(92)一瞬の充電

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今日は臣くんがロスから帰ってくる日♡
 
早く会いたくてウキウキ♡♡
 
 
会えない間は
ロスからLINEくれたりもしてたし、
mobileにはみんなの楽しそうな写真が
いっぱいだったけど…
 
でもずっと声が聞けてないから
早く会いたいんだもんっ!!
 
 
仕事が終わって真っ直ぐ帰ってきて
晩ご飯を作りながら
臣くんからの連絡を待つ。
 
 
まだかな♡
 
まだかな♡
 
 
♡)よっし、ご飯できたぁー♡♡
 
 
臣くん、早く帰ってこないかなー♡
 
 
ピロリロリロ♪ピロリロリロ♪
 
 
♡『はい!!!!』
臣『おわぁ!びびった!』
♡『え??』
臣『お前の勢いがすごくてw』
♡『あはははw』
 
 
かかってきた電話が嬉しくて
飛びついちゃった。
 
 
♡『もう日本着いたのー??』
臣『うん、さっき着いたんだけどさ、
  ほんとごめん!
  仕事入っちゃった。』
♡『えっ!!』
 
 
ガーン!!
 
 
臣『真っ直ぐお前ん家行こうと
  思ってたんだけど…』
♡『…そっかぁ…』
臣『ほんとごめん。』
♡『ううん、大丈夫だよ!!
  お仕事遅くまで?』
臣『うーん…、多分0時は過ぎそう。』
♡『そっか…帰国したばっかりなのに
  大変だね…』
臣『うん。ちょっと時差ボケしてるし…』
♡『身体壊さないでね!』
臣『ん。ありがと。
  今日ほんとごめんな。』
♡『うん!大丈夫だよ!』
臣『また連絡する。』
♡『うんっ、ありがとう。』
臣『それじゃ。』
♡『うん。』
 
 
ピッ。
 
 
♡)……はぁ。
 
 
臣くん…
来れないんだぁ…
 
 
♡)にゃんこぉ……
 
 
なんだかしょんぼりして
にゃんこをぎゅっと抱きしめた。
 
 
♡)臣くん、忙しいみたい。
 
 
一緒にご飯…食べたかったなぁ…。
 
会いたかったなぁ…。
 
 
♡)…はっ!!ダメダメ!!
 
 
寂しいとか
そんなこと絶対言わないんだもん!!
 
決めたんだから!!
 
 
♡)うん!
 
 
結局一人でご飯を食べて。
 
 
お風呂をピカピカに洗いながら
 
臣くんに次会えるのは…いつかなぁ…
 
なんてぼんやり考えてると、
部屋のインターホンが鳴った。
 
 
♡)…え??
 
 
モニターを見ると、臣くんが映ってる。
 
 
♡)えっ!!!
 
 
ピッ!
 
 
♡『どうしたの!??』
臣『開けて!!』
♡『は、はいっ!!』
 
 
ピッ。
 
 
え、え、臣くんだ!!
どうして?!!
 
え?え?え??
 
 
わけがわからないまま
玄関に走ってドアを開けて…
外の廊下を覗くと、
 
 
臣)はぁ…、は…ぁ、
  開けんの早すぎ!!w
 
 
エレベーターを降りて私を見つけた臣くんは
ニコッと笑って…
 
 
♡)わっ…
 
 
バタン。
 
 
玄関に入るなり、私をぎゅっと抱きしめた。
 
 
♡)臣く…ん?///
臣)うん。
♡)……///
 
 
ドキン…ドキン…
 
 
臣)はぁ…、
 
 
ぎゅっ……
 
 
♡)////
 
 
臣くんの息が切れてる。
 
走ってきてくれたのかな…?
 
 
しばらくぎゅってされて…
 
私も目を閉じて、
臣くんの身体をいっぱい抱きしめた。
 
 
臣)…充電完了!
♡)えっ
臣)ごめんな、今日。
♡)あ、うん、どうして…
臣)一瞬寄ってもらったw
♡)えっ!
臣)はい、お土産。
♡)わ、わ、ありがとう!!
臣)ん。
♡)お土産わざわざ
  持ってきて…くれたの?
臣)いや、会いたかっただけw
♡)えっ
臣)時間ねぇからもう行くわ。
♡)えっ、あ、うんっ!
臣)ほんとごめんな。
♡)ううん!!だって…、会えたし…
臣)…じゃあな。
♡)あっ…!
 
 
思わず臣くんの服を掴んじゃった。
 
 
臣)ん?
♡)あ、ごめんっ!
  何でもない…!!
臣)……
 
 
慌ててパッと手を離すと、
臣くんは優しくニコッと笑った。
 
 
チュッ。
 
 
♡)わっ///
臣)じゃ、行ってきます。
♡)行って…らっしゃい…///
 
 
バタン。
 
 
タン、タン、タン……
 
臣くんの足音が聞こえる。
 
 
♡)……///
 
 
また…おでこにチューされた…///
 
 
♡)にゃ、にゃんこーー!!!
 
 
私はベッドに走って
またにゃんこを抱きしめた。
 
 
♡)お、臣くんが来てくれたよ!!
  …時間ないのに…
  一瞬…会いたかったから…って…
 
 
わざわざ…来てくれた…
 
 
♡)……嬉しい…よぉ///
 
 
臣くん…
ぎゅってしてくれた…。
 
 
忙しいのに…疲れてるはずなのに…
会いにきてくれた。
 
 
どうしよう…
大好きだよぉ…///
 
 
♡)うわぁんっ!にゃんこー!///
 
 
しばらくベッドの上で
さっきの臣くんを反芻してると…
 
 
ピピーッ!ピピーッ!
 
 
お風呂の音が鳴って。
 
 
お湯を止めてから
臣くんにもらったお土産を開けてみると、
中身は可愛い入浴剤だった。
 
 
♡)わぁっ!!可愛い♡♡
  早速使っちゃおーー♡♡
 
 
透明なお湯の中にチャポンと落とすと
柔らかいローズの香りが
バスルームに優しく広がった。
 
 
♡)ふふ、いい香り…♡
 
 
お風呂にゆっくり浸かりながら
目を閉じて。
 
 
頭に浮かぶのは、やっぱり臣くん。
 
 
ほこほこ幸せな気分で
お風呂から上がって…
 
臣くんにお礼のLINEを送って
私はそのまま眠りについた。
 
 
 
 
……
 
 
 

 
 
 
 
♡『臣くん、お土産ありがとう!💕
  早速お風呂に入れたよ〜〜😆✨
  イイ香りに癒されました💕
  本当にありがとう!!』
臣『良かった👍
  俺は今仕事終わったよ。
  とりあえず帰って寝ます💤』
 
 
朝起きると臣くんから返事が来てて…
時間は、2時35分。
 
 
♡)わ…、、
 
 
こんな遅くまで仕事してたんだ…
 
 
♡)お疲れさまです…。
 
 
帰国したばかりなのに
本当に大変だなぁ…。
 
 
すぐに返事したかったけど
起こしちゃったら困るから
そのまま会社に行って。
 
お昼休みになるまで待って、
返事を返した。
 
 
♡『臣くん、昨日は遅くまでお疲れさま!!
  ちゃんと休めたかな?💦
  今日もお仕事遅いの?』
 
 
ピロピロ♪
 
 
わっ!もう返事きた!!
 
 
臣『ういー。
  今日も多分夜中まで。』
♡『ぬおーーーーっっ💨💨』
臣『はい??笑』
♡『パワー送った😊✨』
臣『あほ…笑』
♡『あほじゃないもんっ!』
臣『んがーーーーっっ💨💨』
♡『え、どうしたの?』
臣『パワー送り返した✨』
♡『わぁ!!』
臣『受け取れ。』
♡『これでスーパーサイヤ人になれる。』
臣『なんじゃそりゃ!!笑』
♡『午後も頑張ります✧ \( °∀° )/ ✧』
臣『あ!!これ!!』
♡『ふふふ(ฅ¯ω¯ฅ )』
臣『さくちゃんの顔文字じゃん!笑』
♡『違うもん。スーパーサイヤ人だもん。
  光ってるでしょ✨』
臣『俺も頑張ります✧ \( °∀° )/ ✧』
♡『あー!!真似したー!!笑』
臣『俺、スーパーサイヤ人4だもん。』
♡『えっ!!😳😳』
臣『俺の方が強い。』
♡『何それ!ずるいっ!!』
臣『(ฅ¯ω¯ฅ )』
♡『あ!!また真似した!!』
 
 
臣くんとのLINEに夢中になってると…
 
 
K)さっきから何ニヤニヤしてんのw
♡)えっw
K)気持ち悪いw
♡)ひっどい!!w
 
 
向かいからKちゃんにつっこまれた。
 
 
K)どうせ臣くんでしょ。
♡)うんっ♡
K)どうなの、その後。
♡)え?
K)付き合って1週間以上経つじゃん。
♡)うん!!
K)平和?
♡)うん!!大好き!!
K)あっそw
♡)えへへー♡
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
今日はVBSのメンバーで打ち合わせ。
 
 
隆)わ〜〜
  なんかこのメンツ集まると
  テンション上がるな〜♪
臣)だね〜〜♪
片)よろしくお願いします。
数)よろしくお願いします。
多)なーにそんな
  改まっちゃってぇ〜w
臣)和也、窓開いてる。
多)え??
隆)マージだ!!w
  あはははww
多)わぁ!!ほんまや!!
宮)お前、開いてる率、高すぎw
隆)いっつも開いてんの?
  あははははww
臣)あれでしょー?
  今日はわざとでしょー?
隆)え?w
臣)みんなを和ませようとして。
多)あ、そうそうw
宮)どんな和ませ方だよw
多)だってほら、涼太笑ってんじゃん。
片)www
多)お前、笑うんやったら
  もっと思いきり笑えよ!
  俺が恥ずかしい人みたいやん!
宮)いや、恥ずかしい人でしょw
多)ちょっと!w
隆)あははははw
 
 
ああ、やっぱりいいなこのメンバー。
すげぇ懐かしい。
 
 
数)今日は6人だけなんすかね?
隆)あ、SHOKICHIさん達は
  遅れてくるって。
数)あ、そうなんすね!!
臣)DEEPは今日はイベントだから
  来ないみたいよ。
数)じゃあ今日はほんと
  簡単な打ち合わせって
  カンジっすかね?
臣)だねーー
多)で、何歌います?
宮)いきなりだなw
多)だってテンション上がりますやん♪
  俺めっちゃ楽しみやし!
宮)まぁねw
隆)コラボコーナーさ、
  どういう組み合わせでいくかだよね。
臣)だなーー
多)涼太ちゃんは
  誰と歌いたいの?♡
片)なんすかそれw
隆)指名制なの?w
多)想いを寄せてる人が
  おんねんやったら
  先に言うといた方がええでーw
片)え、え、
臣)涼太そんな奴いんの?w
片)あ、でも僕、
  『So High』歌いたいっす!
  アレ好きです。
数)俺もめっちゃ好きっす!
多)おおお!!ほんまに??
宮)なんか嬉しいなーー//
多)ほんならこれは4人で歌ってー
宮)え!!決まり?!
多)二人とも好きや言うてくれてるし
  ええかなって。
臣)はやっ!!w
隆)え、そんなサクサクいくの?w
  じゃあ俺、はい!はい!!
 
 
慌てたように隆二が手を挙げた。
 
 
隆)俺、この6人で
  『Best Friend’s Girl』歌いたい!
皆)おおおお!!!!
臣)歌いたい!w
片)うわ…それめっちゃアガる///
数)いいっすね!!!
多)この6人とか…
宮)めっちゃいいなーー
多)よし、じゃあこれは大決定!
臣)はやっ!!w
隆)これももう決まり?!w
多)そうですよーー
  言ったもん勝ちっすよーー
臣)じゃあ俺、らいおんハートやりたい!
隆)おお!!
 
 
ガチャッ
 
 
S)盛り上がってんねーw
ネ)遅くなりましたーー
 
 
SHOKICHIさんとNESMITHさんが
遅れて入って来て…
 
 
皆)お疲れさまです!!
S)どんなカンジー??
ネ)あ、なんかめっちゃ書いてんじゃんw
 
 
ホワイトボードを見て笑う二人。
 
 
多)いや、すいませんw
  なんか一旦もう好き勝手に
  話してましたw
S)なんでーー
  全然いいじゃん。
  わぁ!!これいいね!!
ネ)VBA2メンバーで
  『Best Friend’s Girl』!!
  これアツいね〜〜♪
多)マジっすか??
ネ)絶対盛り上がるでしょーー
多)よっしゃ!!w
S)え、じゃあ俺らVBA1メンバーで
  『Lovers Again』歌いたくない?
 
皆)聴きたいっっ!!!!
 
ネ)めっちゃハモったしww
S)あははははw
ネ)でもそれいいね!!
S)でしょーーー?
ネ)じゃあ1と2で
  それぞれやっちゃうー?♪
S)あ、らいおんハートって、誰?
臣)あ、俺っす!
S)誰と歌うの?
臣)誰…だろう…
隆)誰と歌いたいの?
臣)うーーん…
S)RYOくんとかは?
宮)おおお!
臣)なんか…新しいなーー
  歌ってみたいかも。
隆)え…じゃあ俺は…?
ネ)なんでちょっと寂しそうなんだよw
宮)俺、一緒に歌いたいかも。
隆)え!!俺??慧くんと?!
宮)うん。
隆)え、え、歌いたい//
臣)めっちゃ嬉しそうだしw
隆)え、だって…//
  あ、でも俺、臣が一番だよ。
臣)何の話だよ!!w
ネ)イチャつくのあとにしてもらって
  いいかなぁ…
臣)イチャついてません!ww
 
 
それからみんなで色々話して
気付けばあっという間に3時間が経ってた。
 
 
S)はやっ!!!
  もうこんな時間だ!!!
ネ)あ、リハ行かなきゃじゃん!!
臣)あ、マジだ。
隆)じゃあ続きはまた明日っすね。
S)明日はDEEPも来れるから
  詰めれるね。
多)楽しみだなーー♪
宮)うんw
片)あ、リハって三代目さんの
  ファイナルのですか?
S)あ、そうそう。
数)俺らも行っていいっすか?
S)え?
数)俺と涼太、この後何もないんで。
S)おう!じゃあおいでよ。
 
 
それからそのまま皆でスタジオに移動した。
 
BIファイナルの玉アリ公演。
サプライズでSECONDが出演してくれるから
そのリハーサル。
 
 
片)今日は音合わせですか?
臣)うん。
  パフォーマーチームは
  別でやってると思うけど。
片)そうなんすね。
数)ファイナルでSECONDさん登場とか
  めっちゃ盛り上がるだろうなぁ♪
片)ヤバいよね♪
ネ)GENEだって出んじゃーん♪
片)そうですけど
  盛り上がりのレベルが違いますよ!!
数)そうっすよ!!
  SECONDさん出てきたら
  多分相当ヤバいっすよ!!
隆)ヤバいっすね。
臣)間違いない。
S)よっしゃやるかーー!!w
 
 
それからそのまま4人で23時過ぎまで
リハをして
 
次の仕事場に移動しながら携帯を見ると
♡からLINEが来てた。
 
 
♡『臣くんお疲れさまぁ☺💕
  私は今帰ってきたよー!
  臣くんはまだまだ終わらないんだよね?
  頑張ってね!✧ \( °∀° )/ ✧』
 
 
臣)ぶっww
隆)何笑ってんのw
臣)いやw
 
 
この顔文字、もうネタだよなw
 
 
♡の声が聞きたくなって
そのまま電話をかけると…
 
 
プルル…
 
 
♡『はい!もしもし!!』
臣『はやっ!!!w』
 
 
すぐ出たww
 
 
♡『だって…今LINEしたばっかりだもん//』
臣『うん、見た。
  何でまたサイヤ人になってんのw』
♡『変身してみた。』
臣『ぶははははw』
♡『へへー♪』
臣『お前今日遅かったんだな。』
♡『うん。来週からね、
  新人さんいっぱい来るから
  その準備してたー!』
臣『おお、そうなんだ。お疲れー。』
♡『ありがと♡ 臣くんは…?』
臣『俺、今移動中。』
♡『そっか!』
臣『……』
♡『…ちょっとでも…
  臣くんの声聞けて、嬉しい///』
臣『えっ…』
 
 
何それ。
……可愛いじゃん…///
 
 
♡『今日…夜中までって言ってたから…』
臣『うん…。』
♡『……。』
臣『俺も…』
♡『…え?』
臣『お前の声…』
 
 
「聞きたかったから」
 
 
そう言おうとして、隣をパッと見ると
 
隆二と目が合って、ニヤッと笑うから
やめた。
 
 
臣『なんでもね。』
♡『え??』
臣『じゃあ…もうひと仕事してきますわーー』
♡『うん♡ 頑張ってね♡』
臣『ん。』
♡『それじゃ…』
臣『おやすみーー』
♡『おやすみなさい♡』
 
 
ピッ。
 
 
隆)……
臣)……
隆)お前の声が聞きたかったから。
臣)は??
隆)って、言やいいのに。
臣)な、なんで//
隆)♡ちゃんの可愛い声、聞こえたもん。
臣)聞いてんなよ!w
隆)めっちゃ耳澄ませてたもんね。
臣)あほか!w
隆)臣くんの声聞けて嬉しい♡
  だって。
臣)……///
隆)かぁ〜〜〜〜っ
  言われてぇ〜〜〜
臣)……///
隆)そこで俺もと言わずに
  なんでもねぇって誤摩化す臣。
  天の邪鬼〜〜〜〜っ
臣)うっせーな!!w
隆)いやーしかしラブラブですね。
臣)別に。普通。
隆)とか言ってニヤけんなし。
臣)ニヤけてねーし!
隆)はいはいw
臣)……///
 
 
ああ…早く会いたいな…。
 
 
 
 
 
ーendー

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