今日はトリちゃんとランチの日♡
渋谷で待ち合わせして
可愛いカフェレストランに入った。
♡)わ、わ、ここすっごく可愛いね♡
ト)でしょー?♡
この間撮影で来たんだけどね、
♡ちゃん好きそうだなぁって思って♡
♡)好き~~~♡
可愛いの大好き~~~♡
ト)私も~~~♡
♡)えへへー♡
ト)へへー♡
二人で美味しそうなランチセットを頼むと
出てきたプレートもすっごく可愛かった♡
♡)可愛いよぉ~~♡
ト)やーん♡
♡)えへへ♡楽しい♡
ト)楽しいねー♡
♡)トリちゃんと仲良くなれるなんてー♡
ト)臣くんに感謝だー♡
♡)あはははw
ト)ねぇねぇ、その後どうなのー?
♡)えっ!!
……えっと…///
ト)何かあったでしょ、その反応♡
♡)ト、ト、トリちゃんっ!
ト)なになに~~?
♡)私もう…ダメなのー!///
ト)え?え?何が?
♡)この一週間ね、
ずっと臣くんのことばっかり
考えちゃって…///
ト)一週間って…何かあったの??
私は一週間前の大雨の日に
臣くんのお家にお泊まりしたことと
その日あった出来事を
トリちゃんに話した。
ト)きゃーーーーー♡♡♡
♡)……///
ト)ど、どうしよう…っ
もうキュンキュンしすぎて///
♡)私も…///
ト)いやーん♡♡
♡)……///
ト)そっか♡
臣くんの気持ちに気付いたんだぁ♡
♡)何か言葉で言われたわけじゃ
全然ないんだけど…
ト)うんうん。でもそれは伝わるよねぇ♡
♡)うん……///
ト)言葉がなくても伝わる想いって
なんか…いいなぁ♡♡
♡)恥ずかしいよぉ///
ト)♡ちゃんは本当に
恥ずかしがり屋さんだよねー♡
♡)……///
また顔が熱い…
ト)で、♡ちゃんも臣くんが気になってたけど
臣くんの気持ちを知ってしまって
もうどう接していいのか
わかんなくなっちゃったってことね?
♡)……(こくん)///
その通りです…。
♡)なんかもう…
顔見るのも恥ずかしくって…///
ト)あはは、か~わいいw
♡)なんか…
何してても…何話してても…
あ、そっか、
臣くんは私のことが好きなんだ…
って思ったら…
なんかもうパニックで…
ト)もしかしてそれで
避けちゃったりとかした?
♡)うん…少し…。
なんか…逃げ出したくなっちゃう///
ト)あはは、それ臣くんかわいそうw
♡)……///
だって…
いっぱいいっぱいなんだもん…
ト)でも…それでいいと思うな。
♡)え?
ト)今までもそうだったみたいに、
♡ちゃんは♡ちゃんの速度で
全然いいと思う。
♡)……
私の…速度…?
ト)臣くんの気持ちがわかったからって
焦って何かすることないと思うし
自分に無理することもないと思う。
♡)……
ト)ゆっくり自分の気持ちと向き合って
自分が納得出来るスピードで
気持ちを育てていけばいいと思うよ♡
♡)トリちゃん…
ト)臣くんも…
本当に♡ちゃんのことが好きなら
ちゃんと待ってくれると思うし♡
♡)そうかな…?
ト)うん♡
なんだかトリちゃんの言葉にほっとした。
♡)トリちゃん…
聞いてくれてありがとぉ♡
ト)応援してるから頑張ってね♡
♡)うんっ!頑張る!!
ト)えへへ♡
♡)へへー♡
相談して良かった♡
♡)ねぇねぇ…トリちゃんは?
ト)え?
♡)あの人と…どうなったの?
ト)あ…うーん…
私は…♡ちゃんと逆かも…
♡)え??
ト)言葉では…好きって
言ってくれるんだけど…
今一歩踏み出せないっていうか…
信じきれないっていうか…
♡)そうなの??
ト)うん…。
♡)トリちゃんのこと
好きって言ってくれてるんでしょ??
ト)そうだけど…
口ではなんとでも言えるでしょ?
♡)……
ト)なんかね、他のモデルの女の子とも
ちょっとだけ噂もあったりして…
♡)えっ!!!
ト)どれが本当かわかんないんだけど…
そういうのも耳に入ってきちゃうから
余計に…
♡)……
ト)この人のこと
好きになってもいいのかなって…
♡)……
ト)って考える時点で…もう気になってるし
好きなんだと思うんだけど…
♡)そっか…
ト)うん。
なんか…もやもやもや…
♡)わ~~ん!!
私が気になってきたよぉ!!
ト)え?
♡)そんな噂とか耳に入ってきちゃったら…
私いてもたってもいられないかも!
ト)えっ
♡)本人に聞いちゃう!!
ト)えっ!?なんて??
♡)この噂、ほんと?って。
ト)ええ!!ストレートに?!
♡)うん。
ト)考えもしなかった…
♡)私…臣くんが遊んでるのかなって
気になって…
それも本人に聞いたの!
ト)えっ!!なんて?!!
♡)チャラいの?遊んでるの?って。
ト)え~~~!!!
あはははww
臣くんなんて?
♡)うーん…否定はしてたけど…
ト)認める人はいないよねw
♡)って友達にも言われたぁ…
ト)あははは♡
♡ちゃん素直すぎ!ww
♡)だって…
気になっちゃうもん。
ト)そうだよねぇ…
チャラい人なんてほんとやだもんね。
♡)絶対やだぁっ!!!
ト)ほんとやだっ!!!
♡)チャラ男反対っ!!
ト)チャラ男なんて絶滅しちゃえー!
♡)あはは、絶滅って…!!w
ト)あはははw
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今日はホットロードの
演技指導をしてもらう日。
俺が現場に行くと
もう能年さんが来てた。
臣)おはようございます。
能)あ…おはよう…ございます。
臣)あの…お忙しいのにすみません。
付き合ってくださって
ありがとうございます。
能)え…っ、あ…いえ…
臣)……
能)……
えーと…なんだろうこれは…。
俺、怖がられてる…?
それともこのローテンションが
標準装備な子なんだろうか…?
三)登坂くんおはよう!
臣)あ!監督!おはようございます!!
今日はよろしくお願いします。
三)今日からクランクインまで
春山を体に浸透させてってw
臣)はいっ!!
三)あ、あとね、今日は
紡木先生がいらしてるんですよ。
臣)え!!
三)先生。登坂くん来ました。
臣)わ…おはようございます!!
紡)おはようございます。
お疲れさまでございます。
臣)えっと…演技経験が全くないので
今日から監督に演技指導して
いただくんですけど…
精一杯頑張りますので
よろしくお願いします。
紡)先日もご挨拶させてもらいましたが…
臣)はい!
紡)引き受けてくださって…
本当にありがとうございます。
臣)…っ
紡木先生に深々と頭を下げられた。
紡)登坂さん。
臣)はい。
紡)春山を…演じようとしないで下さい。
臣)え…?
紡)そのままの登坂さんでいいんです。
臣)…っ
三)そう。「演じる」というよりも
そのままの登坂くんでいてくれれば
いいから。
臣)そのままの俺…ですか?
三)そう。
それが何より春山になる。
臣)……
演じずに…そのまま…?
三)あはははw
そーんな険しい顔しないで!
とりあえず本読みしてみようか!
臣)…はい。
よろしくお願いします!!
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ランチの後、
トリちゃんはそのまま仕事に向かって
私は夕方まで一人でショッピング。
交差点で信号待ちをしてると
後ろからオレンジがコロコロ転がってきた。
♡)え…っ
振り返ると、女の人があたふたしてて…
オレンジが何個も転がってる。
女)わぁわぁっ!ごめんなさいっ!!
あ…あっちにも…
あっ!また落ちちゃった…!!
♡)大丈夫ですか?!
あ…あそこにも!
私は慌てて一緒にオレンジを拾い集めた。
女)ああ…ごめんなさい!!
本当にもう…っ
♡)袋…破けちゃったんですか?
女)そうみたいで…
いきなり全部転がっていっちゃって…
♡)あの…良かったらこれ、使ってください♡
女)え…?
私は自分が持ってたエコバッグを
女の人に渡した。
女)え…でも…これ…っ
♡)全然いいんです♡
他にもいっぱい持ってるし。
使ってください♡
女)わ~~ありがとう!!
ほんと私鈍臭くって…もう…
♡)あははw
私もよくやっちゃいます、こーゆーのw
女)あら…あなたもおっちょこちょいさん?
♡)あははは、そうですw
女)あら…なんか親近感♡
♡)ふふふ♡
そんな話をしている時だった。
後ろから走ってきたサングラスの男が
女の人にぶつかる拍子に
ハンドバッグを取っていって…
女)えっ?えっ?あ…!!!
♡)待っててください!
私はすぐに後を追いかけた。
♡)待って!!泥棒!!
周りの人がみんなびっくりして
道をあけていく。
誰か捕まえてよぉ!!
♡)待って!!!
私、足だけは速いんだから!!
絶対逃がさないっ!!
全速力で追いかけて、
人ごみの中で逃げ道を探している犯人に
後ろから思いきり体当たりした。
ドンッ!!!
男)うわぁっ!!!
犯人は転んだ拍子に
ハンドバッグを手放して…
男)くそ…っ
そのまま走って逃げていった。
♡)待ちなさい!!!
私が急いでハンドバッグを拾うと
もう犯人の姿は見えなくて…
女)すごーい!!カッコイイ!!
男)姉ちゃんやるな!!
♡)え…えっと…
周りからいきなり拍手された。
女)この子、泥棒から取り返したみたい!
女)えーうそー!すごーい!!
男)そんなちっさい体で勇気あんなぁ!
私がオロオロしてると
後ろからさっきの女の人がやってきた。
女)ちょっと…あなた!大丈夫??
♡)あ!!バッグ無事でしたよー♡
女)バッグじゃなくてあなたよ!!
♡)え…あ…、私は全然大丈夫です♡
女)良かったぁぁぁ…
ああ、びっくりした…!!
♡)えへへ、ごめんなさいw
女)あなた…名前なんていうの?
♡)♡です。
女)♡ちゃんね?
本当にありがとう。
もうおばさん息が止まるかと
思ったわよぉ~~
♡)えーー
女)♡ちゃんがスーパーマンに
見えちゃったw
♡)あはは、スーパーマンってw
犯人を取り逃がしちゃったのが
悔しいけど…
女)でもほんと無事で良かった♡
女の子なんだから
あんまり無茶しないでね♡
♡)はい…///
あの…お名前…
女)あ、私??
私はコサカといいます。
♡)コサカさんですか?
コ)そう。♡ちゃんは…
うちのお姉ちゃんと同じくらいかな?
ううん、もっと若いか♡
♡)娘さんいらっしゃるんですか?
コ)ええ♡
今日はね、久々にこっちまで
出て来たんだけど…
相変わらずの人の多さに
ちょっと疲れちゃったw
♡)あははw
土曜日だから混んでますもんね。
コ)♡ちゃんはこの後何か予定あるの?
もし良かったらお茶でもどう?
♡)え?
コ)袋のお礼もしたいし、
バッグのお礼もしたいし♡
♡)えっ!!いいですそんな!!
コ)って…こんな若い子誘ったら
怒られちゃうかしらw
♡)あ、いえ、全然嬉しいんですけど…
コ)だったら付き合ってくれると嬉しいなぁ♡
♡)えっと…じゃあぜひ♡
えへへ♡
コ)ふふふw
かーわいい♡
それから私はコサカさんと一緒に
カフェに入った。
コ)あ…でもこんな中途半端な時間に
お誘いしちゃって
申し訳なかったかしら。
♡)あ!いえ!全然です♡
コ)そーお?
じゃあ私はこのケーキセット♡
♡)じゃあ私も同じやつー♡
コ)ふふふw
それから二人で
ケーキを食べながら色々話した。
コ)でも♡ちゃんってすっごく足が速いのね?
おばさんびっくりしちゃった!
♡)あははw
スポーツはそんな得意じゃないんですけど
足だけは速いんです//
コ)ほんとカッコ良かったなぁ♡
♡)恥ずかしい…//
コ)あ、そうだ♡
お礼も兼ねて…このオレンジ、
♡ちゃんにもおすそわけしちゃう♡
♡)え??
コ)って言っても
落としちゃったやつだから
申し訳ないけど…w
♡)え!全然です!いいんですか?♡
コ)これね、
新種のオレンジらしくって
す~っごく甘いらしいの♡
♡)わぁぁ♡♡
コ)ぜひぜひ食べてみて~~♡
♡)嬉しいです~~♡
ありがとうございますっ♡
わーいっ♡
コ)いやーん…
♡ちゃんは笑うと尚更可愛いわねぇ…♡
♡)えっ!
コ)モテるでしょーw
♡)そんなことないです!
コ)嘘よぉ~w
だってこーんな可愛くって
性格もいいんだからぁ♡
♡)……///
コ)うちの息子も
♡ちゃんみたいな子連れて来てくれると
嬉しいんだけどなぁ~~
♡)あ、息子さんもいらっしゃるんですか?
コ)そうなの♡
♡)そうなんだぁ♡
私も弟いますよー♡
コ)あら、じゃあお姉ちゃん?
一姫二太郎、うちと一緒だわ♡
♡)えへへ♡
コ)実はね、今日も息子と約束してて。
♡)この後ですか?
コ)そうなの。
忙しい子だから全然家にも帰って来なくて
たまには晩ご飯行こうって誘ったら
なんか無理矢理
空けてくれたみたいで。
♡)わぁ…優しい息子さんですね♡
お母さん思いなんだなぁ♡
コ)うん、そうなの。
シャイな子だからあまり表面には
出さないんだけど…
家族思いだしすごく優しい子。
♡)ふふ♡いいなぁ♡
コ)って息子話でノロけてごめんね?w
♡)全然ですー♡
そんな素敵な息子さん、
会ってみたいです♡
コ)あはははw
会ったらうちの息子が惚れちゃうかもw
そう言ってコサカさんはクスクス笑った。
コ)♡ちゃんは…彼氏いるの…?
♡)あ…いない…です///
コ)あら…その反応…w
好きな人はいるんでしょ♡
♡)えっ!!///
コ)ふふふー♡
♡)えっと…好きっていうか…
すごく気になってて…あの…、
わぁっ!恥ずかしいっ///
コ)いやーん♡可愛いっ♡
こんな若い子の恋バナなんて聞いたら
おばさんキュンキュンしちゃうわ~w
♡)……///
また顔が熱くなってきた。
♡)あの…
コ)なぁに?
♡)……コサカさんは…
旦那さんのこと、愛してますか?
コ)ちょ、ちょっと何よ急に~~///
おばさん照れちゃうっ!!
♡)ご結婚されてから…
ずっと旦那さん一筋なんですよね?
コ)一筋って…w
うーん、まぁそうね///
♡)なんか…すごいなぁって。
コ)何が?
♡)私…長く付き合った事もないし…
そんな風に誰か一人を
一途に想い続けられるのって…
本当に憧れるんです。
コ)ん~~
それは♡ちゃんがまだ
出逢ってないだけなんじゃなぁい?
♡)え??
コ)まぁ若いうちは色んな恋愛をして
色んな失敗もすると思うけど…
♡)……
コ)運命の人に出逢ったら…
他の人とは違う何かが
絶対あるはずだから。
♡)……
他の人とは…違う何か…
コ)ビビッとくるとかよく言うけど…
そんなんじゃなくても…
あれ?何か違うな…って
ふと思うような瞬間。
♡)……あり…ます///
それは出逢った時からあったと思う。
コ)ふふー♡
♡)でも…なんか…
今どうしていいのか
わからないような状態で…
コ)あら。
♡)すごく…気になるんですけど…
気になっていっぱい
考えちゃうんですけど…
コ)気になり始めとか…
好きになる手前って…
ドキドキと同じだけ、不安とかもなぁい?
♡)え…?
コ)この人は好きになって大丈夫な人かな…
私の気持ちを預けても大丈夫な人かな…
信じられる人かな…って。
あ…トリちゃんも言ってた。
コ)でも…そういう葛藤とかを乗り越えて
ああ、やっぱりこの人が好き!って
そう思える時が来たら
もうまっしぐらだと思う♡
♡)まっしぐら…
コ)そう♡
♡)あの…基本的なことなんですけど…
「好き」って何なんでしょう…
コ)あははは、どうしたの♡ちゃんw
♡)なんかもう…
よくわからなくなっちゃって//
コ)うーん…「好き」の定義は
人それぞれ違うと思うけど…
♡)……
コ)会いたい、声が聞きたい、って思ったり…
その人が笑ってるだけで
自分も嬉しくなったり…
その人の幸せを願ったり…
見返りなんてなくてもその人のために
何かをしてあげたいって思ったり…
♡)……
コ)そういう気持ちの
積み重ねなんじゃないかな?
♡)……
コ)って、おばさんに何言わせるのよぉ!
なんか恥ずかしくなってきちゃったw
♡)なんかすごいなぁ…
コ)え?
♡)「好き」って…本当にきっと
そういう気持ちなんだなって思いました…
コ)……
♡)ありがとうございます!!
なんだか気持ちがスッキリした。
コ)ちょっと…
おばさんの言うことなんて
あてにしないでね?w
♡)いいえ!!
コサカさんは恋愛の大先輩ですもん!!
コ)ええっ!!!
♡)女性として大先輩です!!
すっごく勉強になりました♡♡
コ)くすくすw
ほんと♡ちゃんってなんか…
素直な子ねぇ?w
よく言われない?
♡)えっ…
コ)おばさん大好きだなぁ♡
♡)わわ…恥ずかしい//
コ)ねぇねぇ♡
そんな♡ちゃんが気になってる彼は
どんな人なのー?
♡)えっ!!///
コ)聞かせてよ~♡
♡)……///
そう言われて、ほっぺが熱くなった。
♡)…あの…っ、えっと…
すごく尊敬してるんです。
コ)あら!
♡)自分をしっかり持ってて…
仕事もいっつも全力で…
夢に向かって一生懸命で…
そういうところ…すごく憧れるっていうか
尊敬してて…
コ)尊敬できる相手って
素晴らしいことよね。
♡)はい…。
それに…
♡)いつも周りを見てて…
思いやりがあるっていうか…
優しい人だなぁって…いつも思うんです。
コ)うんうん♡
♡)私おっちょこちょいだから…
いつも迷惑かけちゃうんですけど
いつも助けてくれて…
コ)あははw
ほんとにおばさんみたいw
♡)いっつも怒られちゃうんですけど…
コ)え?なんて?
♡)無茶するなー!って。
コ)♡ちゃんのこと…きっと心配なのね♡
♡)……///
コサカさんが優しく笑ってくれた。
♡)あと…あの…
恥ずかしいんですけど…
コ)なぁに?
♡)なんか…たまに…
無意識に触れたくなっちゃうっていうか…
体が勝手に動くんです…
コ)えーと…それは…
手を繋ぎたくなったり…
抱きつきたくなっちゃったり…とか?
♡)わ!そうです!それです!
コ)それは…もう…
体が教えてくれてる気がするなぁ♡
♡)え?
コ)この人のことが好きなんだよーって。
♡)え…っ
体が…?
コ)だって…誰にでもそんな風になったり
しないでしょ?
♡)はい!その人だけです!
コ)ほら♡
その人が特別な人だって
頭より先に体がわかってるのよ♡
♡)……///
そう…なのかな…?
コ)いやーん♡
もうすっごく応援したくなっちゃう!!
♡ちゃんがその彼と
うまくいきますように!!
♡)わ…わ…っ
ありがとうございます///
コ)話聞いてたら…
なんだかすごくイイ子みたいだし♡
♡)あ…彼ですか?
コ)うん♡
うちの息子と張るくらい
イイ男ね、きっとw
♡)あははは♡
ピロピロ♪ピロピロ♪
コ)あら、噂をすれば息子からだわ。
♡)あっ
コ)あら…仕事終わらないみたい。
30分遅れるって…
♡)ほんとに忙しい人なんですね…。
コ)うん。今大変みたい。
なのに会いたいって我儘言う母親w
♡)あはははw
約束何時からですか?
コ)30分遅れるなら19時半かしら。
♡)じゃあそれまでお喋りしてましょー♡
コ)あらぁ!いいの?付き合わせちゃって!
♡)はい♡コサカさんとお喋りするの
楽しいです♡
コ)いや~~んありがと~~♡♡
それから私たちは
恋愛の話とかお料理の話とか
仕事の話とか色んな話で盛り上がって。
19時すぎにお店を出て
コサカさんの待ち合わせ場所まで
送っていくことにした。
コ)ごめんねぇ?♡ちゃん。
私ほんと方向音痴で…。
♡)私もすごい方向音痴です。
コ)え!そうなの??
♡)はい…w
でもこの場所は行ったことあるから
わかりますよー♡
コ)いや~助かるわ~~
ありがとう♡
♡)いえいえ♡
ー続ー
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