〈76〉エッチな下着報告会

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ふにゃん…
 
 
ん???
 
 
今…、、すげぇ柔らかいものを
触ったような……
 
 
ふにん…ふにん…
 
 
……はっ!
こ、これは…、、
 
 
臣)////
 
 
おっぱいだった。
 
 
あれ…。
 
 
その柔らかさに目を開けると…
 
 
♡がいつの間にか俺の腕の中で
寝返りを打ったのか、
俺が♡を後ろから抱っこしてるような
形になってて…
 
必然的に、手の位置におっぱいがある
なんてラッキーな話。
 
 
ふにゃ…ん…、ふ…にゃん…
 
 
臣)////
 
 
きっっっもちぃ〜〜〜〜〜///
 
マシュマロみたい。
ほんと何これ。
 
 
……ああ、やべ…
もう息子まで起きちゃった…。
 
お前はもう少し寝てろ、バカ///
 
 
ふに…っ、…ふに…っ
 
 
臣)………はぁぁ…///
 
 
おっぱいに吸い付いた手は
触ることをやめられなくて…
 
あっという間に興奮してる俺の身体。
 
 
外がまだ暗いから、夜中なのかな…。
 
 
時間を確かめるよりも、触ってたい。
このマシュマロみたいなおっぱいを。
 
 
……つーか、
これバックスタイルこんなに可愛いの?///
 
さっきはもうHに夢中だったっていうか…
♡が可愛すぎてメロメロだったから…
 
この天使みたいな下着を
堪能する余裕がなかった…。
 
いや、そりゃもちろん
マジマジ見たし、楽しんだんだけど…///
 
 
背中こんな風になってんだ…。
……めっちゃ可愛い…。
 
花であしらわれた細い紐が二本、
ウエストまで繋がってるだけだから
♡の綺麗な背中のラインが露わになってて…
 
……はぁ、ほんっと綺麗///
 
 
肌はすべっすべだし
肩甲骨のラインも華奢で綺麗で…
 
たまらん…///
 
 
はっ…俺ってば…
夜中に彼女の身体をこんな分析して
その美しさに酔いしれてるって…
変態な彼氏じゃない!?大丈夫?!
 
 
♡)……ん…、
臣)…っ///
 
 
♡が少し動いたおかげで、
その更に下もハッキリ見えた。
 
 
ウエストのとこがヒラヒラしてんのも可愛いし
お尻が…!
お尻がたまらんのですよ!!///
 
 
こいつ、背中も綺麗だけど
ヒップラインも相当綺麗だよな…?
 
上向きに丸みを帯びたお尻は
ぷりんぷりんで…
触るとめっちゃくちゃ柔らかくて、
俺の手に吸い付くみたい。
 
 
……ああ、たまらん!///
もうダメだ、こんな状態で寝れるわけない!
 
身体は興奮MAX状態だし
息子は♡を起こそうと大暴れしてるし…
 
 
臣)はぁ…、っ
 
 
腰が…勝手に揺れて…
止まんない…。
 
 
鈍い快感が…もどかしくて…
その焦れったさに…余計に熱くなってくる…。
 
 
♡)ん…ん、っ…///
臣)…っ、ごめん…、///
 
 
さすがに起きちゃったか…。
 
 
♡)なぁ…に…?///
 
 
こっちを振り向こうとした♡を
うつ伏せにして、
そのまま覆いかぶさった。
 
 
臣)♡、ごめん、このまま…いい?///
♡)あ…っ、ん///
 
 
半分寝ぼけてる♡は
まだ事態を把握してない。
 
でも…、
俺の腰が揺れるのと一緒に…
♡の身体ももどかしそうに、腰を浮かせてる。
 
 
ほら、小さく揺れて…
♡だって俺を欲しがってる。
 
 
臣)我慢できない、ごめん、///
♡)……っ!!
 
 
あっという間に、溶け合って。
 
 
臣)…はぁ、っ…はぁっ、…///
 
 
こんな可愛い真っ白な天使を
後ろからこんな風に穢して…
 
その背徳感に、余計に興奮する。
 
 
臣)♡、ごめんな…?///
♡)んん…ぅっ///
 
 
♡のしなやかな背中のラインを
指でなぞって、
そのまま細い腰をグッと掴んだ。
 
 
ああ、本当に…、綺麗な身体。
 
思わず見惚れながら、
俺はしばらく夢中で腰を振った。
 
 
♡)あ…っ、…ぁぁっ…!///
 
 
♡の声が、ほんと可愛くて…。
 
 
必死にシーツを掴んでる♡の手を
上からきゅっと握って、
♡を背中から抱きしめるように
肌と肌を重ね合わせた。
 
 
臣)はぁ、…っ、
  着せたまま…すんの…、興奮する///
♡)…ふゃぁ…っん!///
 
 
ピクピク震えてる♡の身体を
押さえつけるように
身体をしっかり密着させて、
 
 
………俺はそのまま、
 
♡のぬくもりに溶け切った………。
 
 
真っ白な天使は…肩で息をしながら…
 
また俺の腕の中で、
深い眠りに落ちていった……。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
……あれ…?
 
なんだろう…、これ…、、
 
 
……紐…?
 
…レース…?
 
 
♡)……はっ///
 
 
そうだ!
私、エッチな下着、着てるんだ!///
 
 
思い出してドキドキしながら目を開けると
もう外がうっすら明るい。
 
朝かな…?
 
 
時間を確かめたいけど…
それよりも。
 
まだこの腕の中で、
このぬくもりを感じていたい。
 
 
………えへへ…///
 
臣くんあったかぁい…
 
臣くん大好き。
 
大好きだよぅ…///
 
 
臣)なんか…、
♡)えっ!?
 
 
いきなり臣くんが喋った!!
 
 
臣)これ、エロくて良かったけど…
  ちゃんと肌でくっつきたいな…そろそろ。
♡)////
 
 
いつから起きてたの?
そんな普通のテンションで話さないで?///
 
 
臣)記憶、あるか?w
♡)えっ…
臣)二回目のH、覚えてる?w
♡)……///
 
 
覚えてる…もん///
 
私は寝てるだけだったけど…
臣くん…すごく激しかった。
 
 
「はぁ、…っ、
 着せたまま…すんの…、興奮する///」
 
 
ぼんっ///
 
 
耳元で囁く臣くんの声を思い出したら、
身体が一気に熱くなった。
 
 
臣)あれ、なんか赤くなってる…w
♡)ううう…///
臣)覚えてんのね、w
♡)……(こくん)///
 
 
臣くんは笑いながら
私の頭をなでなでしてくれた。
 
 
臣)ね、肌でくっつきたくない?
♡)うん…っ
 
 
こんな薄くて頼りない布とか紐だけど
それでも邪魔に感じちゃう。
 
臣くんと直接肌をくっつけたい。
 
 
♡)あれ…どうやって脱ぐんだろう///
 
 
ベッドの中で脱ごうとしても
よくわかんない。
 
 
♡)……ね、脱がせて…?///
臣)////
 
 
身体を捩らせると、
臣くんが丁寧にゆっくり脱がせてくれて…
 
 
♡)何もなくなったーーー♡
 
 
ぎゅっっ♡
 
 
裸になれた私は、臣くんの胸に飛び込んだ。
 
 
♡)はぁぁぁぁ……♡
 
 
ああ、なんて気持ちいいんだろう…。
 
肌と肌で触れ合うと、それだけでもう
溶けちゃいそう。
 
 
♡)気持ち…いいね…♡
臣)うん、すっげぇイイ…///
 
 
いっぱいスリスリしたくて…
臣くんの身体に自分の肌を擦り合わせてたら…
 
なんか…ムラムラしてきちゃった。
おかしいな…///
 
 
♡)……はぁ…、臣くん…、///
臣)////
 
 
あれ…?
 
 
♡)……臣くん…、おっきぃ…?///
臣)さっきから…ね、///
♡)どう…して…、///
臣)お前脱がせた時から。
♡)えっ…
臣)なんかすげぇムラムラして…
  興奮しちゃったんだもん…///
♡)////
 
 
熱くなってる二人の身体を…
また一つに溶け合わせたくなるのは
本能…なのかな。
 
 
臣)えっ…、♡…?///
 
 
私は臣くんの上に乗って、
チュッと小さくキスをした。
 
 
♡)このまま…、いい…?///
臣)えっ…///
♡)…おね…がい、///
臣)////
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
いきなり俺の上に乗ってきて…
俺を欲しそうに目を潤ませてる♡が
可愛すぎて、死にそう///
 
 
俺の方はもうとっくにビンビンなんだけど…
まさか♡から
こんな風に来てくれるなんて…///
 
 
♡)…っ、ぁ…ぁっ、ん///
臣)////
 
 
ゆっくり俺に降りてきた♡が
すげぇ色っぽくて、たまらない。
 
 
奥まで溶け合ったら、
♡はその感触を味わうように
熱い息を吐いた。
 
 
♡)はぁ…、……すっごく…気持ちぃ…///
臣)…っ////
 
 
ドクンッ
 
 
♡の甘さに飲みこまれていくみたいに…
身体の興奮が高まっていく。
 
 
♡)…ただいまって…、言って?///
臣)えっ///
 
 
可愛くねだられて、ドキッとした。
 
 
臣)ただ…いま、///
♡)……えへへ、おかえり///
臣)////
 
 
嬉しそうにそう言った♡が
可愛くて…可愛くて…
 
 
♡)もうずっと…こんな風に…
  ひとつでいたいなぁ…///
臣)////
 
 
パタリと俺の上に倒れてきた♡を、
俺はぎゅっと抱きしめた。
 
 
臣)だからさ、ほんと…なんで…
♡)え…?
臣)なんでそんな可愛いの?///
♡)えっ…///
 
 
お前といると、
「好き」が振り切れて…手に負えない。
 
 
♡)あっ…あっ…あぁっ!臣く…っ///
 
 
俺は手に負えない愛しさを
全部ぶつけるように、
夢中で♡を揺らして、その奥を求めた。
 
 
♡)やぁ…っ!あぁ…っ!///
 
 
♡が我を忘れるくらい。
 
快感に支配されて、泣き叫ぶくらい。
 
 
朝から夢中で、♡を抱いたんだ…。
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
なのに。
 
 
なんで今、こんなことになってる?
 
 
♡)臣くん、ダメだよ…っ///
臣)エロいお前が悪いんじゃん…///
♡)あっ、///
 
 
シャワーも浴びて、
一緒にご飯も食べて、
 
仕事に行く♡を見送るつもりだったのに
なんで今、俺は♡の太ももを撫でてんの?
 
 
♡)臣く、っ///
臣)これはずるいって、///
♡)だって、///
 
 
鏡に映るのはスーツ姿の♡。
 
今日は仕事でお堅い会社に行くらしく
スーツ指定されてるんだって。
 
 
なんかすげぇ新鮮で…
可愛くて…セクシーで。
 
最後に洗面所でピアスをつけた♡を
後ろから見てたら、我慢出来なくなった。
 
 
気付けば♡を抱きしめてて。
気付けば♡のスカートを捲り上げてた。
 
 
♡)臣くん、離して…っ///
臣)ダメ、///
 
 
鏡に映る俺は…
♡への欲情を隠しきれない、
獣みたいな顔をしてる。
 
前にもあったな、こんなこと…。
 
 
♡)臣くん…、///
 
 
目を潤ませながら
鏡越しに訴えかけるように俺を見つめる♡は
すげぇ可愛くて、すげぇエロい。
 
 
臣)脱がせないから、お願い///
♡)…っ///
 
 
むしろ、脱がせたくない。
 
 
こんなキッチリ、スーツを着こなしてるのに…
簡単に俺に乱されて…
 
 
♡)や…ぁ、っ、…あ、あ、…っ///
 
 
頬を火照らせて、甘い吐息を漏らす。
 
 
臣)見て、すげぇエロくない…?///
♡)やぁ、っ、恥ずかしい…っ///
 
 
はだけた胸元。
 
首筋に、うなじに、強引に口付けて…
 
鏡に映る♡が乱れていく様に
どうしようもなく、興奮する。
 
 
♡)ダメだよ、臣くん…っ///
臣)俺もうこんなだよ?///
 
 
止めれるわけない、今更。
 
 
臣)お前だってもう、こんなじゃん…///
♡)…っ///
 
 
何度だって求め合ってしまう
俺たちの身体は…
本当に、キリがない。
 
 
♡)あっ…、あっ…、あぁっ!///
臣)はぁ、っ///
 
 
服を着たまま…ぐちゃぐちゃになるまで…
夢中で乱れる俺たちが
目の前の鏡に映ってる…。
 
 
それはまるで、俺たちの本能を
映し出すみたいに…。
 
 
振り切れるほどの愛しさを
隠しきれずに、ぶつけ合う姿は…
 
恥ずかしいほどに淫らで、
どうしようもない、尊さがある…。
 
 
ああ…このままこうして…
 
永遠にお前と
抱き合っていられたらいいのに…。
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
女)姫ちゃんおはよう!
  今日スーツなんだね!カッコイイ!
♡)おはようございます…///
男)姫がスーツ着てる!
  クールでいいね!似合うよ!
♡)ありがとうございます…///
 
 
すれ違う人にスーツのことを言われるたびに
朝の記憶が蘇って、頬が熱くなる。
 
 
紅)うおお!姫さんスーツじゃん!
  なんで!?めっちゃイイ!♡
♡)ああ、紅くん、蒼くん、おはよう…。
蒼)雰囲気ガラッと変わりますねぇ…
  いつもは可愛いOLさんだけど。
紅)うん、いつもは可愛いけど
  今日はカッコイイ♡
  つーかエロい。なんかエロい。
♡)えっ…
蒼)こんな♡さん見たら
  登坂さんもムラムラしちゃうんじゃ
  ないですか?w
♡)…っ///
蒼)あ…れ、
紅)まさ…か、
♡)////
蒼)ムラムラされた後…だったり、?
紅)朝から…?///
♡)////
 
 
もうやだ!恥ずかしい!///
 
 
♡)知らないっ!じゃあねっ!///
 
 
私は二人から逃げるように
エントランスを走り抜けた。
 
 
♡)……あ、っ
 
 
そういえば。
 
今日は三代目のファンの子達の待ち伏せ、
なくなってた。
 
 
否定コメント出したからかな?
……良かった。
 
 
男)ねぇ、姫の彼氏って結局誰なの?
男)新しいCMの相手役の人?
♡)えっ…
 
 
エレベーターの中で、突然質問されて…
 
 
女)あのCMすごく好き!
  相手役の人、社長さんなんでしょ?
  すっごくお似合い!
女)イケメンだよねー、あの人!
  姫ちゃんと美男美女で理想のカップル!
女)あの人が本当の彼氏なの?
♡)…っ
 
 
みんな次々に聞いてきた。
 
 
♡)彼は、幼馴染なんです…。
男)幼馴染ぃ!?あのイケメンが?!
女)すごーい!
  それは恋に発展したりしないの?♡
女)元カレだったりして…
♡)それはないです!
女)なーんだ、ないのかーー
男)最初普通に芸能人だと思ったもんな、
  あの人。
女)うん!ほんとイケメン♡
♡)……。
 
 
ハルくんが大絶賛されている…。
 
 
ハルくんは私なんかとじゃなくて…
アキさんとお似合いなんだよ。
 
二人とも、大人で…カッコ良くて…
素敵なんだもん。
 
 
M)せんぱーーーいっ♡
♡)わぁ!Mちゃん!おはよう!
 
 
デスクに着くと、
Mちゃんが笑顔全開で走ってきた。
 
 
M)ふっふっふ♡
♡)なぁに??
M)ポカリの撮影、第二弾!
  決まりましたー!♡
♡)ええっ!
M)まだ詳細は来てないんですけど、
  今流れてるやつの反響がものすごいから
  早速第二弾も撮りたい、って。
  連絡来たんです!
♡)わぁっ…、ぜひぜひ!!
 
 
そんなことになってたなんて。
すごく嬉しい。
 
 
M)それにしても…
  森の妖精だったりラムちゃんだったり…
  なのに今日はスーツでバシッとキメてて…
  本当に変幻自在ですね、先輩は♡
♡)えと…、変じゃないかな?///
M)すごく似合ってますよーー♡
P)わ、♡さん!
  おはようございます!///
♡)あ、Pくんおはよーー♡
原)♡さん…今日はスーツなんですね///
  おはようございます。
♡)原くんおはよー。
P)////
原)////
M)先輩が朝からスーツ姿で
  みんなを悩殺してる♡
♡)ええ!??
蒼)だってなんかエロいですもん。
♡)はっ!蒼くん!
蒼)スーツのせいなのか、
  朝から…、なせいなのか
  わかんないですけどw
♡)こらー!シーーッ!///
 
 
私は慌てて蒼くんの口を塞いだ。
 
 
M)ん…?朝から…?
♡)////
M)では先輩、その件は報告会の際に
  合わせて聞きますね♡
♡)え?報告会?
M)今日のランチは報告会ですよ!
  昨夜どうだったか!
♡)えっ…///
M)海璃ちゃんもしっかり
  捕まえておかないと!
♡)////
 
 
あんなの…
一体何をどう報告したらいいんだろう…///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
小)こんな感じ。どうかな?
隆)うわぁ…めっちゃイイ。
臣)……。
 
 
『ああ 美しく生きてきた人の
 微笑みが 美しく咲いて
 これまでのあなたより麗しいから
 I’m in love with you again
 永遠にそう 枯れることのない
 一輪の薔薇を見つけた
 希望と勇気に溢れて
 なんて綺麗なんだろう!?』
 
 
小竹さんにもらった新しい歌詞。
『BRIGHT』って曲。
 
全部一通り読んでみると…
 
 
臣)なんか♡の歌みたい。
 
 
思わずぼそっと呟いちゃった。
 
 
隆)はぁ?これは♧の歌だから!
臣)はい!?
隆)そうですよね、小竹さん!
  あん時話してた歌詞ですよね、これ!
小)ああ、うん、まぁそうなんだけど…w
  女性の凜とした逞しさとか美しさとか
  そういうものを現した応援歌みたいな。
隆)ほらーー。
臣)じゃあ別に♡の歌でもいいじゃん!w
隆)♧の歌なのー。
小)はいはい、それはどっちでもいいからw
 
 
小学生みたいな俺たちを
小竹さんは笑いながら宥めた。
 
 
小)まぁこれは今年出すシングルの
  カップリングって聞いてるから。
  歌入れ楽しみにしてるよ。じゃ!
臣)はい!
隆)ありがとうございます。
 
 
小竹さんが出て行って、
俺たちはもう一度歌詞を読んでみた。
 
 
臣)うん。女の子ってほんと強いよね。
隆)うん。
臣)守ってやりたいって思ってんのに…
  気付けばこっちが守られてたり…
隆)そうなんだよ。
臣)すげぇ癒してくれたり…
隆)うんうん。
臣)なんかもう無敵の女神みたいな
  感じしない?!
隆)する!!
 
 
俺たちは目を見合わせて、思わず笑った。
 
 
隆)男なんか一生敵わない気するわw
臣)ほんとなw
 
 
でも、それでもやっぱり、
そばにいたい。守りたい。
 
そう思うのは、本当に好きで、大切だから。
 
 
隆)あ、なんかグループLINE来てるよ。
  健ちゃんだ。
臣)ん?
隆)えっ…、うそ!
臣)え、何!?
 
 
俺も慌てて携帯を開いてみた。
 
 
『♡ちゃんまた熱愛記事上がってんでー。』
 
 
健ちゃんから届いてるメッセージとリンク。
俺は急いでそれをタップした。
 
 
『姫の真の熱愛相手は〇〇建設の
 〇〇ハルキ社長だった!!』
 
 
臣)なんだこの見出し…っ
 
 
画面をスクロールすると、
二人のCMのオフショットや
同窓会の写真まで貼られてる。
 
 
『姫と〇〇ハルキの関係は幼少期まで遡る。
 二人は毎日手を繋いで登下校するほどの
 仲の良さで、クラスでも公認の仲だった。
 家族ぐるみで付き合いがあり
 将来は結婚の約束もしていたそう。』
 
 
なんだよこれ…、っ
二人の小学校の時の写真まである…!
 
 
『ハルキがアメリカに引っ越し
 離れ離れになってしまった二人は
 大人になってから運命的な再会を果たし
 必然的に結ばれた。
 周りが羨むほどの熱愛ぶりで
 ハルキは自社のCMにまで姫を起用。
 その中でプロポーズをし、式も挙げている。
 本番の予行演習といったところか。
 メイキング動画の中でも
 二人の仲睦まじい様子が窺える。』
 
 
隆)マジで何これ…、何この記事。
臣)…っ
 
 
『運命の相手と再会し、幸せな毎日を
 送っているように思えた姫だが、
 彼女の正体はそんなものではなかった。
 ハルキという本命がいながら
 三代目 J Soul Brothersの
 山下健二郎や岩田剛典にも色目を使い
 関係を持つという節操の無さには
 呆れて物が言えない。
 山下と岩田は姫を奪い合い、関係をこじらせ
 グループの雰囲気も悪くなっていると
 関係者は語る。』
 
 
臣)はぁ…?
  なんだよこれ、ガセだらけじゃん!
隆)つーかこれ、記事とかじゃなくて
  個人が書いてるブログみたいなもんだよ。
臣)えっ?
隆)ほら、ここ。
臣)…っ、ほんとだ…。
 
 
でも…
ただの一般人が二人の幼少期の写真まで
手に入れられるとは思えない。
 
一体誰がこんな記事を…、
 
 
ピロピロ♪ピロピロ♪
 
 
隆)あ、岩ちゃんだ!
臣)え?
 
 
LINEを開いてみると…
 
 
『臣さんごめん!
 一つ言い忘れてた!
 橘と♡ちゃんが揉めた時、
 橘が♡ちゃんに言ってたんだ。
 幼馴染と浮気してるくせに!って。
 もしかしてこれも橘の仕業かも…』
 
 
臣)はぁぁ!?
隆)マジかよ…っ
 
 
ピロピロ♪ピロピロ♪
 
 
直『でも橘がどうやって二人の写真を
  こんなに集められるんだろ?』
E『やっぱり橘ではないのかな?』
N『あいつ今、通院生活でしょ?
  さすがに違うんじゃない?』
健『でも俺に根掘り葉掘りハルくんのこと
  聞いてきてたし…
  可能性はあるな。』
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
M)さ、みなさん♡
  昨夜の報告会、始めましょ♡
♡)ええと…///
海)その…、///
K)あたしは試しに着てみた!
  で、それでポールとビデオ通話してみた!
♡)えええっ!?///
海)Kさん…すごいっ!///
M)ポールさんの反応は!?
K)最初よくわかってなくて。
  見て見てーってカメラ下に動かしたら
  叫び声が聞こえて通話切られた。
♡)えええっ!?
K)その後、普通に電話かかってきて
  僕を殺す気なの!!
  って怒られた。
M)あはははっ!w
♡)もう、Kちゃん〜〜〜!!
  ポールがかわいそうだよ!///
海)きっとすごくびっくりしたんでしょうね、
  ポールさん///
M)電話切っちゃうくらいだもんねw
K)結婚したら目の前で着てやるから
  楽しみにしてろって言っといた。
♡)わぁ!///
 
 
Kちゃんってば…すごすぎる。
 
 
M)で、海璃ちゃんはー?♡
海)えっと…、私は…、その…、///
K)T、鼻血出さなかった?大丈夫?w
海)////
 
 
海璃ちゃんは顔を真っ赤にして
黙り込んじゃった。
 
 
♡)ど、どう…だったの?///
 
 
なんか私までドキドキ。
 
 
海)……最初…すごくびっくりしてて…、
  Tさんに喜んでほしくて、って
  昨日買いに行った経緯を
  説明…したら…、///
M)説明したら?
海)気持ちは嬉しいけど…
  こんなんなくても
  俺は…、その…、えっと…、
  嬉しい…から、って///
M)ん?
K)つまりエッチな下着なんか着てなくても
  海璃とH出来るだけで俺は嬉しいんだー!
  ってこと?
♡)Kちゃん!声が大きい!///
海)…えっと、そういう…意味だと…
  思います…///
M)いやん、Tさんってばーー♡
  でもそんなカッコイイこと言いつつ
  絶対嬉しかったくせにぃー♡
海)えっと…、ハイ、
  可愛いって…言ってくれました…///
M)きゃーーー♡
  いつもより燃えてた?激しかった?♡
海)……(こくん)///
M)きゃーーー♡
  作戦、大成功っ♡♡
♡)////
 
 
海璃ちゃんの話なのに…
聞いてるだけですごく照れてしまう…。
だって…あのTくんが…///
 
 
海)勿体なくて…脱がせたくない…って、///
M)えっ、じゃあ着たまましたの?!
海)……(こくん)///
K)なんかそれ余計エロいな!
M)いやんいやん♡
♡)////
 
 
うちと一緒だ…。
 
 
M)さ、先輩は?
♡)えっ!!
M)どうだったんですか、登坂さん♡
♡)……えっと、、
  海璃ちゃんと一緒!!///
M)はぁぁぁ!?
K)一緒って何や!
♡)一緒は一緒!同じような感じ!///
 
 
こんな話するの、恥ずかしいもんっ!!
 
 
M)元はと言えば昨日先輩が
  エッチな下着欲しいとか言い出したから
  こんなことになってるんですからね〜?
  ちゃんと詳細報告義務があるんですよ!
♡)ええっ!!
M)登坂さんがどんなリアクションだったのか
  どんな風に二人は燃え上がったのか、
  さぁ!!
♡)…っ
 
 
3人とも私をジッと見てて、逃げられない…。
 
 
♡)えっと…、///
  ほんとに一緒だもん、海璃ちゃんと///
  最初は臣くん…驚いてて…
K)ふんふん。
♡)でも…可愛いって…言ってくれて…///
M)ふむふむ。
♡)可愛いから…脱がせたくないって…、///
海)♡さんも…着たまま!?///
♡)……(こくん)///
K)ほぉ〜〜〜〜〜w
M)なるほどなるほど♡
♡)着たまま2回したけど…
  最後はちゃんと脱いだよ///
M)えっ!!
K)着たまま2回!??
♡)はっ…!
 
 
私ってば、変なこと言っちゃった!?
 
 
M)3回もぶっ続けで…、、
♡)違うよ!///
  3回目は朝だもんっ!///
海)夜2回して…、朝にも…、///
♡)えっと///
 
 
どうしよう!
言わなきゃ良かった!!
 
 
K)3回もしたかー。
  そんなにあの下着の威力は
  すごかったかー。
♡)////
 
 
その後、出かける前に4回目もしたけど
それは絶対内緒にしておこう…。
 
あれはエッチな下着、関係ないし…///
 
 
K)で、あんたは?
M)えっ…
K)どうだったのよJさん。
海)そうですよぉ!
  Mさんの話も聞きたいですっ!///
M)…っ、ええとぉ…、、
♡)……まさか。
M)…っ
♡)Mちゃん、着てないんじゃ…
海)ええっ!
K)着てないの!??
M)////
 
 
Mちゃんは「だって…」って
真っ赤になって俯いちゃった。
 
 
M)Jさんの前じゃ…恥ずかしくて…///
K)はぁ!?
  あんた買わなくても持ってたんでしょ?
  着たことあんでしょ?
M)そう…ですけど…、
  大好きな人の前で…となると…
  全然話が違って…///
♡)せっかく買ったのに着なかったのー!?
M)……(こくん)///
 
 
大変だ。
Mちゃんがすっかり乙女になってる。
 
 
海)店員さん言ってたじゃないですか!
  喜ばない彼氏はいないって!///
♡)そうだよ!Jさんも絶対喜ぶよ!
M)ううう…///
K)今日絶対着ろ。決定事項。
M)ええっ!!
K)あたしなんて着たくても
  まだ着れないんだから!!
♡)Kちゃん…w
 
 
大胆なKちゃんを生で見たら
一体ポールはどうなっちゃうんだろう…。
 
ちょっと心配だけど…
まずはMちゃんだ!!
 
 
♡)今日着るんだよ!約束だからねっ!
海)そうですよぉ!
M)……ハイ///
 
 
 
 
 
 
ー続ー

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  1. ひな より:

    きゃぁぁ\(//∇//)\見てるこっちが恥ずかしい!海璃ちゃんサイドも見たいです!!
    そのまえに、橘まだ動いたやがったのね 完全に油断してました。
    ♡ちゃんのこと悪く言うなんて心が痛いよぉ

    • マイコ より:

      そうなんです、しっかり健在でした(ฅ¯ω¯ฅ )笑
      海璃ちゃんSideは…ご想像にお任せいたします♡♡

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