【45】酔ってる彼氏

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今日は日曜日なのに
またお仕事入っちゃって

お家でずっとパソコンとにらめっこ。


あ~あ…
と思ってたら

臣くんがドタバタ帰って来た。


臣)いってぇ!ただいま~~
♡)おかえりなさーい。


玄関まで迎えに行くと
少し赤い顔で

臣くんがニヤッと笑った。


臣)たーだいま♡
♡)え…、おかえり…
  今、痛いって言ってなかった?
臣)え?あ~~
  ドアに思いっきりぶつけた。
♡)大丈夫?
臣)だいじょうぶーーー


臣くんがのしかかってきた。


♡)重たいよ~~
  飲んでたの?
臣)うん、飲んでた。


後ろから、お酒の匂い。


臣)ん〜〜♡
♡)なぁに…w
臣)な、チューしよー♡
♡)えっ、ちょ…//しない!
臣)なーんで。
♡)なんでも!
  臣くん、酔ってるでしょ。
臣)酔ってねぇし…
♡)もう早くお風呂入っちゃって!


私は洗面所に臣くんを追いやって
ドアを閉めた。

お酒入ってる時の臣くん、
エッチなんだもん…///




リビングに戻って、パソコンを開いてると

しばらくして
お風呂から上がった臣くんが
戻ってきた。


臣)ただいまぁ。
♡)お帰りー
臣)仕事??
♡)うん、やっと終わった♡


パタン。


臣)日曜なのにお疲れ…
♡)ありがと♡


もう酔いさめたのかな??


臣)あ~、あっつい。
♡)えっ!!


そう言うと臣くんは
着てたTシャツを脱ぎ捨てた。


♡)ちょっと!///
臣)暑くね?
♡)暑くないよ!
臣)風呂入ったからかな。


確かにちょっと顔が赤いかも…


臣)お前も脱がしてやっから
  こっち来い。
♡)?!!


何それ!!!


♡)何言ってるのー?
  私は暑くないもんっ///


脱がそうとしてくる臣くんの手から
慌てて逃げると

今度は臣くんが
私の顔をじーーっと見てる。


♡)な、なぁに…//
臣)んーー……


なんか…臣くんの目が…


臣)お前はさぁ…
  なんでそんな、エロいの?
♡)えっ!?


急に何?!


臣)メガネなんか…
  いっつもしてねーじゃん。
♡)あ、これ?
  ブルーライト用のメガネだよ?
  目疲れちゃうから。
  昨日買ったの。
臣)ふーーん。
  エロいな~~~
♡)なんで!//


意味わかんないし…


臣)こっち来ーいー♡
♡)え、え、


やっぱりまだ酔ってるー!


♡)臣くん、お酒くさい。
臣)んーー??


お構いなしに
私の首元に顔をうずめてきた。


♡)くすぐったいよっ//
臣)お前はイイ匂いするー♡
♡)もう離してっ
臣)やだ。
♡)も~~~
  酔ってる臣くん
  エッチだからやだっ!
臣)なに?Hしたいって?
♡)言ってない!w
臣)言ったじゃん、今。
♡)言ってないってば!
  やっ、ちょっと…
臣)ん~~


服の隙間から
滑り込んでくる手が、熱くて…


♡)や…っ//
臣)俺も脱いでんだから…お前も脱げよ…
♡)臣くんが勝手に脱いだんでしょ?//
臣)したくないの?
♡)え??
臣)俺とH。
♡)や、やっぱり酔ってる…
臣)酔ってねぇって
♡)嘘つきっ


絶対…酔ってるもん…っ


臣)ねぇ…、シよ?
♡)え、待って…っ、ちょっと//
臣)やーだ。待たない。
♡)や…っ//
臣)俺から離れんな!


拗ねたようにそう言うと

私をぎゅーっと閉じ込める
熱い腕と、身体。


臣)つーか昨日
  勝手に先に寝た奴、誰だよ~
♡)え?
臣)人に歌わせといて。


あ…っ


臣)俺、したかったんだけど。
♡)え?
臣)H。
♡)…っ///


ごめんなさい…


臣)だから…今日シよ?♡
♡)////


それとこれとは別問題で…


♡)や、だ…
臣)なんで?
♡)酔ってる時の臣くん…
  手加減してくれないんだもん…//
臣)え?
  手加減なしで襲ってほしいって?
  もうしょうがないな~~♡
♡)言ってない!!//
臣)だから逃げんなって!


またぎゅーって、抱きしめられて…

しばらくじっとしてると


顔の赤い臣くんが、
私の顔を覗き込んできた。


臣)……俺、さ…
♡)うん…

臣)お前のこと、すげぇ好き。
♡)えっ?!


急に何??


臣)すっげぇ好き。
♡)え…/////


な、何それ…


臣)お前は?
♡)えっ

臣)お前は?
♡)……

臣)…言ってよ。
♡)////


恥ずかしい…//
急にどうしたの?


臣くんの目が、
「言って」って…言ってる。


♡)……好き…だよ?///


私がそう言うと、


臣)へへっ///


臣くんがすっごく嬉しそうに
にっこり笑った。


♡)////


な、何この臣くん…

可愛すぎる……!!
ずるい…っ///



臣くんの潤んだ瞳が
愛しそうに私を見つめて…


手のひらが優しく、頬に触れた。


臣)♡…?
♡)……//
臣)好きだからさ…、
  チュー…していい?


そんな顔で言われたら
ダメって言えないもん…


♡)うん…//


私が頷いた瞬間に、重なる唇。


♡)ん…っ//


何度も…角度を変えて…

優しいキスと、
アルコールの香りに…


頭がクラクラしてくる……


♡)は…ぁ…//


唇が離れると

臣くんの瞳が熱を持ってて…


臣)…もっと、していい?
♡)え…?


また重なるキスは
堰を切ったように、止まらなくて…


どんどん激しく、深くなってく…


♡)ん…っ///
  はぁ…、っ臣…くん…
臣)ん…?
♡)苦しい…///


息苦しさを伝えるように
臣くんの腕をキュッと掴むと


臣くんは私のまぶたにキスをして

また強く、抱きしめた。


臣)あ~~もうほんと可愛い♡♡
  ほんっと好き!
♡)…っ///


な、な、何なの?これ!!
臣くんが臣くんじゃないよ~!!!


♡)臣くん…なんでそんな
  にこにこしてるの?//
臣)んー
  なんかお酒入ると
  感情抑えられなくなるよね…


すごく満足そうな声で
ずっとぎゅってされてる。


頭を撫でる手が…すごく優しくて…


臣)俺、すげー幸せ…
♡)え??
臣)お前のこと好きで。
♡)……//
臣)あ~もうほんと好きだわ♡


恥ずかしい!///
誰か…助けて…////


臣)ねぇ、ほんとにHしたい。
♡)えっ

臣)お前の体温感じたい。
♡)…っ

臣)めっちゃ触りたい…
♡)…///

臣)お願い。
♡)////


こんな甘々モードで…
キュンキュンすることいっぱい言われた後に

そんな素直に甘えられたら…


嫌なんて言えないもん///


♡)うん…///


私が頷くと…


臣)やったぁ!♡♡


臣くんは嬉しそうに
私をぎゅーって抱きしめた。


も~~~~////


臣くんのこのツンデレは
なんなのー!!!

ほんとずるい!////


これで明日
覚えてなかったらどうしよう…



ーendー

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