[40]身体の中まで感じたい

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「私、臣くんのこと…襲うからっ!////」


言っちゃった…

言っちゃった…!!!


♡)////


ど、ど、どうしよう!
言っちゃった!!!!!


もう…後戻りできないっ

有言実行だもんっ!
襲うんだもんっ!////


臣)え、♡…?!
♡)やっ!///


ダメって言っても聞かないんだからっ!///


……チュッ


臣くんのほっぺにキスをした。


あ…、私…
手が震えてる。


本当は怖い。

受け入れてもらえなかったらどうしようって。


そんな気分じゃないから、とか…
お前とはしたくないよ、とか…

そんなこと言われたら
きっと泣いちゃう。


でも…
私は臣くんに触れたいんだもんっ…


チュッ…


臣)え、っ…、♡??
♡)やぁっ!///


臣くんが呼ぶ声を無視して
臣くんにキスを続ける。


ほっぺから…耳に…
耳から…首筋に…


♡)……はぁ…///


臣くんの肌が…すごくあったかい。



唇で触れるたびに
そのぬくもりが伝わってきて

すごくドキドキする///



首筋から鎖骨に降りて…

Tシャツの裾から、手を這わせた。


♡)ね…、脱いで…?///
臣)////


痴女だって…思ってるかな…?

悪い子だって…思ってるかな…?


でも…


ためらいながらTシャツに手をかける臣くんが
もどかしくて…


♡)ん…っ、、


途中から、私が脱がせた。


臣)♡…?
♡)…っ///


やだっ!聞かないもんっ!


臣)♡、あのさ…っ
♡)やっ!///


無視してそのまま
臣くんの身体に、キスを落としていく。


♡)////


ドキン…ドキン…


久しぶりに触れる、臣くんの素肌、筋肉…


手のひらで確かめるように…
唇で想いを伝えるように…

何度も何度も、触れ合わせる。


好き。


……臣くんが好きなの。



♡)…っ



どうしよう…

すごく愛しい。


だって…ずっと触れたかった。



♡)……っ



愛しくて…

好きがあふれて…


涙が出てきちゃう……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうやって襲おうって考えてたら
いきなり♡から襲う宣言をされて…


もう何を言っても聞いてくれない♡は
どんどん俺にキスを始めて

服だってすぐに脱がされた。


俺は何が何なのかわからなくて…
喜んでいいのかすらわからなくて
パニックで…


でも、

♡に触れられる肌は、素直に反応するし…

身体はどんどん興奮して
熱を帯びていく。



チュッ……


♡の唇が触れるたびに

♡が愛しくて、おかしくなりそうだ。


臣)////



好きだ。

どうしよう。


俺、ほんとに…爆発しそう///



♡)ふぇ…っ

臣)!!???

♡)臣くぅ…ん…っ

臣)どうした?!!


♡の声に慌てて起き上がると、
ふにゃんと俺に抱きついてきた。


♡)どうしよう…ふぇぇんっ
臣)何が?!!

♡)…臣くんのこと…好きすぎて…っ
  おかしくなっちゃう…っ

臣)!!??


俺にぎゅっとしがみつきながら
突然泣き始める♡。


♡)好きだよぅ…っ
臣)…っ

♡)臣くんが大好きだよぅっ
臣)…っ

♡)ふぇぇんっっ
臣)////


なんで…

なんで泣くんだ?


俺のことが好きだって言って…
なんでこんな…///


♡)ずっと…足りなかったの…っ
臣)……え?

♡)…臣くんが…足りなくて…
臣)……っ

♡)臣くんに…触りたくて…
  死んじゃいそうだった…っ
臣)……


え……、ほんと…に?


だって…

♡は…シたくなかったんじゃ…


♡)だから…ずっと我慢してたから…っ

臣)…っ

♡)こうして触ったり…キスしたりしてたら…
  すごく愛しくなって…
  泣けてきちゃった……ふぇぇっ

臣)…っ///


え、待って…
なんか俺まで泣きそうなんだけど……


何それ……


♡)大好きなの…っ
臣)……うん///

♡)臣くんに触りたいの…っ
臣)うん…///


あ、ヤバい…
ほんとに泣けてきた。


♡)臣くんと…いっぱい…
  ぎゅーもちゅーもしたいし…っ
臣)うん…、、

♡)Hもしたいんだもんっ
臣)……うん。

♡)ふぇぇ…っ
臣)////


ぎゅぅぅぅっっ……


俺はめいっぱい♡を抱きしめた。


なんか…
言葉にならなくて…


♡が泣きながら伝えてくれた気持ちが
すごく嬉しくて…

嬉しすぎて


♡のことがめちゃくちゃ愛しくなって
胸が熱くなる。


♡)……っ、おみ…くん…?
臣)……///
♡)ど…して…泣いてるの?
臣)お前だって…泣いてんじゃん///
♡)だって…、///


♡が慌てたように
俺の涙を拭ってくれた。


♡)私は…臣くんのことが好きすぎて
  涙が出てきちゃったんだもん…///
臣)……


俺も♡の涙をそっと拭った。


臣)……俺だって一緒だよ?
♡)え…?
臣)なんか…お前が愛しくて…泣けてきた。
♡)…っ


そう言って、なんだか恥ずかしくなって
もう一度♡を抱きしめた。


ぎゅ……っっ


臣)…俺だって…
  お前に触りたいよ……
♡)…っ


こんなに…好きなのに…

好きで好きで、仕方ないのに。


臣)俺だって…Hしてぇよ…///
♡)えっ!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ほんとに…?


腕の中から私がそっと顔を見上げると
臣くんが恥ずかしそうに口を尖らせた。


臣)なに…//
♡)H…したいの…?///
臣)当たり前だろっ//
♡)…っ


だって…
ずっと…


臣)なんかよくわかんねぇけど
  俺たち勘違いしてたのかな?
♡)…っ


そう…なのかな?


臣くんの涙の跡を、そっと指で拭った。


♡)だって…、んっ//


臣くんの人差し指が
私の唇を塞いだ。


臣)話は…あとでいいから…
  抱いていい?
♡)…っ


臣くんがまた泣きそうな顔をして

切ない声でそんなことを言うから


私はまた、目が潤んできて…
臣くんの顔がぼやける。


臣くんの指は
そのまま私の唇をなぞって

優しいキスがゆっくりと触れた。


キスは涙の味がして
唇が離れると、臣くんはふっと笑って

私の涙をもう一度、拭ってくれた。


臣)好きだよ、♡……
♡)////


とくん…、とくん…、///

胸があたたかくなってく…


♡)ん……、っ…、


また重なり合った唇は
ゆっくりゆっくり、
お互いの熱で、熱くなっていく。


好きな人とキスするって
こんなに幸せなことなんだって

今更…思ったりして…


そんな幸せに

二人の唇も舌も…
やわらかく溶けてしまいそう。


♡)…は…ぁ…、///


気持ち良くて…
夢中で目を閉じてると


深いキスの勢いで
私の身体はシーツに沈んで…

臣くんの手は、私の肌に触れ始める。


♡)なんか……
臣)ん…?
♡)…ドキドキ…、する…///
臣)……///


なんだろう…
すっごく好きで
すっごく嬉しいのに

胸がドキドキして、緊張する///


臣)あーー、……俺、も///
♡)……///


臣くんも…
ドキドキしてるの…?


そっと見上げながら
臣くんの胸に手を当てた。


臣)確かめんなよ…///
♡)だって…///


直に感じる、臣くんの鼓動。


臣)もう…早く体温感じたいから…
  脱がしていい?///
♡)////


そうだよね…
私が脱がせたから臣くんは裸だし…


♡)……(こくん)///


頷くよりも先に
ナイトウェアはスルスルと脱がされて

臣くんの身体が
ぎゅっと私に、覆いかぶさった。


♡)////


わ…っ

すごくあったかい……


臣)ああ〜〜〜、///
  ちょ、ダメだ、ごめん///
♡)ひゃっ///


臣くんに抱き起こされて
もう一度ぎゅっと、抱きしめられた。


臣)ちゃんと抱きしめたい///
♡)////


ドキン…ドキン…


さっきよりも密着度が高まって

触れ合う肌がすごく気持ち良くて

臣くんの体温を、肌いっぱいに感じる。


好き……


すごく愛しい。


♡)……ふぇ…っ
臣)えっ!!


また泣いた私を
臣くんが慌てたように覗き込んできた。


臣)なんで…

♡)だって…愛しいんだもん…///

臣)////

♡)ぎゅって…気持ちいいんだもん…っ

臣)……ん///



ぎゅ…って、またくっつく身体。

吸い寄せられるような、肌と肌。



臣)ずっと…足りなかったよな…
♡)……うん…

臣)ずっとこうしたかった。
♡)…うん…っ

臣)こうやって…お前の温度、感じたかった。
♡)うん…っ


ぎゅぅぅ……////


とくん…、とくん…、

二人の鼓動が重なって
肌のぬくもりが一つになる。



♡)……臣くん……
臣)ん…?

♡)まだ足りないよぅ……
臣)え…?


肌は重なって…気持ちいいけど…
この温度を、もっと感じたい。


♡)身体の中まで…
  臣くんの温度、感じたい。
臣)……
♡)……
臣)!!??////


臣くんがびっくりして私を見た。


臣)お、お前は…
  泣きながら何言ってんの?///
♡)え…?
臣)身体の中まで、って…///
♡)……
臣)……
♡)!!!!


え、え、私、変なこと言った?!!


♡)ま、間違えた!!///
  えっと…無意識に言っちゃった!
  ごめんなさいっ///


顔から火が出そうなほど
恥ずかしくなって

両手で顔を覆った。


♡)はうう…///

臣)……はぁ、もう…///

♡)わっ///


臣くんにぎゅっと包まれる。


臣)無意識とか…余計ヤバいから///
♡)…っ///


だって…
だって…

勝手に口から出てきたんだもん…///



臣)…じゃあ…早く…

♡)……//

臣)一つになろっか///

♡)……(こくん)///


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


お互いに…
早く一つになりたくて

はやる気持ちが
身体の温度を上げていく。


お互いの吐く息も
もうすごく熱くて…


♡)…は…ぁ…、臣…くん…///
臣)……ん、///


もう…
欲しくて欲しくて、仕方ないんだ。



……俺が…
♡に溶け込むように

身体を繋げると


♡)…っ、…はぁ…///
臣)…は…ぁ…///


二人の熱い吐息が漏れて

甘くとろけそうな快感に包まれて、
動けなくなった。


臣)////
♡)////


じっと見つめ合うと
♡が俺に手を伸ばしてきて…


♡)ぎゅ…は…?///
臣)///


潤んだ目で甘えるようにねだられて
俺はいつものソレをする。


♡)……あったかい…///
臣)うん…///


ああ…すげぇ幸せだ。


♡)臣くんがすっごくあったかい♡
臣)……それは…どこの話?
♡)……え!?
  ど、ど、どこって…///
臣)いや、さっき…
  身体の中までとか…言ってたから…///
♡)////


バシッ、バシッ


臣)なに!w
♡)エッチ!///
臣)今まさに最中ですけど…
♡)ううう///
臣)……ふはっ♡


♡が可愛すぎて、その頬を優しく撫でた。


臣)だってお前が言ったんじゃん?
♡)そう…だけど…///
臣)ちゃんとあったかいかなーって…
♡)////


♡がうるうるした瞳で
ほっぺを膨らませた。


♡)あったかいもん…っ///
臣)……
♡)中までいっぱいあったかくて…
  溶けちゃいそうだもん…///
臣)////


こいつは…

さっきからとてつもなく
エロいこと言ってる自覚、あんのかな?///


♡)臣くんは…?
臣)んー?
♡)あったかくないの…?
臣)……///


俺はもう一度、♡の身体を抱きしめた。


臣)……すげぇあったかいよ?
♡)ほんと…?
臣)……うん、…もう…溶けそう///
♡)////


溶けそうっていうか
とろけそうっていうか…



♡)身体中…臣くんでいっぱい…
臣)…っ

♡)あったかい臣くん、全身で感じてる♡
臣)……///


ああ…ほんとヤバい…

愛しさが、振り切れる。


臣)動いて…い?
♡)……っ


♡が俺を見上げて目を潤ませた。


♡)……泣いちゃう…かも…///
臣)なんで…w
♡)だって…


♡の頬を撫でながら
少しずつ動くと

♡はすぐに泣き出した。


♡)ふぇ…っ
臣)なんで…w
♡)臣くん…っ
臣)ん……、、


ぎゅっと抱きしめてやると

♡の甘い声が、耳をくすぐる。


♡)臣くんが…好きすぎて
  涙が…勝手に出てくる…っ
臣)////


そんなの…俺だって…


こんなに好きで

愛しすぎて…

ほんとに溶けそうになってんのに…


♡)臣くん……
臣)……
♡)……幸せ…///
臣)////


俺まで泣きそうになるから…
ほんとに…



愛しくて…

愛しくて…



その熱を止められない
俺たちの身体は

甘く甘く、とろけあう。



俺の名前を何度も愛おしそうに呼ぶ
♡の甘い声も

♡の綺麗な瞳が流す、甘い涙も


その全部が、愛しくて……




ー続ー

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  1. さんだいめ より:

    めっちゃやばいです!いつもキュンキュンしながら見てます!ありがとうございます!

  2. ピピ より:

    本当まいこさん大好き!いつもキュンキュンなお話ありがとうございます!これからも応援してるし、ストーリーも読み続けます!よろしくお願いします

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