臣くんに言われた通り
大人しくベッドに入ったけど…
昨日いっぱい寝たし…
あんまり眠くないな…
♡)……
臣くん…
今日お仕事夜だけって言ってたけど
用事とかないのかな…?
しばらくすると
臣くんがシャワーから戻ってきて…
あ…、髪おろしてる…///
臣)シャワーさんきゅーー
ドライヤー借りてい?
♡)うん…///
臣くんが…うちにいる….。
シャワー浴びて…ドライヤーしてる…。
なんか…変なの…///
臣)よし。
臣くんは髪を乾かし終わると
さっき膝に乗せてた本をまた手に取って
ベッドにもたれて座った。
♡)臣くん…
臣)んー?
もう…本読んでる。
♡)今日…用事ないの?
臣)ある。
♡)え…
臣)今日はお前の看病デー。
♡)え??
臣)大事な用事。
こっちを見ないで
本を読んだままそう答える臣くん。
♡)えっと…///
臣)俺が見てないと
すぐ無茶しそうだし。
♡)……っ
ずっと…いてくれるのかな…?
臣)だから寝ろ。
♡)……///
とくん…
とくん…
♡)…臣…くん。
臣)んー?
♡)ありがとう…///
臣)……ん。
臣くんはこっちを見ないままだけど…
その返事はすごく優しくて。
なんだか胸があたたかくなる。
でも…
臣くんだって
ずっと大阪行ってて疲れてるよね?
昨日だってろくに寝れてないんだし…
♡)臣くん…眠くないの?
臣)んー……
眠くなったら適当にソファー借りるわ。
♡)……
うちのソファー…
臣くんのお家のみたいに大きくないもん。
絶対…疲れ取れないもん。
♡)臣くん…一緒に寝よ?
臣)え?
♡)ちゃんとベッドで。
臣)は?
♡)疲れ取れないもんっ。
臣)はい??
やっぱりダメだよ!
♡)はい!!どうぞ!!
臣)は??
私が布団をめくると、
臣くんは本を閉じて
びっくりした顔をしてる。
♡)このベッド…ちょっと狭いけど…
臣)狭すぎだわ!///
でもそれは我慢してもらって…
♡)一緒に寝よう?
臣)寝るかアホ!!///
♡)えっ!!
臣)俺のことはいいから寝てろっつーの。
ほんっとに…
♡)だめ!!
臣)何が!!
♡)ちゃんと寝てー!!
臣)だから眠くなったら寝るって!!
♡)ソファーじゃダメ!!
臣)なんで!!
♡)臣くんはみ出るもん!!
臣)ぶっww
♡)だからベッドでちゃんと休んで!
ベッドの方が疲れ取れるもん!
LIVEで絶対疲れてるんだからっ!
臣)…ふーん…
疲れ取れることしてくれんの?
♡)え?
疲れ…取れること??
♡)???
臣)……いや、何でもない。
アホなこと言ってないで寝ろ。
♡)え…っ
臣)お前と一緒に寝るわけねぇだろ。
♡)なんで!!
臣)なんでって…
臣くんの身体が心配なんだもん!!
やだ!!!
♡)臣くん甘えていいって言ったもんっ!
臣)はい??
♡)さっき!!
臣)…言ったけど……
♡)ワガママ何でも言っていいって!!
臣)いや、そこまでは言ってねーぞ?w
♡)臣くんが一緒に寝てくれなきゃ
私、寝れない!!
臣)は!!??
♡)だから一緒に寝て…?
臣)…っ
♡)お願い…っ
臣)お前は…何言って…///
私が臣くんの手をぎゅっと握ると…
臣)……はぁ、///
臣くんは大きなため息をついて
ベッドに入ってきてくれた。
臣)なんだこれ…
♡)良かったぁぁ♡はいっ♡
臣くんの肩まで布団をかぶせてあげて…
♡)ちゃんとゆっくり休んでね♡
臣)……
♡)おやすみなさい♡
これで安心だ♡
臣)…はぁ……
あれ…っ
また…大きなため息。
臣)……すげぇあったけぇ。
♡)え??
臣)こん中。
♡)うん。シーツも新しいから
気持ちいいもん♡
私がばふばふ転がると
臣)暴れんな!
って怒られた。
♡)ごめんなさい。
臣)また熱上がんだろ!ばか!
♡)はい…
臣)ったく…
確かにちょっとフラフラする。
大人しくしてなくっちゃ…
臣)つーかお前はなんで冬なのに
こんな薄着なわけ?
♡)え??
臣)お前のパジャマ全部袖ねぇんだもん。
♡)うん。
夏も冬も袖なしだよー。
臣)なんで!
♡)だって…
このまんま毛布にくるまるのが
気持ちいいんだもん…
臣)あーー……
うん、それはわかる。
♡)臣くんも?
臣)うん。薄着のくせに
さみーさみーっつって
毛布にくるまんのが好きw
♡)あははは♡
一緒だーー♡
臣)でもお前は風邪ひいてんだからさー。
あ、あつ。
臣くんが私の腕に触れた。
臣)え、お前ほんとに熱上がってない??
今度はほっぺに触れる臣くんの手。
臣)あ…そんなことねぇか。
焦った。
あ…、手が…離れた。
♡)……
なんか…
もっと…くっつきたいな…
ダメかな…?
臣)つーか…
ほんと狭いな。お前大丈夫?
♡)え?
臣)ちゃんと寝れる?
♡)うん!大丈夫だよ!
狭くて…ごめんね?
臣)こんなくっついてるからって
俺のこと襲わないでねー。
♡)えっっ!!///
臣)え?
こ、心読まれた?!///
わわわっ、恥ずかしい!!///
♡)そんなこと…しないもん!///
臣)だって誰かさん前科あるし。
♡)え?
臣)俺んち泊まった時。
♡)え!!?///
臣)コロコロ転がってきてさー
いきなり抱きついてきて、
変なとこいっぱい触ってきて。
♡)えっ!!
う、う、嘘っ!///
変なとこって…どこ!!??
あの大雨の日だよね?!
♡)ど、ど、どこ触ったの!?///
臣)ぶっ…w
♡)え…っ
臣)焦り過ぎだし!あはははww
♡)え…え…
臣)冗談だっつーのw
♡)も、もぉぉ~~!!!
ばかぁ!!///
臣)ぶははははw
♡)私…痴女になったのかと思った…
びっくりしたぁ…///
臣)痴女って…!!ww
♡)臣くんの嘘つき!ばかっ!
ほんとに焦ったんだから!
♡)大体変なとこ触ってきたのは
臣くんだもん!!
臣)変なとこって?
♡)ふ、太もも触ったでしょ!///
臣)触ったけど。
なんか開き直ってる!
臣)あ~~思い出したらまた
触りたくなってきた。
♡)えっっ!!!
臣)……
♡)え、え、え、え…
臣)ぶっww
♡)…っ
臣)冗談だっつーのw
焦り過ぎww
♡)もうっ!!///
臣)まぁ冗談でもないけどw
♡)え!!!
臣)……
♡)さ…わり…たいの?
臣)触りたいっつったら
触らせてくれんの?
♡)えっ…
臣)触りたい。
♡)えっ!!
臣)……
♡)え、え、え、え…///
私がオロオロしてると、
また臣くんは吹き出して…
臣)言うだけタダだし言ってみたw
そう言って笑った。
臣)いちいち本気にすんなっつーの!w
コツンと叩かれたおでこ。
♡)~~~///
なんか…もう…ずるいっ///
弄ばれてる…!
臣)つーかこんな喋ってたら
お前寝れねぇだろw
もう寝ろ。
あ…、今度は臣くんが優しく笑った。
♡)……
臣くん…
ちょっとだけくっつきたい…な…
ダメかな……
♡)臣…くん…
臣)んー?
私は身体を横にして、臣くんの方を向いた。
♡)えっと…///
臣)ん?
♡)ちょっとだけ…
くっついてもいーい?///
臣)…は??
♡)えっと…
ちょっとだけ…///
臣)……
私がそう言うと、
臣くんもごろんとこっちを向いて…
わっ、わっ、顔が近いっ///
臣)お前さぁ。
♡)はい…///
臣)ベッドん中だと甘えんぼなの?
♡)……え?///
臣)いや、違う、変な意味じゃなくて。
♡)え??
臣)変な意味っつーか…
エロい意味じゃなくて…///
♡)え?
臣)いや、ごめん、だから…///
…寝てると…甘えたくなんの?
♡)え?
臣)つーか…昨日のこと…覚えてる?
♡)え??
昨日のこと??
なんだろう…
♡)……
はっ!!!
も、もしかして…
ぎゅってしてって言ったことかな!??
わわわ…っ
絶対そうだ!!!
ど、どうしよう!!///
覚えてるけど…
恥ずかしくて死にそう…!!///
臣)なぁ…
♡)覚えて…ないっ…///
嘘…ついちゃった…
ごめんなさい…///
臣)覚えてねぇの?
♡)うん……///
臣)そっか…
♡)……///
ほんとは覚えてるのに…
私、悪い子だ…
臣くんごめんなさい…。
臣)じゃあ…どうぞ?
♡)え…?
臣)くっつきたいんでしょ?
どうぞ?
♡)え…っ
いいの…かな…
どうぞって言われると…
それはそれで…
ちょっと恥ずかしい…///
だ、だって…
こんな向かい合ってるのに…
どうやってくっついたら…
♡)や、やっぱりいい!
ごめんなさいっ!!///
なんだか急に恥ずかしくなって
慌てて壁側を向いた。
♡)……///
なんで…こんなこと言っちゃったんだろ…
くっつきたいとか…
ばかばかー!!///
うわーん!恥ずかしいよぉ!///
ううう…
私は端っこギリギリまで逃げて
布団に隠れた。
臣)くっつきたいんじゃねぇのかよ。
♡)……///
臣)おーい。
どっかの甘えんぼ~~
♡)……///
臣)ったく。
……ぎゅっ。
♡)えっ!!
う…うそ…っ
♡)////
……臣くんが…
後ろからぎゅって抱きしめてくれてる。
わわわ…っ///
ドキドキドキ…ドキドキドキ…
臣)お前…あったけーな…
♡)え…?
臣)あ…そっか…微熱あるからか。
♡)…あ…、
臣)なんか…湯たんぽみてぇw
♡)……///
ドキドキドキ…ドキドキドキ…
臣)くっついてたら…安心すんの?
♡)え…?
臣)くっつきたいって…言うから。
♡)…っ
安心…?
そういえばどうして私…
くっつきたいなんて…言ったんだろ…。
なんか…
臣くんが優しくて
大好きって思ったら…
胸がキューッてして
ぎゅってしたくなって…
そう…
好きだから。
臣)寝れそう?
♡)……臣くんは…?
臣)……
♡)…私は…ドキドキして…寝れない…///
臣)うん。
♡)え?
臣)俺も…///
♡)え…?///
臣)……やめ…よっか。
そう言って離れた、臣くんの身体。
私はもう一度、臣くんの方を向いた。
♡)……///
臣)……///
なんか…沈黙が恥ずかしい…。
♡)ワガママ言って…ごめんね?///
臣)いや…、全然…///
…お前に甘えられんのは…
全然やじゃない。
♡)え…?
臣くんはそう言って、上を向いた。
♡)……///
とくん…
とくん…
こんな近くに臣くんがいたら…
ぎゅってされてなくても…
やっぱりドキドキして寝れないかも…///
臣)そーいやお前…、
玄関に財布落ちてたぞ。
♡)え??
臣)拾っといたけど。ほら、そこ。
♡)あ!ありがとう!!
臣)なんであんなとこに…
♡)あ…えっと…
薬買いに行こうと思って…
お財布だけ持って出たんだけど…
臣)うん。
♡)帰ってきちゃった。
臣)なんで?
♡)歩くのが本当にツラくて…
臣)…マジか。
♡)うん。
エレベーターは降りたんだけど…
無理だった。
♡)帰って来てそのままベッドに戻ったから
その時に落としちゃったんだと思う。
臣)……
♡)ごめんね?ありがとう。
臣)どこまで行ったの?
♡)あ、ほんとにマンションの
エントランスまで。
臣)そんなしんどかった?
♡)……うん。
なでなで…
♡)え…?
臣くんの手が…
頭を優しく撫でてくれてる…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)良かった。大分良くなって。
♡)うん…
臣くんのおかげだもん///
ありがとう。
♡が鼻まで布団を引き上げて、
ニッコリ笑った。
それがなんか可愛くて…
俺はずっと♡の頭をなでなで…
早く…熱下がるといいな…。
♡)あんまり…眠くないな…
臣)え?
お前寝ないと意味ないんですけど。
早く熱下げんかい!
まぁ俺も…
眠いはずなのにギンギンだけどな。
おかげさまで。
♡)臣くんは…?
臣)あー?
♡)眠くなってきた…?
臣)全然。
あんなくっついた後で
即寝できるわけねぇだろが…
♡)なんか…面白い話して~♡
臣)は??
♡)面白い話ー♡
臣)…っ
ちらっと♡の顔を見ると
にこにこしながらこっちを見てる。
なんだその無邪気な無茶ぶりは。
臣)…ルイくんって誰?
♡)ルイくん???
臣)うん。
思いきって聞いてみた。
♡)だぁれ?それ。
臣)え??
それを俺が聞いてんだよっ!
♡)どこのルイくん?何の人??
臣)俺が知るか!w
♡)え???どゆこと???
臣)…っ
♡)私の知ってる人?
臣)……
知らねぇのかよ…
俺の聞き間違い??
じゃあ…
誰を呼んでたんだろ…
気になる奴とかじゃねぇのか??
このスウェットも…
弟のだったし…
じゃあ…俺の考えすぎ??
臣)……
あ、でもっ!!
あのアクセサリー!!!
臣)…っ
くそーーー
誰だよ……
♡)ねぇ~~
全然面白くないよぉ…
面白い話~~~
臣)……
俺の気も知らないでこのやろ~~~
臣)お前さ…
絶倫じゃなきゃダメなの?
♡)はい???
臣)……
♡)ゼツリン?て…なぁに??
臣)え…、
知らないんかーい!!
臣)ごめん、冗談。いいや。
♡)え、何それ!!教えてよぉ!!
臣)いや、いいw
♡)ぶーーー
臣)……
やっぱり健ちゃんの嘘だったか。
臣)……
ん?大人しくなったな…
♡)えっ!!!
臣)え?
♡)な、な、何これ!!
いきなりでかい声を出す♡を見れば、
携帯を持ってびっくりしてる。
♡)なんでそんな変なこと聞くのー!///
……調べやがったな。
♡)え、え、意味わかんない!
なんなの!!
臣くんなんなのー!!///
臣)いや、えっと…
♡)な、なんで私が…っ///
臣)いや、ごめん、冗談だってw
♡)ばかー!!!///
怒られた…。
♡)え…、臣くん…、そう…なの…?
臣)は?
♡)これなの?
臣)違うわ!!w
♡)え…っ
臣)そんなん期待すんな!w
♡)し、してないしっ!///
臣)俺はいたって普通ですーー
期待にお応え出来なくて
すいませんね~~~
♡)期待なんかしてないってば!!
臣くんのエッチ!!///
♡はそう言うと、口を尖らせて…
♡)きらいっ///
そんなことを言ってきた。
臣)ほ~~~~
♡)臣くんエッチなことばっかり
言ってくる…///
臣)しゃーねぇじゃん。
♡)え?
臣)Hしたいんだもん。
♡)え!!!!
開き直ってやった。
♡)え、え、え、え…
臣)……
開き直ったけど…
♡がめっちゃうろたえてるから…
臣)いや、ごめんw
今のは冗談がすぎたw
そう言って、笑って誤魔化した。
臣)冗談だってw
嘘です。うそうそ。
♡)……///
あ…、ヤバい。
なんかすげぇ警戒体勢取られてる。
臣)なんもしねっつーの!
ばーか!!
♡)……っ
ほんとはしたいけどな!
今すぐでも!!
でも…
するわけねぇだろバカ…。
臣)……
俺がもう一度♡の方に身体を向けると
♡はまた布団に隠れた。
臣)なぁ…
♡)……///
……無視かよ。
臣)なぁって…
♡)……なぁに?///
あ、布団から少しだけ顔を出した。
可愛い。
臣)こんな冗談言った後で
なんなんだけどさ…
♡)え……?///
臣)絶対変なことしねぇから…
やっぱくっつかない?
♡)え…っ///
俺の言葉に♡は目を丸くして…
臣)やだ?
♡)……///
そのまま俺をじーっと見てる。
♡)くっつくって……
…ぎゅって…こと?///
臣)うん。
♡)……///
臣)だめ?
♡)…だって…ぎゅってしたら…
ドキドキして寝れないもん///
臣)うん…、でも…
こんな近くにいんのに
離れてる方が…なんか違和感。
♡)え…?
臣)っつーのもなんか変な理屈だけど…
ほんと変なカンジすっから…
ん。
俺は右腕を♡の首の下に入れて
自分側の布団を少し持ち上げた。
♡)え…え…え…///
臣)ん。
♡)え…え…、んって…///
臣)やじゃなかったらおいでってこと。
♡)えっ!!///
臣)……
♡)////
そう言っても
♡は真っ赤になって固まってる。
…俺のせいで熱上がるかな?
つーか、全然来ねぇし!!
さっきはくっつきたいとか
甘えてきたくせに~~~!!
臣)5、4…
♡)え!!!
臣)3、2…
♡)え!え!!!!
俺がカウントダウンを始めると、
♡が慌てて俺の腕の中に
もぐりこんできた。
臣)ぶっw
♡)えっ///
臣)作戦成功ww
♡)…っ///
やっと捕まえた。
腕の中で動こうとする♡を
ぎゅっと抱きしめて…
はぁ……///
ドキドキはもちろんするけど…
すげぇ落ち着く…
なんだろこれ…
すげぇ癒される…///
とくん…
とくん…
少しあったかい体温が…尚更…
♡)ん~~///
え??
♡)んん~~!!////
え!!
な、何!!!
臣)…っ
いきなり♡がぐりぐり俺にすり寄ってきた。
ぎゅーーーっ
え、え、な、何?!!////
ぎゅーーーっ
臣)////
え、え、なんか…昨日みたいなんだけど!!
いきなり甘えモード発動?!///
すげぇ抱きついてきて
俺の首元に顔をうずめてきた。
♡)んん~~~!!///
臣)ちょ、くすぐってぇ!///
そこまでされたら
さすがにヤバい!!///
俺のが元気んなる!
やめろ!!!
俺を殺す気か!!///
臣)急に何!!///
♡)もうわかんないっ///
臣)えっ???
♡)んーーーっ!!///
わ、わ、また首元に
ぐりぐりしてくるし!!///
臣)わかったって!!///
♡)んーーー///
ヤ、ヤバい…///
息が…かかる…っ
唇当たってるし…
だ~~~~~~!!!!///
臣)落ち着け!!
これ以上♡が暴れないように、
少しでも自分の気持ちを抑えるように、
俺はゆっくり♡の頭を撫でた。
臣)…っ
落ち着け、俺…!
よくわかんねぇけど…
いきなり爆発したように甘えてきたけど…
手出すな手出すな手出すな。
出したら負け出したら負け出したら負け。
耐えろっ!!!!
自分にそう言い聞かせるように、
♡の柔らかい髪を撫でる。
…
…
…はぁ……
ほんとに殺されるかと思った……///
臣)……
♡が大人しくなって…
そーっと顔を覗くと…
♡)……すーー…
臣)え!!
♡)…すーー……すーー……
臣)え!!
ね、寝てる!!??
わけわからん攻撃仕掛けてきといて
自分はあっさり寝てる?!!
し、信じらんねぇ!!
このやろう…ッ///
……あ、
頭…撫でてんのが…
気持ち良かったのかな…?
臣)……
俺も…この間…
♡が撫でてくれてたの
なんかすげぇ安心したし…
…って
別に俺甘えんぼじゃねぇけどな!!//
って俺は誰に言い訳してんだよ…
はぁ……。
♡)ん……
臣)…っ
起きた?寝言??
♡)……み…くん…
臣)え??
臣くんって言った…?
俺のこと…??
♡)…お…み……く……
臣)…っ
眠ってる♡の唇が…小さく動いて…
♡)お…みくん……すき……
臣)………えっ!!!
確かにそう、呟いた。
臣)…っ
好きって…
好きって…
♡)……すーー……すーー……
臣)!!!
また寝てる!!
臣)…っ
え、え、え、
今の…なに…?!
臣)……///
今の…「好き」は…
「Like」ですか「Love」ですか?
勝手に「Love」で受け取ってもいいですか。
臣)////
好きって…
臣くん好きって…
言った。
言った。
言った!!!!
臣)…っ///
もう…
他の男の名前呼んでたとか…
Xmasに他の男になんか貰ったとか…
そんなんどうでもいいっ
今、俺の腕の中にいる。
俺の腕の中で…
安心して眠ってる。
もう…それだけでいい。
それだけでいい!!
臣)…っ
ぎゅぅ……っ
俺は…
好きで好きで仕方ない…
大事で大事で仕方ない…
そんな幸せを
そっと抱きしめるように…
あたたかい♡の身体を、
隙間なく抱きしめて…
__眠りに落ちた。
ー続ー
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