[41]Hって大事

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♡)……ふにゃぁ……///
臣)水、飲む?
♡)……飲みたい…
臣)ん、待ってろ♡
♡)////


私のおでこに優しくキスする臣くん。


ドキドキ…

ドキドキ…


まだ火照る身体と、火照る心。


臣)はい。
♡)ありがとう///


臣くんが持ってきてくれたお水を
ゴクゴク飲み干す。


臣)え、足りなかった?w
♡)ううん、大丈夫///
臣)一気に飲んだな…w
♡)だって…//


臣くんはニコッて笑って
私の頭を撫でると

隣に戻ってきてくれた。



二人で並んで天井を見上げて
ぽわん…ぽわん…

あったかい幸せに、酔いしれる。


臣)……くっつきたい。
♡)…っ
臣)ん。
♡)……///


差し出された腕に身を寄せた。


臣)何もじもじしてんの…?
♡)なんか…恥ずかしくて///
臣)何それ…w


臣くんはクスッと笑って
私におでこをコツンとぶつけた。


♡)幸せで…死んじゃいそう…///
臣)俺もーーー♡


チュッ♡


♡)////


ご機嫌な臣くんのキスが
ほっぺに落ちてきた。


こんな風に
臣くんの体温にくるまれて

臣くんの優しい笑顔が隣にあって…


やっぱり私、
幸せで死んじゃうかもしれない///



♡)……あ、そーだっ
臣)ん?どーしたー?
♡)さっきの話の続き…っ
臣)……ん?
♡)臣くんも…Hしたかったって…
臣)……ああ、それ?///
♡)どーゆーこと?!
臣)……///


臣くんがおでこをすりすりしてきて
ふぅっとため息を吐いた。


臣)俺は…ずっとお前とHしたくて
  死にそうだったのーー
♡)えっ!!それは私だよ!!
臣)え?
♡)私はずっとHしたくて…
臣)嘘つけっ!
♡)嘘じゃないもんっ!///
臣)いっつもスヤスヤ寝てたくせに…
♡)えっ…
臣)俺がHしたくて悶え死にそうな時も
  お前はスヤスヤのび太だったろーー
♡)だって…それは…
  わがまま言っちゃいけないって思って…
臣)わがまま??
♡)臣くん疲れてるのに…
  Hしたいってわがまま…
臣)は???
  俺が疲れてるって何…??
♡)えっ…


違うの…?
だって…


♡)ずっとHしてくれないから…
  臣くん疲れてるのかなって思ってたの。
臣)はーー??!
♡)えっ…
臣)全然疲れてないし!!
  いつでも出来たし!!
  したくて仕方なかったし!!
♡)ええっ!!


じゃあ…どうして…


臣)むしろ俺は、お前が嫌なんだと思ってた…
♡)え??
臣)俺と…すんの……
♡)ええっ!!どうして!??


そんなこと、あるはずないのに!!


臣)なんか…チューとかしてても
  途中でごめんとか言うし…
♡)そ、それは…っ///
  あんまりすると…
  Hしたくなっちゃうからだもん…
臣)えっ!
♡)////
臣)腕枕だっていらないって言った日、
  あったじゃん!
♡)あれも同じだもん…っ
  あまりくっついたら…
  Hしたくなっちゃうから…///
臣)えーーーーー!!!


臣くんは大きな声で叫んで


臣)なんだよぉぉぉ………


泣きそうな声でそう言った。


臣)俺は…
  お前が家出から戻ってきてくれたけど
  やっぱり許せない部分もあって…
  俺に触られんの、嫌なのかなって
  思ってたの。
♡)ええっ!!!


何その誤解!!


♡)そんなわけないのにっ!!
  ちゅーもぎゅーもいっぱいしてたのに!
臣)そう…だけど…
  でも、自信なかったから…
♡)…っ


臣くんがそんな風に思ってるなんて
全然知らなかった。


♡)どうして言ってくれなかったの…?
臣)……言えるわけねぇじゃん、
  カッコ悪ぃもん…///
♡)…っ


でも…
言ってくれたらすぐに解決したのに…


臣)お前こそ、なんだよ!
  俺とHしたかったって!///
  それこそ言えよな!!
♡)だって…言えなかったもん…
  恥ずかしくて…///
臣)…っ


臣くんにほっぺを引っ張られた。


♡)何すゆのーー///
臣)……ばか。
♡)!!!


なんでばかなのーー!!


臣)そういう時は言えって
  前にも言ったろ。
♡)……あ、…///


そうだった。


「シたい時はちゃんと言って。
 そーゆーの…すげぇ嬉しいから。」


そう言われてたんだった。


♡)////


でも…
でも…


♡)自信、なかったんだもん…///
臣)……


またむにっとほっぺを摘まれた。


臣)なんでこんな好きなのに自信ないの?
♡)…っ


だって…っ


♡)本当は臣くん…
  もっとエッチなお姉さんが
  好きなんじゃないかな、とか…
臣)ぶっ
♡)私のこと…お子ちゃまって
  思ってるんじゃないかな、とか…
臣)ちょ、待って、何それ!!w
♡)だって臣くんが言ったんだもん!!
臣)いつどこで!!
♡)……夢の中で……
臣)あほっ!!ww
♡)うわーーんっ


だって…だって…


♡)お前なんかお子ちゃまだから
  そんな気にならないって…!
  いくらでも色っぽい人
  紹介してもらえるって…!
  そう言ったもん!ばかーーっ!!
臣)……おい。
  なんちゅー勝手な夢を見てんだよ、
  お前は。
♡)ううう…///


だって…不安だったんだもん。


臣)俺がこんっっなに好きなのに
  少しは自信持てよ!
♡)持てないもんっ!
臣)…っ
♡)臣くんこそ…っ
  私がこんなにこんなに
  臣くんのこと好きなのに
  自信持ってよ!!
臣)……だって……
♡)……


臣くんが私を優しく抱き寄せた。


臣)……
♡)……

臣)Hって…大事だよな///
♡)……うん、///


お互いに好きなのは
ちゃんとわかってたはずなのに…

二人してこんなに自信がなくなってたのは
きっと

Hしてなかったから。


臣)なんか…Hしないと死ぬって言ったら
  大袈裟かもしんないけど…

♡)死んじゃうっ!

臣)えっ…///

♡)死んじゃうもんっ!///

臣)……、うん///


ぎゅぅぅっっ


臣くんを目いっぱい抱きしめた。
  

臣)なんか…こうしてさ、
  肌と肌でくっついて…
  チャージしないと…
♡)うん……

臣)寂しいし、足りないし、不安になる。
♡)……うんっ

臣)……
♡)……


ずっと…
触れたかった。

こうして…確かめ合いたかった。


臣くんが…足りなかったの。


臣)ずっと…こうやって…
  お前に触りたかった。
♡)…っ

臣)こうして…気持ち、確かめ合いたくて…
♡)……

臣)お前が足りなくて、
  ほんとに俺、死にそうだった……
♡)…っ


こんなに同じ気持ちだったんだ、って…

臣くんの言葉を聞いて
また涙が出てきた。


♡)ふぇぇ……っ


臣くんをぎゅっと抱き締めると


なんで泣いてるの、とか聞かずに


臣)俺も泣きそう……


臣くんがそんなことを言って
私を抱きしめ返すから

私は余計、涙が止まらなくなった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺たちって…
なんかほんと…

なんなんだろな。


こんなに好きで

泣くくらい好きで


なのに好きだから、不安になったりして…


臣)はぁ…もうっ


ぎゅ……っっ


……大好きだ。




しばらくすると♡が泣き止んで
腕の中から、俺のあごにキスしてきた。


チュッ


臣)……なーにw
♡)えへへ♡
臣)泣き止んだか?泣き虫め。
♡)……(こくん)///
臣)///


まぁ俺も泣いたんだけど…


♡)もう二度とこんなことないよねっ
臣)ん?
♡)こんな…勘違いして、すれ違うこと。
臣)うん、そうだな。
♡)ちゃんと自信持とうね♡
臣)うん。H出来れば大丈夫。
♡)Hが自信の源なの…?//
臣)あったりまえでしょ!
  すべての源じゃいっ!
♡)……そっか//
臣)そっ!!


チュッ


♡の唇を鳴らした。


♡)思ってることも…
  ちゃんと言おうね?お互い。
臣)うん。そうだな。
♡)我慢とか…しちゃダメだよ?お互い。
臣)うん。ちゃんと言おう。
♡)素直になるんだよ?お互い。
臣)うん…、お互いなww
♡)……うん///
臣)お前もちゃんと言えよー?ほんとに。
♡)言うもん…っ♡
臣)いい子いい子♡
♡)えへへっ♡
  臣くんもちゃんと言うんだよー?
臣)言うよー?
♡)いい子いい子♡
臣)ふはっw


なでなでし合って
くすぐったいような幸せな時間。


臣)なんだこれw
♡)ふふふっ♡
  臣くんだぁいすきっ♡
臣)俺も好きーーー♡
♡)好き好き好きーーっ♡
臣)なーんだよ、可愛いなっ
♡)えへへ///
臣)あ〜〜〜っ、Hしたいっ
♡)……?!!
臣)Hしてないとこんなことになるから
  これから毎日しようなーー♡
♡)えっ…///
臣)毎日Hして
  想いを確かめ合おうなー♡
♡)え、えっと…///
臣)……なんだよ。
♡)////
臣)思ったことは我慢しないで言うんだろ?
♡)はっ!
臣)だから言ったんですけど。
♡)////


恥ずかしそうな♡のほっぺをツンツン。


♡)毎日…?///
臣)うん♡
♡)そ、そっか…///
臣)なんだよ、やなの?
♡)……///


♡は布団に隠れて、ふるふると首を振った。


♡)……や、じゃない…///
臣)…っ
♡)嬉しい…///
臣)////


え、え、何。

めっちゃ可愛いんだけど…///


♡)臣くんと…いっぱい…H、する///


チラッと覗いて
上目遣いでそんなこと言ってくる。


♡)ううう///


あ、また隠れた!!


臣)////


もう〜〜〜〜〜!!!!!


臣)なんなんだよお前は!///
♡)ひゃぁっ///
臣)〜〜〜〜///


可愛すぎんだろが!もうっ!!


臣)……じゃあ、今シよ?///
♡)えっ///


腕を緩めてやると
♡がチラッと俺を見上げた。


♡)……足りなかったの?//
臣)いや、十分足りたっていうか…
  すげぇ満たされたけど…
♡)……
臣)「足りない」ってより、
  「もっと欲しい」。
♡)……///


俺がそう言うと、
♡が俺の胸にぎゅっと顔を埋めて


♡)私も…もっと欲しい…///


可愛くそう呟いた。


臣)////


はぁ…
ほんと可愛いんだけど…どうしよう…///


臣)……♡…?
♡)…なぁに…?//

臣)さっき、さ……
♡)うん…

臣)俺のこと襲う宣言してきたじゃん?
♡)…っ///


結局なんだかんだで
俺が襲っちゃったけど…


臣)あれまだ有効?
♡)えっ!///
臣)……


あれ、めちゃくちゃ可愛かったんだよな…


俺が何言っても
「やっ!///」
とか言って…

一生懸命俺のこと襲ってきて…///


臣)襲っていーよー♡
♡)!!!


そんな俺の言葉に、あたふたし始める♡。


♡)あ、あれはもう…無効ですっ///
臣)なんで!!

♡)だって…あれは…なんか…
  夢中だったから…
臣)また夢中になってよ。

♡)必死だったんだもんっ!///
臣)また必死になってよ。

♡)〜〜〜///
臣)……


だって…
すげぇ可愛かったから、もっかい見たい。


臣)ほーら♡
♡)あっ///


♡を俺の上に乗せて、腰を抱いた。


臣)んーー♡
♡)///


目を閉じて待ってると
ようやく観念したのか、♡からのキス。


俺はそれに応えるように
♡の唇を優しく押し返す。

すると♡がまた俺の唇を食べるように
あむっと押し返す。


目を閉じたまま
♡の腰をすべすべと撫でながら

そんな柔らかいやりとりを
何度か繰り返していると…


チュッ、


最後に唇を舐められた。


臣)…っ


ゆっくり目を開けると、
♡の表情がすごく色っぽくて…


♡)どうしよう…///

臣)なに…が…?///

♡)ほんとに止まんなくなっちゃう…///

臣)////


ドクン…

ドクン…


俺からけしかけたのに
いきなり♡がそんな顔を見せるから…

すげぇドキドキする。


♡)エッチなこと…
  いっぱいしてもいい…?///
臣)////


ちょ、ヤバい!!!

ヤバいかも!!!


俺…っ


♡)ん…、///
臣)////


♡がさっきみたいに
俺の身体にキスを始める。


でも…さっきみたいな
必死で、たどたどしい感じじゃなくて…


その唇も…舌も…
なんだか熱を持ってて…

俺の身体まで、また
芯からジンジンと…熱くなる。



♡)好き……、

臣)……っ

♡)臣くん…大好き……

臣)////



そんな言葉を繰り返しながら
♡が俺に触れるから…


その手のあたたかさに…
唇の柔らかさに…


なんか愛しさがこみ上げてきて
また泣きそうになる。



♡)臣くん…だいすきだよ…

臣)はぁ…、♡…っ



俺が手を伸ばすと
♡はその手を取って、キスをした。


♡)大好き…///

臣)…っ



♡が好きな気持ちが溢れだして


心も身体も熱くなって




限界の直前、俺は♡の手を取った。



臣)ごめん、もう…無理…っ///
♡)えっ…


そのまま♡の手を引いて
体勢を逆転させる。


♡)えっ、えっ…
臣)交代…っ///
♡)////


キスしようと顔を近付けると、
♡が暴れた。


♡)ダメだよぅっ!///
臣)なーにが。
♡)交代はナシだもんっ!
臣)なんで。
♡)だって…、っぁ、だめぇっ、
臣)もう限界なんだって///
♡)…っ///


そう言ってキスすると、
♡はおとなしくなって…

揺れる瞳に、引き寄せられる。


もう我慢できなくて…
一つになれば


♡)……あったかい…///


♡が嬉しそうに、そう言った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)……それは俺のセリフ///
♡)えっ…
臣)すげぇあったかい。
♡)////


臣くんは優しく笑って
私を抱きしめた。


何回繋がっても…

あったかくて…気持ち良くて…

すごく幸せ。


臣)♡……、
♡)…は…ぁっ…//

臣)♡……、
♡)ん…ん…、っ…///


呼ばれる名前が
すごく愛しく感じる。


どうしてこんなに…
大好きなんだろう。


好き。


好き。


臣)はぁ…っ、♡…、
♡)…っ

臣)すげぇ好き…///
♡)///


おんなじ気持ち。

おんなじ温もり。


臣)……つかまって…っ
♡)……///


臣くん…


好き…



大好き…


……チュッ、…チュ…ッ


臣)なーにw
♡)だいすき…///
臣)ん、俺も……
♡)///


チュッ…、チュッ♡


臣)ん、もっと…?
♡)うん…///


何度も溶け合うキス。

揺れる身体。


♡)ん…っ、…あっ、臣…くん…っ///
臣)は…ぁ…っ//


すごく、幸せ……


だんだん何も
考えられなくなって

臣くんしか、見えなくなる。


臣くんで、いっぱいになる。



臣)好きだよ……
♡)はぁっ、…は…ぁっ///

臣)ほんとに好き…、、
♡)んん…、っ///


やっぱり愛しくて、涙が出ちゃう。


臣)ほんとに…、好き…//
♡)…っ


繰り返される言葉は
何度もらっても嬉しくて


あったかくて、また…涙になる。


臣)お前…泣きすぎだよ…w
♡)////


臣くん、大好き…

本当に大好き。



こんなに幸せな気持ち、
教えてくれて


ありがとう。



ーendー

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  1. あやおみ より:

    はぁ…Hってホントに大事ですねw
    お互いが好きって気持ちが溢れててすごく感動しちゃいました!

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