臣)お前明日は撮影だけ?
♡)あ、ううん!
まだスケジュールに入れてないけど
パーティー入ったの!
臣)パーティー?
♡)うん。佐伯さんが一緒に行こうって。
出版社のパーティーみたい。
臣)え、それ俺が行くやつじゃない?
♡)え、うそっ!!
スケジュールを開いてみたら、
同じパーティーだった。
♡)わぁ!すごい偶然だね!w
臣)何着てくの?なんか用意しようか?
♡)あ、佐伯さんが用意してくれるって
言ってたよ。大丈夫、ありがとう。
そっかーーー
明日は♡もいんのかーーー
なんか楽しみになってきた。へへへ。
……あっ!!
臣)その次の日は!?
♡)え?えっと…午後に施設に行く予定が…
臣)昼から?
♡)うん。
臣)俺も昼から!!
♡)え?
思いついた!
Tシャツのお返し!!
臣)パーティーの後、そのまま泊まる?
♡)えっ
決めた!
良い部屋取るーー!!
♡)泊まる…の?//
臣)あ、何やらしい想像してんの。
♡)してないよ!//
もちろんするけどさ、やらしいこと。
臣)な、泊まろ♡
♡)わかった///
臣)やったーー♡
なおさら楽しみになってきた!
夜景が見える綺麗な部屋にしよう。
それだけじゃ物足りないから…
そうだ!!
最近花あげてなくない?
♡、花大好きだし…
よし!花束用意しよう!!
臣)へへへ♡
♡)どうしたの?ご機嫌?
臣)うん♡
さっきから洗い物をしてる♡に
後ろからくっついてる俺。
はぁ。
昨夜もしたのに。
明日もするのに。
なんかまたムラムラしてる。
だってさーーー
昨日は仲直りHで
なんかすげぇ燃えちゃったしぃ…
ほんとは今日もしたいのに
今日は俺、大阪にお泊まりだしぃ…
臣)んんん……
♡)どうしたのーw
臣)甘えてる。
後ろから首筋にスリスリしてたら…
♡)可愛いっ///
へ?!
♡)甘えてるの?
もうっ!なにー!可愛いっ!♡♡
振り返った♡にむぎゅっと抱きしめられた。
♡)甘えてる臣くん可愛いよぉーー♡♡
臣)……
♡)もぉもぉ〜〜〜♡♡
臣)……
よくわからんがとても喜ばれている。
臣)おっぱい触ってい…?
♡)……はい?!
♡はびっくりした顔をしたけど…
そのまま「はい」って後ろを向いてくれた。
臣)へへへへーー♡
♡)……///
俺は後ろからおっぱいをもみもみもみ…♡
臣)生で触ってい…?
♡)えっ
許可が出る前にスルリと滑り込んだ両手。
……ちっ。ブラが邪魔だな。
パチン。
♡)ちょっとぉ!!///
臣)いいじゃん、ちょっとだけ。
もみもみもみ…
臣)はぁぁ……♡♡
昨日散々あれこれしたのに
このやわらかいおっぱいってやつは
どうしてこう何度も俺を虜にするかな。
臣)すげぇや……
♡)何が…?//
臣)おっぱい。
♡)……
呆れてる?
呆れてるっしょ?
わかってるよ。いいもんね。
臣)あ〜〜〜〜どうしよう。
余計ムラムラしてきた///
♡)えっ!///
ちょ、ちょ、もうダメ!
臣)…っ
追い出された俺の両手。
♡)んん……、ブラ留めてぇ…//
臣)え。
背中に手を回して困った顔してる♡。
♡)服着ちゃうとつけにくいんだからぁ。
臣)……
じゃあ裸になれば良くない?
♡)きゃぁっ///
俺は♡を抱き上げて
ソファーまで連れていった。
ドサッ。
♡)ちょっと、なにっ!
…あ、あっ…ちょっと!やだっ///
エプロンをほどいて上のシャツを脱がせると
顔を真っ赤にして怒ってる。
臣)脱いだ方がつけやすいんでしょ?
♡)そうだけど意味が違う!///
臣)そんな怒んなって〜〜w
ここまで脱がせたら、
ちょっとくらいいいかな?
だって…
クロスした腕にガードされてる胸が
外れたブラの下で俺を誘惑してる。
臣)♡……、
♡)なんで急にそんなエッチな声出すの!///
臣)ん……、
♡)や…っ///
♡の両手首を掴んで押し倒したら
ブラがふわりと浮いて…
♡)や、見えちゃう…っ、だめっ///
臣)ちょっとだけ…
♡)やだっ!
臣)ちょっとだけだって…
♡)ちょっとだけ、何!?
臣)……
何、と言われると…
臣)……舐めたい。
俺の素直な返事に♡は、
♡)ばかっ!えっち!!!////
すごい勢いで俺を突き飛ばして
自分の部屋に逃げて行った。
臣)……
ひどくない…?
でも今追いかけたらさすがにしつこくて
嫌われそうだから…
諦めます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣くんのばか。
臣くんのばか。
臣くんのばか。
どうして朝からあんなエッチなのかな?
♡)もぉっ///
ちゃんと服を着直してリビングに戻ると…
しょんぼりしたフリの臣くんが
可愛い上目遣いで
「ごめんね?」って謝ってきた。
♡)……///
可愛い。ずるい。
臣)怒ってる…?
♡)……(ふるふる)
臣)じゃあ仲直りのチューしよー♡
♡)……(こくん)///
私ってなんて簡単なんだろ…
…って思うけど…
♡)えへへ、大好き♡
臣くんが優しくハグしてキスしてくれたら
すぐにニコニコしちゃう。
臣)そんな大好きなら
ちょっとくらい舐めさせてくれたって…
いってぇ!!
臣くんのお尻を思いきり叩いた。
♡)昨日いっぱいしたでしょ!
臣)ん?昨日いっぱい舐めたって?w
♡)朝から舐める舐める言わないで!///
臣)なんでだよっ!
俺は別に単に舐めたい変態じゃねーぞ!
♡)え?
臣)舐めたらお前可愛い声出すじゃん…?
♡)…っ
臣)それが聞きたいだけー♡
♡)////
朝からこの人は何を言ってるのかな?
臣)だって今日は出来ないしさーー
♡)明日…するでしょ///
臣)明日するんだ?w
♡)はっ
しまった!
臣)かわい〜〜〜〜w
♡)////
臣)明日ホテルにお泊まりだもんね♡
♡)////
臣)そりゃエッチなことするよねー♡
♡)////
なんか私、からかわれっぱなしだ。
悔しい…!
♡)もぉっ!
臣)はいはい、ごめんごめんw
♡)…っ
臣)ほら、おいで♡
♡)…っ
臣くんが両手を広げてる。
♡)むぅ……
臣)きたきた♡
ほっとする、臣くんのハグ。
♡)……えへへ♡
臣)ぷっw
♡)…私のこと…チョロいと思ってるでしょ…
臣)え?w
♡)ぎゅってするだけで
すぐニコニコするから。
臣)んー?
臣くんは私の顔を優しく覗き込んできて…
臣)可愛いなとは思ってるよ。
甘い甘い笑顔でそう言うと、
おでことほっぺに優しいキスをくれた。
♡)////
ほんとにずるいな、私の彼氏。
♡)じゃあ行って来ます。
臣)ん、行ってらっしゃい。
先に仕事に行く私を
玄関まで見送ってくれる臣くん。
♡)……
臣)ん…?どうした…?
今夜は臣くんいないんだよなぁって思ったら
ちょっと寂しくて。
だって昨日日本に帰って来たばっかりなのに。
臣)寂しいの…?w
♡)……///
お見通しだったみたい。
♡)……ちゅーー///
臣)はいはい♡
1日会えない最後のキスは
ちょっぴり長めの優しいキス。
♡)……もっと……///
物足りなくて甘えたら
もう一度、優しいキスをもらった。
目を閉じて、臣くんの感触とぬくもりを
覚えておくんだ。
♡)……///
最後にもう一回したいなって
じっと見つめたら…
臣)これ以上ねだったらここで襲うぞ///
少し照れたような臣くんにそう言われて…
♡)い、いってきます!///
私は慌ててドアを開けた。
昨夜はいっぱいいっぱい愛されて
とっても幸せな夜だった。
明日はホテルにお泊まりかぁ…
どうして急に泊まろうなんて
言い出したのかな…?
私は臣くんと一緒ならどこでも嬉しいけど。
♡)……
明日も…
いっぱいいっぱい…愛してくれるかなぁ?
♡)////
私ってば朝から何考えてるのっ!
もぉっ!臣くんのせいだ!!
臣くんがエッチなことばっかり言うから!
エッチなことばっかりしてくるから!
♡)もぉ〜〜〜!///
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺が何しに大阪へ行くのかというと…
今日はEXILEのツアー、
“AMAZING WORLD” の初日。
御三方は今年で最後だしさ?
岩ちゃんたちは今回が初ツアーだしさ?
そんなの初日見たいじゃん?
あーー、腹減ったな。
なんか食ってから行こうかな。
なんて思いながら新幹線を降りたら…
臣)あれ。
見たことある後ろ姿。
臣)お姉さんひとりー?w
女)……
臣)ねぇ。どっかでお茶しない?
女)……
絶対聞こえてるくせにシカトですかい。
臣)お姉さん可愛いねーー
俺めっちゃタイプーー
女)……
臣)お姉さんってさ、
すげぇツンデレで彼氏の前でだけ
めっちゃ可愛くなるタイプでしょーー
女)……は?
訝しげな顔がやっとこっちを向いた。
臣)そんでさ、見事なキャラ弁とか
作っちゃうタイプでしょーー
◇)……お、臣さん?!
臣)気付くのおせーよ!w
◇)だって!!
マスクで声こもってて
誰かわかんなかったんだもん!
臣)だからってシカトしすぎでしょ!w
◇)しつこいナンパだなーって思ってました。
臣)で?w
◇)え?
臣)会場行くんでしょ?なんか食った?
◇)……まだ。
臣)どっかでなんか食わない?
◇)ナンパについてったら
剛典に怒られるからな…
臣)こら!w
◇)あはははw
それから二人で適当なカフェに入ったんだけど
◇ちゃんは落ち着かないみたいで
周りをキョロキョロ…
臣)どうした?
◇)誰かに見られたらどうしようって。
臣)こんな変装してるのに?
◇)そう。こんな怪しい見た目の人と
一緒にいるとこ見られたら…
臣)こら!w
◇)あはははw
って、そうじゃなくて。
普通に二人とかまずくないですか?
あたし剛典とも個室の店しか
行ったことない。
臣)だいじょーぶだいじょーぶ。
付き合ってるわけじゃないんだし。
◇)そうなのか…
まぁ臣さんともわからない見た目だし…
臣)そうそう、今日はただの変態ってことで。
◇)あはははw
注文してからすぐに届いたレモンステーキ。
香ばしい匂いにナイフを通すと、
◇)カッコいいTシャツですね。
◇ちゃんがニヤッと笑った。
臣)でしょ。
◇)良かった。
「良かった」……とは。
喧嘩してたこと、知ってる感じ…?
臣)ええと…すみませんでした。
◇)それは♡ちゃんに言ってください。
やっぱり知ってるーー!!
臣)ちゃんと言ったもん。
◇)……
臣)仲直りしたもん。
◇)……
臣)許してくれたもん。
◇)急に可愛いキャラになるの
やめてください。
◇ちゃんはクスクス笑って
もう一度「カッコいいTシャツですね」
って言ってくれた。
臣)あいつさ、これ作るのに
すげぇ苦労したらしいんだけどさ、
俺が聞いてもそれ言わないの。
◇)……
臣)すぐに出来たよーーって。
◇)はぁ…そんなあいつが愛しいよ。
可愛くて可愛くて仕方ねぇよ。
っていうノロケですね?はいはい。
臣)……
◇)ほんと♡ちゃんって可愛い。
あたしが男だったら絶対惚れてる。
臣)えっ
◇)そしたらライバルでしたね、あたし達。
臣)ええっ
◇)負ける気しねぇ。
臣)オイ!!w
なぜか◇ちゃんにライバル宣言されて。
逆に臣さんが女だったら誰に惚れてましたか?
なんて聞かれた。
臣)三代目の中で?
◇)EXILEも入れていいですけど。
臣)うーーん……、、ELLYかなぁ。
◇)その心は!
臣)絶対優しいもん。
◇)なるほど。
……ちなみに岩田って人はどうですか。
臣)ぶっw
あんねぇ、ぜってぇやだw
◇)なんでーーー!
臣)モテすぎだもん。
◇)自分だってモテるくせに。
臣)うん。だから俺もやだ。
◇)認めた…!!
臣)あはははw
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)えええ!こんなに?!
M)はい♡
♡)どうしよう!お金持ちになっちゃった!
M)あはははw
Mちゃんが見せてくれた動画の収入の明細。
M)ふっふっふ♡
西野カナのMVが公開されたら
きっとこっちの閲覧数ももっと伸びるから
そしたらもっと収入増えますよーー♪
♡)すごい……
私はMちゃんに任せっきりにしてるから
そのへんさっぱりだったけど…
♡)これでMちゃんにお給料が払える!
加奈子さんにも猿田さんにも!
多田さんにも◇ちゃんにもお礼したいの!
M)って言うと思って。
もうまとめてあります。
相場に合わせてこんな感じでどうですか?
♡)わぁ…っ
なんて仕事が早いのMちゃん。
♡)これでいいかな?
M)直接ご本人達にもお伝えして
聞いてみましょう。
♡)うん!ありがとう!!
でもこのリスト、Mちゃん入ってないよ?
M)ええと…
さすがに自分で自分を入れるのは…
♡)入れてよぉ!
一番お礼したいくらい
お世話になってるんだからぁ!
M)じゃあ…経理の鬼山さんと
相談してみます…//
♡)うんっ♡
これだけの収入になるのもびっくりだけど…
これだけの人達が動画を見てくれてるんだって
なんだかそれも感動だなぁ…
課)♡ーー、ちょっといいかーー
♡)はいっ!
ランチから戻ってくると課長に呼ばれて
二人で面談室に入った。
課)お前さ、結局どうするんだ?
♡)え?
課)正社員試験受けるのか、
期間満了で卒業するのか。
♡)あっ…
課)そろそろ半年前だから
確認しときたくてな。
♡)……
どうしよう。
まだ悩んでるんだった。
課)芸能活動に本腰入れていくのか?
♡)……
課)うちの会社なら引き続き両立って形でも
できると思うけど…
♡)……
課)まぁ答え出たら教えてくれ。
♡)はい、すみません。
課)あとな、話は変わるけど…
次年度の企業PRのムービーに
お前出てくれないか?
♡)えっ
課)社長からのお願い。
♡)ええっ
それは…断るわけにはいかない…。
♡)わかりました。
課)おう、よろしくな!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇)なんか緊張する…
臣)なんで!w
ちょっと顔出すだけだって。
◇)だって…
EXILEだと緊張するーー
臣)三代目だと?
◇)もうしない。
臣)あはははw
丁度岩ちゃん達もリハ終わって
飯食ってるって言うから
挨拶がてら◇ちゃん連れてきたのに
なかなか中に入りたがらない◇ちゃん。
臣)お疲れさまでーす。
強引に背中を押して中に入ると…
ホワイトボードの前で
何やら真剣な顔をして
スタッフと話してる岩ちゃん。
◇)仕事モードだ…。
臣)そうだね。
◇)……
臣)……
◇)…カッコいい…///
臣)へ?!w
隣を見ると
ちょっとニヤニヤしてる◇ちゃん。
臣)それ本人に言ってあげたら?w
◇)……言わん///
出たーーーツンデレーーー
岩)あっ!
お、こっちに気付いた。
岩)一緒に来たのー?
話は終わったみたいで
すっかりいつもの岩ちゃん。
臣)駅でナンパしちゃった。
岩)ええ?w
臣)昼飯食って来た。
岩)マジかw
てゆーかこのTシャツ…
臣)かっけーーしょーー♡
岩)隆二さんとお揃いじゃんw
臣)今日いないからいーのw
岩)あはははw
それから俺たちが隣に座ると
岩ちゃんが思い出したように手を叩いた。
岩)そーだ臣さん!浴衣パーティーしよ。
臣)はい?!
岩)◇と話しててさーー
もう花火とか浴衣的なイベントって
ないじゃん?
臣)うん。
岩)だからパーティーしよw
臣)浴衣着て?
岩)うん。
臣)◇ちゃんに浴衣着せて脱がせて
ウハウハしたいだけでしょ?
岩)うん。
◇)ちょっと!!///
岩臣)あはははw
この京セラ三日公演が終わったら
岩ちゃんも少し時間があるらしく…
浴衣パーティーは来週の月曜に決定。
臣)♡にも言っとくわ。
岩)うん、お願い。
またあいつの浴衣見れんのも悪くないなー♡
なんてニヤニヤしてたら
◇ちゃんが席を外して。
その隙に真剣な顔で詰め寄ってくる岩ちゃん。
岩)あのさぁ。
臣)なに。
岩)俺、最近…すごいんだけど…
その……、これっていつおさまんの?///
臣)ぶっ
唐突な話題にお茶吹いちゃった。
岩)ほら、臣さん言ってたじゃん?
♡ちゃんが家出から帰って来て
仲直りした後…
なんかその、すごかったって。
臣)……うん。
LAで俺が止まらなくなっちゃった話ね?
岩)俺もさ、なんかすごくて…
自分でびっくりしてんだけど…
臣)……
お前…
そんなに◇ちゃんとヤリまくってんのか。
岩)いつおさまんの?ねぇ。
臣)……
おさまったっけ…?
なんなら俺、いまだにおさまってなくない?
それが原因で今回も喧嘩になったわけだし…
岩)こんな性欲初めてだわーーー
少し困ったような岩ちゃん。
臣)それは性欲ではない!
岩)ええっ!じゃあ何!!
臣)だってさ、ただヤリたいだけじゃ
ないでしょ?
岩)え?
臣)◇ちゃんだからヤリたいんでしょ?
岩)うん。
臣)俺はそれを♡欲と呼んでいる。
岩)は?何それ。
臣)ただ単にしたいんじゃなくて
♡だからしたい!
♡が欲しくて仕方ない!止まらない!
それが♡欲!!
岩)……なるほど。
じゃあ俺の場合「◇欲」ね?
臣)そ!!
ドヤってる俺と、納得してる岩ちゃん。
そこへいつの間にか戻って来てた◇ちゃん。
◇)そういう話はもう少し人がいない場所で
お願いできる…?///
岩)////
気まずくなった俺はとっとと退散!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)わわわっ!大丈夫?!
P)ううう…///
Pくんが私の膝に倒れてきそうだったから
私は後ろにあった座布団を
ささっと下に滑らせた。
蒼)あははは、膝枕くらい
してあげればいいじゃないですか。
報われないなぁPさんもw
K)彼氏に殺されるもんね〜〜w
♡)ちょっと大丈夫?Pくん。
P)ううう…///
今日は月イチの部署飲みの日。
珍しく飲みすぎちゃった様子のPくん。
M)先輩は怖い彼氏がいるけど
私で良ければ膝貸すよ〜〜
P)大丈夫…です…、ううう…///
蒼)ほんとガード固いなぁ♡さんは。
♡)そういう問題じゃないもんっ
蒼)じゃあどういう問題なんですか?
♡)彼氏が酔っ払って
他の女の子の膝枕で寝てたら
絶対やだもん。
蒼)……
♡)自分がされてやなことはしないの!
蒼)ふーんw
またクスクス笑ってる蒼くん。
むぅぅぅ!!
海)蒼くんは♡さんに絡んでないで
このお刺身でも食べてて。ほら。
蒼)なんだよ海璃ーーー
お前はどうなのTさんと。
海)ちょっと!!///
声が大きいよ蒼くんのばかっ!///
♡)……
そうか。
この二人は同期だから仲良しなのかな?
海璃ちゃんの気持ち、蒼くん聞いてるんだ。
P)ううう……
ずっと苦しそうにうなってる
Pくんのおでこに
冷たいおしぼりを乗せてあげた。
♡)帰れる?大丈夫?
P)♡さん……
♡)ん?
P)会社…卒業しちゃうんですか…?
♡)え…?
P)嫌です…。
♡)…っ
目を閉じたまま、辛そうに喋るPくん。
P)俺…、…俺…っ、ううっ
先)ちょっとーー!吐きそうじゃんPくん!
トイレ行くよ!もう!
♡)あっ…
先輩がPくんを担いで
トイレに連れて行っちゃった。
海)卒業…しちゃうんですか?♡さん。
♡)……
海)まだ一緒に働けるようになって
半年ですけど…
すごく寂しいです。
♡)海璃ちゃん……
目がウルウルしてる海璃ちゃんが可愛くて…
♡)海璃ちゃんっ!!
海)♡さんっ!!
K)あんたらは何しとんねんw
M)ずるい!私もぎゅーするー!
課)なんだなんだお前らは女同士でw
♡)ぎゅーー!
海)ぎゅーー!
M)ぎゅーー!
K)酔っ払いなんでほっといて大丈夫ですw
課)ははははw
まだ会社で働きたい気持ちもあるし
新しいことにチャレンジしたい気持ちもある。
本当にどうしよう。
……って悩みながらお家に帰って来て、
そうだ今日も臣くんいないんだって思い出して
しょんぼり一人、お風呂に入った。
♡)はぁぁ……
お風呂上がり。
また臣くんのパーカーを借りて
ベッドにダイブ。
♡)臣くん……
抱っこしてほしいなぁ…。
臣くんに相談してみようかな。
でも私の進路の問題だしなぁ…
ピロリロリロ♪ピロリロリロ♪
♡)臣くんだっ!
急いで画面をスライドさせると
向こうから大好きな優しい声。
臣『出んの早くね?w』
♡『だってーー♡』
電話嬉しいな、えへへ♡
♡『ね、ね、LIVEどうだったのー?』
臣『すっげぇカッコ良かった!』
♡『わぁぁぁ♡』
臣『なんかね、ATSUSHIさんが
教祖様みたいだったw』
♡『教祖様?!なぁにそれーーw』
臣『ほんとだって!お前も見ればわかる!』
♡『早く見たいよぉ〜〜〜』
臣『今日一緒に来れたら良かったのにな。』
♡『うん。』
臣『◇ちゃん有休取って来てたよ。』
♡『ふふふ、彼氏のLIVEだもんね♡』
…って言った後で気が付いた。
私は臣くんがLIVEでも最近全然行けてなくて。
去年はほとんど一緒に行ってたのになぁ…
臣『今日さ、駅で偶然◇ちゃん見つけて
ナンパしたさw』
♡『ええ!なんて?w』
臣『お姉さんお茶しなーいってw』
♡『あははは、古典的!w
◇ちゃんなんて?』
臣『ガン無視w』
♡『あはははw』
さすが◇ちゃんだw
臣『あ、そうそう。
来週の月曜さ、浴衣パーティーしよ。』
♡『え?』
臣『って、二人が言ってたよ。』
♡『浴衣パーティー!楽しそう!』
臣『岩ちゃんはね、ただ単に
◇ちゃんにエロいことしたいだけだよ。』
♡『浴衣着せて?!』
臣『そうそう。』
♡『それは大変だ…//』
臣『なんかすごいらしいから、最近。
岩ちゃんの岩ちゃんが。』
♡『◇ちゃんがそんなこと言ってたの!?///』
臣『違う違うw
岩ちゃんが言ってたの。
◇ちゃんが俺にそんなこと言って来たら
さすがにビビるわ!w』
♡『だよね…びっくりした…』
臣『そーゆーのは女子のエロバナ会で
やってくださいw』
♡『恋バナだってば!///』
でも…そうか…
岩ちゃんすごいのか…
今度こっそり◇ちゃんに聞いてみよう。
臣くんみたいにおっぱい星人なのかな?
臣『そっちはどうだったの。部署飲み会。』
♡『んっと……』
臣『楽しかった?』
♡『……うん。……あの…ね?』
臣『うん?』
話してみようかな。
♡『私…来年の春で一旦、
契約満了なんだけど…』
臣『ああ、言ってたよね。』
覚えててくれたんだ。
臣『で、俺と結婚して
専業主婦になるんでしょ?』
♡『ええっ!!』
臣『あ、違った。それはKだったw』
♡『…っ、もぉ〜〜〜〜w』
びっくりした。
臣『お前もなる?専業主婦。』
♡『えっ…』
臣『ああでも…モデルの仕事はあるもんな。』
♡『うん…。』
臣『でもさ、会社辞めたら
その分時間できるじゃん?』
♡『うん。』
臣『そしたら一緒にいれる時間、
もっと増えるよな。』
嬉しそうにそう言う臣くん。
♡『増えたら嬉しい…?』
臣『そりゃ嬉しいじゃん。
前みたいにLIVEとか観に来てくれたら
俺頑張っちゃうし。』
♡『私いるのといないのとで違うの?』
臣『全っっっっ然違う。』
♡『…っ』
臣『……あ、って言ってもさ、
別に会社辞めたら
俺の現場に全部ついてこいとか
そんなこと言ってるんじゃなくて!
違うから!
えっと…単にお前がいたら
すげぇ頑張れるよーって話。』
♡『……』
臣くんは慌てたようにそう言った。
臣『ちなみに…
専業主婦になりたい日が来たら
いつでも言ってね。』
♡『え?』
臣『俺がいつでも嫁にもらうから。』
♡『////』
当たり前のように言われた。
♡『専業主婦じゃないと
お嫁さんにしてくれないの…?』
臣『いや?働いててもいいよ?w
……なに。結婚したくなった?』
♡『ううん、まだ。』
臣『なんだよ!w』
♡『えへへw』
でも私の未来にはこれからも
いつでも臣くんがいるんだなって
改めてそう思えて、嬉しくなったよ。
♡『ありがとう、臣くん♡』
臣『なにがー?』
♡『ぜんぶ♡』
臣『え?w』
♡『臣くんだいすき♡』
臣『知ってるーーw』
♡『明日楽しみだなーー♡』
臣『お泊まりしてHすんのがー?w』
♡『はっ』
そうだった///
パーティー楽しみって意味だったんだけど…
♡『……うん///』
臣『えっ、楽しみなの?!///』
♡『楽しみ…だよ?///』
臣くんとイチャイチャするのだって
楽しみだもん…///
臣『えーーー
ちょー可愛い……どうしよ……///』
♡『……///』
臣『なんかすごいことになったらごめん///』
♡『何が?!///』
臣『臣くんの臣くんが。』
♡『……ばか、///』
—endー
コメントを残す
くっそーーー
オミさんにガキ使のオファーきて
タイキック5回くらいされますように←
それされてるとこめっちゃ見たい。゚(゚^∀^゚)゚。www