臣くんに考えといてって言われてから
あっという間に1ヶ月が過ぎた。
臣くんは時間がある時は
私の家に来てくれたり、
私が臣くんの家で待ってたり…。
臣くんは相変わらず忙しそうだったけど
それでも会える時間はちゃんとあって
私は毎日幸せで。
臣くんは…
会う度に私を求めてきて
一緒に寝る時はいつも身体を重ねた。
それが普通なのかなって思ってたけど
さくちゃんと凪ちゃんに少しびっくりされて
ちょっと恥ずかしかった///
でも…
「普通」なんてないって…
私たちは私たちで私たちの普通を
作っていけばいいんだって
臣くんがそう言ってたから…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡に合鍵を渡してから1ヶ月。
♡が俺んちで待っててくれることもあるし
俺が♡の家に会いに行くこともある。
毎日でも会いたくて…
仕事が遅い時は無理だけど…
それ以外は
飲みに誘われたりしない限り
俺はほとんど♡と一緒に過ごした。
何度も何度も♡を抱いて…
それでも欲しくなる自分に、少し戸惑って。
いい加減、嫌がられんじゃねぇかとか
思ったりして…
でも…
それでも♡が応えてくれるから…
俺は何度でも♡を愛した。
まるで溺れるように…、
何度も何度も…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)つーかお前いつ引っ越してくんの??
ある日、臣くんに言われた。
♡)えっ!!
臣)えってなんだよ。
♡)え…、あの……
引っ越さなくても
いっぱい一緒にいられるから
あまり考えてなかった…。
♡)引っ越さなきゃ…だめ…?//
臣)えっ!!
あ、どうしよう。
臣くんが
ガーン!!って顔してる!!
♡)あ、ち、違うのっ!!
えっと…あの…っ
臣)……なに。
私は慌てて臣くんの手を握った。
♡)あのね?
私…今のマンション、家賃が半額なの。
臣)うん。
♡)それで…、えっと…
家賃8万円なの…。
臣)じゃあほんとは16万?
♡)うん…。
臣)そっか、広いしいい部屋だもんな。
♡)うん…。
臣)……
だから…
それがいきなり跳ね上がると、生活が…
そもそも
このおうちの家賃知らないんだけど
多分、30万以上…するよね??
へたしたら50万とか!!
どうしよう!!
その半分とか払ったら
お給料全部なくなっちゃう!!
うわーーんっ!!!
♡)あの…ね、一緒に住みたいなって
思ってるけど……
臣)うん。
♡)ごめん…ね?//
臣)なんで!!
♡)なんでって…
臣)何がごめん?
引っ越す気ないの??
♡)えっと…
臣)ここやだ?
違う部屋、一緒に探す?
♡)あ、そうじゃなくて…っ
臣)じゃあなにーー!
♡)お金ないんだもんっっ!!///
臣)…はい??
♡)こんな立派なおうちの家賃、
払えないもんっ!!
臣)うん、いらんけど。
♡)え???
臣)え、そんな心配してたの?
♡)う…ん。
臣)はぁぁ??
あほーーー!!
♡)えっ!!
臣)お金なんて一銭もいりません!!
♡)えええっっ!!
臣)あたりめーだろ、あほ!
♡)え、え、なんで!!
あほあほ連発されてる…!
臣)なんでって…
今俺が払ってんだからそれでいいじゃん。
♡)だって…!
一緒に住んだら半分こでしょ?
臣)いらん!
♡)えーーー!!
臣)あーあ、早く言っときゃ良かった…
そんな心配してたとは……
♡)だって!
ここ…家賃いくらなの?
臣)さぁ?
♡)さぁって!!
臣)いくらでもいーの!
お前はただ引っ越してくればいーのっ!!
♡)じゃあ…光熱費は?
臣)いりません!
♡)だめーー!!
臣)なんで!!
♡)……だって…
私毎日お風呂入るもん!
臣)入ればいいじゃん。
♡)だから光熱費ー!
臣)いらん!!
♡)そんなのだめー!!
臣)なんで!!
♡)だって…結婚してるわけじゃないのに…
じゃあ私の支払い、なくなっちゃう…
臣)好きなことに使えばいいじゃん。
♡)えーー!!
そんなのダメだもん!!
私だってちゃんと払わなきゃっ!
臣)じゃあわかった!!
♡)え?
臣)ご飯作れる時はお前が作ってくれる!!
それでどう?
♡)え???
それで…全部タダになっちゃうの?
臣)そw
♡)えーー!!
ダメだってばーー!!
臣)だ〜〜〜っ
もううるさいっ!
ぎゅっっ
♡)はわわ///
臣)俺がお前と一緒にいたいの!
♡)……私だって…いたいもん//
臣)じゃあ黙っておとなしく
引っ越してこい!
♡)……じゃあ…、私家事全部やる!!
臣)はぁ?
♡)全部!!!
臣)いや、そんな無理しなくていいってw
♡)だって…!!
臣)洗濯は…してくれると助かるけど…
♡)するー!!
何でもするーー!!
臣)俺もちゃんと手伝うよ?
♡)わーん!それじゃダメー!
臣)なんでw
♡)あとは私何したらいーい?
臣)……
♡)家事と…あとは…っ
家賃も光熱費もいらないなんて
いくら家事しても足りないよぅっ
臣)あのなぁ!
♡)ほにょっっ!!
いきなりほっぺをむにって挟まれた。
♡)にゃにふんの…
臣)俺は別に、お前に何かしてほしいわけじゃ
ないの!
♡)え…っ
臣)そんなんで一緒に暮らそうって
言ってんじゃないの!
♡)……//
臣)だから無理しなくていいし
なんか頑張る必要もないし
一緒に色々やってけばいーのっ
♡)そう…なの?
臣)そう!!
そっ…か…
私、同棲とかしたことないから
全然わかんないんだもん…。
臣くんは…
何回かあるって言ってたもんね…。
♡)何か…気をつける事とかは…ある?
臣)え?
♡)私…よくわかんないから…
臣)気をつける事??
♡)なんかね、会社の営業さんが言ってたの!
毎日一緒にいたら
女として見れなくなるみたいなこと!
臣)ああ……
♡)そんなのやだもんっ!
臣)うーーん…
お前なら大丈夫だと思うけど…
♡)え??
臣)そのへんに下着脱ぎ散らかしたり
裸でうろうろしたり
そんなんしないしょ?
♡)な、な、何それっ!!
するわけないでしょっ!///
臣)あはははww
♡)え、臣くんの元カノはそんな人なの…??
臣)ちげーわ!w
俺の元カノじゃなくて…、友達の話とか。
♡)そうなんだ…
臣)さすがにそんなんされたらあれだけど…。
♡)……
臣)てゆーかね、
俺、お前のこと
ほんとに好きだから!!
♡)えっ!!
な、何いきなりっ///
臣)変な心配すんなっつってんの。
♡)え…っ//
臣)もう、余計なこと考えなくていいから…
早くここに来ーーいーーー
ぎゅって抱きしめながら
臣くんがそう言ってくれた。
余計なこと…、
考えなくていいの?
だったら私は…
臣くんと一緒に住みたい…!!
だって…
もっともっと臣くんと一緒に
いたいもんっ!!
♡)引っ越す!!!
臣)おおっ!!
♡)臣くんっ!!!
臣)なに
♡)好きっっ!!!
臣)ふはっw
♡)んーーー!!♡♡
臣)はいはい、わかったからw
私がぎゅむぎゅむ抱きついたら
臣くんが頭をポンポンしてくれた。
臣くん…、大好き♡♡
……
…
それから色々引っ越し準備を始めて、
会社にも申請を出して
いよいよ、引っ越し当日!!
午前中は臣くんが手伝ってくれて。
業者さんが手際良く全部運んでくれて
家はすっからかんになった。
♡)なんか…寂しい…
臣)俺もちょっと寂しい…
♡)なんでー!w
臣)あはははw
♡)でも…いっぱい思い出あるから…
臣)うん…
♡)じゃあ最後一緒に写真撮ろーー♡♡
臣)はいはいw
臣くんとの思い出が
いっぱい詰まった私の部屋。
最後に臣くんと写真を撮って、
鍵をかけた。
♡)寅さん、ありがとうございました。
寅)いや〜〜寂しくなるねぇ…
♡)私も…寂しい…っ
寅)ああ、ごめんごめん!!
泣かせるつもりじゃ…っ
♡)寅さーんっ!!
寅)ほらほら、登坂くんが困ってるよw
臣)いえ、慣れてますw
寅)あはははw
♡)寅さぁん……
寅)またいつでも遊びにおいで?
♡)うう…っ
寅)屋上も…いつでも使っていいから
内緒だよ?w
臣)ははははw
寅)ほら、花火大会の時とか
また二人でおいでよ。
♡)花火!!
臣)じゃあまた来よっかw
♡)うん!来る!!♡♡
寅)ああ、良かったw
♡ちゃんはやっぱり
笑ってるのが一番可愛いからね。
♡)寅さん、本当にお世話になりました!!
臣)ありがとうございました。
寅)登坂くん…
♡ちゃんをよろしくね。
…ってなんか嫁に出すみたいな気分だなw
臣)あはははw
♡)寅さん大好き♡♡
私たちは最後に寅さんとも写真を撮って
マンションを出た。
♡)あ、臣くん!
あそこも写真撮ろーー!!
臣)んー?
臣くんの手をひいて
いつもの公園のベンチに座った。
臣)あ〜〜〜〜
なんか…懐かしいな…w
♡)ここ、いっぱい思い出あるもん!♡
臣)だなw
♡)もっとこっち来て〜♡
いくよ〜〜♡
パシャッ
♡)へへー撮れた〜♡
臣)ん。
臣くんがニコッて笑った。
♡)……
ここで…
臣くんから誕生日プレゼントもらって…
一緒に花火して…
それから、
好きって…告白された。
大切な思い出がいっぱい詰まった、
大切な場所。
♡)また…寂しくなってきちゃった…
臣)おいおいw
私の頭をポンポンする臣くん。
臣)これからまたいっぱい思い出
出来るだろ。
♡)そっか…
臣)うん。
♡)そう…だよね。
臣)近いんだし、また遊びに来れるし。
♡)うん!!
臣)ほら、行くぞ。
♡)うんっ♡♡
臣くんのマンションに着くと、
もう業者さんが下に着いてて。
母)♡ちゃ〜ん!!
♡)あっ!お母さん!!
臣)お、来た来た。
母)あら、丁度タイミング良かったかしら。
♡)はいっ♡
今日は…本当にありがとうございます。
母)いいのよ〜〜
専業主婦なんて暇なんだから〜w
臣)俺今から仕事行かなきゃだけど
18時過ぎには戻るから。
母)ああ、急に入っちゃったんでしょ?
行ってらっしゃい♪
♡)行ってらっしゃーい♡
臣)なんか…
♡母)なぁに?
臣)不安だな、この二人…
大丈夫かな…
母)なーに言ってんのよぉ!
大丈夫よ!ww
♡)そうだよぉー!
臣)…行ってきますw
笑いながら仕事に向かった臣くんを見送って、
私はお母さんと一緒に部屋に入った。
本当は私一人で頑張ろうと思ってたんだけど
お母さんが手伝ってくれるって
わざわざ来てくれて。
♡)助かります♡
本当にありがとうございます♡
母)いーのいーのw
ほら、やっちゃいましょ♪
♡)はいっ♡
業者さんが私の荷物を
次々に運んでくれた。
♡)あれぇ?
これどうやって繋ぐんだろう…
男)あ、自分やりますか?
♡)え、いいんですか?
ありがとうございます♡
男)任せてください///
♡)あっ、これ届かないよぉ…
男)あ!僕がやりますよ!!
これですよね?
♡)はい!いいんですか?
男)他にもあれば
何でも言ってください!!
♡)わぁ♡ 優しいーーー♡
男)いえ…///
♡)あれ……これ……
男)自分やります!!
男)僕に言ってください!!
母)くすくすくすww
♡)え??
母)おっかしーーww
広臣もきっとこんなカンジなのねww
♡)え??//
母)ううん、なんでもなぁい♡
自分でやろうと思ってた作業も
ほとんど業者さんがやっていってくれて
最後、料金までおまけしてくれて
風のように帰っていった。
♡)優しい人たちだったなぁ…♡
母)そうねww
♡)お母さん、ちょっと休憩しません?
お茶淹れますよ〜♡
母)あら!じゃあちょっと休んじゃおっかw
♡)はい♡
二人でソファーに座って
ゆっくりお茶を飲みながら、一息。
母)なんか私も安心だわ♡
♡)え??
母)♡ちゃんが広臣と一緒に住んでくれて。
♡)えっ!//
母)一人暮らしだとやっぱり
ちゃんとご飯食べてるかとか
体調崩してないかとか
心配になっちゃうから…
♡)そっかぁ…そうですよね。
母)でも♡ちゃんはいつもご飯作ってくれて
美味しいって広臣言ってたから♡
♡)え…っ、ほんとですか?
はわわ…//
母)ほんと私も安心だわ♡
♡)わ、私、頑張りますっ!!
臣くんをしっかり支えられるように!!
母)そんな気合い入れなくても大丈夫よーーw
ちゃんとあの子にも手伝わせてね?w
♡)でも!!
臣くんいっつも色々してくれるんです!!
すっごく優しいんです!!
母)ふふふ…♡
それは♡ちゃんのことが
大好きだからよぉ〜〜♡
♡)えっ…///
母)まぁでも…
本当に優しい子なのよねぇ…
♡)はい♡
母)♡ちゃんと付き合ってくれて
ほんっっとうに嬉しい!!
♡)え…そんな…///
母)あ〜〜〜良かった!!
♡)なんか…恥ずかしい…です//
母)ふふふーー♡
♡)……//
母)♡ちゃんは…広臣が好き?
♡)大好きですっ!!!
本っっ当に大好きです!!!
母)…ありがとう♡♡
そう言って笑ったお母さんの笑顔は
すっごく優しかった。
この人が臣くんを産んで
育ててくれた人…。
臣くんの、大切な人…。
♡)ありがとうございます。
私がそう言うと
お母さんはニッコリ笑って
私の頭をポンポンしてくれた。
母)さ、残りやっちゃいましょ!!
♡)はいっ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
S)いやーー臣ごめんね、ほんとー
今日オフだったのにさーー
臣)大丈夫。
S)お疲れさん!!
明日は午後からだから
ゆっくり休んで!!
臣)あーい!お疲れさん!!
バタン。
俺が家に帰ると
玄関にまだ母ちゃんの靴があった。
臣)ただいまーー
♡)お帰りなさーい♡
♡が飛んできた。
♡)お仕事お疲れさま♡
臣)うんw
ああ…
今日からこうやって
♡が迎えに来てくれたりすんのかな…
すげぇ嬉しい…。
俺が♡の頭を撫でようとすると
母ちゃんがリビングから覗いてて
俺は即行、右手を後ろに隠した。
母)新婚さんみたーい♡
臣)なにが!//
母)お帰りなさーい♡
臣)ただいま//
リビングのドアを開けると、すげぇイイ匂い。
母)じゃあ晩ご飯にしよっか♪
♡)今日ね、お母さんと一緒に
ご飯作ったんだよー♡
臣)え、マジ?
♡)早く手洗ってきてー♡
臣)はいはいw
なんかすげぇ仲良しだな、相変わらず。
手を洗ってリビングに戻ると
なんか懐かしいメニューが
色々並んでて。
臣)おおお!!
♡)臣くんの好きな物ばっかりなんでしょ?♡
臣)うんw
母)じゃあ食べよっか♡
三人)いただきまーす!!
臣)そーいや引っ越し片付いたの?
♡)うん!もうほとんど終わったよー!
臣)おお、すげぇじゃん!
♡)お母さんがいっぱい
手伝ってくれたんだもんっ♡
母)違うわよ〜〜w
あのお兄さんたちね♡
♡)あ!そうだ!ラッキーなやつ!w
♡母)あははははw
なんかようわからんが
仲良く笑っとるわい。
臣)母ちゃん今日ありがとな。
母)いいのよ〜〜
なんかあったらいつでも呼んで♪
♡)ありがとうございます♡
母)♡ちゃんも今度うちに
遊びにおいで〜?
♡)わぁ!行きたいですー!
母)広臣も一緒に♪
臣)うん。
母)広臣いなくてもいいけどw
♡)あはははw
臣)そのうち一緒に行くわ。
母)そうね。
お父さんも会いたがってたし。
臣)ん。
母)あんたにじゃないわよ。
♡ちゃんによ?
臣)えっ!!ww
♡)あははは♡
臣)おいw
母)うそうそw
あんたにも会いたがってますーw
臣)ほんとかよ…w
それから晩飯を食べ終わると、
「二人とも仲良くねーー♪♪」って
母ちゃんはニコニコ笑って帰っていった。
♡)はぁ〜楽しかった♡
臣)何が?w
♡)お母さんといっぱいお話してー♡
臣)ふーんw
お前の部屋どんなカンジになったんよ。
見せて見せて♪
♡)じゃじゃーん!!
臣)おおお!!
もうすっかりお前の部屋じゃん!
♡)でしょーーー♡♡
臣)すげぇな…!!
色々家の中を見てみても、
食器棚に食器が増えてたり
冷蔵庫がバラエティー豊かになってたり
洗面所に可愛いタオルが増えてたり
なんか色んなところに
♡の気配があって。
本当に今日から一緒に暮らすんだなって
すげぇ実感が涌いてきた。
♡)お風呂たまったよーー♡
臣)あーい!
なんか…
なんか…
すげぇテンション上がる。
楽しいし…嬉しい。
風呂上がり。
並んでソファーに座ってると、
♡がニコニコしながら
俺の肩に頭を乗せた。
♡)もう…帰らなくていいんだー♡
臣)え?
♡)だって…ここが帰る家だもん♡
臣)うんw
♡)もう…バイバイすること
二度とないでしょ?
臣)ああ…そっか!
そう言われてみるとそうか。
これからは…
いつでも帰る場所は一緒なんだ。
なんか…
同棲すんのは初めてじゃないのに
すげぇ新鮮な気持ち。
この先ずっと一緒にいるって…
それくらいの確信があるからかな。
なんか…
♡)不思議なかんじー♡
そう、不思議な感じ。
♡)なんかね、ワクワクしててー
ちょっとソワソワしててー
でもすっごく嬉しくて楽しいの♡
臣)ふっww
♡)なぁにーー!
臣)いや…、俺も…そんなカンジw
♡)ほんとっ??
臣)うん。
♡)じゃあ一緒だねっ♡♡
臣)うん。
ああ、なんか幸せだな。
♡)(じーーーっ)
臣)ん?
チュッ
♡)ふぁぁっ//
臣)何それw
♡)びっくりした//
臣)じっと見てるからw
♡)じゃあ…
じーーーーっ
♡がまた見つめてきた。
今度はなんだよw
またチューして欲しいのか?
チュッ
♡)……///
あ、照れてる。かわいw
臣)…もっと?
♡)えっ…//
臣)ん。
♡)え、ちがっ、うよ//
違わないくせに。
細い腰に腕をまわして、繰り返すキス。
♡)……は…ぁ…//
臣)違った?
♡)…ううん…、違わない///
臣)ははっw
やっと正直になったw
最初は恥ずかしがるくせに
いっぱいチューしてると
すぐに流される可愛い奴。
臣)Hしよっか♡
♡)えっっ///
臣)よし、ベッド行こ。
♡)え、え、待ってよ//
臣)なーに。
♡)え…だって…
臣)母ちゃんも言ってたろー?
♡)え??
臣)仲良くねーって。
♡)え、え、それは…
こんな意味じゃないもんっ!//
臣)ふははははw
♡)臣くんのエッチ///
臣)はーいはい、行くよーー
手を繋いだまま
♡が全然立ち上がらないから
腰をかがめて♡の身体ごと抱き上げた。
♡)わっ、わっ、わっ///
おろしてぇ〜!!
臣)大人しくしろーーw
♡)やーんっ//
寝室のドアを開けて、ベッドにおろして。
またすぐキスしようと顔を近付けると、
♡が俺の腕をつかんだ。
臣)なーに。
♡)臣くん…//
臣)んー?
♡)あの…、えっと…
今日から…よろしくお願いします//
臣)なに、改まってw
♡)だって…//
臣)なんか新婚初夜みてぇだなw
♡)えっ///
臣)今日からいっぱいHしようなーー♡
♡)え!!今までだって
いっぱいしてるもんっ//
臣)だからこれからもw
♡)も〜〜〜〜///
今日が二人の、
新しい始まりの一日。
楽しくて、嬉しくて、幸せで。
これからもずっとずっと、一緒にいよう。
お前のそばで、笑ってたいから。
俺のそばで、笑っててほしいから。
ー完ー
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