【21】お前がいい

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今日は隆二と健ちゃんと番組の収録。

俺と隆二が楽屋に入ると
先に入ってた健ちゃんと
女二人が仲良く喋ってる。


臣)はよ。
健)おお!二人ともおはよ!
隆)おはよー。


女二人が振り向いた。

片方はこの間のRだった。


臣)げっ!!
R)ちょっと!
  人の顔見るなり、げって何よ!
臣)なんでいんだよ。
R)挨拶に来ただけだし!
健)なになに?二人話したことあるん?
  RちゃんとUちゃん、
  隣のスタジオで仕事してたらしくて
  挨拶に来てくれてん。
隆)どうも。初めまして。
R)初めまして♡


Rは隆二にニッコリ挨拶すると
すぐにこっちを見た。


R)この間はどうも♡
臣)余計なことしてくれてどーも。
R)あっははw
  ねーねー、彼女に見つかった?
臣)お前の計算通りな。
R)わー!w
  喧嘩したー?疑われたー?
  別れてないの?♪
臣)んなことで別れねーし。
R)何それつまんない。
臣)お前ほんと性格わりーな。


やっぱりわざとかよ。


R)彼女、私の事知らないの?
臣)知ってたけど。
R)なんて言ってた?
臣)ふはっw
R)なによ!


素振りしてた♡を思い出した。


臣)倒すって言ってたわw
R)なにそれ!バッカじゃないの?
  一般人なんでしょ?
臣)一般人だからとか芸能人だからとか
  そんなこと気にしてねーんだよ。
  ってかもう帰れよ。

U)あ、あのー…
  初めまして。Uといいます。


もう一人の女が割って挨拶してきた。


臣)わ、すいません。
  初めまして。
U)Rちゃんと知り合いなんですか?
臣)全然。
R)ほんと腹立つ…
健)何やねん何やねん二人とも!w
臣)俺トイレ。


俺はそのまま楽屋を出た。
あーめんどくせー。


健)なになに、臣と初対面やないん?
R)はい。
隆)そうなんだ!
U)Rちゃん…登坂さんのこと好きなの?
R)は?
  全っ然好きじゃないし、あんな奴!
健)わはははっ!w
  あんな奴!!w
  まぁ、でもな!
  臣はもし好きになっても無駄やわ~
R)え?
健)愛しの彼女のことしか
  見えてへんもん、あいつ!w
隆)はははっ確かにw
R)ふーん…
健)やっぱり…狙ってた?w
R)全然っ!!
  2回目でいきなり
  お前呼ばわりしてくるような奴
  大っ嫌い!
健)わははは!派手に嫌われたな~
隆)お二人は…
  もう収録終わったんですか?
U)あ、いえ。今休憩中で。
隆)あ、そうなんですね。


ガチャッ、


トイレから戻ってきても
まだ二人ともいるし。


なんだよ…
早く帰れっつーの。


U)でも三代目さんて
  ほんとみんな良い方ですね!
隆)え!ありがとうございます。
U)ね、Rちゃん。
  みんな話しやすくていい人だよね♡
R)うん。
U)私、今日隣に座ってる人苦手なの。
R)ああ、あのナルシストね。
U)Rちゃんの隣の人は面白いよね♡
  ずっとRちゃんのこと
  可愛い可愛いって言ってるし♡
R)別に。
  あんなの下心見え見えだし。
  この世界の男なんて
  自分はモテると思い込んでたり
  適当に女と遊びまくってたり
  いい加減な男ばっかり!
健)あちゃ~
隆)……
臣)お前さ…


お、なに、その反抗的な目。


臣)こないだもそんな事言ってたけど、
  そんな若いうちから
  そんなひねくれてっと
  ロクな女になんねーぞ。
R)何よっ
臣)もっと素直になれば?
  って言ってんの。
R)あんたに関係ないでしょ!
臣)関係ねぇけど、
  勿体ねぇなと思って。


コンコンコン。


S)臣~、ちょっといい?
臣)うん。
S)今日の収録なんだけどさ、


バタン。


健)行っちゃった。
R)……
健)うん!確かに勿体無いかも!
R)え?
健)そりゃーまぁ
  嫌な奴とか下心だらけの奴とかも
  おるやろーけど…
  そんな男ばっかりとちゃうで~
R)……
U)そーだよ。
  Rちゃんはほんとに可愛いから
  可愛いって言われてるんだよ!
健)ええやん!女の子は可愛いって
  言われるだけ可愛くなるんやし!
隆)うん。
  色んな出会いがあって
  色んな人がいるから、
  変に思い込まない方が
  いいよってことだと思う。
健)うんうん。
  …ってことを臣も
  言いたかったんちゃうかな~?
U)そうだよ♡
  だって三代目さんは実際に良い人だし!
健)そんないい人いい人
  連発されると照れるわ~!!w
隆)あははw
U)あ、そろそろ私たち戻らないと。
R)うん…。
  すみません、お邪魔しました。
U)いつか共演しましょうねー♡
健)はーい♡収録がんばってねー!
隆)お疲れさまです。


バタン。


健)ふぅ。
隆)10代から芸能界にいると
  大変そうだね。
健)せやな~
  そして…
  あれは惚れ直してしまったな。
隆)臣?
健)うん。
隆)だね…


ガチャ。


臣)あ、収録始まるって。
健)あいよ!
臣)良かった。いない。
健)あはは、あの子ら?w
臣)うん。
健)おもろい子やったな~
臣)どこがだよ。
  なんであんな性格悪い女と
  連絡先交換したの?
健)へ?なんやそれ。してへんで?
臣)は?
  こないだ岩ちゃんとしたんでしょ?
健)こないだ?って…ああ!!
  あん時は挨拶しただけやで!
  交換なんてしてへんよ!
臣)…はぁ…、あんにゃろー


騙しやがったな。


隆)でも…そんな悪い子じゃ
  ないんじゃない?
臣)え?
隆)あの子。
臣)いやいや、ぜってーやだ、あんな女。
隆)素直になれない
  だけじゃないのかなー。
臣)知らねぇけど。
  どうでもいーし。
健)はいはい、出ました!
  自分の女以外には
  容赦なく冷たいドS臣様~!!
臣)そんなんじゃねーし!
隆)はははっw
  まぁ♡ちゃんはめちゃくちゃ
  素直だからねw
臣)別にっ//
健)はーいはい!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ー夜ー


ソファーでくつろぎながら♡と一緒に
バラエティーを観ていると
Rが出て来た。

げっ。
またこいつかよ…。

1日に2回も見たくねぇっつーの。


♡)あっ!!!!
臣)……
♡)この子…
  む~~~~


♡が戦闘モードになった。


♡)ガルルル…
臣)ははっ!w
  お前、TV相手にあほかw
♡)だって!
  もうこの子、大嫌いだけど…
  やっぱり…可愛いし、それに…
臣)?


口を尖らせてる。


臣)それに?
♡)……おっぱい大きいし!
臣)ぶはっww
  お前そこ、こだわるな~w
♡)だって!!


ほっぺをぷくっと膨らませて
俺を見てきた。

可愛いヤツ…w


臣)俺別にお前くらいが丁度いいけど。
♡)え?
臣)ってゆーかお前がいいけど。
♡)えっ!!!
臣)……
♡)……


♡が静かになったから
顔を覗くと

真っ赤になって俯いてた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)なんでそんな赤いんだよ!w
♡)だ、だって…//

臣)なにー?
  触ってほしくなったー?
♡)ち、違うっ!// ばかっ!//

臣)じゃあなんだよw
♡)…っ


だって…


♡)臣くんが…
  恥ずかしい事…、言うからっ!
臣)別に恥ずかしくねーし。
  ほんとのことだし。
♡)////


ばふっ…!


クッションに顔を埋めた。


「お前がいいけど」


♡)////


嬉しい…

し、

恥ずかしい…

でも…

嬉しい。


ううう///


クッションに隠れながら
臣くんの顔をそーっと覗くと…


♡)!!!


ニヤッと笑ってる!
や、やな予感…!//


臣)だから触らせろ。
♡)は?!ちょ、ちょっと!//

臣)あ、逃げんなこの!
♡)やだー!エッチ!!//

臣)はぁ?こんにゃろ…
♡)ちょ!くすぐったい~!!!


臣くんの手から逃げようと
立ち上がると

腰をグイッとつかまれて
そのままソファーに押し倒された。


臣)逃がさねぇし。
♡)だめっ
臣)なんでだよ。


ダメって言ってるのに
臣くんが強引に

服の中に手を入れてきて…


♡)ちょっ…と…やっ!
臣)いーじゃん。

♡)んっ……やぁ…//
臣)…その声…ヤバい…

♡)やめっ…て
臣)もっと聞きたい…

♡)…やっ//
臣)ん…

♡)…だ、だめーっ!!//


必死に臣くんを押しのけると
すねた顔で私を見てきた。


臣)なんでだよっ!!
♡)だって……//
  今日…できないもん。
臣)は?なんで?
♡)なんでって…
臣)あ、アレ?
♡)うん…
臣)え、マジ?


急に表情が変わった臣くんは
慌てて私を抱き起こしてくれた。


臣)押し倒してごめん。
  大丈夫?
♡)うん。大丈夫だよ?


優しくお腹を撫でてくれてる…


♡)……
臣)はぁ……
♡)…ふはっ♡
臣)なんだよっ


思わず笑ってしまった。


♡)臣くんが急に優しくなったから…
臣)はぁ?俺そこまで
  鬼畜じゃねぇっつーの!//
♡)いや、わかってるけど…
  ふふっ♡
臣)あ~あ…


臣くんが口を尖らせた。


臣)お前のあんなエロい顔見て
  なんもできねぇとか…
  地獄……
♡)や、やめてよっ//
臣)だってエロかったもん。
♡)臣くんがエッチなこと
  するからだもん!//
臣)うん。
  だからそれに素直に反応すんのが
  可愛いんじゃん。
♡)なっ// やめてよー!!//
臣)ははっw


今度は頭を撫でられた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)そうやって恥ずかしそうなのも
  そそられるわ〜
♡)もうっ!!
  エッチなことばっかり
  言わないで!!//


冗談なようで本気なんですけど…


赤くなってる耳を
つんつん引っ張ると

♡がぱしっと叩いて来た。


臣)なんだよ〜〜
♡)……//

臣)終わったら…
  今日の分もガッツリ襲うから。
♡)え…

臣)はぁ~~~
♡)……


一週間我慢かぁ……


つんつん…


臣)ん?


♡が俺の袖を引っ張ってきた。


臣)なに
♡)……
臣)…っ


うわ~
ちょっと!

チューしてほしそうなんですけど!
なんでそんなウルウルしてんだよ…//

そんな目で見てくんな、バカ!//


臣)なに
♡)…だめ?
臣)…無理。シたくなるもん。
♡)そっか……


あ~~っ
そんなあからさまに
しゅんとすんなよなー!!

あ~もう!!


臣)うそ。


うつむいた♡のほっぺにチューすると
こっちを振り向いた。


目と目が合って…
唇にも軽くキスをすると…


♡)…へへ//


満足そうに可愛い顔して笑ってる。

へへ//
じゃねーよ!


は~~~もう///

我慢すんのマジ辛い…
こいつ鬼だ…。




ーendー

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