[23]今日は…疲れてる…?

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♡)おかえりなさーい♡


風呂から上がって
キッチンで水を飲んでると
♡が後ろから抱きついてきた。


♡)今日は長風呂だったね♡
臣)え、そう?


念入りに歯磨きしてたせい?汗


♡)えへへー臣くんー♡


すりすり♡


臣)なんか懐かれております。
♡)懐いております♡


俺が振り返って頭を撫でると
♡がニコッと笑った。


♡)今日はMUSIC JAPANの
  収録だったんでしょ?
  お疲れさまです♡
臣)ああ、そっか!スケジュール?w
♡)うん、見ちゃった♡
臣)いや、全然見ていいんだけどさw
♡)えへへ♡


そのままソファーに移動して
TVをつけた。


臣)あ、そーだ。
♡)ん?
臣)岩ちゃん、付き合ったってよ。
♡)え?
臣)片思い?してた子と。
  上手くいったみたい。
♡)えーー!うそーーっ!!♡♡
臣)今日散々ノロけてたわ。一日中。
♡)え〜〜〜!!♡♡
  すごいねっ!すごいねっ!
  おめでと〜〜!!!♡♡


自分のことのように嬉しそうな♡。


♡)そんなにノロけてたの?w
臣)ニヤニヤしながらねー
♡)あははは♡


ほんと幸せそうでしたよ。
羨ましいくらい。


♡)会ってみたいなぁ〜
  岩ちゃんの彼女♡
臣)今度紹介してって言っといたよ。
♡)はいはい!私もーっ!!
臣)うん。一緒に飲みにでも行こ。
♡)楽しみ〜〜〜♡
  仲良くなれるといいなぁ〜♡
臣)……


お前は誰とでも仲良くなれるだろ。
大丈夫大丈夫。


♡)あ、今日ね、
  ちょっと早く帰ってこれたから
  ロスの本買ってきちゃった♡
臣)へ??
♡)もう来週だからわくわくしちゃって♡
臣)ああw


♡が嬉しそうにポケットサイズの
トラベルブックを俺に見せた。


♡)行きたいとこいっぱいあるんだぁ♡
臣)予約必要なやつとかあったら
  言ってくれたらしとくよ。
♡)わぁ!ほんと?
臣)うん。
♡)え〜〜じゃあ熟読しておくっ♡
臣)おうw
♡)えへへ♡楽しみ♡
臣)俺も♡


二人で初の海外旅行。

俺の大好きなLAに連れて行けるのが
すごく嬉しい。


♡)でもその前に
  さくちゃんの結婚式だね♡
臣)ああ、今週な。
♡)もう楽しみがいっぱいだ〜〜!♡
臣)だなーーw


♡がニコニコ笑って
また俺にすりすりしてきた。


♡)んーーー♡
臣)……
♡)…ねぇ臣くん…
臣)んー?
♡)……
臣)ん?
♡)今日は…疲れてる…?
臣)へ??


疲れてる??

何じゃそりゃ。


臣)まぁ…それなりに…?
♡)…そっか…
臣)……


なんでそんな残念そうなんだ??


臣)どうした?w


♡の柔らかいほっぺを
両手で包むと


♡)……//


♡がじっと、俺を見つめた。


臣)…っ


なんだろ…

なんか…ドキドキする…//


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣くんは疲れてるって言ったけど…

やっぱり…チューしたい///

チューだけなら…いいかな?


臣くんの腕をキュッと掴んで
チューしてって視線だけでねだると

臣くんの両手が
また優しく、私のほっぺを包んだ。


♡)……//
臣)……//


ゆっくり…目を閉じると…

唇に感じる、柔らかい感触。


さらに腕をキュッと掴めば
もう一度重なって…


それから何度も角度を変えて
重なる唇は

あったかくて、柔らかくて…


すごく優しい///


ああ…私…
またダメかも…///


もっともっと…
キス、したくなっちゃう。



♡)ん…、、///


ダメ、って思いながら…

臣くんは疲れてるんだからって、
自分に言い聞かせるのに…

求めてしまう唇は、止まらなくて…



♡)臣くん…///


熱い瞳を、そっと見上げると…


臣)…っ


重なる視線から、熱がこぼれて

臣くんの右手が、私の頭の後ろに回された。


これは…
キスが深くなる、合図。


それを本能で感じて
胸がドキドキ、音を立てる。


♡)ん、…っ、///


さっきよりももっと
温度を感じるキスに変わったら

二人の吐息も…
熱を持ち始めて…


♡)は…ぁ…、っ///


こんなキスを繰り返したら

私…また…
ダメになっちゃう…


昨日みたいに、
Hしたくて…我慢出来なくなっちゃうよ///


♡)ん…ぅ…、…っ//


両手でそっと
臣くんの胸に触れた。


もっと…触りたい。

臣くんに…触りたい。


でも…ダメ。


我慢…しなくちゃ///


だって…

こんなキスをしたって

臣くんはやっぱり、私に触ってくれない。



♡)はぁ…っ、臣くん…///


臣くんの胸に当ててる両手に
少しだけ力を入れると

キスはすぐに止まった。


♡)ごめんね…?///


これ以上は…無理だよ…

Hしたくなっちゃうの…///


チューだけって思ったのに…
私、すぐこんな風になっちゃう///


♡)ほんとにごめんね?///


私がそう言うと


臣)……俺こそ…ごめんな?


そう言って臣くんは
申し訳なさそうに

私の頭をポンポンした。


♡)////


やっぱり…
私がHしたいって思ってるの
バレバレなんだ。


臣くんに謝らせたりして
すごく申し訳ない///


♡)ほんとにほんとにごめんね?///
臣)……いいって。
  お前が謝ることじゃないし…
♡)でも…
臣)……


なんだか少し、気まずい空気。


♡)私、ちゃんと我慢するから///
臣)え…?
♡)だから…ごめんね?
臣)……


臣くんはそれ以上は何も言わずに
ただ私の頭を撫でて

「もう寝よう。」って
寝室に入っていった。


♡)……


臣くん、私のこと
ワガママって思ってるかな…


でも…
少し気になってるの。


前までは
どんなに疲れてても

「Hしたら元気になるー♡」
とか言って

いつもHしてたのに…

なんで最近は
そうじゃないのかなって。


それだけすごく
疲れてるのかもしれないけど…


胸のどこかで感じてる気持ち。
小さな不安。


臣くん、私のこと…
どう思ってるんだろう。

前ほど…好きじゃないとか…

気持ちが冷めちゃったとかだったら
どうしよう。


そんなこと考えると
泣きそうになって…


臣)♡ーー?おいで…?


臣くんの声が届いて
私は慌てて寝室に向かった。


臣)ほら、ん。
♡)…っ


いつものように、腕を差し出されたけど
今の私は…臣くんにくっついたら
すぐにHしたくなっちゃうから…

今日は我慢する。


♡)大丈夫。
臣)えっ…
♡)腕枕、いいよ。
臣)…っ


そのまま枕に頭を乗せた。


♡)ねぇ臣くん…
臣)……
♡)……
臣)……


聞いても…いいかな。


♡)…私のこと…、好き?
臣)…っ


ごめんね?
臣くんはちゃんと言葉で
気持ちを伝えてくれるのに

こんなことですぐ不安になっちゃって…


臣)好きだよ?
♡)…っ


その言葉に、泣きそうになった。


♡)……ありがとう…っ
臣)……


もう考えないようにしよう。


布団をおでこまで引っ張り上げて
そのままぎゅっと目を閉じた。


♡)おやすみなさい……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺…
ほんとに嫌われてるかも…

どうしよう…


なんかもう、悲しいとかより
どうしようっていう焦りになってきた。


さっきのキス。

熱い熱いキス。


今度こそ…いいのかなって思ったら
やっぱり途中で「ごめんね」って言われて…


「私、ちゃんと我慢するから。」


そう言われた。


それって…
今はどうしても無理だけど
そのうちちゃんと我慢してHも頑張るから
とか、

そういうこと???


全然意味がわかんなくて
すげぇショックで

トドメは、腕枕拒否。


いつだって…くっついて寝てんのに

もう俺にくっつくのも
腕枕すら嫌だって…

俺…どうしたらいいんだよ。



最後に
「私のこと好き?」って聞かれたけど

私のこと好きなら
少しくらい我慢してよ、って

そういう意味なのかな。


わかんねぇ…

わかんねぇけど…


臣)……



好きだよ?
大好きだよ?


だから…
我慢しろって言われたら
そりゃ我慢するけど…

でも…

こんなに♡の態度が変わって
避けられて、嫌がられて


俺ほんと、どうしたらいいんだよ?


俺は別に、ただヤリたいだけじゃない。


前みたいに肌と肌で触れ合って
身体を重ねて

想いを確かめ合いたい。

ただそれだけなんだ。


でも…もしかしたら…あれかな。


俺の過去の悪行を知って

俺のこと、ただヤリたいだけの
しょーもない男だとか思ってんのかな…


そりゃー触られたくないよな。


はっ!!もしかして!!

今の俺って、試されてる?!!


本当に好きなら我慢できんだろ、って?

出来なきゃ昔のクソ野郎のままだって!?


臣)…っ


そういうことなのかな。



♡は…
家出から戻っては来てくれたけど
俺の過去は許してなくて

これは、♡から俺への、制裁?!!


だったら…

だったら…


俺は、耐えるしかない。

耐えるしかないけど…



神様…



俺、死にそうです。




ーendー

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