ふかふかの大きなベッド。
こんなに広いシーツの上で
こんなに狭く、抱きしめ合って
眠ってる俺たち。
シングルでいいじゃん、ってくらいだけど…
こんな使い方もある意味
贅沢っちゃー贅沢な気がして。
だって、ほら。
♡)ん……ぅ……
腕の中にはスヤスヤ眠る、俺の宝物。
ふわふわの髪が、俺に可愛くすり寄ってくる。
今、何時なんだろ…
って思ったけど
時間なんて気にしなくていいんだってことに
また贅沢さを感じて
嬉しくてニヤける。
いつもは仕事行きたくないな、とか
このままずっと♡といたいな、とか
そんなこと考えながら
微睡んでるけど…
今日はそれが許される日。
いつまでだって、♡を抱きしめてていいんだ。
はぁ、すげぇ幸せ…♡♡
愛しいその寝顔を見つめてると
ゆっくりと瞼が上がって…
眠そうに俺を見つけた瞳は
嬉しそうにゆっくりと弧を描いた。
♡)おは…よぉ…♡
臣)////
ほら、可愛すぎ。
抱きしめたくなる。
……ぎゅむっ
♡)んんぅ…///
腕の中でモゴモゴしてるけど
そんなのお構いなし。
♡)臣くぅん…っ
ぷはっと顔を出した♡の口を
今度はキスで塞いで。
♡)んんんっ!///
抱き寄せながら
キスが濡れて…熱を持てば…
昨夜の甘さも、蘇る。
臣)………なぁ、
朝から俺に溶かされそうになってる
可愛い♡に
ちょっとしたお願い。
♡)…なぁ…に…?///
とろんとした表情が、可愛く俺を見つめる。
臣)…昨日の…アレ、もっかい言って…?
♡)……え…?
可愛すぎて、鼻血出すかと思った。
「………I love you, Omi…///」
俺のこと、「臣」なんて
呼んだことないくせに。
顔を真っ赤にさせて
熱く潤んだ瞳で、そう言ったんだ。
臣)……///
思い出しても、可愛すぎて悶えそう。
ほんとに…
すっっっっっっっっげぇ可愛かった///
臣)ね、言って…?
肌にキスを繰り返しながら
そうせがんでも
♡)や…、ぁ、っ…///
可愛い唇は、全然それを言ってくれない。
臣)可愛かったから…言って?
♡)////
視線を逸らせないように
♡の両脇に肘を置いて
頭を抱え込んだ。
臣)言って?♡
♡)……や、だ///
臣)お願い♡
♡)……、やっ///
臣)……
強情なヤツだな〜〜w
臣)愛してるよ、♡。
♡)えっ…///
臣)I love you.
♡)////
臣)////
あれ??
♡の言葉を誘い出すために言ってみたら、
すげぇ恥ずかしいんだけど…
♡)な、なんか…恥ずかしい///
臣)…うん、俺も…///
なんだ、これ。
なんで昨日はあんなスイスイ言えたんだ?
酒の勢い??
思い出したら…
俺、なんかすげぇ小っ恥ずかしいセリフを
連発してたような…
臣)////
……ぎゅ。
恥ずかしくなって、♡を抱きしめた。
♡)……ど…したの?//
臣)シラフに戻って、
穴に入りたくなってる///
♡)////
♡はそんな俺をぎゅっと抱きしめて、
♡)いっぱい、ドキドキしたよ?///
なんて、可愛いこと言ってくるから
やっぱりずるい。
♡)なんか…臣くんの色気が…すごすぎて…
私までおかしくされちゃった…もん…///
臣)……///
お互い…
結構飲んでたもんな。
臣)酔ってるお前、可愛かったよ?
♡)……///
俺がそう言えば、
♡)酔ってる臣くん、エッチだったよ?///
臣)……///
そんな返しが来て…
臣)…どんな風に…?
小さな耳に、唇を寄せれば。
♡)…ぁ…、っ、ほら…///
臣)ん…?
♡)耳元で…ずるいん…だもん…、っ
わかっててわざと、囁きかける。
臣)だって…お前が可愛いんだもん…
♡)…あ、ん…っ、……///
俺の声に、可愛く反応するから。
可愛い声を零すから。
臣)♡……、
甘い肌を、また舌で味わっていくと…
♡)……は…、っ…ぁ…///
吐息が熱くなって。
俺に感じてる声も
俺に感じてる表情も
全部、全部、すげぇ好き。
臣)……気持ちぃ…?
♡)……(こくん)///
臣)////
素直で…可愛くて…
ああ。
今度はちゃんと、日本語で言おう。
臣)もう欲しい?
♡)////
まぶたに優しく、キスを落とすと…
♡)……欲し…い、///
臣)////
また、素直で可愛い返事。
繋いだ身体は
甘く、深く、どこまでも…
二人を熱く、染め上げる。
………最後にやっぱり、
どうしても聞きたくて。
臣)…ね、…あれ、…っ…、言って…?///
♡)……っ、は…ぁ…っ////
乱れた呼吸の隙間に
もう一度だけねだると、
♡)……お…み…、好き…っ////
臣)////
___ああ、もう、真っ白になる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レースのカーテンから
眩しい陽射しが、こぼれてくる。
背中から私を包み込んでくれてる優しい腕。
筋張ったところを指でそっとなぞると
後ろでふふっと笑うの。
臣)くすぐってぇ…w
♡)……//
なんか、甘くて幸せで
くすぐったい時間。
♡)ねぇ……
臣)んー?
♡)シャワー…浴びてきてもいーい?
臣)んーー……
言葉はなくても
キュッて力の入った腕が
「まだダメ」って、言ってる。
♡)ふふ…っ
臣)何笑ってんの……
♡)もちょっとぎゅってしてる…♡
臣)仕方ねぇなぁ〜♡
♡)あはは♡
臣くんの腕の中でごろんって向きを変えて
正面から抱きついた。
♡)臣くんだぁいすき♡
臣)……あ、
♡)ん…?
臣)「臣くん」に戻ってるw
♡)え……
はっ!
♡)あ、あれは…違うもんっ!///
臣)何が?
♡)あれ…は、…///
だって、だって、
臣)あれはHの最後だけですかー?
♡)…っ///
思い出すと、恥ずかしくなって
シューシューしちゃう///
♡)もう、さっきのは忘れて!///
臣)やだ。
♡)昨日のも忘れてっ!///
臣)ぜってーやだ。
♡)////
私がベッドを降りてシャワーに向かうと、
臣)あんなクソ可愛いの、
忘れるわけねぇじゃん///
そんな声が、背中から聞こえた。
♡)////
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)なーなー、俺も入っていーい?
♡が戻ってくんのが遅すぎて
バスルームを覗きに行けば…
♡)あ…、っ
バスタブに浸かって
寛いでる♡の姿。
臣)何ちゃっかり一人で入ってんの!
♡)……///
臣)俺も入るっ!!
♡)え、やだっ!///
臣)なんで!お前だけずりーじゃん!
♡)じゃあ私もう上がるから待って!
臣)やだ。待たない。
ガウンをポイっと脱ぎ捨てて。
♡)ダメって言ったのに!//
臣)いいじゃん!ケチ!
♡)〜〜〜//
シャワーで身体を流して、
豪快にバスタブの中に入ってやった。
♡)私、上がるからあっち向いてて!//
臣)なんで!少しぐらい一緒にいてよ!
♡)……//
なんかじぃーーっと俺を見てる。
♡)エッチなこと…、しない?//
臣)え、してほしいの?
♡)違うよっ!!w
臣)そんなこと考えてないのに
お前がそんなこと言うからぁ〜〜♡
♡)あ、やぁんっ!///
ダメだってば!!
臣)フリでしょー?それw
♡)違う〜〜!!//
♡を強引に抱き寄せて、
膝の間に閉じ込めた。
臣)うーん、しっくり来る♡
♡)……来ません//
臣)ん?これじゃ足りないって?
もぉ〜〜〜♡
♡)違うーーーっ!//
臣)ぶはははw
♡をからかうのが楽しくて。
臣)触ってい?♡
♡)ダーメ!
臣)いい?
♡)ダメって言ったでしょ?
臣)いい?
♡)聞いて…ないよね…
臣)うんw
で、結局触る俺w
臣)やわらかい〜〜〜♡
♡)さっきいっぱい触ったくせに…//
臣)ん?さっきいっぱい気持ち良かったって?
♡)言ってない!///
臣)…なんだよ……
じゃあ気持ち良くなかったの?
♡)〜〜〜///
俺がそう言うと、
♡が膝の中でくるっと振り向いて
俺と向き合った。
♡)臣くんとのHが気持ち良くないことなんて
絶対ないのっ!
いつだって気持ちいいんだからっ!///
恥ずかしそうに、言い切って。
臣)何それ…///
♡)////
緩む口元。
伸びる手。
臣)もぉぉ………可愛いぃぃぃぃ////
思わずぎゅっと、抱きしめる。
臣)……ほんと可愛い…///
♡)////
臣)好き。
♡)////
……ああ、やっぱり……
臣)もっかいシよっか?♡
♡)えっ!!
あ、俺から離れやがった。
♡)ダメ!///
臣)……
俺のことその気にさせといて、これだもん。
♡)……夜、シよ…?///
臣)////
おあずけ食らわされたと思ったら
可愛い誘惑。
はぁぁぁぁ……///
ほんと、ずるい。
臣)お前それ、昨日も言ってたけど…
♡)え…?
臣)そうやって言われると、
夜が楽しみすぎて興奮する。
♡)……もうっ!///
だから今夜も…
可愛く俺を、メロメロにしてよ。
何回抱いても
待ち遠しくて、欲しくて、
我慢できなくなって。
何回抱いても
甘くて、幸せで、
とろけそうになって。
臣)好きだよ、♡。
♡)////
何回抱いても
お前のことをもっともっと、
好きになるだけだから。
ー続ー
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