣)んー?
♡)えっと…あの…
臣)??
♡)私…、臣くんの…
彼女になったの?///
臣)はい???
♡)え…
臣)違うの? ♡)違うの?
あ…ハモった。
♡)え…
臣)彼女じゃないの?
♡)え、えっと…
臣)え、違うの!??
♡)えっ…
臣)え、待って、え!??
♡)え???
臣)彼女…、でしょ?
♡)……///
なんか二人でパニックになっちゃった…
臣)付き合って…くれんじゃないの?
♡)え、あの…っ
そういうことで…いいんだよね?///
変なこと聞いちゃったかな?汗
♡)ごめんね、えっと…
なんか…実感がなくて…
あ、違う、えっと
実感はあるんだけど…
なんかドキドキして
落ち着かなくって…
一人でふわふわしちゃって…
臣くんは全然普通だから…
臣)え?
♡)え?
臣)俺…全然普通じゃないけど…
♡)え…だって…
すっごくいつも通りだし…
こんなふわふわしてるの、
私だけなのかな…って。
臣)ニヤけないように
必死なんです、これでも。
♡)えっ…
そう言った臣くんは、
少し照れたように顔を隠した。
臣)……///
♡)……///
…臣くんも…同じなの?
それを…確かめたくなって…
臣くんの手にそっと触れると、
ぎゅっと握り返された。
臣)彼女…!!
♡)え…っ
臣)でしょ?
♡)……うん…///
臣)ああ…焦った。
♡)えっ…
臣)いきなり…
彼女になったの?とか言うから…
♡)…っ
臣)そういうつもりじゃ
なかったのかと思って。
心臓止まるかと思った。
♡)……///
臣)なんか…全然余裕ない。
♡)……っ
いっぱいいっぱいなの…
私だけじゃないのかな…?
♡)えへへ…///
私は臣くんの手を
ぎゅっぎゅって、握った。
臣)なーにw
♡)……///
臣くん…大好き…。
♡)私、臣くんに
ずっと好きでいてもらえるように
頑張るっ!!
臣)何、急にw
♡)だって…
臣くんが好きになってくれて
すっごくすっごく嬉しいから
臣)……
♡)だから…、私、頑張る!
繋いでる手から、伝わるぬくもり。
♡)みんなよく言うんだけど…
付き合ってるとね、
好きな気持ちが
当たり前になっちゃったり
努力しなくなっちゃうことって
あるんでしょ?
臣)…うーん。
♡)そんなのはやだから…
ちゃんと努力し続けて
お互いに成長していけるような
関係がいいなって…
臣)……
♡)そう思うから…
臣)うん。
♡)だから私、頑張る♡
臣)……
♡)臣くんがずっと好きで
いてくれますようにー♡
臣)……///
♡)えへへー♡
臣)そんなんしなくても…
♡)え?
臣)いや、なんでもない///
♡)??
ぎゅっ。
臣くんの大きな手が
私の手をまた優しく握った。
臣)俺も頑張ろ…。
♡)え?
臣)お前がちゃんと
ずっと好きでいてくれるように?
♡)え…っ
臣くんも頑張るの?
臣)なんかお前モテるみたいだし。
♡)え!…な、何それ!
臣)だってモテんじゃん。
♡)モテないもん!
臣)プロポーズされたり
キスされそうになったり…
♡)えっ……、キ、キスって何!!
臣)最初にデートした時、言ってたじゃん。
♡)えっ??
臣)キスされそうになって逃げたって。
♡)……
あれ…?
それって…
♡)私、友達の話って言ったよね…?
臣)うん。でもお前の話だろ?
♡)…な、なんで…
臣)バレバレだっつーの。
♡)…っ
どうしてわかったの?!
臣)誰かからアクセサリーも貰ってたし。
♡)えっ!!
アクセサリーって…
♡)な、な、何それっ!!
臣)何って…
♡)し、し、知らないっ!!
臣)ぶっw
お前はほーんと嘘つくの下手な?
♡)え…っ
臣)貰ってたじゃん。
んで、隠してたじゃん。
♡)!!!
バ、バレてた!!!
ガーン!!!
♡)ち、違うの!!あれは…
臣)うん、いいよ、気にしてないから。
♡)え、え、違うのーー!!
どうしようっ
誤解されたくない!!
♡)あれは…断ったの!!
いらないって返したの!!
臣)……
♡)好きな人がいるってちゃんと言ったの!!
臣)……
♡)でも…受け取らないと…
大変なことに…なりそうだったから…
臣)大変なこと?
♡)と、とにかく、断ったんだけど
断れなくて…
臣)大変なことってなに?
♡)え…っ
えっと…
臣)キスされそうになったとか?
♡)え、え、ち、ちがっ
違う、違い…ますっ
臣)当たりかよ。
♡)わ、わ、ちがっ…
臣)だから嘘ついてんのすぐわかる。
♡)…っ
臣)お前はどんだけ
キスされそうになってんだよ…。
♡)…っ
臣)おんなじ男??
♡)……ううん、違う。
臣)……
♡)……
臣くん…怒ってる?
でも…
やだって思ったもん。
♡)臣くんじゃなきゃ…
やだって思ったもん。その時…
臣)え?
♡)チューするなら…
臣くんじゃなきゃ…やだって…
……ほんとだよ…?
臣)……///
♡)……///
隣の臣くんをじっと見つめると…
チュッ!
♡)えっ///
一瞬唇が触れて、
でも何事もなかったみたいに
臣くんはまた前を向いた。
♡)////
今の…何…?///
♡)……怒って…る?
臣)いやー?
……怒ってないけど…
♡)……
臣)俺以外とチューすんの
禁止だかんな。
♡)…っ
そう言われて…
臣くんの顔をチラッと覗くと
少し照れたように目を逸らされた。
♡)~~〜///
チュッ!
臣)え!!!
今度は私から。
♡)////
ほんとは…
口にしたかったけど…
恥ずかしすぎるから
ほっぺにチュッてした。
♡)臣くんも…
私以外の人とチューするの
禁止だからねっ///
臣)……///
♡)……///
臣)しねーし。ばーか///
臣くんは照れたように口を尖らせて
私の頭を片手でわしゃわしゃ撫でた。
臣)……でも…
…やっぱ俺も頑張る。
♡)え?
臣)ずっと好きでいてほしいから。
♡)…っ
真っ直ぐに…重なる視線。
♡)…好き…だもん///
臣)ありがとw
こんなにこんなに、好きだもん。
臣)……でも…、
好きって気持ちは
当たり前じゃないんだろ?
♡)え?
臣)お前が好きになってくれたのだって
俺にしたら奇跡みたいなもんだし…
♡)…っ
臣)ずっと好きでいて欲しいから
俺も頑張ります。
♡)……///
臣くんがそんな風に言ってくれたのが
すごくすごく…嬉しくて。
ぎゅっ…
私は…
繋いでる手に力を込めた。
臣くん、大好き。
私も頑張るもんっ!
負けないもんっ!
ずっと…
好きでいられますように…
ずっと…
好きでいてもらえますように…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
繋いでる手が…
すげぇあったかい。
ほんと…
なんか…
幸せってこーゆーのかなって
そう思う。
好きだなぁ…。
ふと隣を見れば、ニコッと笑う♡。
可愛いなって、そのまま見てると
今度は恥ずかしそうに目を逸らした。
なんなんだよ…w
ほんと…もう///
さっき…
♡からチューしてきた。
ほっぺたに。
すげぇ可愛かったんだけど…
もっかい…してくんないかな…。
臣)なぁ。
♡)…なーに?
臣)チューして…。
♡)……え!!
あ。手が離れた。
♡がびっくりしてる。
♡)な、な、急になにっ!///
臣)別に急じゃねーし…。
♡)…っ
臣)さっきしてくれたじゃん。
♡)~~~///
臣)もっかいしてよ。
♡)え、え、…やだ!///
臣)なんで!
♡)恥ずかしいもん!!
臣)さっきしたじゃん!
♡)さっきだってほんとは
恥ずかしかったもん!///
そう言って、顔を真っ赤にしてる。
♡)…さっきは…
臣くんが…チューしてくれたのが
嬉しかったから…
臣)え?
♡)だから…したのっ///
臣)……///
嬉しかったって…
なんだよそれ…///
臣)……じゃあ…、
♡の頬にスッと手を伸ばした。
臣)して…いい?
♡)え…っ
少し戸惑ったような♡の頬は
また赤くなって…
♡)////
指先で髪を少しすいて首筋に触れると、
♡はぎゅっと目を瞑った。
臣)力入れすぎだしw
♡)えっ…///
臣)力抜け。
♡)…っ
臣)さっきみたいに。
♡)え、…っと///
臣)……
♡)わかんな…っ、んっ///
もう我慢出来なくて。
そのまま唇を重ねると、
♡は一瞬ギュッと目を瞑ったけど…
少しずつキスに応えてくれた。
ああ……
やわらけぇ……
マジで…きもちぃ…。
チューするなら
俺じゃなきゃやだと思ったとか…
可愛すぎんだろほんと…///
俺じゃなきゃ…
やだって…
え?
臣)え…お前さ…、
♡)……え?///
あ…
キスしてたから
目がちょっとうるうるしてる…
可愛い…///
ぎゅっっ
♡)…っ///
俺は思わず♡を抱きしめた。
♡)臣く…ん?///
臣)んー?
♡)何…言いかけたの?
臣)……ああ…。
お前…さ…、
♡)?
臣)いつから…俺のこと好きなの?
♡)……えっ!///
俺の質問に、♡がパッと俺から離れた。
♡)なんで…?///
臣)なんでって…気になんじゃん。
♡)////
賢司は…最初に聞いたのは11月って
言ってたっけ…
♡)あの…ね…?
臣)うん。
♡)臣くんは…きっと…
ずっと特別だったの。
臣)え?……特別?
♡)……うん///
♡は少し照れたように頷いた。
♡)私ね、好きじゃない人に
触られたりしたら
嫌だなって思うんだけど…
臣)……
♡)臣くんに初めて触られた日…
…あ、初めて会った日ね?
ん…?
♡)臣くんに触られても、
全然嫌じゃなかったの。
臣)え、俺触った??
♡)うん。
臣)え???
♡)腕…掴んだでしょ?
臣)……ああ!!
びっくりした!
臣)触られてもとか言うから
やらしい意味かと思った。
♡)なんで!!//
臣)だって!w
♡)違うよっ!もうっ!//
臣)ごめんw …で?
♡)だから…嫌じゃなかったの。
臣)うん?
♡)それで…
どうしてだろうって思って…
臣)うん。
♡)でも…臣くんが
次の日に間違えたって言ってて
それからは臣くんは友達って
思い込もうとしてて…
臣)……
♡)でもたまにドキドキ
しちゃったりしてて…
臣)……
♡)その度にダメダメーって思ってて…
臣)……
♡)そしたら花火の時に臣くんが…
友達なんて思ってないって…
ドキドキしてもいいよって
言ってくれて…
臣)……///
そういえばそんなこと言ったっけ。
臣)改めて言われると
俺すげぇ恥ずかしいんですけどw
♡)だってーー!//
言ったでしょ!!
臣)言ったけど!!w
あん時は俺も
いっぱいいっぱいだったんだよ!
♡)え??
臣)手繋いで緊張してたし…
お前が誤解してたってわかって
なんかテンパったし…
なのにいきなり
ドキドキしてもいいの?とか…
可愛いこと言ってくるから…///
♡)えっ…///
臣)…思わずああ言っちゃったの!
♡)……///
臣)……///
ああ…くそ…
なんか照れんな…///
♡)そう…だったの?///
臣)そ!///
俺は…
顔が少し熱くなったのを誤魔化すように
次を催促した。
臣)…で?
♡)……あ、えっと…
それから…臣くんのこと…
好きになってもいいのかなって
いっぱい気になるようになって…
臣)……
♡)臣くんのこともっと知りたいなって
思うようになって…
臣)……
♡)臣くんといっぱい話したり
いっぱい遊んだりして…
臣くんのいいところ
たくさん知ってくうちに
どんどん…惹かれて…
臣)……
♡)雨の日に…
臣くんのお家に泊めてもらった時に
初めて…臣くんの気持ちに
…えっと…気付いて…///
臣)え??
雨の日って…
臣)あのゲリラ豪雨ん時?
♡)うん。
臣)え、あん時初めてって…
それまで気付いてなかったの!?
♡)え…っ
臣)俺が好きだって。
♡)えっと…確信的なのは…なくて…
臣)えーーー!!
嘘だろ…
どんだけ鈍いんだよ!!
♡)ごめんなさい…///
臣)え、それでなんで
あの日に確信したわけ?
♡)確信っていうか…えっと…
いい加減気付けって
言われたから…///
臣)え?
♡)臣くんに…。
臣)……
ああ、そうだ。
こいつが…鈍すぎて…
思わず言ったんだった。
♡)でも…それよりも…
臣)え?
♡)あの時…
すっごく優しく抱きしめてくれたから…
それがすっごくあったかくって…
好きって…伝わってきたの///
臣)……///
♡)……///
臣)そう…ですか///
♡)うん…///
だって…
抱きしめながら
何回も好きだって思ってたし…
伝わってたんだ…///
つーかそれまで伝わってなかった方が
驚きだけどな!!
あんだけガンガンいってたのに、俺!!
♡)それから…
色んな人に相談したりして…
臣)色んな人?
♡)友達とか…トリちゃんとか
臣)トリちゃん!?
♡)うん。
確かにトリちゃん、
なんか知ってる風だったもんな…。
臣)どこまで話したの?
♡)え?
臣)トリちゃんに。
♡)え、え、…内緒っ//
臣)……
女子は…何でも話すからな…
全部…知ってんのかな。
そう思うと…
次会う時、なんかすげぇ
恥ずかしいんですけど…///
♡)あと…お母さん。
臣)……
♡)お母さんがね、
触られても嫌じゃないのは
好きな証拠だよって
教えてくれたの…///
臣)え、お母さんって…
♡)臣くんのお母さん。
臣)俺の母ちゃん!?
♡)うん。
臣)えええ!!!
お前のかと思った!!
♡)ママじゃないよー!
臣)え、え、俺の母ちゃん
そんなこと言ってたの!?
♡)うん。その時は臣くんのお母さんって
知らなかったから…後からすっごく
恥ずかしかったんだけど…///
臣)俺も恥ずかしいわ!///
♡)そうだよね…
ごめんなさい…///
臣)いや…いいけど…
あん時はマジでびっくりしたよな。
♡)ほんとにびっくりした!!
臣)だって…
いきなり母ちゃんとお前
一緒にいんだもんw
♡)私だって!!
素敵な息子さんなんですねー♡
とかずっと話してたら
いきなり「広臣ー!」とか言われて
臣くん立ってるし
もう目が点だったよ!!
臣)うん、そんな顔してたw
懐かしいな。
♡)それで…えっと…、他にもいっぱい
お母さんが色んなこと…教えてくれて…
臣)え?それうちの母ちゃん??
♡)そうだってば!w
臣)いや、だってw
♡)…それで…、その日…臣くんが
屋上で優しくぎゅってしてくれて…
臣)……
そうだ…。
あの日に初めて聞いたんだ、お父さんのこと。
♡)ずっと優しく…トントンってしてくれて…
臣)……うん。
♡)私も臣くんが好きって…
…気付いたの…///
臣)……え?
あの時…?
♡)だから臣くん大好きって、言ったの。
臣)え…?
♡)あの時。
臣)……っ、言ってた!!
♡)……///
臣)え、え、だって…あれは…
普通に人としての「好き」っていうか…
側にいてくれてありがとう的な…
そーゆーのだと思ってたし!!
♡)でも伝わってなかったでしょ?
臣)そーゆー好きだと…思ってなかった…
マジか…
そうだったのか…
臣)うあ~~~俺のバカ!!
♡)…っ
臣)じゃあ…あん時気付いてたら
もっと早く付き合えてた?
♡)…わかん…ない…
臣)え…っ
そうでもないんすか…?
♡)なんか…
臣くんのこと好きって、気付いた時は…
自分の気持ちに
いっぱいいっぱいだったから…
臣)……
♡)でも…それからどんどん好きになって
早く好きって言いたいなって…
いつも思ってたの。
なんだよそれ…///
臣)なんで言ってくんなかったの!w
♡)なんか…タイミングとかが…
よくわかんなくて…///
臣)そっか……、
♡)年明けてからは
仕事でパニパニだったし…
臣)ああ…お前忙しかったもんな…。
♡)うん…。
全然会えなくて
俺、死にそうだったもん。
♡)…でも…
臣)……
♡)ずっと…大好きだったよ?///
臣)…っ
何その可愛い上目遣い…。
臣)////
だからそれ…反則だっつーの///
♡)私の気持ち…
バレバレだったでしょ?///
臣)はい!?
どこがバレバレやねん!
臣)全然知らんかったし!!
♡)ええっ!!
臣)振り向かせんのに必死だったし!!
♡)ええっ!!
俺がどんだけ振り回されたと…
♡)私…好きなの全然抑えられなくって
もうバレバレだと思ってた…///
臣)どこがだよ!w
♡)えーーー
臣)なんなら…ついさっきまで
フラれるかもってビビってたわ。
♡)ええっ!!
賢司と健ちゃんから
♡の気持ち聞いてたのに…
それでもやっぱりどこか不安で
返事最後まで聞くまで
ずっとハラハラしてたし。
♡)そう…だったんだ…
臣)そ!!
♡)ごめんね…?
臣)もういいけど。
……やっと…直接言ってくれたし…
ぎゅっ…
♡)……///
もう一度確かめるように、♡を抱きしめた。
臣)……///
そんなずっと…想ってくれてたんだ…。
俺は…
自分が好きすぎて…
早く好きになってほしくて
付き合いたくて必死で…
ちょっと脈あんのかなって思っても
またすぐ不安になったり
自信なくなったりして…
とにかく…必死だった。
でも…
同じ気持ちだったんだ…。
なんか…
すげぇ嬉しい///
ー続ー
(85)二人の思い出

コメントを残す