♡)ねぇ、ケーキ出してもいーい?♡
臣)ああ、いいよー。
♡)わーい♡♡
♡はニコニコしながら
冷蔵庫からケーキを持ってきた。
♡)キャーー♡♡
臣)なに???
♡)4つも入ってるー♡♡
臣)うん。
どれがいいかわかんなかったから。
♡)臣くんどれー?
臣)俺なんでもいい。
♡)え~~~どうしよ~~~~
そう言いながら、
真剣な顔でケーキとにらめっこ。
臣)……おい、迷いすぎw
♡)だってぇ……
臣)残ったのは明日食えばいーだろw
♡)あ!そっか!
そうだけど…でも…うーーーん…
臣)そんでどーせ半分ずつ食べたいんだろ?
♡)えっ!!
臣)それでいいから早く2個選べ。
♡)どうして…わかるの…?//
臣)それくらいわかるわ!w
わかりやすすぎるっつーのw
♡)あ、そーだ!
紅茶とコーヒーどっちがいい?
臣)紅茶かな。
♡)じゃあ入れるねー♡
臣)うん。サンキュ。
俺がソファーで待ってると、
♡がるんるんしながら
ケーキと飲み物を運んできた。
♡)はい♡♡
臣)ん、ありがと。
♡)食べていーい?♡
臣)どうぞ?
♡)いただきまーす♡♡
あーあ…
この幸せそうな顔w
♡)美味しい~~♡♡
臣)俺も食お。
♡)幸せ~~♡♡
臣)うん、美味い。
♡)はぁ~~♡♡
臣)……
♡)美味しいなぁ♡♡
臣)わかったっつーの!
ほんっとにお前は…w
何回言うんだよw
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)また子供扱いされた…
臣)え?何それ。
♡)……
だって…
臣くん笑ってるもん。
臣)俺、お前のこと子供扱いしたことなんか
ないけど。
♡)え…っ
ほんと…?
♡)じゃあ大人?
臣)はい?
♡)立派な大人?
臣)うん…
♡)しっかりしてる?
ちゃんと大人の女性?
臣)おい、勝手に色々付け足すなw
あ、また笑われちゃった。
臣)でも…
女としてちゃんとしてると思うよ。
♡)えっ…
臣)はい、半分。
そう言って、交換されたケーキ。
女として…ちゃんとしてるって…
ほ、褒められたのかな??//
臣)いらねーの?
♡)わ!わ!いるっ!!!
慌ててもう一つのケーキに
フォークを刺した。
♡)あ、美味しい♡♡
臣)うん、こっちも美味い。
♡)えへへ…♡
半分こにしてくれてありがとー♡♡
臣)はいはいw
あ!そーだ!そういえば!!
♡)……
私、聞きたいことあったんだ!!
♡)……あのっ!!
臣)はい?
えっと…
えっと…
臣)なに?
♡)あの……、
臣)??
えっと…
えっと…
臣)なんだよw
♡)……臣くんは…、モテるの?
臣)え?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣くんはモテるの、って…
いきなりの唐突な質問。
ちょっとは俺に興味持ってくれたのかな…?
臣)うん。
♡)えっ!!
臣)とか自分で言ってみたりw
♡)え、嘘なの?
臣)さぁ。
♡)え、どっち??
臣)別に普通。
♡)え…普通……。
臣)……
俺の答えに、少し考えた顔をして…
♡はまた、顔を上げた。
♡)じゃ、じゃあ…、遊んでる??
臣)はい?
♡)チャラいですか??
臣)はい????
なんだよその質問!
ストレートだな!!
臣)…っ
えーーっと……
臣)チャラいって…
どっからがチャラいの?
♡)えっ!!
…わ、わかんない…
臣)……
なんて答えたらいいんだろ。
♡)えっと…、あ!じゃあ…
好きじゃない人に
何かしようとしたりとか……
臣)何かって?
♡)えっ!!
…え…っと…、チュー…とか…
臣)しねーだろw
♡)ほんと??
臣)うん。
好きじゃないのに
なんでチューなんか…
……あ。
しないこともなかった…
やべ…
いや、でも最近はしてない!!!
臣)……
♡)……
あ…
なんか罪悪感…。
多分…
そーゆー男が嫌だから、聞いてんだよな。
臣)しない。
♡)そっか…
臣)うん。
♡)……
臣)お前はー?
♡)え??
臣)モテんの?
♡)え!私?!!
臣)うん。
♡)全然モテないよ!!
臣)ふーん…
どっかの誰かに
チューされそうになってたのに?
臣)じゃあ、チャラいの?
♡)えっ!!
♡と同じ質問を返すと、
♡の目がまんまるになった。
♡)チャラく見えるの?!!
チャラくないよっ!!!
臣)うん、わかってて聞いたw
♡)えっ!ちょっとー!!//
臣)あはははw
♡)もう…
臣)つーかちょっと待てw
じゃあ俺はチャラく見えたのかよ!w
♡)え…っ
臣)……
♡)そうじゃ…ないけど…
わかんないから聞いてみた。
臣)ふーーーーん。
♡)ごめんなさい…
臣)別にいいけど。
♡)怒った…?
臣)…っ
何その可愛い上目遣い。
おいおいおい…///
あ~~~~も~~~~~
臣)怒った。
♡)えっ!うそっ!!ごめんね??
臣)……
♡)わーん!ごめんね??
♡が慌てたように
俺の服の裾を引っ張ってくる。
♡)ごめんね…?
はい、また上目遣い。
ヤバい…//
可愛すぎる…///
臣)ぷっw
♡)えっ!!
臣)怒ってねーしww
♡)な、何それ~~!!
もう~~~/// びっくりしたぁ!
臣)あははは、ごめんごめんw
可愛いからちょっとからかいたくなった。
俺が♡の頭をポンポンすると
♡がじっと俺を見てきて…
♡)臣くん…
いっつも頭ポンポンする…
臣)え!!
……いっつも???
♡)うん。
臣)え…っ
マジで…?
♡)無意識??
臣)え…っと……
いっつもしてっかな??
なんか…
可愛いなーと思ったら
無意識に触りたくなるっつーか…
臣)うん…、無意識かも…。
♡)えっ、誰にでもしてるの?
臣)え、してないしてない!!
♡)……
臣)と、思う。
♡)……
あ、俯いちゃった。
これは…なんだろ…
臣)してたらやだ?
♡)えっ…!
臣)……
♡)……///
あ…、何この反応…。
♡)知らないっ!///
♡はそう言って、プイッと顔を背けた。
臣)…っ
え…可愛い……///
何それ。
臣)ヤキモチですかー?w
♡)な、な、なんで…っ!!//
臣)あれ、違うの?
♡)違うもんっ!!
臣)なーんだ。
♡)ヤキ…モチ…って…
それじゃあ私が臣くんのこと
好きみたいでしょー!///
…たしかに。
でも…
ヤキモチっぽく見えたから
なんか嬉しかったんだけど…
♡)違うもんっ
臣)違うの?
♡)好きじゃないもんっ!///
あ…ハッキリ言いやがった…
くっそーーーー
軽く傷ついたんですけど…。
♡)ヤキモチじゃ…ないもん…
臣)でも…、俺は嫌だけど。
♡)……え??
臣)嫌だから…他の男、家にあげないで。
♡)え…っ
臣)……
♡)……ヤキモチって…こと?
臣)そ。
♡)え…っ///
臣)……
他の男と家で二人っきりとか
ぜっってぇ嫌だし!!
♡)わかっ…た…///
臣)え…?
「わかった」って…
素直かよ!w
臣)男の家にも行くなよー?
♡)え?
臣)男は危ないから。
♡)一人では行かないけど…
臣くんの家もってこと?
臣)え??
……はっ!しまった!!
臣)俺んちはいいの!
♡)なんで?
臣)なんで…って…
♡)臣くん、男じゃないの?
臣)…うん。そう。
♡)あはははっw
あーあ…、無邪気に笑ってるし…
……
…
ケーキを食べ終わると、
♡は寝室に入っていって
何やらガサゴソしてる。
臣)何してんのー?
♡)携帯どこやったかなって。
臣)ないの?鳴らす?
♡)えっと…このへんに
置いたはずなんだけど…
あ!あった!!
臣)お。
♡)良かったー♡
臣)つーか…こっち入っていいの?
♡)え?いいけど何もないよ?
臣)……
何もなくても
寝室は気になるっつーか…
見たいし…。
臣)うわ、すげぇ!
本いっぱいあんじゃん!!
♡)うん、本はいっぱいあるよ♡
臣)好きなの?
♡)うん!
本棚には漫画から小説から
絵本からビジネス本まで
色んな種類の本が並んでる。
臣)すげーな…
♡)そう?
臣)うん。それもすごいし。
♡)それ??
臣)なんかアクセサリーとか。
俺はさっきの壁を指差した。
♡)ああ!これ?
臣)うん。店やれんじゃない?
♡)あはははw
臣)あ…EXILEの本ある。
俺は本棚からそれを取って、
ベッドに座ってパラパラめくった。
♡)臣くんもそれ読んだのー?
臣)もちろん。
♡)そうだよねw
私、これ読んでますます
LDH好きになったんだー♡
臣)そうなんだ…
♡)うん♡♡
そう言いながら、♡も隣に座ってきて…
なんか抱き枕みたいなの抱えてる。
臣)何それ。
♡)これ?抱き枕だよ?
臣)耳ついてる。
♡)にゃんこだもん♡
このにゃんこ好きなのー♡
臣)さっき花瓶の横にもいた。
♡)あはは♡ よく見つけたねー♡
臣)うん。
♡)いっつもこのにゃんこ
ぎゅーってして寝てるのー♡
そう言うと♡は
抱き枕を抱きしめたまま
ベッドに寝転がった。
♡)これないと寝付けないから
出張の時とかちょっと困るんだぁ。
臣)そうなんだ。
♡)うん。
にゃんこいないとダメー♡♡
臣)……
つーか…そんな無防備に
俺の前で寝転がんな!!//
誘ってんのかよ…くそー///
って、絶対違うよな。
わかってます…はいはい。
♡)臣くんも抱っこしてみてー♡
臣)え?
♡)絶対気持ちいいからー♡
臣)え?お前?
♡)え!!違うよっ!!
にゃんこ!!////
なんで私なのっ!!!
臣)……
俺が抱っこしたいのは
お前なんですけど…
♡)ほらー
♡がにゃんこを俺に渡してきた。
♡)ね?気持ちいいでしょ?
臣)うん。
♡)もっとぎゅってしてー♡♡
臣)え……//
なんだ今のセリフ…///
ヤバい…///
♡)ここ~もっとぎゅって♡♡
臣)……//
俺が言われた通り抱きしめると
にゃんこが鳴いた。
ニャーー
♡)ね!可愛いでしょ?♡♡
臣)~~~//
♡)しかもふかふかで
気持ちいいでしょ?♡♡
臣)~~~//
あ~~~もう!!
ベッドの上で何なんだよこれ…
くそーーーー
♡)えへへ♡
無邪気に笑ってんなし!
あ~~~~
もっとぎゅってしてとか…
言われてぇ~~~~///
つーか…
もうお前を抱きしめたいんだけど…
臣)……
俺が♡の顔をじっと見つめると、
♡はまた隣に座って、俺の顔を覗いてきた。
♡)臣くん…どうしたの?
臣)え?
♡)なんか…目がうるうるしてる。
臣)はい??
♡)酔った??
臣)缶ビール1本で酔わねぇし!w
♡)そっか、そうだよねw
臣くんお酒強いもんね♡
臣)……
あ~~
つーかダメだ。
ベッドなんかに座ってたら
押し倒したくなる…。
臣)喉渇いた。
俺は寝室を出て、
リビングのソファーに戻った。
♡)紅茶まだいる?
臣)いや、大丈夫。
俺がソファーに座ってると
♡がベランダを開けて…
♡)あ…気持ちいい♡
そよ風が部屋に流れてきた。
ああ…
外の風に当たりたいな…。
このまま♡と二人で部屋ん中にいたら…
なんか…俺……、、
♡)あ!そーだ!
臣)え?
♡)臣くん♡ 花火しない?
臣)え?花火??
♡)うん!!
臣)花火あんの??
♡)あるのー♡♡
♡はニッコリ笑って
ベランダから花火を持ってきた。
臣)なんで持ってんのw
♡)この間ね、会社のみんなで
海に行ったんだけど、その時の余りー♡
買いすぎちゃって。
臣)海行ったの?
♡)うん♡
臣)……
ふーん…
会社の人と…って…
男もいたのかな…
海だから…水着だよな…?
なんか…
♡)臣くん?
臣)はいっ!!!
♡)花火……
臣)あ、するする!!
♡)ほんとー?わーいっ♡♡
じゃあ公園行こー♡♡
臣)うん。
……
…
二人でエレベーターを降りて外に出ると、
今日は三日月がキレイだった。
♡)わぁ…キレイだね。
臣)うん。
♡)なんか……
臣)…ん?
♡)キレイなもの見る時
最近いっつも臣くんと一緒に
いる気がする♡
臣)え?
♡)月とか…夕陽とか…、花火とか…
臣)ほんとだ…。
♡)あはは♡ なんか嬉しいなー♡
臣)…っ
え…、なんで??
なんで俺と一緒だと嬉しいんだろ…
無邪気にニコニコ笑ってるけど…
♡)ね♡
臣)……///
「ね♡」ってなんだよ…っ
はぁ…、もう…///
公園でるんるん花火を開けると
♡はその中の一本にすぐ火を点けた。
臣)はえーな!w
♡)わーい♪ 臣くんも早くー!!
臣)え、ちょっと待ってw
♡)はい♪ 火、おすそわけー♪
臣)ありがと。
♡)わーい♪ キレイ~~♪
パチパチと二人の花火が
火花を散らし始める。
臣)すげーー
花火久々にやった…w
♡)あはは、ほんとー?♡
臣)うん。
なんかこの匂い懐かしいなw
♡)私もこの匂い好きー♡
なんか夏ってカンジがして。
臣)わかる。
♡)あはは♡
♡は楽しそうに笑って、
次々に色んな花火に火を点ける。
臣)お前…なかなか豪快な奴だな…
♡)えー?
臣)いや…なんか…
一本一本チマチマやる人もいんじゃん?
♡)え!臣くんそっち派?
臣)いや、違うけどw
♡)私は一気にいっぱいやりたい派~♡
臣)はははw
♡)だって色んな色でキレイなんだもん♡
臣)それにしても5本持ちは贅沢だろ!w
♡)きゃははは♡
ほんと元気な奴だな~w
♡)早い者勝ちだもーん♪
臣)あ、じゃあ俺これやろ!
俺はドラゴンを2つ地面に置いて、
火を点けた。
♡)あー!!ずるいっ!!
臣)早い者勝ちなんでしょ?w
♡)そうだけどー!w
バチバチバチバチッ!!
♡)わぁ…っ!
臣)おお~~~っ
上に向かって吹き上げる火花が
色とりどりで…
♡)キレイ。
臣)うん。
二人で見とれてると…
♡)……あ…消えちゃった。
臣)はえーな!
♡)臣くんが点けたからだよっ!
臣)何だよそれ!w
謎のイチャモンをつけられた。
♡)私が点けたらもっと長持ちしたもーん。
臣)んなわけあるか!w
♡)あるもんっ。
臣)じゃあこれで勝負するー?
つーかもう、これしか残ってないけど…
♡)あ、ほんとだ。
線香花火しかないーー!!
臣)お前が猛スピードで消費するからだぞw
♡)だってーー!!
臣)ほら、はい。
俺は線香花火をほどいて
1本、♡に渡した。
♡)よーし♪
じゃあ負けた方は何するー?
臣)何それ、罰ゲーム付き?w
♡)うん!!何がいいかなー♪
臣)じゃあモノマネ。
♡)え!!
臣くん負けたらやってくれるの?
臣)俺勝つもん。
♡)何その自信ー!!w
臣)じゃあ点けんぞー。
♡)あわわ!待って!はい!!
ジジジジ……
♡)わわ…っ、頑張って~~~
臣)俺の長生きタイプだわ。
♡)何それ!わかるの?!w
臣)今、念じてっからね。
♡)私も念じる~!!
………あっ!!
臣)あ、消えた。はや!!w
♡の花火はあっさり死亡。
♡)え~!!どうして~!!
念じるの遅かったのかな…
臣)ははははw
♡)むーーーー
臣)はい、じゃあモノマネどうぞ。
♡)えーー!!どうしよう…
臣)なんかネタないの?w
♡)ないよそんなのーー!w
……あっ!あった!!
臣)あるんかいw
口を尖らせたり
ハッとして笑ったり
くるくる変わる表情が可愛くて。
♡)すっごく似てる!!
臣)ぷっ…ww
自分でハードル上げんなよ!w
♡)だって似てるもん!!
自信あるもん!!
臣)ほぉ〜〜〜、じゃあどうぞ?
♡)じゃあ目瞑って?
臣)はいはいw
言われた通りに目を閉じると…
♡)「ぼくドラえもん~~」
臣)ぶっ!!wwww
俺は思わず吹き出した。
♡)似てたでしょー??
臣)ちょっと待て!
何そのクオリティ!!ww
♡)え??
臣)それのどこにお前は
自信を持ってんだよ!!w
♡)え…似てるでしょ?
臣)カケラも似てねーし!!ww
♡)えーー!!嘘だぁ!!!!
「ぼくドラえもん~~」
臣)いや、何回やっても
似てねぇから!!www
♡)そんなゲラゲラ笑わないでよぉ!
臣)だって…ww
ダメだ…腹いてぇww
面白すぎる…ww
ある意味モノマネより
強烈なネタかもしれない…ww
♡)もう!!
じゃあ2回戦するよー!!
臣)はいはいw
悔しそうな♡はまた口を尖らせてる。
♡)次もモノマネだからね!!
臣)え!また?
♡)そう!!次は私勝つもん!!
臣)あーいw
ジジジジ…
♡)ドキドキ…念伝わってるかな…
頑張れ~~~
臣)それ絶対消えるわ。
♡)え!!なんで??
臣)勘。
♡)変な勘やめてよぉ!!
あ!!!!
ぽたっ……。
臣)ほら消えた。
♡)ちょっとぉ!!
臣)なにw
♡)臣くん変な念こっちに
飛ばしたでしょー!!
臣)何やねんその言いがかり!w
♡)だっておかしいもん!!
臣)はい、モノマネどうぞ。
♡)ガーン…
臣)次はちゃんと似てるやつね。
♡)ドラえもんだって似てるもんっ!!
臣)どこがだよ!!ww
まだ言い張るか!!ww
♡)えーーーじゃあ何にしよう…
あ!!羊にする!!
臣)はい???
♡)羊の鳴き声ー!!
臣)そんなん出来んの?w
♡)うん!!似てるよ!!
臣)だから自分でハードル
上げんなっつーのw
♡)ほんとだもんっ!!!
臣)はい、じゃあどうぞw
♡)いくよー?
………めぇぇぇぇっ
臣)え!!!!!
♡)似てたぁ?♡
臣)何今の…
めっちゃ似てんだけど…
♡)やったぁぁぁ♡♡
そんなん持ってたんかい!!
臣)それを最初に出せよw
♡)あはははw
臣)つーか…
メェってヤギじゃねーの?
♡)あれ??じゃあ羊は???
臣)あれ…?羊もメェ?
♡)わかんないw
あはははは♡
臣)いや~予想以上に似ててびっくりした~
♡)ふふーっ♪
臣)いや、めっちゃドヤってっけど
ドラえもんはマジでねぇからな?
♡)えーーー!!
臣)はい、じゃあ次。
3本目を渡すと
♡が俺の顔をじーっと見てきて。
♡)次は何にするー?
臣)うーん…
♡)じゃあ負けたら秘密を1つ暴露ー♪
臣)え?!秘密!?
♡)うんっ♪ はい!!
臣)え…ちょっ…
ジジジジ…
臣)秘密…なんかあるかな…
♡)なんでもいいよー♪
臣)お前秘密あんの?
♡)え…あ…ないかも…
臣)なんだよそれw
あ、消えたぞ。
♡)えー!!なんでー!!!
臣)お前弱すぎなんだけどw
♡)臣くんが強すぎるんだもんっ!
楽々三連勝ww
臣)はい、じゃあ秘密どうぞ。
♡)えーーー!!
臣)お前が言ったんだろw
♡)秘密…秘密…
なんだろう…、何聞きたい?
臣)聞きたいこと答えてくれんの?
♡)だって…秘密わかんないんだもん。
臣)……
聞きたいことなんて
山ほどあるけど…。
この間…海で…
泣いてた理由とか…
キスされそうになった男のこととか…
俺のことどう思ってんのかとか…
♡)臣くん?
臣)んー?
♡)制限時間5秒前です。5、4、
臣)何だよそれ!!w
♡)3、2、
臣)最近嬉しかったこと!!
♡)え?
臣)って何?
…って俺は何を聞いてんだよ…
♡)嬉しかったこと?
臣)つーか勝手に制限時間作んな!w
♡)へへw
嬉しかったこと…は…
今臣くんと花火してることー♡
臣)はい??
♡)えへへ♡
臣)……っ///
なんだよそれ…
可愛く笑ってるし…///
臣)楽しいことじゃなくて
嬉しかったことだぞ?
♡)あ、そっか…、え~~~
嬉しかったのは……
臣)……
♡)あ!臣くんが忙しいのに
仕事の前にお花届けてくれたことー♡
臣)え…っ
♡)あ…でも…
一緒にキレイな花火見れたのも
嬉しかったから…
そっちの方が最近だね♡
臣)……///
なんで全部俺絡みなんだよ…
わざとかよ…もう
はぁ…可愛い…///
♡)はい♪ じゃあ次~〜!
臣)ん。
♡)次も同じね!!
今度こそ勝つもん♪
臣)……
ジジジジ…
……ぽたっ。
臣)あ、消えた。
ついに負けた。
♡)やったー♡♡
やっと勝ったぁぁ♡♡
臣)そんな喜ぶ?w
♡)だって3連敗だったんだよぉ?
臣)そうなw
♡)えっと…じゃあ何にしよっかなー♡
臣)俺に聞きたいことなんかあんの?
♡)あるよ!!
あるのか。
なんだろ。
ちょっとドキドキ…
♡)あ…じゃあねっ、
次の新曲のタイトルを教えてください♡
臣)えっ!!
そーゆー系?!w
♡)あ!やめた!!やっぱり…
その曲のサビを
1フレーズ歌ってください♡
臣)え~~~!!!
♡)はい、どうぞ♡
臣)つーか…
……サビにタイトル入ってるし。
♡)え?そうなの??歌ってーー♡
臣)……
キラキラ嬉しそうな顔しちゃって。
♡)負けた人に拒否権はありません♡
臣)んーーー
……じゃあ目瞑って?
♡)え?モノマネじゃないのに?
臣)恥ずかしいだろ!//
♡)あははw
はーい♡
臣)~♪抱きしめたなら始まる 冬物語♪~
♡)………え、終わり??
臣)うん。1フレーズでしょ?
♡)やだ!もっと聴きたい!!
何今の!!すごく好き!!
臣)え…っ
♡)ファルセットすごいキレイ!!
臣)……//
♡)歌ってー?
臣)ダメー。
♡)えーーーっ!!
臣)はい、じゃあ次ラスト。
俺は最後の5本目を♡に渡した。
♡)じゃあこれ勝ったら
サビ全部歌ってくれる?
臣)ぶはっw そんな聴きたいの?
♡)うんっ!!
臣)勝ったらね?w
♡)やったぁ♡
ジジジジ…
赤い小さな火花が…
頼りなくパチパチと揺れて。
♡)消えないでーー……
臣)いや、消えるわ。
♡)え?また?
……ぽたっ。
♡)あーーーっ!!
臣)残念でしたー。
♡)……
あ、拗ねてる拗ねてるw
♡)結局私…5戦4敗なんだけど…
臣)よえぇ~~ww
♡)むーーーー!!
臣)いやいや、そんなふくれたってw
♡)臣くんずるいっ。
臣)不正はしてませんけどw
♡)よーし。
じゃあ花火は終わりだねー。
臣)え?
♡)片付けて帰ろ~っと。
臣)おいっw 最後の!w
何を逃げようとしてんだよ!
♡)……
♡はすねた顔をしてベンチに座った。
♡)だって最後は
罰ゲーム決めてなかったもんっ。
臣くんが負けたら歌ってくれるって
それしか決めてなかったでしょっ
臣)何だよそれ、ずりーじゃん!w
聞きたいこと聞いていいんじゃないの?
♡)何かあるのー?
臣)あるけど。
♡)……
臣)……
♡)じゃあいいよー?
臣)……
♡)なぁに?
俺は♡の隣に座った。
臣)ほんとにちゃんと答える?
♡)え…?
臣)……
♡)うん。
臣)……
ずっと聞きたかったこと。
臣)…お前…、俺のことどう思ってんの?
♡)…え…っ……
ー続ー
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マイコさーん(๑ت๑)♡こんばんは。
その後、お元気ですか?
花粉のない天国のような地から、相変わらず時間を見つけては読んでますよ☺️♩
予告によると、近々この回のリモデルが!?このお話も私の好きなstory上位に食い込むお気に入り回なので、すんごーく楽しみにしてます♥
お体大事にね(^_-)-☆
元気だよーーヽ(*^ω^*)ノ
いいないいなーそっちに行きたーい♡
天国でまで読んでくれてありがとう♡笑
そうなの!予告でバレた?w
懐かしいお話になると思うから待っててねんヽ(*´∀`)ノ♡