臣)ただいまー
♡)臣くん!お帰りなさーい!♡
俺が帰ってくるといつも
何をしてる途中でも絶対玄関まで
嬉しそうに飛んでくる。
そんな♡が可愛くて仕方ない。
♡)お疲れさまぁ♡
今日は早かったね。
臣)ん。撮影早めに終わったから。
リビングに行くと、ま~た
『Eeny, meeny, miny, moe!』の
DVDが流れてた。
臣)お前ま~たこれ観てたの?w
♡)だってこれ、みんな本当に
カッコイイんだもん///
臣)飽きないわけ?w
♡)何回見ても飽きないよぉ♡
♡がにっこり笑った。
♡)あ、臣くん、何か飲む?
臣)んー、、
今日はなんとなく…
臣)酒、飲もっかなー。
♡)わぁ、珍しいね♪
じゃあワインでもいーい?
臣)ん。さんきゅ。
ソファーに座ってる俺のところへ
ワインを注いだグラスを運んでくると
下にちょこんと♡が座った。
なんか可愛くて頭を撫でる。
♡)へへー♡
臣)隣座んねーの?
♡)え…
臣)こっち来いよ。
俺が隣のクッションをよけて
ポンポンと叩くと
♡が隣に座って
DVDの続きを見始めた。
♡)ねぇ…
臣)ん?
じーっと画面を見てる。
♡)この曲ね、全部カッコイイんだけど…
2番の臣くんが特に…
臣)特に…?
♡)なんでこんなエッチなの?//
臣)は、はぁ?!
飲んでたワインを
吹き出しそうになる。
臣)なんだよエッチって!w
♡)だってエッチだもん…//
臣)ふーんw
そーゆー目で見てんだぁ〜。
♡)えっ…そーゆー目って何…?//
臣)俺のことそーゆー風に
見てんでしょー?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣くんはそう言ってニヤッと笑うと
私の頬にチュッと軽くキスをしてきた。
♡)あ、お酒の匂い…
臣)ワイン飲んでっからねー。
♡)私も…飲もうかな…//
ドキドキをごまかすように
ワインを取りに行こうと立ち上がると
臣)ワインならここにあんじゃん。
手をグイッと引っ張られ
また臣くんの隣に座らされた。
臣)ワインじゃやなの…?
か、顔が近い…//
なんか…臣くんの目が…
♡)や、やじゃないけど…
それは臣くんのだから…
わ、私、自分の取ってくる…//
逃げようとした私は
臣くんの左手に抱き寄せられて…
私の顔に右手を添える臣くん。
♡)臣くんの手…あったかい…
臣)……
♡)……
臣)ね、舌出して…
♡)…え??
臣)いいから。
ドキドキしながら
少しだけ口を開けると
ゆっくり、重なる唇__
キスは、赤ワインの味がして…
なんだかクラクラ、めまいがする。
臣)足りた…?
♡)え…?
臣)もっと欲しい?
ニヤッと笑った臣くんは
赤ワインを一口、自分の口に含んで
また私にキスをした。
赤ワインが
私の中に…流れ込んでくる…
♡)ん、んっ…!ゴクン//
臣)美味し…?
またニヤッと笑う臣くん。
♡)エ、エッチ!!///
臣)なんだよ。
飲みたいって言ったのお前だろー
♡)そんな…意味じゃ…ないもん…//
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡は顔を赤く染めてうつむいた。
キスなんて何度もしてるのに
こうやってすぐに
恥ずかしがったりするのが可愛くて
俺はいつも
ついつい苛めてしまう。
臣)♡…?
♡)……なぁに//
小さい両手で顔を隠してる。
可愛いなぁ…もう…w
臣)もっかい…
♡)…っ
臣)エロいチュー、する?
♡)…し、しないよっ!!//
臣)あっち(TV)とこっち(本物)
どっちがエロい?w
♡)な、何それ…///
こっちだよ!も~!///
臣)はははっ!w
ぽかぽか叩いてくる♡の頭を
わしゃわしゃ撫でた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今度は無邪気に笑う臣くん…
いきなりエッチなスイッチが入ったり
気付いたら子供みたいに
無邪気に笑ってたり…
そんな臣くんに…私はいつも
ドキドキさせられっぱなしで…//
臣)なぁ、もっとこっち来いよ…
ふわっと抱き上げられて
臣くんの膝の上に座らされた。
臣)ん…、やわらかい…
私をぎゅっと抱きしめて
低い甘い声で
そんなこと言ってくる臣くんが
たまらなく愛しくなって
思わず私も抱きしめた。
しばらくすると
臣くんが上目遣いで見上げてきて…
ドキッとする表情…//
臣)ねぇ…、チューして…
♡)え…?え??
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺を抱きしめ返してきた♡が可愛くて
思わずそんなことを言うと
顔を真っ赤にして戸惑ってる。
臣)早く…、ん、、
背中を抱き寄せて催促すると
♡がぎこちない手つきで
俺の頬に触れて…
触れたか触れないかくらいの
一瞬のキス__
……目を開けると、恥ずかしそうに
俺に抱きついて顔を隠した。
♡)し、したよ…///
臣)なんで隠れんの。
顔見せろよ。
♡)や、やだっ、恥ずかしいもん…///
ああ…なんか…
臣)全然足んねぇんだけど。
♡)もっと…?
臣)ん、もっと…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私がもう一回ゆっくり…キスをすると…
臣くんは膝の上に乗ってた私を
急に抱きかかえて
ソファに押し倒してきた。
一瞬の出来事でびっくりして…
逆光で臣くんの顔はあまり見えない…
でも鋭い視線だけは感じる。
この体勢から逃げられるわけなくて
胸が…ドキドキする…
♡)お、臣くん…//
臣)黙って…
そう耳元で囁かれると、
さっきより激しく、重なる唇。
臣くんのキスは本当に気持ち良くて…
私はいつも何も考えられなくなる…///
頭がふわふわして…
臣くんしか見えなくなるの…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恥ずかしがりながらも
必死に俺のキスに応えてくれる♡が
可愛くて…
キスを止めて、♡の頬に触れた。
♡は顔を赤くして目を潤ませてる。
ああ…もう…///
臣)ねぇ…
♡)///
臣)……シたくなった…?
♡)えっ…!//
臣)こんなにキスしたら…
俺、もう…
今すぐベッドに
連れて行きたいんだけど…
♡)…っ///
♡は何も言わずに
ぎゅっとしがみついてきた。
臣)何?シたいってこと…?
♡)ち、違うよ…///
臣)なんだよ!ちげーのかよ!w
♡)ち、違わないけど…///
臣)え?
♡)今のは…臣くんのこと
好きって思って…ぎゅってしたの…!
臣)んだよそれ…//
なに可愛いこと言ってんの。
……もう襲うぞ。
♡)キャッ!//
もう一度キスで唇を塞いだ。
臣)違わないって言ったよな…?
♡)え…?
臣)たまにはお前から…シたいって言えよ…
♡)な…、や…やだ…っ//
臣)なんで?…欲しくないの…?
♡)な、なんでそんな
恥ずかしいことばっかり言うの~?///
だって…
たまには俺を
もっとちゃんと欲しがってほしい…
いつも俺ばっかりで…
そんなことを考えてたら
真っ赤になりながら
俺の服を少し、引っ張ってきた。
♡)お、お願い…
…ベッド連れてって?///
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恥ずかしくて…
臣くんの顔を見れなくて
ギュッと目を瞑ってたら
いきなり身体がふわっと浮いた。
気付いたら臣くんに
お姫様抱っこされてて…
臣)姫のお願いだから
聞いてやんなきゃなーw
そう言って、私を運んでくれる臣くん。
臣)ねぇ。
なんで連れてってほしいの?
♡)なんでって……///
臣)ちゃんと言って?
私をベッドにおろして、そのまま…
私を見下ろす臣くん。
♡)////
そんな眼で…見られたら…
臣)……シたい?
♡)…う、うん…///
顔を隠して頷くと、
臣)よく出来ましたw
満足そうな臣くんの声。
またニヤッて笑ってるのかなって
指の隙間から見上げると
予想とは全然違って
すごく優しい、甘い瞳に捕まった。
臣)かわい…w
♡)////
臣)今日は優しくしてやれねぇかも…
口ではそんなこと言っても
臣くんはいつだって優しいもん…//
たまにすごくエッチだけど…///
♡)臣くん…//
臣)ん…、好きだよ…
ーendー
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読んでいてクラクラしました。好きな人とこうなったらいいですね♡素敵なストーリーありがとうございます。
ありがとうございます(♥´꒳`*)(*´꒳`♥)
臣くんがカッコよすぎて…❤️
まじキュンキュンする(ノロ≦*)