いっぱいお買い物しちゃったから
帰りもタクシーで帰ってきた。
♡)ふぁ〜〜〜っ!大漁です♡
臣)買いすぎたかな?w
♡)大は小を兼ねるからいいのです!
臣)でも明日ディズニーでも
お土産買うだろー?
♡)は!そっか!!
お土産だらけになっちゃう!
臣)荷物入りきらないかもなw
♡)あーーん!困るーー!
キャリーケースを開けてみたけど…
今の時点でギリギリ…。
♡)明日のお買い物は控えます…
臣)あはははw
後ろからのしかかってきた臣くんが
私のうなじにチュッとキスをした。
臣)じゃあ…
ちょっとお酒でも飲みに行きますー?
♡)お酒っ?!
なんか楽しそう!
わくわくーー!♪
♡)行くーーっ♡
臣)よっしゃw
また二人で手を繋いで
るんるんお出かけ。
♡)どこ行くのー?
臣)んー?LAっぽいところ?w
♡)なにそれーーw
車の中から見る景色がもう夜の色。
10分くらいで辿り着いたのは…
♡)バー??
臣)みたいな…クラブみたいな…
♡)ほーーー……
音楽が溢れる賑やかなキラキラ空間。
♡)オシャレなお店だね!
ほんとにLAっぽい!
臣)でしょ?w
♡)うんっ♡
男)No! No! Children can not enter.
♡)ほえ??
男の人に腕を掴まれて…
臣)No! No! She is an adult. Not a child.
男)Really?
臣)Yes!
♡)……
よくわかんなくて
ぽけーっとしてると、
臣くんがスマホで何かを見せて、
男の人が私をジロジロ見て
ようやく中に入れてくれた。
♡)何だったの…?
臣)なんでもないw
♡)???
中に入ると、
ダンスフロアで踊ってる人がたくさん。
♡)すごいね!
臣)何飲む?
♡)あ、えっと…
私が飲めそうなやつ!
臣)了解w
臣くんがカウンターにオーダーしに行って…
私は周りをキョロキョロ。
日本でもクラブとか行かないから
なんだか新鮮。
男)Hey! Dance with me?
♡)えっ?!
男)Are you alone? You’re cute.
♡)ひゃぁっ!///
いきなりほっぺにチューされた!
誰この人!!
男)You are sexy.
♡)え?え??
腰に手を回されて…
♡)臣くんっっ!!!
思わず叫ぶと…
臣)はいよ。
後ろから片腕でぎゅってされた。
臣)This is my girl.
男)Oh! Hahaha!
♡)??
よくわからないけど、
男の人は笑っていなくなった。
臣くんが戻ってきてくれて良かったぁぁ……
臣)何さらわれそうになってんのw
♡)よくわかんないけど…びっくりした//
臣)俺の側、離れんなよー?
ほら、酒。
♡)あ、ありがとう♡
もらったカクテルは、甘くて飲みやすくて。
♡)臣くんは何飲んでるのー?
臣)お前にはムーリーw
一口もらおうと思ったのに
上にあげられた。
臣)すげー強いもん、これw
♡)えー!そんなの飲んでるの?
大丈夫??
臣)俺を誰だと思ってんの。
♡)……酒豪・登坂広臣。
臣)ぶはっww
ニッコリ笑った臣くんに
頭を撫で回された。
臣)……あ、俺この曲好き。
♡)ん?
私は洋楽全然わかんないから、さっぱり。
臣)サビがめちゃくちゃかっけーの。
♡)ふむ……
ニコニコご機嫌で、音に乗る臣くん。
私も隣でゆらゆら揺れてみる。
周りもみんな楽しそうで、ノリノリで。
わっ…
あの人たち、すっごく密着してる!
わわわ…っ///
臣)……何してんの?w
私が両手で目を覆ってると、
臣くんにその手を掴まれた。
♡)だって…
あの人たち、エッチなんだもん///
臣)はー?w
クスクス笑う臣くんの視線は
エッチな人たちの方へ。
臣)ああ、あれね?w
♡)……エッチだよぅ///
臣)あんなのいっぱいいるってw
♡)え…っ
そう言われてその周りも見てみれば…
身体を極端に密着させた男女が
腰を揺らして踊ってる。
♡)はわわっ///
臣)なーに、お前も踊りたいのー?w
♡)いいいいらないっ!///
臣)あはははw
海外ってすごいなぁ…
日本ももしかしたらこんなんなのかな?
女)Hi! You are cool♪
臣)Hi.
女)Dance together?
臣)No thank you very much.
♡)ん?
臣くんが反対側から
誰かに話しかけられてる。
女)Just a little, is not it?
♡)!!!
臣くんのほっぺ、撫で撫でしてる!!
何この人!!!
♡)ダメーーーーッ!!!
ぎゅむっ!!
♡)何なのあなた!!あっち行って!!
女)Oh…
♡)臣くんに触っちゃダメーー!!
臣)ぶはっっww
私が臣くんに抱きつくと、
女の人は離れていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)何あれ!!
臣)んー?w
♡)臣くんのこと誘惑してた!!
臣)してたねーw
♡)むきーーっ!!
臣)あはははっw
誘惑っていうか…
挨拶程度だけど。
♡はほっぺを膨らませて
めちゃめちゃ怒ってる。
♡)臣くんに勝手に触って!!
臣)……ww
♡)勝手になでなでして!!
女に触られた俺の頬を
ゴシゴシ擦ってくる。
可愛すぎw
臣)怒ってんの…?
♡)激おこだよ!!
臣)ふはははw
♡)……私の臣くんなんだからっ
臣)ん…?
♡)私の…なんだから…っ!///
ぎゅむっっ!!
♡)ううう///
臣)……///
人目もはばからず、俺に抱きついてくる。
そんなにヤキモチ妬いたの?
かわい…w
臣)はいはい、俺はお前のだよー♡
ぎゅっと抱きしめて
背中を撫でてやる。
♡)……そうだよっ!///
臣)あはははw
ほんと可愛いなw
♡)誰も触っちゃダメなんだからぁっ
そんなこと言って、
俺の胸にぐりぐりしてくる。
臣)も〜〜〜、可愛すぎw
チュッ
♡)…っ
頭にキスすると、♡が俺を見上げて…
チュッ
今度はおでこにキスをした。
♡)////
俺をじっと見つめる瞳が
少し近付いて
♡が背伸びしたのがわかる。
♡)……ちゅぅ…///
臣)……///
はいはい、出ました。
ウルウル上目遣いからのおねだり。
臣)……ん!
チュッ。
柔らかい唇に音を鳴らすと、
♡)えへへ…///
ようやく満足したように、可愛く笑った。
臣)……///
なんなんだよ、も〜〜〜〜
臣)おかわり、もらってくる///
♡)うん♡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビートに合わせて身体を揺らして。
なんか私、パリピみたい!!
甘いお酒も飲みやすいから
グイグイおかわりしちゃって…
もう、何杯目だろ?
♡)おかわりぃ〜〜♡
臣)はいはい、持ってきますよw
♡)えへへ〜〜♪
なんか楽しいなっ♪
少しフラつく足元で、壁にもたれると…
男)You got drunk? Let’s dance!♪
♡)えっ……
知らない人に、腕を引かれて…
♡)わわっ、誰?離して〜!
男)OK! OK!
♡)何がOKなのー?!
男)Hmm~~~, you are cute!
♡)えっ?!
急に抱きしめられて、強い香水の匂い。
♡)やだ!離して!!
身体が大きいから、
抵抗してもびくともしなくて。
男)According to me♪
♡)ひゃぁぁっ!
腰を押し当てられて…
男)Tonight, with me.
♡)やだぁっ!!!
必死にもがいてると、
やっと臣くんの声が戻ってきた。
臣)Hey, what? This girl is mine. Get out!
男)Oh, sorry …
♡)…っ
臣くんがギロッと睨むと、
男の人はやっと私を離してくれた。
♡)ふぇぇん…っ、怖かったよぉ…っ
ぎゅむっ…
臣くんに抱きつくと、
臣)何お前ヤラれそうになってんのw
♡)ヤ、ヤラれ…?!!
臣)めっちゃ擦り付けられてたじゃん。
♡)…っ
あれってそういう意味だったの!?
♡)やだっ!気持ち悪い〜〜!!
臣)…んー、よしよし。
臣くんがなでなでしてくれて…
安心する、臣くんの腕の中。
私が好きなのは、この匂いだもんっ!
他の人なんてやだっ!!
♡)ねぇ…
臣)んー?
♡)さっき、なんて言ったの?
臣)……
♡)男の人に…
臣)……
私がそう聞くと、
臣くんはぷくっとほっぺを膨らませて、
臣)お前は俺のだもん…っ
♡)え…?
臣)触っちゃやだーっ!
♡)…っ
さっきの私の口真似。
♡)もう、すぐそうやって真似してー!//
臣)あはははw
臣くんは笑いながら
私のほっぺをなでなで。
♡)……///
こんなイタズラな笑顔も
大好きだなぁ…なんて、思っちゃう。
♡)臣くん…、//
ぽすん…、っ
臣)なーに、酔っ払っちゃった?
甘やかすような優しい声が
頭の上で聞こえるから…
♡)うん、酔っちゃったの…///
ちょっぴり嘘をついた。
歩けないほどじゃないけど…
まだ、くっついてたいから。
このまま腕の中にいたくて…。
臣)甘えんぼーーー
♡)……///
すりすり…
♡)甘えんぼだもん…///
臣)……///
なんかわかんないけど…
すっごく甘えたい気分。
お酒のせいかな?
もう臣くんから、離れたくないの。
音楽がガンガン鳴ってるし…
私がこんな風に甘えてても
誰も気にも留めない。
臣)……かわい///
耳元で聞こえた甘い声は
すぐに音楽にかき消されて…
そのままぎゅっと、
腕の中に閉じ込められた。
♡)////
ドキドキ…ドキドキ…
背中に回した手で、服をキュッと掴むと…
臣くんの唇が、ゆっくり肩に触れた感触。
そのままその柔らかさが…首筋に移動して…
♡)ん…、っ///
思わず肩をすくめるけど…
キスはそのまま下に降りて
鎖骨にチュッと、音を立てた。
♡)臣く…ん…?//
身を屈めてる臣くんの肩を掴むと…
くるっと反転させられて…
♡)…わ…っ……
壁にもたれてる臣くんに、
私がもたれてる。
♡)臣くん…?//
返事の代わりに
耳たぶを甘噛みされて…
♡)ひゃ…っ//
後ろを振り向こうとしても、
包み込まれてるから動けない。
耳や首に次々落ちてくる唇に
一人でオロオロしてると…
♡)…っ!!
臣くんの手が、服の中に入ってきて…
♡)え、ちょ…っと、臣くん?!//
慌てる私を無視して
服の中でゆっくり動く、熱い手のひら。
……パチン。
いきなり胸元が緩んで、
ホックを外されたって気付く。
♡)臣くん!!///
びっくりして、臣くんの手を掴んだ。
♡)こんなところでダメだよ!///
強引に後ろを振り返ると…
臣)こんなところじゃなかったら…いいの?
♡)…っ///
その目はとっくに、スイッチオンしてた。
いつの間に…?///
臣)じゃあ…
臣くんにグイッと腰を抱かれて…
男)Something to drink?
臣)No, thanks. Instead, lend the back space.
男)Roger that!
♡)え、え…っ
店の奥の、少し仕切られたスペース。
臣)ここなら…いい?
カーテンを閉めたのと同時に
唇を塞がれて…
♡)ん…、っ…、……
最初から溶けそうに深いキスは
アルコールの強い香り。
お酒に酔ってるのか
キスに酔ってるのか
わからなくなるほど、クラクラ…ふわふわ…
♡)……は…、ぁ…っ…///
状況判断できるような頭じゃなくて…
♡)臣…くん、……
小さく名前を呼ぶと、
色っぽく光る、臣くんの瞳は…
臣)Shut up…
…優しく微笑んで。
甘いキス。
♡)ん、…っ、……//
また…
服の中を這っていく…指先…
♡)…、待っ…て…!
臣)Drunk with me?
♡)あ…っ、…ん、…臣く…ん…っ
臣)I want……
♡)ん…んっ…///
臣くんは手を止めてくれなくて…
服はどんどん乱れていく。
♡)待って、…っ
臣)You make me crazy…
♡)…や…、ん…っ///
ジリジリと追い詰められて、
壁についた背中が、ひんやり心地良い。
♡)……///
臣くんにいくら目で訴えかけても
その瞳は甘く優しく、微笑むだけ。
臣)Crazy about you…
♡)英語…わかんないよ、ずるい…//
臣)Crazy for me, now…
♡)…あっ…、///
もう逃げられないくらい、
二人の身体が密着して…
臣)You like it?
♡)や、や…ぁ…っ、だ…め…っ///
臣)Hmm…
♡)ダメ、だよ…、っ…臣く…ん…///
ダメ、って…
言ってるのに…
ダメって、思ってない身体が
どんどん…熱くなる。
立っていられなくなりそうで
思わず臣くんにしがみつくけど…
どうしよう…
臣くんの唇から、指先から、
送り込まれてくる熱が
私をおかしくさせるの。
臣)Don’t think, feel…
♡)ん、ん…っ!///
臣)Feel me more…,more…
♡)はぁ…っ、…んんっ///
もう…ダメ……
いつの間にか汗ばんでる、二人の肌が…
一つになりたいって…
急かしてるみたいで…
♡)臣……く…ん、…っ
甘い夜に浮かされて、
大好きなその名前を呼べば…
臣)Do you want me?
騒がしい音楽の中でも
ハッキリと綺麗に耳に届いた。
色っぽくて、甘く優しい、囁きが。
♡)////
どうしてか、それだけは意味がわかって…
熱っぽい瞳を見つめたまま、
素直に頷いた。
♡)……(こくん)///
その瞬間に臣くんは
私をぎゅっと抱きしめて…
臣)I love you …, so much…
一番の甘い囁きを、私にくれた。
♡)…や…っ…ぁ!///
きつく…抱きかかえられて…
♡)臣…くん…、っ!///
もう何も、考えられなくなる。
甘い熱が、ふわふわの身体に
一気に広がって…
臣)My sweetheart…
♡)…は…、ぁ…っ///
臣)My precious…
♡)んんっ……、///
英語ばっかり…意地悪、って…
思ってたけど…
何度も紡がれる愛の言葉に、
私も気持ちを返したくなる。
だって…
こんなに、大好きなんだもん…
ねぇ、臣くん……
私、全然英語わかんないけど…
好きって気持ち、全部込めて伝えるから…
受け取ってね…?
♡)…はぁ…、っ……//
臣)は…ぁっ…、//
混ざり合う、二人の吐息。
♡)……っ
視線が、甘く絡んで…
♡)………I love you, Omi…///
私の精一杯の言葉に
臣くんは少し…驚いたような顔をして…、
臣)……可愛すぎ///
そう言って
私を最後に強く、抱き上げた。
ーendー
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