今市さんは慌てて部屋の中に入って…
隆(ちょ、ごめん!シーーッ!///)
む(え、え、え、/// 本物だよね?!!)
隆(ええと、うん…///
知ってるんだよね?俺のこと…)
む(当たり前じゃん!!)
隆(えっと…、♧にまだ言ってないから…
まだ知らないふりして、お願い…)
む(……っ)
♧)……
何か二人でヒソヒソ話してる。
全然意味がわからない。
♧)知り合い…?
私がそう聞くと…
隆)え、い、いやっ、えっと…
知り合いにすげぇ似てたけど、違った!
あははっw
♧)むーこは今市さん、知ってるの?
む)いや、知らない!w
あたしも知り合いにそっくりで
一瞬びっくりしただけー!あははっw
♧)……
そんなこともあるのかー
む)ほら、なんかお茶とか
入れてさしあげなよ…っ
♧)あ、うん。
今市さん、緑茶でいいですか?
隆)あ、ああ、うん、ごめんね。
♧)待っててくださいねーー
…って、言ったのに
落ち着かない様子で
私の後ろをうろうろしてる今市さん。
隆)友達来てたなんて知らなくて…
ごめんね、いきなり来て。
♧)ああ、いえー。
前に話した、親友のむーこです。
隆)改めまして。今市隆二です。
む)あ、うんっ…///
お茶をカップに注いで
3人で小さなテーブルを囲んだ。
♧)すっごく狭くてごめんなさい…
隆)あ、ううん、ほんとごめん、
いきなり来て…
む)全然大歓迎!!
♧)え…っ
む)髭おじさんが
こんなにカッコイイイケメンだなんて
びっくりだよ。
隆)髭おじさん??
♧)あっ
む)♧がずっと「髭おじさん」って…
隆)……
今市さんが私をじーっと見てる。
♧)何度か訂正しようと思ったんですけど…
まぁいいかなって思って…
隆)何が、まぁいいかなだよ!w
♧)ふふっw
隆)髭おじさんとか悪口じゃん!
♧)悪意はないですよー
隆)ひどいw
む)そうだよ♧!
こんなイケメンつかまえて!!
♧)……
むーこがさっきから何度もそう言うから
改めて今市さんの横顔を見てみる。
確かに綺麗な顔してるし…
笑うととっても可愛いけど…
今市さんを「イケメン」とか
そういう観点で見たことがあまりなかったから
なんだか不思議。
♧)今市さんはカッコイイんですね…
隆)はい?!w
む)何を今更!w
どっから見てもイケメンでしょうが!w
♧)……
隆)♧から見たら髭おじさんなんだもんね?
♧)はい。
隆)…っておいw
♧)あははっw
隆)そんな奴はこうだぞ〜〜〜
今市さんが
私のほっぺを両方つまんだ。
まさかこれは…
ほっぺむにむにの刑!!
♧)ごめんなさい〜〜〜
隆)ふはっ、もちもちw
そう言ってほっぺをむにむにされるから…
♧)////
私はなんだか少し恥ずかしくなって
ぷいっと顔を逸らした。
む)なんだかセキュリティーレベルも
一気に上げてくれたみたいで…
本当にありがとうw
隆)ああ、そうだ!窓も確認しなきゃ!
そう言って今市さんは立ち上がると
新しくなった窓も開けたり閉めたりして…
一人でブツブツ言いながら
満足そうに頷いた。
隆)これで少しは安心だな…
♧)…あの……
「ありがとうございます」
そう言おうと思ったけど…
む)やっぱり心配だよね、このアパート。
むーこの言葉の方が早くて
一旦、お礼は飲み込んだ。
隆)心配すぎるよ!
む)もっとマシなところに引っ越せって
何度も言ってるんだけど…
隆)あ、そうなんだ。
む)うん。
でも♧は気に入ってるから、ここ。
隆)家賃安いのはいいけど…
なんか大家さんも頼りない感じだったし
大丈夫かなぁ。
む)あ、下のおばあちゃんでしょ?
なんかほのぼのした人で。
隆)うん。
む)空き巣に入られても、気付かなそう。
隆)話してて思った。
あのおばあちゃんも心配。
む)はははっw
まぁ♧に何かあったら
隆二くんの家に避難させてあげて。
♧)……
「隆二くん」??
隆)何かあったらって…怖いわw
うちはいつでもいいけど。
む)それ聞いて、一安心♡
隆)むーちゃんも家このへんなの?
♧)…っ
「むーちゃん」??
む)うん!割と近いよーー
だから今日もチャリで来た。
隆)そうなんだ。
む)隆二くん何で来たの?
隆)俺はタクシー。
♧)……
二人はいつの間にかタメ口で
仲良く話してて…
それにちょっとついていけない私。
む)いやーーでも…ほんとカッコイイ。
隆)ちょ、そんなマジマジ見ないで//
む)だって……
隆)////
む)今度一緒にカラオケ行きたい。
隆)…ああ、ぜひ…。
む)やったーー!!
♧)……
カラオケ…?
それは…えっと…
デートの約束なのかな?
むーこは…今市さんのこと
気に入ったの…?
む)♧って…
ほんといつも仕事ばっかりで
休みの日はあたしと遊ぶくらいだし…
隆)……
む)これからいっぱい色んなところ
連れていってあげてね。
隆)うん。
♧)……
ん??
どうしてそんなことを
今市さんに言うの…?
隆)さっきから静かだね、どうしたの?
♧)…っ
今市さんが
やっとこっちを向いてくれて…
♧)別に…なんでもないです…
隆)……
あれ…?
なんで私、こんな言い方…
む)てゆーか思ったけど…
なんで♧は「今市さん」なの?
しかも敬語。
♧)…っ
隆)でしょ?そう思うよね??
俺なんて図々しくタメ口なのに!
む)♧も普通に話せばいいじゃん。
隆)俺もそう言ってるのに
全然直してくんないの!
♧)……//
だって…
だって…
♧)今市さんは今市さんだもん!
隆)ほらね、これ。
む)はははっ、変なのーーw
♧)……//
なんか…
今はなおさら、呼びたくない。
なんか…
なんか…
……
隆)俺が知らない♧の話、
いっぱい聞きたいな。
む)あははっ、どんな話がいい?
隆)なんでもいい♡
む)そうだな〜〜〜
♧)……
むーこと私は
小学校と中学校の9年間一緒で
いわゆる、幼馴染。
むーこの家は割とお金持ちだから
環境は全然違ったけど
そんなの関係なく、ずっと仲が良くて
高校が離れても
社会人になっても
ずっと変わらない、私の親友。
今市さんは
むーこが話す、私たちの昔話を
どれもすごく楽しそうに聞いてくれて
たまに、ふにゃんって笑う笑顔は
やっぱり綿あめみたいに、甘くて柔らかい。
この笑顔…、大好きだなぁ……
む)だから、♧が狙ってる服は
大体売り切れちゃうのw
隆)その前に買えばいいのにー
む)もっと安くなるはずだから!って
バーゲンのギリギリまで粘るから…w
隆)あはははw
む)でもね、……そんな風に
いつも一生懸命な♧だから…
いつか王子様みたいな人が
現れないかなって思ってたの。
隆)え…?
む)♧は…いつか宝くじ当てるんだー!
なんて、いつも夢見てるけど…
♧)だって当たるかもしれないもんっ!
隆)当たったら何したいの?
♧)えっ…
そう聞かれると…なんだろう。
♧)えっと…
もう少し広いおうちに引っ越して…
隆)やっぱり嫌なんじゃん!ここ!w
♧)だって…
今市さんもむーこも
ありえないって言うから…
♧)あとは…
本棚が欲しいです…
読書が大好きだけど
本を置く場所がないから
図書館で借りてくるばっかりで…
隆)それから?
♧)あとは…お洋服ももう少しだけ
欲しいかな…
大事に着てるから
どれも長持ちしてるけど…
可愛い服、本当はもう少し欲しいんだ。
隆)あとは?
♧)えっと…、あっ!ミシンが欲しい!
隆)ミシン?
♧)はい!
そしたらもっといっぱい
色んなもの作れるし…
隆)……
♧)……
あれ、今気が付いた。
なんだか今市さんが
すごく優しい顔で私を見てる。
隆)あとは…?
♧)…あと…は…
もうないです。
隆)……
♧)あとは…少し貯金して、
施設に寄付したいです。
隆)……
普通の人は…
宝くじが当たったら
家族で分け合ったりするのかもしれないけど
私にはそんな家族もいないし
施設の子供たちが
喜ぶような何かに使いたい。
♧)あ!むーこと旅行も行きたいな♡
む)うん、そうだね…♡
隆)……
ぽん…っ
♧)…っ
頭の上に乗ったのは
今市さんの大きな手のひら。
♧)……
む)ね?
隆)……
む)こういう子だから…
宝くじとかじゃなくて…
現実的な王子様が現れないかなーなんて
思ってたわけ。
♧)???
さっきから、王子様ってなーに?
王子様だって全然現実的じゃないよ。
む)……
♧)……
むーこが優しく笑って、私を見た。
む)出会っちゃえば、現実でしょ。
♧)…??
瞬くんのこと…言ってるの??
む)ま、いーや♡
じゃああたしはそろそろ帰ろっかな。
♧)えっ!
む)あとは二人でごゆっくり…♡
隆)……ありがとう。
む)じゃあ隆二くん、ほんとに今度遊んでね♡
隆)うん!ぜひぜひ!
む)楽しみーー♡
♧)……
むーこを見送ろうと立ち上がると
先に立ち上がってた二人が
またヒソヒソ話をしてて…
♧)…っ
え、今……
ほっぺに…キス、した??
む)じゃあね、隆二くん♡
隆)うん…///
む)♧もまたね!
♧)…っ
むーこはそう言って
笑顔で帰って行った。
♧)……
隆)////
今市さんは黙ってそのまま
座布団に座ったけど…
♧)…っ
もやもやする…!!
♧)今市さん!!
隆)……え?
♧)今…っ、今、ほっぺに…
キスされたんですか?!
隆)……はい???
今市さんの目が丸くなった。
♧)だって…すごく近くで…
隆)違うよ!するわけないじゃん!
何言ってんの?!!
♧)…っ
ほんとに…違うの?
隆)あるわけないから、そんなこと。
♧)……
その言葉にほっとして、
もう冷たくなった緑茶を一口、喉に流した。
隆)てゆーか…
キスされてるように見えたの?
♧)……
だって…
二人でヒソヒソ…くっついてたもん…
隆)それでそんなふくれてるの?
♧)……
え?
隆)何このほっぺ。
ツンツン。
♧)////
え、何…?
私…ふくれてたの?
あれ…?
隆)……ヤキモチ?///
♧)…っ
その言葉になんだか恥ずかしくなって
♧)違います!
すぐに否定したのに…
隆)違わなくない…?
♧)…っ
まだほっぺをツンツンしてくる今市さんは
なんだかニヤニヤしていて…
隆)……やだ?
♧)え…?
隆)俺がむーちゃんにキスされてたら
……やだ?
♧)…っ
黙って答えない私に
今市さんは続ける。
隆)むーちゃんに限らずだけど…
俺が他の女の子にも
ほっぺにキスされてたら、やだ?
♧)……
そう聞かれて、ふと思った。
私は今市さんしか男友達がいないけど…
今市さんはどうなんだろう。
他にも女友達がいて
他の子にも同じようにご馳走したりして…
ほっぺにキス、されてるの…?
♧)…っ
少し想像しただけで
さっきからモヤモヤしてる心の中は
もっとモヤモヤになって…
唇をキュッと噛むと
ふわりと、包まれた。
隆)はぁ…、もう…///
♧)…っ
なんで…抱きしめられてるの…?
隆)やならやだって言ってよ…///
♧)…っ
なんで…
隆)そんな顔するくせに、何も言わないとか…
……ずるい///
♧)……
私…どんな顔してたの?//
隆)ねぇ…やでしょ…?
♧)……//
隆)……俺は、やだよ?
♧)…え…?
隆)♧が…他の男のほっぺたにキスしてたら
死ぬほどやだ。
♧)…っ
死ぬほどって…
そんなに…やなの…?
隆)だから…ダメだから。
♧)え…っ
隆)俺以外のほっぺに…
キスしたら…絶対ダメだから///
♧)…っ///
なんだろう…
胸がドキドキして…
またわけがわからなくなってくる。
隆)はぁ…///
ぎゅっ……
♧)////
なぁに…これ、……
こんなドキドキ、私は知らない。
抱きしめられたまま…
今市さんの匂いに包まれて
♧)今市…さん……
そっと名前を呼んだけど…
さっきむーこが何度も
「隆二くん」って呼んでたせいで…
私が呼ぶ「今市さん」は
なんだかすごく、遠く感じる。
隆)なぁに…?
♧)……///
すごく優しい声。
♧)…あの……
隆)……
♧)玄関と窓…、ありがとうございました。
隆)…ああ、うん。
♧)……
お昼に感じた違和感。
今市さんに聞きたかったこと。
♧)あの業者さんは…
今市さんの職場の方々ですか…?
隆)…っ
♧)……
隆)…ああ、…うん…そんなとこ。
♧)……
嘘つき。
「元」って言ってたのに。
♧)じゃあいつも、あの人たちと一緒に
お仕事されてるんですね?
隆)…ちょっと…違うけど…
えっと…、まぁ…うん……
♧)……
なんだか言いにくそう。
♧)今市さん……
隆)……
もう…
嘘つきでもいいや。
本当は何の仕事をしてるのか
もちろん気になるけど…
今市さんが何をしててもいい。
こうやって抱きしめてくれるぬくもりも
今市さんの声の優しさも
全部、嘘なんかじゃなくて
本物だって、わかるから。
♧)本当に…ありがとうございます。
隆)……うん///
♧)……
ほら、ふにゃんって笑う
この優しい笑顔だって…
本物だもん。
♧)私…どうやって返せばいいですか?
隆)え…?
♧)いくらかかったんですか…?
隆)いいよ、そんなの!
♧)……
だって…
どうして今市さんは…
こんなに優しくしてくれるの…?
隆)俺が勝手にやったんだからいいの!
♧)でも…
隆)ほら、俺の職場で余ってたやつだから
タダみたいなもん!
♧)……そんなの、ダメです。
隆)ダメじゃないの!
♧)…っ
でも…
隆)じゃあさ、……
♧)……
隆)…いつものお礼、ちょうだい?
♧)え…?
隆)……はい///
♧)…っ
目の前で
ふにゃんと目を閉じた、可愛い横顔。
♧)……
ああ、私…
すっごくキスしたい。
__チュッ…
隆)……へへ、ありが…っ
♧)…っ
チュッ!
隆)////
もう一度、キスをしたら
今市さんは少し驚いた顔で、固まった。
♧)////
だって…
なんか、一回じゃ足りなかった。
♧)玄関と、窓の…分…、///
隆)だから…2回…?///
♧)……(こくん)///
隆)……///
どうしよう…
なんか…
ぎゅっ……
隆)!?!?////
初めて私から、今市さんに腕を回した。
♧)他の人に…キスされちゃ…
やです…っ///
隆)…っ///
さっき言えなかった、本音。
だって…
これが素直な気持ちだもん。
隆)なんで…時間差で言うの……
……可愛すぎ///
♧)////
今市さんも…
またぎゅって、抱き返してくれた。
心がぽかぽかしてきて…
なんだかもっと、欲張りになる。
♧)今市さん…//
隆)んー?//
ドキドキ…ドキドキ…
♧)キス2回じゃ…足りないですよね…?
隆)えっ???///
♧)新しい鍵……、
すごく立派で…
そんなんじゃ足りないくらい
高かったと思うから…
♧)足りないですよね…?
そう言ってくれたら、私……
隆)////
♧)ね、今市さん……
私がそう呼びかけると、
腕の力がゆるくなって…
二人の間に隙間が空いて
おでこがコツンと、ぶつかった。
隆)足りない。
♧)…っ
隆)だから……
♧)……
隆)別のお代、もらっていい?///
♧)……えっ
別の…お代??
キスじゃ…なくて?
♧)…私に…できることなら…
隆)……
♧)……
隆)すっごく簡単。
♧)え…?
おでこがそっと離れると…
今市さんの目が、真っ直ぐに私の目を捉えた。
隆)名前で…、呼んで?
♧)えっ…
それは、何度も言われていたこと。
隆)♧に、名前で呼んで欲しい。
♧)……///
何度も言われてたことだけど…
今日はすっごく真剣。
これを逃したら
きっと私はもう、呼べない気がする。
隆)ね、呼んで?
♧)////
今市さんの大きな手が
私のほっぺを優しく包んだ。
ドキドキ…ドキドキ…
隆)ん……、
♧)////
優しく催促するような
甘い瞳。
♧)……りゅ…
隆)りゅ?
♧)…じ、さん…//
隆)……
私のほっぺに触れていた優しい手が
今度は両頬を、みよーんと引っ張った。
隆)「さん」、いらない。隆二。
♧)隆二…、さん…//
隆)いらないってばw
またみよーんと引っ張られる。
隆)ちゃんと呼んでくんなきゃ、
ほっぺむにむにの刑だよ。
♧)////
それは私が教えてあげたやつなのに
いつの間にか、乱用されてる///
隆)ほら。
♧)////
そうやってまた、優しく催促するから…
♧)隆二…、くん…///
隆)……
♧)でも、いいですか?
隆)やだ。
♧)……
あれ?
これって…
♧)前にもこのやりとり、しましたね?
隆)そうだよ?
♧)……
隆)なのに♧が…
今市さんに戻すから…
やり直しになってんじゃん。
♧)……///
私が悪いの…?///
あの時は…確か…
「私、男性に免疫ないんです!///」
「隆二くんで…勘弁してください///」
そうお願いしたんだ。
♧)呼び捨ては…ちょっと…
隆二くんで…勘弁してください///
もう一度、お願いしてみる。
隆)じゃあ…もっかい呼んで?
あの時と、同じ返事。
♧)……隆二…くん///
隆)////
私がそう呼ぶと、
ほっぺを摘んでいた彼の手は
優しく頬を撫でて…
隆)もっかい…///
そう言ってまた、おでこがくっついた。
♧)……隆二くん、///
隆)////
呼ぶ度に…なんだか嬉しくなるのは
どうして?
隆)もっかい…///
♧)……隆二くん…///
おでこが、熱い。
顔がすごく近くて…
息がかかりそう。
隆)もう二度と、戻しちゃダメだよ?
♧)…っ
隆)返事は?
♧)……ハイ////
隆二くん…
隆二くん…
心の中で、練習してると…
隆)あともう一つ。
♧)…っ
まだあった!!!
一体…何…?
ドキドキしながら、次の言葉を待つと…
隆)敬語もやめて。お願いだから。
そう言われた。
♧)えっと…
隆)普通に話したい。
♧)…っ
隆)だから、もう敬語使わないで?
♧)……ハイ///
隆)じゃなくて?
♧)!!!
そっか…
えっと…
♧)うん…///
隆)////
私が小さく頷くと、
またぎゅっと、抱きしめられた。
隆)やったぁぁぁぁ////
♧)////
隆二くんが…
そんな風に喜ぶから
なんだか私まで、すごく嬉しくなる。
♧)隆二…くん…///
隆)うん♡
♧)…隆二…くん…///
隆)うん♡
呼ぶ度、嬉しくなる。
今までよりずっと、近くなった気がする。
仲良くなれた気がする。
♧)隆二くん、だいすき…///
隆)…っ///
私がそう言うと、
隆)あーー、……それはちょっと
勘弁して…////
そう言ってもっと強く、抱きしめられた。
ーendー
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隆二くん♧ちゃんに抱きしめられて嬉しそう(≧∇≦)ニャンちゅうスマイルが目に浮かぶ。でも、まだ♧ちゃんの中では瞬くんなのかなぁ〜。クラス会も始まりそうですね〜臣くんのソワソワ、ドキドキが目に浮かぶ!楽しみです(^o^)マイコさん忙しいと思いますが更新楽しみに待ってます。♡ちゃんと、臣くん(*^_^*)
さぞニャンちゅうになっていることでしょう(❁´ω`❁)ほくほく♡
クラス会…ふふふ…臣くんごめんね…(意味深)
臣くんや岩ちゃんに比べて、隆二くんのstoryが1番非現実的な感じがするですけど、そこがまたいい!あーぁフニャンと笑うあの笑顔、私もおでこくっつけて拝みたいよう…
あ、でもそんなんしたら、おでこ火傷しそう。
あ、マイコさん。
♣️ちゃんのセリフで…
他の人に…キスされちゃ…やです…っ
じゃないですか?
ぬおおおおお。゚(゚´ω`゚)゚。ありがとうございます!直しました!!!
また見つけたら教えてください〜〜!!