【135】愛しい朝

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少し早く目が覚めて、
そっとベッドを出る。


リビングのカーテンを開けると
朝の陽射しが部屋を少し明るくした。


♡)のど…渇いたな…


キッチンに行って
グラスに水を注いだ。


♡)……


コトン…


水を一口飲んで
グラスを置いた。


昨夜…ここで…


臣くんと……


♡)…っ///


思い出すと…顔が熱くなってくる…


♡)恥ずか…しい…///


臣くん…
なんか…激しかった…//

もう…記憶が曖昧だけど…


最後は
もう立てなくなっちゃった私を抱っこして
ベッドまで運んでくれたのは覚えてる…


そこから記憶がないから
私…すぐに寝ちゃったのかな?

恥ずかしい…よぉ…///


だって…

だって…

激しかったんだもんっ///


こんな所でHしちゃうなんて…
うわーーーんっ!///


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「や、やぁっ/// 臣…くん…っ!あっ///」


ああ…
もう止まんねぇ…


「もう…立てなく…なっちゃう…っ///」


すげぇ…可愛い…
ああ…もう…


「はぁっ、はぁっ/// も…っ、ダメ…っ」


やべぇ…興奮する…
もっと…


「臣くんっ…、あっ、あっ、やぁっっ///」


ああ…///


「臣くん…」


すげぇ…気持ちイイ…


「臣くん…」


ああ…


「臣くん、起きて…」


ん…?


「朝ごはん出来たよー♡」


……ん…?



ゆっくり目を開けると
天使みたいな可愛い笑顔…


♡)おはよ♡♡
臣)……
♡)あれ…?起きてない??


ボーっとする俺の顔の前で
手をひらひらさせてる。


♡)起ーきーて♡
臣)……
♡)チュッ♡♡
臣)……


柔らけぇ…


ぎゅむっ


♡)わっ!起きてたの?//
臣)ん……
♡)おはよ♡
臣)おはよ……


ぎゅーーーー


♡)甘えんぼ?w
臣)……ちげーし。
♡)何の夢見てたのー?
臣)…え?
♡)なんか寝言言ってたから♡
臣)は?寝言?……なんて?
♡)言葉じゃないけど…
  なんか「あー」とか「んー」とか
  言ってたよーw
臣)……


夢……


臣)なんか…
♡)うん?
臣)すげぇエロい夢見てた…


昨日の夢だけど。


♡)何それっ!!!
臣)えっ


急に俺から離れて
ほっぺを膨らませてる。


♡)ばかっ!エッチ!!
臣)はい??
♡)むぅぅぅ……
臣)なんで怒ってんの…?w
♡)臣くんがエッチな夢なんか見てるから!!
臣)へ??
♡)エッチなお姉さんの夢見てたんでしょ!!
臣)……ぶっww
♡)え…っ
臣)ぶはははっww


俺が思わず吹き出したから
♡のほっぺがさらに膨らんだ。


臣)エッチなお姉さんって…
  どこの誰だよ…ww
♡)だって…


バカだなぁ…ほんと。


臣)ん。


ぎゅっ


♡)何これ…//
臣)んーーー
♡)誤魔化しぎゅーですか?
臣)ちげーわw
♡)……//


エロい夢はしょっちゅう見るけど…

夢の中だって
相手はいつもお前なのに…

勝手にヤキモチ妬いて拗ねてるし…


臣)可愛すぎw
♡)……//


はぁ…
ほんと……


臣)バーカ♡
♡)むぅぅ!!!
臣)さ、飯食おっかなーー♪
♡)エッチな人のご飯なんてありません!
臣)いーよ、じゃあお前食うから。
♡)!!!
臣)ぶっww


ほんと面白いなーーー
一緒にいて飽きねぇわーw



それから二人でご飯を食べて
仕事に出かける準備をして

♡は今日は休みだからか
可愛いルームウェアにお団子頭。

こんなゆるい感じも可愛くて、俺は好き。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ぎゅっ


♡)なぁに?


洗い物をしてると
臣くんが後ろからぎゅってしてきた。


臣)おだんごーーー
♡)え??
臣)頭。
♡)あ、うんw
臣)えい。
♡)何してるのw
臣)頭突き。
♡)おだんごに?w
臣)うん。
♡)あはははw


何この臣くん〜〜
可愛いよぉ〜〜ww


臣)はぁ……


あ…
このため息は…

なんてゆーか…その…//


私を堪能してる時の、ため息///


♡)///


愛しそうに抱きしめるから
私もきゅんってする…


てゆーか…
昨日の今日だから…

ここでこんなハグされると
思い出しちゃう…///


臣)昨日…さ…
♡)///
臣)…って、なんでお前
  耳まで真っ赤なの?w
♡)えっ///
臣)……
♡)///
臣)思い出してたんだろーー
  エッチーーw
♡)違うもんっ///


臣くんの腕を外して
くるっと振り返ると

臣くんがニヤニヤ、私を見下ろした。


♡)思い出して…ないもんっ//
臣)ふーん?w
♡)……//
臣)……


こつん…


♡)…っ//


臣くんがおでこをぶつけてきた。


臣)昨日のお前…
♡)…え……
臣)すげぇ可愛かったなーー
♡)…っ
臣)……
♡)////


恥ずかしくなって、思わず顔を隠すと

おでこが離れて…

臣くんを見上げると
またニヤニヤ笑ってる。


臣)何照れてんのw
♡)そーゆーのっ、言わないでっ//
臣)ふはっw
♡)ううう…///
臣)だって…
♡)……
臣)俺ちょっとドキドキしてたのに…
  お前が思い出さないとか言うから
  ちょっと意地悪したw
♡)え…っ
臣)よいしょっ
♡)ひゃぁっ///


臣くんに抱っこされて
ソファーまで運ばれた。


お姫様抱っこ…
昨日みたい…///


ソファーの上でも抱っこされてる…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


臣)昨日…ごめんな?
♡)え…?
臣)いや、お前…
  立てなくなっちゃったからw
♡)…っ
臣)すぐ寝ちゃったし…
♡)////


ぽすんっ


あ。
俺の胸で顔、隠してる…


臣)疲れちゃった?
♡)……(ふるふる)
臣)じゃあ…気持ち良かった?w
♡)……(こくん)///
臣)////


か、可愛い…///
何これ…!!!!


♡)ううう…///


ぎゅぅっ


臣)////


♡が恥ずかしそうに
俺にぎゅーっと抱きついてきて…

首元に顔を埋めてすりすりしてくる。


愛しさ爆発して死にそうなんですけど…
どうしたらいいですか。


ピロピロ♪ピロピロ♪


臣)あ……


来ちゃった。


俺からそっと離れて
寂しそうな目で見てくる♡の頬に
軽くキスをした。


♡)///


すると俺の頬を愛しそうに撫でながら…


チュッ♡


臣)///
♡)えへへ♡


俺の唇に可愛くキスをしてきた。


♡を膝からおろして
頭を撫でる。


臣)行きたくなくなるからやめろ//
♡)…っ//


玄関に向かう俺の後ろを
トコトコついてくる。


臣)仕事終わったら連絡する。
♡)うん…♡
臣)じゃあまた後でな。
♡)うん♡
臣)……


あああ〜〜〜
ニコニコしてて可愛い…//


臣)ん!


チュッ…


♡)…っ//
臣)行ってきます。
♡)行ってらっしゃい//


バタン。




ー続ー

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