[142]ドヤ顔彼氏

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『◇とちゃんと話せたよ。
 心配かけてごめんね。』
 
 
朝起きたら、
岩ちゃんからLINEが来てた。
 
 
臣)……
 
 
昨日うちに来てたことも
知ってんのかな…?
 
 
ちゃんと話せたなら良かったけど…
仲直りしたとか
そういう言葉が入ってないってことは
そこは保留なのかな…。
 
 
臣)うーん…
 
♡)…う…にゃ…っ…
 
 
♡がころんと寝返ってきて
スマホを見上げてる俺の胸に
ピタッとくっついてきた。
 
 
臣)……
 
 
今の「うにゃっ」は…寝言…?w
 
 
臣)おーい……
♡)……うう……にゃっ……
臣)……ww
 
 
ヤバイ…ww
 
なんでねこなのww
めっちゃウケるww
 
 
臣)寝てんの?
♡)……んん……
臣)朝ですよーー
♡)…にゃ…ぅ……
 
 
髪をくしゃっと撫でると
♡はゆっくり目を開けて…
 
 
♡)あれ……にゃんこ……
臣)はい??w
 
 
ぽよぽよと寝ぼけた目で、俺を見上げた。
 
 
臣)にゃんこの夢見てたの…?w
♡)…あの…ね…
  私がピンクのにゃんこになって…
臣)はい??w
 
 
うちにあるのは白いにゃんこだぞ?
 
 
臣)ピンクもあんの?あれ。
♡)ううん、違うの。ないの。
臣)へ??w
♡)でも…私が…
  ピンクのにゃんこになって…
  そしたらね、
  にゃんこと会話できたの……
臣)……なんて?
♡)わかんないの…。
  にゃんって言ったらにゃんって…。
臣)ぶくくくww
 
 
それ、会話になってねぇじゃんww
 
 
臣)なんちゅーメルヘンな夢見てんのw
♡)だってぇ……
 
 
可愛いヤツw
 
ほんとお前といると気が抜けるわ。
 
 
♡)もう朝なのぉ…?
臣)そーだよ。おはよ。
 
 
チュッ。
 
 
♡)……///
 
 
俺が♡のでこにチューすると
♡はまたもぞもぞと潜り込んで…
 
 
♡)もう朝なのぉ…?///
 
 
同じセリフを繰り返した。
 
 
臣)そーだよ。おはよ。
 
 
チュッ。
 
 
♡)……てへへ♡♡
 
 
俺も真似してキスを繰り返せば
嬉しそうに笑ってる。
 
 
臣)なんなのお前は。可愛いなもうw
♡)にゃうっ///
 
 
♡はむぎゅっと俺に抱きついてきて…
 
その拍子に持ってたスマホが
♡の頭の上に落ちた。
 
 
ゴツン。
 
 
♡)いたっ
臣)ごめん!w
♡)携帯…?
臣)うん。
  ……岩ちゃんがさ、
  ◇ちゃんと…ちゃんと話せたって。
♡)ほんとっ!?!?
 
 
俺の言葉に、♡は目を輝かせて起き上がった。
 
 
♡)ねぇ!ほんと?!
臣)うん…。
♡)良かったぁぁぁ♡♡
臣)……
 
 
♡があまりにほっとしたように喜ぶから…
 
仲直りしたかどうかは
まだわからんっていうのは
言わないでおいた。
 
 
岩ちゃんには…
明日メンバー会議で会うから
その時聞いてみよう。
 
 
♡)はぁ……ほんとに良かったぁ♡
臣)じゃあ俺たちもHしよっか♡
♡)えっ!……なんで…そうなるの?
臣)だって……
 
 
昨夜はなんかそんな雰囲気じゃなかったし…
 
 
臣)いいじゃん♡
  まだ時間あるし…、な?
♡)えっと……///
 
 
うん、この反応はOKだな。
 
 
臣)んーーー♡
♡)ひゃぁ…っ///
 
 
はぁ……
 
朝から…癒される。
♡の甘い匂い。
 
 
柔らかい肌が…
 
ほんとに気持ち良くて…
 
 
ずっとここに…
 
埋もれていたくなる…。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡)……///
 
 
私がシャワーから戻ってくると
臣くんはまだベッドで二度寝中。
 
 
最近…
朝Hするとこのパターンが多いな…
 
臣くんはすぐ二度寝しちゃう。
 
 
私もふにゃふにゃのまま
余韻に浸って一緒に寝てたいけど…
 
今日もお仕事だし、ご飯作らなくっちゃ!
 
 
今日は雑誌の撮影の後、
前とは別の施設に歌を歌いに行く予定。
 
 
先月、さくちゃんの
おばあちゃんのところで歌った動画を
Mちゃんがホームページに載せたら
 
他の施設からも来てくださいっていう連絡が
いくつかあって…
 
 
昭和の歌を練習した成果が
少しでも出るといいな♡
 
 
♡)よし、ご飯完成っ♪
 
 
エプロンを外して、臣くんを迎えに行く。
 
 
♡)臣くーん!ご飯できたよーー♡
 
 
……あ、タオルケットかぶって隠れた。
 
 
♡)こらーー起きてーーw
臣)んんん……
♡)ご飯食べよ?♡
臣)……やだ。
♡)え?!
 
 
やだって…なんで!!
 
 
臣)お前食べる…。
♡)えっ!!
 
 
そう言って私の腕をはむはむする臣くん。
 
 
♡)ちょっと!!w
臣)んーーーっ
♡)わわっ!
 
 
グイッと抱き寄せられて、
ベッドに引きずり込まれた。
 
 
臣)Hしよぉ……
♡)さっきしたよ!///
 
 
掠れた声で甘えてくる臣くんは…
寝ぼけてるのかな…?
 
 
臣)覚えてないもん。
♡)嘘でしょ?!
臣)だからしよーーー
♡)あんっ、だめ…っ//
臣)…もう服着てる…。
♡)……
 
 
臣くんの声がすごく不満そう。
 
てゆーか…
「もう服着てる」ってことは…
 
やっぱりさっきのこと覚えてるんだ!
 
 
♡)もう…嘘つき…///
臣)んん……
♡)あっ、ダメだってば!///
 
 
ペチッ!!!
 
 
私の服を脱がそうとする臣くんの手を
少し強めに叩くと…
 
 
臣)……
 
 
臣くんはむくっと起き上がって
私をじーっと見てる。
 
 
臣)……俺…さぁ…
♡)うん…?
臣)なんでこんなにお前とHしたいんだろ?
♡)え!?!!
 
 
そんなこと…真顔で聞くの…?///
 
 
臣)なんかさぁ…
  お前に触ってたくて、仕方ないんだよね。
♡)えっと…///
 
 
だから…真顔で言わないで…
 
 
臣)もう病気じゃない…?
♡)……なんの…?
臣)……♡病。
♡)そんなの…世界で臣くんだけだよ…。
臣)うん。
♡)……
臣)どう?こんな彼氏。
 
 
なんでそこでドヤるの…。
 
 
♡)……ぷっww
 
 
私が思わず吹き出すと、
 
 
臣)何笑ってんだよ、このやろー!
 
 
臣くんにむぎゅっと羽交い締めにされた。
 
 
♡)だって…!ww
臣)お前も臣病になれっ!
♡)あはははっww
  何それ!!ww
 
 
ちゅーーーーーっ
 
 
臣くんは笑ってる私の口をキスで塞いで。
 
 
臣)これでお前も臣病だ。
 
 
満足そうにまたドヤってる。
 
 
♡)……///
 
 
可愛すぎて、どうしよう。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
♡の美味しい朝ごはんを食べて。
 
予定通り、慧くんと和也の
誕生日プレゼントを買って。
 
 
現場に着いて車を降りると、
うだるような暑さだった。
 
 
臣)やば…、あっつ……
 
 
少し歩いただけで、汗が滲んでくる。
 
 
S)こんな暑いのに
  ファンは朝から並んでるみたいよー。
臣)大丈夫かな…倒れない?
S)8000人以上、来てるってー。
臣)はぁ?!
 
 
そんなに来てんの!?
 
 
S)ほとんど臣たち目当てね。
臣)……
 
 
俺たち…
LIVEやるわけでもないのに…
 
 
臣)おっさん二人のトークショーの
  何が楽しいんだ…
S)あはははw
 
 
そんな話をしてたら
隆二が遅れて入ってきて。
 
 
臣)おはよ。
隆)おはよ……
  なに…めっちゃ爽やかだね。
臣)へ??
 
 
俺の衣装を見て、隆二がそう言った。
 
 
隆)ファンの数、すごいみたいだね。
臣)うん、今聞いた。
隆)予想以上の数で
  スタッフさんテンパってるみたい。
臣)マジ?
S)臣隆の人気をなめてたのかなーー
  うちのツートップなのに。
 
 
そう言って会場を覗いてるSさん。
 
 
S)みんなLIVEまで
  いてくれたらいいんだけどねー。
臣)え?
S)あなた達の出待ちに走りそうだから。
臣)……
 
 
なんか…無法地帯になりそうだな。
 
 
臣)これ、BREATHEのタオル?
S)うん。
臣)俺これ持って出ようっと。
隆)あ、臣、プレゼントは?
臣)買ってきたよ。
隆)ありがとう〜〜!!
臣)これ。
隆)中身、なに?
臣)Tシャツとか色々。
 
 
そんな話をしてたら
丁度BREATHEの二人が入ってきて、
 
俺たちがプレゼントを渡すと
めちゃくちゃ喜んでくれた。
 
 
慧)俺らの誕生日なんかよく覚えてたね…w
和)すっげぇ嬉しい!!
慧)マジでありがとう。
 
 
それから4人で記念写真を撮って。
 
 

 
 
男)今市さん、登坂さん
  スタンバイお願いしまーす!
 
臣隆)はーい!
 
 
時間が来て、俺たちがステージに出ると
ものすごい歓声だった。
 
 
マジで凄い人だな…
後ろまでびっしりいる。
 
 
トーク内容は、
一応ゴルフ関連の質問とかが入ってて…
そのあとは〇×クエスチョンで
回答用のボードが渡された。
 
 
司)質問に必ず〇か×かでお答えください!
臣)はい。
司)よろしいですね?
隆)ちょ、ちょっと待ってください!
  取れない…っ
臣)……
 
 
ん…?
 
 
隣を見ると、〇×の回答ボードを
必死に剥がそうとしてる隆二。
 
 
臣)それ、取るんじゃないでしょ。
隆)えっ、あっ!!そういうことね?!///
  あははははっw
臣)やめてよ〜〜〜
隆)裏返すってことね?///
 
 
隆二の天然炸裂に、会場からは大歓声。
 
 
臣)やめてよ〜
 
 
どこまで天然なんだよ。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
カ)う〜〜ん、可愛い!最高!!♡
♡)えへへ…///
 
 
今日は珍しく女性カメラマンの撮影で…
いっぱい可愛いって褒めてくれるから
なんだか照れくさい。
 
 
カ)はい、じゃあOK!全カット終了!
♡)ありがとうございましたっ♡
 
 
スタッフの皆さんにご挨拶をして
着替えに戻ると、
 
 
M)せんぱーい!携帯鳴ってましたよー!
 
 
Mちゃんが走って持ってきてくれて…
 
 
♡)あれ、ママだ。
  どうしたんだろ??
 
 
すぐにかけ直してみた。
 
 
レ『ああ、もしもし?』
♡『ごめんね、撮影中だったのーー』
レ『ああ、お疲れさん。』
♡『どうしたの?』
レ『佐伯さんから話聞いてる?』
♡『え??』
 
 
佐伯さんは…
さっき少しだけ顔を出して帰って行ったけど…
 
 
♡『なんの話?』
レ『親子で撮影したいって。』
♡『親子??なんの??』
レ『なんのって…w
  あたしとあんたで!w』
♡『え??』
レ『ミセス雑誌に載せたいんだって。』
♡『ええええっ!!』
 
 
何それ!聞いてないよ!!
 
 
レ『あたしさ、モデルの仕事は
  ずっと断ってきたけど…
  ♡ちゃんと一緒ならどうですかって。』
♡『ええっ…』
レ『誕生会の時の写真見て
  すぐに企画通したんだって。』
♡『……』
 
 
さすが佐伯さん…行動が早い…。
 
 
レ『あんたにプラスになるなら
  やってもいいけど…、どうする?』
♡『えっと…』
 
 
プラスになるとか…
よくわかんないけど…
 
 
♡『やりたいっ!♡』
レ『ははっ、了解w
  じゃあ佐伯さんに返事しとくね。』
♡『うんっ!♡』
 
 
どんな風に載るのかはわからないけど…
ママと一緒の撮影…楽しみだなっ♡♡
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
隆)これからもまだまだ
  イベント続きますので
  楽しんで行って下さい!
臣)本当にありがとうございました。
  次はBREATHEのライブです!
  皆さんタオルの準備は出来てますか!?
客)キャーーーー!!♡♡
臣)これから盛り上がる準備出来てますか?!
  BREATHEと夏の思い出作れる人!!
客)イエーーイ!!!
 
 
トークショーが終わって、
俺たちはそのままステージから捌けた。
 
 
S)お疲れさーーん。
臣)ふぅ…。
隆)暑かったーーー
臣)な。
 
 
シャツのボタンを開けて
パタパタ仰ぎながら、携帯を手に取ると
 
丁度♡からLINEが来てて、電話をかけた。
 
 
臣『お疲れ。そっちも終わった?』
♡『うんっ♡』
臣『今どこにいんの?迎えに行くよ。』
♡『今ね、川崎出るところだよー!』
臣『川崎??
  じゃあこっち着いたらまた教えて。』
♡『はーい♡』
 
ピッ。
 
 
隆)♡ちゃん??
臣)うん。
隆)川崎にいんの?何してんの??
臣)なんかまた施設に歌いに行ってる。
隆)そうなんだ!!…すごいなぁ…。
臣)今日はこの後HIROさん家行くんだ。
隆)え!!♡ちゃんと??
臣)うん。
隆)おおお…
 
 
それから荷物をまとめて
会場を後にして。
 
 
品川で♡を拾うと、
なんか可愛い手提げ袋を持ってた。
 
 
臣)何それ。
♡)えっとね、パン焼いてきたの。
臣)パン??
♡)うん…、でも…
  ちゃんと買ったお菓子とかの方が
  いいかなぁ?
臣)……
 
 
そっか、手土産。
なんも考えてなかった。
 
 
S)♡ちゃんがパン焼いたのー?
♡)はいっ!
S)いいなー美味しそーー♡
♡)今度また作りましょうか?
S)えっ!いいの?うはーーっ♡
臣)うはーってw
S)臣に怒られないかな…
臣)そんなんで怒んねーし!!w
S)♡の作ったパンは全部俺の物的な…
臣)ジャイアンかよ!w
♡)じゃあ今度作ってきますね♡
S)ううう…ありがとう♡
  HIROさんたちもきっと喜ぶよー
  手作りなんてさー♡
臣)お前…いつの間にパンなんて
  焼いてたの…?
♡)今日の朝だよーー♡
臣)……
 
 
今日の朝って…
 
 
臣)♡病の彼氏に襲われた後に
  せっせと焼いてたの…?
♡)あはっwww
  うん、そうだよー♡
臣)……
 
 
俺なんて気持ち良くて
二度寝しちゃってたのに…?
 
マジでデキる嫁じゃない?この子。
 
 
……なでなで。
 
 
♡)ん?
臣)いや、えらいなーって思って。
♡)えへへ♡
臣)……
S)あーー!
  臣がチューしようとしてるーー!
臣)えっ…
 
 
運転席からは見えないはずなのに…
 
あっ!ルームミラーか!
 
 
臣)別に…してないし。
S)嘘だーー
  駐車場の写真と同じ顔してたもん!
臣)ちょ!!!汗
♡)駐車場の…写真…?
臣)なんでもない!!
 
 
俺が慌ててそう言って、
ミラー越しに鋭い視線を送ると
Sさんはやべって顔をして
口にチャックをした。
 
 
♡)駐車場の写真てなぁに?
臣)なんでもないよ。
♡)……
臣)……
 
 
あれはHIROさんが抹消してくれたはずだから
♡は知らなくていい。
 
 
S)ほいっ、着いたよーー。
臣)ありがと。お疲れさま。
♡)お疲れさまですっ♡
S)はーーい。
 
 
 
 
ー続ー

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コメント

  1. マイコ より:

    あらかわいい(♥´꒳`*)(*´꒳`♥)

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