[253]おっぱい星人

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臣)お前明日は撮影だけ?
♡)あ、ううん!
  まだスケジュールに入れてないけど
  パーティー入ったの!
臣)パーティー?
♡)うん。佐伯さんが一緒に行こうって。
  出版社のパーティーみたい。
臣)え、それ俺が行くやつじゃない?
♡)え、うそっ!!
 
 
スケジュールを開いてみたら、
同じパーティーだった。
 
 
♡)わぁ!すごい偶然だね!w
臣)何着てくの?なんか用意しようか?
♡)あ、佐伯さんが用意してくれるって
  言ってたよ。大丈夫、ありがとう。
 
 
そっかーーー
明日は♡もいんのかーーー
 
なんか楽しみになってきた。へへへ。
 
 
……あっ!!
 
 
臣)その次の日は!?
♡)え?えっと…午後に施設に行く予定が…
臣)昼から?
♡)うん。
臣)俺も昼から!!
♡)え?
 
 
思いついた!
Tシャツのお返し!!
 
 
臣)パーティーの後、そのまま泊まる?
♡)えっ
 
 
決めた!
良い部屋取るーー!!
 
 
♡)泊まる…の?//
臣)あ、何やらしい想像してんの。
♡)してないよ!//
 
 
もちろんするけどさ、やらしいこと。
 
 
臣)な、泊まろ♡
♡)わかった///
臣)やったーー♡
 
 
なおさら楽しみになってきた!
 
夜景が見える綺麗な部屋にしよう。
それだけじゃ物足りないから…
 
そうだ!!
 
最近花あげてなくない?
♡、花大好きだし…
よし!花束用意しよう!!
 
 
臣)へへへ♡
♡)どうしたの?ご機嫌?
臣)うん♡
 
 
さっきから洗い物をしてる♡に
後ろからくっついてる俺。
 
 
はぁ。
昨夜もしたのに。
 
明日もするのに。
 
なんかまたムラムラしてる。
 
 
だってさーーー
昨日は仲直りHで
なんかすげぇ燃えちゃったしぃ…
 
ほんとは今日もしたいのに
今日は俺、大阪にお泊まりだしぃ…
 
 
臣)んんん……
♡)どうしたのーw
臣)甘えてる。
 
 
後ろから首筋にスリスリしてたら…
 
 
♡)可愛いっ///
 
 
へ?!
 
 
♡)甘えてるの?
  もうっ!なにー!可愛いっ!♡♡
 
 
振り返った♡にむぎゅっと抱きしめられた。
 
 
♡)甘えてる臣くん可愛いよぉーー♡♡
臣)……
♡)もぉもぉ〜〜〜♡♡
臣)……
 
 
よくわからんがとても喜ばれている。
 
 
臣)おっぱい触ってい…?
♡)……はい?!
 
 
♡はびっくりした顔をしたけど…
そのまま「はい」って後ろを向いてくれた。
 
 
臣)へへへへーー♡
♡)……///
 
 
俺は後ろからおっぱいをもみもみもみ…♡
 
 
臣)生で触ってい…?
♡)えっ
 
 
許可が出る前にスルリと滑り込んだ両手。
 
……ちっ。ブラが邪魔だな。
 
 
パチン。
 
 
♡)ちょっとぉ!!///
臣)いいじゃん、ちょっとだけ。
 
 
もみもみもみ…
 
 
臣)はぁぁ……♡♡
 
 
昨日散々あれこれしたのに
このやわらかいおっぱいってやつは
どうしてこう何度も俺を虜にするかな。
 
 
臣)すげぇや……
♡)何が…?//
臣)おっぱい。
♡)……
 
 
呆れてる?
呆れてるっしょ?
わかってるよ。いいもんね。
 
 
臣)あ〜〜〜〜どうしよう。
  余計ムラムラしてきた///
♡)えっ!///
  ちょ、ちょ、もうダメ!
臣)…っ
 
 
追い出された俺の両手。
 
 
♡)んん……、ブラ留めてぇ…//
臣)え。
 
 
背中に手を回して困った顔してる♡。
 
 
♡)服着ちゃうとつけにくいんだからぁ。
臣)……
 
 
じゃあ裸になれば良くない?
 
 
♡)きゃぁっ///
 
 
俺は♡を抱き上げて
ソファーまで連れていった。
 
 
ドサッ。
 
 
♡)ちょっと、なにっ!
  …あ、あっ…ちょっと!やだっ///
 
 
エプロンをほどいて上のシャツを脱がせると
顔を真っ赤にして怒ってる。
 
 
臣)脱いだ方がつけやすいんでしょ?
♡)そうだけど意味が違う!///
臣)そんな怒んなって〜〜w
 
 
ここまで脱がせたら、
ちょっとくらいいいかな?
 
だって…
クロスした腕にガードされてる胸が
外れたブラの下で俺を誘惑してる。
 
 
臣)♡……、
♡)なんで急にそんなエッチな声出すの!///
臣)ん……、
♡)や…っ///
 
 
♡の両手首を掴んで押し倒したら
ブラがふわりと浮いて…
 
 
♡)や、見えちゃう…っ、だめっ///
臣)ちょっとだけ…
♡)やだっ!
臣)ちょっとだけだって…
♡)ちょっとだけ、何!?
臣)……
 
 
何、と言われると…
 
 
臣)……舐めたい。
 
 
俺の素直な返事に♡は、
 
 
♡)ばかっ!えっち!!!////
 
 
すごい勢いで俺を突き飛ばして
自分の部屋に逃げて行った。
 
 
臣)……
 
 
ひどくない…?
 
 
でも今追いかけたらさすがにしつこくて
嫌われそうだから…
 
諦めます。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣くんのばか。
臣くんのばか。
臣くんのばか。
 
 
どうして朝からあんなエッチなのかな?
 
 
♡)もぉっ///
 
 
ちゃんと服を着直してリビングに戻ると…
 
しょんぼりしたフリの臣くんが
可愛い上目遣いで
「ごめんね?」って謝ってきた。
 
 
♡)……///
 
 
可愛い。ずるい。
 
 
臣)怒ってる…?
♡)……(ふるふる)
臣)じゃあ仲直りのチューしよー♡
♡)……(こくん)///
 
 
私ってなんて簡単なんだろ…
…って思うけど…
 
 
♡)えへへ、大好き♡
 
 
臣くんが優しくハグしてキスしてくれたら
すぐにニコニコしちゃう。
 
 
臣)そんな大好きなら
  ちょっとくらい舐めさせてくれたって…
  いってぇ!!
 
 
臣くんのお尻を思いきり叩いた。
 
 
♡)昨日いっぱいしたでしょ!
臣)ん?昨日いっぱい舐めたって?w
♡)朝から舐める舐める言わないで!///
臣)なんでだよっ!
  俺は別に単に舐めたい変態じゃねーぞ!
♡)え?
臣)舐めたらお前可愛い声出すじゃん…?
♡)…っ
臣)それが聞きたいだけー♡
♡)////
 
 
朝からこの人は何を言ってるのかな?
 
 
臣)だって今日は出来ないしさーー
♡)明日…するでしょ///
臣)明日するんだ?w
♡)はっ
 
 
しまった!
 
 
臣)かわい〜〜〜〜w
♡)////
臣)明日ホテルにお泊まりだもんね♡
♡)////
臣)そりゃエッチなことするよねー♡
♡)////
 
 
なんか私、からかわれっぱなしだ。
悔しい…!
 
 
♡)もぉっ!
臣)はいはい、ごめんごめんw
♡)…っ
臣)ほら、おいで♡
♡)…っ
 
 
臣くんが両手を広げてる。
 
 
♡)むぅ……
臣)きたきた♡
 
 
ほっとする、臣くんのハグ。
 
 
♡)……えへへ♡
臣)ぷっw
♡)…私のこと…チョロいと思ってるでしょ…
臣)え?w
♡)ぎゅってするだけで
  すぐニコニコするから。
臣)んー?
 
 
臣くんは私の顔を優しく覗き込んできて…
 
 
臣)可愛いなとは思ってるよ。
 
 
甘い甘い笑顔でそう言うと、
おでことほっぺに優しいキスをくれた。
 
 
♡)////
 
 
ほんとにずるいな、私の彼氏。
 
 
 
 
♡)じゃあ行って来ます。
臣)ん、行ってらっしゃい。
 
 
先に仕事に行く私を
玄関まで見送ってくれる臣くん。
 
 
♡)……
臣)ん…?どうした…?
 
 
今夜は臣くんいないんだよなぁって思ったら
ちょっと寂しくて。
 
だって昨日日本に帰って来たばっかりなのに。
 
 
臣)寂しいの…?w
♡)……///
 
 
お見通しだったみたい。
 
 
♡)……ちゅーー///
臣)はいはい♡
 
 
1日会えない最後のキスは
ちょっぴり長めの優しいキス。
 
 
♡)……もっと……///
 
 
物足りなくて甘えたら
もう一度、優しいキスをもらった。
 
目を閉じて、臣くんの感触とぬくもりを
覚えておくんだ。
 
 
♡)……///
 
 
最後にもう一回したいなって
じっと見つめたら…
 
 
臣)これ以上ねだったらここで襲うぞ///
 
 
少し照れたような臣くんにそう言われて…
 
 
♡)い、いってきます!///
 
 
私は慌ててドアを開けた。
 
 
昨夜はいっぱいいっぱい愛されて
とっても幸せな夜だった。
 
 
明日はホテルにお泊まりかぁ…
 
どうして急に泊まろうなんて
言い出したのかな…?
 
私は臣くんと一緒ならどこでも嬉しいけど。
 
 
♡)……
 
 
明日も…
いっぱいいっぱい…愛してくれるかなぁ?
 
 
♡)////
 
 
私ってば朝から何考えてるのっ!
 
もぉっ!臣くんのせいだ!!
臣くんがエッチなことばっかり言うから!
エッチなことばっかりしてくるから!
 
 
♡)もぉ〜〜〜!///
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
俺が何しに大阪へ行くのかというと…
 
今日はEXILEのツアー、
“AMAZING WORLD” の初日。
 
 
御三方は今年で最後だしさ?
岩ちゃんたちは今回が初ツアーだしさ?
 
そんなの初日見たいじゃん?
 
 
あーー、腹減ったな。
なんか食ってから行こうかな。
 
 
なんて思いながら新幹線を降りたら…
 
 
臣)あれ。
 
 
見たことある後ろ姿。
 
 
臣)お姉さんひとりー?w
女)……
臣)ねぇ。どっかでお茶しない?
女)……
 
 
絶対聞こえてるくせにシカトですかい。
 
 
臣)お姉さん可愛いねーー
  俺めっちゃタイプーー
女)……
臣)お姉さんってさ、
  すげぇツンデレで彼氏の前でだけ
  めっちゃ可愛くなるタイプでしょーー
女)……は?
 
 
訝しげな顔がやっとこっちを向いた。
 
 
臣)そんでさ、見事なキャラ弁とか
  作っちゃうタイプでしょーー
◇)……お、臣さん?!
臣)気付くのおせーよ!w
◇)だって!!
  マスクで声こもってて
  誰かわかんなかったんだもん!
臣)だからってシカトしすぎでしょ!w
◇)しつこいナンパだなーって思ってました。
臣)で?w
◇)え?
臣)会場行くんでしょ?なんか食った?
◇)……まだ。
臣)どっかでなんか食わない?
◇)ナンパについてったら
  剛典に怒られるからな…
臣)こら!w
◇)あはははw
 
 
それから二人で適当なカフェに入ったんだけど
◇ちゃんは落ち着かないみたいで
周りをキョロキョロ…
 
 
臣)どうした?
◇)誰かに見られたらどうしようって。
臣)こんな変装してるのに?
◇)そう。こんな怪しい見た目の人と
  一緒にいるとこ見られたら…
臣)こら!w
◇)あはははw
  って、そうじゃなくて。
  普通に二人とかまずくないですか?
  あたし剛典とも個室の店しか
  行ったことない。
臣)だいじょーぶだいじょーぶ。
  付き合ってるわけじゃないんだし。
◇)そうなのか…
  まぁ臣さんともわからない見た目だし…
臣)そうそう、今日はただの変態ってことで。
◇)あはははw
 
 
注文してからすぐに届いたレモンステーキ。
香ばしい匂いにナイフを通すと、
 
 
◇)カッコいいTシャツですね。
 
 
◇ちゃんがニヤッと笑った。
 
 
臣)でしょ。
◇)良かった。
 
 
「良かった」……とは。
 
喧嘩してたこと、知ってる感じ…?
 
 
臣)ええと…すみませんでした。
◇)それは♡ちゃんに言ってください。
 
 
やっぱり知ってるーー!!
 
 
臣)ちゃんと言ったもん。
◇)……
臣)仲直りしたもん。
◇)……
臣)許してくれたもん。
◇)急に可愛いキャラになるの
  やめてください。
 
 
◇ちゃんはクスクス笑って
もう一度「カッコいいTシャツですね」
って言ってくれた。
 
 
臣)あいつさ、これ作るのに
  すげぇ苦労したらしいんだけどさ、
  俺が聞いてもそれ言わないの。
◇)……
臣)すぐに出来たよーーって。
◇)はぁ…そんなあいつが愛しいよ。
  可愛くて可愛くて仕方ねぇよ。
  っていうノロケですね?はいはい。
臣)……
◇)ほんと♡ちゃんって可愛い。
  あたしが男だったら絶対惚れてる。
臣)えっ
◇)そしたらライバルでしたね、あたし達。
臣)ええっ
◇)負ける気しねぇ。
臣)オイ!!w
 
 
なぜか◇ちゃんにライバル宣言されて。
 
逆に臣さんが女だったら誰に惚れてましたか?
なんて聞かれた。
 
 
臣)三代目の中で?
◇)EXILEも入れていいですけど。
臣)うーーん……、、ELLYかなぁ。
◇)その心は!
臣)絶対優しいもん。
◇)なるほど。
  ……ちなみに岩田って人はどうですか。
臣)ぶっw
  あんねぇ、ぜってぇやだw
◇)なんでーーー!
臣)モテすぎだもん。
◇)自分だってモテるくせに。
臣)うん。だから俺もやだ。
◇)認めた…!!
臣)あはははw
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡)えええ!こんなに?!
M)はい♡
♡)どうしよう!お金持ちになっちゃった!
M)あはははw
 
 
Mちゃんが見せてくれた動画の収入の明細。
 
 
M)ふっふっふ♡
  西野カナのMVが公開されたら
  きっとこっちの閲覧数ももっと伸びるから
  そしたらもっと収入増えますよーー♪
♡)すごい……
 
 
私はMちゃんに任せっきりにしてるから
そのへんさっぱりだったけど…
 
 
♡)これでMちゃんにお給料が払える!
  加奈子さんにも猿田さんにも!
  多田さんにも◇ちゃんにもお礼したいの!
M)って言うと思って。
  もうまとめてあります。
  相場に合わせてこんな感じでどうですか?
♡)わぁ…っ
 
 
なんて仕事が早いのMちゃん。
 
 
♡)これでいいかな?
M)直接ご本人達にもお伝えして
  聞いてみましょう。
♡)うん!ありがとう!!
  でもこのリスト、Mちゃん入ってないよ?
M)ええと…
  さすがに自分で自分を入れるのは…
♡)入れてよぉ!
  一番お礼したいくらい
  お世話になってるんだからぁ!
M)じゃあ…経理の鬼山さんと
  相談してみます…//
♡)うんっ♡
 
 
これだけの収入になるのもびっくりだけど…
これだけの人達が動画を見てくれてるんだって
なんだかそれも感動だなぁ…
 
 
課)♡ーー、ちょっといいかーー
♡)はいっ!
 
 
ランチから戻ってくると課長に呼ばれて
二人で面談室に入った。
 
 
課)お前さ、結局どうするんだ?
♡)え?
課)正社員試験受けるのか、
  期間満了で卒業するのか。
♡)あっ…
課)そろそろ半年前だから
  確認しときたくてな。
♡)……
 
 
どうしよう。
まだ悩んでるんだった。
 
 
課)芸能活動に本腰入れていくのか?
♡)……
課)うちの会社なら引き続き両立って形でも
  できると思うけど…
♡)……
課)まぁ答え出たら教えてくれ。
♡)はい、すみません。
課)あとな、話は変わるけど…
  次年度の企業PRのムービーに
  お前出てくれないか?
♡)えっ
課)社長からのお願い。
♡)ええっ
 
 
それは…断るわけにはいかない…。
 
 
♡)わかりました。
課)おう、よろしくな!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
◇)なんか緊張する…
臣)なんで!w
  ちょっと顔出すだけだって。
◇)だって…
  EXILEだと緊張するーー
臣)三代目だと?
◇)もうしない。
臣)あはははw
 
 
丁度岩ちゃん達もリハ終わって
飯食ってるって言うから
挨拶がてら◇ちゃん連れてきたのに
なかなか中に入りたがらない◇ちゃん。
 
 
臣)お疲れさまでーす。
 
 
強引に背中を押して中に入ると…
 
ホワイトボードの前で
何やら真剣な顔をして
スタッフと話してる岩ちゃん。
 
 
◇)仕事モードだ…。
臣)そうだね。
◇)……
臣)……
◇)…カッコいい…///
臣)へ?!w
 
 
隣を見ると
ちょっとニヤニヤしてる◇ちゃん。
 
 
臣)それ本人に言ってあげたら?w
◇)……言わん///
 
 
出たーーーツンデレーーー
 
 
岩)あっ!
 
 
お、こっちに気付いた。
 
 
岩)一緒に来たのー?
 
 
話は終わったみたいで
すっかりいつもの岩ちゃん。
 
 
臣)駅でナンパしちゃった。
岩)ええ?w
臣)昼飯食って来た。
岩)マジかw
  てゆーかこのTシャツ…
臣)かっけーーしょーー♡
岩)隆二さんとお揃いじゃんw
臣)今日いないからいーのw
岩)あはははw
 
 
それから俺たちが隣に座ると
岩ちゃんが思い出したように手を叩いた。
 
 
岩)そーだ臣さん!浴衣パーティーしよ。
臣)はい?!
岩)◇と話しててさーー
  もう花火とか浴衣的なイベントって
  ないじゃん?
臣)うん。
岩)だからパーティーしよw
臣)浴衣着て?
岩)うん。
臣)◇ちゃんに浴衣着せて脱がせて
  ウハウハしたいだけでしょ?
岩)うん。
◇)ちょっと!!///
岩臣)あはははw
 
 
この京セラ三日公演が終わったら
岩ちゃんも少し時間があるらしく…
 
浴衣パーティーは来週の月曜に決定。
 
 
臣)♡にも言っとくわ。
岩)うん、お願い。
 
 
またあいつの浴衣見れんのも悪くないなー♡
 
なんてニヤニヤしてたら
◇ちゃんが席を外して。
 
その隙に真剣な顔で詰め寄ってくる岩ちゃん。
 
 
岩)あのさぁ。
臣)なに。
岩)俺、最近…すごいんだけど…
  その……、これっていつおさまんの?///
臣)ぶっ
 
 
唐突な話題にお茶吹いちゃった。
 
 
岩)ほら、臣さん言ってたじゃん?
  ♡ちゃんが家出から帰って来て
  仲直りした後…
  なんかその、すごかったって。
臣)……うん。
 
 
LAで俺が止まらなくなっちゃった話ね?
 
 
岩)俺もさ、なんかすごくて…
  自分でびっくりしてんだけど…
臣)……
 
 
お前…
そんなに◇ちゃんとヤリまくってんのか。
 
 
岩)いつおさまんの?ねぇ。
臣)……
 
 
おさまったっけ…?
なんなら俺、いまだにおさまってなくない?
 
それが原因で今回も喧嘩になったわけだし…
 
 
岩)こんな性欲初めてだわーーー
 
 
少し困ったような岩ちゃん。
 
 
臣)それは性欲ではない!
岩)ええっ!じゃあ何!!
臣)だってさ、ただヤリたいだけじゃ
  ないでしょ?
岩)え?
臣)◇ちゃんだからヤリたいんでしょ?
岩)うん。
臣)俺はそれを♡欲と呼んでいる。
岩)は?何それ。
臣)ただ単にしたいんじゃなくて
  ♡だからしたい!
  ♡が欲しくて仕方ない!止まらない!
  それが♡欲!!
岩)……なるほど。
  じゃあ俺の場合「◇欲」ね?
臣)そ!!
 
 
ドヤってる俺と、納得してる岩ちゃん。
 
そこへいつの間にか戻って来てた◇ちゃん。
 
 
◇)そういう話はもう少し人がいない場所で
  お願いできる…?///
岩)////
 
 
気まずくなった俺はとっとと退散!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡)わわわっ!大丈夫?!
P)ううう…///
 
 
Pくんが私の膝に倒れてきそうだったから
私は後ろにあった座布団を
ささっと下に滑らせた。
 
 
蒼)あははは、膝枕くらい
  してあげればいいじゃないですか。
  報われないなぁPさんもw
K)彼氏に殺されるもんね〜〜w
♡)ちょっと大丈夫?Pくん。
P)ううう…///
 
 
今日は月イチの部署飲みの日。
珍しく飲みすぎちゃった様子のPくん。
 
 
M)先輩は怖い彼氏がいるけど
  私で良ければ膝貸すよ〜〜
P)大丈夫…です…、ううう…///
蒼)ほんとガード固いなぁ♡さんは。
♡)そういう問題じゃないもんっ
蒼)じゃあどういう問題なんですか?
♡)彼氏が酔っ払って
  他の女の子の膝枕で寝てたら
  絶対やだもん。
蒼)……
♡)自分がされてやなことはしないの!
蒼)ふーんw
 
 
またクスクス笑ってる蒼くん。
むぅぅぅ!!
 
 
海)蒼くんは♡さんに絡んでないで
  このお刺身でも食べてて。ほら。
蒼)なんだよ海璃ーーー
  お前はどうなのTさんと。
海)ちょっと!!///
  声が大きいよ蒼くんのばかっ!///
♡)……
 
 
そうか。
この二人は同期だから仲良しなのかな?
 
海璃ちゃんの気持ち、蒼くん聞いてるんだ。
 
 
P)ううう……
 
 
ずっと苦しそうにうなってる
Pくんのおでこに
冷たいおしぼりを乗せてあげた。
 
 
♡)帰れる?大丈夫?
P)♡さん……
♡)ん?
P)会社…卒業しちゃうんですか…?
♡)え…?
P)嫌です…。
♡)…っ
 
 
目を閉じたまま、辛そうに喋るPくん。
 
 
P)俺…、…俺…っ、ううっ
先)ちょっとーー!吐きそうじゃんPくん!
  トイレ行くよ!もう!
♡)あっ…
 
 
先輩がPくんを担いで
トイレに連れて行っちゃった。
 
 
海)卒業…しちゃうんですか?♡さん。
♡)……
海)まだ一緒に働けるようになって
  半年ですけど…
  すごく寂しいです。
♡)海璃ちゃん……
 
 
目がウルウルしてる海璃ちゃんが可愛くて…
 
 
♡)海璃ちゃんっ!!
海)♡さんっ!!
K)あんたらは何しとんねんw
M)ずるい!私もぎゅーするー!
課)なんだなんだお前らは女同士でw
♡)ぎゅーー!
海)ぎゅーー!
M)ぎゅーー!
K)酔っ払いなんでほっといて大丈夫ですw
課)ははははw
 
 
まだ会社で働きたい気持ちもあるし
新しいことにチャレンジしたい気持ちもある。
 
本当にどうしよう。
 
 
……って悩みながらお家に帰って来て、
そうだ今日も臣くんいないんだって思い出して
しょんぼり一人、お風呂に入った。
 
 
♡)はぁぁ……
 
 
お風呂上がり。
また臣くんのパーカーを借りて
ベッドにダイブ。
 
 
♡)臣くん……
 
 
抱っこしてほしいなぁ…。
 
 
臣くんに相談してみようかな。
でも私の進路の問題だしなぁ…
 
 
ピロリロリロ♪ピロリロリロ♪
 
 
♡)臣くんだっ!
 
 
急いで画面をスライドさせると
向こうから大好きな優しい声。
 
 
臣『出んの早くね?w』
♡『だってーー♡』
 
 
電話嬉しいな、えへへ♡
 
 
♡『ね、ね、LIVEどうだったのー?』
臣『すっげぇカッコ良かった!』
♡『わぁぁぁ♡』
臣『なんかね、ATSUSHIさんが
  教祖様みたいだったw』
♡『教祖様?!なぁにそれーーw』
臣『ほんとだって!お前も見ればわかる!』
♡『早く見たいよぉ〜〜〜』
臣『今日一緒に来れたら良かったのにな。』
♡『うん。』
臣『◇ちゃん有休取って来てたよ。』
♡『ふふふ、彼氏のLIVEだもんね♡』
 
 
…って言った後で気が付いた。
私は臣くんがLIVEでも最近全然行けてなくて。
 
去年はほとんど一緒に行ってたのになぁ…
 
 
臣『今日さ、駅で偶然◇ちゃん見つけて
  ナンパしたさw』
♡『ええ!なんて?w』
臣『お姉さんお茶しなーいってw』
♡『あははは、古典的!w
  ◇ちゃんなんて?』
臣『ガン無視w』
♡『あはははw』
 
 
さすが◇ちゃんだw
 
 
臣『あ、そうそう。
  来週の月曜さ、浴衣パーティーしよ。』
♡『え?』
臣『って、二人が言ってたよ。』
♡『浴衣パーティー!楽しそう!』
臣『岩ちゃんはね、ただ単に
  ◇ちゃんにエロいことしたいだけだよ。』
♡『浴衣着せて?!』
臣『そうそう。』
♡『それは大変だ…//』
臣『なんかすごいらしいから、最近。
  岩ちゃんの岩ちゃんが。』
♡『◇ちゃんがそんなこと言ってたの!?///』
臣『違う違うw
  岩ちゃんが言ってたの。
  ◇ちゃんが俺にそんなこと言って来たら
  さすがにビビるわ!w』
♡『だよね…びっくりした…』
臣『そーゆーのは女子のエロバナ会で
  やってくださいw』
♡『恋バナだってば!///』
 
 
でも…そうか…
岩ちゃんすごいのか…
 
今度こっそり◇ちゃんに聞いてみよう。
 
臣くんみたいにおっぱい星人なのかな?
 
 
臣『そっちはどうだったの。部署飲み会。』
♡『んっと……』
臣『楽しかった?』
♡『……うん。……あの…ね?』
臣『うん?』
 
 
話してみようかな。
 
 
♡『私…来年の春で一旦、
  契約満了なんだけど…』
臣『ああ、言ってたよね。』
 
 
覚えててくれたんだ。
 
 
臣『で、俺と結婚して
  専業主婦になるんでしょ?』
♡『ええっ!!』
臣『あ、違った。それはKだったw』
♡『…っ、もぉ〜〜〜〜w』
 
 
びっくりした。
 
 
臣『お前もなる?専業主婦。』
♡『えっ…』
臣『ああでも…モデルの仕事はあるもんな。』
♡『うん…。』
臣『でもさ、会社辞めたら
  その分時間できるじゃん?』
♡『うん。』
臣『そしたら一緒にいれる時間、
  もっと増えるよな。』
 
 
嬉しそうにそう言う臣くん。
 
 
♡『増えたら嬉しい…?』
臣『そりゃ嬉しいじゃん。
  前みたいにLIVEとか観に来てくれたら
  俺頑張っちゃうし。』
♡『私いるのといないのとで違うの?』
臣『全っっっっ然違う。』
♡『…っ』
臣『……あ、って言ってもさ、
  別に会社辞めたら
  俺の現場に全部ついてこいとか
  そんなこと言ってるんじゃなくて!
  違うから!
  えっと…単にお前がいたら
  すげぇ頑張れるよーって話。』
♡『……』
 
 
臣くんは慌てたようにそう言った。
 
 
臣『ちなみに…
  専業主婦になりたい日が来たら
  いつでも言ってね。』
♡『え?』
臣『俺がいつでも嫁にもらうから。』
♡『////』
 
 
当たり前のように言われた。
 
 
♡『専業主婦じゃないと
  お嫁さんにしてくれないの…?』
臣『いや?働いててもいいよ?w
  ……なに。結婚したくなった?』
♡『ううん、まだ。』
臣『なんだよ!w』
♡『えへへw』
 
 
でも私の未来にはこれからも
いつでも臣くんがいるんだなって
 
改めてそう思えて、嬉しくなったよ。
 
 
♡『ありがとう、臣くん♡』
臣『なにがー?』
♡『ぜんぶ♡』
臣『え?w』
♡『臣くんだいすき♡』
臣『知ってるーーw』
♡『明日楽しみだなーー♡』
臣『お泊まりしてHすんのがー?w』
♡『はっ』
 
 
そうだった///
 
パーティー楽しみって意味だったんだけど…
 
 
♡『……うん///』
臣『えっ、楽しみなの?!///』
♡『楽しみ…だよ?///』
 
 
臣くんとイチャイチャするのだって
楽しみだもん…///
 
 
臣『えーーー
  ちょー可愛い……どうしよ……///』
♡『……///』
臣『なんかすごいことになったらごめん///』
♡『何が?!///』
臣『臣くんの臣くんが。』
♡『……ばか、///』
 
 
 
 
 
 
—endー

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  1. さゆがん より:

    くっそーーー
    オミさんにガキ使のオファーきて
    タイキック5回くらいされますように←

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