[351]幸せな初めて(Tくん&海璃ちゃんSide)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

最後のチャンスをやったのに
それでも海璃の答えは変わらなかった。
 
 
俺は正直もう、
身体の芯が…痛いくらいに熱くて。
 
海璃が欲しいって…全身で叫んでるみたいだ。
 
 
抑えが効かなくなる寸前の興奮と
優しくしてやりたいって思う愛しさとが
身体の中でせめぎ合ってて、
おかしくなりそうで。
 
 
海璃をベッドに寝かせると、
俺の腕をきゅっと掴んで、
潤んだ瞳でまっすぐに俺を見つめてる。
 
俺はその手をそっと掴んで、
指と指を優しく絡めた。
 
 
T)海璃…。
 
 
ゆっくりと距離を縮めたら…、
海璃が小さく呟いた。
 
 
海)……き…。
T)え…?
海)……好…き…///
T)…っ
 
 
海璃は泣きそうな顔をしてて…
 
 
海)…大好き…です…///
 
 
そう言って、その目から一筋、
涙がこぼれ落ちた。
 
 
T)////
 
 
俺は胸をぎゅっと掴まれたみたいに…
愛しい気持ちでいっぱいになって…
 
 
T)俺もだよ…。
 
 
そう返すのがいっぱいいっぱいだった。
 
 
いくら言葉にしても足りないから
その想いをキスに代えて。
 
俺たちはひたすら夢中で
数え切れないくらいのキスをした。
 
 
まだ覚えたてなはずなのに
海璃は一生懸命俺についてきて…
 
不器用な動きの一つ一つが、
可愛くて仕方ない。
 
 
濡れた吐息と舌が…
何度も甘く、絡まり合う。
 
 
T)……上手…w
 
 
たまらなく愛しくて、海璃の頭を撫でたら…
 
 
海)////
 
 
海璃は嬉しそうに
俺にぎゅーっとしがみついてきた。
 
 
海)…気持ち…良くって……///
T)うん…///
 
 
海璃が何度もそう言ってくれるから
嬉しくて、可愛くて。
 
 
海)もう…ずっと…
  …キス…してたいです…///
T)////
 
 
……うん、俺も。
 
こんなに気持ち良くて、幸せな時間の中に
ずっとずっと、いくらでもいたい。
 
 
何もいらない。
何も考えられない。
 
目の前のお前だけ。
それだけでいい。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
触れ合ってるのは唇なのに、
身体の奥が熱くなって…変な感じがする。
 
気持ち良くて…
おかしくなりそうなの。
 
 
大好きな人と想いを重ねて
キスを重ねて…。
 
何度も何度も重ねて。
 
 
もう私、死んじゃいそうなくらい、幸せ…。
 
 
海)………ぁっ///
 
 
うっとりとキスに酔いしれていたら、
首筋にふわりと、甘い唇が落ちてきて…
 
思わず握り合わせてるTさんの手に
キュッと力を込めた。
 
 
海)…っ!///
 
 
唇のキスと同じ。
 
Tさんはその柔らかい唇を
私の肌に優しく押し当ててくる。
 
 
そっと食んだり…吸い付いたり…
 
濡れた舌先でくすぐったり、撫でたりして。
 
 
海)は…ぁ…っ///
 
 
そのどれもが気持ち良くて、
身体の奥がもっともっと熱くなる。
 
 
恥ずかしいのに、触ってほしい。
 
恥ずかしいのに、気持ちいい。
 
 
Tさんのことが大好きすぎて
愛しい気持ちが止まらなくて
涙も止まらないの。
 
 
海)…っ
 
 
Tさんは私の肌に優しいキスを繰り返しながら
私の涙に気付く度に、
それをその唇で拭ってくれる。
 
その仕草があまりにも
優しさと愛しさにあふれていて…
私はまた泣きたくなっちゃうの。
 
 
海)……あ……ぁ…っ
 
 
感じたことない甘い刺激に
身体がびっくりしてる。
 
 
海)……、っん///
 
 
恥ずかしい。
変な声が出ちゃう///
 
 
恥ずかしいのに気持ち良くて…
 
自分の口に手を当てて
ぎゅっと目を閉じてたら…
 
 
T)我慢しなくていいから…。
 
 
その手はそっと優しく剥がされた。
 
 
海)だ…って…、声…っ、///
T)……聞きたいから。
海)////
 
 
顔がカッと熱くなる。
 
 
海)あ、…っ、…あっ…、///
 
 
我慢なんて出来ない。
勝手に出てきちゃう。
 
 
T)……可愛い…。
海)…っ///
T)可愛すぎて…ヤバイ…///
海)////
 
 
Tさんは困り果てたように
私の上に覆いかぶさってきた。
 
 
T)気持ち…いい…?
海)……(こくん)///
T)////
 
 
恥ずかしいけど、素直に頷いたら…
 
 
海)あっ…!……や…っ///
 
 
また甘い刺激に襲われて
何も考えられなくなった。
 
 
海)や、…っ、や…ぁっ!…んっ///
 
 
声も我慢できなくて…
ぎゅっと枕を握る。
 
 
T)海璃…、…気持ちいいの…?
海)……(こくんっ)///
 
 
おかしく…なりそう…っ
 
 
こんなの、知らない。
こんなの、初めて。
 
 
T)海璃、目…、開けて…。
 
 
そう言われて、ゆっくりと目を開いたら…
目の前には大好きな人がいて。
 
ふわっと優しく微笑んだTさんは
愛おしそうに私の頬に手のひらを添えて
「可愛い」って呟いた。
 
 
海)////
 
 
Tさんが…
何度も可愛いって言ってくれる度に…
 
私は可愛くなんてないのに、
世界一幸せな女の子になったような
気持ちになる。
 
 
海)恥ずか…しいのに…っ
  …気持ち…良くて…///
T)……うん、すげぇ可愛い///
海)おかしく…なりそうです…っ///
T)なっていいよ…。
海)あっ…!///
T)俺はお前が可愛すぎて
  おかしくなりそう…///
海)んんっ…!///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
目元をとろけさせながら
気持ちいいって泣いてる海璃が
素直で可愛くて、たまらない。
 
 
俺だってとっくにどうにかなりそうで。
 
 
暴走しないように
必死に自分を抑えながら、
海璃を抱きしめた。
 
 
もう何も纏ってない二人の肌が
熱を分け合うように重なってる。
 
 
T)海璃…、そのまま力抜いてて…。
海)…は…ぁ…///
 
 
一呼吸置いて、ゆっくり深く、
身体の奥まで繋がったら…
 
愛しい気持ちが振り切れて、
俺まで泣きそうになった。
 
 
海)T…さ…っ
T)うん…。
 
 
泣きながらしがみついてくる海璃を
ぎゅっと受け止める。
 
 
海)…ぐす…っ///
T)大丈夫か…?
海)……(こくん)///
 
 
海璃は小さく頷いた後…
「嬉しい」って呟いて、
また俺にしがみついてきた。
 
 
T)////
 
 
本当にピュアで素直で…
いつだって真っ直ぐ
俺にぶつかってきてくれる。
 
 
T)海璃…、ありがとう。
 
 
こんな好きにさせてくれて。
 
こんなに愛しい気持ちにさせてくれて。
 
 
T)……好きだよ。
海)////
 
 
それから俺は
何度も何度も海璃の名を呼んで…。
 
 
俺の腕の中で、
揺れて…、乱れて…、震える姿を…
 
その可愛い姿を
一瞬も見逃したくなくて…
 
 
意識が飛びそうになるのを
必死に耐えながら、
最後まで海璃を愛し続けた。
 
 
 
 
……
 
 
 
 

 
 
 
 
海)……ん…、…っ
T)……起きた?
海)あ…れ…?
 
 
まだぼんやりしてるお姫様は
ぽーっとしながら俺を見た。
 
 
T)もう20時だよw
海)え?
T)夜の20時。
海)…っ、えええええ!!
 
 
ようやく現状を理解したのか、
海璃は驚いてそのまま飛び起きた。
 
 
海)は、は、はち…っ
  20時ですか!!??
T)……あのさ、裸だってこと忘れてない?
海)えっ…
T)見えそうだけど…。
 
 
俺が胸元を指差すと、
海璃はハッとしてまた布団に潜り込んだ。
 
 
海)////
 
 
耳まで真っ赤なんだけど…w
 
 
海)ずっと…裸で…
  寝てたんでしょうか…///
T)そうだね…w
海)Tさんは…?
T)俺も着てないよ?
海)……良かった///
T)良かったの?w
海)ひとりぼっちだったら…寂しいもん…///
T)……///
 
 
可愛いなぁ…ほんと。
 
 
海)私、ずっと寝てたんですか?
T)うん。
海)信じられません…こんなに寝るなんて…。
T)うん、俺もびっくりした。
海)Tさんは起きてたんですか?
T)一回起きたけどお前ずっと寝てるから
  もっかい一緒に寝た。
 
 
スヤスヤ寝てる可愛い寝顔、
しばらく見てたけど。
 
 
海)私…どうしてこんなに
  寝ちゃったんですか…?///
T)それは俺にもわかりませんw
  身体がびっくりしたんじゃない?
 
 
相当優しくしたとは思うけど。
 
 
T)身体…大丈夫?
海)えっ…
T)痛くない?
海)え、…あっ、…わかん…ないです…
  大丈夫…だと思います///
T)……痛かった…?
海)え…っと///
  一瞬、痛かった…気がします。
T)気がします?w
海)だって…もう覚えてないです…///
T)ついさっきの話じゃん!w
海)そう…ですけど…
  なんかもう…いっぱいいっぱいで…
  幸せな気持ちの方が強くて…
  痛かったのは…覚えてないです///
T)……///
 
 
また可愛いこと言って。
このやろーーー///
 
 
海)……あ、…これ…。
 
 
海璃はゴムの箱に手を伸ばして
じっと俺を見た。
 
 
海)使い…ましたか…?///
T)当たり前だろ!///
海)え、いつの間に…ですか?///
T)お前がふにゃふにゃになってる間に。
海)////
 
 
海璃は恥ずかしそうに
箱をそっと元に戻した。
 
 
海)全然…気付きませんでした…///
T)うん。
海)ごめんなさい…///
T)いや、気付かなくて別にいいし!w
海)そ、そっか…///
 
 
海璃はもじもじと布団に隠れながら
そーっと俺のことを覗いてる。
 
 
海)まだ…信じられません…///
T)え…?
海)夢…みたいです…///
T)何が?
海)全部、です///
T)……確かに、俺も…。
海)え…?
T)やっと好きって言えて
  付き合えて嬉しかったのに…
  まさかその次の日にこんなことに
  なろうとは…///
海)…っ
T)最低でも1ヶ月は
  我慢しようと思ってたのに…。
海)えっ!そうなんですか!?
T)そうだよ…///
海)1ヶ月なんて、私が我慢できません!!
T)////
 
 
だからその素直すぎるピュア爆弾、
どうにかしなさい///
 
 
海)「我慢」なんて、してほしくないです!
T)…っ
海)私は嬉しいから…
  我慢、しないでくださいっ///
T)……じゃあ、
海)え…?
T)抱きしめていい?
海)えっ///
T)////
 
 
布団に隠れてる海璃の身体を抱き寄せて、
ぎゅっと腕の中に閉じ込めた。
 
 
海)ドッ…、ドキドキ…します…っ///
T)うん、俺も…///
 
 
肌と肌が直に触れ合って
ぬくもりが伝わって。
 
 
T)海璃…、?
海)…っ、はい///
T)……すげぇ好き///
海)////
T)ほんとに…。
海)////
 
 
抱いたせいかな?
その前より余計に愛しさが増してる気がして…
このまま離したくない。
 
 
海)あ、あの…、///
T)ん…?
海)昨日から…Tさんのことが大好きすぎて…
  これ以上ないくらい…
  気持ちがあふれてて…っ
  なのに、H…したら…、///
  もっともっと好きになってしまって…
  限界がないんです…///
T)…っ
海)どうしたら…いいですか?///
 
 
同じこと、思ってんのかな…///
 
 
海)好きが増えすぎたら…
  どうしたらいいんですか…?///
T)////
 
 
……ほんと可愛すぎて死にそう。
 
 
T)俺も同じだから大丈夫///
海)えっ…///
T)増えすぎたら…さ、
  またこうやって…
  イチャイチャすれば…いいじゃん///
海)イチャイチャ…!!///
T)うん…///
海)……しますっ!///
 
 
元気よく答えた海璃は
俺にめいっぱいすり寄ってきた。
 
 
T)ちょ、ちょっと待って///
 
 
裸だって、わかってる!?
あんまり…されたら…
 
 
T)そろそろ…離れよっか///
 
 
ヤバイヤバイヤバイ。
また身体が反応する!///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
Tさんのことが大好きすぎて
どうしようって思ってたら…
 
Tさんが俺も同じだよって言ってくれて…
嬉しくて死んじゃうかと思った///
 
 
海)大好きです…///
T)わかったから…もう離れろ///
海)…っ
 
 
あれ…?
なんか…かたい。
Tさんの腰骨かな…?
 
 
T)はい、服着ますよ///
 
 
ぐいーーーと身体を離されて、
さっき脱がされた服を渡されたら
なんだか記憶が生々しく蘇ってきて
一気に恥ずかしくなった///
 
 
……わっ///
Tさんの背中…カッコイイ///
 
私…本当にこの人に…抱かれたのかな?
 
 
海)////
 
 
……顔がシューシューする…///
 
 
T)何ぼーっとしてんだよ///
海)はっ!///
 
 
盗み見してるの、バレちゃった!
 
 
T)早く着ねぇと襲うぞ///
海)えっ!///
T)俺あっち出てるから。
海)は、はいっ///
 
 
私も慌てて服を着て、
Tさんの後を追いかけた。
 
 
T)てか飯どーする?
海)あっ…
T)どっか美味いもん食いに
  連れてってやりたかったんだけど…
  もうこんな時間だし
  お前実家帰んなきゃだもんな。
海)ごめんなさい、
  私が寝すぎちゃったから…///
T)いや、それはいいんだけど…///
  何か作っといてやろうかとも
  思ったんだけど…
  お前起きた時俺いなかったら
  寂しいかなと思って…
  ずっと一緒にいた。ごめん。
海)////
 
 
どうしてそんなに優しいんですか///
 
 
T)とりあえず…
 
 
ぐーきゅるるるーーー
 
 
海)!!!!
 
 
またお腹が鳴っちゃった!!
ずっと寝てただけのくせに恥ずかしい!///
 
 
T)とりあえずまたコンビニ行く?w
海)は、はい…///
T)なんか今日コンビニしか食ってねぇな。
  あとシチューの残りw
  ごめんな?
海)いえっ!!
T)二人で過ごすクリスマスは
  来年までお預けな?
 
 
Tさんは優しく笑って
私の頭を撫でてくれて…
 
 
海)////
 
 
私はやっぱり、キュンキュンして死にそう。
 
 
T)てかお前シャワーも浴びたいよな?
  どっち先にする?
海)あ、えっと…
  じゃあ急いでシャワーして
  旅行の荷物も持ってきます!
  それからコンビニでもいいですか?
T)うん。じゃあ待ってる。
  俺もシャワー浴びるわ。
海)はいっ。
 
 
 
それからまた二人で手を繋いで
コンビニに行って…
 
今朝この箱を見てた私に、
無事Tさんと結ばれて
今の私は幸せすぎてやっぱり死にそうだよって
教えてあげたいなー…なんて思ってたら、
 
「だからこの売り場の前で立ち止まるな!///」
 
ってTさんに怒られちゃった。
 
 
T)ほら、行くぞ。
海)はいっ!
 
 
帰り道も手を繋いでくれて、
ポッケの中であったかい、二人の手。
 
 
海)大好きです///
T)……ん///
海)こんな幸せなクリスマス、初めてです///
T)まだイブイブだけどなw
海)はっ!そうだった!
 
 
プレゼントももらって
私も無事に渡せたから
すっかりクリスマス気分だった!
 
 
海)二人で過ごすクリスマスは…
  来年までお預けなんですもんね///
T)うん。
 
 
来年も一緒に過ごせる約束みたいで、
「お預け」がすっごく嬉しい///
 
 
T)今年はお父さんとお母さんを
  ちゃんとお祝いしてあげなさい。
海)はいっ♡
  ……あっ!そういえば!
T)ん?
海)ケーキ、取りに行かなくっちゃ!
T)……ああ!
 
 
本当は電車で帰る予定だったから
一人で取りに行くつもりだったけど…
 
 
T)じゃあ車で寄ってこ。
 
 
Tさんがそう言ってくれて
ご飯を食べた私たちは
そのまま車でTさんの妹さんがやってる
ケーキ屋さんに向かった。
 
 
運転してる間、ずっと…
Tさんは左手で私の手を握ってくれてて…
 
 
海)////
 
 
私は何度もTさんの横顔を盗み見ながら
キュンキュンして大変だった///
 
 
T)あーー、絶対なんか言われんな///
海)え?
T)お前と行ったら。
海)はっ!妹さんにですか?
T)うん。
海)私…っ、ご挨拶しなければですよね!!
T)いや、そんなかしこまんなくていいけどw
 
 
どうしよう…ドキドキしちゃう。
どんな人なんだろう…
 
 
T)歳はね、お前の一個上。
海)あっ…じゃあお姉ちゃんと一緒だ。
T)あ、そうなんだ。
海)はい!
  妹さん…、Tさんに似てますか?
T)いや、似てないわ。
  俺は姉ちゃんに似てるw
海)あ、お姉さんも二人いるんですよね。
T)そうそう。女ばっかりだから、うちw
 
 
そんな話をしてるうちに
すぐにケーキ屋さんについて。
 
車を降りてお店の中に入ると
スタッフさんが何人かいたけど
レジにいた女の人が
Tさんを見てハッとしたから
妹さんなんだってわかった。
 
 
妹)兄ちゃん!!
T)おう。
妹)どうしたの?!
T)ケーキ取りに来た。
妹)……誰?
 
 
妹さんは後ろにいる私を見てそう言った。
 
 
T)……彼女。
妹)は!?いないって言ってたじゃん!!
T)……出来た、///
妹)はぁ!??何それ!!
  しかもこんな可愛い女の子!
海)////
妹)ねぇ、大丈夫?!
  クリスマス前だからって焦って
  兄ちゃんで妥協したとか…
海)ええっ!!
 
 
妹さんは心配したように
私の顔を覗き込んできた。
 
 
海)そんなんじゃないです///
妹)ほんとに?!
T)お前なぁ…失礼だぞw
妹)だって!!
 
 
妹さんは「信じらんない」って
ブツブツ言いながら
私のケーキを袋に入れてくれた。
 
 
T)いいよ、俺出す。
海)えっ!!
 
 
財布を出そうとしたらTさんに止められて。
 
 
海)でも…っ
 
 
Tさんは食べないのに…
 
 
T)俺からお父さんとお母さんに
  お祝い、ってことでw
海)…っ
 
 
どうしてTさんはこんなに優しいの…///
 
 
海)ありがとうござ…っ
妹)ちょーカッコつけてる!!
T)何がだよ!w
妹)いいとこ見せようとしちゃってぇ〜!
T)別にそんなんじゃねーよ!w
海)……///
 
 
結局ケーキはTさんが買ってくれて、
妹さんにはまたいつでも来てねって
お見送りしてもらって
車に戻ってきた。
 
 
海)あの、本当にありがとうございます///
T)全然いいよw
海)お父さんもお母さんも喜びます!
T)いや、そこは俺からって
  言わなくていいよ別にw
海)え…っ
T)ただの気持ちだからさ。
海)……///
 
 
どうしてTさんはこんなに素敵なの…///
 
 
T)さて、ドライブがてら向かいますか。
海)はいっ///
 
 
Tさんはにっこり笑って
また私の右手を取ってくれた。
 
 
………大好き///
 
 
 
 
 
ー続ー

コメントを残す

スポンサーリンク
スポンサーリンク