[256]臣くん大……

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結局選んだ映画は全然面白くなくて
あまり集中できない俺たちは
映画の合間にキスしたり、手を絡めて遊んだり
見つめ合ってはクスクス笑ったり
 
終始そんな風にイチャイチャして。
 
 
先に部屋を出る♡を
めいっぱいのキスとハグで見送って
俺も荷物をまとめた。
 
 
あいつ…
あんな嬉しそうに花束抱えて出てったけど
絶対周りから突っ込まれるよなw
 
 
臣)さて。
 
 
今日もレコーディングだ。
 
 
臣)あーっ、あーっ、あーっ
 
 
声出ししながら部屋を出て、
エレベーターが来るのを待ってると…
 
 
臣)え!??
 
 
バッタリ会ったその人は、なぜか驚いてない。
 
 
臣)なんでこんな所にいるんすか?!
 
 
てゆーか、隣のイケメン、誰!?
 
 
む)ふふ、おはよーーw
臣)…っ
む)昨日♡ちゃんとパーティーにいたでしょ。
臣)えっ
む)見かけたから声かけようと思ってたら
  いつの間にか二人ともいなくて。
臣)えっ
む)二人でお泊まりしてたのねー♡
臣)……
 
 
全然話が見えない。
 
てゆーか、隣のイケメン、誰?!
 
 
男)じゃあ、また。
む)うん、じゃあね♡
臣)!!!
 
 
エレベーターを降りると
イケメンはむーこさんの頬に
挨拶程度のキスをして、ロビーを出て行った。
 
 
臣)ええと…
む)昨日ね、あたしもいたの。
臣)パーティーに?
む)うん。うちのパーティーだし。
臣)うちの?!
む)うん。
臣)むーこさんて幻冬舎で働いてるんすか?!
む)そうだよーー
  言ってなかったっけ?
 
 
完全に初耳だけど!
 
 
む)ね、ね、昨日の♡ちゃん
  め〜〜っちゃ綺麗だったね!
臣)ああ、はい……
む)すっごい注目されてたもんね〜〜
  ドレスエロかったなーーw
臣)ちょっとw
む)臣くん燃えちゃったんだろうな〜〜w
臣)……
 
 
お見通しですか。
 
 
臣)てゆーか…
 
 
さっきの男は…?
 
って聞きたい俺の心理を
俺の表情から読み取ったのか
あっさりと先に答えてくれたねーさん。
 
 
む)昨夜のお相手だよー♡
臣)えっ
 
 
彼氏……とかじゃないよな?
その言い方は。
 
 
む)あ、もう行かなきゃ。じゃあまた!
臣)あっ、はい。
 
 
にこやかに去って行ったな。
 
燃えちゃったのは俺だけじゃないんだな、
きっと。
 
 
つーか昨日いたのかーー
あんだけ人いたから全然気付かなかった。
 
♡に言ったらきっとびっくりするな。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
えへへ♡
抱えてる花束から、とっても良い香り♡
 
嬉しいな♡
るんるんるんっ♡
 
 
♡)はぁぁぁ♡
 
 
本当に本当に、幸せだなぁ、私。
 
 
女)あの人、花持ってるーー
女)ほんとだ。綺麗だねーー

男)あそこの花持ってる子
  めっちゃ可愛いぞ。
男)ほんとだ。
 
 
ん…?
 
施設に向かう電車の中、
気付くとなんだか視線を集めてる気がして…
 
 
お花持ってるから目立つのかな?///
 
ニヤけてたら怪しい人だと思われちゃう!
 
よし、キリッとしてよう!!
 
 
女)あのーー///
♡)ん?
 
 
目的地に着いて電車を降りようとしたら
高校生くらいの女の子3人に
声をかけられた。
 
 
女)姫ちゃんですか?///
♡)はい。
女)やっぱり!本物だーー!♡
女)うっそ、ヤバイ///
 
 
私のこと知ってくれてるのかな?
 
 
女)いつも雑誌見てます!///
♡)ありがとうございます♡
女)一緒に写真撮ってもいいですか?///
女)写真はさすがにダメじゃない?
  あの、握手…、
♡)はい♡
女)ふぁぁぁっ!柔らかい///
♡)写真も大丈夫ですよー♡
女)ええ!いいんですか?!
  やばい!どうしよう!!///
 
 
通行の邪魔にならないように
柱の陰に移動して、
女の子たちのスマホでそれぞれ写真を撮った。
 
 
女)ちょ、送って!///
女)そっちのもちょうだい!///
♡)じゃあ私はこれで…
女)あああっ!
♡)え?
女)あの、あのっ、えと…っ///
  最後にハグしても…いいですか?
♡)いいですよーー♡
  はい♡
女)きゃぁぁぁ♡
女)どうしよう!泣きそう!///
女)可愛いぃぃぃぃ///
♡)えへへ、それじゃ♡
女)ありがとうございました!!!
 
 
なんだかとってもテンションの高い
女の子たちだったなーー
 
 
男)あのっ!///
♡)ん?
 
 
呼び止められて振り返ると
今度は大学生くらいの男の子たちが
4人で並んでた。
 
 
男)俺たちもファンです!!///
♡)えっ!
男)お、お、俺たちも…
  写真、ダメですか?///
♡)いいですよー♡
男)っしゃーーー!!///
男)やったぁぁぁ///
 
 
みんなで横一列になって
自撮り棒でパシャリ。
 
パシャリ。パシャリ。
 
 
♡)何枚撮るの!?w
男)す、すいません!つい///
男)あの…
  さっきの子たちみたいに…
  ハグしちゃダメですか…///
男)うぉい!!
男)よく言った!!
♡)ええと…
 
 
男の子はダメだよね?
臣くんに怒られちゃいそう。
 
 
♡)ハグはごめんなさい。
 
 
ぺこりと頭を下げると、
じゃあ握手してくださいって言われて、
全員と握手をして階段を上った。
 
 
♡)はっ!大変!時間に遅れちゃう!
 
 
ダッシュだーーーーー!!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)〜♪縮む距離 高鳴る Heart beat
  搔き消すように Party is goin’ on♪〜
 
隆)〜♪誘ったバーカウンター
  その瞳のアンバー
  平常心保てない My emotion♪〜
 
臣)〜♪気のない素振り
  探る本音 クールにSmile
  天使と悪魔の悪戯♪〜
 
隆)〜♪そっと触れて確かめる Feelin’
  うつむく頬ロゼに変わり
  自然に寄せ合う肩♪〜
 
 
今日は『Dream Girl』のレコーディング。
 
声も調子が良くて、なかなか順調。
 
 
デ)いいね〜〜
  二人ともセクシーだねぇ〜〜
隆)ははははw
デ)二人のウィスパーとかも入れてみようか。
臣)おっ
デ)英語で。
臣隆)英語ぉぉぉ!?
 
 
思わず隆二とハモった。
 
 
デ)じゃあ一旦休憩ねーー
臣隆)はーい。
 
 
一通り歌い終えて
もう一度この曲の歌詞をなぞると…
 
なんだか昨夜の♡との時間みたいだなぁ
なんて思ったり。
 
 
うん、やっぱりまんまだ。
 
すげぇ色っぽかったもんなぁ…昨日の♡。
 
 
臣)はぁ……
 
 
少し暑くてパーカーをばさっと脱ぐと
隆二が俺を見て目を丸くした。
 
 
隆)これかーーー!!
臣)ん?
隆)Tシャツ!!
臣)ああ、うん。
 
 
♡が作ってくれたやつ。
 
 
隆)やっともらったんだ。
  ってかほんとに同じだー。
臣)おう。
隆)同じ日に着てくんなよ?
臣)お前がいつ着てくるかなんて
  知らねーよ!w
隆)じゃあ現場には着てくるな!w
  俺が高確率で着てるから!
臣)やだよ!俺だって着たいよ!
隆)俺が先にもらったんだからなー!
臣)いいじゃん別にお揃いで着てても。
隆)え?
臣)色の組み合わせとか違うんだし。
隆)……
臣)仲の良いヴォーカルみたいで。
隆)ほんとは悪いのに…?
臣)うん。毎日殴り合ってるもんね。
隆)あはははw
 
 
てゆーか!!
 
 
臣)ちょ、ちょ、ちょ!
隆)なに。
臣)今日さ、むーこさんに会ったんだよ!
隆)へ?
臣)むーこさん、男とお泊まりしてた。
隆)は?
臣)てゆーかむーこさん、幻冬舎だった!
隆)いや、待って、
  ちゃんと順番に話してw
 
 
そう言われて、
今朝の出来事をもう一度話した。
 
 
隆)マジか…
臣)うん。
隆)彼氏じゃないのかな?
臣)彼氏だったらそんな言い方しなくない?
隆)てゆーか彼氏いたら
  NAOTOさんとも健ちゃんとも
  そうなんないか。
臣)それはわかんないけど。
隆)だって彼女いる男とはしないとか
  言ってたからさー
  そのへんの線引きは
  ちゃんとしてんのかなーって。
臣)なるほど。
  じゃあ健ちゃんも今日の男も
  普通にセフレなのかな。
隆)健ちゃんに言う?
臣)うーん、言わない。
隆)でも別に健ちゃん本気じゃなくない?
臣)でもさ、セフレに自分以外のセフレいて
  いい気はしなくない?
隆)……確かに。
 
 
しかもイケメンだったしさ。
むーこさんモテそうだもんなーー。
 
 
隆)てゆーかなんでお前は
  わざわざお泊まりしたの?
臣)え?
隆)都内のホテルに。
臣)……そんな野暮なこと聞くの?
隆)あ、野暮だった?
  なるほど、じゃあ聞かない。
臣)え。
隆)ノロけられそうだから。
臣)いや、聞いてもいいよ?
隆)……話したいんだろ。
臣)へへへw
  実はさ〜〜、昨日♡が…
隆)すいませ〜〜ん、
  何時から再開ですかー?
臣)聞けよ!!!w
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
M)はぁ…♡
  なんでもない日にこんな花束くれるなんて
  どんだけ素敵なんですか登坂さん♡
♡)えへへ…///
M)よし!いただきーー!!
♡)えっ
M)花束を持って微笑む先輩!
  可愛いっ♡
  今日はこれ〜〜〜♪
 
 
また撮られてしまった…
Mちゃんってば素早すぎる…。
 
 
女)お待たせしました、こちらへどうぞ。
♡)はい!よろしくお願いします。
 
 
職員さんに案内されて、ホールに移動した。
 
 
♡)失礼します。
 
 
ピアノの前まで進んで、ぺこりとお辞儀。
 
 
♡)こんにちは。♡と申します。
  本日はお招きいただき
  ありがとうございます♡
 
 
パチパチパチパチ!
 
 
♡)ええと、では…
  リクエストいただいている曲を
  いくつか歌いたいと思います♡
 
 
いろいろ歌ったり、お話したり、
夕方まであっという間に
時間は過ぎていった。
 
 
女)いや〜〜ほんとに良かったよ。
  ぜひまた歌いに来てちょうだい。
男)うんうん、待ってるよ。
♡)ありがとうございます♡
 
 
おじいちゃんもおばあちゃんも
みんな笑顔で見送ってくれて、
なんだか私がシェアハピしてもらった気分♡
 
 
M)あら、先輩。
  ファンの子ハグしてあげたんですか?
 
 
帰りの電車の中、
Mちゃんが携帯を見ながら呟いた。
 
 
M)あ、今日だけじゃない。この間も。
♡)どうしてわかるのー!
M)Twitterに上がってますよ。
♡)ええっ!
M)すっごく良い匂いだったー♡
  信じられないくらい可愛かったー♡
  って。
♡)……恥ずかしい///
M)先輩ってば優しいし神対応だから
  遭遇なんてしちゃったら
  みんなもっとファンになるだろうなー♡
♡)応援してますって言ってくれて
  みんなすごく優しいんだよー♡
M)あ、男の子たちも載ってる。
♡)え?
 
 
画面を見せてもらうと…
 
 
『JKたちが写真撮ってもらってて
 誰かわかんないけどすげぇ可愛い人👀
 便乗して声かけたら写真撮ってくれた!
 マジで可愛い!!!💗
 今日からファンになった✌️笑』
 
 
♡)えーーーっ!
 
 
今日のお昼の子たちだ。
 
 
♡)ファンですって言ってくれたのに
  嘘だったんだぁ!
M)まぁまぁ、
  今日からファンになったみたいだし
  いいじゃないですか♡
♡)も〜〜〜〜w
M)あ、でも。
  変な男にだけは気をつけて下さいね!
♡)えっ
M)ストーカーとかされたら大変だから。
♡)はい!気をつけます!
 
 
それからお店に入って
一緒に夕食を食べながら、
私はこれからのことをMちゃんに話した。
 
 
M)なるほど…
♡)みんなとまだ一緒に働きたい気持ちは
  あるんだけど…
M)新しいステージでも
  どこに行ったって先輩は
  キラキラ輝けるから大丈夫です!
♡)ありがとう…
 
 
そう言ってもらえると
なんだか心強いな。
 
 
M)CDとかLIVEの件に関しては…
  もう少し数をこなしてみて
  検討しましょう。
  瞬くんのお知り合いとかから
  オファー来てるんですよね?
♡)うん!
M)そういうLIVEとかに
  積極的に参加してみて
  とりあえず場慣れしておきましょ♡
♡)はーい!
M)チャリティーで活動してる人の事例とかも
  私、調べてみますね。
♡)ありがとう!
M)じゃあ私も来年の春で退職しようっと。
♡)え?!
M)前にも言いましたよね?
  私、先輩の専属になります♡
♡)え、でも…っ
 
 
この先、安定した仕事があるかどうか
わからないのに…
 
 
M)私、わかるんです。
  西野カナのMVが解禁されたら
  今までで一番話題になると思います。
  松浦さんの755とかより、全然。
♡)…っ
M)それを皮切りに年末に向けて
  他のMVもどんどん公開されるし…
  先輩の人気は急上昇!
  仕事のオファーもい〜っぱい!
♡)そんな…上手くいくかな?
M)いきます!
 
 
断言されちゃった…。
 
 
M)バラエティーのオファーだって
  また来てたんですよぉー!
  断りましたけど。
♡)えっ
M)気が変わってTVの仕事もOKになったら
  すぐに言って下さいね!
♡)はい…。
 
 
TVに出たくなることは
この先ずっとないと思うけど…。
 
でもお仕事が増えるのは嬉しいな♡
 
 
いっぱいいっぱい頑張るぞーー!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)やべ。日付変わっちゃった。
隆)じゃーね。お先ーー
臣)お疲れーー
 
 
レコーディングを終えた後、
写真の確認作業を頼まれて
帰りの車に乗り込んだのは1時前だった。
 
 
臣)ふぅ。
S)お疲れさま。
 
 
家に着くまでポチポチ携帯を見てると…
 
 
臣)あ、w
 
 
やっぱり。
花束を抱えた♡の写真が出回ってる。
目立つよな、そりゃw
 
 
『ニコニコご機嫌だったのに
 途中で周りの視線に気付いて
 キリッと表情を作る姫が可愛すぎた😂💕笑』
 
『花束のこと聞いたら
 彼氏にもらったって言ってた!🙈🙈💗
 記念日とかじゃないのに
 普通にくれたんだって!イケメンすぎ!💗』
 
『サラッと花束とかくれる姫の彼氏…😭✨
 ほんとうらやましい…😭✨』
 
 
臣)……
 
 
こんなエピソードまで出回ると
ちょっと照れるんですけど…///
 
 
S)何ニヤニヤしてんのーー
臣)別にっ!
 
 
相変わらずTとの写真が「姫の彼氏」みたいに
出回ってるけど…
 
今の俺はもうそんなこと気にしない。
 
だって彼氏は俺だもん。
 
 
昨夜あんなに愛し合って満たされたおかげで
心まで広くなれちゃったもんね。
 
 
♡はもう寝ちゃってるだろうなって思って
静かに玄関のドアを開けたら…
 
 
臣)あれ。
 
 
リビングがまだ明るい。
 
 
臣)ただいまーー。
 
♡)あっ!!
  帰って来たー!お帰りなさいっ♡
 
 
嬉しそうに振り返った♡は
パタパタと俺のところに飛んできた。
 
 
♡)お疲れさまーー♡
臣)ただいまーー♡
 
 
ぎゅっとハグして
大好きな♡の匂いをめいっぱい吸い込む。
 
 
臣)あ、早速飾ってあるw
♡)へっへへー♡
 
 
♡は嬉しそうに花瓶に顔を寄せた。
 
 
♡)いい匂い♡
  あ、これね、今日声かけてくれた子達に
  姫ちゃんっぽい花束だねって言われたの!
臣)ほんと?
♡)うん!色合いが私っぽいって♡
臣)でしょーーー
  そう思って選んだもんw
♡)えへへ…///
 
 
♡は嬉しそうにまた俺に抱きついてきた。
 
 
♡)ほんとに嬉しい♡ありがとう♡
臣)ん♡
♡)ホテルもありがとう♡
臣)ん♡
 
 
♡を抱きしめながらふとテーブルに目をやると
書きかけのメモを発見。
 
 
臣)寝るとこだった?ごめんな?
♡)ううん!
臣)……ね、これ。
♡)ん?
 
 
『臣くんおかえりなさい(≧v≦)
 お仕事おつかれさま♡♡
 お風呂あるからゆっくり休んでね。
 私は先に寝ます。
 
 臣くんほんとにいっぱいありがとう♡♡
 臣くん大  』
 
 
俺が帰ってきたから途中で止まってる。
 
 
臣)続き、書いてw
♡)…書かなくてもわかるでしょーー//
臣)わかんない。
♡)も〜〜〜〜///
臣)「臣くん大きくなぁれ」
  かもしんないじゃん。
♡)そんなわけないでしょ!w
臣)あ、わかった。
  「臣くん大きい」だw
♡)なんの話!w
 
 
♡はメモを手に取ると
そのままゴミ箱に入れようとして…
 
 
臣)オイ!!!
 
 
俺は慌ててそれを取り上げた。
 
 
臣)なんで捨てんの!ふざけんな!
♡)え、だって…
  起きてる時に帰ってきてくれたし…
臣)勝手に捨てんな!ばか!
  これは俺の!
♡)…っ
臣)俺、今までのだって全部
  取ってあるんだからな!
♡)ええっ!
 
 
♡は驚いたように目を丸くした。
 
 
♡)こんなメモ、取ってくれてるの?!
臣)だって…なんか嬉しいじゃん。
  可愛いし…
♡)そうだったんだ…///
臣)だから。
 
 
俺はメモを開いて♡にペンを持たせた。
 
 
臣)はい、ちゃんとここ書いて。
♡)……///
 
 
「臣くん大」まで書かれた部分を
指先でトントンすると…
 
 
「大好き♡♡」
 
 
ハートマークを二つも付けてくれちゃった♡は
そのまま俺に飛びついてきた。
 
 
♡)大好き♡♡
臣)へへへ♡♡
 
 
今日のこれも、
ちゃんと大事にしまっておくんだ。
 
 
だってこんな何気ない毎日が
俺にとっては何より大切な、宝物だから。
 
 
 
 
 
 
ーendー

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  1. さゆがん より:

    タイトル見て
    あぁオミさんまたもっ●りなったのか
    ご立派ですからねと思った
    自分の品のなさに絶望しましたwww

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