♡)臣くん…///
臣)♡…っ
♡)やぁっ、臣くん…っ!///
臣)♡…っ
私の名前を呼びながら
何度も何度も愛してくれる、
私の大好きな人。
♡)は…ぁっ、…はぁ…っ
臣)好きだよ…
♡)…っ///
降り注ぐキスと、甘い言葉。
♡)んん…っ//
臣)すげぇ気持ちぃ…//
♡)は…ぁっ//
私も…気持ち良くて…
溶けちゃいそうだよ…///
ね、臣くん……
ずっと…こうして
触れ合いたかったの。
足りなくて…寂しくて…
泣いちゃいそうだったの。
ねぇ…臣くん……
♡)もっと…触って…///
臣)…っ///
伸ばした手は首に回されて
ぎゅっと抱きしめられた身体。
あったかくて…
大好きな…臣くんの…体温…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)ん…、、
寝返りを打とうとして
柔らかい髪の毛の感触に
♡が俺に抱きついてるのがわかって…
臣)……//
寝起きでぼーっとしながらも
思わずニヤける。
なんだよぉ…
可愛いな…もう…//
あれ…?
そういえば俺…
昨日、腕枕拒否されたんじゃなかった?
臣)……
だんだん思い出してきた。
でも、♡はこうやって
俺にぎゅって抱きついてるし…
臣)……
……ぎゅぅっっ///
俺も♡の柔らかい髪に
鼻をうずめた。
甘い優しい匂い。
臣)はぁ…//
♡)……は…ぁっ、
臣)!!!
ん?!!
♡)ん…っ、//
臣)?!!
なんだ?!
なんか…
眠ってる♡から…悩ましげな声が…
♡)んん…っ//
臣)////
え、なんか…
すげぇエロいんだけど…
俺の気のせい?!!
俺の欲求不満による、幻聴!??
ど、ど、どうしよう…
♡のエロい息遣いで
俺、すっげぇムラムラしてきたんですけど…
朝っぱらから…
ほんとどうしよ…///
♡)ん…ん…//
臣)////
俺、何もしてないよな?!!
変なとこ触ってないよな!??
普通に…抱きしめてるだけだし…
臣)……♡…?
小さく名前を呼んでみると
♡はすりすりと俺にすり寄って…
♡)もっと…触って…///
臣)!!!!
な、な、なんて!!???
触ってって…
触ってって…、そういう意味?!
臣)////
心臓がバクバクしてきた。
寝ぼけて言ってるのか
そーゆー夢を見てんのか
わかんないけど…
寝ぼけて言ってるんだとしても
今の俺にはもう
エロい意味にしか聞こえないし
そーゆー夢を見てるんだとしたら
今の俺にはちょっと
刺激が強いというか…
♡がそんな…エロい夢、見てるとか…
臣)////
とにかく!!
刺激、強すぎるから!////
臣)♡……?
そっと顔を覗くと
やっぱりスヤスヤ眠ってて…
臣)…っ
でもムラムラしてる俺はもう
触りたくてしょーがない。
うずうずして…
行き場のない手を
握ってみたり…開いてみたり…
臣)はぁ…//
♡さん、触ってもいいですか///
…って、俺、変態っぽい?
つーか彼氏なのになんで変態なんだよ!!
よし!もう触る!!
俺は触るぞ!!!
♡は寝ぼけてるし、もういい!!
この勢いで触ってやる!!
もし途中で♡が目を覚まして
やだ!気持ち悪い!触らないで!
とか言われても…
言われても……
いや、言われたら泣きそうだけど…
でも、そんなのもう考えねぇ!!!
寝起きで
あまり頭が働いてない状態だからこそ
俺は攻める!!
行け!俺!!
♡)ん……
臣)……///
はぁ…この声…、ほんとヤバイから///
ああもう…ほんと…
俺…アカン///
臣)ん…、、
♡の柔らかい首筋に
唇を寄せて
布越しに…
柔らかい身体に、手を這わせる。
久しぶりに触る、♡の身体。
臣)////
柔らかくて…気持ち良くて…
一気に、スイッチが入る。
ああ俺…ほんとよく我慢してたな。
信じらんねぇ。
この身体に触らずに
よく生きてこれたな。
ウエストのくびれに手を回して
グイッと抱き寄せた。
♡)…ん…、//
臣)////
色っぽい声に
いちいちドキドキして…
臣)……
ん?でも待てよ?
こいつ…どんな夢見てんだ?
まさか…
他の男と何かしてる夢とかだったら
どうしよう!!
俺だぞ!!!
今お前に触ってんのは俺だぞ!!!
臣)…っ
なんか不安になって
小さく何度も、名前を呼んだ。
臣)♡……
♡)……
臣)…♡……
♡)……
好きだ。
お前に触ってるのは、俺。
夢を見るなら、俺の夢を見て。
俺のことだけ考えて
俺のことだけ感じてよ……
臣)♡……
柔らかい胸に…顔をうずめて
肩紐を下ろそうとした、その時だった。
♡)ふ…にゃ……
臣)…っ
起きた?!!
思わず慌てて距離を取ると…
♡)……
♡はむくっと起き上がって
ベッドを降りて、部屋を出て行った。
臣)…っ
俺が触ってたの、バレた??
でも…
なんか寝ぼけてる感じだったけど…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんか…エッチな夢見ちゃった…
♡)////
すごく恥ずかしい。
私、そんなに臣くん不足なのかな?
……うん、不足してるけど…
でも…
♡)はぁ…///
起きるにはまだ早くて
もう一度ベッドに戻った。
ごそごそ潜り込んで
目を閉じて眠ってる臣くんに
ぎゅむっと抱きついた。
……はぁ…///
安心するなぁ…
あったかい。
臣くんの胸に顔をうずめて
しばらく目を閉じてると…
……ん??
臣くんの…手が…
♡)…っ
え、え、これは…
えっと…
……触られてる?!///
うそっ…
臣くん…寝ぼけてるのかな?!
わ、わ、お尻…撫でられた///
いきなりのことで
ちょっとパニックだけど
触れる臣くんの手のひらは
あったかくて…
♡)……んん///
臣くんの身体に
ピタッと身を寄せると…
臣くんの唇が…鎖骨に触れて…
♡)////
目を開けられないけど…
キス、されてるのがわかる。
臣くんは…起きてるのかな?
寝ぼけてるのかな?
寝てるフリしてるせいで
それを確かめようがないけど…
どうしよう。
今更起きれない///
ずっと…寝てるフリしてた方が
いいのかな?
臣)♡……
♡)////
耳元で甘く響く自分の名前に
胸がきゅんって…熱くなった。
臣)♡……
あっ…
臣くんの唇が…
鎖骨から…肩に移動して…
スルリと、肩紐が落ちていくのがわかった。
♡)////
わ、私…脱がされるのかな?!!
え、え、ちょっと待って!!
♡)臣くん…っ?!
目を開けると、
臣くんが少し驚いた顔で私を見た。
ごめんなさい、起きてました///
♡)えっと…//
臣)……
♡)何…してるの…?//
臣)…っ
臣くんは返事をせずに
そのまま私の肩にキスを落とした。
♡)や、…待って…//
肩紐と一緒に
スルスルと下に落ちていくナイトウェア。
私が胸を押さえると
その手を解かれて、臣くんの唇が近付いてきた。
♡)だ、だめっ///
臣)…っ
えっと…えっと…
これって…Hしようとしてるんだよね?///
ほんとは…したいけど…
もっと触って欲しいけど…
♡)あのね、…生理になっちゃったの///
臣)え…っ
さっき、お腹痛くてトイレに行ったら…
臣)生理…?
♡)うん…///
私がそう言うと
臣くんは黙って私を抱きしめて…
しばらくして、こう言った。
臣)寝ぼけてた、ごめん。
♡)…っ
寝ぼけてた…の?
じゃあ…別に…
Hするつもりだったとか
そんなわけじゃなかったのかな?
♡)////
勘違いしちゃった。
恥ずかしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わった。
遂に言われた。
生理だって。
ショックすぎて…
頭真っ白になって…
思わず寝ぼけてたとか
苦し紛れの嘘ついたけど…
そんなのバレバレだよな。
我慢できなくなって襲ってきた俺に
嫌気がさして
最後のトドメとして
生理だって言ったんだろうか。
臣)……
「シたくない時は生理だとか
頭痛いとか言ってパスしてます。」
「それは女がよく使う口実ねw」
やっぱり♡は…シたくないんだ。
だって…
生理にはまだ早いよな?
あれ?もうそんな時期だっけ?
わかんないけど…
「ほんと男ってヤることしか考えてなくて
マジうざいっすよ〜」
臣)…っ
♡も俺のこと、
そんな風に思ってんのかな。
俺のこと、うざいのかな。
臣)……
なんか…また泣きそう。
俺…どこまで弱ってんだよ。
ー続ー
コメントを残す