[186]久々の乾杯

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臣)♡ーーー
 
 
……ん…にゃ…
 
 
臣)可愛い♡ちゃーーん…
 
 
ん…にょ……?
 
 
臣)彼氏の全部が大好きな♡ちゃーーん…
 
 
………!!!
 
 
♡)んんっ!!
 
 
パッと目を開けると、
目の前は臣くんの素肌で。
 
 
臣)やっと起きたw
  おはよーーーー♡
 
 
臣くんの腕の中にむぎゅってされてる。
 
 
臣)アラーム鳴ってたから止めといたよ。
♡)…あり…がとう…。
 
 
あれ…?
見慣れない天井。
 
あ、そっか!昨日引っ越したんだった!
 
 
♡)なん…か…
  お部屋の景色が少し違うから…不思議…
臣)ははっ、まだ慣れない…?w
♡)うん…。
臣)でも大好きな彼氏は一緒だよーーー
♡)……///
 
 
そう言って
ぎゅむぎゅむしてくる臣くんのあったかさは
確かに一緒。
 
でも…
 
 
♡)そのネタ…もうやめて…
臣)なんでw
♡)恥ずかしいからっ///
臣)いいじゃんw
♡)もう…臣くんのこと喋るのやめる…
臣)えっ!
♡)もうインタビューされても答えない…。
臣)なんで!答えろよ!
 
 
だって…
こうやってからかわれるもん///
 
 
臣)ごめんごめん、うそうそ♡
  意地悪してごめんな〜♡
♡)むぅ……
臣)機嫌直せって〜〜〜
  ほら〜〜よしよし♡
♡)……///
 
 
えへへ♡
 
 
♡)臣くんっ♡
臣)お!懐いてきたw
♡)ん〜〜〜〜♡
臣)ははは♡
 
 
臣くんの胸にすりすりしたら
肌と肌がくっついて、気持ちいい。
 
 
♡)安心するなぁ…♡
 
 
この感触が、大好き。
 
 
臣)♡ーーー?
♡)なぁに?
臣)まだ慣れないかもしんないけどさ、
♡)うん?
臣)この家でまた…
  思い出いっぱい作ろうな。
♡)……
臣)楽しい時間…いっぱい積み重ねて…
  いつも笑ってられるような
  そんな家にしような。
♡)……
 
 
臣くんがそう言ってくれたのが
なんか感動で…
 
 
♡)臣くん…だいすき…///
 
 
またぎゅっとしがみついた。
 
 
臣)いや、それはわかってるからw
  話聞いてた?w
♡)聞いてたもんっ!
 
 
聞いてたから胸がぎゅってなったんだもんっ
 
 
♡)これからまた、
  いっぱい幸せな時間作ろうね♡
臣)うん。
♡)大事な人たちもいっぱい呼ぼうね♡
臣)うん。
♡)笑顔でいっぱいのおうちにするー♡
臣)うん♡
 
 
臣くんと一緒の新生活に、
心がわくわく弾ける。
 
 
♡)だーいすき♡
臣)なんか昨日から彼女が
  すげぇ甘えてくる。
♡)えっ
臣)引っ越してご機嫌なのかなーー
  可愛いなーー
♡)……///
 
 
それも…あるけど…
なんか臣くんのこと大好きなんだもん。
 
でも確かにちょっとしつこかったかも…
 
 
♡)ごめんなさい…控えます…
臣)なんで!!
♡)…っ
 
 
臣くんにほっぺをむぎゅってされた。
 
 
♡)だって…
臣)嬉しいって意味だから!
♡)…っ
臣)可愛いって意味だから!
♡)……///
 
 
そうだったの…?
 
 
♡)イノシシなのに…?
臣)お前のイノシシ割と好きだよ…w
♡)……///
 
 
そうやって臣くんがまた
優しく笑うから…
 
 
♡)うわーーんっ///
臣)出たーーー!w
 
 
ぎゅむぅぅっっ
 
 
♡)好きっ!!
臣)はいはい♡
 
 
これからも毎日…
 
こんな幸せな朝を迎えたい。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡臣)いただきまーす♡
 
 
新居で食べる初めての朝ごはん。
 
 
臣)うん、美味い。
♡)へへ、良かった♡
 
 
目の前には可愛く笑う♡。
 
また今日からこんな幸せな朝を
積み重ねていくんだ。
 
♡がいればそれだけで、俺は幸せだから。
 
 
♡)臣くんは今日遅いのー?
臣)いやー?
  今日は打ち合わせ2個あるだけ。
  お前は?
♡)私は今日は瞬と施設に行くだけだから
  夜は何もないよー。
臣)お、マジ?
  久々になんか食いに行く?
♡)デートっ?!♡
 
 
♡の目が輝いた。
 
 
臣)あ、でも…
  せっかくの新居だし家でゆっくり
  映画観るとかでもいいけど…
♡)わぁ!それも素敵だ!どうしよう!
臣)ちなみに俺、明日も割と早いよ。
♡)ほんとー?!♡
 
 
そんな話をしてたら、
俺の電話が鳴った。
 
 
臣)あれ、賢司だ。
♡)え、賢司くん??
 
 
臣『もしもし?』
賢『おう、おはよー』
臣『おはよ。』
賢『今大丈夫?』
臣『うん。』
賢『お前らの住所さ、
  合ってるか確認したくて。』
臣『え?』
賢『招待状戻って来た。』
臣『あーーー!!』
 
 
やべっ!忘れてた!
 
 
臣『ごめん!引っ越した!』
賢『はぁ?!!』
臣『言うの忘れてた!』
賢『いつ!』
臣『昨日。』
賢『えっ、引っ越したてかい!』
臣『うん、実は。』
賢『ん?でも…
  昨日なら郵便戻ってくんの変だな…』
臣『あれ…確かに。』
賢『1802号室でしょ?』
臣『え、違う!1208!』
賢『えええ?!』
臣『うそ…俺間違えて送ってた…?
  マジごめん。』
賢『いや、いいよ。
  じゃあもっかい出すわ。』
臣『いや…なんか悪いから
  俺取りに行こっかな。』
賢『わざわざ?』
臣『うん。』
賢『それなら俺が届けるよw
  お前忙しいだろ。』
臣『いや、そんなことも…
  てゆーかお前今日何してんの?』
賢『凪ちゃんとデート。』
臣『二人とも休み?』
賢『うん。』
臣『あ、じゃあうち遊びに来る?』
賢『昨日引っ越したんだろ?w
  もう片付いたの?』
臣『うん。』
賢『はえーな!w
  え、行っていいなら行くけど。
  あ、凪も行きたがってるわw』
臣『じゃあおいでよw』
賢『わかった。
  じゃあ夕方くらいにまた連絡するわ。』
臣『あいよーーー。』
 
 
ピッ。
 
 
♡)賢司くんと凪ちゃん来るのっ?!
 
 
電話を聞いてた♡が
また目を輝かせた。
 
 
臣)今日来るってーーー♪
♡)やったーーー!♡
臣)さくちゃんも誘うか!
♡)うんっ♡
 
 
♡がすぐにLINEを送ると、
さくちゃんからは即レスでOKの返事。
 
 
♡)わーいっ!楽しみだーーっ♡
臣)だなーー♪
 
 
今日は美味い酒でも買ってこようかな♪
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
瞬)どうもありがとうございました。
♡)ありがとうございました♡
 
 
瞬と一緒に歌ったのは今日も3曲。
 
私たちが歌い終わると
みんな笑顔で拍手してくれて
心があたたかくなる。
 
 
子)ね、ね、♡ちゃん!
  来月も来るよね?
♡)うん♡また来るよーー♡
子)やったぁ!!
子)♡ちゃん!
  どうやったら歌上手くなるのか教えて!
♡)ええっ!
子)瞬兄ちゃん!
  またスイカ持ってきてよ!
瞬)お、この間の食ったかー?
子)すっげぇ美味かった!!
瞬)じゃあまたもらったら持ってくるよw
子)やりぃっ!!
 
 
子供たちは相変わらずみんな元気で。
 
 
男)ほら!じゃあみんな!
  そろそろご飯にするよー!
皆)はーーい!
 
 
私たちもまたちゃっかり
お昼をご馳走になることに。
 
 
♧)いっぱい食べてねー♡
♡)えへへ…いただきます♡
瞬)いえーーい!
 
 
食堂でみんなで食べるご飯は
なんだか賑やかで楽しい。
 
 
♧)はぁ…
  今日はやっと二人のコラボが聴けたー♡
瞬)前回遅れてきたもんね、♧さんw
♧)……すみませんでした//
♡)次は何にするー?♪
瞬)また三代目がいいな〜〜♪
♡)好きだねぇ…w
♧)今日ね、
  瞬くんと♡ちゃんが来るって言ったら
  隆二くんも来たいって言ってたんだよー
♡瞬)えっ!!
♧)でも今日は山口でLIVEがあるからって。
♡)山口?!
瞬)あ、ジャンボリーか!
♡)ジャンボリー?
瞬)世界スカウトジャンボリー。
♧)よく知ってるね、瞬くん。
♡)なぁに?それ…
瞬)うーん、簡単に言うとフェスみたいな。
♡)そうなんだ!
  それに隆二くんが出るの?
瞬)DEPで出るんじゃない?
♧)そう言ってた!
  すごいね瞬くん、よく知ってるね!
 
 
そっか…
隆二くんは今日は山口にいるのか。
 
 
♧)だから次また機会があったら
  来たいなーって言ってたよー♡
瞬)マジっすか?!やべぇっ///
♡)じゃあ瞬、次は私とじゃなくて
  隆二くんとコラボしたら…?
瞬)ちょ!は!?何言ってんの?!///
  そんなん恐れ多くて俺鼻血出すよ!
♡)あはははっw
♧)隆二くんに言っておくねー♡
瞬)いや!ダメっす!!ダメダメ!///
 
 
顔を真っ赤にして慌ててる瞬。
やっぱり変な弟。
 
 
瞬)…ってゆーか…
  その後結局付き合ったんですか…?///
♧)えっ!///
♡)……
 
 
瞬ってば…ズバリ聞いちゃった。
 
 
♧)えっと…あの…その…、まだ…///
瞬)まだなんだ!
♡)でも両想いなんだよー♡
瞬)それは知ってるw
♧)えっ!どうして…っ///
瞬)見てたらわかるw
♡)だよねーー♡
♧)////
 
 
あ、♧さんの顔が真っ赤になっちゃった。
 
 
♡)でも…
  隆二くんいないなら寂しいですね。
  明日帰ってくるんですか?
♧)うん…そうなの。
瞬)へ?一緒に住んでるんすか?
♧)はっ!!…えっと……///
瞬)え、付き合ってないのに?!
♧)……///
♡)いろいろ事情があるんだよっ
瞬)マジか……
  なんか…いろんな意味ですげぇな…
 
 
そのへんは私も詳しく聞いてないんだけど…
 
 
♧)でも…
  毎日一緒にいたから…
  1日いないだけですごく寂しくて…
瞬)はは、かわいーw
♧)今月は大阪に2回も行くって言ってたから
  それも今から寂しくて…
瞬)ああ、ツアーとa-nationか。
♡)……瞬ってどうしてそんなに
  三代目のスケジュールが
  スラスラ出てくるの。怖い。
瞬)LIVE日程くらい覚えてるわ!w
♡)……
 
 
そうかな?
絶対この子オタクだよね?
 
 
♡)でも確かに地方行っちゃうと
  寂しいですよね…
♧)…♡ちゃんは…そんな時どうしてるの?
♡)えっ…
 
 
私…は…
 
 
♡)寂しいけど…
  電話もLINEもするし…
♧)うん。
♡)帰ってくるのを楽しみに待つ…?かな…?
♧)そうなんだぁ…
♡)あ、でも…
♧)ん?
♡)ほんとに寂しい時は
  勝手に臣くんの服着たり…
瞬)ははははw
  何それ、可愛いなw
♧)服……、
瞬)♧さんも着ちゃえば?
  今市さんの服。
♧)ええっ!///
 
 
瞬の言葉にまた真っ赤になる♧さん。
 
 
♧)そんなの…怒られちゃうよ!///
瞬)いやいや、怒らないでしょw
♡)隆二くんなら絶対怒らないー♡
♧)でも…っ
瞬)彼女が自分がいなくて寂しくて
  自分の服着てるとか
  死ぬほど可愛いけど、俺ならw
♧)////
♡)よし!着ましょう!!!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
臣)うーん、どうしよう。
男)どれもピンと来ない?
臣)うーん……
 
 
次のアルバムに入れる俺のソロ。
 
『Link』の時は
インスピレーション感じたんだけど
今回はいまいち閃かない。
 
 
男)ちなみに隆二はすげぇ迷ってたのに
  この間即決してたよ。
臣)え!あいつもう決めたの?
  どんなん?!
男)これこれ。
 
 
見せてもらったのは、『Over & Over』。
 
結構アップテンポで
音が割といいなと思ってたやつだ。
 
 
臣)即決してたの?
 
 
優柔不断なあいつが?
 
 
男)うん、珍しいしょ。
臣)……
男)LIVEでやる時も
  そういう演出にしたいとか言って。
男)なんか張り切ってたよな。
男)うんw
臣)……
 
 
あいつ…
何を目指してるんだろう。
 
 
臣)俺…ソロはもうちょっと
  考えていいっすか?
男)いいよー
  まだ時間あるしね。
臣)とりあえず
  『Beautiful Life』の歌詞は
  さっきのが最終でお願いします。
男)はーい。
  あと、Nickからも音源きてたよ。
臣)あ、マジっすか?
 
 
この間会った時に、
いくつか曲送るって言ってくれてたっけ。
 
 
男)はい、データ。
  時間ある時に聞きなよ。
臣)ありがとうございます。
 
 
それからスタジオを出て
事務作業をしに戻る途中、
直己さんにバッタリ会った。
 
 
臣)お疲れさまです。
直)臣ちょっと時間ある?
臣)はい。
直)ポッキーの振り付け見て。
臣)ああ、もう出来たんすか?
 
 
見せてもらった振りは
ポッキーっぽくて覚えやすそうな感じ。
 
 
臣)いいんじゃないっすかね。
直)もっとココこうしてほしいとかない?
臣)いやもう、完全にお任せしますw
直)臣もやるんだよ?
臣)極端に難しいのとかじゃなければ
  ちゃんとマスターするんで。
直)ほぉぉぉ…
 
 
感心したようにそう言った直己さんが
少し怖かった。
 
 
臣)難しくしないでくださいよ?汗
直)はーいw
  じゃあまた明日ね、お疲れー
臣)お疲れさまです。
 
 
それから事務所での仕事を終わらせて
次の打ち合わせに向かう途中、
 
 
S)あ、忘れてた。郵便。はい。
臣)ん?
 
 
渡された郵便物の中に
見慣れない青い封筒。
 
 
臣)………あーーー!!
 
 
これ!検査の結果だ!!!
 
家に届いたら♡にバレるから
事務所にしたんだった。
 
 
臣)…っ
 
 
ドキドキしながら封を切ってみると…
 
 
臣)………はぁぁぁぁ。
 
 
全項目、陰性だった。
 
 
臣)マジ焦った〜〜〜〜〜
 
 
良かったーーーーー!!
これで俺は晴れて潔白の身!!!
 
心置きなく♡とHできるーー!!
 
 
…って言っても
結果わかる前も散々してたけど…
 
 
臣)……
 
 
岩ちゃんと隆二はどうだったんだろ。
大丈夫かな。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
瞬)てゆーか姉ちゃん、
  いつ遊びに行っていいの。
♡)あ!!
 
 
忘れてた!
彼女連れてきたいって言われてたんだった!
 
 
♡)あのね、昨日引っ越したの。
瞬)えっ!!
♧)あ、もう引っ越したんだねー
♡)はい。
瞬)マジで!?どこに?
♡)場所はそんな変わらないけど…
瞬)えー!遊びに行きたいっ!
♡)今度はね、ちゃんと客間もあるよー♡
瞬)おお!
♡)ミカちゃん…だっけ?
  いつ都合いいのかな?
瞬)美花は土日祝は忙しいから平日なら。
♡)明日とかは…?
瞬)え、丁度休みだよ俺ら。
♡)じゃあ明日おいでよー
瞬)早速?!いいの!?
♡)うんっ♡
瞬)やったーーーー!!
♡)♧さんもいつでも来てくださいね♡
♧)ありがとう♡
♡)隆二くんの過去の秘蔵映像を…
♧)あ、そうだった!
  ねぇ瞬くん!
  三代目の過去の番組とか
  全部録ってあるって本当?
瞬)はい。全部綺麗に…
 
 
瞬はそう言いかけて、
♧さんのキラキラした目を見て吹き出した。
 
 
瞬)これは…貸して欲しいのかなーw
♧)うんっっ!!!
瞬)あはははw
 
 
瞬が今度持ってきますねって言ったら
♧さんは嬉しそうにニッコリ笑って…
なんだか可愛い。
 
 
♡)♧さんってなんだか隆二くんみたい…w
♧)え??
♡)笑ったらふにゃんってなるところ♡
♧)……///
 
 
二人とも和み系というか癒し系というか。
 
 
♡)ねぇ、ミカちゃんはどんな子なの?
瞬)へ?
♡)前情報、求むっ!
瞬)ええと…、ちっこい。
♡)背が?
瞬)うん。
♧)じゃあ瞬くんと並んだら差があるねー
♡)瞬大きいもんなーー
瞬)ブライダルの仕事してんの。
♡)そうなの??
♧)あ、だから土日祝は忙しいんだね…
瞬)そうなんすよ。
♡)ほぉ……
瞬)ちなみにEXILEも三代目も好きだよ。
  特に臣さん。
♡)え!臣くんファンなの?
瞬)うんw
 
 
びっくりだ!!
 
 
♧)わぁ…それは会えたら喜ぶねぇ…
♡)臣くんに言っとかなきゃ…!
瞬)ははははw
  この間のLIVEも一緒に行ったし。
  来週の今市さんのソロLIVEは
  日曜だから行けないって、
  めっちゃ悔しがってた。
♡)そうなんだ…
瞬)♧さんはもちろん行くんですよね?
♧)うん……///
瞬)俺も楽しみだな〜〜♪
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
最後の打ち合わせを終わらせて、
 
帰りに日本酒を3本買った。
 
 
S)引っ越しパーティーいいですねー
臣)久々に飲もうっとw
S)どうよ、新居は。
臣)んー?いい感じーー
S)♡ちゃんピアノ喜んでたしねー。
臣)え、なんで知ってんの?!
S)ホームページに載せてたじゃん。
臣)♡のホームページ、チェックしてんの?!
S)チェックっていうか…
  たまに見てるけど…
  やめてよそんな俺をストーカーみたいに…
臣)……
 
 
まさかSさん、♡の隠れファンか?
 
 
S)♡ちゃんのイメージにぴったりだよね、
  あの真っ白なピアノ。
臣)ふふん、でしょっ♪
S)めっちゃドヤってる…w
 
 
きっとあのピアノは
♡のために作られたに違いない。
 
 
S)あ!間違って前のマンション向かってた!
臣)え…。
  頼むよマネージャー、しっかりしてよ。
S)いつもの癖でw
 
 
まぁ方向は一緒なんだけどさ。
 
 
S)ほい!到着!飲みすぎないようにね〜〜
臣)あーい!お疲れさん♪
 
 
駐車場で降ろしてもらって
まだ慣れない扉を開けて、
エレベーターを上がる。
 
 
やっぱりまだ不思議な感じがするけど…
玄関を開ければ、
 
 
♡)おかえりなさーいっ♡
 
 
笑顔の♡が飛んできて、
やっぱりいつも通り。安心する。
 
 
臣)たーだいま♡
♡)あ、お酒買ってきてるー!
臣)賢司たちももうすぐ着くって。
♡)わーい!
 
 
手を洗ってキッチンまで行くと
美味しそうなつまみが色々並んでた。
 
 
♡)急いで作ったから
  また変なのあったらごめんね…?
臣)その時はカレーに突っ込もう。
♡)あはははw
 
 
買ってきた酒を並べて、
テーブルの上を準備して。
 
 
臣)どうだったの、今日。
♡)楽しかったよー♡
  今日もね、歌った後は
  瞬と♧さんとご飯食べたのーー
臣)ふーん。
♡)♧さんね、隆二くんがいなくて
  寂しいって言ってたよー
  可愛いよね♡
臣)……
  
 
ああ、そっか。
今日はLIVEに行ってんだっけ。
 
 
♡)だからね、寂しい時は
  隆二くんの服着ちゃえーって
  瞬と言ってたのw
臣)隆二の服?
♡)うん。
  私もたまに臣くんの着るでしょー?
臣)うん。
♡)そしたらなんか安心するから♡
臣)……
 
 
なんちゅーアドバイスを…
 
 
臣)……お前…悪い奴だなーー
♡)えっ?!
臣)そんなんしたら帰ってきた隆二に
  一発で襲われて終わりだぞw
♡)ええっ!!
 
 
♡は目を丸くした後、じーっと俺を見て…
 
 
♡)臣くんじゃないんだから…
 
 
ぼそっとそう言った。
 
 
臣)どういう意味だよ!このやろ!w
♡)きゃははっ、苦しい〜〜!w
臣)隆二だって男だぞ。
♡)そうだけど…隆二くんだよ?
臣)……
♡)そんな襲ったりなんかしないよ〜w
臣)お前…隆二をなんだと思ってんのw
♡)……ニャンちゅう…。
臣)ぶっww
 
 
ナメられてんな〜〜あいつ。
 
 
臣)ま、いいやw
 
 
羽交い締めにしてた腕を緩めて
そのまま♡の服の中に手を入れた。
 
 
♡)何してるの?!///
臣)んー?セクハラ。
♡)こら!
臣)なんかさ〜〜〜
  夏服っていいよね。
♡)はい??
 
 
服が全部薄くてさ〜〜
すぐ生肌にたどり着くこの感じ?
 
 
臣)夏服は興奮する!
♡)……なんの話なの…?
臣)ん?お前の生肌が気持ちイイって話♡
♡)もう、エッチー!だめっ!
 
 
ピシッ!
 
 
臣)けち!!
 
 
そう叫んだ俺に
♡の呆れた視線が向いた瞬間、
インターホンが鳴った。
 
 
臣)あ、来た来たーーw
 
 
モニターを見れば酒をチラつかせてる賢司。
 
 
臣)ちょ、待って!!w
  あいつ俺と同じ酒買ってきたかも!w
♡)ええ!うそっ!w
 
 
オートロックを開けて
玄関まで迎えに行けば…
 
 
賢)お邪魔しま〜〜す!
  あいよ、差し入れ!
臣)ぶっww
 
 
やっぱり同じ酒だ。
 
 
臣)俺もこれ買ってきたんだけど…w
賢)は?マジで!?全く一緒?!
臣)うんw
さ)何それ!w
  仲良しか!ってw
凪)あはははw
 
 
一気に賑やかになった我が家。
 
3人は入ってくるなり、
ピアノを見て昨日の♡と同じリアクション。
 
 
賢)え、これ…家のピアノだったの?!
さ)昨日載せてたやつだよね!?
♡)うん。
凪)すごーーい!!!
臣)……
 
 
あれ…。
みんな意外に♡のホームページ見てるんだな。
 
 
賢)どうしたのこれ!!
さ)買ったの?!
♡)…えっと…、臣くんが…///
賢)お前が買ったの?!
臣)うん。
賢)弾けないくせに!?
臣)うっせーなw
  これはプレゼントだからいーのっ。
皆)プレゼントぉ!??
 
 
みんなの声がハモった。
 
 
♡)臣くんが…プレゼントしてくれたの…///
皆)……
 
 
あれ。
みんな口がポカンと開いてる。
 
 
賢)凪…、ごめんな。
  俺…普通の稼ぎしかなくて…
さ)ぶっww
凪)何言ってるの賢司くん!
  広臣くんがすごすぎるだけだよ、大丈夫!
賢)こんな甲斐性なしの俺と
  結婚してくれてありがとうな…
さ)ぶはははw
賢)いやーーほんとお前の♡愛にはビビるわ。
臣)何がだよ…///
賢)はい、招待状。
臣)ああ、ありがとう!!
 
 
貰ったのは爽やかなスカイブルーの封筒。
 
開けてみると、
俺と♡の2枚分のハガキが入ってた。
 
 
さ)あ、あたしさ、今日持ってきた!
  直接渡していい?
賢)手渡しかい!w
さ)はいっw
 
 
返信ハガキの「出席」に
花マルをつけてるのがさくちゃんらしいw
 
 
臣)俺たちも今渡しちゃう?
♡)だめーっ!!
臣)…っ
 
 
♡にハガキを取り上げられた。
……まぁいいや。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
賢)ではでは、乾杯!
さ)引っ越しおめでと〜〜〜!!
 
 
新しく買った広めのダイニングテーブルで
みんなでグラスを合わせた。
 
 
さ)ほんと良い家だよね!
♡)えへへー♡
  私たちも気に入ってるんだー♡
臣)客間もあるからいつでも泊まりに来て。
さ)マジで?すごっ
♡)ベッドもちゃんとあるよー♡
賢)客間に?!
♡)うんっ♡
臣)今回ベッド買い換えたからさ、
  前まで使ってたやつを客間に。
賢)あのどデカイやつ?!
臣)クイーンね。
さ)客間にクイーンベッド!??
凪)す…すごい……
賢)……凪、ごめんな…俺…
  そんなベッド買ってやれなくて…
凪)それはもういいから!w
さ)あはははっw
臣)二人はどうなの。
  結婚式の準備とか、順調?
賢)あ…。
 
 
臣くんがそう言うと、
賢司くんと凪ちゃんが目を見合わせた。
 
 
凪)ええと…実はそれで…
  お願いがあって…
♡)……??
さ)わかったーーー!!
  二人に歌ってほしいんでしょっ!
賢)だーかーらーーー
  さくちゃんはいつもフライングしすぎ!w
さ)あ、ごめんww
臣)二人って、俺ら?
賢)うん。頼んでいい?
♡)…っ
 
 
私と臣くんも、思わず目を見合わせた。
 
だって前に、
歌いたいねって話してたから。
 
 
臣)俺たちで良ければ喜んで。
♡)うんっ♡
凪)本当にっ?
賢)良かった〜〜〜!!
 
 
二人はほっとしたように笑ってくれた。
 
 
さ)親友の頼みだもん、断らないよね。
臣)うんw
さ)また二人の歌聴けるの
  あたしも楽しみだな〜〜♪
臣)なんかリクエストあったりする?
賢)ああ、うん!
凪)歌ってほしい歌があって…
さ)おお!曲指定ですか!
♡)ドキドキ…
凪)これなんだけど…
臣)え、わざわざCD持ってきてくれたの?!
凪)うん。
♡)あ、これ…知ってる。
 
 
Bank Bandの『to U』。
 
 
さ)あ、あたしこれ好きーー!
♡)私も好き。
賢)いい歌だよね。
さ)うんうん!
凪)これね、4年前の震災の時に
  うちの職場で広がって
  みんなこの曲大好きなんだ。
さ)おおお…期待されとるで。
臣)プレッシャーかけないでw
♡)……
 
 
この曲、すごく素敵で…
私も大好きだけど…
 
 
♡)なんか…独特だから…
  上手に歌えるかな…
さ)この人の声、個性的だよねー!
♡)ちょっと心配…
臣)おい!それを言うなら
  俺と桜井さんの方が程遠いわ!w
賢)あはははw
凪)二人の声で聴きたいんだよ♡
♡)……
 
 
凪ちゃんはニッコリ笑ってそう言ってくれた。
 
 
♡)頑張るっっ!!
臣)おう。
 
 
臣くんと頷き合って、気合いを入れた。
 
 
さ)今ちょっと歌ってみたら?
  ピアノもあることだし。
賢)うおいっ!
  それは本番までのお楽しみでしょうが!w
さ)ああ、そっか!あはははっw
 
 
 
 
ー続ー

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