♡)ん~~……
臣)おはよ。
♡)ん~…おはよ……
臣)chu
♡)んっ
私が目を開けると
臣くんがおでこにチューしてきた。
そのまま
頭を撫で撫でされて…
ぎゅって抱きしめられて…
臣くんのあったかい手のひらが
私の身体を触ってくる…
ん…?
あれ?
♡)臣くん…?
臣)んー?
♡)あの…
臣)ん~~♡
♡)な、なんか触り方、エッチじゃない?
臣)ん?
♡)や、やっ//
やっぱり!
♡)エッチ…!//
臣)うん。
うんじゃなくて…
臣)だってお前の肌…
気持ちいーんだもん。
♡)や、やだっ、…んっ//
臣)昨日はやだって
言わなかったくせに…
♡)えっ…
臣)ま、いーやw
♡)え?
おでこが優しく重なった。
臣)素直なお前も可愛いけど
やだって嫌がってるお前も
可愛いからw
♡)な、何それ!///
ニヤッと口の端が上がって…
臣)んーーー
♡)やぁ…っ//
臣)あー…ほんと…
♡)あっ//…や、っ…んん//
臣)その声やべぇわ…
止まんなくなる…
♡)だめっ!
と、止まんなくなるって
…もう朝でしょ?
必死に抵抗すると…
臣)だから?
♡)え?
またぎゅっと包まれた。
臣)土曜だから休みでしょ?
♡)あ…うん、でも
臣くんは仕事でしょ?
臣)そうだけど…まだ5時だし。
♡)あれ?まだそんな時間?
臣)そ。
♡)そっか♡
じゃあまだ一緒にいれるね♡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♡はそう言うと嬉しそうに
もぐりこんできた。
♡)へへー♡
臣)そんな嬉しいの?
♡)うん♡♡
ずっとくっついてたいもん♡♡
あ~~可愛いな……ほんと…
臣)なぁ?
♡)なぁにー?♡♡
臣)だから…続き、シていい?
♡)えっ?
あっ、…や、ちょ…っと!//
臣)なーんだよ!
♡)き、昨日…、いっぱいしたよ?//
臣)だから?
♡)だから…って…
ああ…その恥ずかしそうな顔。
たまんない。
臣)何回でもシたい♡♡
って可愛く言ってきたの
誰だっけ?
♡)…っ!!し、知らないっ!//
臣)出た!得意のすっとぼけ!
♡)////
そんな隠れたって無駄だし。
臣)いっぱい触って…?
臣くんでいっぱいにして?
♡)やーめーてーー!!////
臣)…って言ってきたのは?
♡)もぉぉー!!
忘れてよぉ!!///
臣)忘れるわけねぇじゃん
あんなかわいーの。
♡)やだっ///
臣)嬉しかったし。
♡)え…っ
臣)お前が素直に
欲しがってくれんのが。
♡)…っ
臣)なんかいっつも
俺ばっかりっつーか…、さ
シたいって思うの…
俺だけなのかなって…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣くんの声が
少し…寂しそうで…
♡)そんなことないよっ?
臣)え?
♡)臣くんばっかりじゃないもんっ
ちゃんと私だって…
…って、臣くんの顔を見ると
ニヤニヤしてる。
臣)私だってなにー?♡
♡)わ、わ、わざとでしょー?!
臣)え?
♡)私に言わせようとしてー!
意地悪ーっ!!//
臣)いや、そんなつもりじゃなかったけど…
♡)うわぁんっ!ばかっ!//
臣)ふははw
恥ずかしくなって
私はぷいっと背中を向けた。
臣)ごーめーんー♡
わっ///
後ろから腕を回されて…
ドキドキドキ…
臣)ごめんてw
♡)……
臣)ねぇしかとー?
♡)……
臣)喋んない気ー?
♡)……
臣)ふーん…
♡)……
臣)いーよ。
じゃあ絶対声出させてやる。
えっ
そう言うと臣くんは
次々身体を触ってキスしてきた。
♡)ちょっ…と!んんっ//
臣)あ、出した♡
♡)ばか!//
臣)いーよ、ばかでも。
♡)えっ、えっ、や…っ
臣)もっと出して…?
♡)何言って…るの// や…だっ
臣)もっと…聞きたい…
♡)や…ぁ// っん……っ///
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ああ、ほんとヤバい。
この声聞くと
マジで抑えきかなくなる…
どんどん苛めたくなる。
うっすらとカーテン越しに
射し込む朝陽で
まだ部屋は薄暗いけど
夜よりは♡の顔が見える。
♡)お、臣くん…っ、恥ずかしい//
臣)何が?
♡)少しだけ明るいんだもん…//
臣)いいじゃん、隠すなよ。
♡)や、やだ…ぁ//
臣)いつも見せてくんねぇんだから
たまには見せろっ
その顔が見たいんだっつーの…
♡)やっ…//
臣)ほら…、
顔の前の手をほどくと
恥ずかしそうに視線を外して…
俺が手を掴んだまま
唇にキスをすると
少しずつ力が抜けていくのがわかる。
顔を火照らせて
うるうるしながら
俺を見てくるその目が
可愛くて仕方ない…
♡)あ…っ、…やぁっん//
だ、だめぇ…///
俺の指に…、
俺のキスに…、
身体は次々と
素直に反応するのに
弱い力で抵抗しようとする♡が
余計に俺をかきたてる…
臣)なんでそんな
我慢してるような顔すんの?
♡)え…?
だ、だって…//
…なんか…意識
飛んじゃいそうなんだもん…//
臣)ふはっw
なんだよそれ…
そんな気持ちいー?
♡)う…ん…//…あっ…やぁっ//
臣)素直w いいじゃん。
我慢しないで、もっと感じろよ。
♡)や、やだっ……、んんっ///
♡の甘い声が
媚薬か麻薬みたいに…
俺の中に染み込んでくる…
♡)ん…っ、は…ぁ…//
臣…くん…っ///
ああ…もう…
すげぇ好き…
♡)…もう…無理……っ
臣)無理じゃない。
♡)な…んで…臣くんが決めるのっ
ほん…とに…無理っ///
汗ではりついてる前髪を
指先でかき分けてやると
♡)お…ねがい…//
ほんと…もう…だめ…っ
息を切らしながら涙目で訴えられて…
ああヤバい。
俺が無理だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)苛めすぎた。ごめん。
♡)……は…ぁっ//
臣くんの指先が…
優しく髪をすくって…
私の耳にキスすると、
耳元で…
臣)もう…入れてい?
吐息混じりの臣くんの声に
余計心臓が速くなる…
ドキドキが止まらない。
ずるい……
♡)////
私が小さく頷くと…
熱を持った臣くんの瞳に捕まって…
私を求めてくれる
臣くんの視線が熱くて…
この瞳に見つめられると
私は胸がギュってなって…
身体がまた、熱くなる。
♡)………ん…っ//…
臣)……うわ…、
♡)…や…っぁ///
臣)ヤバ…、お前ん中…熱い…//
♡)え…、熱い…?//
臣)うん…、ああ……やべー…
♡)……///
臣くんの匂いに
ぎゅっと包まれる。
臣)…動いてい?
♡)…う、うん…//
優しく…してね?
臣)できるかわかんねぇ。
♡)えっ//
臣)……っ
♡)あ……っ///
少しずつ…揺れる身体に…
臣くんの息遣いが、
荒くなっていく。
臣くんの前髪が…
汗で濡れてる。
臣くんの肩も、腕も…
私が思わず強く掴んでも
びくともしない…
私は…息をするのがやっとで…
臣くんしか見えなくて…
臣くんと溶け合うみたいに…
臣くんの熱が伝わってきて…
臣くんの気持ちが流れこんでくる…
__臣くんが好き。
好きな気持ちが溢れて
心も身体も
臣くんでいっぱいになる。
♡)……っはぁ…//
臣)……
ゆっくり目を開けると…
臣)大丈夫?
♡)……//
瞼に触れる、優しいキス。
臣)ごめん、全然加減できなかった。
♡)大丈夫だよ//
臣くんが優しく
抱きしめてくれる。
♡)あったかい…
臣)ん?
♡)このまま…溶けちゃいたい…♡
臣)ははw かわい…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
息を整えながら
俺に抱きついてきた。
俺は…♡の髪を撫でる…
臣)俺…お前のこと
…好きすぎんな。
好きだから
欲しくて欲しくて仕方なくなる…
何度抱いても…
臣)ごめんな?
♡の顔をのぞくと
♡は俺の腕の中で、スヤスヤ眠ってた。
臣)もう寝てっし!マジ早ぇw
あーあ、もう…
すぐ寝るんだから…
愛しい頬を撫でながら
もう一度優しく、抱きしめた。
臣)はぁ…//
ほんとにこのまま溶け合いそうな
♡の体温が心地良くて…
ああ、ほんと好きだ…
♡を起こさないように
そっと抱きしめたまま
俺も静かに、眠りに落ちた…
ーendー
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