【64】可愛いクレープ

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23時過ぎ。

家に帰ってくると臣くんの靴があって
リビングの灯りもついてる。


♡)ただいまー!


シーン。


♡)あれ?
  臣くんいないの??


リビングのドアを開けると
臣くんはソファで横になって眠ってた。


ってゆーか…

なんか甘い匂いがする。
なんだろ??


私はとりあえず荷物を置いて
手を洗って
リビングに戻ってきた。


♡)……


なんだろこの匂い…

キッチンを見ても
何もないし…
…ってゆーか、なんかピカピカ???



♡)臣くーん?
  ただいまー。


ソファーで眠ってる臣くんに
声をかけても…


臣)……
♡)爆睡ですか…?
臣)……
♡)また寝てるフリかも…
  えいっ。


ほっぺをつんつんしても
臣くんは起きない。


♡)ほんとに寝てるー…


私は臣くんの頭を撫でた。


♡)へへ♡
  …臣くん大好き♡
臣)……
♡)あーあ…
  ほんとに大好きだなぁ…
臣)……
♡)…寝顔可愛いなー
臣)……
♡)チューしちゃおっかなー…
臣)どーぞ?
♡)えっ!!!!
  きゃあ!!!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゴンッ!!!


俺が目を開けると

びっくりした♡が
後ろにあとずさりして

テーブルに激突した。


♡)い、いたぁぁい泣
臣)なーにやってんの?
  ばかだなーw

♡)だ、だって
  臣くんが急に起きるから…
臣)ふははw

♡)え、ずっと起きてたの??
臣)いや?

♡)え、どこで起きたの?
臣)え?

♡)どこー?!!///


どこって…


臣)なんでそんな真っ赤なの?w
♡)だ、だって…
  恥ずかしいもん…//


なんだよそれw


臣)寝てる俺に
  恥ずかしいことしたわけー?
♡)違うっ!けど…
臣)寝込み襲ってくれんなら
  いつでも大歓迎ですけど。
♡)はい?!
臣)どーぞー♡
♡)どうぞって何っ!//
  もうばかぁー!//


そう言って♡は抱きついてきた。


臣)おかえりw


ぎゅっ♡


俺も♡を抱きしめ返した。


♡)ただいま…//
臣)送別会どうだった?
♡)楽しかったよー
臣)AKB成功した?
♡)うん!
臣)つーかお前…


俺は♡が着てた上着を脱がせた。


臣)制服のまま帰ってきたの?!
♡)あ、うん…、時間なくて…
臣)ええ!!これで街歩いたの?
♡)うん…


つーか…


臣)普通に高校生に見えんじゃん。
  補導されるぞ。
♡)された…
臣)え!!!
♡)免許証見せたら帰してくれたけど…
臣)ぶははは!!ww


やっぱり!!


♡)そんな笑うことないでしょー//
臣)だって…
  この歳にもなって補導って…!ww
♡)も~~!!
臣)なになに、
  わざわざそんな可愛い格好で
  帰ってきたってことは
  そーゆーことでいーの?
♡)え?
臣)いーよー
  じゃあシよー♡
♡)え?え?!何を!?
臣)何をって、Hに決まってんだろ。
♡)え!!ちがうー!!//
  そんなつもりじゃないもんっ!!
臣)いーよ別にどんなつもりでも。
♡)だ、だめーっ!//
  明日の練習…、
  しないと…いけないし…
臣)練習?
♡)撮影の…
臣)ああ。


ってかそれなら…


臣)今週散々練習してたじゃん。
♡)そうだけど…
臣)……
♡)ねぇ。
臣)ん?
♡)この甘い匂い、なぁに??


ギクッ!!


臣)え!匂いする?!
♡)うん。
  帰ってきた時からするー。
臣)……
♡)なぁに?
臣)さぁ?
♡)えー
臣)……
♡)教えて?♡
臣)わーずるい、その顔。
♡)え!
臣)なんでも可愛くお願いすれば
  いいと思ってんだろー!
♡)えー!!
  思ってないよぉ!!
臣)ふーん?
♡)え…、…ねぇ。
臣)ん?


♡の表情が変わった。


♡)私…その…
臣)?
♡)チャ、チャラいの?!
臣)はい?!!
♡)調子乗ってるように見える??
臣)何の話だよ!w
♡)……
臣)チャラいどころか
  お固いんじゃありません?あなた。
♡)え?
臣)なんか…潔癖っつーか
  真面目じゃん。
  たまに極道みたいだしw
♡)えー!!
  ……そっか…
臣)どうした?
♡)ううん、何でもない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)じゃあちょっと待ってて。


臣くんはそう言うと立ち上がって
キッチンの方に行った。

???
なんだろ…。


冷蔵庫を開けて
お皿を運んできた。


臣)はい。
♡)!!!!!!!
臣)どうしたw
♡)な、な、な、
  何これー!!!!!!
臣)何これって…
  クレープ?
♡)え!!!
  なんかただのクレープじゃないよ?
  え!え!え!
  可愛いっ!!!♡♡


お皿の上には色んな色の
一口サイズのクレープが並んでて
フルーツもいっぱい乗ってて
とにかく可愛かった。


♡)どうしよう!!♡♡
臣)え?

♡)可愛いすぎるー!!!!
  キャーー♡♡♡♡♡♡
臣)……

♡)ねぇっ!
  これどうしたの??
臣)作った。

♡)え!!臣くんが?!
臣)うん。

♡)え!え!全部?!
臣)うん。

♡)え、え、うそーっ!!!!
臣)ほんと。

♡)て、天才!???
臣)なんでだよ!w

♡)だって…こんな可愛いし
  美味しそうだし…
臣)食べやすいサイズにしといた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


♡)うわーん!!!!!


♡が抱きついてきた。


♡)嬉しすぎて死にそう///
臣)死ぬなw
♡)だって感激だもん…!!


そりゃ良かった。


♡)でも…どうしたの?
臣)はい?
♡)どうしてクレープ…
臣)ホワイトデーだから。
♡)え!あ!!!
  そうだった!!!!!
臣)え、今更?w
♡)え、でも!!
  臣くんドレスとかたくさんくれたよ?
臣)あー…あれは別に…、うん。
♡)え?
臣)なんだよー
  いらねーんなら俺が食うぞ!w
♡)え!だめっ!!!!
  一個もあげない!!!
臣)え、一個もくんねぇの?
♡)だめ!!
  全部私が食べるのっ♡♡♡
臣)いやまぁいいけどさw
♡)わーいわーい♡♡
  嬉しすぎるよー♡♡
臣)でももう時間遅いから
  明日食えよ?
♡)あ!そっか!!
  じゃあ写メだけ先に撮るー!!
臣)え。
♡)え?


写メるんすか…?


臣)なんか照れんだけど…
♡)なんでーw
  だってこんな可愛いんだよー♡
  臣くんが作ってくれたんだよー♡
  天才なんだよー♡
臣)ふはっw
  そんな喜んでくれんなら
  作って良かったわ。
♡)喜ぶよぉ!!!


まーた♡が抱きついてきた。


臣)わーかったってw
♡)臣くんほんとにありがとう♡
  大好きーー♡♡♡
臣)はいはいw
♡)えへへ♡


♡は写真を撮り終わると
にこにこ嬉しそうに笑って

大事そうに皿を抱えて
冷蔵庫にしまいに行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


♡)ねぇ…
臣)んー?
♡)でも…
  キッチンに何も痕跡ないよ?
臣)片付けたもん。
♡)えー


すごいなぁ…
私がお菓子作りする時なんて
キッチンがボールやらなんやらで
てんやわんやになるのに…

やっぱり臣くんてすごい。


♡)しまってきました。
臣)ん。
♡)食べたいよぉ…
臣)太るぞ。
♡)気になるよぅ…
臣)明日な。
♡)嬉しいよぉ…
臣)……


私が感動してると
臣くんが頭をポンポンしてきた。


臣)とりあえず風呂入ってくれば?
♡)うん!!
  …え、臣くん寝ちゃわないよね?
臣)うん。
♡)急いで入ってくるから
  待っててね!!
臣)いや、別に急がなくても
  いいけどw
♡)行ってきます!!


ーーーーー


私が急いでお風呂から戻ると

臣くんはイヤフォンで何か聴いてる。


♡)ただいまー。
臣)あ、おかえり。
♡)何聴いてるのー?
臣)新曲のデモ。
♡)え!!!聴きたい!!!
臣)だめーw
♡)え~!!!
  気になる~!!!
臣)発売まで待って下さい。
♡)え~!!!
  ちょっとでいいからぁ~
臣)だめー。
♡)おねがい♡♡
臣)そんな可愛い顔してもだめーw
♡)え!!
臣)え?
♡)わ、私…今、チャラかった??
臣)なんだよそれ!w
  さっきからなんなの?
  チャラくねーってw
♡)そ、そっか…
臣)つーか…
♡)え?
臣)あそこにある紙袋二つ、何?
♡)え?


…あっ。


♡)えっと…別になんでもない。
臣)なんだよ?
♡)なんでもない!!
臣)気になってきた。
♡)あ!!
  なんでもないってばー!!!


臣くんが紙袋を取りに行った。


臣)あ。


見られた。


臣)つーか、え??


臣くんが紙袋を両方持って来た。


臣)この量、何??
♡)え?
臣)ちょ、待って。
  あのさ、バレンタインの時に
  ガチチョコ渡して来た奴ら
  いんじゃん?
♡)うん…
臣)そいつらとこいつらは別なの?
♡)…うん。
臣)え!!!!
♡)……
臣)お前のこと好きな奴、
  どんだけいんの?!
♡)違うよ!!
臣)え?
♡)別に好きとか言われてないもん!
臣)え…じゃあなんて言って
  渡してくんの??
♡)もらってくださいって…
臣)それだけ??
♡)うん…
臣)好きだとか
  付き合って下さいとか
  ねーの??
♡)ないよ。
  みんな彼氏いるの知ってるもん。
臣)…うーん…
  じゃあお前を狙ってるっつーより
  お前のファンてこと?
♡)ファ、ファン?!!
臣)うん。
♡)え!え!そうなのかな??
  でも私チャラくないよ!!
臣)わかってるっつーの!w
  どうしたお前w
♡)え…
臣)まぁいーや。
  俺の彼女はモテモテっつーことな?


臣くんは頭をポンポンしてきた。


ピロリロリロ♪

♡)あ、メール来た。
  え!Mちゃんが
  もう写真あげてくれてる。
臣)え?今日の?
♡)うん!仕事はやーい!
臣)え、見たい見たい♪
♡)じゃあPCで開くー♡
  一緒に見よー♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


♡がノートPCを隣で開いて
今日のアルバムを見せてくれた。


臣)え!!こんな広い会場なの??
♡)うん。
  だって会社の人、全員だもん。
臣)すげーな!!
  俺らの打ち上げみたい。
♡)ほんとー?w
臣)あ、みんな制服着てる。
♡)そーだよー♡可愛い?
臣)うーん…、うん。
  お前が一番可愛い。
♡)え!!//
臣)あ、安西先生じゃん。
♡)そーだよー♡
  あ!そーだ!♡ちゃんね、
  飛び上がって喜んでたって
  社長言ってたよ!
臣)おお!マジ?
♡)うん!!社長も
  本当にありがとうって言ってたー♡
臣)そっか、良かった。
♡)うん♡
臣)あ、すげー。
  ほんとにAKBみたい。
  ちゃんとこんなステージでやるんだ。
♡)そうだよー♪
臣)男子は…これ、何??
♡)あははw
  わかんないのー?
臣)え?……あ!!!
  ランニングマンやってる!!
♡)そーだよ♪
  三代目だったの。
臣)マジ?!
♡)うん!びっくりしちゃったw
臣)わー!すげ~!!びっくり!!!
♡)ねー!!
臣)だってお前の会社、
  LDHファンいないって言ってたじゃんw
♡)なんかね、男性陣は最近
  三代目が好きらしいよ♡
臣)そうなの!?
♡)うん。踊ってみてさらに
  好きになったって言ってた。
臣)やったーww
♡)やったーww
臣)あ、何、こっから撮影大会?


写真は♡とKがずっと写ってて
あとは男が入れ替わり立ち替わり
写ってる。


臣)何これ!
♡)ステージ終わったら
  写真一緒に撮って下さいって
  いっぱい言われて…
臣)こんなに??
  お前のファン、こんなにいんの?


多すぎね?!


♡)あ、違うよ!!
  えっと…ほら、この人たちとかは
  Kちゃんのことが大好きな人たち。
臣)え??
♡)なんかね、
  「その格好のまま暴言吐いて下さい」
  とか言ってた。
臣)はい??
♡)「そんな趣味ねーよ!!」
  ってKちゃんが怒ったら
  「今のもう一回お願いします!」
  とか言って…
臣)あっははははww
  や~べぇ!!ww
♡)気持ち悪かった!
臣)あははは!!
  確かになんかドMそうだもなーww
♡)この人はね、Kちゃんに
  「ずっと黒髪でいて下さい!♡」
  とか言って
  勝手に髪に触ろうとして
  Kちゃんに殴られてた。
臣)わはははww
  まぁ確かにあいつのストレート、
  キレイだもんなー
♡)ね♡
  でも勝手に触るのは反則だよね~
臣)うん。つーかKも人気あんの?
♡)Kちゃんを一番好きなのは
  私だもんっ!!
臣)いや、そうじゃなくて…w
  あ!!!
♡)あ。


♡とKとMちゃんと
薔薇男とTとかいう奴が
5人で写ってる写真が出てきた。


臣)何これ。
♡)えーと…普通に…記念写真。
臣)こんな奴らと撮んなよ~~~
♡)え?
臣)ムッカつくな~~~
♡)え?Jさん??
臣)どっちも!!
♡)えー!!でも…
臣)は?
♡)Jさん最近そんな
  悪い人じゃないよ?
臣)はー?
♡)困ってたらいつも
  助けてくれるし…
臣)はー!!??
  お前は何言ってんの?!!
♡)え??
臣)騙されんなバカ!
♡)えー!!バ、バカって…
臣)好きな女助けんのも
  優しくすんのも
  そんなん当たり前だっつーの!
♡)え…
臣)そんなんで単純に
  「いい人」とか思うな!!
♡)…はい。
臣)ほんとにわかってんのー?
♡)うん。
臣)あ~~もう。


ほんと心配なんだけど。


♡)臣くんさっきは
  「まぁいーや」って
  言ってたのに~!!
臣)ただのファンとこいつらは
  全然ちげーだろ!
♡)え?
臣)こっちは完全にお前のこと
  狙ってんじゃん。
♡)えー!!!
  Jさんは最近そんなカンジじゃないし
  Tくんだってただのノリで
  そんなんじゃないよー?!
臣)はぁ……


前からわかってたことだけど…


臣)お前ってほんと鈍いよな…
♡)え!!!
  鈍くないもん!!


鈍いっつーの。


臣)下心隠して近付くなんて
  男はいくらでも出来んだよ。
♡)……
臣)いきなり襲われたら
  どーすんの?
♡)え!!!
  そんなことある!??
臣)男はそれくらい危険ってこと。
♡)え……
臣)絶対二人になんなよ?
♡)ならないよ!!!!
臣)……
♡)絶対!
臣)って言っても明日こいつらと
  撮影なんだろー?
♡)あ!そうだった!
臣)はぁ……


なんでよりによって
こいつらと…


♡)二人じゃないよ!!
臣)…まぁそうだけど。
  どこでやんの?撮影。
♡)新宿のスタジオだってメール来てた。
臣)終わったら俺、迎えに行こっかな…
♡)え!!!
臣)撮影何時から?
♡)13時から。
臣)じゃあ…夕方には終わるな。
♡)え!え!
  臣くん仕事は??
臣)明日は朝からで
  多分夕方には終わるし。
♡)え!え!でも…
  臣くんてバレちゃうかも…
臣)いーよ、そいつらにくらいバレても。
♡)えーー!!


牽制しておきたいし。


臣)新宿って…
  ●●ってスタジオ?
♡)あ、うん!そう!知ってるの?
臣)前もそこだったから。
♡)そうなんだ…
  え!てゆーか
  明日夕方には終わるの??
臣)うん、多分な。


♡の瞳が輝いた。


♡)え!!
  じゃあデートのやり直しは??
臣)ああ、する?
♡)したい!!♡♡
臣)わかったw
♡)やったー!!!!
  わーい♡楽しみ~♡♡


♡が飛びついて来た。


臣)あっははw
  そんな嬉しいの?
♡)だってこの間
  ダメになっちゃったし…
臣)うん。
♡)どうしようどうしよう~♡♡
臣)じゃあそろそろ寝っか。
♡)うん♡…って、寝ちゃうの?
臣)え?
♡)えっと…
臣)??


だってお前…
デートの前の夜は

お肌のために早く寝るとか
いつも言うじゃん。


♡)寝ちゃうの…?//


♡が甘えた目で
俺の服を引っ張ってきた。


臣)え…
♡)ご、ごめん!
  何でもない…//
臣)ちょ、待って!
♡)やだーー!


♡は走ってベッドに逃げて行った。


臣)何今の。
♡)知らない//
  おやすみなさい。


一人でベッドに入って
毛布に隠れてるし。


なんだよ〜〜〜〜!


俺がベッドに入ると
毛布から少しだけ顔を出して
こっちを見てきた。


臣)なんか…
♡)……
臣)俺の彼女、
  可愛く甘えてきたんだけど…
♡)…えっ
臣)Hしたいって意味じゃ
  なかったのかなー
♡)……//
臣)俺の勘違いかなー


ボスッ!


♡がクッションを投げてきた。


臣)何すんだよw
♡)やめてよぉ//
臣)なーにが
♡)意地悪…//
臣)なにが~?♪


毛布から少しだけ顔を出してんのが
なんか可愛いw


♡)だって!!
  臣くんのせいだもん!//
臣)なにが!w
♡)だって…


あ、口尖らせてる。


♡)朝からエッチなことして
  ドキドキさせてくるし…


朝?!
…って、あれ、

怒ってたんじゃないの?


♡)すっごいサプライズで
  感激したし…


うん、それは伝わった。


♡)明日はデートで楽しみだし…


うん、俺も楽しみ。


♡)こんなにいっぱい
  「好き」って思ったら…
臣)うん。
♡)……//
臣)シたくなっちゃった?
♡)……うん//
臣)////


可愛すぎるんですけど…


♡)うううっ///


毛布の中でジタバタ暴れてる。


臣)あはははw
  ほんっと可愛いな、お前♡
♡)ん~~~//
臣)隠れてないで出てこいってw
♡)恥ずかしい…//
臣)そんなんじゃチューできねーぞ。
♡)……//


俺がそう言うと
また毛布から少し顔を出して、

甘えた声で上目遣い。


♡)やだ…、
  ……して?//

臣)…っ


あ~~~~もう///
ほんっっと可愛いなこの野郎!!


こいつ…天然の魔性なのかな…




ーendー

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