[203]はちみつレモン(隆二&♧Side)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ほっぺにチューし合って…
見つめ合って…
 
 
ドキン…
 
ドキン…
 
 
隆)……///
♧)……///
 
 
……ちゃんと…、キス…したいなぁ…。
 
 
なんて思って、
♧の赤い唇を、そっとなぞったら…
 
ゆっくり視線を上げて俺を見つめた瞳が…
そっと…閉じていった。
 
 
隆)…っ
 
 
え…?
 
こ、こ、これって…
 
キスしていいってこと!??///
 
 
だって、だって、
 
目、閉じてる!!!!
 
 
こんなの…
間違いなくキスOKの合図じゃないの?!
 
 
隆)////
 
 
一気にテンパって
頭ん中パニックだけど…
 
こんなチャンス、逃せないし…
 
もうキスしたくてしょうがないし…
 
 
俺はそのまま少しだけ顔を傾けて
唇を…重ねた。
 
 
ドキドキしながら
ゆっくり離れたら…
 
 
♧の手がまた…
俺の服をぎゅっと掴んで…
 
 
♧)////
隆)////
 
 
重なった、視線。
 
 
潤んだ瞳が…俺を真っ直ぐに見つめてて…
 
俺もなんか顔が熱いから…
♧みたいに目が潤んでるかもしれない。
 
 
もっと…キスしたくて…
それを堪えるように♧の髪に指を通すと…
 
 
♧)…もう一回…、///
 
 
♧の唇が、小さく動いた。
 
 
隆)え…?///
 
 
うろたえる俺の目の前で、
また閉じられた瞳。
 
 
隆)…っ///
 
 
もう一回って…
キス…、だよな?
 
 
え?
 
え!??///
 
 
可愛くおねだりされたことに
頭がついていかないまま…
 
吸い寄せられるように、もう一度口付けた。
 
 
チュッ。
 
 
唇が離れると…
♧はまだ熱い瞳で俺を見上げてて…
 
 
♧)前みたいな…キス、…して?///
 
 
甘えるように、俺の手を握った。
 
 
隆)////
 
 
バクバク暴れる心臓がうるさくて。
口から出てきそうなくらいドキドキしてて。
 
 
前みたいなキスって…
あんなの…していいの…?!!
 
あんなすごいのしちゃったら…
俺…ほんと今度こそ爆発するけど…///
 
 
隆)……いい…の?///
♧)……(こくん)///
 
 
可愛く頷く♧に、
身体に何かが走った。
 
……ヤバい。
 
 
一気にスイッチが入った俺は…
 
なんとか暴走しないように
必死に自分を抑えながら
 
もう一度♧の唇に、キスをした。
 
 
 
柔らかく触れて…
 
角度を変えて、また重なって…
 
 
甘い感触に…溶けそうになる。
 
 
身体が…ドクドクと脈を打ち始めて…
 
 
髪に差し込んでいた指先は…
気付いたら♧の後頭部をホールドしてて…
 
高まる興奮のままに、キスを深めた。
 
 
♧)!?!??
 
 
その瞬間、離れた唇。
 
 
隆)え…?
 
 
♧はびっくりしたように、俺を見てて…。
 
 
♧)今の…何…?///
隆)え…っ
 
 
何って…
 
ほんの少し…
 
 
隆)唇…を…舐めました…。
♧)?!!///
 
 
意味がわからなそうに
顔を真っ赤に染める♧。
 
 
隆)え、やだった…?
♧)////
 
 
この間は…普通に応えてくれたのに…
 
あれ…?
 
 
♧)前は…こんなこと…しなかったよ?///
隆)え、したじゃん。
♧)え…?///
 
 
そんな会話で、ハッと気付いた。
 
 
この間、酔っ払ってる♧に
夢中でしたキスは
♧は覚えてないんだから…
 
♧が言ってる
「前みたいなキス」は
川辺でしたキスのことだって。
 
 
隆)////
 
 
ヤバい、勘違いしてた。
 
♧がしてほしいって言ったのは
濃厚チューじゃなかった。
 
 
隆)ごめん…、間違えた…///
♧)う、うん…///
 
 
でも…
もう…俺…、足りないんだけど…
 
 
隆)もっかい…して…いい?
♧)え…っ
隆)「前みたいなキス」。
♧)……///
 
 
我慢できなくて…
射抜くようにその瞳の奥を見つめれば…
 
 
♧)……(こくん)///
 
 
可愛く頷いてくれたのを合図に、
また唇を塞いだ。
 
 
舐めたりしたらびっくりさせちゃうから…
唇だけで…何度も。
 
 
好きだって…
愛しいって…
 
あふれてくる気持ちを伝えるように、
何度も口付けた。
 
 
キスを重ねれば重ねるほど…
その柔らかさに溺れていって…
 
愛しくて、仕方なくなる。
 
 
夢中で繰り返されるキスに
いっぱいいっぱいになったのか…
 
 
♧)ん…、っ……、は、…っ///
 
 
♧が可愛い吐息を漏らすから…
 
 
隆)////
 
 
我慢の糸が、簡単に切れた。
 
 
隆)…ごめん、……もっと。
 
 
一応予告をして、♧の頬を撫でる。
 
 
♧)ん、んっ…///
 
 
いきなり差し込まれた舌に
戸惑う♧だけど…
 
俺が逃さないようにホールドしてるから
逃げられない。
 
 
とろけるような感触に…
どうにかなりそうだ。
 
 
隆)……逃げないで…w
 
 
熱い口内で、
俺から必死に逃げようとする舌は
♧のパニックを物語ってて…
 
一度唇を離して頬を撫でると、
泣きそうな顔をした♧が
恥ずかしそうに俺を見上げた。
 
 
そんな顔しても、やめてやんない。
 
 
隆)ほら、口…開けて。
♧)////
隆)大丈夫だから。
♧)////
 
 
親指で優しくなぞれば
素直に言うことを聞いて、開かれた唇。
 
 
柔らかく塞いで、甘く濡れて。
 
深く、絡めて。
 
 
さっきまで逃げてた♧の舌は
やっと俺と、溶け合った。
 
 
隆)……は、ぁ…っ、///
 
 
甘くて…柔らかくて…
 
どうやったらやめられるんだろう、
こんなキス。
 
 
気持ち良くて…
とろけそうで…
 
 
♧)ん、…っ、ふ…っ…///
 
 
漏れる吐息が、可愛くて。
 
 
♧の身体に触れたくなって…
でも、我慢した。
 
 
隆)はぁ、///
 
 
こらえるように、ぎゅっと抱きしめる。
 
 
♧)……心臓…壊れそう…///
 
 
腕の中で少し息を乱してる♧が
そんな可愛いことを言うから…
 
 
隆)俺もだよ///
 
 
素直にそう答えた。
 
 
さっきから…
心臓も…身体も…バクバクで。
 
 
♧)……こんな…キス…初めて……///
 
 
ふわふわした甘い声で
♧が呟いた。
 
 
隆)どう…だった…?///
 
 
って、俺は何を聞いてんだろ。
 
聞いてから恥ずかしくなった。
 
 
恥ずかしくなったけど、気になる感想。
 
 
腕を緩めて、真っ赤になってる顔を覗けば…
 
 
♧)溶けちゃい…そうだった…///
 
 
そんな可愛い感想が返ってきて…
 
 
隆)////
 
 
ああ、もう…ほんと…
どうしよう。
 
俺も溶けそう。
 
 
♧)甘…かった…///
隆)…はちみつレモンの味…、したね///
♧)……(こくん)///
 
 
ああ…どうしよう。
 
ダメだ、我慢できないかも。
 
やっぱりもっとしたい。
 
 
俺はカップに手を伸ばして
はちみつレモンを一口。
 
 
そしてそのまま、
♧の唇をもう一度塞いだ。
 
 
♧)んんっ!?///
 
 
器用に流し込めば、
♧の喉が小さくコクンと音を立てた。
 
 
隆)…美味し…?w
♧)////
 
 
口に広がる、甘い味。
 
 
隆)もっと欲しい…?
♧)……いいっ///
 
 
無理やり飲ませたせいで
♧の唇の端から少しこぼれたそれを
親指でぬぐって、ペロリと舐めた。
 
 
隆)俺は…もっと欲しい…。
♧)…っ
 
 
そのまま唇を押し付けたら、
勢いでソファーに倒れた♧。
 
 
♧)んん…、っ///
 
 
押し倒したまま、キスを続けて…
 
はちみつレモンの味が
またどんどん広がって…深くなる。
 
 
♧)…は、ぁっ…りゅ…じく…っ///
 
 
指を絡めて…手を握って。
 
 
甘い声も…甘い吐息も…
 
甘いキスも…
 
その全部が俺を興奮させて、
もう止まらない。
 
 
隆)♧……、///
 
 
何度もキスを繰り返して、
服の上から♧の身体をなぞると…
 
 
♧)!!??///
 
 
♧の手が、しっかりと俺の手を掴んだ。
 
 
隆)…っ
 
 
思わず二人で、止まって。
 
 
♧)えっと……///
 
 
この手は何?
って顔をしてる。
 
 
それを無視して、またキスをしようとすると…
 
 
♧)や…、っ///
 
 
顔を背けられて。
 
 
隆)や…なの…?
 
 
軽くショックで…
見下ろしたまま問いかけたら…
 
♧は真っ赤な顔を片手で隠して
 
 
♧)もう…ほんとに…死んじゃうから…
  ダメ……、///
 
 
降参の合図を出してきた。
 
 
隆)……///
 
 
それで少し、我に返る。
 
 
俺…完全に暴走してた。
危ない。
 
 
隆)……ごめん、///
 
 
♧を抱き起こして、そっと抱きしめた。
 
 
隆)ごめんね…?///
♧)……(ふるふる)///
 
 
怖かったかな?
大丈夫かな?
 
 
隆)♧が嫌がることはしないから…。
♧)……(こくん)///
 
 
キスがあまりに気持ち良くて
我を失ってました。
 
ごめんなさい。
 
 
隆)えっと…風呂入ってくるね!///
♧)うん///
 
 
ギンギンになってる身体を誤魔化すように
俺は風呂に直行した。
 
 
隆)////
 
 
バクバクバク…
 
 
……どうしよう。
 
あんなにいっぱい…チューしちゃった///
 
 
♧が…可愛すぎて…
ほんとに俺、死ぬかと思った。
 
 
隆)はぁぁぁ…///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♧)////
 
 
すごい…。
 
心臓が…まだずっと…バクバクいってる…。
 
 
私の身体…、大丈夫かな?
 
 
こんなにドキドキしたこと…
人生でないから…
びっくりしてないかな…?
 
ほんとに心臓…止まっちゃわないかな…?
 
 
♧)は…ふ……///
 
 
そのままパフッとソファーに倒れて
もう動けない。
 
 
なんだったんだろう…
 
さっきまでのものすごい時間は。
 
 
キスって…
あんなに…すごいの…?
 
あんなに…溶けちゃいそうになるの?
 
 
♧)////
 
 
顔も身体も、蒸発しそう。
 
 
……私、やっぱりエッチなんだ。
すごくエッチなんだ。
 
 
だって…
 
隆二くんが唇にチュッてしてくれたら…
なんだか物足りなくなって…
 
前みたいなキスを
してほしくなって…
 
 
♧)……はぅ……///
 
 
川沿いでした初めてのキスの時も
思ったけど…
 
キスって…すごい。
 
 
「好き」って言葉にしてないのに
「好き」って気持ちが勝手に伝わるみたい。
 
 
すごく優しくて…あったかくて…
柔らかくて…
 
その行為だけで…
気持ちが流れ込むみたいで…
 
 
♧)////
 
 
でも…
さっきのキスは、もっと違った。
 
 
あんなの…したことないから…
どうしていいのか全然わからなくて…
 
でも隆二くんが
大丈夫だから、って。
 
 
ドキドキしながら
隆二くんを信じて、隆二くんに任せてたら…
 
勝手に力が抜けていっちゃって…
 
 
♧)ううううっ!///
 
 
隆二くんのあの色気は何なの?!
 
どうして急にあんな男の人になるの!?
 
 
あんなの…
可愛くふにゃんって笑う隆二くんとは
別人だもんっ!///
 
 
……全然ドキドキが止まらない。
ほんとにどうしよう。
 
何か薬飲んだ方がいいのかな…?
 
 
口移しで飲まされた、はちみつレモン。
 
 
キスの記憶を色濃くハッキリと刻むみたいに
口の中に残る、甘い味。
 
 
♧)////
 
 
もうダメ。ほんとにダメ。
 
 
顔も身体もやっぱり熱いし
ドキドキは止まらないし
 
隆二くんの顔なんて絶対見れないから
先に寝る!!!!
 
 
ベッドに逃げよう!!!
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
どうしよう。
 
 
ベッドに入ってぎゅっと目を瞑っても
やっぱりおさまらないドキドキ。
 
 
♧)ううう…///
 
 
タオルケットを頭までかぶって
一人で悶えてると…
 
 
ガチャッ。
 
 
ドアが開いた音。
 
 
♧)////
 
 
ドキドキ…
 
ドキドキ…
 
 
隆)あ、いた。
♧)……
隆)♧…?
♧)……
隆)寝たの…?
♧)……寝てます…///
隆)起きてんじゃんw
♧)////
 
 
ギシッと隣が沈んで、
隆二くんがベッドに入ってきた。
 
 
♧)もう…髪も…乾かしたの…?
隆)うん。
♧)もう…寝るの…?
隆)うん。
♧)……
隆)ダメ…?w
♧)……ダメ。
隆)なんで!w
♧)……///
 
 
だって…
隣にいたら…ドキドキするもん…
 
 
隆)顔…全然見えないんだけど…w
♧)私はもう寝ています。
隆)嘘つき!w
♧)……
隆)ねぇ…。
♧)……
隆)顔見たい…。
♧)…すっぴんだから…ダメです。
隆)今更?!w
  もう散々見てるじゃん!
  さっきもすっぴんだったじゃん!
♧)……///
隆)すっぴん全然変わんないんだから
  いいじゃん。
♧)…変わる…もん…。
隆)変わんないよ。
♧)……
 
 
それはそれで…どうなんだろう…。
 
 
隆)タレ目も可愛いし…
♧)…っ
隆)アヒル口も可愛いし…
♧)隆二くんだってアヒル口だもん!///
隆)え、俺?!うそっ!
♧)……///
 
 
笑った時…
にんまりして可愛いんだから…。
 
 
隆)耳も可愛いよねw
♧)耳?!
 
 
それはもう…
メイクとか関係ない気が…
 
 
隆)とにかく全部可愛い…w
 
 
そう言って隆二くんの指が
私の耳をツンと引っ張ってきた。
 
 
♧)なんか……
隆)ん…?
♧)今だけで…
  一生分…可愛いって言われた気がする…
隆)何それ!w
♧)……///
 
 
だって…そんな…
可愛いとか…言われることないもん…
 
 
隆)一生分って…
  これからまだまだ言うけど。
♧)え…?
隆)俺が。
♧)……///
 
 
何言ってるのかな…
 
 
♧)ちょっと意味がわからないんで…
  もう寝ます…///
隆)なんでわかんないの!w
♧)ひゃっ…!///
 
 
隆二くんに背中を向けたら、
後ろからぎゅっと抱きかかえられた。
 
 
♧)離してください///
隆)……やだ。
♧)これは…ドキドキして寝れなくなるから
  ダメって…
隆)背中ならいいんでしょ?
♧)…っ
隆)そう言ってこの間、
  抱きついてきたじゃん。
♧)////
 
 
そうだった…。
 
 
……背中でも…
こんなにドキドキするのに。
 
 
♧)ほんとに…寝れなくなるから…
  離して…?///
 
 
そう言ったら、
隆二くんの腕は一層強くなって…
 
 
隆)どうせ寝れないもん…///
 
 
拗ねたような声が、耳元に届いた。
 
 
隆)あんなチューして…
  寝れるわけないじゃん…///
♧)…っ///
 
 
ドキン…
 
ドキン…
 
 
「あんなチュー」…とは……
 
 
♧)////
 
 
私は…
隆二くんとしかキスしたことないし…
 
チューの種類とか…レベルとか…
そういうのよくわからないけど…
 
さっきのチューはやっぱり
すごいチューなのかな…?///
 
 
隆)……はぁ///
 
 
耳にかかる息が、くすぐったい。
 
心臓が、またうるさくなっちゃう。
 
 
♧)ねぇ…、///
隆)んー?
♧)…キスで死んじゃう人とか…いるのかな?
隆)はい???
♧)ドキドキしすぎて、死んじゃう人。
隆)……
 
 
絶対いると思うな…。
 
だって本当にバクバクしたもん。
 
顔も身体も、すごく熱くて…
 
 
♧)何か薬とか飲んだ方がいいのかなって
  思ったんだけど…
隆)……ぶっw
♧)え?
隆)死なないから!w
♧)…っ
 
 
隆二くんが後ろで大笑いしてる。
 
 
♧)どうして?!
  世界のどこかに絶対いるよ!
隆)あははははっw
♧)ドキドキしすぎて倒れちゃう人とか
  溶けちゃう人とか!
隆)溶けちゃう…?
♧)うん!
  キスして溶けちゃう人、いると思う!!
 
 
私は真剣に言ってるのに、
隆二くんはずっと笑ってて。
 
 
隆)ほんと可愛すぎるから…やめて。
  しんどい…///
 
 
そう言って私をまた抱きしめた。
 
 
♧)……///
 
 
何が可愛いんだろう?
全然わからない。
 
 
隆)…そんなに…ドキドキしたの…?
♧)……(こくん)///
隆)溶けそうだったの?
♧)(こくん)///
隆)……はぁ、もう…///
 
 
隆二くんが後ろからすりすりしてきた。
 
 
♧)もし世界のどこにもいなくても…
  きっと私が最初の人になっちゃう…。
隆)え…?
♧)チューして死んじゃう人…。
隆)……
 
 
どうしようって思ってたら…
 
隆二くんは肩を揺らして笑ってて…
 
 
隆)ほんと可愛すぎるから
  やめてってば!///
 
 
そう言って、
後ろから私のほっぺをむにっとつまんできた。
 
 
♧)何するの…///
隆)なんでそんな可愛いの?///
♧)何が可愛いの?///
隆)……全部、///
♧)////
 
 
隆二くん、どこかおかしいのかな。
 
 
♧)私…可愛くなんてないもん。
隆)はぁ??
♧)変な隆二くん…。
隆)可愛いから!
♧)…っ
 
 
急にガバッと起き上がった隆二くんは
私を見下ろして…
 
 
……チュッ。
 
 
まぶたにキスをしてきた。
 
 
♧)?!///
 
 
びっくりして瞬きすると…
 
 
隆)タレ目なの、可愛い///
 
 
そう言って…
 
 
隆)小さい鼻も可愛い。
 
 
チュッ。
 
 
鼻の頭に、触れた唇。
 
 
♧)////
 
 
チュッ。
 
 
隆)すぐ赤くなる耳も可愛い。
♧)////
 
 
いろんなところに次々にチューされて…
耐えられなくなった私は、
両手で顔を覆った。
 
 
♧)もう…やめて…///
隆)……///
 
 
必死の思いでお願いすると、
隆二くんは私の隣にボスンと沈んで
 
逃げるように背中を向けた私を
また後ろから抱きしめてきた。
 
 
隆)なんか俺…、
  今日…いろいろ…暴走してるよね?///
♧)……///
 
 
そう…なの…?
 
よくわからないけど、私は死にそうです///
 
 
隆)最後にもっかい…
  口にしたかったけど…我慢する///
♧)////
 
 
ドキン…
 
ドキン…
 
 
♧)うん…。
  死んじゃうから…やめてください///
 
 
私がそう言うと、
 
 
隆)あのさぁ。
 
 
隆二くんが後ろからツンツンしてきた。
 
 
隆)♧が死んじゃったら困るけど、
  チューはまたするからね?
♧)えっ?!
 
 
堂々と宣言されて、
思わず後ろを振り向いちゃった。
 
 
隆)あ、こっち向いた。
♧)…っ///
 
 
また…する、とは……
 
 
♧)…どんな…チュー…?///
隆)……///
 
 
じっと瞳の奥を見つめると…
 
 
隆)だから…
  死んじゃいそうな…やつ///
 
 
そう言われて。
 
 
♧)////
 
 
一体どんな薬を買えばいいんだろうって…
私はもう、いっぱいいっぱい。
 
 
♧)あんなの…もう…ダメ、…///
隆)……ダメじゃない!
 
 
チュッ!
 
 
♧)!!!
 
 
強引に唇にキスされて…
 
 
隆)おやすみ!///
 
 
強引にぎゅむっと抱き寄せられた。
 
 
♧)////
 
 
ドキドキ音を立てる心臓は
もちろん静まる気配もなくて…
 
眠れるわけなんてない。
 
 
私…
いつか本当にこのまま
隆二くんに殺されちゃう…。
 
 
 
 
 
ーendー

コメントを残す

  1. 匿名 より:

    キャー(≧∇≦)ヤバイヤバイ(♡ω♡)
    キュン死しちゃいそうだよー!

スポンサーリンク
スポンサーリンク