(89)酔っぱらいの破壊力

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それからKちゃんと二人で入ったのは
会社の近くのダイニングバー。
 
 
K)はい、それじゃ!!
♡)え?
K)おめでとー!!カンパーイ!!w
♡)わ、わ、ありがとうっ…、カンパイ///
 
 
ニコニコ笑うKちゃんと
グラスを合わせて…
 
「おめでとう」っていう言葉が
なんだか嬉しくて、くすぐったい。
 
 
K)で?
♡)え?
K)何がどうなった?
♡)……///
 
 
ええと…
 
 
♡)Kちゃん、どうしよう///
K)何が。
♡)私、病気かもしれない。
K)は??
♡)考えないようにしても
  すぐにポンッて臣くんが
  浮かんできちゃうの///
K)何それ…臣くん病ですか?
♡)うん…///
 
 
今日は一日中そうだった。
 
 
K)ぶはっww
♡)なんで笑うのー!///
K)いやー?
  可愛い奴ーって思ってw
♡)だって…ほんとだもん///
K)ちゃんと…、気持ち言えたの?
♡)うん…///
K)臣くん、なんて?
♡)え?
K)あんたが好きだって言ったら。
♡)あ、えっと…、えっと…
 
 
臣くんは…
 
 
「なんか…
 …信じらんなくて……」
 
 
そう言って…
 
 
♡)……泣い…てた…。
K)え!!??
♡)……
 
 
抱きしめてる背中が…震えてて…
 
 
♡)…っ
K)ちょ、ちょ、なんであんたまで
  泣くの!!!
♡)だって…臣く…んっ…
  泣いてたんだもん…、ぐすっ
K)だからってあんたまで泣くな!!
  ほら、もう!
♡)うううっ…
 
 
思い出したらなんか…感動して…
 
 
K)あんた…昨日もどうせ泣いたんでしょ。
♡)え!!…ど…してわかるの?
K)わかるわ!!w
♡)だって…臣くんのこと大好きって思って…
  そしたら…伝えようとしただけで
  涙が出てきちゃったんだもん…っ
K)それで臣くんも泣いたの?
♡)それで…っていうか…えっと…
  なんか信じられないって言ってた。
 
 
ほんとに俺のこと好き?って聞かれて…
 
 
K)あんたが好きだって言ったのが
  信じられないほど嬉しくて
  泣いたってこと?
♡)え…っ!
  わ、わかんないけど…
  そういう…ことなのかな?///
K)ふーーーーん…
♡)Kちゃん…?
K)ほんとに…
♡)???
K)好きなんだね、あんたのこと。
♡)えっ…
K)……
♡)うん…そうだと…思う…、って
  自分で言うのなんか恥ずかしい!!
  わぁ、なんかごめんなさいっ///
K)なんでw
  事実なんだからいいじゃんw
♡)だ、だって…///
 
 
思い出すと、嬉しいような
照れちゃうような…
 
 
♡)でもね…、
  ほんとに臣くんの気持ち…
  いっぱいいっぱい伝わったの。
K)昨日?
♡)うん…。
K)……
♡)私も臣くんのこと好きって気持ちが
  溢れちゃったけど…
  臣くんが好きって思ってくれてる気持ちも
  いっぱいいっぱい伝わって…
K)……
♡)幸せすぎて溶けちゃいそうだった///
K)Hでもしたの?
♡)し、し、してないよっ!!!
K)そんなびっくりせんでもw
♡)だって…!///
K)いや、溶けちゃいそうとか言うから。
♡)へ、変な意味じゃないもんっ!///
K)はいはいw
♡)びっくりした…///
K)なんでびっくりするよw
  そのうちすんだろがw
♡)……っ///
K)どうした。
♡)……あの…ね、臣くん言ってた///
K)え?
♡)そのうち…、襲うって…///
K)ぶははは!何それ!w
  事前告知っすか?w
♡)わかんないけど…
  びっくりした…///
K)「そのうち」とか言って…
  一緒に寝たりしたら
  即行手ぇ出されんじゃない?
♡)そんなことないよっ!!
K)え?
♡)昨日だって一緒に寝たけど
  何もなかったもん!!
K)え!!一緒に寝たの??
♡)うん…///
 
 
思い出すだけで…ドキドキドキ…
 
 
♡)ちゅ、ちゅーはしたけど…///
K)……
♡)でも…くっついて寝て
  いっぱいぎゅってして…
  幸せだった…///
K)……
♡)溶けちゃう…///
K)メロメロやんけ。
♡)うん…///
K)かーわいw
♡)////
 
 
今日はなんだか
臣くんのことで頭がいっぱいで
 
Kちゃんが笑っておめでとうって
言ってくれたのが嬉しくて
 
私はその後もついついいっぱい
お酒を飲んじゃった。
 
 
♡)えへへ…♡
K)なーに、ニヤニヤしてw
♡)好きぃ…♡
K)臣くんがでしょ?
  わかったっつーのw
♡)Kちゃんも好きだもんっ♡
K)なーに。酔ってんの?w
♡)酔ってないよぉ♡
K)あんた滅多に酔わないのに珍しいね。
  確かにちょっと今日、量多いけど…
♡)酔ってないってばぁ///
K)はいはいw
♡)Kちゃんも大好きぃ♡
K)はいはいw
♡)臣くんもKちゃんも大好きなのぉ♡♡
K)ありがとさんw
♡)えへへへーー♡♡
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
仕事が終わって
家に帰ってきたのは22時過ぎ。
 
 
あいつ…、もう帰ってきてるかな?
 
声、聞きたい。
 
電話……、、
つーか…会いたいな。
 
会いたい。
うん。
 
 
だって俺、明後日からロスだし
しばらく会えなくなるし
今日会いたい。
 
 
今から行こっかな。
 
 
明日の仕事は…、9時からか。
それならあいつより早いし…
うん!!
 
いい…よな?
いつでも…来ていいみたいなこと
言ってたし…
 
 
昨日の今日だけど…
 
…つーか
なんなら今日の昼まで一緒にいたけど…
 
でも、もう会いたい。
 
 
電話してみよ。
 
 
プルルルル…、プルルルル…
 
 
♡『はい!』
 
 
お!すぐ出た!
 
 
臣『もしもし?俺。』
♡『臣くん!!♡♡』
臣『うん。』
♡『臣くん臣くん♡♡』
臣『うんw』
♡『わぁん♡臣くーん♡』
 
 
え…
なんだ?このテンション…///
 
 
臣『お前もう家ー?』
♡『うんっ!今帰ってきたのぉ♡』
臣『あ、マジ?お疲れ。
  あの…さ、…今から…
  行ってもいい?お前んち。』
♡『えっ!!』
 
 
やっぱ迷惑…かな?
 
 
♡『臣くん、来てくれるのっ??♡』
臣『うん…』
♡『わぁいっ♡待ってるー♡』
臣『えっ…』
♡『早く会いたいよぉぉ♡
  早く来て~~~♡♡』
臣『え…、///』
 
 
な、何これ…え?…え??
 
 
臣『じゃあ…今から行くわ。』
♡『うんっ♡待ってるねっ♡』
 
 
ピッ。
 
 
臣)……
 
 
な、な、なんだ今のは…
 
え????
 
 
♡のテンションがよくわからないまま
とりあえず着替えとかを持って
♡の家に向かった。
 
 
 
ピンポーン。
 
 
……ガチャ、
 
 
玄関のドアが開いたと思ったら、
♡がそのまま俺に倒れてきて…
 
 
臣)え!!どうした??
♡)ふにゃぁ……///
臣)えっ!おい!大丈夫か?
 
 
バスローブを着たまま
真っ赤な顔をしてる♡。
 
 
♡)のぼせちゃったぁ…///
 
 
俺はフラフラの♡を
とりあえずソファーに座らせて
水を渡した。
 
 
臣)ほら、飲め。
♡)ありがとう…///
 
 
♡はそれをごくごく飲むと、
にこっと笑って俺を見た。
 
 
♡)お風呂あるよぉ…♡♡
  入る??
臣)え、いいの?
♡)うん♡♡
臣)じゃ…入ってこよっかな…
♡)うん♡♡
 
 
なんか…
♡が変だな。
 
のぼせてるからか??
 
 
俺が風呂から戻ってくると
♡はソファーで眠ってて。
 
 
臣)おーい!
  お前髪乾かしてねぇじゃん。
  風邪ひくぞーー
♡)んん…っ///
臣)ほら、起きろ。
♡)やぁんっ///
 
 
ぎゅっ…
 
 
臣)えっ…!///
 
 
いきなり抱きついてきたんですけど!!
 
 
臣)ちょ、何!///
♡)やぁん…、んん…///
 
 
なんでそんなエロい声ばっかり…///
 
 
ん…?
 
こいつ…、
 
酒臭い????
 
 
臣)お前…酔ってんの??
♡)ふにゃ……///
 
 
また俺に倒れかかってきた♡からは
間違いなく酒の匂い。
 
やっと謎が解けた。
 
なんか変だと思ったら
こいつ、酔っ払ってんだ!
 
 
臣)だーーーっ
  とりあえず髪乾かすぞ。
  ほら、こっち来い。
♡)うう…ん……//
 
 
酒飲んで風呂入って
余計酒まわって
こんなんになってんのか??
 
 
とりあえず
フラフラ動く♡の頭を支えながら
髪を乾かしてやった。
 
 
臣)よし。
♡)臣くん…ありがとぉぉ♡♡
  優しい…♡♡
 
 
ん?
少し元気になったか??
 
 
♡)臣くん、ぎゅうはー?♡
臣)は??
♡)ぎゅって…して♡
臣)え……、
♡)早くぅ…
臣)……///
 
 
ぎゅっ…
 
 
♡)えへへ♡♡
臣)////
 
 
言われた通り抱きしめてやれば
すげぇ嬉しそうで。
 
 
なんなんだ??
酔っぱらうとこいつ
こんな甘えるカンジになんの??
 
酔ってるとこ…
見たことないけど…
 
なんで今日はこんなに酔ってんだ?
 
 
臣)酒…、そんなに飲んだの?
♡)えーー??
臣)今日。
♡)今日はねーー
  Kちゃんといっぱい
  お酒飲んだのーー♡♡
臣)Kちゃん??
♡)Kちゃんはねーー
  だぁいすきなの♡♡
臣)は??
♡)昔から…ずっとずっと
  だぁいすきなの♡♡
臣)うん…
 
 
友達か??
 
 
♡)あのね、臣くんも
  だぁいすきだよ♡♡
臣)え?
♡)今日ね、臣くんにメロメロだったの♡♡
臣)は??///
 
 
♡が俺に抱きつきながら
フラフラしてるから
とりあえずベッドに座らせた。
 
 
♡)もうね、臣くんが大好きすぎて
  私、メロメロなのぉ♡♡
臣)……///
 
 
なんじゃそりゃ!!!
照れるわ!!///
 
 
♡)ね、ほんとに…
  大好きなの……///
 
 
♡が俺の手を
ぎゅっと握ってきた。
 
 
♡)こんなに好きで…
  どうしたらいいの?///
臣)…っ///
 
 
な、なんだこれ!!!
どうしよう…
なんか…ヤバい…
 
つーか…
バスローブから…谷間見えてる///
 
 
臣)お前…とりあえず着替えろ。
♡)え…??
臣)それ、脱げよ。
♡)はぁい…
臣)ちょ、ちょ!!バカ!!!
♡)え…?
臣)ここで脱ぐな!!///
♡)え…?
臣)ちょ、待て!!!
 
 
俺は慌てて♡のチェストから
ナイトウェアを出した。
 
 
臣)ほら、これ着ろ!!
  俺あっち行ってっから!///
♡)ふにゃ……
 
 
俺はそのまま一旦、リビングに戻ってきた。
 
 
臣)…っ
 
 
び、び、びびった!!///
 
 
なんなんだよあいつはーー!!
 
 
俺…、
今日来たの間違いだったんじゃ…
 
 
でもあいつ…
俺がいなかったら
のぼせたまま倒れてたのかな…
 
ほんと手のかかる奴だな!もう!//
 
 
♡)臣くーーん……
臣)ん?
 
 
寝室から♡の呼ぶ声が聞こえた。
 
 
♡)どこ行ったのぉ……
  ぐすん…っ
 
 
え!!!!
 
 
臣)…っ
 
 
慌てて寝室に戻ると…
 
ほ、ちゃんと着替えてる。
 
 
♡)…臣く…ん…
 
 
ぎゅっ…
 
 
臣)なーに…
♡)寂しかったぁ…//
臣)いや、一瞬じゃんw
♡)やぁだ…ぎゅってしてぇ//
臣)……//
♡)ちゃんと…着替えたよ?
臣)うん。
♡)えらいー?♡
臣)うんw
♡)えへへ♡
 
 
頭を撫でてやると
♡がまたぎゅっと抱きついてきた。
 
 
臣)おわ、あぶね。
♡)んーーー♡
臣)ちょ、座れ。
 
 
♡をベッドに座らせて
俺も隣に座った。
 
 
臣)大丈夫?
♡)え??
臣)酔ってっからさ。
♡)酔ってないもーん♡♡
臣)……
♡)今日はねぇ…
  ずっとふわふわしてたのー♡♡
臣)はい?
♡)お仕事しなくっちゃーって思っても
  臣くんがポンポポンって…
臣)???
♡)すぐ頭に浮かんできちゃってね?
  もう臣くんでいっぱいだったの♡♡
臣)……//
♡)臣くんのことが大好きすぎて
  臣くん病なんだってー♡♡
臣)何それw
♡)わかんない♡♡
臣)わかんねぇのかよ!w
♡)えへへー♡♡
 
 
顔赤いなーー
何飲んだんだろ。
カシオレかな…
 
カシオレならいつも飲んでるけど
こんな酔ったとこ
見たことねーし…
 
 
臣)お前…目ぇうるうるしてんなw
♡)えー??
臣)酔っぱらいw
♡)酔ってないってばぁ!//
臣)はいはいw
♡)あーーー!!
  「はいはい」って
  Kちゃんと一緒ー♡♡
臣)は??
♡)えへへー♡♡
 
 
そう言って
ニコニコしながら
俺の腕にぎゅっと抱きついてくる。
 
 
♡)だって好きすぎるんだもん♡♡
臣)何が?w
♡)臣くんがぁ♡♡
臣)……//
♡)臣くんといっぱい
  ぎゅってしたこととかぁ…
  チュッてしたこととかぁ…
  思い出したらドキドキしちゃうの♡♡
臣)……//
♡)そしたら仕事出来ないんだもんっ///
臣)……//
♡)だから…お仕事中は
  臣くんは出てきちゃだぁめ♡
臣)はい…すいませんw
♡)今はいいのぉ…♡♡
臣)え?
♡)今はね、臣くんがいて嬉しいから…
  臣くんのことしか
  考えたくないよぉ…///
臣)え…っ//
♡)臣くんで…いっぱいなの♡
臣)え……//
♡)私ね?
  臣くんでいっぱいなんだよ?///
臣)……///
 
 
そんな…潤んだ目で見んなよ…
ヤバい…
ほんと…何これ…///
 
 
♡)チューしたいなぁ…///
臣)は??
♡)いっぱいしたぁい♡♡
臣)……///
♡)お願い…♡♡
臣)え…っ
♡)んっ♡♡
 
 
また…可愛く目を閉じてきた。
 
 
臣)だめ。
♡)えっ…なんでぇ??
 
 
今したら…
なんか止まんなくなりそうだし…
 
 
♡)やぁだー!!///
臣)え…
♡)してぇっ///
臣)……///
 
 
♡がまた俺の手を握ってきた。
 
 
ドクン…
 
ドクン…
 
 
♡)ね、…して?//
臣)…っ
♡)おね…がい…///
臣)…っ
♡)もう…我慢できないよぉ//
  したい…の…っ///
臣)……ッ
♡)んっ…、んんんっ…///
 
 
俺はもう…
我慢の糸が切れたように
♡をベッドに押し倒した。
 
 
そんな赤い顔で目を潤ませて
そんなセリフ吐かれたら、
我慢できるわけねぇだろ。
 
 
♡)んんっ…、は…ぁ…///
 
 
もう止まらない。
 
 
♡の身体に触れながら、
夢中でキスを続ける。
 
 
♡)あっ…、ん…っ…///
 
 
♡の柔らかい唇を…舌を…
夢中で味わう。
 
 
♡)んんっ…、臣く…ん…//
  苦し…いよ…///
 
 
キスの合間にそう言われて
仕方なく少しだけ唇を離すと…
 
♡は真っ赤な顔をして
にこっと笑った。
 
 
♡)えへへ…幸せ…♡♡
 
 
可愛い顔でそんなことを呟いて…
パタリと閉じた瞳。
 
 
臣)……え??
♡)……
臣)おい??
 
 
スー……、スー……
 
 
臣)!!!
 
 
ね、寝た!!!!!
嘘だろ?
 
え、ほんとに??
 
信じらんねぇ!!!
 
 
臣)ちょ…、もしもし??
♡)…zzz……
 
 
……完全に寝てる。
 
 
臣)……はぁ、///
 
 
完全に弄ばれた。
なんなんだよもう!///
 
 
あんなエロい顔して…
「我慢できない」とか…
 
 
臣)////
 
 
我慢できねぇのは
こっちだっつーの!!///
 
 
くそ…っ
 
 
「臣くん、もう我慢できないの♡
 とか言うてきたらどうすんねん。」
 
 
ふと思い出した、健ちゃんの言葉。
 
 
まさか…
早速今日言われると思ってなかった。
 
てゆーかリアルに言われると
思ってなかった!!!
 
 
酔ってるとはいえ…
 
 
臣)……///
 
 
「我慢できない」って…
キスのことだろうけど…
 
言葉だけ聞いたら…
 
 
臣)////
 
 
ダメだ…
脳内変換したら
めちゃくちゃエロい…///
 
 
「絶対我慢出来ひんで
 すぐ手ぇ出すやろ!w」
 
 
うん…
出したな、俺。
 
 
臣)……
 
 
ああああ~~///
 
危なかった!!
 
 
いや、つーか別に
付き合ってんだから
出してもいいんだけどさ!!
 
 
なんつーか…
 
そのうちでいいやって思ってたけど
こんないとも簡単に発情した自分に
ビビッた。
 
マジでそのまま
襲っちゃいそうだった…。
 
 
酔った勢いはアカンだろ。
 
…って、俺は酔ってねぇけどな!!
 
 
こいつ…
寝ちゃわなかったら…
そのまま…応えてくれたのかな?
 
 
臣)……///
 
 
ああ、ダメだ。
もう寝よ。
 
 
……寝よって…
 
こいつ…と??
 
 
臣)…っ
 
 
ああ……くそ……///
 
 
臣)……はぁ、
 
 
スヤスヤ眠ってる♡を抱き上げて
毛布をかけてやった。
 
 
電気をおとして
俺も隣で横になる。
 
 
♡)ん…にゃ…
 
 
ぎゅ……
 
 
臣)……///
 
 
可愛く抱きついてきちゃって。
 
はいはい、いつものパターンね。
 
 
抵抗しても無駄だし…
俺は諦めて
♡の身体を抱きしめる。
 
 
……やわらけーーー
 
 
つーか…
俺んち泊まった時は
スウェット着てたけど
 
こいつん家だと
基本こいつのナイトウェア、袖がねぇから…
触れる肌の面積が多くて…。
 
 
臣)……///
 
 
そっと抱きしめながら…
やわらかい腕に触れる。
 
 
きもちぃ…///
 
 
ぎゅ…っ
 
 
ああ…俺、寝れんのかな……
 
 
さっきヘタに身体触ったり
エロいキスしたせいで…
スイッチがなかなかオフれない…
 
くそ…
 
 
つーか…
 
酔っぱらって変なこと
いっぱい言ってたよな、こいつ。
 
 
大好きとか…
いっぱい言われたし…
 
臣くん病って…なんだよマジで///
 
メロメロなのとか…
言ってたけど…
 
メロメロなのはマジ、俺だから!///
 
 
ああ…もう…ほんと…
可愛い…///
 
 
ぎゅっ……
 
 
♡も今日は…
俺のこといっぱい考えてくれたのかな…。
 
 
俺もなんだかんだ
頭から全然離れなかったし…
 
付き合った次の日くらい…
こんな浮かれ野郎でもいいよな。
うん。
 
 
はぁ…
 
寝る…か…。
 
 
 
……チュッ…。
 
 
眠ってる♡の瞼にそっとキスをして
俺も無理矢理、目を閉じた…。
 
 
 
 
 
ーendー

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  1. K.Y より:

    今考えると死ぬ寸前まで我慢してた彼氏!!何気にさ、変態ほどちゃんとそういうの守るね!(?)臣岩偉いねぇ。。ん??彼女しだいか!!笑
    やっぱりこの二人すき!

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