今日は新曲の音合わせで
久々に事務所に行ったら
久々にTAKAHIROさんに会った。
T)お~登坂っち!!
臣)TAKAHIROさん!
T)元気~!?
臣)はい!
TAKAHIROさんは…
収録帰りですか?
T)そうそう。
さっきまでバイキングだった。
臣)お疲れさまっす!
って、その荷物なんすか?
T)バイキングでもらったんだよね。
何だと思う?
臣)え??
すげぇでかい箱…
なんだろ?
T)てれれれってれ~♪
高級霜降り和牛~~!!!
臣)マジっすか!?
これ全部っすか?!
T)そう。5kgももらっちゃった!
臣)うわ~マジいいな~!!
T)登坂っち一緒に食べるー?
臣)えっ!!!マジっすか!??
それはぜひ食いたい!
T)今日終わり何時?
臣)19時には終わります。
T)お!じゃあ登坂っちの家で
すき焼きしよ!
いや…しゃぶしゃぶもいいな…
う~~ん。
よし!両方やろ!!
臣)え、マジっすか?!
そんでうちっすか?!
T)うん。
なんと唐突な…
臣)えーと…
ちょっと電話してみていいっすか?
T)彼女?
臣)はい。
T)そーだ!!
俺ずっと会いたいって言ってんのに
登坂っち全然会わせて
くんねぇんだもん!
臣)いや…そういうわけじゃ…
T)ねぇ、ちょっと、内緒にしよ!
臣)はい?!
T)俺が行くの内緒にしといて!w
臣)ええ?!
T)絶対その方が面白いっしょ!
出た!
TAKAHIROさんのイタズラ顔!
いきなりTAKAHIROさんと帰ったら
あいつ絶対びっくりするよなぁ…
T)とりあえず、
一緒にご飯食べようって
電話してして!
臣)はい…w
プルルルル…プルルルル…
♡『はい!臣くん?』
臣『おう。』
♡『帰れる時間わかったー?』
臣『ああ、うん。
19時には事務所出れそうだわ。』
♡『ほんとー?
じゃあ一緒にご飯食べられそ?』
臣『うん。』
♡『わーい!♡
じゃあ私の方が先上がれるから
買い出しして帰るね?』
臣『ああ、サンキュー。
…それでさ…、えーと…』
TAKAHIROさんが隣で
ジェスチャーで合図してくる。
臣『俺…今日、すき焼きとしゃぶしゃぶが
食べたいな~』
♡『はい?!』
臣『えーと…』
♡『両方ってこと?』
臣『うん…』
♡『何その贅沢!!どうしたの?!』
臣『いや…どっちも捨てがたいっつーか』
♡『そっか…捨てがたいんだ…
じゃあたまには…
贅沢しちゃおっか。』
臣『そうそう!
それでさ…俺なんか今日
すげぇ腹減ってんだよね。』
♡『え?お昼食べてないの?』
臣『いや…食った…
いや、そう!食ってねぇの!
だから腹減って死にそうだから
3人分くらい用意しといてくんね?』
横でTAKAHIROさんが爆笑してる…
♡『さ、3人分?!
そんなにお腹空いてるなら
…とりあえず…なんか食べたら?』
だよな~…w
臣『いや、もうこの後びっしりで
食う暇ねぇの!
でも終わったらすぐ帰るから
だから3人分!』
♡『そうなんだ…大変だね。
わかった!!
じゃあ晩ご飯いっぱい食べてね!』
臣『あ、でさ、肉は買わなくていいから!』
♡『え?!なんで!?すき焼きと
しゃぶしゃぶなんでしょ?!』
臣『あ、えーと、そうなんだけど…
そんな買ったら重いじゃん??
肉は俺が買ってく!!』
♡『えー…よくわかんないけどわかったよー。
じゃあお家で待ってるね?』
臣『うん、じゃあ夜な?』
♡『はーい♡お疲れさまー!』
臣『お疲れー』
ピッ。
臣)はぁ。疲れた。
T)あっはははww
登坂っち、最高!w
臣)こんな謎の設定を
すんなり受け入れるあいつが心配…
オレオレ詐欺とか引っかかりそう…
T)あっははは!ww
いや~登坂っちの彼女、楽しみだな~
TAKAHIROさんは
めっちゃ楽しそうに笑ってる。
T)彼女さ、なんか好きな物ある?
臣)好きなものっすか?
なんだろ…
甘いもんと花?かな…
T)じゃあお土産買っとこー♪
臣)え!!いいっすよ!!
T)だってお邪魔するし
初めましてだしね~
臣)いや、ほんとにいいっす!
T)手ぶらじゃ行けないっしょ!
臣)いや…肉が…
T)あ!!そうだった!!
肉あった!!あはははwww
じゃあ登坂っち、19時に下でいい?
臣)はい!わかりました!
T)じゃああとでね~♪
臣)お疲れさまです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は臣くんと晩ご飯~♡
仕事まだ残ってたけど
明日の朝早く行ってやるんだ~♪
ってことで
こんな時くらい、あってないような
定時の18時に会社を出た。
臣くん、忙しくて
お昼食べる暇もないなんて
可哀想だなぁ。
よっし!
今日は美味しいご飯にするぞー!!
私ははりきって
スーパーで買い出しをして
家に帰って来た。
ご飯を炊いて
野菜を切って
色々準備してると
あっという間に時計は19時を過ぎてた。
♡)そろそろ帰ってくるー♡♡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TAKAHIROさんと一緒に車を降りると
TAKAHIROさんがま~た悪巧みしてる顔で
肩を組んできた。
T)登坂っち!w
臣)なんすか?
T)家入ったらさ、
ただいまー!って言って
すぐ隠れてよ。
臣)はい?!
T)彼女って普段玄関まで迎えに来る?
臣)来ます。
T)よし!
登坂っち帰って来たと思ったのに
玄関に俺しかいなかったら
めっちゃびっくりしそうじゃない?
臣)あははっw それヤバいっすねw
T)よし!決まり♪
TAKAHIROさんといると
お互いドSだからいつもついつい
イタズラを思いついてしまう。
臣)つーか
TAKAHIROさん、すいません。
T)え?
臣)いや…花。
わざわざ買ってくれたんすか?
T)うん。
事務所の近くにあったから♪
臣)ほんとすいません…
T)いーのいーの♡
可愛い子には
プレゼントしたくなるっしょ♡
臣)え?
T)え?彼女、可愛いんでしょ?
臣)え?!
俺そんなこと言いました?!
T)言ってないけど…
すげぇ好きだって
言ってたじゃん、付き合う前。
臣)えっ!!!
T)登坂っちがそんな惚れるってことは
相当可愛いんだろうな~と。
臣)え、え、俺そんなこと言いました?
T)あ~出た。
酔ってて覚えてない
パターンのやーつ。
臣)え?え??
T)覚えてないけど…酔ってる時は
素直なんだよな~、登坂っち。
臣)え~~~
全然覚えてねぇ!!
T)全然?!
臣)はい…
TAKAHIROさんになんとなく
相談した気はするんすけど…
T)なんとなくって何だよ
このやろー!w
臣)あっははw すいませんw
T)あ、ここ?
臣)はい。
T)じゃあ、打ち合わせ通りよろしく♪
ガチャッ。
臣)ただいまー!!!
T (早く隠れて!)
臣 (はいw)
俺が洗面所に隠れると
TAKAHIROさんは
普通に帰って来たカンジで玄関に立ってる。
やべー笑いそうw
♡)お帰りなさーい!
リビングのドアが開く音がして
洗面所からバレないように
覗いてみると…
♡)え???
T)ただいまー。
♡)え???
え、え、え、
えっ!!???
やばい、吹き出しそうw
めっちゃきょとんとしてるし。
全然理解出来ない顔してるし。
♡)え?え?臣くん??
え!!??
いや、どう見ても違うだろ!!w
T)おいでおいで♡
TAKAHIROさんが手招きすると
見えてるのに見えてないような
険しい顔で眼をこらしながら
♡が玄関に近付いてきた。
♡)え…あの…
え??
た、TAKAHIROさんですか??
T)うん。
♡)え…、本物ですか??
T)そう♡
はい、これ。
TAKAHIROさんが花束を差し出すと
わけがわからないこと続きで
♡は完全にパニック顔。
♡)え、えっと…
TAKAHIROさんが…本物で
お花が本物で…、え…?
T)結婚してください♡
えええ?!!!
♡)???????
臣)ちょ、TAKAHIROさん!!w
♡)きゃあ!!!!!!
いきなり洗面所から現れた俺に
驚いた♡が悲鳴をあげた。
♡)え、え、え?!!!
T)あっははは!www
やべぇ!おっかしー!!ww
臣)なんでいきなり
プロポーズなんすかw
T)いや…全然花束
受けとってくんないからw
臣)俺もまだ言ったことないのに
やめてくださいw
T)あはははww
ふ~ん、「まだ」ね~~♪♪
臣)え、いや、そーゆー意味じゃ…
T)はーいはい♡
じゃあお邪魔しまーす♪
♡の顔を見ると
ポカーンと放心してる。
臣)おい?
♡)……
臣)おい!!大丈夫?!w
♡)あっ!!え!!わぁっ!!
臣くん…本物??
臣)お前は何言ってんだw
♡)え、だ、だって…
た、た、TAKAHIROさんが…
臣)びっくりしたー?w
T)びっくりしたー?w
♡)び、びっくりした!!!!!
え!え!!
T)改めまして、初めまして♡
EXILEのTAKAHIROです♪
♡)し、し、知ってます!!!
T)そりゃそうかw
♡)あ、あの…、♡と申します。
初めまして…!!
パニック状態のまま
なんとか自己紹介してる…w
♡)あの…このお花は…
T)ああ、それは♡ちゃんに
プレゼント♡
♡)え!!!
T)お花好きなんでしょ?
登坂っちに聞いたから。
♡)え!!!
あ、ありがとうございます!!!
T)あとね、これお肉~♡
♡)え?え??お肉??
パニックになり過ぎてて
可哀想になった俺は
一通り♡に説明した。
♡)え、え、じゃあ…3人分ていうのは
TAKAHIROさんの分で…
お肉はバイキングでもらったやつで…
二人でドッキリしたってこと…?
臣)正解。
T)あはははw
ドッキリ大成功だったな~♡
♡ちゃんのリアクション最高!w
ほんと可愛いな~♡
♡)ほんとにびっくりしたぁぁ…//
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)ごめんごめんww
そう言うと臣くんが
頭をポンポンしてくれた。
は~~~~
ほっとしたぁ……
もうほんとにびっくりしたよぉぉ//
T)うわ、全部用意してくれてんじゃん!
♡)あ、はい!
あとはお肉入れるだけ、です。
臣)おお、さんきゅー!
T)よっしゃ!じゃあ開けますか!
TAKAHIROさんが
発泡スチロールの箱を開けると
相っっ当高そうな
霜降り和牛がびっしり並んでた。
♡臣)すごーーっ!!!
T)あはははw
バイキング様様だねw
♡臣)様様!!!
二人の飲み物とかお箸とか
色々用意してると
臣くんが手伝いに来てくれた。
♡)あ!!
TAKAHIROさん、ご飯いりますか?
T)あ、白米?
♡)はい!
T)食べたい!
♡)わかりましたー♡
臣)俺も食うー!
♡)はーい!♡
良かった♡
みんなご飯いる派だった♡
T)鍋物系の時、ご飯いらないって人
いるよね?
臣)いますねー。俺絶対食いたい。
T)俺もw
♡)はい、TAKAHIROさんどうぞ♡
T)ありがとー♡
うわぁ~いいね!
可愛い子にどうぞ♡って
ご飯渡されるの!
♡)えっ///
T)ご飯が何倍も美味しくなるわ~♡
♡)/// はい、臣くん。
臣)さんきゅw
T)じゃあ、いっただっきまーす!!
♡臣)いただきまーす!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すき焼き&しゃぶしゃぶとか
ほんと贅沢だな~
と思いながら
一口目で早速肉を食べて
めっちゃびびった。
T臣)うまっ!!!!!
♡)わぁ!!美味しい!!!!
何これ~~とろける~~♡♡
臣)ほんとにとける!!
T)すげ~~めちゃウマ!w
♡)TAKAHIROさん、
本当にありがとうございます~♡♡
臣)いや、マジで!
ありがとうございます。
T)いやいや、バイキング様、
ありがとうございます。
♡臣)あはははww
♡)本当に美味しいね~♡♡
臣)うん。
♡)信じられないくらい
美味しいね~♡♡
臣)うん。
♡)美味しすぎて幸せ~~♡♡
臣)うん。
♡)お~い~し~い~♡♡
臣)…わかったっつーの!!!
少しは黙って食え!w
♡)だって本当に美味しいだもん!!
T)あははw
ほんと可愛いね~♡
そんなに喜んでくれたらもう
牛一頭まるごとプレゼントしたくなるねw
臣)いや、TAKAHIROさん、
それ捌けないっす。
T)あっははは!w
いや~その登坂っちの
クールなツッコミ、俺好きだわ~♡
臣)え?
T)いや~こないだもさ、
飲みに行った帰りに俺が
財布ねぇ!財布ねぇ!
って騒いでたらさ、
「ポケットっす。」
ってめっちゃ真顔でww
♡)あはははww
T)その前もさ、俺が
「店にサングラス忘れた!」
って慌ててたら
「あ、頭っす。」って。
毎回すげぇクールなツッコミ!w
♡)あははは♡面白い♡
♡が楽しそうに笑ってる。
T)…ってゆーかさ、♡ちゃんて
めっちゃくちゃモテるでしょ!
♡)え!!…モテません!!
T)まったまた~♪
俺わかるもん。
♡)え…っ
T)絶対モテるね!そして彼氏いても
言い寄って来てる人いるでしょ!
♡臣)えっ!!
T)やっぱり…
♡)どうして…
T)俺ね~見たらぜ~んぶ
わかっちゃうの♪
♡)えっ!!!
T)ぜ~んぶ♪
♡)ぜ、全部ですか…?
T)うん♪
♡)え……//
臣)どうした。
何で赤くなってんだよw
♡)全部って…
私が臣くんのこと
どれだけ大好きなのかも
わかっちゃうのかなって…//
T)わはははは!!ww
臣)やめろ!///
恥ずかしいわ!!!
♡)え…?
T)あははっww
やべぇ!!可愛すぎる!ww
臣)だ~~もう…//
T)いや~いいね、登坂っち!
こんな可愛い彼女いたら
俺毎日真っ直ぐ家帰るわ!w
♡)……//
あ、あの…TAKAHIROさんて…
T)え?
♡)本当にテレビのままなんですね…
T)え?テレビのままって?
どんなん?w
♡)あの…女性とあらば
褒めちぎってるイメージなんですけど…
こんな私でも褒めてくださって
ありがとうございます…
T)えっ!!!ww
俺そんなチャラいイメージ?ww
♡)いやっ!チャラいんじゃなくて…
女性を褒めるのが
とにかく上手だなって
イメージです。
T)え~~ほんと?
俺ほんとに可愛い子しか
褒めないけど。
♡)え!
T)あとはあとは?
俺どんなイメージ?w
TAKAHIROさんが面白がってる。
♡)えっと……
潔癖なイメージです。
T)潔癖!!
♡)水回りがキレイじゃないとって
何回も言ってるの、見ました。
T)あはは!言ってるね!w
♡)私、それ聞いて、水回りいっぱい
掃除するようになりました。
臣)なんでだよ!w
え、もしかして…
だからうちいっつも水回り
キレイなの?!
♡)うん。だって…
こんなに嫌がる人がいるってことは
もしかしたら臣くんも
そうかもしれないと思って
前よりいっぱい掃除するように
なったもん!
T)あはははww
めっちゃいい子!ww
臣)いや、そりゃキレイな方がいいけどさ…
お前ほんと単純だなー?
♡)えー!!!
T)いやーほんと可愛いわ♡
♡)……//
臣)お前良かったな~~
♡)え?
臣)今日、一生分くらい可愛いって
言われてんじゃね?w
もう一生分使い切ったな。
♡)え!!!!!
臣)なんだよ。
♡)い、一生分?!!
臣)うん。
♡)え…じゃあもう臣くんは
言ってくれないってこと…?
臣)やめろ!!///
俺がいっつも言ってるみたいだろ!!
あほ!///
T)はははは!!!やべぇ!!ww
笑いすぎて苦し~~!ww
♡)え…
T)いや~ほんと♡ちゃん
おもしれぇ~~ww
臣)すんません…//
T)いやいや、最高だわww
飯も食い終わって
3人でアイスを食ってると
TAKAHIROさんの
いきなりの質問。
T)ねーねー二人はさ、
登坂っちから好きになったんだよね?
♡)えっ!!!
T)え?登坂っちが告白したんでしょ?
臣)そう…ですけど。
T)ねぇ!登坂っちなんて言ったの?
♡)え…////
臣)なんでそんなん聞くんすか!w
T)え~だって気になんじゃ~ん♡
臣)言いません。
T)え~!教えてよ!
ねぇ♡ちゃん、教えてw
♡)え…////
T)だってこんなカッコイイ登坂っちが
どんな告白したんだろ~って
今後の参考にさせて頂きたいというか…
臣)何でですか!w
T)いや~だってねぇ…
今をときめく三代目の登坂さんの
告白ですよ?
世の女の子たち、
キュンキュンしちゃいますよ?
臣)や~めてください!w
T)あ~あ~ケチだな~
臣)ケチって!w
T)告白された時、♡ちゃんも
好きだったんでしょ?
♡)はい…///
T)うわ~〜か~わいい~//
あれだね、♡ちゃんは
恥じらい系女子だね!
恥じらい系女子?!
臣)なんすかそれ!w
思わずつっこんだ。
T)いや~なんかさ、慣れてくると
恥じらいなくなるっつーか
女子力ダダ下がりに
なってく女、いんじゃん。
臣)うーん…
T)♡ちゃんはそんなこと
なさそうだな~って♪
うん、ない。
T)それが登坂っちのS心を
くすぐるんだろうなぁ~~♡
あ~、やらしっ!
臣)なんの話っすか!//
T)登坂っちに変なことされたら
おじさんに言うんだよ?
♡)あはははっw
臣)おじさんってw
そんな歳かわんないし!
T)いやいや、
30代の壁はでかいのよ、登坂っち。
なればわかるさ。
♡)でもTAKAHIROさんはずっと
カッコイイです♡♡
T)え~~なになに!ちょっと!!
可愛すぎんだけど!
抱きしめていい?♡♡
臣)ダメです。
T)ぶはっ!即答!ww
いや~でもお世辞でも
おじさん嬉しいわ♡
♡)お世辞じゃないです!!
カッコイイです!!
臣)お前もともとEXILEファンだもな?
T)え!!そうなの?!
♡)はい!♡
弟がEXILEの大ファンで、
私もその影響で好きになりました♡♡
T)え、え、誰のファンなの?
♡)誰っていうか…
グループ自体が好きなんですけど…
一番好きなのはHIROさんです!♡♡
T)ひ、HIROさん…!
ですよね~…
臣)あはははww
意外って言ったら失礼だけど
俺も最初聞いた時びっくりしたもんな。
♡)でもTAKAHIROさんも大好きです♡♡
私、TAKAHIROさんの歌が好きです!
T)え?歌?!
♡)はいっ!!
ファルセットが本当にキレイで!!
臣)だよな!!
俺もTAKAHIROさんの声
めっちゃ好き!!
♡)ね!!♡♡
臣)ほんとファルセットすげぇし!
♡)一千一秒なんてもう好きすぎて
キュンキュンするー!!
臣)俺もあれめっちゃ好き!!!
カラオケ行ったら絶対歌う!!
♡)私もー!!
臣)え?お前も歌うの?!
♡)うん!!だって大好きだもん♡
臣)いやいや、俺だって大好きだし。
♡)私の方が好きだもん!
臣)なんでだよ!
T)あの~もしも~し
お二人さん…?
俺、置き去りなんですけど…
臣)俺なんてPLACE初めて聞いた時
マジで感動したんだかんな!
♡)私だってー!!
臣)え!
♡)あんなファルセットまみれの曲
TAKAHIROさんしか
歌えないんだからー!
臣)お前…わかってんじゃん…
♡)私、あのエッチなCMも覚えてるもん!
臣)はい??
♡)PLACEが流れてたCM!
T)ぶはっ!w
ドレアのCMのこと?w
♡)そうです!それです!
TAKAHIROさんはエッチだし
曲は素敵だし、もうどうしようって!
臣)お前は本人前にして
エッチエッチ連発すんな!w
ビシッ
♡)いたっ!
T)いや、最高の褒め言葉ですけどw
…二人の気持ちは十分伝わりましたw
ありがとうございます♡
♡臣)ほんとに好きなんです!!
T)わかったって!!w
仲良しか!!w
♡臣)ハモった…
俺らが思わず顔を見合わせると
TAKAHIROさんは爆笑。
T)いや~ほんと二人とも可愛いわ~w
アイスを食べ終わると
♡は洗い物をしにキッチンに行った。
T)いや~いいね、登坂っちの家。
毎日楽しそうw
臣)そうっすか?
T)うん。
なんか…あれだね。
♡ちゃんは笑顔がいいね。
笑うとそこにパッと花が咲いたみたいに
明るくなる。
臣)……
T)可愛い子なんて世の中ゴマンといるけどさ…
可愛いだけじゃなくて…あんな風に
人を惹き付ける魅力ある子って
なかなかいないよ。
臣)え?
T)俺、色んな女、見てきてっからね~♪
臣)……
T)最初見た時は
登坂っちってば面食~い♡
って思ったけど…
臣)俺…顔で…
T)好きになったんじゃない、でしょ?
臣)…っ
食い気味で返された。
♡)TAKAHIROさん、何か飲みますか?
洗い物を終えた♡がこっちに来た。
♡)え、どうしたんですか?
T)え??
♡)にこにこ…してるから…
T)いや~、登坂っちが
♡ちゃんのこと好きで好きで
仕方ないって言うからぁ~
臣)言ってないっす!!//
T)もう照れちゃって~♡
♡)え…///
臣)言ってねぇからな!!
♡)の、飲み物持って来るー//
♡はパタパタと
キッチンに戻って行った。
T)あははw 赤くなってるw
ちょー可愛い~~♡
臣)あんまからかわないでください。
T)は~い♪怒られちった~w
臣)あ!そうだ!
俺、TAKAHIROさんに
渡したいものあったんだ。
T)え?なになにー?
臣)ロスのお土産です。
ずっと渡しそびれてて…
T)なにそれ!
ちょーだいちょーだい♡
臣)やべ、どこやったかな…
T)ちょっとw
臣)部屋探してきていいっすか?
T)うん!
臣)すいません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)TAKAHIROさん、お茶どうぞ。
T)ありがと~~
私がキッチンから戻ると
臣くんの姿がなかった。
♡)あれ?
T)あ、なんかね、自分の部屋行ってる。
探し物。
♡)あ、そうなんですか?
T)はいはい、♡ちゃん
こっちこっち。
♡)え??
TAKAHIROさんが自分の横を
ポンポン叩いたから
私は隣に座った。
なんか臣くんみたい…w
T)♡ちゃん。
♡)はい!
T)♡ちゃんは登坂っちのこと好き?
♡)はい///
T)素直だね~
♡)大好きです♡♡
T)くは~~おじさん照れちゃうわw
♡)TAKAHIROさんも
臣くん大好きですよね♡♡
T)え??
♡)なんか見てて嬉しいです♡♡
T)……
♡)そして臣くんも私も
TAKAHIROさん大好きだし♡♡
T)…ほんっと素直だね~~♡
いや~…登坂っちの好きな子が
こんな良い子でほんと良かったw
♡)…///
TAKAHIROさんは優しく笑うと
その後じっと私を見てきた。
♡)……?
T)…登坂っちはさ、
三代目のヴォーカル、でしょ?
♡)はい。
T)ヴォーカルってやっぱり…
グループの看板になるし、
その分、責任もプレッシャーも大きいし…
会社もやっぱりヴォーカルには厳しいんだ。
色々、ね…。
♡)…はい。
T)だから登坂っちもさ、
すげぇ重圧の中で頑張ってると思う。
♡)……
わかりたいって
いつも思ってるけど…
私にはやっぱりわからない世界で…
でも、わかりたい。
臣くんが好きだから。
T)グループを背負ってる責任…
自分がいなかったら
グループが成り立たない責任…
フロントマンにしかわからない重圧。
♡)……
T)オーディションに受かってから
休む暇もなく目まぐるしい毎日の中で
ほんとにすげぇ頑張ってると思う…
♡)はい…
T)だから…
TAKAHIROさんの
真っ直ぐな視線。
T)……支えて、あげてね?
そう言ってTAKAHIROさんは
柔らかく笑った。
T)こういう仕事だから…
付き合ってる相手に辛い思いさせたり
我慢させたりすることもあるけど…
♡)私…、辛くないです!
T)え?
♡)臣くんと付き合ってて
辛いと思ったこと、一度もないし…
もしこれから…
辛いと思うようなことがあったとしても、
闘う覚悟はできてます。
T)覚悟…
♡)覚悟が出来たから、付き合ったんです。
臣くんの側にいて、
臣くんのこと守りたいって。
臣くんに気持ちを伝えた、
あの日を思い出す。
♡)何があっても、絶対負けないって!
T)ぜってぇ負けねぇ?
♡)はい!
「ぜってぇ負けねぇ」です!
T)ははははw 強いな~!!
そっか…
ぜってぇ負けねぇか…
それは、EXILEの合言葉。
T)なんか…安心したな…
♡)え?
ああ、また…
柔らかく笑ったTAKAHIROさんの
大きな手のひらが
頭の上にふわり、降ってきた。
T)これからも登坂っちを
よろしくお願いします。
♡)え!え!!
はいっ!!!!
気合いを入れて、返事をすると
T)ははは♡
TAKAHIROさんは笑いながら
私の頭を撫でてくれた。
♡)……
臣くんは三代目の看板。
でも…
EXILEは、LDHの看板。
そのEXILEのヴォーカルとして
ずっとフロントに立ち続けてる
TAKAHIROさんは…
どれだけの重圧と
闘ってるんだろう。
オーディションに受かってから
毎日めまぐるしく…って
TAKAHIROさんも同じ立場だから
臣くんのこと、わかるのかな…
臣くんよりも
もっともっと大きな重圧と
闘い続けている人。
EXILEを…LDHを…
引っ張っていってる人。
なのに…
こんな明るく笑って
臣くんのことも心配してくれてて…
TAKAHIROさんて
本当にすごい人なんだなぁ…
T)どうしたの?
♡)え??
T)そんな真っ直ぐ見つめられると
照れちゃうけど。
♡)えっ!!あ、違うんです//
えっと、TAKAHIROさんて…
「ん?」と、首を傾げる
TAKAHIROさん。
♡)本当にすごいなぁって思って…
本当に尊敬してます。
本当に大好きです。
T)……
臣)あの~~
俺、入れない雰囲気なんすけど…
T)え!!
あ!!登坂っち!!お帰り!!
ごめんごめんw
今、愛の告白されてたw
臣)いや、聞いてましたけど…w
T)それでつい二人の世界に…
臣)いや、いいんすけど…
ありました、これです。
T)おわ~!!
これ俺が欲しがってたやーつ!!!
臣)はいw
めっちゃロスで探しましたw
T)うんわ~~
めっちゃ嬉しい!!!!
ほんっとありがとう!!
登坂っち愛してる♡♡
TAKAHIROさんが臣くんに抱きついた。
TAKAHIROさんがすっごく喜んでて
臣くんも嬉しそう。
ほんとに仲良しだなー♡
T)じゃあ俺そろそろおいとまするわ!
♡)もう帰っちゃうんですか?
T)え、なになにそれ♡
可愛いな~ほんと♡
食べちゃうぞ~~w
♡)えっ//
T)…って、登坂っちに殺されるから
やめときまーすw
臣)俺なんも言ってないじゃないっすか!w
T)やだ~こわ~い♡
♡)あははは♡
T)じゃあ、♡ちゃんまたね!
登坂っちはまた来週、かな?
お疲れさん!
臣)お疲れさまです!
♡)ごちそうさまでした!!
ありがとうございました!!
T)はーい♪またね~~
バタン__
♡)TAKAHIROさんて…
ほんとに楽しい人だね。
臣)元気だよな~~
♡)うん。ほんとに明るい。
臣)一緒にいると元気になるしょ?w
♡)うん♡
臣)お前、愛の告白してたしなw
♡)あ、あれは…
臣)いや、わかってっけどw
臣くんが笑って
私の頭をポンポンした。
臣)TAKAHIROさんて
ほんとすごい人だよなぁ。
♡)え、話聞いてた?
臣)え??
♡)さっきの。
臣)いや?お前の愛の告白しか
聞いてねぇけどw
何話してたの?
♡)えっと…内緒。
臣)なんだよそれ!w
♡)へへ♡
リビングに戻ってきてソファーに座ると
臣くんが腕を上げて大きく伸びた。
臣)あ~楽しかったな~♪
♡)ね♡
臣)肉めっちゃ美味かったし。
♡)うん!!
お花も…二日連続でもらっちゃった。
臣)ははっ、そうだなw
ドキドキした?
♡)え??
臣)プロポーズされてw
♡)え!!
…うーん…びっくりはしたけど
ドキドキはしてない。
臣)そうなの?
♡)臣くんの「好きです」は
ドキドキしたー♡♡
臣)は??
♡)昨日の♡♡
ドキドキきゅんきゅんしたー♡♡
臣)ああ…はいはいw//
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡)臣くんっ!!!!
臣)な、なんだよ!
いきなり大きな声で呼んできて
俺のこと、真っ直ぐ見てくる。
♡)私、いつでも闘うし
臣くんのこと絶対守るからね!!
臣)え…?何から??
♡)え…何から…だろ…
臣)なんだよそれ!w
♡)な、何からでも!!//
だから安心して私に頼ってね!!
臣)こんなちっこいのに…?w
♡)そう!ちっこくても!!
臣)こんな細っこいのに?w
♡)そう!!
なんかめっちゃキリッとしてんだけど…
ほんと変な奴だなーw
臣)ありがと。
♡)うん♡♡
♡は嬉しそうに
ぎゅっと俺に抱きついて…
なんでいきなりそんなこと
言ってきたのかわかんねぇけど
頭を撫でると…俺の腕の中から
俺を見上げて、ニコッと笑った。
俺が好きな笑顔。
花が咲いたような…太陽みたいな…
見てるだけで
心があったかくなる笑顔。
守るのは俺だっつーの。
ばーか……
ーendー
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