◇)ふわぁ〜〜っ!
疲れたーーーー!!
男)やっと終わったぁぁ!!
男)もう23時だぞ。
◇)げそーーーっ
男)ま、泊まりじゃないだけ良かったw
男)だな!帰ろ帰ろ♪
明日〆切の仕事をなんとか片付けて
みんなでオフィスを出た。
男)電気消すぞーー
◇)お願ーーい!
こんな時間だから
もうどこの部署も帰ってる。
男)ああ…腹減ったな〜〜
男)金曜なら飲みに行くのにな〜
◇)だねーー
エレベーターに乗ると
こんな時間なら地上まで直通なはずなのに
下のフロアで止まって、扉が開いた。
◇)えっ…
♡)あ…っ
姫さん…!!
…と、大きなキャリーケース。
♡)お疲れさまです…
男)お、お、お疲れさまです///
男)大きな荷物ですね…
GWどこか行かれてたんですか?//
♡)え、いえ…これは…
◇)……
なんだろう…
すごく元気がない…
そもそもなんでこんな時間まで
一人で残ってたんだろう…
チーーーーン。
エレベーターが地上に着くと
姫さんは「お疲れ様でした」と
一礼して出口に向かった。
男)ぬおおお〜〜可愛いっ♡♡
男)まさかこんな時間に拝めるとは!!
男)残業バンザイ!!!
男)あははははw
◇)……
バカな男共はほっといて…
◇)じゃあお疲れさまでした!!
男)おう!!
あたしは姫さんを追いかけた。
◇)…っ
ビルを出ると
キャリーケースに座って
しょんぼり俯いてる姫さんの姿。
◇)……
わかんないけど
あたしの勘が言ってる。
姫さんをこのままほっとけないって。
◇)……♡さん。
♡)…っ
姫さんがパッと顔を上げた。
◇)あの…お疲れさまです。
♡)お疲れ…さまです…。
◇)……
♡)……
◇)帰るんです…か?
♡)……
あたしがそう聞くと
姫さんは大きな瞳から
ぽろぽろ涙をこぼした。
◇)えっ!えっ、ちょっ、え?!
♡)ふえぇ…っ
◇)わわわっ…
こんな可愛こちゃんに泣かれたら
あたしはどうしたらいいのよ!!
◇)…っ
あたしは思わず姫さんを抱きしめた。
◇)大丈夫ですか??
♡)うう…っ、ふぇっ…
◇)あ〜〜もう…よしよし…っ
♡)うううっ
ああ…
ほっとけないのはやっぱり
長女のサガだ。
しかも泣いてるのは
こんなに可愛い姫さん。
あたしがなんとかしなくっちゃ!!
◇)えっと…
♡)ふぇ…っ、ぐすっ…
◇)電車なくなっちゃうし…
今日はうちに来ませんか?
♡)…っ
◇)ね?
♡)いいんですか?
◇)いや、逆にうちでいいのか
申し訳ないくらいなんですけど…w
♡)……
◇)うちで良かったら
いくらでも泊まってってください。
♡)……
この大きな荷物は
旅行帰りなんかじゃない。
なんとなくそれはわかった。
♡)ありがとう…ございます…
一人にしておいたら
このまま消えちゃいそうな
儚げな美少女。
あたしがしっかり守らねば!!!
ーーーーーー
家に入ると
姫さんがキョロキョロあたりを見渡した。
♡)◇さんも…
会社のマンションだったんですね…
◇)え?
♡)私も…前に住んでたんです。
もう一つの方…
◇)あ!そうなんだ!!
♡)間取りが一緒だから…なんか懐かしいな…
◇)へぇ!
姫さんは少し柔らかく微笑んだのに
何かを思い出したように
また目を潤ませた。
◇)わ、わ、わぁっ!!
と、とりあえずお風呂入りましょ!
ねっ??
♡)……ぐすっ
急いでお風呂をためて、
姫さんに我が家の説明。
◇)荷物はここに広げてください!
もううちの中は好きに使ってくれて
全然いいですから!!
♡)……
◇)あ、着替えはガッツリあるんですね。
タオルとかもなんでも
好きなだけ使ってくださいね!
♡)……
◇)どんな小さなことでも
何かご要望あれば何でも言って下さい!
♡)はい……
ありがとうございます…//
◇)いえいえ!!
♡)なんか…すごくテキパキしてて
お姉ちゃんみたい♡
◇)えっ//
♡)頼もしい♡
◇)///
可愛いなぁ…!!!
くぅぅぅ///
そっか、姫さんはお姉ちゃんがいるのか。
桜も姫さんくらい可愛かったら
もっと可愛がってやんのになー。
◇)あ!!お風呂たまったんでどうぞ!!
♡)えっ!私あとでいいですよ!!
◇)ダメですダメです!
大事なお客人ですから!
♡)えっ、でも…ダメです!!
◇さんこんな時間までお仕事して
お疲れですもん!!
◇)いや、全然疲れてないっす!元気です!!
♡)私のことなんて…
◇)お先に!!入って下さい!!
♡)…っ
◇)ささっ、どうぞ!!
♡)……ありがとうございます…
あたしの押しに負けたのか
姫さんはお風呂へ。
◇)ほぅ……
姫さんの寝床はどうしようかな…
あたしと一緒なんかじゃ、きっとやだよな…
しょうがない。
今日はあたしがソファーで寝るか。
あたしの方がちっこいし。
姫さんほどの上客を
ソファーで寝かせるわけにいかないもんね!
◇)はぁ……//
それにしても、まさかの展開。
あの姫さんが…うちにいるなんて。
男どもが知ったら発狂するだろうな。
にしししw
はっ、いやいや、それどころじゃなかった。
姫さん泣いてたんだから!!
きっと何かあったんだよ。
ブブブブッ、ブブブブッ
◇)ん??
テーブルに置いてある姫さんの携帯。
画面には「H T」。
なんだこれ。
ETの仲間か??
てゆーか今時
イニシャルでアドレス登録する…??
着信が途切れて…
画面には「不在着信 41件」
ひえええっっ!!!
よ、よ、41件?!!!
何事!??
この「H T」…まさか…
ストーカーか?!!
名前からして怪しいし…!!!!
ストーカーに悩まされて
不安に怯えて泣いてた?!
絶対そうだ!
だから家出してきたんだ!!
全て辻褄が合う!!!
くっそーーー!!
このストーカー野郎!!
あんな可愛い姫さんを泣かせやがってー!!
ガチャッ
♡)あの…
お風呂ありがとうございました…//
◇)あ!!おかえりなさい!
ソファーに座った姫さんに
ルイボスティーを入れてあげた。
♡)わっ、なんかすみません…//
何から何まで…
◇)いえ!もう我が家だと思って
くつろいでください!!
♡)あはははっ♡
ありがとうございます//
◇)///
♡)あの…
◇)え?
♡)◇さんって…おいくつなんですか?
◇)……
それはあたしも気になってた。
姫さんって何歳なんだろう…
◇)あたしは…
♡)ええっ!!同い年だーー!!
◇)えっ!!ほんとですか?!!
なんとびっくり。タメだった。
♡)わぁ…なんか嬉しい♡
◇)///
♡)あの…
◇)はい。
♡)敬語…やめませんか?
◇)えっ///
♡)だって…同い年だし…♡
◇)///
そんな可愛く言われたら…
♡)◇ちゃんって…呼んじゃおうっと♡
◇)!!!
なぬーーーっ!!!
♡)◇ちゃんっ♡
えへへへー♡
◇)////
か、か、可愛すぎる!!
どうしよう!!!///
◇)あ、あたしっ
♡ちゃんなんて…呼べませんっ///
♡)え〜〜呼んでくださいよぉ…
◇)////
なんと可愛いおねだり…
可愛い子のお願いって
こんな破壊力があるのか…///
♡)ね、呼んでー♡
◇)///
♡)ねっ♡
◇)…♡…ちゃん…///
♡)わーーいっ♡
◇)////
こ、この無邪気な笑顔で…
一体どれだけの男を悩殺してきたんだろう…
たまらんっ///
◇)じゃ、じゃあ…あたし…
お風呂入ってきま…、くるね///
♡)うんっ♡
◇)///
ぐはぁっっ///
か、可愛い…どうしよう…
可愛いよぉぉぉ〜〜〜〜
◇ちゃんとか呼ばれちゃって…
♡ちゃんとか呼んじゃって…
ああ!神様!!ごめんなさいっ!!
ただの一般庶民が…
ただの町娘が…
こんな調子に乗ってごめんなさい!!
でも…
まさかの同い年だったなんて…
もっと若いと思ってた。
だって…あの可愛さは
十代でも通用するよ、うん。
姫さんが入ってたお風呂ってだけで
入るの緊張する…//
…ってあたしは変態か!!w
ゆったりお風呂に浸かりながら
姫さんのストーカー対策を考える。
どうしようかな…
やっぱり警察かな…
……って、ちょっと待てよ?
姫さん、彼氏いるんだよな?
彼氏いるなら
ストーカーに怯えることなくない??
あれっ??
「H T」は…
ストーカーじゃない…?!
じゃあ誰だよ…
姫さんが…あんなに泣いて…
家出するって…
……
◇)あーーーーっ!!!!!
あたしはアホか!!!
彼氏じゃん!!
彼氏だよ!!!
「H T」は姫さんの彼氏だ!!
だから家出した姫さんに
あんなに電話してくるんだ!!
◇)納得……
じゃあ…
姫さんと彼氏はケンカしたってことかな?
家出するって…よっぽどだよな。
どんな悪さしたんだよ「H T」め!!
あんな可愛い姫さんを泣かせるなんて!!
許せない!!
カッコイイ王子様だと思ってたけど
時と場合によっちゃ
嫌いになるぞっ!!!
「いえ、これはペアリングなんです♡」
◇)……
あんな幸せそうに笑ってたのにな…
それでもケンカしたりするのかな…
まさか…!!
もう別れたとか?!!
うそっ!!
それで行くところなくなって
家を出てきた?!!
大変!!こうしちゃいられない!!
ザバーーーッ!!
あたしは急いでお風呂を上がった。
♡)あ、◇ちゃんおかえりー♡
◇)////
そうだった…
まだ慣れないな…///
♡)ドライヤー借りたよーー
◇)うん。
あっ!!
薬指に…まだ指輪してる!!
ほっ…良かった…
じゃあきっと別れたわけじゃないよね?
あたしも髪を乾かして
ソファーに座った。
◇)えっと…
♡)……
◇)あの…ね?話したくなかったら…
話さなくていいんだけど…
♡)…っ
◇)しばらく…家に帰るつもりないの?
♡)……
◇)荷物すごいから…
♡)……
◇)……
♡)わかんないの…
何も…考えないで…
入るだけ詰め込んで出てきちゃった…
◇)……
姫さん…
なんて無計画なんだ…
◇)彼氏と…ケンカ…した?
♡)…っ
◇)……
♡)……
不在着信41件は…
その後も増えてる気がしてならない。
◇)心配…してるんじゃないかな…
♡)…っ
◇)……
♡)やだ…帰りたくない…
◇)あ、帰れって言ってるんじゃなくて…
♡)……
ほっぺを膨らませても可愛いな//
あたしは思わず姫さんの頭を撫でた。
♡)なでなで…
◇)あ、ごめん…w
♡)ううん…♡
◇)……
♡)お姉ちゃんみたい♡
◇)同い年だけどねw
♡)えへへ♡
◇)お姉ちゃんいるの?
♡)ううん、弟だけ。
◇)あ、そうなんだ!うちも弟いるよ!
♡)わぁ!一緒だね!
◇)うん!
そっか…姫さんも長女仲間だったか。
あれ??
同じ長女なのに
なんでこんなに甘え上手なんだ??
おかしいな…
♡)◇ちゃんは…彼氏いるの…?
◇)えっ
♡)……
◇)////
♡)あ、いるんだぁ♡
◇)い、いない!そんなの!//
♡)嘘つきーー♡
◇)///
だって…まだ彼氏じゃないし!!
はっ!!!
「まだ」って…あたし何言ってんの?!
まるでこれから彼氏になるみたいじゃん!
ばかっ!!!違う違うっ!!///
♡)ケンカ…したりする?
◇)いっつもだよ!
♡)えーーっ!!
◇)ケンカっていうか…
あの謎の戦い。
♡)どうやって…仲直りするの?
◇)どうやって…だろう…
仲直りっていうか…
気付いたら剛典のペースで…
…って、違う違う!!
今は剛典はどうでもよくて!!
姫さんはきっと
彼氏と仲直りしたいから聞いてるんだよ!
◇)ケンカ…多いの?
♡)……ううん。
◇)……
♡)こんなの…初めて。
◇)えっ!!
♡)付き合って一年ちょっとだけど
ケンカっていうか…
こんな風なの…初めてなの。
◇)……
なんてこった!!
じゃあ姫さんにとっては大事件じゃん!
そうだよね、家出してくるくらいだもん!
◇)彼氏、謝ってこないの?
♡)……
◇)……
♡)謝って…た…
◇)……
♡)けど…そうじゃなくて…
◇)……
謝られても許せないのかな。
どんな大罪を犯しやがったんだ!
「H T」め!!!
♡)……◇ちゃん…
◇)ん?
♡)聞いて…くれる?
◇)え、うん!あたしで良ければ!!
♡)……
それから姫さんは
重たそうな口をゆっくり開いて
事情を説明してくれた。
話を聞く限り…
「H T」はとんでもないくそ野郎で…
心の中で何度も
Jさんにすればいいのにって思っちゃった。
「H T」カッコ良かったもんな…
あれはモテるよな…
モテるとやっぱり遊ぶのか。
ちっ
男ってほんとしょーもねーな!
話してるうちに
姫さんの目が潤んで
またぽろぽろ涙がこぼれだした。
♡)Kちゃんにも…
ひどい言い方しちゃった…っ
◇)うん…
♡)心配してくれてたのに…
◇)うん…
♡)私…最低だよぉっ、ふぇっ…
◇)泣かないのーーー
なでなで…
♡)うわーーんっ
◇)…っ
子供のように涙を流す姫さんを
ぎゅっと抱きしめた。
◇)大丈夫。
♡)ううっ
女王様は姫さんの親友だもん。
ちゃんとわかってるよ。
◇)まだ気持ちの整理が出来てないところに
いろいろ言われたから
いっぱいいっぱいに
なっちゃったんだよね?
♡)……うんっ
◇)許容量オーバーで
考えるの嫌になっちゃったんだよね?
♡)うんっ
◇)よしよし…
♡)ふぇぇっ…
◇)♡ちゃんは何もおかしくないよ?
♡)…っ
◇)好きな人がそんな人だったら
あたしだったら発狂するもん。
♡)え、発狂…?
◇)うん。ふざけんなー!!!!って。
♡)…っ
◇)ぎったんぎったんにしてやるねっ!!
♡)ぷっ…あはははっw
◇)…っ
やっと笑った。
◇)あたしね、節操のない人間が大嫌いなの。
♡)うん…
◇)唯一「理性」ってもんがある
生き物に生まれたくせに
「男だから」とか言って好き勝手する奴!
♡)うん!!
◇)滅びてしまえ!!
♡)そーだそーだー!!!
◇)もうあたしたまに、全世界が
クリスチャンだったらいいのにって
思うもん!!
♡)え?
◇)あ、あたしは無宗教だけどね?
そしたらみんな
ちゃんと好きな相手としか
そーゆーことしないのにって。
♡)ほんとだ!
◇)ねっ。
♡)どうして好きじゃない人と
平気でそういうことできるんだろ…
◇)みんな馬鹿なんだよ!
♡)馬鹿!!
◇)そ!!そんな奴らは
みんな病気になっちまえ!!
バーカバーカ!!
♡)ほんとだよ!!
バーカバーカ!!
まぁでもきっと…
姫さんの彼氏は姫さんに出会って
改心したんだろうな…
そりゃこんなに良い子と付き合ってたら
どんな遊び人でも改心するわ。
男は付き合う女次第で
いくらでも変わるからなぁ…
きっと今は
姫さんのことが大好きなんだろうに…
過去の愚行がバレて家出されるとか
哀れだな…
◇)まぁ…今はさ、
♡)……
◇)考えたくないなら
考えなくていいと思うよ。
♡)…っ
◇)無理矢理考えたからって
答えが出るわけでもないし
気持ちが整理されるわけでもないし…
♡)……
◇)ねっ。
♡)うん…ありがとう…
◇)……
♡)◇ちゃんに聞いてもらって
少しスッキリしたかも…
◇)それは良かったw
♡)ありがとう…♡
◇)うん。
それから何故か
あたしたちは一緒に寝ることに。
ソファーで寝るって言い張る姫さんを
阻止したら
「じゃあ一緒に寝よ?♡」
って、すっっっごく可愛く言われて…
あたしが男だったら
悶え死んでるな、と思いながら
一緒にベッドに入った。
♡)女の子と一緒に寝るのなんて
久々だぁ〜〜♡
◇)うんw
ああ、剛典と違って
やっぱりベッドが広い。
♡)◇ちゃん、今日は本当にありがとう♡
◇)うん。
♡)おやすみなさい♡
◇)おやすみ♡
姫さんは昨日きっと寝れなかったんだろうな。
今日はすぐにスヤスヤ眠った。
まさか姫さんと同じベッドで
寝る日が来るとは…
誰が予想できただろう…
ドキドキドキ…
緊張しながらあたしが目を瞑ると
姫さんがむにゃむにゃ言いながら
あたしに抱きついてきた。
♡)んん……
◇)……
♡)…臣…くん……
◇)……
オミクン?
なんだ?彼氏か?
いや、違うか。
彼氏のイニシャルは「H T」だし。
姫さんが飼ってる犬とか猫かな??
♡)臣くん……
むぎゅ……
◇)///
姫さんが可愛く抱きついてくるー!!
誰かーーー!!!!
あたしはオミクンではありません!///
♡)ん……
◇)///
こんな可愛い子に
こんな可愛く抱きつかれたら
男だったらたまらんだろな…
ああ、女で良かった。
♡)ぐすっ…
◇)……えっ
振り向くと
姫さんの目から涙がこぼれた。
◇)…っ
あたしまで…
胸が締めつけられる。
悲しい夢でも…見てるのかな…
少しスッキリしたとは言ってくれたけど
そんな簡単に元気にはならないよね…
無理して向き合ったって
苦しいだけだから
少しゆっくり休んで欲しいな…
◇)……
姫さんの笑顔は
本当に太陽みたいに明るくて
姫さんが笑ってると
こっちまでつられて笑っちゃうくらい
無邪気で可愛い。
だからこそ
その笑顔が消えてしまったら
周りはきっと心配で仕方ないんだ。
姫さんが…
少しでも早く…笑顔を取り戻せますように。
◇)……
同い年なのに
桜みたいにほっとけなくて
なんか守ってあげたくなるような女の子。
こんな子を
意図せず傷つけた「H T」は
今頃きっと
眠れない夜を過ごしてるんだろうな…
ーendー
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