〈52〉触りたい

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はぁぁ……。
 
 
昨夜はHIROさんの会食に急に呼び出されて
帰ってきたのが夜中だった。
 
 
今度こそ♡とHしようと思ってたのに。
 
 
♡はもちろん爆睡で。
 
ピンクのにゃんこを取り上げて
ベッドに潜り込んで、♡を抱きしめて。
 
 
一緒に寝たものの、謎に数時間で目が覚めて…
♡を抱きしめながら、また一人で悶えてる俺。
 
毎日何やってんだろ。
 
 
臣)ううう…///
 
 
こんなにくっついてんのに…。
 
こんなにいい匂いすんのに…。
 
何も出来ないなんて、マジで拷問。
 
 
抱きたい!
 
抱きたいっ!!
 
抱きたいっっっ!!!!!!!
 
 
俺の念が通じて♡が起きたりしないかな。
 
 
臣)はぁ……、///
 
 
つーか…
こんなにしたくてしたくて仕方ないの、
俺だけだったりして…。
 
……なんか切なくなってきた。
 
 
臣)ううう…
♡)……ん…ん…、
臣)!!!
 
 
やべ、ぎゅってしすぎて
起こしちゃったかな?!
 
 
♡)おみ…く…、?
臣)うん、ただいま…///
♡)……ううう…っ
臣)……っ///
 
 
なんか猛烈にスリスリされてる…!!
 
 
♡)…す…き…、///
臣)////
 
 
可愛い…どうしよう…
なんか心臓がバクバクしてきた。
 
 
♡)……好き…だよぅ…///
臣)う、うん…///
 
 
スリスリ…スリスリ…
 
 
♡)はぁ…ぁ……///
臣)////
 
 
この色っぽい吐息は一体…!?///
 
 
♡)……は…ぁぁ……///
臣)////
 
 
♡は俺を何度も確かめて堪能するように
スリスリしては熱っぽい息を吐く。
 
 
♡)ううう…///
臣)////
 
 
ダメだ…。
ただでさえムラムラしてたのに…
こんなことされたら…もう我慢出来なくなる。
 
 
♡)…は…ぁ…、…H…した…い///
 
 
えっ!!?
 
今なんつった?!!
 
 
臣)♡…?///
 
 
どうしよう。どうしよう。
 
一気に期待が高まって、心臓の音がヤバイ。
 
身体もドクドクしてる。
 
 
臣)……いい…の…?///
♡)……。
 
 
こんな時間だけど…
いや、時間なんて関係ない。
 
お互いに…こんな欲しくなってるなら…
 
 
臣)抱いて…いい…?///
♡)……。
 
 
もうキスしたくて、我慢できなくて。
 
ドキドキしながらそーっと肩を掴んだら…
 
 
♡)…スー…スー…、、
臣)!!!
 
 
寝てるんですけどぉーーー!!?
 
 
何!?
さっきの、俺の空耳?!
Hしたすぎてついに幻聴ですか!?
 
いや、んなわけあるか!!
確かに言ったよな、Hしたいって!!
 
だってなんかすげぇエロかったし…
めっちゃスリスリされてたし…
 
 
臣)////
 
 
寝ぼけてたのかな…?
 
こんな限界で死にそうになってんのは
やっぱり俺だけ…?
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)♡…、気持ちいい…?///
♡)はぁ、はぁ、気持ち…いいよぉ…っ///
臣)ほんと…?///
♡)……(こくんっ)///
 
 
お互いの汗が…混ざり合って…
熱くて…熱くて…、すごく幸せ…。
 
 
♡)もっと…して…っ
臣)もっと…いいの…?///
♡)我慢できないよぉ…っ///
  もっといっぱい欲しいの…っ!///
臣)いいよ…、///
♡)あぁ…っ、…んんっ…!///
 
 
気持ち良くて、気持ち良くて、
すごく幸せで…、、
 
ずっとこうしたかった。
 
 
臣くんと一つになりたかった。
 
 
……はぁ、幸せすぎて…夢みたい…///
 
 
臣くん…大好き…
 
大好き…
 
 
♡)……だい…す…、
 
 
あれ?
 
 
♡)……!!!
 
 
身体の感覚がふとリアルになって
目が覚めたんだって気付いた。
 
 
……夢みたいって思ってたら…
本当に夢だった。
 
 
…………しょぼん……。
 
 
臣くんとHして…すごく気持ち良くて…
 
 
♡)////
 
 
こんな夢見ちゃうなんて…
私もうダメだ…。
 
すごくエッチだよ…どうしよう…。
 
 
♡)はぁぁ……///
 
 
なんかもうすごく恥ずかしくて
寝ながら腕枕してくれてる臣くんに
ぎゅっと抱きついたら…
 
……あれ…?
 
 
♡)////
 
 
どうしてだろう。
 
臣くん…寝てるのに…大きくなってる。
 
……え…、なんで…?///
 
 
そーっと確かめるように触ってみたら…
 
間違いない。すごく硬い。
 
 
♡)////
 
 
どうしてこんなことになってるのかな…?
 
臣くん、ほんとに寝てるよね?
 
 
……うん、寝てる。
スヤスヤしてるもん…。
 
 
ドキドキドキ…ドキドキドキ…
 
 
どうしよう。
直接触りたいよぉ…///
 
 
♡)はぁ…、///
 
 
臣くん…ごめんなさい…。
こんなエッチな私を許してください…。
 
触りたくて…我慢できないの…///
 
 
私は眠ってる臣くんのスウェットに
そーっと手を差し込んだ…。
 
布が1枚減っただけで、
その温度がやけにリアルで
すごくドキドキして…
 
 
♡)////
 
 
そのまま、そーっと…
それに直接…手で触れると…
 
………わ、…っ///
 
すごく、あったかい。
 
 
♡)ううう…///
 
 
なんだか愛しさが込み上げてきて
思わずそっと包んだら…
 
 
臣)ん…ん…、
 
 
臣くんがもぞもぞ動いて、目を覚ました。
 
 
♡)……っ///
臣)え……?
 
 
どうしよう…。
 
 
臣)え…?……え??///
 
 
臣くんは状況を理解して、目を丸くしてる。
 
 
臣)何…してんの…?///
♡)……わかん…ない…///
 
 
自分でももう、わかんない。
触りたくて、我慢できなかった。
 
 
♡)臣くんの…すごく…熱くて…、///
臣)うん…///
♡)おっきく…なってて…、///
臣)うん…///
♡)……そしたら…ね、
  触りたく…なっちゃったの…///
臣)////
 
 
正直に告白したら、
臣くんが私をぎゅっと抱きしめてくれた。
 
 
臣)すげぇびっくりした…///
♡)////
臣)すげぇ可愛いんだけど…なんなの///
♡)////
 
 
こんなエッチな彼女、呆れてないかな…?
 
 
臣)…俺だって…触りたいんだけど…///
♡)えっ…、どこ…!?///
臣)いや、どこっつーか…、……全部?///
♡)…っ///
臣)お前の身体…全部…、触りたい…///
♡)////
 
 
どうしよう。
 
心臓がドキドキしてて、
身体がバクバクしてる。
 
 
真っ直ぐにそう言われて、
触ってほしいって…強く強く思った…。
 
私の身体全部…、臣くんに触ってほしい。
 
 
♡)脱いでも…いい…?///
臣)////
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
俺が触りたいって言ったら…
♡が自分から脱ぐとか言い出して…
 
俺はもうドキドキしすぎて、
鼻血出そうなくらい興奮してる。
 
 
♡)……やっぱり…、恥ずかしい…///
臣)…っ///
 
 
自分の肩紐に手をかけた♡は、
途中でぽすんと俺の胸に顔を埋めた。
 
 
♡)触ってほしいけど…、
  脱ぐの恥ずかしい…///
臣)////
 
 
その言葉が嬉しすぎて、
さっきからもう…、息子が爆発寸前…。
 
だって♡の手のひらに
包まれてるままだし…!!///
 
 
臣)俺に…触ってほしいの…?///
♡)……(こくん)///
 
 
真っ赤になって頷く♡が可愛すぎて…
ほんと…ヤバイ。
 
 
臣)脱がなきゃ…触れないよ…?///
 
 
俺が脱がしてやってもいいんだけど…
恥ずかしがってる♡が可愛くて
そんな意地悪を言ったら…
 
 
♡)////
 
 
♡は泣きそうなくらい目を潤ませて
俺をじっと見つめた。
 
 
臣)////
 
 
グラリと理性が揺れるような、熱い瞳。
 
 
♡)脱いだら…触ってくれる…?///
臣)…っ///
 
 
ドクン…ッ、
 
 
♡)いっぱい…触ってくれる…?///
臣)////
 
 
ドクン…ッ、
 
 
甘えるような可愛すぎる誘惑がたまんなくて…
もう我を失いそうだ…。
 
 
このままひと思いに…食べ尽くしてやりたい。
柔らかくて甘い甘い、この身体を…。
 
 
臣)♡…、
♡)…っ///
 
 
俺が本気で身体を起こした、その時だった。
 
 
ピピピピピ!ピピピピピ!
 
 
鳴り響いたアラーム音にびっくりして、
お互い、我に返るようにハッとした。
 
 
♡)えと…、///
臣)……うん、///
♡)起きる…時間だね…///
臣)だよ…ね///
 
 
♡は少しガッカリしたように
アラームを止めた。
 
でも、その100倍はガッカリしてる俺…。
 
 
少しくらいいいじゃん。
朝ごはん抜きでHしようよ。
 
なんて簡単に言えないのは、
このHが久々すぎるから。
 
久々だし、仲直りHも兼ねてるし、
なんつーか…その…、
すげぇ大事にしたい一回なわけで。
 
 
臣)はぁぁぁ……///
 
 
時間を気にしないで抱きたいんだよ。
 
余計なこと考えないで…
目の前の♡だけに夢中になって、
ひたすらに抱きたい。
二人の時間に溺れたい。
 
 
だから…今は出来ない……。
 
 
でも……、
 
 
臣)したすぎて…ハゲそう…///
 
 
思わずポツリ、本音を漏らしたら…
 
 
♡)ほん…と…?///
 
 
♡が可愛く俺の顔を覗いてきた。
 
 
臣)ほんとだよ…///
♡)……Hしたいの…私だけだったら
  どうしようって思ってた…///
臣)はぁ!?
 
 
俺は勢いよくガバッと起き上がった。
 
 
臣)んなわけねぇだろ!!
  俺がどんだけしたいと思ってんの!!
  お前の100倍は我慢してるぞ絶対!!
 
 
つーか。
こんなにしたいの
俺だけだったらどうしようって
そう思ってたのは俺だっつーの!
 
 
♡)私だって…すっごく我慢してるもん…///
臣)…っ///
♡)私…どんどんエッチになっちゃう…///
臣)え…?///
 
 
膝を抱えるように座ってる♡が
もじもじと顔を上げた。
 
 
♡)ずっと我慢してるから…
  すごくエッチなんだよ…?///
臣)////
 
 
可愛く上目遣いされて…
胸を射抜かれたみたいにドキドキする。
 
 
♡)うずうずして…モヤモヤして…
  臣くんと…Hしてる夢…見ちゃったし…
臣)えっ…///
♡)さっきだって…
  勝手に…触っちゃったし…、///
臣)////
 
 
うん、すげぇびっくりしたけど…
すげぇ可愛くて、嬉しかった。
 
 
♡)臣くんが足りなくて…もう…やだ…///
 
 
♡が拗ねたように膝におでこをくっつけて…
 
 
♡)つらいよぉ…///
 
 
小さく呟いた。
 
 
臣)////
 
 
ドクッ…ドクッ…ドクッ…
 
 
♡が可愛すぎて…
諦めざるを得なかった息子が
また大暴れしてます…。
 
こんなこと言われたら…たまんない///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)♡…?///
 
 
恥ずかしくて顔を伏せてたら、
優しく名前を呼ばれて…。
 
 
臣)……触って。///
♡)……っ
 
 
臣くんは私の手を
ゆっくりとそこへ連れて行った。
 
 
♡)////
 
 
触れた瞬間、ドクンッて脈打ったそれは…
まだ大きくて…熱いまま…///
 
 
臣)我慢してんの…俺も一緒だよ…?///
♡)////
臣)毎日…おかしくなりそうなくらい…
  お前のこと抱きたい抱きたいって…
  そればっか考えてる///
 
 
ほん…と…?
 
 
♡)////
 
 
臣くんの甘えるような視線が、熱っぽくて…
見つめられるとドキドキする。
 
 
♡)……ワガママ言って…ごめんね?///
 
 
「私…どんどんエッチになっちゃう…///」
 
「臣くんが足りなくて…もう…やだ…///」
 
 
苦しくて、口から漏れてしまった本音。
 
 
臣)ううん…、///
 
 
臣くんは私をぎゅっと抱きしめてくれた。
 
 
臣)すげぇ可愛かった。嬉しかった///
♡)////
臣)お前のワガママなんか…
  全部可愛いし…全部嬉しいんだよ…///
♡)////
 
 
臣くんの甘い声に…
胸がトクトク…あったかくなる…。
 
 
臣)今日…帰ってきたら…、しよ?///
♡)…っ
臣)今度こそ…絶対…しよ?///
♡)////
 
 
私は嬉しくて、めいっぱい頷いて、
臣くんをぎゅっと抱き返した。
 
 
♡)約束だよ///
臣)うん、絶対///
 
 
早く早く、抱き合いたい。
こんなにもお互いが欲しくて、求めてる。
 
 
♡)臣くん…大好き///
臣)俺も…大好き、♡…///
 
 
気持ちは同じだから…今は我慢。
 
 
きっといつもの朝なら
少しくらいいいじゃん、とか…
朝ごはん抜きでHしようよ、とか…
臣くんはそう言ったと思うけど…
 
 
そうしないのは、
もうずっとHしてなくて
ボリビアで仲直りしてから
ずっとその時を待ってるから。
 
 
久しぶりだから…
ちゃんと気持ちを確かめ合うように
触れ合いたいし…
 
なんていうか…「特別」なの///
 
 
時間なんて気にしないで、
余計なことなんて考えないで、
 
目の前の臣くんだけに夢中になりたい。
 
 
だから今は我慢なの…///
 
 
臣)あああ〜〜〜っ
  今日ご褒美が待ってると思ったら
  仕事めちゃめちゃ頑張れるーー!!
♡)あはははっ♡
 
 
臣くんは嬉しそうに笑ってベッドを降りた。
 
 
臣)あ〜〜〜マジで楽しみ。
  あんなことやそんなことも
  していいんでしょ?
  ヤバイわ〜〜〜〜♡♡
♡)えっ…なぁにそれ///
 
 
そんな約束、した覚えないんだけど…、、
 
 
臣)あ、なんかやらしい想像して
  期待してるーーw
♡)してないもんっ!///
 
 
意地悪言ってからかう臣くんに
えいってパンチしたら、
臣くんは笑いながら私を抱きしめた。
 
 
臣)なんで。期待しててよ。
♡)え…?
臣)めいっぱい愛してやるから。
♡)…っ///
 
 
急に男らしくそんなことを言って
私をドキドキさせる臣くんは、本当にずるい。
 
 
♡)…臣くんも…っ、期待しててねっ///
臣)えっ…
 
 
臣くんは少し驚いたように私を見た。
 
 
臣)え、…期待って…何?///
♡)////
臣)何してくれんの?
  ねぇ何してくれんの?///
♡)……知らない…っ///
臣)教えてよ!ねぇねぇ〜〜
♡)ぷいっ///
臣)あー!ぷいしてるー!
♡)ぷいぷいっ///
臣)ふはっww
 
 
臣くんは笑いながら私を捕まえて、
後ろからチュッてキスをくれた。
 
 
臣)楽しみにしてるね♡
♡)……うん♡
 
 
早く夜にならないかな…。
 
 
臣くん、大好き。
本当に大好き。
 
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
……って、思ってたのに……、、
 
 
その日の夜、臣くんは急な仕事が入って
帰ってこれなくなっちゃって…
 
私はまた一人寂しく、
にゃんこを抱きしめて眠ったんだ…。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
………ヤバイ。
何かがおかしい。絶対おかしい。
 
 
俺なんか呪われてる!?
 
♡と絶対H出来ないような呪い、
かけられてる?!
 
 
夜、絶対Hしようねって約束してた日は
急な仕事が入って、帰れなくなって。
 
 
次の日、今度こそ!って意気込んでたら…
♡はボクシングで張り切りすぎたらしくて
疲れて爆睡しちゃって。
 
 
もう俺たち、一体いつになったら
Hできるわけ?!
 
神様教えてよ!!!
 
 
♡)臣くんおはよーー♡
  朝ごはん出来たよー♡
臣)……。
 
 
ベッドの中で一人、不貞腐れてたら…
可愛い彼女が俺を起こしに来ました。
 
 
臣)朝から…元気だね…。
♡)うんっ!
  昨日久しぶりにいっぱい身体動かして
  いっぱい寝たからなんかスッキリなの!
臣)……。
 
 
俺はスッキリとは程遠いよ…。
もやもや…もんもん…ムラムラ…。
 
 
臣)今日の…夜って…
♡)あ、今日の夜はね、
  Kちゃんが遊びに来るんだー♡
臣)え、うちに?
♡)うんっ!
  臣くんもお仕事遅いでしょ?
臣)うん…。
 
 
遅いけど…
それでも帰ってきたら今度こそ…
って言おうと思ったんだけど…
 
どうしよう。
 
♡のHしたい熱、もう冷めちゃったのかな…。
 
なんか言い出せる雰囲気じゃ
なくなっちゃった気がする…。
 
 
「私…どんどんエッチになっちゃう…///」
 
「ずっと我慢してるから…
 すごくエッチなんだよ…?///」
 
 
臣)////
 
 
あんな可愛く目をうるうるさせてた♡は…
幻だったのか…?
 
 
臣)あの…さ、
♡)なぁにー?♡
臣)……っ
 
 
♡の笑顔が眩しすぎて、言い出せない…。
 
 
臣)ごはん…美味しい…ありがとう。
♡)ふふ、良かったー♡
 
 
ぬああああ〜〜っ!!
 
俺はHしたい!!
Hしたいんだよぉぉぉ!!
 
 
今日はとにかく少しでも早く仕事を終わらせて
少しでも早く家に帰ってこよう。
♡が寝ちゃう前に!!
 
 
♡)じゃあ行ってきまーす♡
臣)ん、行ってらっしゃい。
♡)チュッ♡
 
 
……バタン。
 
 
臣)////
 
 
息子よ…落ち着け…。
今のはただの行ってきますのチューだぞ。
毎日してんだろが。
 
これくらいでそんな興奮してたら
夜は大変なことになるぞ。
 
絶対絶対、するんだから。
 
 
「触ってほしいけど…、
 脱ぐの恥ずかしい…///」
 
 
照れてもじもじしてる♡、
すげぇ可愛かったよなぁ…///
 
 
どんな風に脱がせてやろう。
想像しただけで…ヤバイ。
 
 
「いっぱい…触ってくれる…?///」
 
 
あん時の♡…、すげぇ可愛くて
すげぇエロかったよなぁ…。
 
 
臣)////
 
 
ダメだ。
俺の頭ん中、もうピンク一色。
 
息子よ!落ち着けって言ってんだろ!///
 
 
はぁ、ダメだダメだ。
なんか気分転換しよ///
 
 
臣)あ…。
 
 
これ、♡の最近の雑誌かな。
まだ見てないやついっぱいあるや。
 
俺はまとめて抱えて
ソファーにどさっと腰掛けた。
 
 
臣)……おお…、これすげぇいいじゃん…。
  あ…、これも…可愛い…。
 
 
マジで他のモデルに申し訳なくなるくらい
♡がダントツで可愛すぎて…
いいのかな、これ。
 
 
臣)おお…これも…可愛い…ははw
 
 
♡の無邪気な笑顔が炸裂してる。
 
 
臣)ほんと可愛いんだよなぁ…。
  ……あ、……///
 
 
なんかこっちは色っぽいな。
表情が、……うん、///
 
……少し開いてる唇とかが…、、
 
俺のこと欲しがってる時の表情みたいで…
 
 
臣)////
 
 
だ〜〜〜〜ッッ!!///
 
 
ムラムラを吹き飛ばすために
気分転換してんのに
なんで俺はまたムラムラしてんだよ!
ったく!///
 
 
臣)あ、うんうん。
  インタビューでも読もう。そうしよう。
 
 
『姫ちゃんのオフの過ごし方を教えて下さい。』
 
『オフは最近ないですが、時間があれば
 友達と遊んだりお料理したり
 女子会したりしてます。
 ボクシングにも通ってます。』
 
『姫ちゃんが一番大切にしているものは
 何ですか?』
 
『好きな人です。
 限られた時間だからこそ、
 少しでも好きな人と一緒にいたい。
 好きな人と過ごせる時間を
 何より大切にしています。』
 
 
臣)……。
 
 
♡がいつもこう言ってくれること…
本当に嬉しいし、感謝してる。
 
 
臣)はぁぁ……///
 
 
ほんと…大好き…。
 
 
俺も♡が大事だよ。
何より大事。一番大事。
 
 
………ああ、早く抱きたい。
 
こんなに大好きだって、身体で伝え合いたい。
 
 
臣)よしっ!!
 
 
絶対絶対、今日の夜、する…っ!!!!
 
 
 
 
 
ー続ー

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  1. さっちゃん より:

    恐ろしい呪いから解放してあげてーー。゚(゚´ω`゚)゚。
    今日こそ!今日こそは、お願いします
    いつもありがとうございます。更新されてたら嬉しく!また、楽しみに待ってます♡

    • マイコ より:

      ありがとうございます。゚(゚^∀^゚)゚。だがしかし、まだ呪いの方は…w

  2. ひな より:

    今日できるかなぁー?
    2人ともかわいそう(ー ー;)
    臣くんの呪いといてあげて!!!
    忙しい中更新ありがとうございます♡

    • マイコ より:

      きっと無理でしょうな。゚(゚^∀^゚)゚。すまんな臣くんw

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