隆)〜♪時に愛は2人を試してる
Because I love you
キワどい視線を振り切って WOW♪〜
臣)〜♪嘘も真実も駆け引きさえも いらない
今はオマエが誘うままに Oh
溺れてみたい♪〜
タ)うん、やっぱりこっちだな。
敬)登坂っちの「お〜ぼれてみた〜いっ!」
いいね〜〜〜〜w
臣)やめてください…//
敬)隆二の「情熱でやきつくしてよ」
のとこも、めっちゃ好きだな俺。
隆)……//
テ)すげぇキレイにハマるよね。
タ)うん。
それからいっぱいアドバイスをもらいながら
やっとなんとか全部、録り終えた。
タ)いいね、最高!!
テ)ブラボ〜〜〜w
臣)はぁ……//
隆)終わったぁ〜〜〜//
敬)お疲れさんww
敬)二人の声、ほんといいなーー
テ)うん、相性がすごくいい。
隆)よく言われます//
臣)うん。
タ)『誘惑』がまたなんか化けたな〜〜
面白かった!
敬)いや〜〜
GLAYの歌、歌いたくなってきたな〜
テ)またカラオケ行く?w
敬)GLAYカラオケ!w
なんか『誘惑』聞いてたら
この頃の青春が蘇ってくんだよな〜
『SOUL LOVE』と一緒に出たんすよね。
タ)よく覚えてるなーw
敬)覚えてますよ!
青春真っ只中だもんっ!w
隆)『SOUL LOVE』って
あのめっちゃ楽しそうな
PVのやつですよね?
臣)俺あのPV好き〜〜w
隆)俺らも同じ場所で撮ったんすよ!
テ)え??
隆)『S.A.K.U.R.A.』っていう曲のMV、
同じ大谷資料館で撮ったんです。
タ)そうなの?!
『S.A.K.U.R.A.』って…
なんかサムライみたいなやつ?
臣)そうです、それですw
俺ら、GLAYさんと同じところだ〜!
とか言ってテンション上がってましたw
テ)そうだったんだ!w
そんな話をしながら
みんなで荷物を片付けて…
テ)二人もまた今度ゆっくり飲もうよ。
隆)はいっ!ぜひ!!
ありがとうございます!!
タ)あ、今度やる海鮮パーティーとか
良かったら二人も来る?
臣)海鮮パーティー??
敬)TAKUROさんの家でやるやつ♪
臣)ええっ!!
お邪魔していいんすか??
タ)どうぞどうぞw
TAKAHIRO前にも来たしw
函館からさ、いっぱい
送られてくるんだよね。
隆)うわぁっ!いいなぁ〜〜〜!
敬)美人な奥様と美味しい海鮮料理が
待ってます♡幸せです♡
タ)あはははっw
隆)え〜〜ぜひお邪魔したいです。
臣)ぜひ!!
タ)じゃあまた連絡するよ。
隆)今日は本当にありがとうございました。
臣)ありがとうございました!
あ、俺は…来月も、
よろしくお願いします!!
タ)あ、そうだそうだAOSね。
敬)僕もよろしくお願いしますー♡
TAKAHIROさんが肩を組んできた。
敬)兄弟ともども♡
臣)なにとぞ…w
タ)あはははw
楽しみにしてるよ。それじゃ。
臣)はいっ!!
二人を見送って
TAKAHIROさんにもお礼を言って
俺と隆二は事務所に戻る車に乗った。
隆)は〜〜〜
最初緊張したけど、でも楽しかったな〜
臣)な!!
隆)うん♪
臣)いいの録れたわ〜〜♪
隆)っしゃーーー♪
臣)あはははw
なんか今日は達成感。
楽しかったな。
隆)あ…
臣)ん?
隆)……
隆二が窓の外を眺めてる。
臣)どうした?
隆)……
臣)可愛い子でもいた?w
隆)……
臣)??
橋の下の川沿いをじっと見てる。
臣)なんだよw
隆)いや…可愛い子いるかなって。
臣)ほんとに探してたんかい!w
隆)……
臣)……
変な奴。
隆)いや、なんかさ、最近…
臣)うん。
隆)……や、なんでもない。
臣)なんだよ!w
隆)なんでもない、ごめんw
臣)気になるじゃん!
隆)いや、まぁ、うん。
臣)自己完結すんなし!w
隆)うん。ごめん、忘れて。
臣)……
やっぱり変な奴。
S)じゃあ隆二は明日打ち合わせで
臣は撮影ね!
臣)はーい。
隆)何の撮影?
臣)雨宮兄弟。
隆)あ、明日もTAKAHIROさんに会うの?w
臣)うんw
隆)あはははw
じゃあお疲れさん。
臣)お疲れーー!
家に帰ると部屋は暗くて
♡はまだ帰ってきてなかった。
まだ飲んでるのかな?
先に風呂に入って
リビングでくつろいでると
しばらくして♡が帰ってきた。
ガチャッ
♡)ただいまー!!
臣)おかえり。
♡)遅くなりましたーー♡
臣)風呂あるよーー
♡)わ、ありがとう♡
入ってきちゃうね!
臣)ん。
♡)あ、これ、臣くんの!はい♡
臣)あ、茶碗??
♡)うん!!
臣)ありがとねーーー
♡)うん♡
臣)ちゃんとラッピングしてあるんだ!
♡)うん!あとは渡すだけだよー♡
臣)ほ〜〜〜
♡)楽しみ〜〜♪
臣)なんか照れるな…w
♡)絶対喜んでくれるよぉ♡
臣)だといいけど…w
…そっちは…引き出物?
♡)あ、うん。
♡が脇に置いた紙袋の中をのぞくと
引き出物っぽい箱と一緒に
名刺がたくさん入ってた。
臣)なんじゃこりゃ。
♡)あ…っ
取り出して見てみると…
全部…男の名刺。
臣)……
♡)えっと…招待客の人たち…の、名刺。
臣)こんなにもらったの?
♡)…うん。
臣)……
♡)じゃあ…お風呂入ってきますっ!!
パタパタパタッ
臣)……
逃げやがったな。
くそーーー
…これ、全部捨ててやりたい。
やっぱり男が寄ってきてた。
臣)はぁ……
あんな可愛い女が
可愛いドレス着て…可愛い髪して…
偶然同じ結婚式に来てたら
そりゃ声かけるよな、うん。
俺でもかけるわ。
名刺を見てると
「代表取締役社長」とかってのもいて…
臣)……
俺が一人でモヤモヤしてると
♡は風呂から上がってきて
名刺を全部バッサリごみ箱に捨てた。
臣)え、捨てんの?!!
♡)うん、だっていらないもん。
臣)……
♡)今日ね、この指輪、大活躍だったんだよ!
臣)え?
♡)婚約してるんですー!!
って、印籠のように使った!!
誇らしげにニッコリしてる。
♡)髪乾かしてくるから
戻ってきたらぎゅってしてねー♡
パタパタパタッ
臣)……
あの指輪が大活躍するほど
何人も言い寄ってきたってことだよな。
……でも
豪快に名刺を全部捨てた♡に
これ以上心配するようなあれこれを言うのは
さすがに小さすぎるから…
♡)ただいまーーーっ♡
ぎゅむーーっっっ
臣)おわっっ!!
イノシシきたー!!w
♡)イノシシじゃないってば!w
臣)あはははw
♡)ぎゅむーーー♡♡
臣)……
ああ、もういいや。
この可愛い笑顔だけで全部吹き飛びます。
臣)トリちゃん…元気だった?
♡)うん!元気だったよー!♡
臣)そっか。
♡)臣くんによろしくって!
臣)おおっ
♡)今度一緒にお料理するんだー♡
臣)料理??
♡)うんっ!!
トリちゃんのお家に遊びに行くのー♪
臣)へぇ!
♡)うちにもおいでって言っといたよー♪
臣)いつでもどうぞw
♡)へへへー♡
臣)ほんと仲良いな。
♡)うんっ♡
トリちゃん大好きーー♡
そう言って今日の写真を見せてくれた。
臣)すげぇ乙女な店。
俺、絶対入れない…
♡)うん!女の子ばっかりだった!
臣)でしょw
♡)うんっw
臣くんは今日どうだったのー?
臣)え?
♡)レコーディング♡
臣)無事終わりましたよー♪
♡)お疲れさまです♡
臣)ありがとうございます。
♡)早くアルバム聴きたいなー♡
臣)いやいや、まだ全然録ってないわw
♡)いつ発売なの??
臣)来年の春予定。
♡)うわーーん!待ち遠しいよぉっ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベッドに入って
うつ伏せの臣くんに乗っかった。
臣)おっ??
♡)マッサージタイムです♡
臣)え、またしてくれんの??
♡)うんっ!
臣)いいよいいよ、そんな毎日。
♡)だって私今日お休みだったし。
GW期間中のサービスです♡
臣)あはははw
ありがとうございまーす♪
♡)もみもみ♡
臣)ああ〜〜気持ちぃわ〜〜
♡)にひひーー♪
臣)これで明日も頑張れます…
♡)良かったっ♡
臣くんの背中をマッサージしてると
臣くんがゆっくり起き上がった。
♡)どしたの??
臣)ん、もういいよ、ありがと。
♡)うん。
臣)それよりこっちがいい。
♡)え?
臣)ん……
チュッ
♡)……//
不意にキスされて、思わず俯くと
臣くんの手が優しくほっぺを包んで
そっと顔を上げられた。
チュッ…
♡)///
またキスされた。
もしかして…えっと…えっと…
♡)臣…くん…?//
臣)んーー?
♡)あの…//
また…Hするのかな?//
チュッ
♡)ん…っ//
チュッ
♡)あ、…や…ぁ…//
臣)朝…我慢したんだから…いいじゃん…
♡)……え?
臣)ほんとはあの時…
脱がせたかったんだから…
♡)……//
そう言って臣くんの手が
私の服をスルスルと脱がせていく。
♡)待って…、や…っ//
臣)まーた隠すw
♡)…だ…って…//
臣)ん……
胸の前でクロスしてた腕をほどかれて
優しく両手を束ねられた。
♡)…っ///
臣)抵抗禁止。
♡)///
臣くんの右手が
私の両手を頭の上で固定した。
♡)は、恥ずかしいっっ//
臣)大丈夫……
♡)や…っ、や…だぁ…//
臣)ん……
♡)…っ///
臣くんの左手と…唇が…
優しく身体に触れ始めて…
♡)あ…っ…、んっ…//
臣)……
♡)やっ…//
臣)……
♡)…ん…っ//
臣)まだ…
♡)…っ
臣)やだ?
♡)////
メロメロな私に
臣くんが意地悪く笑った。
♡)……//
臣)やだ?
♡)…(ふるふる)///
臣)ははっw
素直じゃん。かわい…
♡)////
臣くんに触られるのが
嫌なわけ…ないもん…//
♡)……は…ぁ…//
臣)ん……
♡)…っ
臣)……
♡)…はぁ……//
気持ちよくって…溶けちゃいそう…
♡)臣く…ん…//
臣)ん…?
♡)好き……//
臣)……
臣くんは優しく笑って
私のほっぺを撫でてくれた。
臣)ん♡
♡)////
溶けちゃいそうな、甘い笑顔。
胸がキュンキュン鳴って
苦しいよ…
♡)臣くん…//
臣)どうした?
♡)大好きだよ…どうしよう…//
臣)…っ
♡)///
臣)なんだよ…それ…//
だって…
大好きすぎるんだもん…
♡)臣くん……
ぎゅっっ
早く一つになりたくて…
臣くんにしがみついた。
臣)ん…?
♡)……//
臣)なに……
♡)……//
優しい声で、私を甘やかすように
頭を撫でてくれる。
♡)もう…
臣)ん…?
♡)///
言葉にするの…恥ずかしいけど…
でも…
♡)臣くん……
臣)……
♡)欲しい…//
臣)…っ
ぎゅって抱きつくと
臣くんが深く、息を吐いた。
臣)はぁぁぁ……///
♡)臣くん…?
臣)もう…ほんと…///
♡)…っ
チュッ
♡)…っあ…、あ…んっっ///
深く沈んでく…二人の身体。
昨日もあんなに抱き合ったのに…
また臣くんが欲しくなる私は
おかしいのかな。
だって…
臣くんに触れられるだけで
好きが溢れて
止まらなくなるんだもん。
幸せ…って…
身体が…言ってる。
臣くんが好きで…大好きで…
私、本当に幸せ。
こんな毎日が…
ずっと続きますように。
激しく抱かれながら
幸せを感じながら
そんなことを願った夜だった。
ーendー
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