(2)突然の告白

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♡)はぁ~ほんとお腹いっぱい♡
臣)ケーキも一人占めしたしねーw
♡)え!やっぱり食べたかったの?!
臣)いや?違うけどw
♡)びっくりしたーー
臣)あはははw
♡)美味しいもの食べてる時って
  ほんとに幸せー♡
臣)ぶはっww
  うちの相方もいつも言ってる。
♡)え!隆二くん??
臣)そう。
  そんでほんとに幸せそうに食うw
♡)あははは♡
  なんか私…臣くんの中で
  食いしん坊みたいなキャラに
  なっちゃったw
臣)ははっww
  いんじゃない?
♡)え?
臣)美味しそうに
  いっぱい食べる子の方がいいじゃん♪
♡)あははw ほんとー?
  あ……

橋を渡ると生温い風が吹いて
緑と土の濃い匂いがした。

♡)この匂い、大好きー♡
臣)え?
♡)今の風。
  雨上がりって木とか草とか
  自然の匂いが濃くなるでしょ?
臣)うん。
♡)それが好きー♡
臣)ああ、俺も好きかも…。
♡)ほんとー?
  あ、ねこがいるー!
臣)え?どこ?
♡)ほら、あそこー♡

橋の下の川沿いに、黒ねこがいた。

臣)うわ、かわい~~
♡)あ!見て見て!子ねこもいるー!!
臣)え?どこ??
♡)ほら!あそこだよー!!

♡ちゃんは指差しながら
俺にくっついてきて…

ノースリーブの白いシャツから
無防備に出てる腕が
俺の腕にやわらかく触れて…

俺はねこを探すどころじゃなくなった。

♡)ほら!今くっついたでしょ?
臣)え??
♡)黒ねこと子ねこー!♡
臣)あ!ほんとだ!!
♡)黒ねこはお母さんなのかな?
臣)親子なんかなー?
♡)かわいー♡♡
臣)あ、じゃれ合ってるw
♡)あはは♡
臣)仲良いなーw
♡)ね♡癒されたぁ♡♡
臣)うん。めちゃ可愛いw
♡)あはは♡

♡ちゃんがくるっと振り向いて歩き出すと、
またイイ匂いがして…

月明かりで
ふわふわの髪の毛がたまに光る。

なんかこの子がねこみたいだな…w

♡)臣くんはサッカー部だったの?
臣)あ、うん。そう。
♡)ほんとにサッカー好きなんだね!
臣)うん、すげーやってたよ。
♡)リフティングとか上手?
臣)千回出来ないと
  入部できなかったからねー
♡)え!!せ、千回?!!!
  じゃあ臣くん、千回できるの?
臣)できますよー?
♡)え!え!すごすぎるー!!♡♡
臣)はははw ♡ちゃんは?
♡)え!!
  私リフティングなんて出来ないよ!w

出来なそーーーww

♡)高校の時、授業でサッカーやったけど
  全然へたくそだったし…
臣)そうなの?
♡)うん。球技がほんとダメなの…
臣)へ~~

ダメそーーーww

♡)でもね、走るのだけは得意なの!
  速いよ!!
臣)え!!意外!!
♡)ちょっとぉ!
臣)え?
♡)意外ってなにー!!

♡ちゃんがふくれて
俺の腕を押してきた。

かわいーww

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんだか臣くんにバカにされてる気がして
悔しい。

クスクス笑われてるし。

臣)だってなんか鈍臭そうだもんねw
♡)えー!!ひどい!!

今日初めて会ったのに…!

臣)さっきからそんなカンジだし
  「恐怖のクラッシャー」
  だったんでしょ?ww
♡)あー!もう!それは忘れてよ~~///
臣)あはははww

確かに私はいろいろ壊しちゃうけど…
スポーツも苦手だけど…

♡)徒競走はいつも一番だったもん!!
臣)え、マジ??
♡)そうだよっ!!
臣)めっちゃドヤってるしww

足だけは速かったんだから!

♡)だからサッカーの時も…
  ボールにはすぐ追いつけて
  敵から奪えるんだけど…
  奪ったあと、何もできないの。
臣)ドリブルもパスも??
♡)うん。バスケも一緒。
臣)ぶくくくww
  ほんとに球技ダメなんだww

また笑われた…。

♡)臣くんはー??
臣)俺も…サッカー以外
  そんなに得意ってわけじゃないけど…
♡)サッカー一筋かぁ~~
臣)うーん。
♡)モテたでしょー♪
臣)モテたねー。
♡)あははw 素直ーー!♡

やっぱりサッカーやってる人って
モテるんだなぁ。

うちの高校もサッカー部の男子は
みんなモテモテだったもんね。

♡)……

にゃんこを見た後、
私が車道側を歩いてると
臣くんがまわりこんで隣に来てくれて…

今は私の左を歩いてる。

紳士だなぁ…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臣)でもさ、今でも仲良いってすごいね。
♡)え???
臣)あ、ごめん、バイトの話。
♡)ああ!
臣)普通辞めた後って
  なかなか会わなくなったりしない?
♡)うーん…たしかに…。
  でもあの店はほんとに
  みんな仲良しだったからなぁ…
臣)みんな?
♡)うん!
  最初はね?ホールとキッチンで
  ちょっと仲悪かったんだけど
  それも最初だけで
  そのうちみんな仲良くなって♡
臣)そうなんだ。
♡)賢司くんが
  ムードメーカーだったかも!
臣)へ~~!
♡)賢司くんがいると
  お店の雰囲気も明るくて…
  気付いたら年齢とかも
  み~んなバラバラなのに
  み~んな仲良しになってたのw
臣)そうなんだ。
  あいついい奴だもんなー。
♡)ね♡賢司くん大好き♡♡
臣)……

うわーうわー

すっげぇ可愛く笑って
「大好き♡♡」とか…

賢司ずりーなーーー

♡)臣くんは?
  バイトとかしてた?
臣)あ、俺も飲食経験あるよ。
♡)え!!何のお店?
臣)なんでしょう。
♡)えー!クイズ?!
  なんだろう…、うーんと……バーとか??
臣)おお、当たり!w
♡)やったーーー!♡

そう言って無邪気に笑う姿が
また可愛い。

臣)でもまだあるよ。
♡)えーー!!まだあるの?!
  えっと…じゃあ…
  意外なカンジでラーメン屋さん!
臣)え!!

また当ててきた…!!

♡)当たり??

♡ちゃんが目をくりくりさせて
俺の顔を覗き込んできて…

臣)うん、当たり…//
♡)わぁ!!やった~!!
  全部当たったー♡♡
臣)すごいなw
♡)え、え、臣くんがラーメン屋さんで
  働いてたのー??
臣)そーだよ。
  めっちゃラーメン茹でてたw
♡)えー!すごい!
  ラーメン茹でるプロ??
臣)プロだねーw
♡)あははは♡
  今度ラーメン作ってもらおー♡
臣)はははw

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラーメン最近食べてないなぁ~
なんて考えながら歩いてたら

後ろから臣くんに肩をつかまれて…

臣)ちょ!!
♡)え??
臣)信号!!
♡)え??
臣)赤!!
♡)あ、わ!!ごめん!!
  全然見てなかった!!
臣)あぶねーなー!
  ちゃんと見ろよ!w
♡)はい。ごめんなさい。

しまった。
また鈍臭いって思われちゃう…。

信号を渡って少し歩くと
臣くんがふと、立ち止まって…

臣)ここ俺んち。

そう言って、大きなマンションを指差した。

♡)えっ!わ!ここ??
臣)うん。
♡)ほんとに…近かった……
臣)でしょw
♡)え、って、臣くん??
臣)んー?

臣くんはそのままスタスタ歩き始めて…

♡)え、お家ここなんでしょ?
臣)うん。
♡)え??

どこ行くの…?

臣)送るって言ったじゃん。
♡)え…っ
臣)ほら、行くよ。
♡)え!いいよ!大丈夫!
  一人で帰れるから…
臣)もう遅いから危ないし。
♡)大丈夫!
  私鍛えてるから
  何かあったら闘うから!
臣)あほかw 行くぞ。

臣くんは呆れた顔で笑って
そのまま前を歩いていく。

♡)待って…っ

慌ててその後ろを追いかけて。

♡)私の家、遠いよ?
臣)公園の横でしょ?
♡)あ、うん…そうだけど…
  ここから歩いても20分くらいかかるよ?
臣)うん。いいよ。
♡)えーー!

ほんとに遠いのに…

臣)一人で歩かせんの心配だし。
♡)え??
臣)滑って転んだり
  その辺に落ちたりしそうじゃんw
♡)そ、そーゆー心配?!
  私そこまで鈍臭くないもん!!
臣)はいはいw

臣くんがまた笑ってる。

も~~~!

……完全に鈍臭い認定された気がする…
ぐすん。

でも…
なんだろう。

臣くんて…
こんな話しやすい人だったんだなぁ…

♡)臣くんて…
  TVとイメージ違う…
臣)え!うそ!
  俺どんなイメージだったの?
♡)あんまり笑わない…クールなイメージ。
臣)うそっ……
  え、TVって何??
♡)週刊EXILEとか…EX-LOUNGEとか…
臣)え?全部観てた??
♡)うん。

私が頷くと、
臣くんは少し照れ臭そうに前を向いた。

♡)EXILEと三代目は自動録画なの。
臣)え、そうなの?!
  じゃあ全然知ってんじゃん!
♡)え?
臣)詳しくないって言ってたけど…
♡)TVはほとんど観てるけど…
  でも…グッズとか買ったことないし…
  ラジオも聞いたことないし…
臣)あ!それはね、聞かなくていい!!
♡)え?

臣くんが慌てたように
またこっちを見た。

臣)あほな事しか喋ってないから
  全然聞かなくていいです!!
♡)あほなことなの??
  あははは♡
  じゃあ今度聞いてみようかなー♪
臣)いや!ほんといい!!やめて!!!
♡)えー!!なんでーww

そう言われると、聞いてみたくなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臣)でも…
♡)ん…?
臣)俺ってそんなイメージだったんだ…
♡)……うん。

彼女に言われた、
あまり笑わないクールなイメージ、って…
あんまり良い印象じゃないよな。

臣)今は?
♡)え?
臣)どんなイメージ?
♡)え!!今???
臣)うん。

どう思われてんのか、気になる。

♡)えっと…今は…
臣)……
♡)話しやすくていい人♡

いい人…、か…。
ふーん……

♡)たまに目力強いけど…
臣)えっ!!

やっぱり今日俺見すぎた??
やべーー

♡)でも笑ってるとなんかほっこりするよ♡
臣)え??

ほっこり??

♡)笑顔が可愛い♡えへへー♡
臣)……//

なんだよそれ…
なんか照れんだけど…//

そんなこと言って笑う
♡ちゃんの笑顔の方が…ずっと可愛いし…

臣)……

つーかそろそろ家着いちゃうな…
もっと話してたいのに…

臣)♡ちゃんは明日何してんの?
♡)明日は会社だよー。
臣)え!土曜なのに?
♡)うん。うちの会社ね、
  月一で土曜出勤があるのー。
臣)そうなんだ!!
♡)臣くんはー?
臣)俺は明日はテラハ。
♡)えー!いいなー!ずるいー!!!
臣)ずるいって何ww
♡)私も観たい~!!!
臣)え、テラハ観てんの?
♡)観てるよぉ!!!
臣)マジか。
♡)この間華ちゃんが
  出て行っちゃったから
  寂しくて寂しくて…
臣)華ちゃん好きだったの?
♡)うん!!
臣)サバサバしてていいよね、あの子。
♡)うん!
  すごくしっかりしてて
  カッコ良くて憧れる♡
  あ~あ、早く続き観たいよぉ~
  臣くんはいいな~~
臣)二週分観れちゃうからね〜♪
♡)ずるーい!
臣)あはははw

そんな話をしてるうちに
あっという間に♡ちゃんの家に着いた。

マジ時間早いな…

臣)ってか、ここ?!
♡)うん!
臣)すげーでかいな!!
♡)会社のマンションだから…
臣)そうなんだ!
♡)うん。

想像してたのと全然違った。

♡)臣くん、遠いのに送ってくれて
  ありがとう。
臣)うん、全然。
  つーか近かったし。
♡)あはは♡ありがとう♡
臣)うん。

あーーやっぱり……

この子が笑うと
なんかすげぇ嬉しくなる。

なんだこの癒しのパワー…

臣)えっと…

あ~まだ一緒にいたい!

どうしよう…
なんかないかな…

臣)あ!!
♡)え??
臣)星見える。
♡)あ、ほんとだぁ!!

苦し紛れに空を見上げたら
珍しく星がキレイに見えた。

♡)わ~キレイだね♡
臣)うん。
♡)今日は月はいないのかな…
  ……わ!!

ドン!!

♡ちゃんが
空を見上げながら歩いてきて
俺にぶつかった。

♡)ごめんね?!
臣)だから、前見ろって…w

ほんと危なっかしいな…

♡)なんか今日はぶつかってばっかり…
臣)確かにw
♡)ごめんなさい~~

そう言った彼女の頭を、
俺は思わず無意識にポンポンしそうになって
慌てて自分の右手を引っ込めた。

何してんだ俺!

ええと…

臣)月は…今日はないね?
♡)うん…
臣)さっき…出てた気がしたんだけど…
♡)いないなぁ…
臣)見たかったなー
♡)臣くんも月好き??
臣)「も」って…好きなの?
♡)好きだよー♡
臣)そうなんだ…

俺は…好きっていうか…
一緒に見たかったなぁってだけで…

♡)じゃあもうお家入るね。
臣)あ。
♡)本当にありがとう♡
臣)あ、うん。
♡)じゃあ来月ね♡
臣)あ…

どうしよう、まだ…っ

♡)おやすみなさい♡

♡ちゃんはそう言うと
くるっと振り返って
マンションに入っていこうとして…

俺は何を思ったのか、

気付いたら彼女の腕を掴んでた。

臣)ちょ、ちょっと待って!
♡)え???

振り向いた彼女は
少し驚いた顔をしてて…

そりゃそうだよな。

俺、何してんだろ。

でも…

条件反射のように掴んだこの手を

離したくない。

♡)どうしたの??
臣)俺と付き合わない?
♡)え????

考えるより先に、身体が動いたように

考えるより先にまた
勝手に言葉が出てきた。

俺…今、なんつった???

♡)え…、付き合う…って…
臣)…っ
♡)臣くん…、彼女いないの…?
臣)え??

何その質問…

臣)いたらこんなこと言わないけど…
♡)えっ…、あ、…そっか……
臣)……

ヤバい。

勢いで言っちゃったけど…
心臓がバクバクしてる。

彼女の次の言葉に、緊張して…

♡)なんか…勝手に臣くんは
  彼女いるんだろうなってカンジが
  してたから…
臣)え!なんで?!
♡)なんとなく…

なんとなくで
そんなこと思うなよ!!

臣)いない!
♡)……
臣)……
♡)えっと……

すげー困ってる…

そりゃそうだよな、急すぎるし…

どうしよう…

でも…
もう言っちゃったもんは
しょうがねぇし!!

臣)付き合って。

俺は彼女の腕を掴んだまま、
もう一度そう言った。

♡)……
臣)……

少しの沈黙の後…

♡ちゃんの腕を掴んでる俺の手に、
彼女の右手がそっと触れた。

♡)ごめんなさい。
臣)え?
♡)臣くんのこと
  まだ全然知らないから…
臣)…っ

それって…

♡)ごめんなさいっ!!!
臣)え!!ちょ…っ

♡ちゃんは俺の手を離すと、
ダッシュでマンションに入っていった。

臣)え…逃げられた……

つーか…フラれた??

臣)……

俺はその場で呆然と立ち尽くすだけ。

臣)…っ

俺…、

なんでいきなり
あんなこと言ったんだろ。

ただ…

彼女の笑顔を見て

この子が俺の隣で笑ってくれたら…って
そう思ったんだ。

つーか…
好きかどうかもまだわかんねぇのに
付き合ってとか…
ねぇよな、俺!!

そりゃフラれるっつーの!!

臣)何してんだろ……

俺は頭を冷やしながら
一人でトボトボと来た道を戻った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ど、ど、どうしよう!!
逃げてきちゃった!!

わわわ!!どうしよう!!

♡)はぁ…っ

だって!!

だって!!!!

急に真剣な顔で
あんなこと言われたら
びっくりするもん!!

それに…
「付き合って」ってなんだろう…

私が…臣くんと
付き合うってこと???

え?え??

だって今日初めて会ったばっかりだし…
臣くんがどんな人なのか
全然わかんないし…

それに…

好きとか言われたわけじゃないし…
いきなり「付き合って」じゃ
全然わかんないよぉ…

あ~~もう、どうしようっ!!

♡)……っ

でも…

いつもは彼氏じゃない人に
掴まれたりしたら
すっごく嫌な気持ちがするのに…

臣くんに掴まれた腕は
全然嫌じゃなかった。

どうしてかな…。

♡)……はぁ。

自分の部屋に帰って
気持ちを落ち着かせようと
ベランダに出ると、

また生温い風が吹いた。

♡)あ…っ!

空を見上げると、
さっきは見えなかった月が
顔を出してて…

臣くんと一緒に見たかったのに…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

帰り道を歩きながら
どんどん冷静になる自分がいて…

臣)……

つーか…
来月また会う約束してんのに
超気まずいじゃん!!

俺、バカかよ!!

避けられたりとかしたら…
どうしよう…

賢司とかさくちゃんに
臣くん、意味わかんないんですけどーー
とか言ってたり…

臣)あああ……

凹む。

なんで俺、あんな暴走したんだろ…

時間を戻したい。

臣)はぁ……。

ピロピロ♪ピロピロ♪

臣)ん?

一人で悶々としてると
LINEが鳴って…


①

え!え!!
♡ちゃんからLINEきた!!!

うそ!!!

ほんとに!?

ど、どうしよう!!
なんて返そう!!

落ち着け、俺!

ええと…

ええと…

『俺の方こそ急にごめん。』

わ!わ!
短かったかな?

てゆーか
これじゃもう返事来ないんじゃね?

あー!もっとなんか
入れれば良かった!!

今更追送しても変だよな??

あ~~~~

ピロピロ♪

臣)わっ!来た!!



②

臣)え…?月……?

そう言われて空を見上げると…

雲に隠れて、うっすらと
おぼろ月が顔を出してた。

臣)わ……、ほんとにキレイだ…。
  つーか今頃かよ!
  さっき一緒に見たかったわ…

あ、でも♡ちゃんも今見てるってことか…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臣くんも帰り道で見えるかなって思って
LINEしてみたら…


③

すぐに返事が来た。

でも…

♡)……短い…。

おぼろ月…、好きじゃないのかな??

ピロピロ♪

♡)わっ……



④

♡)…っ

言い忘れたみたいに
綺麗って…来た…。

♡)あはは♡

『綺麗だよね😊✨良かった💗』

♡)えっと…、それから……

『臣くん
 送ってくれてありがとう。
 気をつけて帰ってね。』

続けてそう送った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気をつけてって…
俺は男だっつーのw



⑥

とりあえず彼女とのLINEは終わって。

臣)ふぅ……

これは…

どう解釈したらいいんだろ?

とりあえず普通に返したけど…

気まずくならないように
気を遣ってLINEくれたのかな?

それとも
ほんとに俺に月を見せたかっただけ?

そんなことある?

臣)……

さっきの告白、どう思ってんだろ…

あああ〜〜
もうわかんね~~っ!!

ーendー

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