M)よっし、完璧ですねー!
練習終了ーー!
先)久々に踊ったら楽しかったーーw
先)この歳でセーラー服とかヤバイけど
楽しいw
M)この衣装よく出来てますよねー♡
原さんに感謝ーー♡
♡)…っ
海)♡さんとKさんのピンク・レディー、
とってもセクシーです!///
K)あはは、ありがとw
M)セーラー服ビリッと脱いで
衣装チェンジしたら
みんなびっくりするだろうなー♡
先)中の衣装すごいもんねー♡
先)明日の本番楽しみーー♪
♡)……。
K)どうした?ぼーっとして。
♡)あ、ううん!大丈夫だよ!
楽しみだね!
K)……あ、臣広だ。
♡)!!!
振り返ったら
ドアのところに臣くんがもたれてて…
眉を下げて私を見てる顔が、
なんだか優しくて泣きそうになった。
先)登坂くんお久しぶりー!
臣)どーもw
先)♡ちゃんのセーラー服見に来たなぁ?w
臣)あはははw
でももう着替えちゃったんですね、残念w
先)可愛かったよぉ〜〜♡
先)似合ってたよぉ〜〜♡
臣)楽しみにしてますw
♡)……臣くん…、っ
臣)ん…。
臣くんの元に駆け寄ったら
臣くんは「大丈夫だよ」って言うみたいに
優しく私の頭をポンポンしてくれた。
先)あ!岩ちゃんもいた!///
先)ほんとだ!
岩)へへ、どーもw
新年会の動画楽しみにしてまーすw
先)ええ!岩ちゃんも見るの!?
なんか恥ずかしい!///
岩)ちなみに俺、今までのも
全部もれなく見てますよーーw
先)ええ!w
M)ご視聴ありがとうございまーす♡
岩)あはははw
岩ちゃんはみんなと笑いながら、
「◇がご飯作って待ってるよ」って
私の背中を優しく叩いてくれた。
M)よっし、じゃあ解散しましょーか!
K)おう!
海)♡さん!
こんな素敵な場所をご提供いただいて
ありがとうございました!
先)あ、そうだよね!
会社の会議室よりずっと素晴らしい!
ありがとうね、♡ちゃん!
♡)あ、いえ…!
K)じゃあ明日ね!お疲れさーーん!
海)お疲れさまでしたー♡
♡)気をつけてね。
みんなを見送って3人になると、
臣くんはもう一回
私の頭をポンポンしてくれた。
臣)行こ。
♡)うん。
あの後…、どうなったんだろう。
原くんはもう帰ったんだよね…?
強引に抱きしめられた感触が…
まだ残ってて…
首筋に触れた、唇の感触も
まだ残ってる。
♡)…っ
……やだ。
思い出したら気持ち悪い。怖い。
どうして?
原くんはKちゃんが好きなんじゃないの…?
「好きです、♡さんが…。」
抱きしめられた時、そう言われた。
どうして…?
どうして…?
臣)大丈夫だから。
♡)…っ
エレベーターの中、
そう言ってくれた臣くんの手を
ぎゅっと握りしめた。
岩)ただいまーー。
◇)おかえりー!
ちょうど出来たとこだよーー!
岩ちゃんのお家に入ったら、
◇ちゃんがエプロン姿のまま飛んできて
私を抱きしめてくれた。
◇)練習お疲れさま!
お腹すいた?ご飯食べれる?
みんなで食べよっ?
♡)……ありがとう。
キッチンからは美味しそうな匂いがしてる。
臣)♡。
♡)…っ
今度は臣くんが抱きしめてくれた。
ぎゅって、強く…、強く…、
でも優しく、ぎゅって…。
岩)……って、コラw
◇)いつまで抱きしめてんだーーw
臣)いーの。消毒。
♡)…っ
大好きな、臣くんの匂い…。
安心する、臣くんのぬくもり…。
臣)怖かったな…。
♡)…っ
臣)もっと早く帰って来れば良かった…。
ごめんな…。
♡)…っ
安心したら、涙がじわじわ滲んできた…。
臣)ん…、よしよし…。
♡)…ぐす…、っ
臣くんは私が落ち着くまで、
ずっとずーーっと、ぎゅーってしてくれてた。
◇)とりあえず、お茶飲んで、
あったまるから。ね?
♡)ありがとう…っ
一旦ソファーに座ると、岩ちゃんが
「臣さんほんとに怖かったんだからーw」
って、困ったように笑ってみせた。
◇)臣さん、あの後どうしたの?
原くん生きてる?大丈夫?
岩)あんねぇ、俺とSさんが止めなかったら
あいつ間違いなく死んでたねw
◇)えええっ!
岩)臣さんちょーーーー怖かったもんw
広斗丸出しだったね。
いや、広斗より怖かったねw
◇)広斗より!?ひぇぇぇ!!
臣)岩ちゃん、盛るなw
岩)盛ってないし!事実だし!w
♡)……。
臣くんは…握ってる私の手を
自分の膝の上で大事そうに
なでなでしてくれてる。
あったかくて、ほっとする…。
◇)原くんてさ、昨日…、
婚約者いる人を好きって言ってたよね?
それが♡ちゃんだったの?
♡)ううん!違うよ!
原くんは…Kちゃんのことが好きなの!
◇)ええっ!Kちゃん!?
♡)うんっ…
……なのに…どうして…、
全然意味がわからなかった。
頭が真っ白になった。
臣)Kのことが好きだったけど、
お前に相談してるうちに
お前のこと好きになったんだと。
♡)……え…?
岩)♡ちゃんの笑顔が可愛くて
気付いたら好きになってたんだってさ。
◇)なんじゃそりゃ!!
確かに♡ちゃんの笑顔は最強だけども!!
相談に乗ってあげてた♡ちゃんは
ただただびっくりじゃん、そんなの!!
♡)う…ん…、
◇)Kちゃんのこと好きだと思ってたら
いきなり自分に襲いかかってくるなんて…
♡)うん…、びっくりした…。
◇)とんでもねぇなあいつ!
♡)……。
気付かなかった…私が悪いのかな…?
私が…ニブ子だから……
♡)ぐす…っ
臣)どうした!?
♡)私、もう…やだ…っ
臣)…っ
♡)ニブ子なの…、やだ…っ
臣)へ??ニブ子??
♡)私がニブ子だからダメなんだもん!
橘さんの気持ちも気付かなかったし、
原くんの気持ちだって…、、
全部私がニブ子だからだもんっ!
臣)あ〜〜〜〜、泣くな泣くな。
♡)ふぇぇ…っ
臣くんに抱きしめられたら
余計に涙があふれてきた。
♡)どうして私はニブ子なのぉっ!
臣)ぶっw
♡)今笑った!?
臣)いや、だって…、あはははw
♡)ひどい!なんで笑うの!
臣)ごめんごめん、よしよしw
♡)ううう…っ
悔しくて悲しくて
なんかもうわけがわからなくて
私は臣くんにぎゅっとしがみついた。
岩)まぁ♡ちゃんのニブ子は
今更だし、仕方ないよ。
◇)それが♡ちゃんのいいところでも
あるしね。
岩)うん。
二人がなんだか
無理矢理フォローしてくれてる…。
臣)あれじゃない?
お前はさ、もう…
男はみんな自分を好きだと思っといて
いいと思う!
♡)……はい?
臣)他の女を好きって言ってようが
なんだろうが!
お前の可愛い笑顔を前にしたら
みんなコロッといくんだよ!
◇)それは言えてる!!
♡ちゃんに惚れない男なんていない!!
岩)おいおい…w
臣)だから!どんな男も
自分のことを狙ってるって思って
常に用心しておけ!
◇)うん!それくらいがいいよ♡ちゃんは!
♡)……もぉ…、やだ…。
臣)ん…?
♡)私…、臣くん以外の男の人からなんて
好かれなくていい…。
この先一生。
そんなの望んでない。
もうやだ。
誰も好きにならないで。
◇)こ、これが…モテ子の悩みか…。
可愛い子は可愛い子で大変なんだよね…。
ピロピロ♪ピロピロ♪
♡)あ、原くんだ…。
臣)なんだと。
岩)臣さん、怖い怖い!顔面凶器!w
落ち着いて!
◇)なんて…?
♡)なんか…すごく長いLINE…。
ゆっくり読んでみると、
それは長い反省と謝罪で…、、
自分でも気付かないうちに
私を好きになってたこと、
その気持ちが止められなかったこと、
暴走して私を怖がらせて傷つけたこと、
そのすべてを心から反省していて
本当に申し訳なく思ってる、
っていう内容だった。
本当は直接謝りたいけど
もう自分の顔を見るのも嫌だろうから、って。
♡)……はぁ。
臣)謝ってんの?
♡)うん…。
明日、顔合わせるの…やだなぁ…。
♡)原くん…いい人だし…
仕事もできるし…
嫌いにはなりたくないんだけど…
臣)お前は〜〜!
そんなお人好しなこと言って!
♡)え?
臣)次会ったら急所蹴り飛ばしてやるくらいの
心意気でもいいんだぞ。
岩)ぶはっw
臣)お前は優しすぎんのー。
♡)…っ
そう…なのかな…?
◇)ま、ほらほら、とりあえずご飯食べよ!
用意できたよー!
臣)おお!めっちゃ美味そうじゃん!
◇ちゃんありがとう!
岩)ほら♡ちゃん、食べるよー。
♡)うんっ…!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇ちゃんのご飯をごちそうになって
帰ってきて。
アクセサリーを外してたら、
♡が後ろから抱きついてきた。
臣)どうした…?
♡)……ぎゅ…。
あ、声がめっちゃ甘えてる。
臣)ん、ほら…。
正面から抱きしめ直してやったら
♡はめいっぱい俺にしがみついてきた。
♡)……消毒、もっかい…して…。
臣)……。
そういうことか。
臣)いいよ、いくらでもしてやる。
♡)……(こくん)
♡が安心するまで
いくらでも抱きしめるよ。
臣)んーー、じゃあ…
一緒にお風呂入ろっか?
♡)入る…っ!!
お、珍しく即答だ。
臣)じゃあ用意してくるから
待ってな。
♡)うん。
それから俺はテキパキと準備して、
風呂に入ってからも
今日ばかりはエロい邪念を捨て去って
♡の髪を洗ってやって、
身体も綺麗に洗ってやった。
♡はありがとうって
お返しに俺の身体も洗ってくれたけど…
くすぐったくて
捨てたはずの邪念が
にょきにょき顔を出しそうで
でも必死に堪えた。
♡)……はぁ、気持ちいいね…♡
臣)ん。
二人で湯船に浸かって…
俺が♡を後ろから抱っこする
いつものスタイル。
変なことはしない。
変なことはしない。
しない。しない。しない。
♡)……(くるっ)
臣)ん??
なんだ?
必死に封印してる俺の邪念を
感じ取ったのか!?
振り返って俺をじーっと見てるんだけど。
臣)どうした?
♡)……なんでもなぁい…。
臣)そ?
♡はそう言って前を向いたけど…
またしばらくすると
くるっとこっちを見て。
♡)……。
臣)……。
なんだ!?
お前が動くたびに柔らかい肌に刺激されて
ムラムラしかけるんですけど?
…って、んなこと言ってる場合じゃない。
今日は俺は♡を癒すことに専念するんだから。
臣)よしよし。
♡)……///
ぎゅっと抱き寄せて頭を撫でたら
♡は嬉しそうにすり寄ってきた。
こうして欲しかったのかな?
♡)……(くるっ)
臣)!!!
またこっち見てる!
じーっと見てる!
臣)何?
♡)……。
臣)言えよ。どうした?
♡)……。
俺の言葉に♡はしばらく考えた顔をして
また顔を前に戻した。
♡)…なんか…足りない……。
臣)え、なんて?
膝を抱えてぼそっと呟いたけど
聞き取れなかった。
臣)なに?
♡)……なんか…足りない…っ
臣)え???
なんか、とは??
何がご不満なんですか?姫!!
♡)いつもの臣くんじゃない…。
臣)へ!?
♡)普通なんだもん…。
臣)はい???
このお姫様は何言ってんのかな??
♡)いつもだったら…
臣くんいっぱい…触ってくるもん…///
臣)……。
へ?
♡)今日は…全然だから…、
……それって。
俺に触ってほしいってこと…?
臣)////
え、なに?ほんとに?
そういう意味で合ってる??
何それ、可愛すぎない!?///
俺に触ってほしくて
こんな可愛く拗ねちゃってんの?
♡)……ひゃっ…///
ああああああ〜〜〜〜
柔らけぇ…///
……ヤバイ。
我慢してた分、ちょっと触っただけで
一気に息子が成人した。
臣)触って欲しかったの…?
♡)…そうじゃ…ないもん…///
え!
違ったんすか!?
だったら俺ただのセクハラじゃん!!
♡)そうじゃ…ない…けど…
いつも…触ってくるから…
なんか…寂しかったの…///
臣)////
かっっっっっわいい…
俺の彼女、かっっっっっわいい…!!
♡)なんか…、足り…ない…、
もっと…触って…ほしい…///
臣)え…っ
♡の甘えた声に、
俺ってばすげぇドキドキしてる。
♡)もっと…臣くんのこと…感じたいの…っ
臣)////
♡)臣くんで…いっぱいになりたい…っ
臣)////
鼻血出そう。
裸でくっつきながらそんな可愛く甘えられたら
さすがに、もう…。
♡)……ね、///
臣)////
超絶可愛い顔して振り返ってきたーーーー!!
もう無理ーーーーー!!!
臣)ふ、風呂上がったら…な、///
♡)…っ
必死で耐えてます、
必死で耐えてます、俺!今!
ほんとは…
今すぐここで抱きたいし…
もしかしたら♡もそうして欲しいのかも
しんないけど…
今日はちゃんとベッドで抱いてやりたいから。
丁寧に優しくしたいから。
♡)臣…くん…///
あああああああああ〜〜〜
そんな欲しそうに甘えてくるなぁぁ〜〜〜〜
可愛すぎてぶっ飛びそうになるからーー!!
臣)あとで!///
♡)…っ
臣)あとで、な?///
♡)……///
ああああ〜〜!
しゅんと俯いた〜〜〜!!
可愛い!可愛すぎる!!!///
……そんなに俺が欲しいの?
ヤバイ。
息子が大暴走しすぎてて
カッコつけてあとでとか言ってるくせに
説得力なさすぎる…。
♡)……いっぱい…してね…?///
臣)わかったからw
…って、なんだよその可愛い上目遣いはーー!
可愛すぎるから!
たまんねぇから!
カッコつけて返事したけど、俺、もう、無理!
それから俺たちはすぐに風呂から出て。
なんかもう、♡がいじらしくて、可愛くて…
ドライヤーで髪を乾かしてる
後ろ姿を見るだけでも
愛しくてたまんなくなっちゃって…
俺、ヤバイ。
♡)終わったよ…、
臣)う、うん///
二人で寝室に入って電気を落としたら…
♡はベッドに入る前に、俺に抱きついてきた。
臣)////
俺の心臓の音、聞こえてないかな?
なんか恥ずかしいんだけど…
♡)臣くん、大好き…。
臣)うん…。
♡)早く…臣くんのこと…感じたい…。
臣)うん…///
♡)臣くんで…いっぱいに…してくれる…?
臣)す、する!する!///
可愛くすりすり甘えられて、もうヤバイ。
いくらでもしてやるよ、お前が望むこと全部。
臣)おいで…。
♡)……(こくん)///
こんな風に真っ直ぐ素直に
俺を求めてくれるなんて
嬉しすぎるから。
二人でベッドの上に向かい合って座って、
俺は♡の長い髪をそっと指で梳いた。
愛しい頬に手のひらを重ねて…
もう片方の頬に、そっとキスをして。
そのまま、まぶたに…、
鼻の頭に…、
おでこに…、
また頬に…、
…優しく優しく、唇で触れる。
臣)♡…、
♡)////
♡はうるうると濡れた瞳で
俺のことを見つめてる。
臣)好きだよ、♡…。愛してる。
♡)////
大事にしたいんだ。ほんとに。
そのままぎゅっと抱きしめて…
後ろ髪を撫でる。
口元にある♡の耳の淵をまた唇でなぞって…
そのまま首筋に下りていったら…
♡がぎゅっと俺にしがみついてきた。
ここは、あの男にキスされてた場所。
さっき綺麗に洗ってやったけど、
今度はちゃんと。
俺が上書きしてやるから。
♡)……、っ
気持ちが伝わるように、何度も。
舌で触れて、唇で撫でて、優しく食んで…。
そんなことを繰り返してたら、
♡が静かに泣いてるのがわかった。
臣)どうした…?
♡)…っ
♡は何も言わずに俺にしがみついたままで…。
震えてる身体をぎゅっと抱きしめ返したら、
弱々しい声が聞こえてきた。
♡)臣くんじゃなきゃ…やだ…っ
臣)…っ
♡)臣くんじゃなきゃ…やなの…っ
臣)……うん…。
よっぽど嫌だったんだろうな…。
そうだよな。
俺だって昨日橘に抱きつかれた時
すげぇ嫌悪感だったけど…
♡の場合は力ずくでされたわけだし…
……怖かったよな。
♡)臣くんじゃなきゃ…っ
臣)…っ
♡)臣くんじゃなきゃ…、絶対…やだ…っ
臣)……。
俺は♡の背中を優しくトントンと叩いて
ゆっくり何度も頷いた。
♡)……大好き…。
臣)うん…。
♡)臣くんがいい…。
臣)うん…。
♡)臣くんが好きなの…っ
臣)うん…。
♡)臣くんじゃなきゃ…やだもん…っ
臣)うん…。
抱きしめてる身体が愛おしくて、大切で。
守ってやりたいって心から思う。
♡)……大好き…。
あ、声が落ち着いてきた…。
安心できたかな…?
♡)大好き、臣くん…。
臣)うん…。
何度も言ってくれる♡に、キスしたくなって…
そっと離れて、その顔を両手で包んだら…
潤んだ瞳は熱を持って、
うるうると俺を見つめてる。
臣)…俺も大好きだよ、♡…。
♡)ほん…と…?
臣)うん。
♡)臣くんじゃなきゃ…やなんだよ…?
臣)うん…、///
じっと見つめられて言われると、
なんかグッと来る。
♡)もっと…いっぱい…、して…?///
臣)////
ああ、もう…、
愛しさが…振り切れる。
♡)んん…、っ///
やっと唇と唇が触れたら、
……もう止められない。
♡が可愛くて、愛しくて。
その想いを注ぎ込むように、
夢中でキスをする。
♡)……は…ぁ、っ///
ゆっくり押し倒せば、
シーツに散らばる綺麗な髪。
リボンを解けば広がる、甘やかな肌。
臣)♡…、っ
いっぱいいっぱい、愛してやるから…
ちゃんと感じて…。
臣)♡……っ、
俺を感じて、俺で満たされて…。
臣)♡…、愛してる…。
どうしようもないくらい、こんなに。
♡)はぁ、っ…、臣…くん…、///
一つになる瞬間、
♡は俺に手を伸ばしてきて…
♡)……大好き…、///
俺の頬にそっと触れて、嬉しそうに呟いた。
♡)ぎゅって…して、///
臣)ん…。
♡をぎゅっと抱きしめる。
♡)臣くんで…いっぱいにして…、///
臣)ん…、っ
♡とゆっくりゆっくり、一つになる。
その感触に、息を詰めて。
二人で深く、感じ合う。
臣)いっぱいに…なった…?
♡)……(こくん)///
繋がってる身体が、嬉しくて、愛しくて。
臣)♡…、愛してる。
何度も言わずにはいられないんだ。
♡)……臣…くん…///
「愛してる」って言うみたいに
丁寧に俺の名前を呼んでくれる♡。
♡)臣くん……///
それだけで、気持ちが伝わってくる。
満たしてやりたいって思ってたのに…
満たされてるのは、俺の方で。
甘やかな気持ちでいっぱいになる。
これから何度こうして
♡と抱き合うんだろう。
その度にこんな幸福感に
包まれるんだと思ったら…
なんだか嬉しくて、泣きたくなる…。
こんな愛しさを俺にくれて、
本当にありがとう。
これからもずっとずっと、愛してるから。
……お前のこと、何よりも。
だから何度だって、愛し合おう。
こんな夜を、重ねていこう。
……二人で一緒に…。
ーendー
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