【103】誰も…いないから…

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それから♡と駐車場に戻ると
おじさんが迎えに来てくれた。


♡)おじさーーん!♡
男)おお!おかえりー!!
  どうだった?w
♡)もう、この自転車すごいんです!!
男)えー?w
♡)ちょっと漕いだだけで
  スイスイ進むんです!!♡
臣)それが電動チャリだからなw
♡)感動しました〜〜〜♡
男)いやぁ、そりゃー良かったw
♡)おじさんのおかげです♡♡
  本当にありがとうございました♡♡
男)いやぁ//
臣)……


こいつ…おじさんキラーだなw


男)ここは写真撮ってかないのかい?
♡)え?
男)あそこの柱のとこ。
♡)あ!!!!!


♡が目をまんまるくした。


♡)そっか!ここ…!!!
臣)うん。
♡)なんで言ってくれなかったの!
臣)いや、お前さっき電動チャリに
  夢中になってたから
  あとでいいかなってw
♡)も〜〜〜!!!!


♡がキョロキョロしながら
走り出した。


男)D12の柱だよー!!
♡)はーい!!!
  あ、あったぁ!!!
  臣くーーーん!
  早く〜〜〜!!!
臣)はいはいw


おじさんは自転車をしまいに行って
俺は♡のところまで歩いて行った。


♡)見て見て!写真あるー!
臣)ほんとだー。

th_IMG_9218

♡)よし、臣くんっ!!
臣)なんや。
♡)再現して!♡
臣)は!?w
♡)私そこで待ってるから
  走ってきて、
  うりゃああああってやってね♡
臣)えーー!!!


そう言うと♡は
嬉しそうに端まで行って
手を振ってきた。


♡)いいよぉーー!!♡
臣)……


しゃーねぇ…
付き合ってやるか…w


駐車場を走ると
あの時のことを思い出した。
何回やったっけ…
懐かしいな…


♡の5歩手前くらいで
手を振りかざして飛ぶと
♡はカメラを構えたまま
目を見開いてた。


ザザッ…


臣)これでいいっすかー?w
♡)は、は、速くて撮れなかった///
臣)はぁ?w
♡)か、か、かっこいい…///
臣)ぶっww
♡)もう一回お願いします…!!!
臣)やだよ!w
♡)お願いします!!!
臣)……


結局♡に甘い俺は
仕方なくさっきのとこまで戻る。


臣)いくぞー!
♡)はいっ!!!


また同じ道を走る。
俺何やってんだろw


今度は少し手前で軽く飛んで

着地と同時に
♡をぎゅっと抱きしめた。


♡)ほわぁっっ///
臣)ははっw


びっくりしてる。


♡)……///
臣)監督、OKっすかー?w
♡)んんーーー///

ぎゅっ


♡が抱きしめ返してきた。


臣)なーにw
♡)OKです///
臣)撮れたー?見してw
♡)はい…
臣)すげぇ!!ww
  残像拳みたいになってる!ww
♡)連写で撮ってみました。
臣)あはははw


そのまま戻ろうとすると
♡が後ろからきゅっと手を繋いできた。


♡)誰も…いないから…


「繋いでいい?」と言いたそうに
可愛く上目遣いしてきた。


俺はそのまま♡を柱の陰に引き込んで
もう一度抱きしめた。


…ぎゅ…っ…


♡)……っ///
臣)誰も…いないから…
♡)うん……//


ゆっくり身体を離すと

♡の小さな手が
俺の手をまた、キュッと掴んだ。


♡)誰も…いないから…//


そう言って…目を閉じた。


臣)……///


チュッ


俺がキスすると
♡がゆっくり目を開けて
嬉しそうに笑った。


♡)えへへ♡♡


ああ…可愛いな…
くそ……///


臣)誰も…いないから…
♡)……っ//


もう一回抱き寄せて
キスをする…


何度かキスを重ねて…
その柔らかさと気持ち良さに…
止まらなくなってくる…


ああ…ヤバ……//


臣)誰も…いな…

バタン!!


♡臣)!!!!!


男)今日すごい空いてんなーー
女)だねー!!


遠くからカップルの声が聞こえた。


♡)人…いたね…//
臣)うん…w


顔を見合わせて
思わずくすくす笑う。


最後にもう一度キスをして
俺たちは戻った。



男)お、写真撮れたかい?
♡)あ!おじさん♡
  撮れました〜!!
男)ははははw
♡)撮影の時って
  おじさんもいたんですか??
男)おう!いたよ〜〜
  照明係やってたね。
♡)え!!!ほんとに???
男)うんw
♡)えーー!すごーい!!!
男)ブルーのレーザービームとか使って
  ビカーッて光らせて
  すごかったんだよ〜〜
♡)わぁぁぁ♡
臣)…懐かしいなw
男)ははははw
臣)本当にお世話になりました。
男)いやいや、こちらこそw
  HIROさんによろしくお伝えください。
臣)はい。
♡)え、知り合いなんですか??
男)そうだよ〜〜
♡)えーー!!!
男)今年のライブも観に行くよぉ!
♡)わぁ!!!♡♡
臣)じゃあ、ありがとうございました。
  失礼します。
男)はい!気をつけてねー!
♡)おじさんありがとう!♡♡


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それから二人で車に乗り込んだ。


♡)ふぁ〜〜〜楽しかった!!♪
臣)疲れてない?w
♡)うん!自転車気持ち良かったー!
臣)よし、じゃあ次行くかーw


ピコピコ…

臣くんがナビを入れてくれて…
その横顔になんかキュンとして…


チュッ♡


臣)は??///


ほっぺにチューすると
臣くんが驚いてこっちを見た。


♡)……///
臣)びっくりした…


ピコピコ…


チュッ♡


臣)!!!
♡)////
臣)なに!w
♡)なんでもないもん//
臣)……
♡)チューしちゃダメなの?//
臣)……//


あ…


笑ってた臣くんが目を細めて
私を見た。


ドキン…ドキン…


臣くんは薄く唇を開くと…

そのまま私の後頭部をつかんできた。


ぐいっ…


♡)んん…っ、ん…ぅ///
臣)……ッ


絡まるような…熱い、キス。


♡)…っ、……ぷはっ///
臣)……は…ぁ
♡)……///


なんで急に…こんなキス…///


臣)襲いたくなってきた…
♡)え…??

臣)ここで…
♡)えっ!!!!

臣)する…?
♡)え?え??え???


何言って…


臣)……ぶはっww
♡)え、え、え…

臣)オロオロしすぎだしw
♡)だ、だって…
  意味がわかんない…//


ここでって…
車なのに…


♡)冗談でしょ?//
臣)うんw


びっくりした//


臣)いや、お前がシたいなら
  いつでもするけど。
♡)え???

臣)どこでも。
♡)え、え、え???
  だって…ここ、車だよ??

臣)うん。
♡)え???


うんって…


臣)別に出来るけど。
♡)えええっ!!!!

臣)何驚きだよw
♡)こ、こんなところでどうやって……

臣)なーに、シてみたくなったー?w
♡)えっ///


臣くんがニヤニヤ近付いてくる。


ガタンッ


♡)きゃあっ///


シートを倒されて…
わ、わ、わっ///


あれ…
こんなこと、前にもあった気がする…


♡)あっ!!!


Jさんだ!!


臣)ほんとに…シたい?
♡)え…っ


ほっぺを撫でる優しい手と

目を細めたまま私を見つめる、
色気混じりの視線。


♡)だ、だ、だめぇっ!///
臣)……
♡)や、やだっ!///
臣)……ですよねーー


臣くんが私の頭をなでなでして
運転席に身体を戻した。


♡)////


びっくりした…


♡)あれ…??
  どこだろう……


シートを戻そうとしても
よくわかんなくて…


臣)……こーこ。
♡)あっ……


臣くんが腕を伸ばしてきた。


臣)なんちゃってーー

ぼすっ


♡)えっ!!
臣)戻してやると思った?w
♡)わっ///


またそのまま押し倒された。


♡)ちょ、ちょっとぉ///
臣)んー?

♡)離してよぉっ//
臣)どうしよっかなーw

♡)外から見えちゃうよ!//
臣)誰もいねぇじゃんw

♡)だ、だけどっ…
臣)じゃあさ…、今日いっぱいシていい?

♡)え?!
臣)夜。


……///


臣)うんって言わないなら
  離さないけど。
♡)////


手をグッと握って
臣くんが見下ろしてくる…


♡)わ、わかったよぉ///
臣)よしw


ガタンッ


臣くんがシートを戻してくれた。


チュッ


♡)!!!
臣)じゃあ出発すっかー♪
♡)……///


臣くんがニッと笑って
ハンドルを握った。


もう…、ずるいよ…///




ー続ー

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