それからKちゃんと二人で入ったのは
会社の近くのダイニングバー。
K)はい、それじゃ!!
♡)え?
K)おめでとー!!カンパーイ!!w
♡)わ、わ、ありがとうっ…、カンパイ///
ニコニコ笑うKちゃんと
グラスを合わせて…
「おめでとう」っていう言葉が
なんだか嬉しくて、くすぐったい。
K)で?
♡)え?
K)何がどうなった?
♡)……///
ええと…
♡)Kちゃん、どうしよう///
K)何が。
♡)私、病気かもしれない。
K)は??
♡)考えないようにしても
すぐにポンッて臣くんが
浮かんできちゃうの///
K)何それ…臣くん病ですか?
♡)うん…///
今日は一日中そうだった。
K)ぶはっww
♡)なんで笑うのー!///
K)いやー?
可愛い奴ーって思ってw
♡)だって…ほんとだもん///
K)ちゃんと…、気持ち言えたの?
♡)うん…///
K)臣くん、なんて?
♡)え?
K)あんたが好きだって言ったら。
♡)あ、えっと…、えっと…
臣くんは…
「なんか…
…信じらんなくて……」
そう言って…
♡)……泣い…てた…。
K)え!!??
♡)……
抱きしめてる背中が…震えてて…
♡)…っ
K)ちょ、ちょ、なんであんたまで
泣くの!!!
♡)だって…臣く…んっ…
泣いてたんだもん…、ぐすっ
K)だからってあんたまで泣くな!!
ほら、もう!
♡)うううっ…
思い出したらなんか…感動して…
K)あんた…昨日もどうせ泣いたんでしょ。
♡)え!!…ど…してわかるの?
K)わかるわ!!w
♡)だって…臣くんのこと大好きって思って…
そしたら…伝えようとしただけで
涙が出てきちゃったんだもん…っ
K)それで臣くんも泣いたの?
♡)それで…っていうか…えっと…
なんか信じられないって言ってた。
ほんとに俺のこと好き?って聞かれて…
K)あんたが好きだって言ったのが
信じられないほど嬉しくて
泣いたってこと?
♡)え…っ!
わ、わかんないけど…
そういう…ことなのかな?///
K)ふーーーーん…
♡)Kちゃん…?
K)ほんとに…
♡)???
K)好きなんだね、あんたのこと。
♡)えっ…
K)……
♡)うん…そうだと…思う…、って
自分で言うのなんか恥ずかしい!!
わぁ、なんかごめんなさいっ///
K)なんでw
事実なんだからいいじゃんw
♡)だ、だって…///
思い出すと、嬉しいような
照れちゃうような…
♡)でもね…、
ほんとに臣くんの気持ち…
いっぱいいっぱい伝わったの。
K)昨日?
♡)うん…。
K)……
♡)私も臣くんのこと好きって気持ちが
溢れちゃったけど…
臣くんが好きって思ってくれてる気持ちも
いっぱいいっぱい伝わって…
K)……
♡)幸せすぎて溶けちゃいそうだった///
K)Hでもしたの?
♡)し、し、してないよっ!!!
K)そんなびっくりせんでもw
♡)だって…!///
K)いや、溶けちゃいそうとか言うから。
♡)へ、変な意味じゃないもんっ!///
K)はいはいw
♡)びっくりした…///
K)なんでびっくりするよw
そのうちすんだろがw
♡)……っ///
K)どうした。
♡)……あの…ね、臣くん言ってた///
K)え?
♡)そのうち…、襲うって…///
K)ぶははは!何それ!w
事前告知っすか?w
♡)わかんないけど…
びっくりした…///
K)「そのうち」とか言って…
一緒に寝たりしたら
即行手ぇ出されんじゃない?
♡)そんなことないよっ!!
K)え?
♡)昨日だって一緒に寝たけど
何もなかったもん!!
K)え!!一緒に寝たの??
♡)うん…///
思い出すだけで…ドキドキドキ…
♡)ちゅ、ちゅーはしたけど…///
K)……
♡)でも…くっついて寝て
いっぱいぎゅってして…
幸せだった…///
K)……
♡)溶けちゃう…///
K)メロメロやんけ。
♡)うん…///
K)かーわいw
♡)////
今日はなんだか
臣くんのことで頭がいっぱいで
Kちゃんが笑っておめでとうって
言ってくれたのが嬉しくて
私はその後もついついいっぱい
お酒を飲んじゃった。
♡)えへへ…♡
K)なーに、ニヤニヤしてw
♡)好きぃ…♡
K)臣くんがでしょ?
わかったっつーのw
♡)Kちゃんも好きだもんっ♡
K)なーに。酔ってんの?w
♡)酔ってないよぉ♡
K)あんた滅多に酔わないのに珍しいね。
確かにちょっと今日、量多いけど…
♡)酔ってないってばぁ///
K)はいはいw
♡)Kちゃんも大好きぃ♡
K)はいはいw
♡)臣くんもKちゃんも大好きなのぉ♡♡
K)ありがとさんw
♡)えへへへーー♡♡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仕事が終わって
家に帰ってきたのは22時過ぎ。
あいつ…、もう帰ってきてるかな?
声、聞きたい。
電話……、、
つーか…会いたいな。
会いたい。
うん。
だって俺、明後日からロスだし
しばらく会えなくなるし
今日会いたい。
今から行こっかな。
明日の仕事は…、9時からか。
それならあいつより早いし…
うん!!
いい…よな?
いつでも…来ていいみたいなこと
言ってたし…
昨日の今日だけど…
…つーか
なんなら今日の昼まで一緒にいたけど…
でも、もう会いたい。
電話してみよ。
プルルルル…、プルルルル…
♡『はい!』
お!すぐ出た!
臣『もしもし?俺。』
♡『臣くん!!♡♡』
臣『うん。』
♡『臣くん臣くん♡♡』
臣『うんw』
♡『わぁん♡臣くーん♡』
え…
なんだ?このテンション…///
臣『お前もう家ー?』
♡『うんっ!今帰ってきたのぉ♡』
臣『あ、マジ?お疲れ。
あの…さ、…今から…
行ってもいい?お前んち。』
♡『えっ!!』
やっぱ迷惑…かな?
♡『臣くん、来てくれるのっ??♡』
臣『うん…』
♡『わぁいっ♡待ってるー♡』
臣『えっ…』
♡『早く会いたいよぉぉ♡
早く来て~~~♡♡』
臣『え…、///』
な、何これ…え?…え??
臣『じゃあ…今から行くわ。』
♡『うんっ♡待ってるねっ♡』
ピッ。
臣)……
な、な、なんだ今のは…
え????
♡のテンションがよくわからないまま
とりあえず着替えとかを持って
♡の家に向かった。
ピンポーン。
……ガチャ、
玄関のドアが開いたと思ったら、
♡がそのまま俺に倒れてきて…
臣)え!!どうした??
♡)ふにゃぁ……///
臣)えっ!おい!大丈夫か?
バスローブを着たまま
真っ赤な顔をしてる♡。
♡)のぼせちゃったぁ…///
俺はフラフラの♡を
とりあえずソファーに座らせて
水を渡した。
臣)ほら、飲め。
♡)ありがとう…///
♡はそれをごくごく飲むと、
にこっと笑って俺を見た。
♡)お風呂あるよぉ…♡♡
入る??
臣)え、いいの?
♡)うん♡♡
臣)じゃ…入ってこよっかな…
♡)うん♡♡
なんか…
♡が変だな。
のぼせてるからか??
俺が風呂から戻ってくると
♡はソファーで眠ってて。
臣)おーい!
お前髪乾かしてねぇじゃん。
風邪ひくぞーー
♡)んん…っ///
臣)ほら、起きろ。
♡)やぁんっ///
ぎゅっ…
臣)えっ…!///
いきなり抱きついてきたんですけど!!
臣)ちょ、何!///
♡)やぁん…、んん…///
なんでそんなエロい声ばっかり…///
ん…?
こいつ…、
酒臭い????
臣)お前…酔ってんの??
♡)ふにゃ……///
また俺に倒れかかってきた♡からは
間違いなく酒の匂い。
やっと謎が解けた。
なんか変だと思ったら
こいつ、酔っ払ってんだ!
臣)だーーーっ
とりあえず髪乾かすぞ。
ほら、こっち来い。
♡)うう…ん……//
酒飲んで風呂入って
余計酒まわって
こんなんになってんのか??
とりあえず
フラフラ動く♡の頭を支えながら
髪を乾かしてやった。
臣)よし。
♡)臣くん…ありがとぉぉ♡♡
優しい…♡♡
ん?
少し元気になったか??
♡)臣くん、ぎゅうはー?♡
臣)は??
♡)ぎゅって…して♡
臣)え……、
♡)早くぅ…
臣)……///
ぎゅっ…
♡)えへへ♡♡
臣)////
言われた通り抱きしめてやれば
すげぇ嬉しそうで。
なんなんだ??
酔っぱらうとこいつ
こんな甘えるカンジになんの??
酔ってるとこ…
見たことないけど…
なんで今日はこんなに酔ってんだ?
臣)酒…、そんなに飲んだの?
♡)えーー??
臣)今日。
♡)今日はねーー
Kちゃんといっぱい
お酒飲んだのーー♡♡
臣)Kちゃん??
♡)Kちゃんはねーー
だぁいすきなの♡♡
臣)は??
♡)昔から…ずっとずっと
だぁいすきなの♡♡
臣)うん…
友達か??
♡)あのね、臣くんも
だぁいすきだよ♡♡
臣)え?
♡)今日ね、臣くんにメロメロだったの♡♡
臣)は??///
♡が俺に抱きつきながら
フラフラしてるから
とりあえずベッドに座らせた。
♡)もうね、臣くんが大好きすぎて
私、メロメロなのぉ♡♡
臣)……///
なんじゃそりゃ!!!
照れるわ!!///
♡)ね、ほんとに…
大好きなの……///
♡が俺の手を
ぎゅっと握ってきた。
♡)こんなに好きで…
どうしたらいいの?///
臣)…っ///
な、なんだこれ!!!
どうしよう…
なんか…ヤバい…
つーか…
バスローブから…谷間見えてる///
臣)お前…とりあえず着替えろ。
♡)え…??
臣)それ、脱げよ。
♡)はぁい…
臣)ちょ、ちょ!!バカ!!!
♡)え…?
臣)ここで脱ぐな!!///
♡)え…?
臣)ちょ、待て!!!
俺は慌てて♡のチェストから
ナイトウェアを出した。
臣)ほら、これ着ろ!!
俺あっち行ってっから!///
♡)ふにゃ……
俺はそのまま一旦、リビングに戻ってきた。
臣)…っ
び、び、びびった!!///
なんなんだよあいつはーー!!
俺…、
今日来たの間違いだったんじゃ…
でもあいつ…
俺がいなかったら
のぼせたまま倒れてたのかな…
ほんと手のかかる奴だな!もう!//
♡)臣くーーん……
臣)ん?
寝室から♡の呼ぶ声が聞こえた。
♡)どこ行ったのぉ……
ぐすん…っ
え!!!!
臣)…っ
慌てて寝室に戻ると…
ほ、ちゃんと着替えてる。
♡)…臣く…ん…
ぎゅっ…
臣)なーに…
♡)寂しかったぁ…//
臣)いや、一瞬じゃんw
♡)やぁだ…ぎゅってしてぇ//
臣)……//
♡)ちゃんと…着替えたよ?
臣)うん。
♡)えらいー?♡
臣)うんw
♡)えへへ♡
頭を撫でてやると
♡がまたぎゅっと抱きついてきた。
臣)おわ、あぶね。
♡)んーーー♡
臣)ちょ、座れ。
♡をベッドに座らせて
俺も隣に座った。
臣)大丈夫?
♡)え??
臣)酔ってっからさ。
♡)酔ってないもーん♡♡
臣)……
♡)今日はねぇ…
ずっとふわふわしてたのー♡♡
臣)はい?
♡)お仕事しなくっちゃーって思っても
臣くんがポンポポンって…
臣)???
♡)すぐ頭に浮かんできちゃってね?
もう臣くんでいっぱいだったの♡♡
臣)……//
♡)臣くんのことが大好きすぎて
臣くん病なんだってー♡♡
臣)何それw
♡)わかんない♡♡
臣)わかんねぇのかよ!w
♡)えへへー♡♡
顔赤いなーー
何飲んだんだろ。
カシオレかな…
カシオレならいつも飲んでるけど
こんな酔ったとこ
見たことねーし…
臣)お前…目ぇうるうるしてんなw
♡)えー??
臣)酔っぱらいw
♡)酔ってないってばぁ!//
臣)はいはいw
♡)あーーー!!
「はいはい」って
Kちゃんと一緒ー♡♡
臣)は??
♡)えへへー♡♡
そう言って
ニコニコしながら
俺の腕にぎゅっと抱きついてくる。
♡)だって好きすぎるんだもん♡♡
臣)何が?w
♡)臣くんがぁ♡♡
臣)……//
♡)臣くんといっぱい
ぎゅってしたこととかぁ…
チュッてしたこととかぁ…
思い出したらドキドキしちゃうの♡♡
臣)……//
♡)そしたら仕事出来ないんだもんっ///
臣)……//
♡)だから…お仕事中は
臣くんは出てきちゃだぁめ♡
臣)はい…すいませんw
♡)今はいいのぉ…♡♡
臣)え?
♡)今はね、臣くんがいて嬉しいから…
臣くんのことしか
考えたくないよぉ…///
臣)え…っ//
♡)臣くんで…いっぱいなの♡
臣)え……//
♡)私ね?
臣くんでいっぱいなんだよ?///
臣)……///
そんな…潤んだ目で見んなよ…
ヤバい…
ほんと…何これ…///
♡)チューしたいなぁ…///
臣)は??
♡)いっぱいしたぁい♡♡
臣)……///
♡)お願い…♡♡
臣)え…っ
♡)んっ♡♡
また…可愛く目を閉じてきた。
臣)だめ。
♡)えっ…なんでぇ??
今したら…
なんか止まんなくなりそうだし…
♡)やぁだー!!///
臣)え…
♡)してぇっ///
臣)……///
♡がまた俺の手を握ってきた。
ドクン…
ドクン…
♡)ね、…して?//
臣)…っ
♡)おね…がい…///
臣)…っ
♡)もう…我慢できないよぉ//
したい…の…っ///
臣)……ッ
♡)んっ…、んんんっ…///
俺はもう…
我慢の糸が切れたように
♡をベッドに押し倒した。
そんな赤い顔で目を潤ませて
そんなセリフ吐かれたら、
我慢できるわけねぇだろ。
♡)んんっ…、は…ぁ…///
もう止まらない。
♡の身体に触れながら、
夢中でキスを続ける。
♡)あっ…、ん…っ…///
♡の柔らかい唇を…舌を…
夢中で味わう。
♡)んんっ…、臣く…ん…//
苦し…いよ…///
キスの合間にそう言われて
仕方なく少しだけ唇を離すと…
♡は真っ赤な顔をして
にこっと笑った。
♡)えへへ…幸せ…♡♡
可愛い顔でそんなことを呟いて…
パタリと閉じた瞳。
臣)……え??
♡)……
臣)おい??
スー……、スー……
臣)!!!
ね、寝た!!!!!
嘘だろ?
え、ほんとに??
信じらんねぇ!!!
臣)ちょ…、もしもし??
♡)…zzz……
……完全に寝てる。
臣)……はぁ、///
完全に弄ばれた。
なんなんだよもう!///
あんなエロい顔して…
「我慢できない」とか…
臣)////
我慢できねぇのは
こっちだっつーの!!///
くそ…っ
「臣くん、もう我慢できないの♡
とか言うてきたらどうすんねん。」
ふと思い出した、健ちゃんの言葉。
まさか…
早速今日言われると思ってなかった。
てゆーかリアルに言われると
思ってなかった!!!
酔ってるとはいえ…
臣)……///
「我慢できない」って…
キスのことだろうけど…
言葉だけ聞いたら…
臣)////
ダメだ…
脳内変換したら
めちゃくちゃエロい…///
「絶対我慢出来ひんで
すぐ手ぇ出すやろ!w」
うん…
出したな、俺。
臣)……
ああああ~~///
危なかった!!
いや、つーか別に
付き合ってんだから
出してもいいんだけどさ!!
なんつーか…
そのうちでいいやって思ってたけど
こんないとも簡単に発情した自分に
ビビッた。
マジでそのまま
襲っちゃいそうだった…。
酔った勢いはアカンだろ。
…って、俺は酔ってねぇけどな!!
こいつ…
寝ちゃわなかったら…
そのまま…応えてくれたのかな?
臣)……///
ああ、ダメだ。
もう寝よ。
……寝よって…
こいつ…と??
臣)…っ
ああ……くそ……///
臣)……はぁ、
スヤスヤ眠ってる♡を抱き上げて
毛布をかけてやった。
電気をおとして
俺も隣で横になる。
♡)ん…にゃ…
ぎゅ……
臣)……///
可愛く抱きついてきちゃって。
はいはい、いつものパターンね。
抵抗しても無駄だし…
俺は諦めて
♡の身体を抱きしめる。
……やわらけーーー
つーか…
俺んち泊まった時は
スウェット着てたけど
こいつん家だと
基本こいつのナイトウェア、袖がねぇから…
触れる肌の面積が多くて…。
臣)……///
そっと抱きしめながら…
やわらかい腕に触れる。
きもちぃ…///
ぎゅ…っ
ああ…俺、寝れんのかな……
さっきヘタに身体触ったり
エロいキスしたせいで…
スイッチがなかなかオフれない…
くそ…
つーか…
酔っぱらって変なこと
いっぱい言ってたよな、こいつ。
大好きとか…
いっぱい言われたし…
臣くん病って…なんだよマジで///
メロメロなのとか…
言ってたけど…
メロメロなのはマジ、俺だから!///
ああ…もう…ほんと…
可愛い…///
ぎゅっ……
♡も今日は…
俺のこといっぱい考えてくれたのかな…。
俺もなんだかんだ
頭から全然離れなかったし…
付き合った次の日くらい…
こんな浮かれ野郎でもいいよな。
うん。
はぁ…
寝る…か…。
……チュッ…。
眠ってる♡の瞼にそっとキスをして
俺も無理矢理、目を閉じた…。
ーendー
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今考えると死ぬ寸前まで我慢してた彼氏!!何気にさ、変態ほどちゃんとそういうの守るね!(?)臣岩偉いねぇ。。ん??彼女しだいか!!笑
やっぱりこの二人すき!
変態なことが前提なのね。゚(゚^∀^゚)゚。www