[237]殺し文句(多田さんSide)

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◇)多田さーん…
 
 
ああ…
身体に力が入らない…
 
 
◇)多田さーん…
 
 
まだ頭も身体もふわふわふわ…
 
 
◇)多田さーん…
 
 
私、生きてるのかしら。
 
 
◇)多田さん!生きてます?!
多)はっ!
 
 
腕を掴まれて、我に返った。
 
 
◇)もう少しで着きますよ、
  打ち上げのお店ー。
多)!!!
 
 
バクステの余韻に浸っている間に
そんなに時間が経ってたの?!
 
 
多)はぁぁぁぁ………
 
 
ダメだ。
思い出しただけでまだパニック。
 
 
多)もう私、死にそう…
◇)死なんでくださいよ!
多)だって!!!
 
 
あの岩ちゃんに
お姫様抱っこされたのよ!?
 
目の前に…
目の前に…
 
あのうっっつくしいお顔がキラキラしてて
私に…ニコッて…
 
 
多)////
 
 
ああ、ほんとに鼻血出そう。
 
 
多)てゆーかどうして◇ちゃんは
  そんなに冷静なのよ!!
 
 
まだそこまでファンじゃないの?!
 
 
多)直己のお姫様抱っこは…どうだった?
◇)なんかすごかったです…
  あんな軽々と…///
多)でしょ?!ドキドキでしょ!?
 
 
私はその相手が岩ちゃんだったのよ!
死んじゃうわよ!!
 
 
多)もういつ写真撮られたのかも
  どんな状態だったかも
  記憶がぐっちゃぐちゃだわ…
◇)あはははw
多)……そういえば!!
◇)ん?
多)どうして岩ちゃん、
  私の名前知ってたのかしら!
◇)あ……、
多)臣様にも多田さんって言われたし…
  姫ちゃんかしら?
◇)ええと……
多)あれ…?
 
 
そういえば。
 
 
多)◇ちゃん、健二郎に
  「◇ちゃん」って呼ばれてなかった?
◇)…っ
多)健二郎も会ったことあるの?
◇)……はい。
多)まぁ!!
 
 
なんだかすごく仲良さげだったわよね?
 
やっぱり。
◇ちゃんの彼氏はLDHの幹部で間違いないわ。
 
 
運)こちらでよろしいですか?
◇)はい、ありがとうございます。
 
 
帰りのタクシーも
おじさまのタクシーチケットでお支払い。
ありがとうございます。
 
 
◇)あ、貸し切りなんだー
 
 
そりゃそーでしょ!
三代目が全員来るのよ?!
 
 
派手な照明の扉を開けると
中は広くて、クラブみたいな雰囲気。
 
 
女)メンバーまだ来ないのかなー
女)ねーー
女)リップ塗り直しとこ〜っと♪
女)あ、それ〇〇の新色じゃない?
女)いいよね〜その色!
 
 
周りにチラホラいる女子は
予想通り。
 
キャバ嬢やモデルっぽい子たちばかり。
 
 
女)今日岩ちゃんにお持ち帰りされたーい♡
女)えーー、じゃああたしは隆二くんー♡
 
 
また別のところから
そんな会話がチラッと聞こえると、
◇ちゃんがすごい勢いで振り向いた。
 
 
女)岩ちゃんすぐ家に来てくれるし♡
女)あたしは隆二くんの家行ってみたい〜
女)NAOTOさんの家は
  すごいオシャレだったよーー
女)きゃははは♡
 
 
ダンッ!
 
 
多)…っ
 
 
◇ちゃんがあっという間に
カクテルを飲み干した。
 
 
多)◇ちゃん…?
 
 
何か怒ってる…?
 
 
多)前にも言ったけど、
  私なら気にしてないわよ?
  岩ちゃんが遊びまくってるのは
  知ってるし…
◇)…っ
多)だから怒らないでね?
◇)怒ってないです♡
 
 
って、笑ってるけど
その笑顔が怖い。
 
 
でも、こうして見ると。
◇ちゃんってやっぱり可愛いのよねぇ。
生まれもっての品があるっていうか。
 
 
他の女の子と比べると、よくわかる。
 
それなりに綺麗な
ホステスっぽい子とかもいるけど…
 
大体は派手な見た目の
厚化粧の子ばかり。
 
 
そんな中で
スッと綺麗な姿勢で佇む◇ちゃんは
やっぱり品があって、目を引く。
 
本人は嫌がるだろうけどやっぱり
「お嬢様」な雰囲気は隠せないのよね。
 
 
実は会社でもモテてたりするんだけど…
本人は全然気付いてないし。
 
◇ちゃんにその気がなくて
いつもサバサバしてるから
男たちももう諦めてるのよねーー
自分は相手にされない、って。
 
 
こんな可愛くてお嬢様な感じなのに
なんでもズバズバ言うし
でもそれが嫌味じゃなくて。
 
全くぶりっ子じゃないし
竹を割ったような性格で清々しいし。
 
だからきっと男友達も多いのよね。
 
私もそんな◇ちゃんが大好きだったり。
 
 
♡)◇ちゃーん!多田さーん!♡
多)あら!姫ちゃん!
 
 
また可愛い子が一人、やってきた。
 
 
♡)わ〜い!会えた〜♡
 
 
うんうん、やっぱり可愛い。
まるで天使みたいね。
 
 
◇)はぁ、♡ちゃんの笑顔に癒される。
 
 
あら!
◇ちゃんも同じこと思ってたみたい!
 
 
♡)あ、◇ちゃん、お酒おかわりいる?
◇)あ、うん、自分で取ってくる。
 
 
◇ちゃんがテーブルを離れて
姫ちゃんと二人に。
 
 
多)臣様今日もカッコ良かったわね♡
♡)えへへへぇ♡
 
臣)うーーいっ
♡)わっ!臣くん!
 
 
臣様、登場!
 
 
♡)遅かったね!
臣)NAOTOさんのお祝い第二弾やってたw
♡)そうだったの?w
 
 
臣様はさりげなく姫ちゃんの腰に
手を回して…
 
 
臣)多田さん、
  いつも♡がお世話になってます。
 
 
ニッコリ笑って挨拶してくれた。
 
 
♡)えへへ♡
  あのね、あのね、多田さんすごいんだよ!
  私のホームページもねっ、
  あっという間にすごくしてくれたの!
臣)すごいすごいばっかでわからんわ!w
♡)とにかくすごいのー!
臣)はいはい♡
 
 
臣様は愛しそうな目で
姫ちゃんを見つめて微笑んで。
 
そう、あの雑誌みたいな表情。
 
こんな優しさ120%の臣様を
目の前で拝めるとは…。
 
 
◇)あ、臣さん。お疲れさまです。
臣)おお、おつかれーー
  さっきはどーもw
♡)さっき?
臣)バクステ来たの。二人で。
♡)そうだったんだ!
臣)多田さん腰抜かしちゃってさw
♡)ええっ!
臣)生岩ちゃんはヤバかったですか?w
多)……(こくこく)///
臣)あはははw
 
 
臣様、あなたも十分にヤバイんだけどね///
 
 
臣)◇ちゃんもさ、
  直己さんにお姫様抱っこされてんのw
♡)えーーーっ!いいなーーー!
臣)いいなって何だよ。
◇)すごかったの!軽々と!
  カッコ良かったよ///
♡)いいなぁ。
臣)だからいいなって何!
  俺だっていつもしてんだろ!
♡)きゃぁぁっ!///
 
 
臣様が姫ちゃんを抱き上げて…
 
 
女)何あれ!///
女)お姫様抱っこしてるー///
 
 
周りの視線を一人占め。
 
 
♡)おろしてよぉ!///
臣)だめーーw
◇)臣さん楽しそう…w
♡)恥ずかしいから降ろして!///
 
 
あ、臣様が姫ちゃんの耳元で
何か囁いた。
 
あ、姫ちゃんが真っ赤になった。
 
 
♡)わかったから!///
臣)はーーいw
 
 
くすくす笑いながら
臣様はようやく姫ちゃんをおろしてあげて
その後、別のテーブルからNAOTOに呼ばれて
いなくなった。
 
 
多)ほんとにラブラブなのねぇ///
 
 
レアなものを見せていただきました。
 
 
◇)臣さんってばいっつもああですよ。
  ♡ちゃんのこと大好きで
  仕方ないんだから。
多)うんうん、そんな感じが丸出しだったわ。
♡)////
 
 
臣様とNAOTOが来たということは
岩ちゃんもそろそろ…?
 
 
多)////
 
 
さっきの記憶がまだリアルすぎて
岩ちゃんの顔なんて見れないわ!///
 
…はっ、そうだ!
◇ちゃんの彼氏はどこにいるのかしら?
 
バクステで会えるかと思ってたけど
私もうパニックでそれどころじゃなかったし。
 
 
多)ねぇねぇ、◇ちゃんの彼氏って
  さっきのバクステにいた?
◇)…っ
 
 
おじさんたくさんいたものね。
あの中の誰かかしら。
 
 
◇)…ええと…ハイ///
 
 
やっぱり!
 
 
多)打ち上げにも来るのよね?
  ご挨拶させてね?
◇)はい。
 
 
チケットのお礼言わなくちゃ!
 
 
女)ねぇねぇ、臣くんと仲良いのー?w
女)さっき話してたよねー
♡)えっ
女)友達なのー?
 
 
大変!
姫ちゃんがキャバ嬢四人組に絡まれてる!
 
 
女)臣くんって優しいよねー♡
  さっきもバクステで
  ぎゅってしてくれてー♡
 
 
はぁ?
それはあんたが勝手に
抱きついたんでしょーが!
 
 
女)割とスキンシップ強めっていうかーw
女)そうそう。
女)でも気をつけた方がいいよー?
♡)え?
女)臣くんってあんな感じで思わせぶりで
  結構女の子泣かせてるからー
女)そうそう、遊ばれちゃうよーw
◇)放っておいてくれる?
 
 
姫ちゃんを庇うように
◇ちゃんが前に出た。
 
 
◇)臣さんの過去の話とか興味ないから。
女)えーーー
  折角教えてあげたのに。
女)そうだよーー
  あたしだって何回かお泊まりした仲なのに
  最近全然返事来なくなってぇ〜
女)ひどい男だよねー
女)そうそう。
◇)うるっさいな!
  レイプされたわけでもあるまいし
  自分の意思でそういう関係に
  なったんでしょ!
  それを後からグチグチ文句言って
  相手のせいにするなんて
  女の価値下げるだけで惨めだから
  やめたら?!
女)…っ
女)何よ…感じ悪ーーい…
◇)感じ悪いのはどっちだ!
女)もう行こうよ。
女)うん、行こ行こ。バッカみたい。
 
 
不満そうに去っていく四人組。
 
 
◇)バッカみたいなのはそっちだろ!
 
 
ダンッ
 
 
◇ちゃんはまた勢い良く
カクテルを飲み干した。
 
 
♡)…臣くん…あの子たちとも…
◇)♡ちゃん!!
♡)はいっ…
◇)いーい?
  臣さんがクソ野郎だった事なんて
  もうとっくにわかってる事でしょ?
♡)…は…い…
◇)それでいちいち凹まないの!
♡)…っ
◇)過去は変えられないの!
  臣さんはどうやったって
  元・クソ野郎なの!
多)……っ
 
 
真顔で言う◇ちゃんに、
思わず吹き出しそうになっちゃった。
 
 
◇)あんな女共、相手にするんじゃない!
♡)…っ
◇)結局は相手にされなかった女なんだから。
  臣さんが今大事にしてるのは
  間違いなく♡ちゃんなんだから!
  自信持って!
♡)はい…っ
 
 
◇ちゃんが男らしく?励ましたおかげで
しょんぼりしかけてた姫ちゃんも
元気になった。
 
たくましいわ、うん。
 
◇ちゃんのこういうところが
私は好き。
 
 
女)えーー、全然おばさんじゃーんw
女)ほんとだーーw
 
 
ん?
 
今度はまた別の方から女の声。
 
 
女)臣くんと喋ってるから
  どんな人かと思ったら〜〜w
 
多)……。
 
 
さっきの臣様はほんとに目立ったみたい。
みんな見てたのね、きっと。
 
で、色んな角度から
嫉妬の矢が飛んでくるわけだ。
 
姫ちゃんが嫌なこと言われるくらいなら
私が言われた方がマシだわ。
 
 
女)あんなおばさん
  相手にされるわけないじゃんw
 
 
そうそう、だからいちいちやっかまないの。
暇な子たちねぇ。
 
 
女)てゆーかさぁ、
  すごい浮いてない?w
女)あんなおばさん他にいないじゃんw
女)だよねぇ、誰の知り合い?w
女)あんな歳して三代目好きなのー?w
 
 
そうよねぇ。
姫ちゃんも◇ちゃんも可愛くて
勝てないってわかってるから
矛先をおばさんに向けるしかないんでしょ。
どうぞどうぞ。
 
 
女)あのおばさんも
  お持ち帰りされるの狙ってたりしてーw
女)やだーーw
  絶対ないでしょ!
女)歳の差、考えろってのw
女)岩ちゃんが相手するわけないよ、
  あんなおばさん〜〜w
 
 
くすくす笑う声が
これみよがしに大きくなってきた時だった。
 
 
ダンッ
 
 
多)…っ
 
 
目の前にはまた、◇ちゃんが空にしたグラス。
 
 
◇)随分と下品で性格の悪い方々なんですね♡
  そちらこそ、誰の知り合い?w
 
 
◇ちゃんは振り返ってニッコリ笑ったけど…
その笑顔が、怖い。
 
 
女)は…?
◇)人を中傷することでしか自己確立できない
  幼稚な人間みたいですね♡
女)は?!
◇)そんなに自信ないの?w
女)…っ
◇)下品な愚言しか吐けない口に
  いくらリップ塗りたくっても
  醜いだけじゃない?
  鏡見て出直したら?
 
 
◇ちゃんの言葉に
顔を真っ赤にする女たち。
 
 
女)いきなり何なの?!
女)そーよ!あんたに関係ないでしょ!
  あたし達はそのおばさんに…っ
◇)おばさんおばさんって、
  自分より歳を重ねてる人を
  偉そうに見下せるほどの人間なの?
  あんた達は。
女)…っ
◇)自分たちが若いからって
  優位にでも立ったつもり?
女)だって実際あたし達の方が若いし…
女)そーよ!
◇)馬鹿じゃないの?
  脳みそ入ってないの?
女)はぁ?!
◇)時間だけは誰にでも平等なの。
  意味わかる?
  あんた達も同じように歳取るの。
女)…っ
◇)そんな自分の努力とは全く関係ない上に
  誰にでも平等な要素で
  優位に立ってるって勘違いして
  人を見下すなんて、
  何一つ取り柄がない馬鹿女ですって
  自分で言ってるのと同じじゃない?
  恥ずかしくないの?
女)…っ
◇)ああでも、脳みそ入ってないから
  そんな自分たちの愚行にも
  気付けないのよね。
  御愁傷様。
 
 
◇ちゃんに…
口で勝てるわけがないのよね…
 
言い返せなくなった彼女たちは
苦し紛れに叫んだ。
 
 
女)何よ!!
  あたし達はただ
  そんなおばさん、岩ちゃんたちに
  相手にされないって言っただけ!
◇)岩ちゃん岩ちゃんうるっさいな。
  ファンなのか知らないけど
  あんた達と同じように
  若さでしか女を選べないような
  脳みそ空っぽの馬鹿男なら
  こっちから願い下げだっつーの!!
 
 
◇ちゃんがそう言い切ると…
 
 
「願い下げはごめんだなーw」
 
 
多)!!!
 
 
くすくす笑う声が後ろから聞こえて…。
 
 
ゆっくり振り向くと、
そこに立っていたのは…
 
 
多)が…っ
 
 
岩ちゃん本人!!
 
 
女)岩ちゃんっ///
女)わ、うそ…っ///
 
 
彼女たちは一気に色めき立って。
 
 
岩ちゃんは彼女たちに向かって
ニッコリ笑った。
 
でもその笑顔は◇ちゃんと一緒で、
怖い。
 
 
岩)外見着飾ってばかりで
  中身磨かないと
  歳重ねた時にこの人みたいに
  綺麗でいられないよー?w
 
 
そう言って、私の背中に優しく
手を添えた。
 
 
多)…っ
 
 
言葉を失ってる彼女たち。
 
岩ちゃんは今度は
◇ちゃんを後ろから包み込むように
抱きしめて。
 
 
岩)うちの彼女、毒舌で正直者で
  ごめんねー?w
 
 
そう言って、クスクス笑った。
 
 
女)は…?彼女…?
女)…って、言ったよね…、今。
 
 
え…?
え…?
 
 
◇)触んな、ハゲ!
岩)ハゲてねーわ!w
 
 
え…?
え…?
 
 
プライドを傷つけられたように
怒り心頭な様子の彼女たちは
そのまま離れていって。
 
 
私が呆然としてると、
岩ちゃんは◇ちゃんを抱きしめたまま
こちらを向いて
 
またニッコリと笑った。
 
 
岩)多田さん、改めまして。
  ◇がいつもお世話になってます♡
多)……
 
 
それは…
さっきの臣様と同じセリフ。
 
だって…
臣様は…姫ちゃんと付き合ってるから…
 
 
◇)離してってば!ハゲ!
岩)だからハゲてねーっての!
◇)うっさい!
 
 
ゴンッ!
 
 
岩)いってぇ!!
◇)ふん!
岩)お前なぁ!頭突きする奴がいるかよ!
多)……
 
 
ええと…
 
目の前の光景に、頭が追いつかない。
 
 
呆然とする私に気が付いたのか、
岩ちゃんがまたニッコリ笑った。
 
 
岩)多田さんにサプライズにしたくて
  バクステも打ち上げも
  内緒にしてたんですw
 
 
ええと……、
 
……はい?
 
 
岩)ちゃんと直接、挨拶したくて。
多)挨…拶…?
岩)はい。
 
 
もしかして……
 
……嘘…でしょ…?
 
 
多)付き合って…る…の…?
岩)はい。
 
 
はいって……言った……???
 
 
多)……誰と…誰…が…
岩)俺と◇が。
多)……
 
 
………はいぃぃぃぃ!!????
 
 
目が点になる私をよそに、
 
 
岩)やっと言えたねー♡
 
 
なんて嬉しそうに
岩ちゃんは◇ちゃんの頭に手を置いて。
 
 
◇)…ふ…ぇ…っ
 
 
さっきまでプリプリしてた◇ちゃんは
今度は泣き出した。
 
 
多)え、ちょっ…
◇)ふぇぇ…っ
多)◇ちゃん!
 
 
どうして泣くの?!
 
…って、その前に
私がパニックだからちょっと待って?!
 
 
岩)なんで泣くんだよw
◇)うっさいハゲ!!
岩)はぁ?!
◇)ふぇぇ…多田さん…っ
多)…っ
 
 
この子たぶん、酔ってるわね?
そうよね。
あんなに何杯も一気飲みしたら…
 
 
◇)ずっと多田さんに…言いたくて…っ
多)うん。
◇)でも…なんて言っていいのか…
  わかんなくて…っ
多)うんうん。
 
 
そうよね。
私が岩ちゃんファンだから余計に。
 
 
でも覚えてる?
 
岩ちゃんの彼女が
◇ちゃんみたいな子だったらいいのにって
私が言ったこと。
 
 
岩)泣き虫ーーw
◇)触んなって言ってんだろ、ハゲ!
岩)なんでさっきからそんなツンなんだよ!
◇)うっさい!
多)……
 
 
ええと…
岩ちゃんへの冷たすぎる態度は
一旦置いといて…
(理由もなんとなくわかるし、ね。)
 
 
多)話してくれて、ありがとう。
 
 
泣いてる◇ちゃんの肩に手を添えると、
 
 
◇)多田さぁん…っ
 
 
可愛く抱きついてきた◇ちゃん。
 
 
多)よしよし。
 
 
こんな◇ちゃん、珍しくて可愛い。
普段は酔ったって
人に甘えるようなタイプじゃないから。
 
 
ああ、でも、どうしてかしら。
 
 
もちろんびっくりしたんだけど…
 
信じられないとかっていう気持ちじゃなくて
なんだかしっくり来るというか。
 
 
岩ちゃんが◇ちゃんみたいな子を選んだことが
「よくやった…!」
っていう気持ちというか。
 
私、何目線なのよって感じだけどw
 
 
さっきまで舞い上がって
湧いてた頭も、冷静になる。
 
 
岩ちゃんが目の前にいるんだけど、
それはずっと大好きだった
憧れの人っていうより…
 
「◇ちゃんの彼氏」っていう認識に変わって。
 
なんだかまるで
娘の彼氏を品定めするみたいな…
そんな気持ちにもなる。
 
 
◇)やっと言えて…良かった…ぐすっ…
 
 
ほんとにありがとう。
 
 
◇)あたし…お化粧直してきます…///
多)待ってるわね。
 
 
◇ちゃんがテーブルを離れて
姫ちゃんは私にぺこりと合図していなくなって
残された私と岩ちゃん。
 
 
岩)なんかあいつ、ご機嫌ナナメですか?w
多)……さっきも絡まれてたからねぇ…。
岩)えっ
多)姫ちゃんが。
  それで◇ちゃんが撃退したんだけど…
岩)ぷはっw
  ほんとあいつらしいな。
多)……
 
 
岩ちゃんは◇ちゃんのこと、
ちゃんとわかってるのかしら?
 
今まで遊んできた女の子達と
ちょっと毛色が違うから、とか
そんな興味本位で手を出されちゃ困るのよ?
 
あんなイイ子、なかなかいないんだから。
 
 
多)◇ちゃんのどこが好き?
岩)えっ、いきなりですねw
 
 
岩ちゃんは笑った後、
私の真剣な目で空気を読んで、
静かに答えた。
 
 
岩)たくさんありますよ。
 
 
優しい微笑み。
 
 
岩)困ってる人ほっとけなくて…
  根っからの長女気質で世話焼きで。
  人のために熱くなれて
  人のために動ける人間。
多)……
 
 
そう。さっきもそうだった。
 
 
岩)素直で正直者で
  自分を取り繕ったり
  ぶりっ子したりしない。
  だから男友達も多いし…
多)……
岩)なんていうか、軸がブレないっていうか
  芯がしっかりしてて。
  すげぇしっかり者。
多)……
岩)なのにほんとはすげぇ甘えんぼでw
多)……
岩)普段はきっと甘えるのがへたくそで
  そーゆー面は俺にしか見せない。
 
 
そう言った後で岩ちゃんは
 
 
岩)可愛いでしょ?w
 
 
って、照れたように笑った。
 
◇ちゃんも可愛いけど
あなたも可愛いわよ。
 
 
岩)あとは…
  俺を「岩ちゃん」として
  見ないところ。
 
 
嬉しそうな可愛い笑顔。
 
 
岩)ありのままの俺を
  見てくれるっていうか…
  俺に幻想なんて抱いてないし…
多)……
岩)でも俺の仕事のこととかは
  ちゃんとわかろうとしてくれてて…
多)……
岩)あーあ!
 
 
岩ちゃんは大きく伸びをして
私を見た。
 
 
岩)なんで俺なんか選んでくれたんだろうって
  思うくらい。
  イイ女なんですよねーー
多)……
 
 
実は私もそう思ったの。
ファンなのにごめんね、岩ちゃん。
 
でも岩ちゃんは
◇ちゃんの良いところもちゃんとわかってて
本当に好きみたいで、安心した。
  
 
てゆーか!
私ってばまさか◇ちゃんが
岩ちゃんの彼女だなんて思わないから…
 
岩ちゃんのあれこれを
ペラペラ喋っちゃったじゃないの…!
 
 
多)…っ
 
 
でも…
それでも◇ちゃんは岩ちゃんを選んで。
 
サングラス出社するくらい泣かされても、
岩ちゃんを選んで。
 
 
「臣さんがクソ野郎だったことなんて
 もうとっくにわかってることでしょ?
 それでいちいち凹まないの!
 過去は変えられないの!
 臣さんはどうやったって
 元・クソ野郎なの!」
 
 
さっきのあの言葉も…
自分と重ねて言ったのね。
  
きっと◇ちゃんはもう、
腹を括ってるんだわ。
 
◇ちゃんらしい。男らしくて。
 
 
多)◇ちゃんは本当にモテるからねー
 
 
これくらいのお節介、いいでしょ。
 
 
多)会社でも狙ってる男多いのよーー
  彼氏がいたって関係ないの。
岩)えっ!!
 
 
岩ちゃんの表情が変わった。
 
 
岩)それって…Jって男…ですか?
多)ああ、Jさんのこと知ってるの?
  そうそう。Jさんもだし…
岩)やっぱり!!
多)Jさんの他にもたくさんいるわ。
岩)…っ
 
 
嘘じゃないし。
少しくらい盛って話したっていいわよね。
 
それ以上に◇ちゃんの方が
心配させられること、多いだろうし。
今もこれからも。
 
 
多)岩ちゃんも言った通り、
  イイ女だからね、◇ちゃん。
岩)…っ
 
 
ふふふ。
男は油断せずに女を追いかけ続けてるくらいが
丁度いいのよ。
 
よそ見する暇もないしね。
 
 
多)そういえば◇ちゃん遅いわね。
  ナンパされてたりして。
岩)!!!
 
 
私の言葉に
岩ちゃんはすぐにトイレに向かった。
ふっふっふw
 
必死な岩ちゃん、か〜わい〜〜w
 
 
てゆーか私もそろそろトイレ行きたいわ。
 
いつの間にやらダンサーやPG生も
わらわら集まってたみたいで。
賑やかになってたフロアを抜けて、
廊下に出た。
 
 
岩)何お前ナンパされてんの?
◇)知らないし!
 
 
あらっ!!!
 
 
二人の声が聞こえて、
私は思わず柱の陰に隠れた。
 
 
◇ちゃん…
ほんとにナンパされてたのねw
 
 
岩)大体飲みすぎなんだって!
  そんなフラフラだから
  声かけられんじゃん。
◇)フラフラじゃないし!
  飲みすぎてもないし!
 
 
いやいや、結構飲んでたわよ?お嬢さん…
 
 
岩)だったらなんでそんな顔赤いんだよ。
◇)うっさいなぁ!
岩)はぁ?
◇)よくもこんなアホ女ばっかりの打ち上げに
  あたしを呼んだよね、無神経!
岩)…っ
◇)どうせ全員剛典の元セフレでしょ!
岩)はぁ!?ちげーし!!
◇)ふんっ
 
 
◇ちゃん…
剛典って呼んでるのね、いやんっ///
 
って、それどころじゃないわ。
なんだか雲行きが…
 
 
岩)元セフレなんか来てないけど…
  遊んだことある子はいるかもしんない。
◇)…っ
岩)でも正直覚えてない、ごめん。
◇)最低だな!
岩)うん、ご存知の通り…
◇)はぁ。
 
 
ほんと最低ね、岩ちゃん…
知ってたけど。
 
 
岩)でも…
  初めてのドームツアーの打ち上げで…
  メンバーもスタッフさんも皆いるし…
  お前もいつも応援してくれてるから
  一緒に打ち上げできたらなって
  思って…
◇)…っ
岩)だから来て欲しかった…。
◇)……
岩)嫌な思いさせて…ごめん。
 
 
しょんぼり謝る岩ちゃんに、
◇ちゃんの表情が変わった。
 
 
◇)ううん…、あたしこそごめん。
岩)え…?
◇)あまりにアホみたいな女が多くて
  イラついただけ。
岩)…っ
◇)そうだよね。
  頑張って全国回ったんだもんね。
岩)……
◇)忙しいのに…
  すっごく頑張ってたもんね。
 
 
◇ちゃんはニッコリ笑って
背伸びして…
 
 
◇)お疲れさま、剛典♡
 
 
岩ちゃんの頭をなでなでした。
 
 
……むぎゅっ!
 
 
◇)ぐえっ
 
 
キャーーーー!///
 
が、が、岩ちゃんが…!!
◇ちゃんを抱きしめてる!!
 
いやん!どうしよう!///
 
 
◇)苦しいよ。
岩)うん、好き。
 
 
キャーーーー!///
 
す、す、好きって言ったぁ!!
可愛いぃぃぃぃ///
 
 
岩)疲れてんのに…
  観に来てくれてありがと。
◇)ううん。
  昨日と一昨日は来れなくてごめんね?
岩)今日来てくれたからいい。
◇)へへへ…♡
  剛典カッコ良かったよ♡
岩)ほんと?
◇)うん♡
岩)直己さんばっかり見てなかった?
◇)見てないよw
岩)てゆーかお前
  直己さんにお姫様抱っこされてたろ。
◇)うん。
岩)ふざけんなし。
 
 
え、え、やだっ///
岩ちゃんってばヤキモチ?!
 
 
はっ、そういえば。
抱き上げる時に直己が
「岩ちゃん、いい?」って聞いてたのも…
そういうことだったのね!
 
メンバーたちと仲良さげだったのも…
今更納得。
 
 
◇)剛典だってキャバ嬢に
  抱きつかれてたじゃん。
  ふざけんなし。
 
 
は、そうだった!
 
ああ、だから!
だからあの時岩ちゃんは
気まずそうにこっちをチラ見したのね!
また納得。
 
 
岩)ねぇ、チューして。
◇)は?!
岩)ん。
◇)話飛んでて意味わかんない。
岩)チューに意味なんかいらない。して。
◇)なんで偉そうなの。
岩)いいから。
  俺もう…お前が足りなくて
  死にそうなの。
◇)は?//
岩)ほんとずっと…瀕死状態なんだけど…
◇)…っ
 
 
岩ちゃんが…甘えてる…!
チューしてって…
 
きゃぁぁぁぁぁ////
 
 
◇)ずっと仕事忙しくて…ごめんね?
岩)うん。いいから…
  だから…、ん。
◇)……もぉ///
 
 
チュッ。
 
 
多)!!!
 
 
チューしたぁぁぁぁ!///
 
こんなラブシーンを拝める日が来るなんて!
 
見てるだけでキュンキュンしちゃう…
どうしよう、心臓に悪いわ。
 
 
岩)好き。
◇)知ってる///
岩)好き。
◇)わかってる///
岩)好き。
◇)…っ
岩)好き。
◇)…………あたしも、…好き///
岩)へへ、やっと言った♡
◇)……ばか///
 
 
ぐはぁっっ///
 
ねぇ、何?
なんなのその会話!
青春なの!?
キュンキュンドラマですか?!
 
ダメだわ、恥ずかしいやら刺激が強いやらで
もう見てられない///
 
 
そもそもの目的だったトイレに駆け込んで、
一息ついた。
 
 
多)はぁぁぁぁ……///
 
 
どうしよう。
何なのかしら、あの可愛すぎる二人は。
 
お似合いすぎるじゃないの!!
 
 
多)はぁ、若いっていいわね…。
 
 
あんなキュンキュン見てたら
私まで恋したくなってくるじゃないの!
 
……私だって…
恋の芽がないわけじゃないし、ね。
 
 
はぁ、それにしても人間って不思議。
こんな順応性が備わってるものなのね。
 
朝はベッドから転がり落ちたっていうのに
今じゃ岩ちゃんと普通に会話してて。
 
すごいわ、自分。
 
 
それからフロアに戻ると
姫ちゃんにベタベタしてる臣様を発見。
 
酔ってるのかしら。
いや、でも、きっとあれが本性ね。
甘えんぼ臣様。くすっw
 
 
HIROが簡単に挨拶して
みんなで乾杯して。
 
出し物みたいなのもあって
メンバーがランニングマンしたり
サポートメンバーが歌ったり踊ったり。
 
みんなワイワイ自由な感じで盛り上がって。
 
 
E)♡ちゃんもなんかやってよ!
 
 
なんて、ELLYが振って、
 
 
健)イニミニやってや、イニミニ!w
N)ああ、あれすごかったもん!
直)カッコ良かった!!
 
 
ってみんなのリクエストが集まって、
最終的になぜか姫ちゃんと隆二が
二人でステージへ。
 
そこにはちゃんとスタンドマイクもあって。
 
姫ちゃんが会社の歓迎会の時と同じように
臣様パートを臣様チックにパフォーマンスして
会場は大爆笑&拍手喝采。
 
 
ナイスコンビー!って言われて
隆二は楽しそうにニャンちゅうスマイル。
 
臣様は「無駄に色気振り撒くな!///」って
姫ちゃんを羽交い締め。
 
 
そんな楽しい時間はあっという間で。
 
 
終盤、みんなもう結構イイ酔っ払い。
 
 
岩)ねーねー
◇)ちょっと、もう、くっつきすぎ!
岩)んーーー
◇)暑い〜っ!
岩)ゴフッ!……いてぇ!!
◇)あ、ごめっ…
岩)お前なぁ!これ3回目だからな!
◇)え?
岩)俺に肘鉄食らわせんの!
◇)はー?
岩)毎朝寝てる俺に攻撃してきて!
◇)そんなの知らないもん。
岩)はぁ〜〜〜?!
◇)ちょ、やだっ!w
  痛い痛い!ごめんなさい!w
岩)こんにゃろ〜〜〜!!
 
 
この二人がいつもこんな感じなのは
理解したw
 
◇ちゃんは冷たいんじゃなくて
ツンデレなのよね。
 
二人きりの時だけ、可愛くなる。
そんなの男はたまらんでしょうね〜〜〜w
 
 
岩)多田さんもお送りします。
 
 
お開きになって
帰りの車に一緒に乗せてもらって。
 
臣様は姫ちゃんの肩にもたれて
スヤスヤスヤ。
 
◇ちゃんは窓にもたれてスヤスヤスヤ。
 
そんな◇ちゃんの頭を
グイッと自分の肩に乗せて
満足そうに微笑む岩ちゃん。
 
ああ、可愛いww
 
 
多)ああ、そうだ、岩ちゃん。
  これ、チケットのお礼。
岩)え?
 
 
◇ちゃんの彼氏はてっきり
LDHの幹部だと思ってたから
 
もっと渋いお菓子の方がいいかと思ったけど
岩ちゃんだったなら問題無し。
 
 
岩)うわ、いいんすか?やったー
多)チケット本当にありがとう。
岩)全然です!
多)あと、これがチケット代。
岩)へ?
多)前回のたまアリ二日分と今日の。
岩)いやいやいや!いいですよ!
 
 
◇ちゃんを起こさないように
顔の前で手をブンブン振る岩ちゃん。
 
 
岩)いらないです!
多)そういうわけには…
岩)いや、ほんとに!
  むしろ今日とか忙しいのに来てくれて
  ありがとうございました!
多)…っ
岩)仕事めちゃめちゃ大変だったんですよね?
  お疲れさまです。
多)ありがとう…。
岩)もし良かったら
  それで二人で美味しいランチでも
  食べてきてください♡
多)////
 
 
キラースマイルに、きゅーーん///
 
 
多)本当に本当にありがとう。
岩)いえいえ。
多)岩ちゃんこそ仕事大変でしょ。
  忙しくて。
  お疲れさまです。
岩)あははは、ありがとうございますw
多)来週のMステ、楽しみにしてます。
岩)ああ、覚えてくれてる!さすが!w
 
 
そう言って無邪気な笑顔を見せてくれる。
 
 
岩)本当にいつも応援ありがとうございます。
 
 
本人にそう言ってもらえる日が来るなんて
夢にも思わなかった。
 
私はなんて幸せ者なんだろう。
 
一生分の運、使い果たしちゃったかしら。
 
 
多)私は岩ちゃんの大ファンで
  岩ちゃんが大好きだけど…
  ◇ちゃんを泣かせるような事したら
  許さないからね?
  そんなことがあったら
  ファンやめちゃうから。
 
 
最後の最後で、おせっかい虫が湧いてきて
そんなことを言えば。
 
 
岩)じゃあ一生ファンでいてもらえますね♡
  良かった。
 
 
相変わらずのキラースマイルと殺し文句。
 
 
多)////
 
 
あーあ、ほんとずるいわ、この子。
 
 
車を降りて、もう一度お礼を伝えて。
 
 
私に頭を下げた後、
肩に乗せてる◇ちゃんの頭にそっと頬を寄せて
愛しそうにその髪を撫でる姿を見送った。
 
 
 
 
 
ーendー

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  1. のんちゃん より:

    多田さんstory楽しかった。多田さん可愛いね〜。暫く隆二まつりだね。ね〜マイコさん臣くんは?臣くんはまだまだなの?最近の臣くんイケてるよ!かっこ良いよ。そろそろ臣くんの出番では・・・でも、岩ちゃんの♢ちゃんに尻に敷かれてる感のstoryも楽しいし、隆二と、♧ちゃんのハラハラ感満載のちょっと天然な感じのstoryも好きだし・・・臣くんごめん!やっぱり臣くんstory暫く待つよ(笑)

    • マイコ より:

      隆二祭りが割と長くてその後はshort story祭りになるから、臣くんはその後かな〜〜( ;゚³゚);゚³゚);゚³゚)

  2. うさこ より:

    はじめまして☺️最近フォローさせて頂いて、夢中で読みました♡ ここ最近三代目熱が冷めており、(ジロふぁむであります)もはや臣ちゃんの変わりように、理解不能でおりましたが、マイコさんのSTORYのおかげで笑 あの頃の素敵なカッコ良い臣ちゃんが蘇ってきました!笑 あぁもう、臣ちゃんはきっとマイコさんが描く臣ちゃんなんやなと、脳内変換されたもんで臣ちゃんエッセイ引っ張り出してきて、悶々としている日々でございます☺️❤️ これからも楽しみにしております

    • マイコ より:

      うさこさーーん(っ≧ω≦)っ
      初めまして!一気に読んでくださってありがとうございます!
      どんどん一緒に都合よく脳内変換していきましょう!笑
      これからもよろしくです♡♡

  3. のあのあ より:

    いやーん❤️
    マイコさん、幸せをありがとうございます
    最近、ホントにマイコさんの三代目が好きなのか、本物が好きなのか、分からなくなってきました
    マイコさんの三代目が本物のような錯覚を覚えるくらいです‼️
    これからもマイコさんのペースで書き続けて下さい‼️
    楽しみにしてます✨

    • マイコ より:

      てへへへ(´>∀<`)ゝ 嬉しいお言葉どうもありがとうございます♡♡

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