［353］Xmasパーティー

Ｎ）よっしゃーーー
　　臣ん家向かうぞーーーー
Ｅ）え、なんで今市くん
　　お弁当食べようとしてんのw
隆）お腹空いて…
岩）これからご馳走だってば！w
Ｎ）信じらんねぇ！もったいない奴！
直）いや、でも隆二なら
　　今食べてもまだまだ食べれるから…
健）そういう問題っすか！？w
臣）一緒に乗って帰んの誰ー？
岩）はいはいはい！
臣）岩ちゃんはわかってるわw
　　あとはー？
健）俺はむーちゃん拾ってくから
　　あとから合流で。
隆）むーちゃんねぇ…
健）なんや。
隆）みんな彼女連れてくのに
　　むーちゃんねぇ…
健）別にええやろ！w
臣）彼女みたいなもんだもんねw
　
　
今日はクリスマスイブ。
　
Mステの前日リハを終えて
俺たちはみんなでパーティーする予定で…
場所は俺ん家。
　
健ちゃんだけ彼女いないこと忘れて
彼女同伴で、って計画して
みんなで盛り上がってたら
健ちゃんはいつの間にかちゃっかり
むーこさんを誘ってたみたい。
　
別に俺らはなんでもいいんだけどw
　
　
Ｅ）NAOTOさんの彼女
　　初めましてだなーー
Ｎ）仲良くしてやってねーー
健）巨乳のハタチでしたっけ？
隆）違うよ、それは1ヶ月で別れたじゃん。
健）あれ？
直）同い年のモデルでしたよね？
岩）それも1ヶ月で別れたはず…。
直）あれ…。
臣）……。
　
　
どんだけ続かねぇんだ…
って視線をみんなから受けて
NAOTOさんは気まずそうに笑った。
　
　
Ｎ）5個下のダンスやってる子ね！
Ｅ）ダンサーなんだ！
岩）俺と同い年か。
臣）可愛いんですか？
Ｎ）うん、たぶん。
臣）たぶん？！w
Ｎ）♡ちゃんレベルではないよ！？
臣）そんなんわかってますよw
健）うわ、何今の！
隆）♡より可愛い女なんて
　　そうそういねぇって！？
　　そう言いたいんですか彼氏バカさーーん
臣）うっせーなw
直）臣、失礼だぞ…。
Ｎ）いや、そこマジレスしないでよ！w
Ｅ）あはははw
Ｎ）まぁそこそこ普通に可愛いよ。
　　俺も彼女拾ってから行くから。
　　じゃ、お先ーー！
　
　
NAOTOさんの後を追って
みんなバラバラに出てって…
残ったのは…
　
　
臣）いつものメンツやんけ…。
岩）だって同じマンションじゃん！w
隆）♧が◇ちゃんちで待機してるって
　　言うから！
岩）それ俺んちねw
臣）はいはい、じゃあ行きましょーーw
　
　
結局俺らは3人で
マネージャーに送ってもらって
家まで帰ってきた。
　
　
岩）ただいまーー
◇）あ、おかえりーーー！
　　リハお疲れさまー♡
♧）隆二くんもお疲れさまー♡
隆）へへ、ただいま♡
　
　
岩ちゃん家に寄って二人を拾って
またエレベーターに乗って。
　
　
隆）二人で何してたの？
♧）お茶してたよー♡
◇）だって今日は
　　料理しなくていいって言うから
　　何もすることなくて…
岩）あはははw
臣）たまには休んでくださいよw
　
　
♡は今日は夕方まで撮影が入ってて。
　
パーティーしようって言ったら
♧さんと◇ちゃんが料理作るよーって
言ってくれたんだけど…
　
いつも作ってくれてるからなんか悪くて。
　
今回はケータリングにしようかって
みんなで話して決めたんだ。
　
ケーキは♡が仕事帰りに
買ってきてくれる予定。
　
　
◇）うわぁ！！何これ！！
♧）すごーーーい！///
臣）へへへw
　
　
実はサプライズで、
でっかいクリスマスツリーを用意した俺。
　
もちろん♡にもまだ内緒。
　
　
隆）何これ…すっげぇ。
臣）♡喜ぶかな？
岩）どでかいね…。
臣）♡喜ぶかな？
◇）よく家に入りましたね、コレ！
臣）♡喜ぶかな？
♧）臣くん…すごい…
臣）♡喜ぶかな？
　
　
なんでみんな返事してくんないの…。
　
　
臣）ねぇ、♡……、
隆岩）わかったって！！w
♧◇）絶対喜ぶから！！w
　
　
……良かった♡
　
　
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　
　
女）きゃぁっ！
♡）！！！
　
　
やっと撮影が全部終わって
急いで帰ろうと思ったら…
　
メイクさんがメイクボックスを
ひっくり返しちゃって…
　
　
♡）大丈夫ですか？！
女）あ、いいんです、すみません！
♡）手伝いますよ！
女）姫さん急いでるんですよね？
　　大丈夫です…っ
　　すみません、こんな日に…っ
♡）こんな日だから手伝います♡
女）え…っ
　
　
今日はクリスマスイブ。
　
予定があるスタッフさんも
たくさんいるだろうし…
早く帰りたいのはきっとみんな一緒だもんね。
　
　
♡）これで全部ですかね？
女）4、5、6、7…、はい！全部です！
♡）良かった♡
女）本当にすみませんでした！
　　ありがとうございます！！
♡）いえいえ、お気をつけて♡
　　お疲れ様でしたー♡
女）お疲れ様です！！
　　またよろしくお願いします！！
　
　
私はスタジオを出て、
急いでケーキ屋さんに向かった。
　
　
『今とりあえず5人揃ったよ😃
　もうすぐケータリング来るわ🍴
　撮影頑張って📷』
　
『直己さんカップルとELLYカップル到着。
　ケータリングも来たよー😃』
　
『料理揃ったぞーー🍖
　めっちゃ美味そう✨
　隆二がつまみ食いしそうで見張ってる🤣』
　
『NAOTOさんカップルも到着🚙
　健ちゃんもむーこさんと今向かってるって』
　
『みんな揃ったよ😃
　あとはお前とケーキ待ち🎂笑
　でも焦って走ってすっ転ぶなよ。
　気をつけて帰ってきなさい😊』
　
　
♡）わわわっ！
　
　
臣くんからいっぱいLINEが来てる〜〜！！
　
……こうやってマメに報告してくれるところが
臣くんだよね…。
えへへ…♡
　
　
『今ケーキ屋さん向かってるよ！💨
　30分はかかりそうだから
　先に始めててーー😭
　ごめんね🙏💦』
　
　
タクシーの中で返事を打ったら
すぐに既読になって、返事が来た。
　
　
『こら！走るなって言ったろ！
　「💨」←禁止！！』
　
　
♡）あはっw
　
　
『わかったよ😂ありがとう💕笑
　待たせるの申し訳ないから始めててね🙏』
　
　
運）着きましたよーー
♡）あ、ありがとうございます！
　　すぐ戻ってくるんで
　　待っててもらえますか？
運）はーい。
　
　
私は急いで車を降りて、
店の中に入った。
　
　
Ｔくんの妹さんがやってるという
ケーキ屋さんは
内装もレンガ調でとっても可愛い。
　
イブだからお客さんもいっぱいで賑わってる。
　
　
♡）あの、予約してたケーキを
　　引き取りに来ました。♡です。
店）かしこまりました。
　　少々お待ちくださいませ。
　
　
女の子がたくさんいるから
Ｔくんの妹がどの子かわからない。
　
…って思ってたら、
バックヤードから出てきた女の子が
私の顔を見てハッと口を開けた。
　
　
妹）姫さん！///
♡）えっ…
妹）兄がいつもお世話になってます！！
♡）あ、いえ！こちらこそ！！
妹）あの、あの、…大ファンです！///
♡）ええっ！！
妹）兄ちゃんと一緒に出てるMVを見て
　　初めて知ったんですけど…
　　こんなに可愛い人がこの世にいるのかと
　　おったまげました///
♡）あははっww
　
　
なんだか面白い子だな。
気さくで元気な女の子。
　
　
妹）この度はご注文ありがとうございます！！
♡）いいえ♡
妹）こちらの7号のケーキが3つで
　　お間違いないでしょうか？
♡）はい！
妹）こんなにたくさんご注文いただいて…
　　本当に感謝感謝です！！///
♡）前にも一度食べたんですけど
　　すっごく美味しかったです♡
妹）ええっ！ほんとですか？！うひゃーー///
♡）あははは♡
妹）あ、あのっ！！
♡）え？
妹）良かったら…写真とか…
♡）写真？？
妹）SNSにあげてもいいですか？
♡）あ、はい！もちろん…っ
　
　
…って言いかけたけど、いいのかな？
いいよね？
　
　
妹）良かったらサインももらえませんか///
♡）はい！ぜひぜひ！
妹）写真は…お店に飾らせてもらっても…
♡）ええと…
　
　
いいよね？大丈夫だよね？
Ｍちゃーーーーんっ！！
　
　
Ｍ）いいですよw
♡）えっ…
　
　
その声に振り向いたら、
Ｍちゃんがニッコリ笑ってた。
　
　
Ｍ）Ｔさんの妹特権で、特別にw
♡）Ｍちゃんっ！！
Ｍ）写真、私が撮りますよーー
妹）ありがとうございますっ！！///
　
　
それから妹さんとのツーショットを
Ｍちゃんに撮ってもらって…
色紙にサインもさせてもらった。
　
　
♡）Ｍちゃん、ありがとう♡
　
　
思いがけず会えたから嬉しくて
抱きついちゃった♡
　
　
♡）Ｍちゃんもケーキ引き取りに来たのー？
Ｍ）はい。
♡）偶然だねー♡
Ｍ）今日の撮影、大丈夫でした？
♡）うん、問題なく終わりました♡
Ｍ）良かったw
　　先輩、そんなにたくさんのケーキ
　　持って帰るんですか？
　　転ばないでくださいね？
♡）タクシーだから大丈夫だよ！w
Ｍ）心配。
♡）Ｍちゃんはどのケーキにしたのー？♡
Ｍ）…っ、ええと…
　
　
……あれ？でも…
Ｍちゃんあの時、頼んでたっけ？
　
あとから頼んだのかな？
　
　
妹）ご予約のお名前、いただけますか？
Ｍ）…っ、ええと…、……です///
　
　
Ｍちゃんはすっごく小さな声で答えて
全然聞き取れなかったんだけど…
　
　
妹）Ｊ様ですね、かしこまりました！！
　　少々お待ちくださいませ♡
　
　
妹さんの元気な返事が店内に響き渡った。
　
　
♡）え…？
　
　
Ｊ…さん…？？
……って、言ったよね？？？
　
　
♡）え…？
　
　
私がＭちゃんを見ると、
Ｍちゃんは私と目が合わないように
そわそわした様子で。
　
　
♡）…っ
　
　
こ、こ、これは…
聞かない方が…いいのかな？！
　
　
妹）お待たせいたしました♡
　　こちらの4号のケーキで
　　お間違いないでしょうか？
Ｍ）は、はい…///
　
　
4号！？
それって絶対二人用だよね？！
　
　
♡）////
　
　
ええと…ええと…
　
　
Ｍ）先輩…、どうぞお先に帰ってください///
♡）はっ！！///
　
　
そうだった！
私急いでたんだった！！
　
　
♡）えっと…、じゃあ…また、年明けに。
Ｍ）はい…///
♡）良いお年を…///
Ｍ）良いお年を…。
　
　
どういうことなのかな？！
って、ドキドキしながらドアを開けて
待たせてるタクシーまで駆け寄ると…
　
隣の車からトントンってノック音がした。
　
　
♡）！！！
　
　
Ｊさん！！！
　
　
Ｊ）メリークリスマスw
♡）メ、メリークリスマスです！！///
　
　
Ｊさんの車だったの！！
わわわわ…っ
　
　
Ｊ）すごい量だね、ケーキw
　　登坂くんたちとパーティーだっけw
♡）はいっ！！
Ｊ）楽しんでねー♡
♡）…っ
　
　
これは…もう…確実…だよね？///
　
　
……はっ！
Ｍちゃんが戻ってくる前に
退散しなければ…っ！///
　
　
♡）では、そのっ！さようなら！///
Ｊ）ぷっ、バイバーイw
　
　
私はケーキをタクシーの奥に
そーっと押しやって、
その隣に乗り込んだ。
　
　
♡）////
　
　
ドキドキドキ。ドキドキドキ。
　
　
Ｍちゃんのお相手が…
まさかＪさんだったなんて…///
　
そうだよね？
そういうことだよね？
　
　
……付き合って…る…のかな？
　
それは…わからないけど、でも。
　
最近のＭちゃんの変化に
Ｊさんが関係してるのは
きっと間違いなくて。
　
　
私はなんだかとっても嬉しいような
そわそわした気持ちに包まれた。
　
　
Ｍちゃんから話してくれるまでは
無理に聞き出したりはしないけど…
　
二人が今日、
素敵な時間を過ごせますように…♡
　
　
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　
　
♡）ただいまーー！
臣）おかえりっ！！
　
　
♡の声が聞こえて玄関まで迎えに行くと、
なんでか♡はニヤニヤしてて。
　
　
臣）どうした？
　
　
って聞いても、
　
　
♡）ふふふ、ひみつーーー♡
　
　
とか言って教えてくれない。
　
　
♡）わぁぁぁっっ！！
　　え、え、なぁにこれ…っ！///
　　すごーーいっ！！
　
　
リビングに入るなり、
ツリーを見てびっくりしてる♡を
俺は後ろからむぎゅっと抱きしめた。
　
　
臣）Merry Christmas♡♡
♡）臣くん！！
　　ツリーがあるよ！！///
臣）うんw
♡）すごいよ！大きいよ！綺麗だよ！！///
臣）うんw
♡）ふわぁぁぁぁ///
　
　
喜んでもらえて良かったです♡
　
　
隆）見てあのニヤけた顔。
岩）デレッデレw
健）いつまでむぎゅむぎゅしとんねん。
直）また俺らの存在忘れられてるかな…
Ｅ）おーみーーーw
Ｎ）ほらっ！始めっぞ！！w
　
　
いつまでも♡を抱きしめてたら
後ろからNAOTOさんに膝カックンされた。
　
　
♡）あれ…、待ってて…くれたんですか？
Ｎ）うん！
♡）わわわ…っ、ごめんなさい！！
Ｎ）いーのいーのw
直）先に始めててって聞いたけど
　　少しくらい待とうよって。ね。
Ｅ）そうそうw
　　♡ちゃんも仕事お疲れさまw
♡）わーん！ありがとうっ！！
　
　
それから14人で乾杯をして
みんなで料理を楽しんだ。
　
　
♡）ケーキももう出しちゃおっか。
◇）そうだね！
♧）私切るよーー
臣）あ、いいよいいよ、俺が手伝う。
♡）じゃあキッチン行こー♡
臣）うん♡
　
　
二人でいそいそケーキナイフを出して、
どでかいケーキ3つを
それぞれ綺麗に切り分けた。
　
　
臣）全部美味そうじゃんw
♡）ねっ♡
　
　
あーーー
今日も可愛いなぁ、♡は。
　
　
臣）へへ…♡
♡）あ、なぁにー？w
臣）んーー♡
♡）スリスリされてるー♡
　
　
後ろからほっぺをくっつけたら
♡は嬉しそうに俺の腕を掴んだ。
　
　
♡）臣くん、お料理ありがとうね♡
臣）いや、俺なんもしてないw
♡）そうだけど…w
　　いろいろ手配してくれて。
臣）いえいえw
♡）ツリーも…すっごく嬉しい♡
臣）綺麗だよね。
♡）うんっ♡
　　本当にありがとう♡
臣）んーー、じゃあご褒美ちょうだい。
♡）え？
臣）はい♡
　
　
♡をこっちに向かせて目を閉じたら…
　
　
♡）……///
　
　
チュッ♡
　
　
臣）でっへへ…///
　
　
ちゃんと口にしてくれたぁ〜〜♡♡
　
　
♡）もぉ、ほらーー
　　ケーキ運ぶよぉ？///
臣）もちょっと。
♡）あ、っ…
　
　
チュッ♡
　
　
♡）////
　
　
チュッ♡
　
　
♡）ちょ、…臣く…っ
　
　
チュッ♡
　
　
♡）////
　
　
あああ〜〜〜
可愛くて仕方ねぇ。
　
　
♡）チュー…しすぎだよ？///
臣）じゃあ最後の一回♡
　
　
チュッ♡
　
　
♡）もぉ…///
臣）へへへ♡♡
　
　
可愛くほっぺを膨らませる♡を
もう一度腕の中に抱きしめた。
　
　
Ｎ）あれが彼氏バカで有名な
　　登坂広臣です。
女）わぁ…///
直）♡ちゃんの前でだけ
　　ああいう腑抜けた感じになります。
女）そうなんだね…///
Ｅ）タクシーに20万も使っちゃうよ。
女）あ、そうだった！///
健）ちなみにあのチュッチュは
　　楽屋でも平気でやります。
女）えええ！！///
　
　
わざとらしいヒソヒソ声が聞こえてきて…
　
　
臣）変な解説すんなーー！///
　
　
俺は仕方なく♡を離して、
二人で仲良くケーキを運んだ。
　
　
健）どこが変な解説やねん。
　　むっちゃ正しい解説やろ。
Ｎ）ほんとだよ。
　　感謝してほしいくらいだわ。
む）あたしも最初はびっくりしたけど
　　今はもう見慣れちゃったw
♧）あははは♡
む）クールだと思ってた臣くんが
　　デレデレの彼氏バカって
　　ある意味、好感度高いよw
直）ある意味w
女）臣くんが彼女にデレデレなエピソードは
　　いつもELLYから聞いてるんだーw
臣）ええ？！
Ｅ）あはははw
健）あ、せや！！♡ちゃん！！
♡）ん？？
　
　
健ちゃんがチキンにかぶりつきながら
思い出したように手を振り振りしてる。
　
　
健）今度ANN出てや。
♡）え？？
健）ラジオ！ゲストで！
♡）ええっ！私！？
健）そうそう。
　
　
健ちゃんの突然のオファーに
♡以外のみんなが食いついた。
　
　
直）♡ちゃんゲストに呼ぶの？！
隆）何それ面白そう！
Ｅ）いいじゃんいいじゃん！
Ｎ）それなら俺絶対聞くわw
臣）ちょっとNAOTOさん！！
　　俺がゲストの時と違うじゃん！w
Ｎ）だって♡ちゃんだよ！？
　　なんか面白すぎるじゃん！w
岩）俺も絶対聞くー！w
　
　
肝心の♡はきょとんとしてるけどw
　
　
健）ええやろ？
　　年明け出てや。
直）でも♡ちゃんってTVの仕事は
　　断ってるんでしょ？
♡）あ、はいっ…
　　でもラジオなら…
健）ええやんな！？
♡）うん、出たいなー
健）っしゃーーーー！！w
　
　
あっさり決まった♡の出演に
女子一同も大盛り上がり。
　
　
◇）あたしも絶対聞くーーー！♡
♧）また一緒に聞きたいね♡
◇）あ、それいいですね！！
む）何それ何それ。
♧）この間ね、臣くんがゲストの時、
　　プチお泊まり会してみんなで聞いたのー
む）何それ楽しそうじゃん！
　　あたしも呼んでよ！w
◇）じゃあ次回はぜひ！
♡）みんなで聞こう〜〜♡
　　楽しみだーー♡
◇）いやいや、あなたはいないでしょ、
　　ゲストなんだから！
♡）はっ！……そんな……
む）しょんぼりしてる！！w
♡）……寂しい。
臣）ぶふ…っw
　
　
自分がゲストの回を
みんなと一緒に聞こうとしてたアホな♡に
思わず吹き出した。
　
　
女）この間、臣くんがゲストだった時、
　　リアタイで聞いてましたー
臣）あ、ほんと？ありがとう。
女）私も次の日聞いたけど…
　　荒木くんが最高すぎて爆笑しちゃったw
女）荒木くんの歌…！！w
◇）あれあたし達も爆笑したよねw
♡）あはははっw
　
　
こんなところでも大人気の荒木くん。
　
　
♡）お願いしたら生で歌ってくれるかなぁ？
健）お願いしてみぃ？w
◇）ずるい♡ちゃん！
　　あたしだって生で聞きたい！！
♧）私も聞いてみたい…っ
健）荒木くんモテモテやんけ！！w
　
　
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　
　
今日は14人もいるから
家の中は大にぎわい。
　
初めましてな人たちも
みんなで仲良くお酒を飲んで、
なんかいいな、こういうの。
とっても楽しい♡♡
　
　
岩）あ、健さん、こぼれてるこぼれてるw
健）わぁ！
む）もう〜〜
　　ほら、こっちもついてる。
健）ありがとう。
　
　
健二郎くんとむーこさんだけ
本当のカップルじゃないんだけど、
そんなの全然わからないくらい、
二人は仲良し。
　
　
む）てか岩ちゃんって
　　「健二郎さん」呼びじゃなかった？w
岩）ああ、そうなんですけど…
　　たまに◇につられて
　　「健さん」になってるかも、最近w
◇）あたしにつられて、だったの？w
岩）だってお前がいっつも
　　健さん健さん言うからーーw
む）あははは、なるほどねw
健）なんや、◇ちゃんはそんないっつも
　　俺の話してんのか。
　　しゃーないなーー♡
◇）ぎゃーー！ぐりぐりされたーー！
む）あはははw
　
　
あ、あっちでは
隆二くんと♧さんが夜景を見ながら
お料理食べてる。
　
　
隆）めっちゃ美味しい。
♧）良かったねー♡
隆）でも♧が作ってくれる料理の方が
　　やっぱり美味しいよ。
♧）えっ…
隆）俺の中では♧の料理が世界一だから。
♧）……ありがとう///
　
　
なんだかラブラブな雰囲気だ…♡
　
　
女）あ、HIROさん表紙だー。
　　今月号LDH特集なの？
臣）あ、俺と隆二も出てて。
女）見てもいい？
臣）うん。
♡）あっ！！
　
　
あの雑誌は…
　
　
♡）私も見たいぃぃぃぃ！！
　
　
今日発売のゲーテ！！
臣くんがカッコイイやつ〜〜！！！
　
　
女）あ、ほんとだ。臣隆だー。
♡）はうっ！！///
女）あ、この臣くんカッコイイねーw
♡）（コクコク！）///
　
　
この間送ってもらった写真以外にも
カッコイイ臣くんが…たくさん…///
　
　

　

　
　
♡）どうして臣くん…
　　こんなにカッコイイのかなぁ…///
女）あはははw
女）♡ちゃんも彼氏バカな臣くんに
　　負けないくらい、彼女バカだね♡
♡）はい…そうなんです///
女）あはははw
　
　
だってだって…
カッコイイよぉぉぉ///
　
　
女）臣くん愛されてるねーーw
臣）え？
女）臣くんがカッコ良すぎて
　　どうしようって。
女）可愛い彼女が困ってるよーーw
臣）へ？///
女）はい、どーぞw
♡）…っ
　
　
私はトンと背中を押されて
臣くんと二人にされちゃった。
　
　
♡）……じっ…///
臣）なんだよw
♡）なんでも…ない…///
　
　
今日の臣くんも好きだけど
こんな風に前髪がある臣くんも大好き。
　
　
臣）いつまで見てんだよw
　　本物ここにいるだろw
♡）あっ…
　
　
雑誌、取り上げられちゃった。
　
　
♡）ねぇ臣くん…。
臣）んー？
♡）臣くんはどうしてそんなに
　　カッコイイの？///
臣）……ハイ？///
　
　
私がじーっと見つめたら、
臣くんは少し照れたように自分の頭を掻いた。
　
　
臣）お前といるからじゃない？
♡）え？
臣）もしそうなんだとしたら、
　　お前と一緒にいるからだと思う。
♡）…っ
　
　
優しく笑った臣くんは
私の肩に腕を乗せて、首の後ろで手を組んだ。
　
　
臣）お前といるとさ、
　　少しでもイイ男になりたいなーとか…
　　お前に好きになってもらえるような
　　男でいたいなーとか…
　　自然とそう思うんだよ、俺。
♡）…っ
臣）だからきっと無意識に頑張れることも
　　たくさんあるんだと思うし…
　　お前はね、俺の日々の活力。
♡）…っ
臣）だから全部、お前のおかげ。
　　……ありがとう。
♡）////
　
　
こつんと重なった、おでことおでこ。
　
そんな風に言ってもらえるなんて…
私がありがとうだよ…。
　
　
♡）臣くん…大好き…///
臣）俺も大好き♡♡
♡）ありがとう…
臣）俺もありがとう♡♡
　
　
どうしよう。
胸がきゅぅーーーってする。
　
　
♡）本当に…大好き///
臣）……イノシシになりたい？w
♡）うん…っ！！
臣）はい、どーぞw
♡）…っ
　
　
両手を広げてくれた臣くんに
思いきり抱きついた！！
　
　
♡）ううう…っ///
臣）よしよしよし♡
♡）大好きだよぉっ…！///
臣）んーー、よしよしよし♡
　
　
Ｎ）あれが有名なバカップルです。
女）わぁ…///
直）もう周りが見えてません。
女）そうだね…w
Ｅ）完全に二人の世界だよw
女）うんw
健）ちなみにあのラブシーンも
　　楽屋では日常です。
女）えええ！！///
　
　
臣くんに抱きついてたら
後ろから大きなヒソヒソ声が聞こえてきた。
　
　
♡）変な解説しないでーー！///
　
　
私は慌てて臣くんから離れた。
　
……けど、また後ろから
のしかかってくる臣くん。
　
　
健）どこが変な解説やねん。
　　むっちゃ正しい解説やろ。
Ｎ）ほんとだよ。
　　感謝してよね♡ちゃん。
♡）〜〜〜///
臣）♡ーー、♡ーー、
♡）え？
　
　
何度も名前を呼ばれて振り返ると…
　
　
チュッ♡
　
　
♡）////
　
　
ニコニコご機嫌な臣くんに
チューされちゃった。
　
　
　
　
　
　
ー続ー