♡)ふぁぁ……、
何時だろ…。
時計を見るとまだ朝の6時。
今日に備えて昨日早く寝たからかな?
こんな早く目が覚めちゃった。
♡)んーー、にゃんこーー♡
ぎゅっ
まだもうちょっとゴロゴロしよっと。
今日は臣くんとデートかぁ…♡
一日一緒にいれるなんて
誕生日以来だよね?
えへへー♡
楽しみだなぁ…♡
さすがにこんな時間に行ったら
怒られちゃうよね?w
何時に行こうかなー♡
今日は臣くんと映画観て〜
あ!お昼どうしよう!
なんか作るカンジかな?
じゃあ何か材料とか買って行こうかな?
うん!そうしよう!
夜は…
食べに行くかもって言ってたし…
うん!
♡)……はぁ。
臣くん…
最後に会ってから一週間くらいなのに
こんなに会いたくなっちゃうんだなぁ…
ほんとに大好きなんだなぁ、私…。
♡)……
今日は…
夜は…
えっと…
えっと……///
もしまた臣くんに終わりって言われても
言うんだもん!
私はもっと…チューしたいって…
もっと…
したいって…
わわわわわ////
ほんとに言えるのかな…
なんか心臓バクバクしてきた!!
どうしよう!!!
わ、わ、わ…
なんかソワソワして落ち着かない!!
♡)わーん!!
にゃんこーー!!
どうしようっ///
そうだ!!
お風呂入ろう!!
お風呂入ってあったまって
リラックスして落ち着いて
それから臣くんの家に行こう!!
♡)はぁぁぁ……
緊張する……////
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
臣)ん……
何時だろ…。
時計を見るとまだ8時。
臣)ふぁぁ……
そろそろあいつ来んのかな?
携帯に手を伸ばすと、
丁度同じタイミングでLINEが来た。
臣)すげぇ…w
♡『臣くんおはよう😆😆
まだ寝てたら無視してね!!
9時か10時に行こうと企み中です💨
起きたら教えてね💕✨』
プルルルル…、プルル…
♡『はい!!♡です!!』
臣『♡さんですかw
おはようございます。』
♡『おは、おは、おはようございます!!』
臣『お前は慎吾ママかw』
♡『わ、わ、わ、』
臣『起きてるよ。』
♡『おはよう!!』
臣『ん。おはよ。』
♡『では何時頃お伺いすれば
よろしいでしょうか?』
臣『仕事かっ!w』
♡『わ、わ、あの…』
臣『好きな時間でいいよ?』
♡『で、では…あの…
間を取って9時半頃…』
臣『あいよw』
♡『ありがとうございます!!
それではよろしくお願いいたします!!
失礼いたします!!』
ピッ。
え…、切れた。
臣)ぶっww
なんなんだよあいつはw
最後まで仕事かっつーのw
臣)ふぅ。
じゃあ…
俺もそろそろ起きっかーー
なんか…
寝癖すげぇな…
もういっそシャワー入るか。
とりあえず腹減ったから
軽くパン食って
シャワーを浴びて
歯を磨いて
着替えて
なんか…
そわそわしてきた。
……早く会いたいな。
ピンポーン。
お、来た。
ピッ
臣『はーい』
♡『……』
臣『無言かよw』
♡『はっ!!
これもう見えてるの??
♡です!!!』
臣『あいよw』
ピッ
♡『ありがとう!!』
相変わらず変な奴だなw
オートロックを開けてやったけど
モニターの向こうでわたわたしてる。
それから玄関まで迎えに行って
鍵を開けたけど…
ドアは開けずに真ん前で待機してみる。
ピンポーン。
開けるかな??
♡)あれ…?
ドアの向こうから声が聞こえる。
ピンポーン。
♡)……あれ??
ぶはははw
開けろっつーのw
コンコン。
♡)……あれ?開けるよー?
臣くん…?
ガチャッ
臣)わっっ!!!!!
♡)きゃあっっっ!!
臣)あっぶねw
♡)わわわっ
♡が後ろに倒れそうになったから
慌ててその腕を掴んだ。
♡)び、びっくりしたぁっ!!!
臣)うん、びっくりさせたww
お前の顔…ぶくくくww
♡)ひどい!!なんで〜!//
古典的に驚かせた俺に
♡はほっぺをぷくっと膨らませた。
臣)あ〜〜面白かったww
♡)むぅぅぅ!!
臣)ごーめんてw
なんか…今日も可愛いなーー。
あ、これ…
この間買ってやったワンピースその2じゃん。
やっぱ似合う。可愛い。
髪型も可愛いし…
今日もなんかイイ匂いするし…
むにむに。
♡)ひゃあっ///
臣)え??
いつも通りほっぺ触っただけなのに
♡はいきなり真っ赤になった。
♡)……///
臣)え?…何?
♡)なんでもないもんっ///
臣)??
怒ってんのか??
臣)あれ?
つーか何買ってきたの??
♡)あ、お昼何か作ろうかなって思って。
臣)あ、マジ?俺も買ってきた。
♡)え??
臣)たまには俺が作ろうかなって。
♡)えっ!えっ!えええっ!///
臣)そんな驚く?w
♡)え、え、だって…嬉しいっ♡
臣)でもかぶったなw
♡)臣くんのごはーん!♡
臣)じゃあ昼は俺が作って、夜はお前が作る?
♡)わ!それいいね!そうするーっ!♡
わーいっ!♡
……あ…っ、
ん?
今…、抱きついてこようとしたのに
途中でやめたよな。
臣)??
♡)えっと……
なんか変だな。
臣)…何飲むー?
♡)あ…っ、お茶…がいいです…
臣)んー。
♡)ありがとう。
♡が冷蔵庫に買ってきた食材をしまってて
俺がその後ろからお茶をしまおうとすると
♡がぴくんと反応した。
♡)びっくりした…//
臣)??
♡)ご、ごめんねっ//
臣)……
さっきからやっぱり変だな。
なんだ??
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうしよう…
なんか緊張する///
せっかくお風呂にゆっくり浸かって
リラックスしてきたのに
全然意味ない!!
臣くんとくっつくと
ドキドキしちゃうよぉ///
このままじゃ変に思われちゃう。
自然に…
自然に……!!!
臣)つーか…、会えんの…久々じゃん?
♡)え??
臣)一週間ぶり?
♡)あ、うん!
臣)ん。
♡)えっ…
臣くんが両手を広げてきた。
♡)……///
えっと…えっと…、
し、し、自然に!///
……ぎゅっ、
臣)はぁ……
ほんと久々なカンジする……。
臣くんが優しく抱きしめてくれてる。
♡)////
ドキドキ…ドキドキ…
あったかくて幸せなんだけど…
心臓がうるさくて…
どうしよう…///
臣)♡ーー?
♡)……///
臣)なんか今日おとなしいなw
臣くんが私の顔を覗きこんできた。
臣)んー?
♡)な、な、何でもないよっ///
臣)そ?
♡)うんっ!
臣)変な奴ーーw
臣くんは笑いながら
私の頭をポンポンたたいた。
臣)じゃあ早速映画観るーー??
リモコンを取って
ソファーに座った臣くん。
臣)何ボーッと立ってんのw
ほら。
ポンポン。
♡)……///
臣くんが呼んでくれたから
その隣に座ると
肩に腕をまわされて…
♡)ほわぁっ///
思わず変な声を出しちゃった。
臣)え……
♡)あ、ご…めん…///
どうしよう。
意識しすぎて全然自然に出来ない。
臣)やっぱお前変なんだけど。
ピッ。
♡)…っ
臣くんがTVを消して
私の顔を覗き込んできた。
臣)どうした?
♡)////
顔が近くて…またドキドキして…
なんだか恥ずかしくなって、
クッションで顔を隠したら…
臣)なに。
それをグイッておろされた。
♡)………なんか…緊張する…。
ごめんなさい…///
臣)なんで?
何に緊張すんの?
♡)……///
臣くんが大好きすぎて…
夜Hするのかなって思ったら
ドキドキしすぎて緊張して死にそう、
なんて言えない。
♡)……なんでもない…。
ごめんね…?///
臣)……
……ぴとっ
♡)ひゃっ///
臣くんの手がほっぺに触れて…
わ、わ…
またドキドキする、どうしよう///
臣)なんでもなくねぇじゃん。
♡)え…っ
臣)ちゃんと言えよ。どうした?
♡)……///
臣)ん?
優しく窺うようにほっぺを撫でられて…
胸がキュンってする。
どうしよう…
くっつきたくなっちゃう。
♡)ぎゅって…して?///
臣)え?
臣くんは少し驚いて、
臣)……ん、///
ぎゅっ。
優しく抱きしめてくれた。
臣)どうした?
足りなかった?w
♡)……///
とくん…
とくん…
耳元で臣くんの優しい声。
私が小さく頷くと…
臣)ははは、可愛いなーーw
臣くんはぎゅってしたまま
頭をなでなでしてくれてる。
臣)つーか…
ぎゅーが足りなくて
なんで緊張すんの?w
♡)……っ
臣)ぎゅーしたら落ち着いた?
♡)……
そうじゃ…ないもん…///
緊張…してるのは……
臣)♡?
また顔を覗かれて、
ほっぺを優しく包まれて…
♡)…っ
近付いてくるキスの気配に、
私は思わず下を向いた。
臣)なんでやねんw
♡)……///
臣)お前なんか…まーだ変だな?
♡)えっ…
臣)吐け。なんなんだよっ!
むにっ
♡)んにゃっ
臣)おら。
むにむに。
♡)……//
臣)なーに。
なんか臣くんが
すごく優しいから……
もう、言っちゃった方がいいのかな?
自然にするとか…
やっぱり私には無理だった//
♡)えっと…
臣)んー?
♡)えっと…、あの…ね…?
臣)うん。
♡)…ドキドキ…してるから…
すごく緊張してて……
なんか変でごめんなさい///
臣)だからなんで?w
♡)えっ!
…あの……、えっと…
臣)……何ドキドキ??
♡)……///
どうしよう!
なんて言ったらいいんだろう!!
「Hしたーい♡って一言
言えばOKじゃないですかぁ♡」
はっ!!!
違う違う!!
それは違う!!///
そんなストレートなのじゃなくて!!
えっとえっと…
そうだ…
凪ちゃんが言ってた!!
「もっと触れたいって…
触れて欲しいって…思ってるよ?って…
言ってみたら?」
そうだ!それ!!///
♡)あの…ね?
ドキドキドキ…
♡)お、臣くんに…触ったら…
ドキドキして……、、
その…、臣くんに触られ…たら
ドキドキして……
えっと…
臣)??
わぁ!全然上手く言えない!!
どうしよう!!
なでなで…
♡)……っ///
またほっぺなでなでされた!!
♡)ド、ドキドキするから
もう触んないでぇーっ!!///
どんっ
臣)え…っ
♡)はっ…!!!
突き飛ばしてしまった…!
私はなんてことを…
こんな優しい臣くんに…
臣)ドキドキするから触るなだぁ?
♡)はっ…
お、臣くん、怒ってる??
わ、わ、わ、どうしようっっ
臣)ふざけんな!!
ぎゅっ!!!
♡)わわわっ///
臣)なんなんだよお前は!!
♡)……っ///
力強い腕の中に、閉じ込められて…
臣)やなの?
♡)え……っ
肩を掴まれて、真っ直ぐ見据えられた。
臣)俺に触られんの、やなの?
♡)……やじゃ…ない…///
臣)だったらやめない。
♡)え…?
臣)お前が嫌がることはしないけど
嫌じゃないんならやめない。
♡)……っ
臣)勝手にドキドキしてろ、ばか。
そう言ってまたぎゅっと強く、
抱きしめられた。
♡)////
……嫌なんかじゃ…ないもん…
いっぱい…触ってほしいもん…。
でも…今日は…
いっぱいドキドキしちゃってるだけで…
♡)やじゃ…ないの……
臣)……
♡)あの…ね、もっと…いっぱい…
触ってほしいって…思ってる…よ?//
臣)……え?
♡)ほんとは……
ずっと、思ってるの…///
ちゃんと…伝えたい。
♡)…もっと…キスしてほしいとか…
もっと…、臣くんに触りたいとか…
……ぎゅってしてほしいとか…
触って…ほしいって…
…ずっと…、思ってるの…///
臣)……っ
私を抱きしめる臣くんの腕が緩まって…
そっと身体が離れた…
♡)……///
臣)…っ
臣くんが…見てる…。
ちゃんと…伝えなくちゃ…っ
♡)最近ずっと…ほんとは…
臣くんが足りなかったの///
臣)……///
♡)だから…今日は…
…えっと…あの…、H…したいなって
そんなこと考えてたら…
ドキドキして…、緊張して…、///
……あれ??
わぁっ!!!
結局私、言っちゃった!!!
「Hしたい」って!!!
ストレートに!!!
ばかっ!!////
♡)わ、わ、わ、ごめん!!
忘れて!!間違えたっ!///
臣)……
♡)えっと…間違えてないんだけど…
間違えたっ!!わーんっ///
恥ずかしい!ごめんなさい!///
ぎゅっ!!!
♡)…え?
臣)うん、もういいよ。
♡)…っ
……ぎゅっ。
臣くんが…
「わかったよ」って言うみたいに、
優しく抱きしめてくれた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤバい…
なんか…嬉しすぎて…
絶対俺、ニヤけてる。
しかもなんか泣きそうだし…
なんだよこれ。
もうわけわかんねぇ…。
すげぇ緊張してるのは伝わってきたし…
いっぱいいっぱいになりながらも
一生懸命、言葉にして、俺に伝えてくれた。
ヤバい…
死ぬほど嬉しい。
可愛すぎんだけど…
もうどうしよう…
なんなのこいつ…
ああああああ/////
臣)……///
♡)……///
ぎゅっ……。
俺が…足りなかったって言った。
じゃあ…
最近俺が感じてたアレは…
俺の錯覚じゃなくて…
♡も…そう思ってたってことか?
俺と…
したいって…
臣)////
だからあんなエロい顔を……
うあああっ!!
ヤバい!!また鼻血出る!!///
ちょ、どうしよう…
ほんとに嬉しいんだけど。
興奮しすぎてなんかヤバい。
♡)臣…くん…///
そっと身体を離して
♡を見つめると、
めちゃめちゃ恥ずかしそうに
真っ赤になってて。
臣)……
ふわふわの髪の毛を、小さな耳にかける。
柔らかい頬を少し撫でると
静かにゆっくり、目を閉じた。
俺はそのまま…
…そっと…唇を重ねた。
何度も何度も…
その柔らかさに吸い込まれるように
キスを重ねる…。
ふわふわの髪に指をさしこんで…
身体を抱き寄せて…
何度も…
♡)お……みく…ん///
少しずつ…
♡の息が乱れてきて…
その甘い声で…
キスはどんどん、深くなってく。
♡)……ん……っ…//
好きだ…
ほんとに……。
ずっと、我慢してた…。
♡)…は…ぁ…、//
お前が泣いてから
こんなキスだって一回もしてない。
止められなくなって…
また泣かせたくなかったから。
でも…、もう…
我慢しなくていいんだ…。
♡)ん…っ、……は…ぁ…//
片想いみたいな気持ちになってたけど…
同じだって、わかったから。
お前も…欲しいって…
思ってくれてるって。
♡)あっ…//
キスしながら身体を撫でると、
♡が小さく反応した。
♡)え…っ、臣…くん?
臣)ん…?
♡)あの…//
…え、…あっ…待って…//
臣)なに…?
♡)えっ…あの、…今…?
臣)え?
♡)今…、その…するの?///
臣)うん。
♡)え…っ、うそ…あの、夜じゃ…
臣)今したい。
♡)えっ…///
俺の言葉に
♡は戸惑うように瞳を揺らした。
臣)折角お前がこんなこと言ってくれたのに
夜まで待てっかよ…
♡)……で…も…//
臣)もう今すぐ欲しい。止まんない。
♡)……っ///
あっ…、…んんっ…//
首筋に唇で触れると、
♡が抵抗するように俺の腕を掴んだ。
♡)で、でもっ…シャワー入ってないし…//
臣)え?
……でも、イイ匂いするけど…
♡)え…?
はっ!お風呂入ったんだった!!
臣)…な〜〜んだ♡
ちゃんと準備してきたんじゃーんw
♡)ち、ち、違うもんっ//
臣)なんだよw
♡)なんか緊張して…
ソワソワしてたから…っ
お風呂入って…リラックスしようと…
臣)だからもうリラックスしたろ?
しよ?
♡)え、え、えっ…
臣)俺もシャワー入ったし。
♡)えっ!!//
臣)いや、別にHするためじゃないけどw
♡)……///
臣)丁度いいじゃん♡
♡)…ま、また…緊張してきた…//
臣)ん。大丈夫。
♡)ほんとに…、今?//
臣)絶対、今。
♡)……///
戸惑ってる♡の首筋に
またキスをする。
♡)あっ……//
つーか…
服邪魔だな…。
ここで抱いてもいいけど…
臣)ベッドがいい?
♡)えっ…//
臣)……
♡)う…ん…//
だよな。
初めてなんだし。
俺は♡を抱き上げて
寝室まで連れて行った。
ー続ー
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