(84)Kiss Kiss Kiss

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ほっぺに触れる臣くんの手が
すっごく優しくて…あったかくて…
 
 
♡)////
 
 
ドキン…ドキン…
 
 
そんな優しく…見つめないで…
 
 
♡)あの…///
臣)…うん。
♡)えっと…///
 
 
まだ…言ってない。
一番大事な言葉…。
 
 
♡)あの…ね?
臣)うん。
♡)////
 
 
「好き」って……
まだ言えてない。
 
 
♡)あの…ね…?
臣)…うん。
♡)……///
 
 
心臓が…バクバクしてる。
 
 
臣)……
 
 
臣くんは…
じっと真っ直ぐに私を見つめてて…
 
ドキドキして、
言葉が出てこない。
 
 
♡)い、言わなきゃ…だめ?///
臣)は!?
♡)だ、だって…///
 
 
恥ずかしいよぉーーっ!!
 
 
臣)……ちゃんと言って?
♡)…っ///
 
 
臣くんが…
また優しく、ほっぺを撫でてくる…。
 
 
臣)ちゃんと…聞きたい。
♡)////
 
 
ううう~~!!!
 
 
♡)あの…ね、…っ
臣)うん…
♡)私…、…臣くんの…こと…、
臣)……
♡)…っ
臣)……
♡)や、やっぱり恥ずかしいっ!///
臣)何が!
♡)だ、だ、だって!!
  臣くんじっと見てるんだもん!//
臣)そりゃ見るだろ!!
♡)やだっ!見ないで!エッチ!!///
臣)はぁ!?
♡)そんな…見られてたら… 
  言えないもんっっ///
臣)なんだよそれ!!
 
 
だって…さっきから…
胸のドキドキがすごくて…
 
 
臣)じゃあ、はい。
♡)え…っ
臣)これならいい?
♡)……っ
 
 
臣くんが
私のほっぺから手を離して、
目を瞑った。
 
 
♡)…っ
 
 
えっと…
 
えっと…
 
 
臣)……早く。
♡)えっ…///
臣)言ってよ。
♡)////
 
 
見られてないから…
さっきよりは緊張しないけど…
 
 
♡)…えっと……
臣)……
♡)わ…たし……
 
 
ドキドキドキ…
 
 
♡)臣くんの…ことが…
臣)……
♡)………あーーっ!
臣)なんだよ!!
♡)目開けたーーっ!
臣)……///
♡)なんで開けるのぉっ///
 
 
ずるいっ!!
 
 
臣)だって…
  やっぱ見たいんだもん、お前の顔…。
♡)えっ…///
臣)だからやっぱ…目開けてる。
♡)えっ!!
 
 
せっかく…言えそうだったのに…
 
 
♡)////
 
 
臣くんが…
真剣な顔で私のこと見つめてる。
 
どう…しよう……
 
 
♡)……も、もうやだぁ…っ///
臣)なーにがw
♡)恥ずかしいんだもん!
臣)……
♡)もぉ…言わなくても…
  わかるでしょっ!///
 
 
むにっ
 
 
♡)んっ///
 
 
またほっぺをつねられた。
 
 
臣)わかるけど…
  ちゃんと…言ってよ。
♡)……///
臣)聞きたい。
♡)……///
 
 
ドキドキドキドキ…
 
 
♡)やだぁぁっ!!
  わぁぁんっ///
 
 
もう無理っ!
 
 
臣)……っ
 
 
ぎゅっ!!
 
 
♡)!!!
 
 
恥ずかしくてパニックになってたら…
臣くんにぎゅって抱きしめられた。
 
 
臣)ちゃんと言って!
♡)…っ
臣)つーか…お前、引っ張りすぎるから
  余計言えなくなってんだろw
♡)……///
臣)ったく…もう…
♡)////
 
 
ぎゅってされながら
耳元で、臣くんの優しい声が響く…。
 
 
臣)じゃあ…俺が先に言ったら言うー?
♡)えっ…?
 
 
私が戸惑ってると
臣くんは私を抱きしめながら
優しく頭をポンポンってしてくれた。
 
 
そして…
 
私の頭の後ろに…優しく手を添えたまま
臣くんがそっと囁いた。
 
 
臣)……好きだよ。
 
 
……その言葉と…優しい声に…
 
 
♡)…っ
 
 
私はまた…
涙がいっぱいいっぱい溢れてきて…
 
臣くんをぎゅって抱きしめ返した。
 
 
♡)…っ
臣)……
♡)…す……き……っ
臣)……
♡)臣…くん…、好き…っっ
臣)……っ
♡)ぐす…っ…
  ……ぐすんっ……
臣)……っ
♡)臣くんが好きぃ…っ
 
 
胸が震える…。
 
 
……臣くんが好き。
 
 
好きって気持ちがいっぱい溢れてきて
涙が止まらなくて…
 
 
♡)…っ
 
 
好きな人に
「好き」って伝えるのって…
 
こんなに…
胸が震えるの??
 
 
♡)ぐす…っ…
 
 
臣くんを抱きしめたまま
ぎゅっと背中を掴むと…
 
 
臣)…っ……
 
 
え…?
 
 
♡)…臣…くん…?
臣)……っ
 
 
少しだけ、震えてる身体。
 
 
♡)臣くん…
臣)見んなっ!
 
 
ぎゅっ!!
 
 
♡)…っ
 
 
身体を離そうとすると
またぎゅって抱きしめられて…
 
 
でも…
 
 
臣くん…
 
……泣いてる。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡が…
 
好きって言ってくれた…
 
やっと…言ってくれた…。
 
 
ずっと…聞きたかった言葉。
 
ずっと…ずっと…。
 
 
嬉しくて
 
でも…
 
 
夢みたいで…
信じられなくて……。
 
 
♡)臣くん…どうして…
  …泣いてるのぉ…っ
臣)…っ
 
 
ぎゅっ…
 
 
♡がまた俺を抱きしめ返してきた。
 
 
臣)なんか…
♡)…ぐす…っ
臣)…信じらんなくて……
 
 
泣きながら
俺のことを好きだって言ってくれた…。
 
何回も…。
 
 
嘘じゃ…ないよな?
 
 
臣)……
 
 
そっと身体を離すと、
 
泣いてる♡が俺にそっと手を伸ばして、
俺の涙を優しく拭った。
 
 
臣)俺…、無理矢理言わせたとかじゃ
  ないよな?
♡)えっ、違うよぉっ!!
臣)エイプリルフールとかじゃないよな?w
♡)え!!…あっ、ほんとだ!!
  今日エイプリルフールだ!!
臣)……
♡)違うよ!!
  ……嘘じゃないもん…っ
 
 
♡の目が、真っ直ぐに俺を見つめる。
 
 
♡)ほんとに…
  臣くんのことが好き…なの…っ
 
 
今度は…
目を見て言ってくれた…。
 
 
♡)好きなの……っ
 
 
そう言ってまた、涙をこぼして。
 
 
臣)泣く…なっ…
♡)ううう…っ…
  臣くんだって泣いてるもんっ
臣)……っ
♡)泣いちゃだめぇ…、ぐすっ…
 
 
自分も泣いてるくせに、
♡はまた、俺の涙を拭ってくれる。
 
 
臣)……っ
♡)泣かな…いで…っ
臣)お前も…泣いてんじゃん…
♡)だ…って…
臣)……ああ…、もう…っ
 
 
ぎゅっっっ…
 
 
♡をめいっぱい抱きしめた。
 
 
臣)好き。
♡)…っ
臣)すげぇ好き。
♡)……///
臣)ほんっと……好き。
♡)……っ、そんなに…言われたら…
  恥ずかしいよ…///
臣)だって……
  何回言っても足りねぇくらい
  好きなんだもん。
♡)////
臣)……っ
 
 
ぎゅっっっ…
 
 
臣)ほんとに…
  …俺のこと…、好き…?
 
 
抱きしめながらそう聞くと
♡は俺の腕の中で、コクンと頷いた。
 
 
臣)……
 
 
嬉しいんだけど…
やっぱり…夢みたいで…
 
 
臣)もっかい…、言って?
♡)えっ?///
 
 
顔が見たくて、もう一度身体を離すと
 
♡は一瞬俺を見て、
恥ずかしそうに俯いた。
 
 
俺は…
 
♡の真っ赤に染まった頬を、両手で包む。
 
 
臣)言って?
♡)……何回も…言ったもん///
臣)足んない。
♡)……っ///
臣)俺の目、見て…
  もっかい言って?
♡)////
 
 
俺のワガママに、
♡は恥ずかしそうに目を潤ませて。
 
 
♡)…す…き…///
臣)……っ
♡)好き…だよ…?///
 
 
……ああ、夢じゃない。
 
 
俺は噛みしめるように目を閉じて…
 
♡の頬を両手で包んだまま、
額を合わせた。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
おでことおでこがコツンって重なって…
臣くんが目を閉じてる。
 
 
♡)……///
 
 
私も一緒に、目を閉じた。
 
 
とくん…
 
とくん…
 
 
くっついてるおでこから…
触れられてるほっぺから…
 
臣くんが好きって…
大好きって…
 
いっぱい伝わったらいいのに…。
 
 
そんなことを思いながら
目を閉じてたら…
 
 
ほっぺに触れてた臣くんの手が
ゆっくり下におりてきて
私の首筋に触れた。
 
 
♡)…っ///
 
 
ぴくん。
 
 
臣)お前…でこ熱い。
♡)えっ…///
臣)顔も…熱いし…、首も…熱い。
♡)////
 
 
なんでだろう….。
 
泣いちゃって
恥ずかしくって
色々パニックだったから
身体が火照ってるのかな…?
 
 
♡)……///
 
 
おでこがゆっくり離れて
臣くんの顔をそっと見上げると、
 
目を細めて
愛おしそうに私を見つめる臣くんがいて…
 
 
♡)////
 
 
胸がきゅうってなる…
 
どうしよう。
 
 
とくん…
 
とくん…
 
 
見つめ合ったまま…
 
臣くんの顔が…唇が…
ゆっくりと近付いてきて…
 
 
♡)…っ////
 
 
私はぎゅっと、目を瞑った。
 
 
臣)まーた下向いた…
♡)…っ///
臣)顔、こっち…、
♡)あ…っ///
  ……ま、ま、待ってっ///
 
 
慌てて臣くんの手をつかんだけど…
 
 
臣)嫌だ。
♡)え…っ
臣)待たない。
 
 
臣くんの手は
私の首筋を優しく撫でて…
 
 
♡)え、え、ちょっと…待って…!///
 
 
私はもう一度、
臣くんの手をつかんだ。
 
 
臣)なに。
♡)待ってよぉっ///
臣)……
♡)さっき…待ってくれるって
  言ったもん!///
臣)え?
  …あれは…、別件。
♡)えっ!
臣)つーか…散々待ったんだから
  もう待たない。
♡)…っ
 
 
真剣な、臣くんの瞳。
 
 
♡)さっきと…
  言ってること違う…///
臣)そーだよ?
♡)……///
 
 
……心臓が、ずっとドキドキしてる。
 
 
また…臣くんの顔が近付いてきて…
 
 
♡)待っ…て…///
臣)だから待たないって。
♡)え、え、やっ…///
 
 
思わず臣くんの顔を両手で挟んじゃった。
 
 
臣)何すんだよ!w
♡)だって!!///
 
 
臣くんが待ってくれないんだもんっ!
 
 
♡)……あの…ね?
  私の気持ち…、
  ちゃんと…伝わった?
臣)…え?
♡)私…臣くんみたいに
  上手に言葉に出来ないし…
  言いたいことの半分も
  言えてない気がして…
臣)……
♡)ちゃんと…伝わったのかなって…
 
 
少し不安なの。
 
 
臣)…うん。
♡)……
臣)伝わったよ…?
♡)…ほんと…?
臣)ん。
 
 
優しく頷いて、微笑んだ臣くんの瞳が
本当に優しくて…
 
また…泣きそうになる…。
 
 
♡)こんなに…大好きって…
  ほんと…に、伝わった…?
臣)なんでまた泣くんだよw
♡)だって……っ
臣)伝わったよ…。
♡)ううっ…、ぐすっ…
臣)ああ…もう…w
 
 
ぎゅっ…!
 
 
臣くんが優しく抱きしめてくれて
また頭を撫で撫でしてくれてる。
 
 
好き…
 
大好き…
 
 
臣)伝わったから…
♡)……
臣)嬉しくて死にそうになってんの。
♡)…え…?
 
 
ぎゅっ…
 
 
♡)////
 
 
力強く、抱きしめられた。
 
 
私も…
嬉しくて…死にそう…
どうしよう…///
 
 
臣)……///
♡)……///
 
 
しばらくぎゅって、抱きしめ合って…
 
 
そっと身体が離れると
 
また臣くんの手が
 
優しくほっぺに触れた…。
 
 
臣)いい…?
♡)……っ///
 
 
真っ直ぐな視線に、
胸がドクンッて音を立てた。
 
 
♡)ま、ま、待って!///
臣)今度はなんだよ!w
♡)だ、だめっ!!
臣)何が!!
♡)だって…///
 
 
もう、どうしよう。
 
 
♡)私…、今キスしたら
  おかしくなっちゃう!///
臣)は!?///
♡)だって…なんか…もう…
  わかんないんだもんっ///
 
 
臣くんのことが…好きすぎて…
もう…おかしくなっちゃいそう。
 
 
♡)今…キスしたら…
  臣くんのこと好きって気持ちが
  いっぱいいっぱい
  溢れちゃいそうなんだもん///
臣)////
♡)////
臣)溢れたら…ダメなの?
♡)えっ…
臣)いいじゃん…溢れれば…
♡)え、ちょ…、あっ…、だめ…っ///
臣)なんで。
♡)……///
臣)俺はとっくに溢れてるけど。
♡)えっ…
臣)お前のこと、好きな気持ち。
♡)……っ///
 
 
チュッ。
 
 
♡)!!!
臣)なに。
♡)チューした!!///
臣)したよ。
♡)……っ///
臣)ほっぺじゃん。
♡)~~~///
臣)お前が全然させてくんないから。
♡)え…っ
臣)ほんとはこっちにしたいんだけど。
♡)……っ///
 
 
臣くんが
私の唇を親指でなぞってきた。
 
 
♡)んっ///
臣)いい加減…いいですか?
♡)……っ///
臣)……
 
 
チュッ。
 
 
♡)またチューした!!///
臣)うん。
♡)だめっ///
臣)ほっぺもダメなの?
♡)だめっ///
臣)じゃあどこならいんだよ!w
♡)えっ…
 
 
どこって…
 
 
臣)ここ…?
 
 
臣くんの指に、首筋をなぞられた。
 
 
♡)エッチ!!///
臣)なんで!!
♡)~~~///
臣)チューしたわけじゃねぇじゃん。
♡)だって…
 
 
こ、こんなとこ…///
 
 
♡)きょ、今日はチューしないっ!
臣)はぁ!!?
♡)……///
臣)無理!!!
♡)えっ!!!
臣)したい。
♡)…っ///
臣)したすぎて死ぬ。
♡)え、え、え…
 
 
何それ…
死んじゃうの…?///
 
 
臣)はぁ…
  俺…こんなにしたいのに…
♡)……///
臣)やっぱ…俺のこと、
  そんな好きじゃねぇのかな…
♡)え!!!
 
 
どうして?!
 
 
♡)伝わったんじゃ…ないの?
臣)……
♡)…ぐすっ…
臣)わぁ!!嘘!!!
  うそうそ!ごめん!!!
♡)……っ
臣)伝わったって!!!泣くな!!!
♡)泣いてないもんっ…
臣)ごめん!ごめん!!!
 
 
ぎゅっ…
 
 
♡)うう…っ
臣)ほんとに…
  伝わってるから…、ちゃんと…。
♡)……っ
臣)ごめん、嬉しすぎて調子乗った。
♡)……
臣)ちゃんと…伝わってるから…
♡)…うん…。
 
 
臣くんが優しく頭を撫でてくれる。
 
 
臣)……俺の気持ちは…
♡)…え?
臣)ちゃんと伝わってる?
♡)…うん…。
臣)ほんと…?
♡)うん…。
 
 
だって…
こんなにいっぱい優しく
ぎゅってしてくれる…。
 
 
好きって思ってくれてるの、
いっぱいいっぱい…
伝わってるよ…?
 
 
とくん…
 
とくん…
 
 
臣)好きだから…チューしたいんだけど
  お前は…やなの?
♡)……っ、…やじゃなくて…
  恥ずかしいの///
臣)……
♡)…やじゃ…ないもん///
臣)……///
 
 
嫌なわけ…ないもん…///
 
 
♡)…したい…の?///
臣)うん。
♡)////
 
 
ドキン…
 
ドキン…
 
 
私は…
そっと離れて、臣くんを見た。
 
 
♡)いい…よ?///
臣)え?
 
 
私の言葉に、臣くんが少し驚いてる。
 
 
臣)いい…の?///
♡)……うん…///
 
 
頷いたけど…
やっぱり恥ずかしくて、
臣くんの手をきゅっと握った。
 
 
♡)////
臣)////
 
 
心臓が…ドキドキしてる…
どうしよう…
 
 
♡)ドキドキして…死にそう…///
臣)俺まで緊張してきた///
♡)え…っ
臣)なんだよこれ…///
♡)……///
臣)お前の緊張うつった。
 
 
そう言いながら…
臣くんの手がゆっくり優しく、
私のほっぺに触れた。
 
 
ドキドキが、一層高まる。
 
 
♡)死んじゃう…///
臣)…死なないから…
♡)////
臣)目ぇ…閉じて……。
 
 
言われた通り、ゆっくり目を閉じると…
 
臣くんの指が
私の唇を優しくなぞって
 
 
それから…
 
 
臣くんの唇が
 
やわらかく触れた…。
 
 
 
一回…
 
 
二回…
 
 
三回…
 
 
 
優しいキスを繰り返して…
そっと唇が離れて…。
 
 
ゆっくり目を開けて
臣くんを見上げると…
 
 
私を見つめる臣くんの目に
熱がこもってて…
 
 
私は恥ずかしくなって、
そのまま臣くんの胸に顔をうずめた。
 
 
ぽすっ…
 
 
♡)……やっぱり…死んじゃう///
臣)え…?
♡)ドキドキして…、死んじゃう…///
臣)…うん……、俺も…///
♡)…え…っ…
 
 
ぎゅっ…
 
 
また…抱きしめられて…
 
 
さっきは気付かなかった
臣くんの心臓の音が聞こえてくる…。
 
 
ドキ、ドキ、ドキ…
 
 
私と同じくらい…ドキドキしてる…
 
 
♡)……///
 
 
ドキドキしてるのは…一緒なんだ…
 
なんか…嬉しい…。
 
 
ぎゅ……っ
 
 
臣)////
♡)////
 
 
お互いに抱きしめ合って、
重なる鼓動を感じてる。
 
 
臣)……ああ…、ダメだ…ほんと…
♡)…え…?
臣)ほんと…好き…
♡)////
 
 
ドキン…
 
ドキン…
 
 
臣)今日…帰んないで…
♡)………え?
臣)…帰したく…ない。
♡)えっ…
 
 
えっと…えっと…、それ…って…
 
え…?
 
……えええ!!?///
 
 
臣)泊まってってよ…。
♡)……///
 
 
ど、ど、どうしよう。
 
 
♡)…っ
 
 
身体がゆっくり離れると、
私を真っ直ぐに見つめる臣くん。
 
 
臣)変なことしないから。
♡)え…、変なこと…って…
臣)…していーの?
♡)えっっ!!だ、だめっ!///
臣)だから…w
  絶対しないから。
♡)……///
臣)だから…泊まってけよ。
♡)……///
臣)な?
♡)………うん…///
臣)良かったw
 
 
私の返事に、
臣くんはニコッと笑って
また私をぎゅっと抱きしめた。
 
 
♡)////
 
 
とくん…
 
とくん…
 
 
いくらぎゅってしても…足りないくらい
臣くんが好き。
 
 
♡)死んじゃう…///
臣)え?!なんで?
♡)臣くんのこと…
  好きすぎて死んじゃう///
臣)…っ///
  ああああ~~~、もう!!////
 
 
ぎゅっっ!
 
 
♡)////
臣)////
 
 
何回も何回も、
二人でぎゅってして…
 
お互いの気持ちを確かめ合うように
ぎゅってして。
 
 
臣)はぁ……///
  キリねぇ…
♡)うん……///
 
 
ゆっくりそっと…身体が離れると…
 
 
チュッ!
 
 
♡)!!!
 
 
唇に軽く触れた、優しいキス。
 
 
♡)~~~///
臣)…シャワー浴びる?
♡)えっ?
臣)泊まんでしょ?
♡)あ、う、うん!!///
 
 
慌てて頷いた私の頭を
優しくポンポンって叩いて、
臣くんはそのまま寝室に向かった。
 
 
♡)……///
 
 
ドキドキ…ドキドキ…
 
 
びっくりした…///
 
普通にチューするんだもん///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)はい、着替え。
 
 
俺は寝室からスウェットを持ってきて
♡に渡した。
 
 
♡)あ、ありがとう///
臣)ん。
  バスタオルとか好きなの使って。
♡)うん…じゃあ…、行ってきます///
臣)ん。
 
 
パタパタパタ…
 
 
♡は少し赤い顔で
シャワーに向かった。
 
 
臣)……
 
 
うああああ~~!!!!
 
 
ばふっ!!!
 
 
俺はそのままソファーにダイブ。
 
 
臣)ヤバい…///
 
 
どうしよう…
 
俺…
 
 
幸せすぎて死ぬかもしんない。
 
どうしよう…。
 
 
やっと…やっと…
俺のこと好きって言ってくれて
 
大好きだとか…
好きすぎて死んじゃうとか…
 
 
臣)////
 
 
可愛すぎる!!!
どうしようマジで!!///
 
死にそうなの俺だから!!!///
 
 
うあああ~~~!!!!
 
 
ばふばふっっ!!!!
 
 
臣)ヤバい…ほんと…
 
 
両想いって…
こんなに嬉しかったっけ…
 
両想い…なんだよな?
ほんとに…
 
 
だって…
 
 
何回も好きだって
言ってくれたし…
 
顔真っ赤にして…
 
 
あれマジで可愛かった…///
 
なにあの可愛さ…
可愛すぎて鼻血出る…///
 
 
一生懸命好きって言ってくれたのも…
 
恥ずかしそうにうつむいたり…
ぎゅって抱きついてきたり…
 
 
キスだって…
 
すっげぇ可愛かった///
 
めっちゃ柔らかかったし…
 
 
唇を離したら…
顔真っ赤にして、目潤ませて…
 
恥ずかしそうに
俺を見上げてきたのが
死ぬほど可愛くて…
 
そのあと俺の胸で顔隠してたし…
 
 
臣)////
 
 
あああああ~~
何あの生き物!!!!
マジで可愛すぎるっっ////
 
 
ばふばふっっ!!!
 
 
 
しかも…
 
キスしたらおかしくなっちゃうとか
言ってたよな…
 
なんだよあれ…////
 
 
あんなん…反則だし!!
もう…おかしくなれよ…///
 
てかもう俺の頭がおかしいな…。
 
 
ダメだ…
全然冷静になれねぇ…
頭マジで沸いてる…。
 
 
臣)~~~///
 
 
……すげぇ好きだ、マジで。
 
 
俺…
 
ほんとに…
 
死ぬほど大事にしよ…。
 
 
 
だって…
 
ほんとに勝手に涙が出てくるぐらい…
すげぇ嬉しかった。
 
あいつが
好きだって言ってくれて。
 
 
あいつに
ずっと好きでいてほしい。
 
ほんとに…
一生大事にする。
 
 
絶対__。
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
ガチャ…
 
 
バスルームのドアが開く音が聞こえて
俺は思わず飛び起きた。
 
 
臣)…っ
 
 
さっきは
 
嬉しすぎて
離したくなくて
好きすぎて
 
帰るなって…
泊まってけって…
強引に言ったけど
 
あいつ困ってないかな。
 
 
でも…
 
今日は…絶対に帰したくない。
一緒にいたい。
離れたくない。
朝までずっと…、一緒にいたい。
 
 
ガチャッ
 
 
♡)あ…っ、あの…
  シャワーありがとう…
臣)ん。
♡)ドライヤー…
  借りてもいーい?
臣)ああ、いいよ。
♡)ありがとう…
臣)……じゃあ…俺も入ってくるわ。
♡)あ、うん。
 
 


ー続ー

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