(35)突然のプロポーズ

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今日はJさんと説明会に行く日。
 
 
朝、Jさんが一度
私のところに来てくれた。
 
 
J)今日、予定通りで大丈夫?
♡)はい!よろしくお願いします!
J)あ、あと…
  説明会終わったらご飯行かない?
♡)えっ?…えっと…
 
 
Jさんには男として見てって言われてて…
 
でも私が今気になってるのは臣くんで…
 
そんな時に…
臣くん以外の人と二人でご飯っていうのは…
 
 
♡)えっと…
J)もう予約しちゃったから、行こw
♡)えっ!!
J)じゃあ、あとでね?
♡)あ…っ
 
 
Jさんはまた私の頭をポンとたたいて
自分の部署に戻っていった。
 
 
予約しちゃってるって…
私行くって言ってないのにー!!
 
 
でも…それなら…
 
今日ちゃんと話してみようかな…
うん!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
今日は朝から『SO RIGHT』のMV撮影。
一旦昼休憩でみんな弁当を広げてる。
 
 
隆)こーの弁当、うまっ!
臣)良かったな~w
隆)うーま!
臣)わかったっつーの!w
N)な~んか岩ちゃん
  今日お肌ツヤツヤね~?
岩)ぶっ
直)なんすかその女子みたいな振りw
N)いや、ほんとにw
岩)……
E)エステでも行ったのー?w
健)昨日Hしたとか。
 
 
健ちゃんの言葉に、ニヤける岩ちゃん。
 
 
健)あ、俺当たりやw
N)あら、まーた岩様遊んでんの?
岩)そんなんじゃないっすよ。
N)じゃあ何よ。
岩)いやーー
  昨日のはしゃーないっす。
N)なーにが。
岩)なんかすげぇ…エロい子だったんすよね…
健)どんな?どんな?
直)健二郎食いつきすぎw
岩)なんか…皆で飲んでたんすけど…
  いきなり俺の後ろ回ってきて…
健)おっぱい出してきた!??
臣)なんでやねん!w
隆)回ってきて?
岩)岩ちゃんの好きにしていいよ…って
N)はぁ?!?
岩)いきなり言ってきて。
N)え、何その子。大丈夫?w
健)え、え、好きにしていいよって
  そういう意味やろ?
岩)はい。
N)で、岩ちゃんは言われた通り
  好きにした、と。
隆)え、そんなこと言ってくる子
  どうなの??w
岩)いや、俺もねぇなと思ったんすけど
  顔見たらめっちゃ可愛くてw
健)ああ、そりゃしゃーないわ。
隆)健ちゃんあっさり!w
臣)可愛くてエロいとか最高でしょ。
岩)でしょ!?
健)おっぱいおっきかった?
岩)多分…Gくらいじゃないかな。
皆)おおおお!!!
健)なんやそれ!!
  可愛くてエロくておっぱいデカいって!!
岩)ヤバいっすよね。
隆)いいな~~~w
臣)え、でも…デカすぎね?
 
 
Gはさすがになぁ……
 
 
N)うちのGUNボーイは巨乳好きですからw
臣)Gまではいらねぇな~
隆)いらない。Dがいい。C寄りの。
臣)D寄りのCだな。
直)お前らそれ前に
  ラジオでも言ってなかった?w
隆)え、直己さん聞いてくれてたんすか?
直)俺、結構聞いてるよw
N)なーにあんたたち。
  そんなアホな会話してんのかい。
臣)してますねーw
隆)もうおっぱいの話しかしてないっすねー
N)アホでしょ!!w
臣隆)あははははw
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
Jさんと一緒に会社を出て
車を取りに行く途中で…
 
 
女)Jさんっ!//
J)あ…っ
 
 
知らない女の子が、Jさんを呼び止めた。
 
 
♡)……
 
 
知り合いかな…?
 
 
女)どうして…電話出てくれないの?
J)……
 
 
え?え?
Jさんの彼女…?じゃないよね??
誰だろ…
 
 
J)ごめん、まだ仕事中だから。
女)やだぁ!!待って!!
J)ちょっと、落ち着いて。
  今は話してる時間ないから。
女)この子…
  この子なのっ?!
 
 
女の子がキッと私を睨んだ。
 
 
♡)え?
J)違う!この子じゃない!
  この子は関係ない!!
女)嘘よ…わかるもん…
  この子が好きな子なんでしょ?!
J)違うっ!!
 
 
女の子が私に手をあげようとした瞬間
Jさんが間に入って、女の子の手を掴んだ。
 
 
J)この子は…本当に何の関係もないから
  絶対…二度とこんな真似しないで。
女)…っ、だって…ぐすっ…///
J)♡ちゃん、行くよ。
♡)え…っ、でも…
女)待ってよぉ…っ!
♡)あの…っ
女)好きなのっ///
  私ほんとにJさんが好きなの!
  お願いっ!私から取らないでっ!!
♡)…っ
 
 
女の子が…私の腕を掴んで
必死な顔でそう言った。
 
 
J)離して。
女)いやっ
J)後で連絡するから。
女)ほんと?
J)だから彼女を離して。
女)……
 
 
Jさんの言葉に、彼女はやっと
私の腕を離してくれた。
 
 
女)待ってるから…
J)わかった。
  ♡ちゃん、行くよ。
♡)あ、はいっ。
  えっと…失礼します。
 
 
私は彼女に頭を下げて
Jさんの後ろを追いかけた。
 
 
えっと…
どうしよう…。
 
何だったんだろう…今の…。
 
 
わけがわからなくて少しパニック。
 
 
J)♡ちゃん、ごめんね?
♡)えっ…
J)迷惑かけてごめん。
♡)いえ…あの…
J)何でもないから、あの子。
♡)え??
 
 
なんでもないって…
 
 
♡)元カノさん…とかですか?
J)いーや?
♡)え…、えっと…じゃあ
  今の彼女さんですか??
J)違うよ!
  俺は♡ちゃんが好きだって
  言ってるでしょw
♡)えっ?!!
J)えっ?って…
♡)え、え、っ……
 
 
好き…って……
 
 
J)俺言ったよね?男として見てって。
♡)はい…、えっと…でも…っ
J)「好き」って言わなきゃ伝わらないの?
♡)…っ
J)好きだよ?
♡)え…っ
 
 
私を見つめるJさんの瞳が…
すごく真剣で…
 
 
♡)あの…、えっと…///
J)とりあえず行こうか。
♡)あ、はい…///
 
 
なんて答えたらいいのかわからないまま…
 
とりあえず私たちは車に乗って、
説明会の会場に向かった。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
MV撮影は夜まで続いて
夜もみんなで弁当を広げる。
 
 
隆)弁当うまっ!!!
臣)わかったってww
E)今市くんは何食べても美味しそうだよねw
隆)だって美味しいもん!!
臣)もんって子供か!w
E)あはははw
 
 
部室みたいに賑やかな楽屋。
 
 
健)あーあ、俺もHしたいな~~
臣)ぶっ
隆)急に何!!w
健)最近してへんもん。
  岩ちゃんの話聞いたらええなぁって。
隆)いいかなぁ?w
健)なんやねん。
  巨乳はタイプやないから
  別に興味ないんやろ。
E)え、じゃあさ、
  太ってて巨乳なのと
  ガリガリでぺったんこだったら
  どっちがいい?
臣)何その究極の選択w
隆)太ってるってどんくらい?
健)超絶デブ?ぽっちゃり?
E)うーん…超絶。
臣)ガリはどんくらい?
健)スレンダーレベル?骨?
E)骨。
臣)どっちも嫌だ~~~
 
 
なんだよそれ!w
 
 
隆)選べないし!w
E)え、え、じゃあね~
  ぽっちゃりとスレンダー!
隆)うーーん…ぽっちゃり?
臣)スレンダー。
健)スレンダーでおっぱいだけある!
臣)何それずりぃじゃん!
  選択肢にないし!w
隆)究極の選択じゃなくなったし!w
健)せやけどそれが一番やん!
隆)そりゃそうだよ!w
E)あはははw
 
 
そんな話で盛り上がってる俺たちは
中学生みたい。
 
 
N)エリケン!
  位置確認するよ~~
臣)エリケンww
E)はい!今行きまーす!
健)はーい!!
隆)行ってらっしゃーい!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
説明会が予定通り終わって、
 
私はJさんが予約してくれたお店で
一緒にディナーを食べてる。
 
 
J)ためになる説明会だったねぇ。
♡)はい!すごく!
J)♡ちゃんの資料も
  やっぱり喜んでもらえたし。
♡)あ…良かったです//
J)♡ちゃんが作ったやつは
  本当に解りやすくて、見やすいんだよね。
♡)わ、わ、ありがとうございます!!
J)ほんとにw
 
 
そう言ってJさんが優しく笑った。
 
 
仕事を褒めてもらえると…
すごく嬉しいな…♡
 
 
ディナーも終わって
最後のドリンクに口を付けると、
 
 
J)♡ちゃん?
♡)はいっ!
 
 
Jさんが真剣な顔で、私の名前を呼んだ。
 
 
J)俺と結婚しない?
♡)……
J)……
♡)え?え?えええ!???
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)俺らも次リップか。
隆)だね。
臣)なんかかっけーMVになりそうだよな~
隆)うん、めっちゃ楽しみw
臣)ほんと。
隆)また♡ちゃんに歌ってあげんでしょ?w
臣)は??
隆)この曲w
臣)なんでだよ!w
隆)歌で落とそうとしてるからw
臣)してねっつーの!w
隆)ふーーん?w
 
 
ニヤニヤからかってくる隆二。
 
 
臣)それにこの歌、そんな歌じゃねぇじゃん。
隆)あら。
臣)なに。
隆)じゃあやっぱり
  切ないバラードなら歌うんだ。
臣)え。
隆)冬物語とかずりぃもんな~w
臣)だから違ぇっつーの!w
隆)ねぇ、そーゆーのどうやってやんの?
臣)は??
隆)俺、今からお前のために歌うから
  とか言って?
臣)言うかっ!!!
隆)え、じゃあどうやって歌うの?
  俺もその技使いたいw
臣)別に技じゃねぇっつーの!w
  どうやってって…
  普通に歌っただけ!
隆)普通に?????
  いきなり歌ったの??
臣)うーん…まぁ、そう。
  聴きたいって言われて。
隆)歌ったらどんな反応なの?
臣)うーん…
  あいつは…泣いてたけど。
隆)え!!泣いたの?!
臣)うん。
 
 
ポロポロ涙、こぼしてた。
 
 
隆)めっちゃピュアじゃん…
臣)別に…俺の歌じゃなくて…
  小竹さんの歌詞が好きなんだって。
隆)あ、そうなんだ??
臣)うん。
隆)いやいや、でもそれを
  臣が歌ったからでしょ?
臣)……
隆)で、泣いてる♡ちゃんを抱きしめて
  チューしたわけ?
臣)するかっ!!
隆)してないの?
臣)してないわ!
隆)したかったしょ?
臣)した…かった…
隆)あはははw
 
 
したいに決まってんじゃん、そんなの。
 
 
臣)なんなんだよもう…///
隆)素直だしw あはははw
臣)~~~~///
隆)でも、♡ちゃんと
  いいカンジだったよね~
臣)え?
隆)こないださ。
臣)……
隆)お似合いなんじゃないっすかー?w
臣)……///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
け、結婚ってなに?!!
 
びっくりして、一瞬時が止まった。
 
 
♡)えっ!???
  えっと…あの…、え???
J)さっきの…あんな後で
  言うのもなんなんだけどさ…
♡)……
J)さっきの子はほんと何でもないから
  気にしないで?
♡)え…っ
 
 
でも…
 
 
J)俺は…
  ずっと♡ちゃんのことが好きだよ。
♡)…っ
J)結婚願望なんて全くなかったけど…
  ♡ちゃんとならずっと一緒にいたいって
  そう思う。
♡)……
 
 
Jさんの瞳が…すごく優しい。
 
 
J)なんか…一緒にいると
  心がキレイになっていく気がしてw
  こんな俺でも…
♡)心が…?
J)うん。
♡)……
J)♡ちゃんは本当にいつも
  真っ直ぐで一生懸命で…
  不器用でも頑張ってて…
  絶対後ろを向かない。
  いつも前を見てる。
♡)……
J)いつも笑ってる。
  周りのために。自分のために。
♡)……
J)そんな♡ちゃんのこと…
  ずっと見てたよ、俺。
♡)…っ
 
 
全然…気付かなかった…。
 
ほんとに…?
 
 
J)好きだな…って…
  この子の側にいたいって…
  そう思うようになって…
♡)……
J)多分こんな風に思える子…
  一生出逢わないと思う。
♡)……
J)だから…結婚してほしい。
♡)……っ
 
 
どうしよう…
何も言葉が出てこない…。
 
 
Jさんの目が…
すごく真剣で…

いつもみたいに冗談じゃなくって
本気なんだって目が言ってる…。
 
 
 
私…今日は…
 
気になる人がいるからって、
自分の気持ち伝えようと思ってたのに…
 
何て言ったらいいんだろう…
 
 
♡)あの…私…、
J)俺、YES以外聞く気ないから。
♡)え??
J)本気だから。
♡)…っ
 
 
ハッキリと、そう言われた。
 
 
J)♡ちゃんに好きな人が出来ようと
  彼氏が出来ようと
  気持ち変わらないと思うし
  今までもそうだったし…
♡)……
J)俺はずっと♡ちゃんが好きだから
  それを覚えておいて。
♡)え…っと…
J)だからNOの返事は要らない。
  YESになったら、その時聞かせて。
♡)え…あの…、でも…っ
 
 
彼氏がいても…って…
 
それでもずっと、
私のことを想ってくれるってこと?
 
 
♡)やっぱり…
J)だーめ。
♡)え??
J)今、答え出さないで。
♡)え…でも…っ
J)ほんとに…好きだから…。
 
 
私の頬に、Jさんの大きな手が
優しくそっと触れた…。
 
 
♡)あ…、の…っ///
  えっと///
J)可愛いなぁ、ほんとw
♡)え…?
J)好きだよ…?
♡)……///
 
 
わ…わ…何これ…
どうしよう///
 
 
Jさんに触られるの
ちょっとやだって思ってたのに…
 
こんな優しい表情で…
優しく触れられたら……
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
MV撮影も無事終わって
夜、いつものバーでみんなで飲んでると
岩ちゃんが抱きついてきた。
 
 
岩)おーみさん♪
  飲んでますかぁ?
臣)飲んでる飲んでるw
岩)いや~~
  マジ今日の撮影楽しかったっすね~~
臣)うん。
N)いや~~やっぱり三代目最高っすわ~!
E)間違いないっす♪
  最高~~イエ~イ♪
岩)ふぅっ♪ふぅっ♪
 
 
みんな酒も入って
いいカンジに酔っぱらってる。
 
 
女)あ、NAOTOさん、お久しぶりです~~♡
N)あ、○○ちゃーん♪
女)一緒に飲みませんかぁ?
N)いいねいいね♪ あっち行こ~♪
女)やーだNAOTOさん、重たいですよぉ~w
N)なにがー?
女)あははw
 
臣)……
 
 
あ~~なんか…
頭ふわふわしてきたな…
きもちーー…
 
 
俺はソファに座って、また酒を飲み干した。
 
 
女)あ、岩ちゃんだぁ♡
  覚えてるー?
岩)覚えてるよ~w
  忘れるわけないじゃん♪
女)ほんとー?♡
 
 
あ…
なんか岩ちゃんが
女に抱きつかれてる。
 
 
岩)ちょっともう~~
  おっぱい当たってるからーw
女)だめぇ?
岩)だーめでしょw
  もう!
女)おっばい嫌いなのぉ?
岩)嫌い…
  …なわけ…ないだろぉ~!!
女)あははw やだぁ!
  触んないでよ~エッチ~~//
岩)エッチだもーんw
女)きゃははは♡
 
 
なーにやってんだか…。
 
 
臣)…ふぅ……。
 
 
少しフラフラしながら戻って来た
トイレからの帰り道。
 
途中で誰かに腕を掴まれた。
 
 
女)登坂くーん♡
臣)あ?
女)やっと会えたー♡
臣)え、誰。
女)思い出してよぉ~w
臣)……
 
 
女は俺の首に腕を回して
抱きついてきて…
 
 
あ…
この女…
 
♡と同じ匂いがする…。
 
 
トリートメント…だっけ?
なんだっけ…
 
いい…匂い……
 
 
女)まだ飲むのー?
臣)結構飲んだけど。
女)じゃあ一緒に出ない?
臣)んー。
女)ね?♡
 
 
女は耳元でそう言うと
俺の首筋にキスをしてきた。
 
 
やっぱり…この匂い…
♡と一緒だ…。
 
 
俺はそのまま女の首元に、顔をうずめた。
 
 
女)やーだ、ここお店だよー?
  くすくす♡
臣)んー。
女)ね?一緒に出よ?♡
臣)ん。
 
 
そのまま店を出て
タクシーに乗って…
 
フラつく俺を支えながら
女はホテルの部屋のドアを開けた。
 
 
女)大丈夫ー?
臣)ああ。
 
 
あーー
いい匂いする…
 
 
女)シャワー浴びてきてもいーい?
臣)どーぞ?
 
 
俺はそのままベッドに横になった。
 
 
 
 
 
ー続ー

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