[255]深く深く満たされて

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ふかふかのベッドに横たわりながら
腕の中には、俺にめちゃくちゃにされて
眠っちゃってる♡がいる。
 
 
……はぁ、やっちゃった…。
 
 
良い部屋取ってさー
綺麗な夜景見ながらさー
ゆっくりたっぷり、
濃厚な夜にしようと思ってたのに…
 
なんで俺ってこうなんだ?
 
 
♡に欲情しすぎて止まんなくて…
 
部屋に入るなり、もう……。
 
いや、エレベーターからヤバかったな、うん。
 
 
はぁ……、ごめんな、♡。
 
こんなはずじゃなかったんだけど…。
 
お前がこんなエロいブラックドレス
着てるからだぞ、もう。
 
 
臣)……
 
 
脱がさないまま抱いたから…
なんかもうとにかく乱れてて…
 
♡の寝姿をこうして見てるだけで
また下心が疼いてくる。
 
 
どうしようもない自分に呆れながら
名残惜しくベッドを離れることにした。
 
 
臣)ええと…
 
 
♡のためにしておいてやれることは…
 
風呂だ風呂、うん。
 
それから…
荷物はフロントに預けたままだろうし…
 
あ、花束!!
 
 
もうすぐ届くんじゃね!?
 
 
♡寝てるからどこかに隠しておこう。
 
 
臣)それから…
 
 
部屋をキョロキョロ見渡すと…
 
さっき♡を抱いた出窓の外に
綺麗な夜景が広がってて…
 
 
興奮してた熱が、
危うく身体に戻ってきそうになる。
 
 
こんな景色よりも
♡の方がずっとずっと綺麗だったんだけど…
 
 
窓ガラスに映る、♡の刹那の表情とか…
乱れた姿とか…
 
そういうのにすげぇ興奮して…
 
この綺麗な夜の煌めきが
その興奮をより一層高めてくれた。
 
 
臣)♡……?
 
 
ベッドに戻ると
まだまだ目を覚ます気配のない♡が
スヤスヤと寝息を立てていて。
 
 
臣)♡……、
 
 
名前を呼んで髪に触れるだけで、
なんだか愛しい気持ちになってくる。
 
 
臣)好きだよ、♡……。
 
 
そっと頬に口付けたら、
綺麗なまつ毛がゆっくり持ち上がって…
 
少し潤んだ瞳が時間をかけて、俺を捉えた。
 
 
臣)起こした?ごめん…
♡)……
臣)…大丈夫…?
♡)……
 
 
しばらくすると♡は恥ずかしそうに顔を隠して
俺に背を向けた。
 
 
臣)なんでそっち向くの…w
♡)…恥ずか…しい…///
臣)なにがw
♡)なんか…すごい人に襲われちゃったの///
臣)えーーうそーー
  どんな人ー?
♡)あの、ね…///
  彼氏がいるって言ってるのに
  すごくエッチに誘惑されてね、
  なんか…もう…///
  めちゃくちゃにされちゃったの…///
臣)へぇ〜〜〜悪い男だね〜〜〜w
♡)……もぉっ///
臣)あははは♡
 
 
可愛く俺を叩いてきた♡を
ふわりと抱き上げた。
 
 
臣)めちゃくちゃにされて大丈夫だった?
♡)……わかん…ない…///
臣)歩ける…?w
♡)……///
臣)とりあえず風呂入ろっかw
♡)……(こくん)///
 
 
すごく恥ずかしそうに
小さく頷いた♡がめっちゃ可愛くて…
 
 
臣)……はぁ、///
 
 
また疼きかけた下心に
無理やり気付かないフリをした。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡)ここってもしかして…スイート?///
 
 
お風呂が…すごい。
とにかく…すごい。
 
前に泊まったスイートみたい。
 
 
臣)んー?ひみつーーーw
 
 
クスクス笑って
私の頭をクシャってする臣くん。
 
……絶対スイートだ。
 
 
♡)どうしてこんな良いお部屋に…
臣)いいから、ほら。おいで。
♡)…っ
 
 
手招きされて中に入って。
 
身体を洗ってくれるって言ったけど
それは恥ずかしいからお断りして、
頭だけ洗ってもらった。
 
 
その後交代で私も臣くんの頭を
シャンプーしてあげて。
 
二人でクスクス笑って
キャッキャキャッキャはしゃいで、
なんだか楽しい、幸せな時間♡
 
 
♡臣)ふぁぁぁ〜〜〜♡
   気持ちぃぃ〜〜〜♡
 
 
お風呂に浸かると、
思わず臣くんとハモって、また二人で笑った。
 
 
臣)なーんか疲れ吹き飛ぶなぁ〜〜
♡)ねーー♡
臣)最高だーーー
♡)うん♡
 
 
甘い香りが優しく漂うお風呂の中。
窓の外には綺麗な夜景。
 
 
♡)すっごく綺麗だねーー♡
臣)さっきはあんま見れなかったもんねーー
♡)えっ…
臣)あれ、見てた?
  そんな余裕あった?
♡)……(ふるふる)///
臣)はははw
 
 
だろうね、って
臣くんは笑いながら私を抱き寄せた。
 
 
♡)ねぇ臣くん……、
臣)んー?
♡)…あんな風に女の人誘惑しちゃ…
  絶対ダメだよ?///
臣)はぁー?w
  するわけねぇじゃん!
♡)だって…
臣)ん…?
♡)今日の臣くん…本当に…
  すっごくカッコ良かったんだもん///
臣)……
♡)あんな臣くんに誘惑されたら
  彼氏がいる人でも
  みんなクラクラしちゃうもん、絶対。
臣)ばーかw
 
 
臣くんは呆れたように笑って
後ろから私のうなじに優しくキスをした。
 
 
♡)スーツ着るのは…
  私の前でだけにしてほしいなぁ…///
 
 
なんて、絶対無理だけど…
 
 
臣)なに可愛いこと言ってんのw
♡)いたっ///
 
 
ほっぺをぷにっと摘まれて
振り返ったらチュッて、唇を鳴らされた。
 
 
臣)お前こそ…
♡)え…?
臣)あんなエロいドレス着んの…
  俺の前でだけにしろ。
♡)……///
臣)それ以外は上下ジャージでも着てろ。
♡)えー!やだーー!ひどーい!
臣)ひどくない!
♡)あははは、もぉーw
 
 
笑う私を後ろからぎゅって包んだ臣くんは
私の耳元でクスッと笑った。
 
 
臣)お前は俺に抱かれて
  いっぱいいっぱいだったろうけど…
♡)え…?///
臣)俺もお前に夢中で
  夜景なんて目に入んなかったよ…。
♡)////
 
 
いきなり…何を言い出すのかな…?///
 
 
臣)ほんとに綺麗だった、今日…。
♡)////
臣)夜景なんかよりずっと綺麗だったよ。
♡)////
 
 
抱きしめられながら、
自分の心臓がドキドキしてるのがわかる。
 
 
なんでこんな恥ずかしいことを
こんなにカッコ良くサラッと言うのかな///
 
 
臣)なんか…ドキドキしてない?w
♡)!!!
 
 
バレちゃった!
裸だから鼓動が直接伝わっちゃうんだ!
 
 
♡)おおお臣くんが…
  ドキドキすること…言うからだもん///
臣)……んだよそれ、可愛いヤツw
♡)////
 
 
どうしよう、ドキドキが止まらないよ。
 
臣くんはどうしてこんなに
私に甘いのかな…?
 
私もう、チョコレートみたいに
とろ〜〜んって溶けちゃいそう。
 
 
♡)うわーーん!!
臣)あ!脱走した!!
 
 
臣くんの腕から抜け出して
お風呂の一番端までふよふよ泳いだ。
 
 
♡)臣くんのばかーーっ!
 
臣)はぁ?!w
 
♡)臣くんすきーーーっ!
 
臣)……何してんの…?w
 
♡)////
 
 
甘い雰囲気に飲み込まれそうだったので
夜景に向かって叫んでみてます。
 
 
チラッと後ろを振り向くと…
「ん?」って片眉だけ上げて
優しく私を見てる臣くんがカッコ良くて…
 
 
♡)////
 
 
……はぁ、もうダメだ。
私、大好きすぎるや。
 
 
臣)何がっくりしてんの。
 
 
臣くんのこと大好きすぎて困ってます。
 
 
臣)戻っておいで〜〜
  ほらほら〜〜よ〜しよし♡
 
♡)どうしてそんな犬みたいな
  呼び寄せ方なの!
 
臣)犬じゃないよ、イノシシ。
 
♡)はっ…
 
 
そうか、そうだった。
 
 
♡)ふもふもっ!
臣)ぶっww
 
 
お風呂の中をふよふよ渡って
臣くんの元に戻ると
なぜかゲラゲラ笑ってる臣くん。
 
 
♡)何が面白いの?
臣)ふもふもって何!?ww
♡)イノシシの鳴き声だよ…
臣)うっそ!そうなの?
  知らなかった!イノシシって鳴くの?
  あんな獰猛な感じなのに
  そんな可愛い鳴き声なの?
♡)そうだよ!!
 
 
ほんとは知らないけど、
そういうことにしとこう。
 
 
♡)ふもふも♡
臣)懐いてきたーーーw
♡)ふもふも♡
臣)はいはい♡
 
 
今度は向かい合う形で
臣くんが抱っこしてくれた。
 
 
♡)えへへー♡
臣)なぁにw
♡)えへへへへ♡
 
 
私ね、臣くんがよく言う「なぁに」が
すっごく優しくて好きなんだよ♡
 
 
♡)……さっきの…撤回しようかなぁ…
臣)へ?どれ?なに?
♡)ちょっとワガママだったかなぁって…
臣)だからどれ!w
♡)スーツ姿の臣くんを
  一人占めしたいってやつだよー
臣)ああ!
  ……って、なんで撤回?
  お前が撤回しても俺はしねーぞ。
♡)え?
臣)俺以外の前ではお前は
  上下ジャージでいいの!
♡)あはっw
 
 
まだ言ってるw
困った臣くんだなー♡
 
 
臣)で、なんで撤回すんの?
♡)だって……
 
 
じぃーー……っと見つめると
また優しく微笑んで、
私のほっぺを撫でてくれる。
 
もう片方の手で髪をかきあげたら
色っぽい雫が、臣くんの額を伝うの。
 
 
♡)だってね…?
臣)うん。
♡)こんな風に私のこと甘やかしてくれて
  こんなに優しく微笑む臣くん、
  私しか知らないでしょ…?
臣)………、へ?///
 
 
臣くんは少し驚いたあと、
照れたように目を泳がせた。
 
 
♡)お風呂に入ってる時の臣くんが
  こんなに色っぽくて素敵なのも…
  私しか知らないでしょ?
臣)……///
 
 
臣くんは照れてるのを誤魔化すみたいに
また髪をかき上げるけど…
その仕草がどれだけ色っぽいか
自分でわかってないんだと思う。
 
私だけが知ってる臣くん。
 
 
♡)まだまだ、あるよ…?
臣)…っ
♡)チューする時にね、
  そっとほっぺに触れる臣くんの手が
  すごくすごく優しいことも…
  愛おしそうに私を見つめてくれる瞳が
  すごくすごく優しいことも…
  私しか知らないでしょ?
臣)////
 
 
そこまで言うと、
臣くんは私をぎゅっと抱きしめて、
深い深い、息を吐いた。
 
 
♡)それに…さっきみたいに…
  あんなに激しく……、
 
 
そこまで言いかけて、言葉を止めてしまった。
 
だって…
あんな風に求めて抱いたのは
私だけじゃないかもしれないって
 
頭の片隅で一瞬思っちゃって…
 
でも。
 
 
その続きは、
臣くんがすぐに言葉にしてくれた。
 
 
臣)それもお前しか知らない俺だよ…。
♡)…っ
 
 
臣くんの低くて優しい声が…
耳元に甘く甘く、溶けていく。
 
 
臣)だって…
  俺があんな自分でも止めらんねぇくらい
  欲しくて仕方なくなるのも…
  好きで好きでどうにかなりそうになんのも
  ……全部さ、お前だけだもん。
♡)…っ
臣)……ほんと、お前だけ…。
 
 
心を込めて呟くように伝えてくれたその言葉が
すごくすごく、嬉しくて…
 
 
♡)////
 
 
私は臣くんをぎゅっと抱きしめ返した。
 
 
♡)私しか知らない臣くん、
  いっぱいある…///
臣)うん…w
 
 
優しい返事に、胸がきゅぅぅってなる。
 
 
♡)だから、スーツの臣くんは
  一人占めしない///
臣)はははっw
  なんだよぉーー
  そこも一人占めしたいって言えよぉーー
♡)だって…///
 
 
そんなの、贅沢すぎるもん…///
 
 
臣)俺はどんなお前でも一人占めしたいよ?
 
 
今度は耳元じゃなくて、
まっすぐに私を見つめながら
優しく微笑んで、そんなこと言うの。
 
臣くん、ずるい…。
 
 
♡)ううう…///
 
 
大好き、が…胸で大爆発してる。
 
 
♡)臣くん…っ
臣)うおっ///
 
 
身体を起こして、
臣くんをぎゅっと抱きしめた。
 
 
♡)好きが止まらないから
  いっぱいチューしていい?///
臣)へ?///
♡)ん…っ!
臣)////
 
 
臣くんがいいよって言う前に
もう唇を塞いで…
 
そのまま夢中で何度も、キスを繰り返した。
 
 
臣くんの濡れた髪に指を差し込んで…
 
熱い耳をそっと撫でて…
 
たくましい肩をぎゅっと掴んで…
 
 
溺れちゃうくらい何度も、何度も…。
 
 
臣)…、は……っぁ
 
 
臣くんの唇から吐息が漏れて…
 
私は一層止まらずにキスに夢中になる。
 
 
♡)……ん、……はぁ、っ……///
 
 
どうしよう。
 
………足りないよ。
 
 
臣)……
♡)……
 
 
唇が離れた、たった一瞬で
絡み合う視線。
 
 
見つめ合うその一瞬だけで、分かり合える。
 
お互いに、欲しくて仕方なくなってること。
 
 
臣)あの…さ、///
♡)……///
臣)さっき俺がっついちゃったから…
  今度はベッドでゆっくり
  抱きたいんだけど…///
♡)……(こくん)///
 
 
今すぐここで
一つになってもいいくらいの熱量を
抱えたまま…
 
 
臣)♡……、///
♡)////
 
 
見つめ合う、ベッドの上。
 
 
臣)ほんと好き…///
♡)……私もだよ?///
 
 
愛しい気持ちと優しい気持ちで満たされて…
 
時間も忘れるくらい、
深く深く、愛し合った。
 
 
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
 
♡)臣くん!!!///
 
 
ん…?
 
 
♡)臣くん!起きてぇ!///
 
 
愛し合った翌朝は
♡の歓喜の声で目が覚めた。
 
それくらいぐっすり、熟睡してたみたいで…
 
 
♡)お花があったの!見てぇ!///
 
 
目を開けたら、
嬉しそうに花束を抱える♡の姿があって…
 
寝起きの頭でぼんやりと、
やっぱりこの花束、♡に似合うな〜〜
これにして良かったな〜〜とか
 
♡が喜ぶ顔が見れて朝から嬉しいな〜〜とか
 
そんなこと思いながら、
幸福感に満たされた。
 
 
♡)ね、ね、これどうしたの?!
臣)プレゼントーー……
♡)臣くんから!?
臣)他に誰がいんの……
♡)だって…
  いきなりお部屋に置いてあったんだよ?!
 
 
それはねーー
昨日置いてたけどさ、
風呂上がってベッドに直行したから
お前が気付かなかっただけーー
 
 
♡)ね、ね、すっごく可愛いんだよぉ!
  見て見てぇ!♡
 
 
可愛いのはお前です。
見なくても俺が選んだから
どんなのか知ってます。
 
 
♡)もう!起きてよぉ!!
 
 
目を閉じてる俺に♡がどしっと
乗っかってきた。
 
 
臣)重い重い潰れる〜〜〜
♡)ひどーい!w
臣)イノシシに潰される〜〜〜
♡)もぉ〜〜!
 
 
って言いながら、
♡は俺のほっぺに可愛いキスをくれて…
 
 
♡)ありがとう♡
  すっごく嬉しいよぉ♡
 
 
なんて、とびっきりの笑顔。
 
はぁぁぁ……………、可愛い///
 
 
♡)ね、でもどうして?
  どうして急にお花くれたのー?
臣)んーー?
 
 
俺はゆっくり起き上がって
ガウンに手を伸ばした。
 
 
♡)だって、誕生日とかじゃないのに…
 
 
誕生日とかじゃないのにさ、
俺にTシャツ作ってくれたじゃん。
 
すっげぇ手間暇かけて、さ。
 
 
♡)それにねっ、このお部屋すごいんだよ!
  すっごく豪華なんだから!
臣)はははw
♡)ね、ね、どうしたの?どうして?
臣)んーー?
  日頃の感謝です♡
♡)ええ?
臣)いつもありがとう、大好きだよ♡
  っていうプレゼント♡
♡)…っ
 
 
♡の言葉をそのまま真似したのに…
 
 
♡)////
 
 
♡は嬉しそうにもじもじしてて…
 
 
臣)////
 
 
そんな♡を見て、なぜか俺まで照れた。
 
 
でもさ、
なんでもないのに
ただ相手に喜んでほしいっていう気持ちだけで
こういう風にプレゼントもらったり
渡したりって…
 
すげぇ幸せなことだと思うんだよなぁ。
 
 
それくらい相手に対して
ありがとうとか大好きとか
そう思えてることが、すげぇ幸せっていうか。
 
 
♡)じっと見て…、なぁに?///
臣)んー?
 
 
ほんと好きだなぁって思ってさ。
 
 
臣)腹減ったなぁって。
♡)えーーーっ!
臣)なんか食べよっかw
  ルームサービス頼も。
♡)うん♡
  じゃあその前に、はい♡
 
 
花束を大事そうにテーブルに置いて
可愛く両手を広げてる。
 
 
臣)はいはい♡
♡)ぎゅーー♡
臣)ぎゅーー♡
♡)だーーいすき♡
臣)ん、俺も♡
 
 
なんだろうこの幸せすぎる時間は。
 
しばらくぎゅっと抱きしめ合って、
 
 
♡臣)はぁぁぁ……♡♡
 
 
満足したように漏れたため息が
見事にハモって、二人で笑った。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
大きな窓から見える景色は
綺麗な夜景から眩しい朝の街並みに
姿を変えた。
 
 
♡)美味しいねー♡
臣)うんw
 
 
向かい合って食べる朝食。
 
目の前で大好きな人が笑ってることが
何よりの幸せだなぁって
しみじみそう思う。
 
 
♡)私ね、決めたよ。
臣)え?
 
 
聞いてくれる?
 
 
♡)来年の春で、会社卒業する。
臣)…っ
 
 
一昨日、臣くんと電話で話して…
決めたんだ。
 
臣くんとの時間を
もっと大事にしたいなぁって。
 
 
臣)俺があんなこと言ったから…
♡)ううん、違うよ。
 
 
そんな風に思ってほしくない。
 
 
♡)あのね、Mちゃんが
  今の私の収入を
  色々まとめてくれたんだけど…
臣)うん。
♡)会社のお給料の2倍くらいあったの。
臣)おおっ…マジか!
♡)うん。動画とかがなんかすごくて…
臣)You tuber的な??
♡)そう。
  安定した収入にはならないけど…
  それは私の頑張り次第なのかなって。
 
 
それに…
 
 
♡)会社辞めたら自由な時間も増えるでしょ?
臣)うん。
♡)そしたら今よりもっと
  臣くんに合わせられるなぁって。
臣)……
♡)前にも言ったけど…
  私は臣くんとの時間が一番大切だから。
臣)……
♡)だからもう決めたの。
 
 
私がそう言うと、臣くんは「そっか」って
少し嬉しそうに笑ってくれた。
 
 
♡)施設に歌いに行くのもね、
  今は土日しか行けないけど
  平日も動けるようになったら
  もっとたくさん行けるなぁって。
臣)オファーに追いついてないんでしょ?
♡)うん。
臣)LIVEとかしないの?
♡)え?
臣)普通に人集まりそうだなーって思って。
♡)……
臣)お前が一件一件回るより効率いいじゃん?
  観に来れない人にはDVD出すとか…
♡)……
 
 
臣くんが松浦さんと同じこと言ってる。
 
 
臣)CDとかDVDがあったら
  もっとお前の歌に触れられる人が増えて
  シェアハピになると思うけど。
♡)シェアハピ…!!
臣)ビジネスにすんのが嫌なら
  売り上げはチャリティーにするとか。
♡)チャリティー…!!
 
 
どうしてだろう。
なんだか臣くんに言われると
とても素敵なアイディアに思えてきた。
 
 
♡)ちょっとMちゃんと相談してみます!
臣)うん。
 
 
朝ご飯を食べ終えて…
二人とも今日は午後からだから
まだ時間がある。
 
 
♡)えへへ、何するー?
臣)何しよっかーw
 
 
贅沢すぎる、広い部屋。
 
その真ん中にある大きなふかふかソファーに
二人で並んで座った。
 
 
臣)とりあえずチューしよっか♡
♡)うんっ♡
 
 
臣くんの膝に飛び乗って、
抱っこしてもらって…
 
 
臣)んーー♡
♡)あははっ♡
  んーー♡
臣)ふははは♡
 
 
いっぱいチューして、ニコニコ笑って。
 
 
♡)幸せだなぁ♡
臣)俺もーー♡
♡)えへへ♡
臣)へへへ♡
 
 
こんなお部屋を用意してくれて
こんな時間を作ってくれた臣くんに
感謝だなぁ♡
 
 
臣)なんか映画でも見るー?
♡)おおおっ!映画ーー!
 
 
そう言われたから膝から降りようとしたら
まだダメって、ぎゅっと抱きしめられた。
 
 
臣)いつもの俺ならさ、
  もっかいHしよー♡
  とか言ってそうじゃない?w
♡)はっ…確かに……。
臣)でもなんでだろなーー
  今日はさ、なんか違う。
♡)違うの?
臣)うん。
  なんかさぁ……
♡)うん?
臣)昨日のH、すげぇ良かったよね。
♡)………、え?!///
 
 
いきなり何を言い出すのかなって
ドキッとしちゃった。
 
 
臣)いや、変な意味じゃなくてさ、
♡)……///
臣)すげぇ良くなかった?///
♡)////
臣)あ、2回目の方ね?w
♡)////
 
 
なんて答えたらいいのかな。
 
 
臣)いや、1回目は1回目で
  ものすごかったんだけど。
 
 
はい、ものすごかったです///
 
 
臣)2回目はなんかさ〜〜〜
  すげぇ深く満たされたんだよ、俺。
♡)////
 
 
二人でお風呂に入った後、
一緒にベッドに入って…
 
臣くんはたっぷりゆっくり、
すごく丁寧に私を抱いてくれた。
 
 
愛されてるって感じられて…
心も身体も深く深く、満たされるような…
そんな時間だった。
 
 
臣)……あれ?俺だけ…?///
 
 
私が返事をしないから
少し困ったように臣くんが私を見上げてきた。
 
 
……ぽすん///
 
 
♡)私……も…、///
 
 
とっても恥ずかしいから、
臣くんにぎゅっと抱きついて、返事をした。
 
 
臣)私も……何?///
♡)……///
 
 
言わせようとする、意地悪な臣くん。
 
 
♡)……すごく…すごく…満たされて…
  幸せな時間だったよ…、///
臣)////
 
 
……とくん、とくん。
 
 
二人の鼓動が重なると、
安心感が胸いっぱいに広がる。
 
 
大好き…。
 
臣くんが大好き……。
 
 
抱きしめられながら
目を閉じて、何度もそう思うの。
 
 
臣)俺……
  チェックアウトまで
  ずっとこうしててもいいわ///
♡)映画観ないで?w
臣)うんw
♡)ふふっ、私も♡
臣)ばかだなーーw
♡)だってーー♡
  ぎゅーほど幸せな時間、ないもんっ♡
臣)だよなー♡
♡)うんっ♡
 
 
 
 
 
ー続ー

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コメント

  1. *yumeko* より:

    毎回うっとりする話しで…想像しながら楽しく読ませて貰ってます!
    何がいいかって内容はもちろん1話づつが長くてマイコさんのstory読み応えがあり大好きです。
    次はいつかなと…心待ちにしてます(* ˘ ³˘)♡*

    • マイコ より:

      そう言ってもらえると嬉しいです(´。✪ω✪。`)頑張るぞぉーーー!!
      ありがとうございます♡♡

  2. HIROOMIYUKI より:

    こんな素敵なお話見てると、自分の現実が怖くなるー笑 こんな素敵な人と出会いたくなる…笑

  3. さゆがん より:

    ♡ちゃん退社しちゃうんですね。゚(゚´ω`゚)゚。
    なんか最終回近づいてきてそうで悲しい。。

    • マイコ より:

      えーーー!まだ折り返し地点にも到達してなさそうなくらい、最終回なんてまだまだ先ですよーー!。゚(゚^∀^゚)゚。笑

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