[73]愛しいレシート

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◇)♡ちゃんと一緒に出社するの3回目だw
♡)ほんとだね♪

先に家を出てきた私たちは
電車を降りて会社への道を歩く。

◇)ほんと楽しかったーー♪
♡)ね!楽しかった♡
  また4人で遊ぼうねーー♪
◇)うんっ!

楽しかった余韻がまだ残ってて
ニコニコな私たち。

多)あら!二人ともおはよう!
♡)あ!多田さん!
  おはようございます♡
多)朝から爽やかな笑顔〜〜〜
  癒されるわ♡
♡)えへへ//
◇)あ、多田さん。
  あたし今日お弁当じゃない〜〜
多)あら、寝坊したの?
◇)昨日♡ちゃんの家に泊まったんです。
多)あらあらあら!!

◇ちゃんがそう言うと、
多田さんの目が輝いた。

多)姫ちゃんって彼と同棲してるのよね?
♡)はい♡
  昨日は◇ちゃんと◇ちゃんの彼が
  遊びに来てくれたんです♡
多)ダブルデートってやつね?!
  いやん!青春だわ〜〜〜
◇)デ、デートとかじゃ…ないですけど…//
多)◇ちゃんの彼はどんな人だった?

多田さんの質問に…
岩ちゃんでした、とは答えられないから…

♡)すごく◇ちゃんのこと…大事にしてて…
  素敵な彼でした♡

そう伝えると、

多)いやん!素敵っ!!♡

多田さんは喜んでくれた。

◇)……///

隣では◇ちゃんが、少し照れたような顔。

多)うちの部署って…女が少ないでしょ?
♡)はい。
多)その中で◇ちゃんは
  数少ない女子仲間だし、
  歳も娘とそこまで変わらないから
  本当に可愛くって。

多田さん、娘さんがいたんだ!

多)良い恋愛をして、
  幸せになってほしいなぁなんて
  ついつい親心で思っちゃうのよねw
♡)……

そう言って笑う多田さんは
すごく優しい表情で。

多)もちろん姫ちゃんの幸せも
  願ってるわよ〜〜♡
♡)えへへ…ありがとうございます♡
◇)……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臣)おはよーございまーーーすっ
S)あれ。臣が朝から元気だー。
臣)何その珍しいって顔。
S)だって珍しいじゃんw
岩)おはようございます。
S)ほら、臣はいっつもこんな顔だもん。
臣)……

「こんな顔」してる岩ちゃんは
眠たそうに目を擦ってて。

二人で車に乗り込むと
一番後ろに座って腕を組んだ。

S)岩ちゃん大丈夫ー?
  今日遠いから着くまで寝てていいよ。
岩)うん、ありがとう。

そう言って岩ちゃんはそのまま目を閉じた。

臣)昨日ね、岩ちゃんの彼女も一緒で
  二人でうち泊まったの。
S)へぇ!そうだったの?
  岩ちゃんの彼女、可愛いよねー。
臣)え!Sさんも知ってんの?
S)乗せたことあるもんw
臣)マジか!w
S)そん時岩ちゃん、彼女に甘えて
  膝枕で寝てたんだよー。
臣)何それ!
S)彼女、すげぇ照れてて可愛かったw
臣)あの子さ、すげぇツンデレじゃない?w
S)あ、そうなのー?
臣)うん。照れ屋っぽいけど
  甘える時は甘えてる感じだし…
  なんか可愛かったよw
  あれは岩ちゃん転がされるわ〜〜w
S)あはははw

岩)全部聞こえてますけど!

臣)あ、起きてたんかいw

後ろを振り返ると
岩ちゃんはまた目を閉じた。

S)でも岩ちゃん、ほんと忙しいのに
  彼女との時間マメに作ってるよねー
臣)そうなんだ?
S)うん。今までと全然違うなーって
  ちょっと思ってた。
臣)今までって?
S)放置プレイの岩田。
臣)ぶっw

まぁ確かに…
岩ちゃんってそれでフラれることも
多かったしなー。

S)最近なんて前よりずっと忙しいのに
  頑張ってるなーって。
臣)ま、昨日は彼女と一緒に寝て
  充電出来たんじゃない?

岩)はぁ〜〜?

あ、まだ起きてた。

岩)充電出来なかったし!
臣)なんでだよ!抱きしめて寝てたじゃん!
  俺に感謝してよ。
岩)はぁ〜〜?
臣)俺が◇ちゃん派遣したんだからなー。
岩)……

岩ちゃんはふぅっとため息をついて。

岩)あんなんじゃ全然足りねーし。
臣)贅沢もんめ。
岩)いいよねー!自分は充電したんでしょ!
臣)……

ハイ、しました。

岩)ほんとは昨夜は俺ん家に
  連れて帰ろうと思ってたのにーー
臣)あ、そうだったの?
岩)そうだよ。掃除もしたしさ。
臣)……

忙しいのに◇ちゃん呼ぶために掃除したんだ。
岩ちゃん可愛いな。

臣)じゃあ連れて帰れば良かったのに。
岩)だって…
  あいつすげぇ嬉しそうだったじゃん。
  臣さんの彼女が♡ちゃんで。
臣)……
岩)お泊まりも喜んでたし…
  あいつが嬉しそうなら…それでいいもん。
臣)……

結局◇ちゃんが好きなんだ。

臣)惚れたもん負けだね。
岩)……臣さんもね。
臣)……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨日は◇ちゃんと多田さんと
ホームページの打ち合わせランチをして。

今日は猿田さんと加奈子さんに
お仕事の依頼を兼ねてのランチ。

J)と、いうわけで。
  二人をお誘いしたんですよ。

Jさんが概要を説明してくれて。

♡)あの…お忙しいのに
  本当に申し訳ないんですけど…

私がもごもごしてると…

鬼)ふふっ、実はね?
  ♡ちゃん、その辺どうするんだろうって
  気になってたの。
♡)え…?
鬼)だから…近い内に声かけようと
  思ってたのよ。

そう言って加奈子さんは
わかりやすくまとめてくれた資料を
テーブルの上に広げた。

♡)わ、わ、すごい……
M)こんなに調べてくれたんですか?
鬼)調べたというか…
  ♡ちゃんが今後どういう風に
  活動していくのか
  詳しくはわからなかったから
  パターンごとに分けてみたんだけど…
J)お願いする前から用意してくれてたなんて
  さすが鬼山さんw
♡)加奈子しゃん……
M)あ、先輩ウルウルしてる。

だって…

私のためにこんなことしてくれてたなんて…

♡)本当にありがとうございますっ!///

嬉しくて、感動しちゃった。 

鬼)♡ちゃんの活躍は私も応援してるから。
  手伝えることがあったら
  なんでも協力させてね。
♡)ううう…っ
M)えーーこれすごーい!
  美容室とかネイルサロン代まで
  経費にできるんですか?
鬼)ああ、それは…あくまでそれが
  仕事に必要だと認められればだけど
  ♡ちゃんの場合なら計上できるわね。
M)いいなーー!
鬼)PCやスマホの通信費とか
  普段の飲食代とかも。
♡)そうなんだ……
鬼)個人でやっていくなら
  とにかくまずは届けを出すことね。
  必要な書類はこれ。
  どこかに所属するつもりなら
  そことの契約内容によって
  また変わってくるけど…
♡)……
鬼)最初はわからないことも多いだろうし
  事務所に入った方が
  無難に見えるかもしれないけれど…
  事務所と揉めて独立する人も多いでしょ?
J)多いですねぇ。
鬼)それなら最初から個人でやった方が
  トラブルも少ないかも。
♡)なるほど……
鬼)まぁそれぞれに
  メリットとデメリットがあるから
  それもまとめておいたわ。
J)すごいな…鬼山さん完璧w
♡)ありがとうございます…//
猿)ウホンッ!
♡)はっ!
猿)そろそろ私もいいかしら。
♡)はいっ!すみません!

加奈子さんにもらった資料をまとめると
今度は猿田さんがそこに資料を広げた。

♡)え、これ……

こんなにいっぱい…

猿)私に頼みたいことは
  こういうことでしょ?
J)おお、すごいな……

今後活動していくにあたって
情報管理や宣伝で注意すべきこととか
今しておかなきゃいけないこととかが
全部わかりやすくまとめてある。

♡)猿田さん…
猿)そのうち渡そうと思ってたのよ。
♡)……

こんなの…用意してくれてたなんて…

猿)私だって応援してるんだからね。
♡)ふぇぇ…っ
M)あー!泣いちゃった!
♡)ありがとうございます…っ

どうしてみんな、こんなに優しいんだろう。

猿)何泣いてるのよ。
  あなたは笑顔がウリなんだから
  笑ってなさいよっ!
♡)はいっ…ごめんなさい…っ
鬼)ふふふっw
M)鬼山さんも…笑ってる。
鬼)あら…、私が泣いたり笑ったりしない
  血も涙も無い鬼だとでも思ってた?w
M)い、いえ!そういうわけじゃ…汗
J)あはははw

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臣)やべぇ…緊張してきた…
T)弟よ…落ち着け。

『SIN』の歌詞をなぞりながら
どんどん緊張感が増してくる。

実は昨夜も
今日のレコーディングのことを考えると
なんだか寝付けなくて

リビングでTAKAHIROさんにLINEした。

T)この間もレコーディング
  したばっかじゃんw
臣)そうですけど……

GLAYのカバーをレコーディングしたのは
一ヶ月前。

でも今回は雨宮兄弟の楽曲だし。

ハイローのためにわざわざ
書き下ろしてもらった曲。

T)ほらほら、リラックスしてw

TAKAHIROさんはそう言うと
俺のスマホを手に取って、俺に向けた。

T)♡ちゃんでも見て落ち着いてw
  …って、ほんとに待ち受け♡ちゃんだw
臣)……//

スリープボタンが押された画面には
LAで撮った俺と♡のツーショット。

T)広斗が彼女との写真を
  待ち受けにしてるなんてぇ〜〜///

冷やかすTAKAHIROさん。

だって…
この♡、すげぇ可愛いんだもん//

T)そういえば広斗さ、
  あの悩みはもう解決されたの?
臣)へ?
T)ほら、この間まで…
臣)ん?
T)ほら!
臣)……??

俺、なんか悩んでたっけ??

T)♡ちゃんとHしてないって!
臣)!!!!

俺は慌ててTAKAHIROさんの腕を引いた。

臣)声デカイっす!///
T)ぶはははっw

そっか、そうだった。
修行僧の時に相談してたんだった。

臣)それは…もう…解決しました//
T)あら、やっぱり。
  勘違いだったんでしょ?
臣)……はい。
T)あーー良かったw
臣)すんません//

ガチャッ。

タ)お待たせ〜〜〜
ヒ)あ、兄弟もう揃ってる。

TAKUROさんとHISASHIさんが
スタジオに入ってきて、

臣)おはようございます!

慌てて立ち上がると

俺の緊張がバレバレだったのか
二人に笑われた。

それからレコーディングが始まって…

ヒ)あまり考えずにバーーっと歌って。
臣)バーーっと…?
ヒ)うん!

HISASHIさんにそう言われて、
TAKAHIROさんとそれぞれ一回歌ってみた。

ヒ)いいね。
タ)うん、いい。
T)登坂っち、めちゃくちゃイイじゃん!
臣)え……
T)あれでしょ、登坂っちってば。
  「俺全然テスト勉強してねぇ。やべぇ!」
  とか言いながら、高得点取る奴。
タ)あははは!w
T)もぉ〜〜〜

TAKAHIROさんに肘でツンツンされて。

臣)……//

こんな感じでいいのかな?
なんかすげぇ手探りなんだけど…

ヒ)鋭い感じはそのままで、
  もう少し狂気じみた感じで歌える?
臣)狂気……
タ)役柄的にもTAKAHIROより
  壊れてほしいんだよね。
T)ああ、そうか。広斗だし。
ヒ)「吐き気がするまで愛してくれ」は
  「殺してくれ」みたいなカンジで。
  「天が割れるまで愛してやる」のところは
  「呪ってやる」みたいなカンジ。
T)狂気だ…w
タ)もう手ぇつけられないカンジ。
ヒ)こいつヤベーぞ、みたいなw
臣)はい…w

それから何度かテイクを重ねて。
「こいつヤベーぞ」的なイカれた感を出して。

タ)もっとイケるね。
  今日で喉が潰れるくらい叫んで!
臣)ええ!w
T)あはははw

俺…明後日、名古屋公演なんすけど…w

なんて言ってられないから
思いっきり叫ぶように歌った。

歌詞の通り、いっそ壊れてしまえってくらい。

タ)登坂くん、勘がいいね。
  すぐに自分のモノにしてしまう。
ヒ)変な歌い方のクセがないから
  スッと入ってこれるね。
タ)TAKAHIROと声が似てる。
  ユニゾン増やしたらしつこくなる?
ヒ)う〜〜〜ん、、、どだろ?
  サビ前の「誰も彼もが翔べる気になって」
  からのサビだけの方が
  ごちゃごちゃしなくて聴きやすくない?
タ)じゃ、リーダーの意見と勘を取ろう。
ヒ)さんきゅ。
タ)にしてもカッコいいね。
ヒ)オレ、ギターリフ変えようかな。
  今の聴いてて
  もっとカッコいいの降りてきた。
タ)HISASHIさん、7回目です…
T)あはははw

俺とTAKAHIROさんは何度も歌って。
TAKUROさんとHISASHIさんも
一切妥協することなく突き詰めていって。

ヒ)っしゃーーー!!出来たーーー!!
T)うああ〜〜〜〜
臣)……はぁぁぁ……

全部録り終えた頃には

やり切った達成感?満足感?で、
大きく息を吐いて、ソファーに寝転がった。

タ)登坂くん、お疲れw
臣)…終わったぁぁ………
タ)あっはははw
  喉、酷使させてごめんねw
臣)いえ…w

起き上がって
一応のど飴を口の中に放り込んだ。

T)名古屋公演、土日?
臣)はい。
T)金土日じゃなくて良かったねw
臣)はい…w

LIVE直前に、
ちょっとやりすぎたかもしんないけど…

後悔のないイイもんが録れた気がする。

ヒ)この曲、LIVEでやれる日が楽しみだな♪
T)いやーーマジで楽しみっすw
臣)……

そう。
俺がハイローの企画で
一番楽しみにしているのは
来年のドームツアー。

臣)俺も早くLIVEでやりたい…

思わずニヤけると、
TAKAHIROさんに肩を組まれて
グリグリされた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♡)ふぁ〜〜〜っ
  にゃんこーー疲れたーーーっ

ばふっとソファーに横になって
にゃんこを抱きしめた。

今日加奈子さんと猿田さんにもらった資料を
いろいろ読み込んでたら
頭がいっぱいになっちゃって。

♡)よーし、お風呂入ろっと♪

携帯を防水ケースに入れて
お風呂に入ると

丁度そのタイミングで
臣くんからLINEが来た。

『レコーディング終わったよ〜〜😲💦』

♡)ふふっw

♡『お疲れさま☺️いっぱい歌った?』
臣『喉痛い💀』

♡)ええっ!

明日から名古屋なのに大丈夫なのかな?

『これからみんなで飯行ってくる🍖』

♡)あーー、豪華メンバーだーー

『行ってらっしゃい💕✨』

そう返事を打ちながら、
喉の痛みに効果があるものを
いろいろ頭に思い浮かべる。

大根…、はちみつ…、ネギ…、れんこん…
梨…、黒豆…、、、

♡)あとはやっぱり生姜の紅茶だよね!

キッチンの棚にあった黒糖生姜パウダー…
もう無くなりかけだったかも。

明日の朝ごはんはみぞれうどんにしようかな?
とにかく喉にいいものを作ってあげたい!

お風呂を上がって髪を拭きながら
キッチンを覗きに行くと

やっぱりパウダーはもう残り少ないし
おうどんの食材もない。

ちょっと遅いけど、今から買いに行こう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

喉を酷使しちゃったから
アルコールは飲まずに早めに帰宅。

って言っても、0時は回ってて。

玄関を開けると
リビングの明かりももう消えてる。

臣)先、寝ちゃったか……

飯行くって言ったから
遅くなると思ったのかな?

ドアを開けてリビングの電気を点けると
にゃんこがメモを抱えてて。

その隣には、新しい「黒糖生姜パウダー」。

『臣くんお帰りなさい(๑^ ^๑)
 レコーディングお疲れさま♡
 喉は大丈夫かな?
 もし良かったら、お湯で溶かすだけだから
 これ飲んでね♡
 明日は喉に良いおうどん作ってあげるね♡
 お風呂でゆっくり疲れ取ってね。
 寝室は加湿器つけておきます。
 おやすみなさい。』

臣)……

なんか、至れり尽くせりで。

マグカップを取りにキッチンに向かうと
足元に落ちてるレシート。

拾い上げて、見てみれば。

黒糖生姜パウダー、大根…、ネギ…、
れんこん…、黒豆茶、、、

時間は22:27。

臣)……

俺がLINEした後に、
慌てて買いに行ってくれたのかな、って。

俺のためにあれこれ選びながら
カゴに入れてる姿が頭に浮かんで…

臣)……っ

なんか急に愛しさがこみ上げてきて…

静かに寝室のドアを開ければ。

♡)……

スヤスヤと気持ち良さそうに眠る♡の寝顔。

臣)ありがとう……

そっと頬を撫でて、リビングに戻った。

なんか…
すげぇ好きだな…もう。

臣)はぁ………

抱きたい。

でも♡は寝てるし、

せっかく買いに行ってくれた気持ちが
嬉しいから…

マグカップの中にジンジャーティーを作って
それと一緒に風呂に入った。

臣)ふぁぁぁ……

何度も繰り返し『SIN』を歌って
完全に広斗モードだったのに

こうして家に帰って来れば
一気に癒されて、気が抜ける。

♡の優しさがいっぱい広がってるような
落ち着くこの家。

臣)俺って…幸せだなぁ……

無意識にポツリ、呟いて。

こんなひとり言、聞かれたら…
絶対TAKAHIROさんにからかわれる。

そんなこと思いながら
ゆっくり身体の疲れを癒して

寝る準備をして寝室に向かった。

♡を起こさないように
また静かにドアを開けたのに…

♡)……あ、臣くんだぁ……♡

起こしちゃった。

悪いとは思いつつ、
俺を呼ぶ声があまりに可愛いから
なんか嬉しくてニヤける。

臣)ただいま♡
♡)おかえりなさぁい…♡

眠そうなぽやんとした声。

♡)今…帰ってきたのぉ…?
臣)いや?さっき。
  もう風呂入り終わったとこ。
♡)……んにゃ……
臣)ジンジャーティー飲んだよ。ありがとな。
♡)にへへ…ぇ…♡

ちゃんと聞いてるんだかわかんないような
寝ぼけたカンジだけど

俺がベッドに入ると
ちゃんとぎゅって抱きついてくるイイ子。

臣)ありがとう。

愛しい気持ちと一緒に抱きしめれば…

♡)臣くん…だぁいすき……♡

可愛い返事が返ってきて。

♡はこんなに眠そうなのに、
やっぱり抱きたくなってくる。

臣)…俺……、明日から…名古屋じゃん…?
♡)うん……
臣)…だから……
♡)寂しいな……
臣)え…?

♡が俺の胸にすり寄ってきて…

♡)私も名古屋行きたい……
臣)……//

そんな可愛く甘えられたら
連れて行きたくなるけど…

臣)一緒に行く…?
♡)…仕事だもん……
臣)だよな。
♡)……ぐすん。

♡はまたすりすりしてきて…

♡)三日間も…会えないから…
臣)……
♡)…H…したいな……
臣)…っ
♡)////

そう言って俺を見上げた瞳からは
もう眠気は消えてて。

ただただ甘く潤んで、俺を見つめる。

明日から名古屋だから、抱いていい?って…

俺が言いたかったことを、先に言ってくれて。

嬉しいやら照れるやらで、調子が狂う///

♡)ダメ…?///

返事をしない俺に、また♡が抱きついてきて…

♡)だって、朝…
  苛めるのは…夜に取っておくって
  言ってたもん…///

恥ずかしそうに、そう呟いた。

臣)……

蘇る今朝の記憶。

LAから帰ってきてご無沙汰だったから
抱きたくて抱きたくて、爆発寸前で。

ダメだって抵抗する♡を無理矢理抱いた。

臣)苛めて欲しいの…?

可愛すぎる♡に、
もう完全にスイッチが入った俺。

♡の首元に顔を埋めながら
その肌を味わっていく。

♡)ん…、///
臣)朝は…、お前の声が出ないように
  手加減してやったんだよ?
♡)…っ///

お客さんがいたから、ね。

臣)あんなんじゃ、足りなかったろ?
♡)////

触れてる頬が、熱を持ち始める。

臣)なぁ……

♡からしたいって言ってくれたことが
すげぇ嬉しくて。

臣)もう手加減なんてしねぇから。
♡)…っ
臣)声、聴かせて……
♡)…ぁ、…っ///

甘い熱を引き出すように…
その肌に触れて。

柔らかい肌を食むように、口付けて。

♡)お…み……くん……っ///

その甘い声に、唇を寄せて…

臣)……三日分、抱いていい…?

触れる寸前、ギリギリで囁けば。

♡)……(こくん)///

小さく頷いたその唇に、
もう我慢できない自分の唇を重ね合わせた。

キスの合間に漏れる、熱い吐息。

溶けるほどに繰り返したキスの後、

耳元に聞こえた可愛い言葉は…

♡)臣くんで…いっぱいにして…///

吐息混じりのその言葉に
身体はさらに、熱くなる。

臣)ほんっと……好き……
♡)////

俺はそのまま、時間も忘れて。

♡の身体を俺で満たすように…

俺色に染め上げるように…

♡の声が掠れるくらい、

何度も♡を愛した。

ーendー

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コメント

  1. omika より:

    はじめまして。
    普段は、ツイッターの方で愛読させていただいてます笑
    私は中学生で、勉強の合間に見てます笑

    テレビで見る臣くんは、色気やばいので、まいこさんのストーリーの臣くん、リアルでも見てみたいなぁって思ったりしてます笑
    これからも、更新楽しみにしてます!!

    • omika より:

      まいこさん、お返事ありがとうございます(;_;)
      私は、臣くんのことが大好きだし、臣くんがいてくれたおかげで、自分の名前に誇りを持てました笑(臣夏は本名です笑どうでもいいことすみません)
      大好きな臣くんで素敵なストーリーを書いてくれるまいこさん本当に輝いて見えます(;_;)
      これからも頑張ってくださいッ!

    • マイコ より:

      本名なの?!(´⊙ω⊙`)すごーい!素敵!!♡♡
      そう言ってもらえて嬉しいですヾ(≧∇≦)ノ”
      これからも頑張ります!!

  2. マイコ より:

    END OF SKY、どれくらい出てくるでしょうね(ฅ¯ω¯ฅ )わくわく
    雨宮兄弟いっぱい出てきてくれ〜〜♡♡

  3. なな より:

    初めまして!いつもすっっっっっごく楽しみにしながらニヤニヤして見てます!私は、中学生です!勉強の前に見てやる気出してます!本当に想像したらもうやばいです!これからも続けてくれたら嬉しいです!
    これからも見続けます!

    • マイコ より:

      ななちゃん初めまして(๑^ ^๑)/
      ニヤニヤしてくれてありがとう笑♡
      勉強も頑張ってねΣd(>∀<*)

  4. おみちゅき より:

    初めてコメントします。
    いつもすっごくすっごく楽しみに読ませてもらってます٩(。•ω•。*)و最近の実物臣くんは反抗期な感じがするんで、このストーリーの可愛い臣くんに癒されてます。

    ソロプロジェクトのMV見た時に♡ちゃんだったら、どんなリアクションするかなー?なんて想像してる自分がいました。実際とストーリーにはタイムラグがあると思うんで、まだまだ先だと思いますが、いつかその辺までえがいてもらえると嬉しいです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*

    • マイコ より:

      初コメありがとうございます!ヾ(≧∇≦)ノ”
      実物反抗期なんですか?。゚(゚^∀^゚)゚。笑

      Storyは今2015年をもごもごしてますが、2017年まで書けたらいいなと思ってます(๑^ ^๑)/
      待っててください〜♡

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