♡)ね、臣くん…///
臣)んー?
♡)生理、終わったの。
臣)…っ
えっと…これは…
だからLA旅行楽しめるー!
みたいな展開だよな?
♡)だから…
臣)うん。
♡)……シよ?///
臣)!!!!
うそっ!!
ほんとに?!
まさかの…♡からのお誘い!??
♡)もう…我慢できないよ///
臣)!!!!
な、な、何言ってくれちゃってんの?!
我慢できないのは俺だから!!
臣)俺がどんだけシたかったと
思ってんの?///
♡)嬉しい…♡♡
ね、臣くん…いっぱいシよ?///
臣)うんっっ!!♡♡
そんなお色気たっぷりに誘われたら
たまんねーよ///
はぁ…ヤバい……
俺、幸せで死にそう♡♡
柔らかいなぁ……
♡のおっぱい…♡♡
おっぱい……
柔らかい……
……おっぱい……
ん?
おっぱい???
臣)!!!!
目が覚めると
俺の手は勝手に♡のおっぱいを触ってて…
臣)…っ!!!
慌ててその手を止めた。
び、びびった…!!!!
♡…、起きてないよな…?汗
……ふぅ…っ
あれ。
今の、…夢?
♡がすげぇ可愛く誘ってくれたんだけど
あれはただの俺の願望の現れ?
夢物語?
臣)……はぁ。
スヤスヤ眠ってる♡をぎゅっと抱きしめる。
臣)……
「生理、終わったの!!」
これは夢じゃない。
昨夜、♡に言われたこと。
もしかしてHのお誘いかって
勘違いして舞い上がって…
「だ、だから…っ
旅行にかぶらなくて良かったなぁって!」
そう、現実はこっち。
……はぁ。
むにむに。
柔らかい。
おっぱい触ってたらムラムラしてきた。
臣)……///
俺、すげぇ我慢してるよな?
本当は今すぐ襲いたいくらいなのに。
今すぐ襲いたいくらいの熱量を
毎日なんとか必死に逃がして
修行僧だって言い聞かせて
もう何日経ったろう。
やっと♡の生理が終わって
念願の時が来たってのに…
生理が終わったらもう
今度こそ我慢しないとか
思ってたのに…
昨夜の俺って…
かなりのヘタレじゃね?
あれって…襲っても良かった気がしてきた。
なんで俺、寝たんだ?
「生理、終わったの!!」
「よし!じゃあHしよう!♡」
「うんっ♡」
ってな流れになったかもしんねぇじゃん?
いや、これはあくまで俺の願望だけど…
臣)はぁ……///
抱きたい。
後ろから抱きしめてる♡の首元に
顔を埋めた。
甘い♡の匂いが、鼻先をくすぐる。
臣)ううう…///
抱きたい。
抱きたい。
抱きたい。
♡が欲しくて、死にそう。
せめて安眠妨害にならないように
気をつけるから…
生で触らせてください///
♡のナイトウェアの胸元に
右手を滑り込ませる。
ドキドキ…ドキドキ…
臣)////
や、やわらけぇ〜〜〜〜!!///
生の破壊力!!!
服の上からとじゃ、全っっっっ然、違う!!
ふにふに…
ふにふに…
はぁ…ヤバイ///
ほんと気持ちぃ…
どうしよう俺、死ぬ…///
あああああ〜〜〜っっ!!!
抱きたいっっっ!!!///
ちょ、もうほんと
俺の下半身どうにかして…
爆発しそうなんだけど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)臣くん!
臣)んー?
♡)生理終わったよ!
臣)……
♡)……
あれ?
臣)だから何?
♡)…っ
いつもと全然違う
臣くんのリアクション。
♡)だから…えっと…
臣)何?俺とHしたいの?
♡)!!!
そ、そんなストレートに聞かれるとは…っ
♡)えっと…えっと…///
どうしよう…
すごく恥ずかしい///
♡)……したい…です///
勇気を出してそう言うと
臣くんがフッと笑った。
臣)そんな気になんないんだよねーー
♡)えっ!!
嘘…っ
やっぱり…そうなの?
ずっと…そうだったの?
♡)私のこと…嫌いになっちゃった…?
臣)嫌いにはなんねぇけどー
Hする気にはなんねぇかなー
♡)!!!!
ガーン!!!!
♡)…な、なんで…?
どうしよう、泣きそう。
臣)なんでって…w
俺、いくらでも色っぽい女
紹介してもらえるしー?
♡)!!!
臣)お前なんてお子ちゃまじゃん?
♡)ひどいっ!!
臣)ほんとのことだよ。
♡)ううう…っ
ずっと私のこと
お子ちゃまだと思ってたんだ。
ひどい…
ひどいよっ!!
♡)もう…やだっ……
ふぇぇ…っ
♡)臣くんの…ばかっ!!!
臣)えっ!!!
……はっ
♡)!?!?
目が覚めると
隣には目を丸くした臣くん。
♡)あれ…??
今の…夢?
どこからが夢?
♡)えっと…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おっぱい触ってたら
急にやだって言われて
ばかっ!!って言われて…
臣)……
やっぱり、やだった…?
♡)寝ぼけてた…///
臣)……
うん、いいよそんなフォローしなくて…
♡)なんか変な夢見て…
いいって、フォローしなくて…
臣)……
さっきまで
仙豆10個くらい食ったのかと思うほど
やる気にみなぎってた俺の息子も
完全に萎れました。
臣)ごめんな……、、
♡)えっ……
寝てるのをいいことに
勝手におっぱいさわって…
そりゃ怒るよな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごめん、って…何が?
私とじゃHする気になれないこと…?
あれ?
それは夢だっけ?
もう…寝起きで頭が混乱中。
♡)ねぇ臣くん……
臣)ん…?
♡)えいっ///
臣)!!??////
臣くんの手を、胸の上に乗せてみた。
臣)な、何してんの?!///
♡)えっと…///
よくわかんないけど…
臣くんがお子ちゃまだって言うから…
♡)おっぱい…触るかなって思って…
臣)はい!??///
♡)////
あれ…
私、間違えたかな?///
♡)……私、お子ちゃまじゃないもんっ!///
臣)そ、そんなん…わかってるけど…///
♡)…っ
臣)……///
私の胸の上で、固まってる臣くんの手。
臣くん、おっぱい好きなくせに…
全然触ってくれない……
やっぱり私、色気足りないのかな。
♡)あのホステスさんみたいな人…
本当は好きなの?
臣)……は?!!
松浦社長がお金を渡したっていうあの人。
おっぱいも大きかったし
なんか色っぽい人だった気がする。
臣)いきなり何の話??
♡)あーゆー人がタイプなの?
臣)はぁ??
あんな下品な女、嫌だけど。
お前何言ってんの??
♡)…っ
だって…
夢の中の臣くんが…
ぐすんっ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いきなりホステスの話を蒸し返されて
完全にパニックなんだけど。
♡は何言ってんだ??
もしかして…
まだ疑ってんの?
だから俺に触られんの、嫌とか??
臣)あのさ、あの時も言ったけど
あの女とはほんと何もないからな?
♡)……
臣)……
♡)……
え、シカト?
やっぱり疑ってんの…?
臣)ほんとに何もねぇって。
一緒に店は出たけど
そのままタクシーにつっこんで
家に帰らせたし。
♡)……
臣)……なぁ、聞いてる?
俺は身体を起こして、♡をこっちに向かせた。
臣)…っ
なんで…泣きそうな顔してんの?
臣)なんもねぇって!!
え、めっちゃ焦る。
なんで泣く?!!
♡)なんもないのはわかったけど…
ほんとは…
臣)え?
♡)ほんとは…あーゆー人が
好きじゃないの?
臣)好きじゃねぇって!
あんなん嫌だって言ってんじゃん!
♡)…っ
臣)さっきから何言ってんの?
なんで泣きそうなの?
♡)泣いてないもんっ!!
♡は泣きそうなくせに
ぐっと唇を噛みしめて…
臣)お前さ、俺がどんだけお前のこと好きか
わかってないの?
♡)…っ
なんで…
なんで伝わんねぇの?
こんなバカみたいに
お前のこと好きすぎて
好きすぎて好きすぎて
おかしくなりそうなのに…
♡)だって…
臣くんがわかんないんだもんっ
臣)は?!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣くんが全然Hしてくれないから
わかんなくなるんだもんっ
不安になっちゃうんだもんっ
♡)私がワガママだってわかってるよ!
臣)…っ
♡)でも…っ
臣)……
涙を見られたくなくて
臣くんに背中を向けて布団をかぶった。
お子ちゃまだなんて思われたくないのに
それを言ったのだって夢の中の臣くんだから
現実の臣くんは悪くないのに
こんな風に拗ねたりして
私、可愛くない。
それこそ子供みたい。
臣)♡……
♡)…っ
臣くんが私の肩に優しく触れる。
さっきまでちょっと怒ってたくせに
私が拗ねたから優しくしてる。
私、ほんとに子供みたい!
もうやだっ!!
臣)伝わってないなら
何度でも言うけど…
俺、お前が好きだよ?
♡)…っ
その言葉に、我慢してた涙がこぼれた。
どうして…
どうしてこんなワガママな私に
そんな優しいの…?
臣)他の女なんか…マジで興味ないし…
どうでもいいし…
俺が好きなのはお前だけ。
♡)……
臣)お前だけだよ。
♡)…っ
ガバッッ
♡)ふぇぇんっっっ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡が泣きながら布団から飛び出てきた。
♡)私だって臣くんが好きだもんっ!!
臣)わっっ
♡)ぎゅぅぅっっ
臣)…っ
よくわかんないけど
俺に抱きついたまま泣いてるから
俺は♡の背中に腕を回す。
臣)……
ちゃんと伝わったのかな?
俺が、不安にさせてた??
俺の中では
あの日に疑いは晴れたつもりでいたけど
♡は傷ついてたのかな…
ピピピピッ、ピピピピッ
臣)…っ
携帯のアラームが鳴って…
♡は静かに俺から離れて
それを止めた。
♡)……
臣)……
♡はベッドから降りると
ペコッと俺に頭を下げて
部屋を出て行った。
♡)ごめんなさい。
……バタン。
臣)……
ー続ー
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